仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2016.02.04
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カテゴリ: 東北
何が日本一かというと、120軒ある店舗の対人口比が日本一だという。札幌、博多と並んで日本三大ラーメンともされるというから、(失礼ながら)一地方都市のもつ特徴などというものではなく、堂々たる全国区の文化だと言える。

以前も書いたが、単に観光客向けの商法に発したものではなく、地元の人が早朝の農作業の後に朝食として店に入るなど、地域に根ざした食文化として育まれてきたものだから、強いのだ。蔵の町、清らかな水。本当にすばらしいことだと思う。

■関連する過去の記事
喜多方の朝ラーを考える (2008年10月11日)

さて、石原文蔵と東北をこよなく愛する会編『「東北」知ってる?』(新講社、2011年)によると、喜多方ラーメンの原点は、昭和初期の源来軒の支那そばといわれる。蔵の町に観光客が増えた1980年前後に、支那そばの伝統を受け継いでいた「まこと食堂」などが、市からのアピールもあってメディアに多く取り上げられ、ブーム化。1987年には、ラーメン関係業種懇談会が開催され、蔵のまち喜多方老麺会が発足。店のレベルアップと伝統継承を目的に活動を始めた。

■関連する過去の記事
ラーメン外食消費日本一の山形 (2012年7月7日)
ラーメン消費量日本一の山形市 (2008年1月20日)
東北のめん類データを見る (2006年11月14日)





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最終更新日  2016.02.04 20:53:18
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