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今まで「さわらび女将」の日記をご愛読いただきありがとうございました更新も昨年よりストップしており大変申し訳ごいざいません「仕事が忙しい」というのは言い訳で、実のところ「さわらび女将」として日記を書くということに、少々窮屈になってしまいました今後「さわらび女将」としてではなく、一個人の30女として日々雑感の日記を新たに書き綴っていこうと思っていますとりあえず、こちらの日記はこれにて終了させていただきますお店に足を運んでくださったお客様が、感想のコメント等を入れてくださったこと。大変感謝しておりますお返事が書き込めずに大変失礼致しました今後とも「さわらび」をよろしくお願いいたします☆
July 29, 2007
今まで「さわらび女将」の日記をご愛読いただきありがとうございました更新も昨年よりストップしており大変申し訳ごいざいません「仕事が忙しい」というのは言い訳で、実のところ「さわらび女将」として日記を書くということに、少々窮屈になってしまいました今後「さわらび女将」としてではなく、一個人の30女として日々雑感の日記を新たに書き綴っていこうと思っていますとりあえず、こちらの日記はこれにて終了させていただきますお店に足を運んでくださったお客様が、感想のコメント等を入れてくださったこと。大変感謝しておりますお返事が書き込めずに大変失礼致しました今後とも「さわらび」をよろしくお願いいたします☆
July 29, 2007
さわらびも山あり谷ありで、何とか二年生を無事卒業出来そうである いらして下さるお客様、応援して下さる皆様に感謝、感謝 秋になって、そんな私たちのもとに、新規オープンを決めた勇士の便りが二軒も飛び込んできた どちらも私たちよりも年輩のおじさん達 第二の人生というのか、新たな希望に向かって一歩を踏み出されることに、頭が下がる 自分の店を持ちたいと思うことは簡単だが、それを実現させるのは並大抵の奮闘では叶わない まだまだ二年生のヒヨッコの私たちは何の助けも出来ないかも知れないが、それでもおじさん達の成功を願わずにいられない。 そう 成功とは店を持つこと、オープンさせることではない それから先が問題なのである 以前、雑誌の取材で成功した女性社長というテーマでチョロリと出たが、その時はまだオープンして間もないころであり、果たして成功しているのか、失敗したのかサッパリ分からなかった きっと何年やっても、自分の中で成功の定義を決めない限り、成功失敗の判別はつかないのかも知れない また西荻でデリの店を持った友人が久々に訪ねて来た 彼女も端から見れば成功者だが経営者として孤独のドツボにはまっている 皆、様々な困難や喜びにまみれて成長していくんだなぁと痛感した なにはともあれ、新チャレンジャーに乾杯!
October 19, 2006
市ヶ谷カイロプラクティックセンターに通い始めて数カ月 春にギックリ腰をやらかしてから、どこか良い治療院はないものか。と探すものの、鍼灸院やマッサージは沢山あるけど、なんかうさん臭い感じで。 やはりこのような部類は口コミや紹介が重要ですよね しかし私の場合、この付近に知り合いもなく、ポスティングされていた治療院に駆け込んだ その結果がかなり良かったのでメデタシメデタシだが、カイロプラクティックっとは何だか実は良く分かっていない ただ丁寧な診療とアフターメンテナンス(?)が気に入って通い続けている。 もし立ち仕事が長い方や座りっぱなしの方など、良い治療院をお探しの方は是非市ヶ谷カイロプラクティックセンターをお試しあれ 口コミ発信源になります! ただ院長先生がお一人でやっていらっしゃるので要予約です 詳しくはホームページを見てみて下さい
September 12, 2006
