Guten Appetit

Guten Appetit

2004.05.22
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はじめまして。日記帳の1ページ目を書くのって緊張します。


パート社員として料理教室で働いています。
でも、普通の教室とは違って、「巡業型」。
企業のお客様サービスの一環として、いろいろな場所に出向いて教室を開いています。

で、今日はお仕事の日。
電車で1時間かけて会場へ。私が田舎に住んでいるからじゃありませんよ。街中から田舎(失礼!)へ向かったんですよ。

うちの料理教室は、1回の受講料は500円。材料費のみ。今時500円じゃランチも食べられないので、大変盛況。今日も40人位集まってた。私がこの仕事をはじめた、まだバブリーだった頃はあまり人が集まらなかったのに。

今日の会場の公民館の調理室は、広いんだけど、排水はゴボゴボいうし、汚ーい、ペコペコに凹んだお鍋が、スクラップにしてくださいと言わんばかりに山積みされてるわ・・。



献立は、「グラタンをパンに詰めて焼いたもの」「カレークリームソース仕立ての魚の蒸し煮」「サラダ」。

ホワイトソースを2種類も作らなくていはいけなかったので、実習は大混乱。濃度が違ったので、分量も違うし、作り方も違ってるし。
1つは、小麦粉とバターを炒めた所に牛乳などの液体と具を加えるタイプ。
もう1つは、具を炒めた中に小麦粉を振り入れて炒めてから、液体を加えるタイプ。もー、ややこしいたらありゃしない。

家で1人で調理するなら、頑張れば出来るものも、共同作業となるとトラブル続出。自分のやっていることに夢中で、皆、周りが見えなくなるので、どこまで進んでいるのか解からなくなってしまうのよね。

途中、60はゆうに過ぎていそうなオバさんから「お魚を、こーして7、8分煮るとありますけど、これで良いのですね」と、質問を受ける。
私「はい、そうですよ」
オバさん「7分ですか、8分ですか?」
私「んー、魚に火が通るまでですので、様子を見ながら煮てください」
オバさん「そうですか」

そして5分後、オバさんと同じテーブルにいた若い女の子が、鍋の蓋を開けて、「もう火が通っているみたいですね」

オバさん「ダメよ、まだ5分しか経っていないもの」
女の子「でも、もう火が通っているみたいですよ。ねえ」
私「そうですね」
オバさん「ダメよ、まだ時間にならないもの」

今の若い女の子は、料理の本を見て作ることに慣れているから、マニュアル通りに作らなくては気が済まないって人が多く、経験を積んできたオバさんはマニュアルを無視して、自己流を貫く人が多いんだけど、今回は全く逆。


1.わが道を行くタイプ。
2.協調性がありすぎて、周りばかり気にするタイプ。
あるみたいで、今日のオバさんはまさに2のタイプ。

すごーく真面目な人なんだろうなと思う。
「もし、私が失敗したら、一緒に実習しているテーブルの人たちに申し訳がないわ」って思うんだろうな。

実際、他人がしたミスが許せなくて、大きな声で批判する人も、たまーにいるし。
いろんな人がいます。

でも、なんとか無事完成。出来たものをその場で食べて帰る場合もあるんだけど、ここの会場はお持ち帰り。皆がタッパー持参で来て、詰めて帰る。出来立てを食べたほうが絶対においしいんだろうけど、いろいろ事情があるらしい。だから、10時に始まって、12時にはさようなら。

仕事の帰りに映画館に寄り道。
「ロスト・イン・トランスレーション」を見る。
ビル・マーレーのお疲れ・ヨレヨレ・おとぼけ・でもジェントルマン中年オヤジっぷりに心をくすぐられる。





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最終更新日  2004.05.24 13:17:50


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