仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.12.01
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カテゴリ: 仙台
鈴木邦男さんの本を読んでいる(鈴木邦男『失敗の愛国心』理論社、2008年)。

特に深い意図や目的は無かったのだが、鈴木さんというと一水会の代表で、いわゆる新右翼。しかし、扇動的な雰囲気はなく朴訥とした語り口の方という印象があった。おそらく、朝まで生テレビなどの記憶だ。そして、東北の確か岩手県の出身だ、と何故か私は思っていた。そんな程度の心当たりだが、名前に引かれて手にして読んでいる。

本によれば、鈴木さんは、福島県生まれで、仙台二高に落ちて東北学院高校に入学。宗教団体に所属した経歴、高校で教師を殴ったこと、浅沼委員長刺殺事件や三島事件などを受けての若い頃の考え方、などが綴られている。

思想についてはともかくとして、自己と家族と世の中をみつめ、考え、そして生きていく、等身大で素直で真面目でとても人間くさい心が、ありのままに記されているように感じている。その意味で、とても面白い。

鈴木さんの人と業績はほとんど知らないから論評できる立場でもなく、失礼になるかも知れないが、やっぱり東北の人、昔TVで受けた私の印象と大きく違わない、その方向でさらに深みの感じさせる、そのような人物と思う。





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最終更新日  2008.12.02 00:58:35
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