お客様からお誘いを受けて初めて文楽を鑑賞することになった 国立劇場は店のすぐ裏なので行こうと思えば数分なのだが、なんだかんだで足を踏み入れるのも初めて いまや文楽の東京公演のチケットは大人気で特に土日は入手困難なプレミアチケットらしい いざ出陣! 圧倒される太夫の語りと三味線の技 人形の細やかな動きや表現 仮名手本忠臣蔵という、初心者向きの演目に誘って戴き、舞台に引き込まれること4時間余り もともと舞台鑑賞が大好きな私は、久々にライブの緊張感と熱い情熱に触れ、心地よい現実逃避に酔いました 上演後、お疲れのところだろうにお誘い頂いた方に楽屋まで案内していただき、人形に触らせてもらったり、舞台裏を見たり、三味線を持たせていただいたりと、文楽の裏側まで堪能 感動もひとしおだ 三味線弾きのその方は、淡々と説明しながら、自分の指に出来たタコを見て 「やはり大変ですよ。でもどんな仕事でも極めようと思ったら、大変なのは同じですよね」 と主人を見て笑った めちゃくちゃカッコイイ瞬間だった(もともとかなりの格好良さなんですけどね)
September 8, 2006
お店によってはみたいな但し書きがある は特に年齢制限をもうけていない 私にも小さい子供がいる友人が沢山いる 彼女たちは、なかなかシャレタ店に子供を連れて食事に行くことが出来ないと、口を揃えて言う なのででは出来るだけ、ママ達にも楽しんでいただきたいなぁと考えている しかぁし 現実はそう簡単にはいかないらしい 言葉を話し始めくらいの子供は1番大変な時期だとは思う そのくらいの年齢だと、言い聞かせることも一苦労だろう しかしやりたい放題にも限度があるはず 昨日の夜はそんな困ったお客様だった 小さい子供さんはご遠慮いただいている店の気持ちがわかった気がする 結局は親の問題であって、まだ善し悪しの判断が出来ない子供は少しも悪くない 子供の躾を何歳からするのか良く知らないけど、ママやパパの常識は大丈夫ですか?
August 23, 2006
しばらくぶりの日記今年の夏は暑いのか、涼しいのか。。。寒暖(?)の差が激しく、体調も気温差についていくのが大変!昨日は久しぶりにムンムンとした熱気が午前中から、ビル間に立ち込めていた朝、店に向かう足取りも、熱気に押し戻されるようにノロノロ・・・金曜日となると、一週間の疲れのピークこれはサラリーマン時代も、店を始めてからも同じ感覚あーーやっと金曜日だぁそんなダルイ空気のなかで店の掃除をしていると、パリンッと、割れる音さわらびには、店頭に母の手作り陶器の「蕎麦看板」が置いてある大きさはかなりのもので、母の最近の作品としては、かなりの大作店のためにと心血注いで作ってくれたものそれが割れたもちろん割ってしまった人がいるわけだが、その業者に対して「ごらぁ! どこ見てるんじゃ!」と叫ぶのはやめたもちろん心の中では叫んでいたが弁償無理世界に1つしかない、手作り看板値段は無い5万かもしれないし、100万かもしれないでもでも、いくらお金があっても同じものは二度と手に入らないただ不幸中の幸い完全に割れてしまったわけではなく、看板の角がパッキリ割れたのだま。割れたことに違いはない結局、店としては弁償も何も要求しなかった「怒りは敵だ」これは徳川家康の言葉らしい別に家康フリークでも何でもない毎朝、店に来る前に寄る平河天満宮に「今月のことば」という短冊があるのだが、8月の言葉は「怒りは敵だ」 徳川家康なのだその業者さんに相対した時、その言葉が頭の中でグルグルと回ったダメ絶対に感情をぶつけてはいけない落ち着け、落ち着け深呼吸・深呼吸ダルイ空気の中で、私だけがダルイんじゃない皆。ダルイのだ集中力が切れ掛かってしまうのも、わかるじゃないか二度と同じ間違いをしなければ、それで良いそして一番、私の怒りを静めたのはその看板を持ってきた時の母の言葉「形あるものは、かならず壊れる時が来るから。もし壊れてしまっても、それは仕方がないことよ」もしここで、弁償だなんだかんだでもめていたら、お店の営業どころではなく、その日一日が台無しになったことだろう「怒りは敵だ」ありがたいアドバイスをありがとう、家康さん
