仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.12.02
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カテゴリ: 仙台
アイリスオーヤマ ダイシン を買収との報道があった。2日午前は両者の記者会見があったようだ。

河北新報記事の概要(当ジャーナル要約)である。
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アイリスオーヤマはダイシンの経営支援を続けていたが、救済依頼に応じて完全子会社化。既にグループ持ち株会社のオーヤマが、ダイシンの創業家とグループ企業が保有していた株式を全額取得。社名は変えず、店舗と従業員はそのまま引き継ぐ。買収額は不明。

1日付で伊藤潔ダイシン社長が特別顧問に退き、後任にはアイリスから派遣された専務の村井幸一氏が昇格。アイリスは今後、生活用品製造・卸大手のノウハウを生かした売り場づくりを進め、販促では、アイリスがスポンサー契約を結ぶプロスポーツチームとの連携も検討。また、ホームセンター事業参入を機に、従来の郊外大型店から、中規模店のホームコンビニエンスも展開したい考えだ。アイリスは既に関東や宮城県で家具の専門店を出店し、小売事業に参入しているが、ホームセンターの業態は初参入。

ダイシンは1975年、顧客第一、地域貢献を掲げて設立され現在、宮城県内に15店を構える。大手チェーンの相次ぐ出店に伴う競争激化で売り上げが減少、赤字決算が続いていた。その後も不動産投資による多額の借入金に加え、消費低迷などで経営が急速に悪化し、アイリスに救済を要請したとみられる。

アイリスはホームセンター事業参入に伴い仙台市を中心に地域密着型店舗を展開する方針で、5年以内の経営再建を目指す。
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私たちダイシンは1975年、「お客様第一」「地域貢献」を経営理念に掲げ、東北最初のDIYホームセンターを開設しました。当社は平成二十年十二月一日より、アイリスオーヤマグループの一員となり、新体制のもと新たなスタートを切ることになりました。創業以来三十三年の「ダイシンブランド」を受け継ぎ、「ホームコンビニエンスストア」として、お客様の要望に即した小回りと迅速性、住まいの不便を気軽に相談できる身近な店をモットーとして地域貢献に努めてまいります。
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ダイシンと言えば、私は昭和63年頃に、おそらく当時まだ新しかった泉店に何度か行ったことを思い出す。石巻に住んでいた頃は、市街地の航空写真が大きく載ったカレンダーをダイシンが景品につけていて、部屋でよく眺めたものだ。

ちなみに、日本DIY協会の 会員一覧 (小売部門)を見てみた。カインズ、ケーヨー、コメリ、サンデー、ジョイ、トステムビバ、ホーマック、ロイヤルなど、馴染みの名前が並ぶ。もちろん、ダイシンも名を連ねている。

今やDIY店舗も大手が随分参入して色とりどり。店舗にこだわるというよりは、どこでも品揃えはあるから、近所の便利なところに行くという人が大半だろう。

20年前は、全国規模の店は思い当たらないが、地元系のDIY店が幾つかあった。もちろん、ダイシンは宮城県民に最もなじみのお店だったと思う。


写真は、泉店で購入したドライバーセット。もう20年も使っている。一般に物持ちが良い私だが(つまりケチ)、このドライバー君は私と一緒にあちこち引っ越してきた。今は家の半地下倉庫が定位置だが、折に触れバリバリ活躍している。





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最終更新日  2008.12.02 23:10:35 コメントを書く


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