August 5, 2006
今月初めから街に緑のオジサンがうろうろしている怪しい人ではないというより国から違法駐車をとりしまるよう仰せつかった人それなのに一方的に嫌われ役になってしまうのは非常に酷な仕事である「鬼は外!」と豆や塩でもまかれる勢い店のある半蔵門駅前通りは警察の取り締まりも以前から結構厳しく行われていたが、警察は一応ステイタスがある程度ある方たち注意されれば、「いやぁゴメンなさい」と素直に従えるものの、緑のオジサン達は突然湧いて出たカメラマンなかなか寛容になれないのは、私ら夫婦だけ?それにしても災害時帰宅マップに続き、違法駐車取締り強化地区(?)マップという商品が出来てしまうのだから、商売のネタはどこにころがっているかわからない緑のオジサン達の話題に戻るが、あの格好はどうもイケテいないデジカメを片手に首からなにやらぶら下げているが、一昔前のおのぼりさん日本人観光客のような風貌だどうせなら、もう少し愛嬌のある制服がよいのではないかしら雨にも負けず、風にも負けず、周囲の刺すような視線にも負けないオジサン達はお気の毒だ特にバイクやスクーターの取り締まりを強化していると聞いたが、さわらびスクーターも標的になった(ゴメンなさい)夕刻決まった時間帯にやってくる緑マン達が、我がスクーターを取り囲んでいるところを、向かいの定食屋さんのお母さんが血相を変えて教えてくれて、間一髪事なきを得た駐車場も足りないこのあたり、スクーターやバイクの置き場所に困っている人は沢山いる路上はダメなのかと、歩道に乗り上げているスクーターがやたら目に付くようになったさわらびスクーターも困りに困った挙句、店舗ビルの一部を破壊して収納した路上駐車はもちろん迷惑だし、優等生的には「絶対いけないと思いマース」だが。。。如何ともしがたい不良どもはどうしたら良いのだろうか。。。
June 23, 2006
のレジスターは昭和初期の物で、○円○銭の表示がある 今となってはオモチャ箱のようなもので、計算も出来ない なのでお会計の計算は暗算もしくは電卓を愛用している お昼のお会計は、まさにパニック戦争状態 単純な計算はそこそこ出来るようになったが、イレギュラーな計算となると、さっぱり頭が働かなくなる 今日もいきなりパニックに陥り、「えーっと。分からなくなりました」 お客様に教えていただく始末 あぁ…赤面もんだ 一呼吸おいて落ち着けばいいのに、これがなかなか難しい 今流行りの脳を鍛えるなんとやらをやったほうが良いかも とりあえず落ち着こう レジスターの前でオロオロしていたら助けて下さい
June 22, 2006
お店を始めて面白い現象を発見している 日によってお蕎麦の注文がものすごく片寄るのだ。 だいたい1番最初に注文されたオーダーが、その日の流行りになる 今日は鴨せいろが面白いくらい多かった 気温や天気も微妙に関係してくるのだと思うが、なぜか伝染する 隣の人が食べていると気になることもあるが、私も他の店で食べる時、知らないうちに伝染病にかかっているのかしら? また夜の営業でも、なんとなく飲みたい気分の日があるらしい 予約がある日は大抵、その後にも次々とご来店いただきお断りすることが多いが、暇な時はトコトン暇である うまい具合いにいかないのが、また面白いのかも知れない そういえば、今年の初めに夜いらしていただき、五回程お入りいただけなかったお客様が、先日久しぶりに顔を見せて下さった 今回は無事蕎麦を召し上がっていただけた 感謝、感謝です
June 15, 2006
いつもありがとうございます 誠に勝手ながら本日お昼の部、臨時休業致します 突然で申し訳ありません 夜は通常営業いたします 夫婦二人で店を切り盛りすることは、他人がいないので気楽ではありますが、どちらかが倒れると、何も出来なくなってしまう、ハイリスクなもの 皆様もお身体大切にしてください
June 8, 2006
かなり今更…だが。 お客様に薦められて、休みにを読破した 今から十五年くらい前の漫画ではあるが、日本酒の基本を知るには、絶好の話だ 今では日本酒も純米だの吟醸だののウンチクが普通に語られているが、ほんの数年前までは、暗黒の時代だったんだなぁーと知った 私の親戚も造り酒屋を昔からやっているが、祖母から話を聞いても、どんなものなのかイマイチ分かっていなかった 今では日本酒を造るのも、かなり機械化がすすんでいるのかも知れないが、人間の技と勘が凝縮している粋な日本酒に出会いたいものである さわらびに置いてある日本酒は、有名どころのものはほとんどない 小さい蔵であるからこそ、上質な作品が丁寧に造られると思う 実は都内ではどうしても手に入らない日本酒に惚れ込み、直接蔵より送って頂いた酒が先週入荷した 越の司 という日本酒 派手さはないが、飲み飽きない美味しさがある 是非お試しあれ!
June 5, 2006
先週土曜日は、とあるケーキ屋に行くため電車で40分 以前住んでいた街にやってきた 江戸川区瑞江 ここに小さい洋菓子屋 キャラントがある 今井教習所の近くで、散歩の途中に見つけたお店 ここのは絶品なのです 半蔵門にも、いくつか洋菓子屋はあるが、サンマルクを試すものの、キャラントに及ぶものに出会っていない そんなわけで半年に一回くらいサンマルク発作症状が出て、電車に乗って買い出しにいく 一つ300円 都心ではなかなかお目にかかれない値段 とにかく絶品なのです! もしお近くの方は是非お試しあれ そのケーキを手土産に大妻女子の近くにあるイタリアン、[リコルディ]へ こちらのお店は女性オーナーが頑張っていらっしゃる、お気に入りのイタリアン 先々週もイタリアンだったが、こちらのお店はホッとくつろげる、温かいお店でステキ キャラントもリコルディも決して有名店ではないけど、私の中では遠く離れても通いたい、大切なお店 幸せな美味しい週末でした!
May 30, 2006
先日FMでという言葉を知った なんでも日本橋界隈のキャリアウーマン達が集うコミュニティーがあり、京美人や秋田美人のように日本橋美人というカテゴリーを定着させよう!という試みらしい 外見だけではなく、内面も磨かれた、歴史や文化と最新のトレンドが調和している日本橋に相応しい女性像 ということらしい 私もかつて日本橋に勤務していたが、大目にみても日本橋美人ではなかった 他の地域の美人カテゴリーよりも抽象的でわかりにくいが、かなりハードルが高い気もする。 ここ半蔵門よりも大企業が多い日本橋だけに、女性の会社での位置づけも微妙なのでは… 色々なしがらみが多い会社社会で文句ばかり言っていては、顔付きも険しくなるだろう 私の勝手な意見だが、半蔵門界隈の中小企業の女性達はかなり美人度が高いと思う。 内面から美しい女性とは永遠の課題かもしれない。 厚化粧にならないように注意しなくては…
May 24, 2006
先週末に先輩蕎麦屋さんと我々さわらびチームで勉強会を開いた 良くお客様に新しい蕎麦屋の情報を教えて頂くが、勉強会は敢えて蕎麦屋ではない店を選ぶことが多い。 その方が新しい発想が生まれやすいし、サービスする方から学ぶことも多いのだ。 ただイタリアンとかは横文字が多いのが難点 結局写真の[海老のリゾット]くらいしか正確に覚えていない その店は木場にあるのだが、やはり有名人気店なのか満席だった マンションの2階にあるのだが、ゆったりとした空間で座席も間隔を広く贅沢な作り。 我が店を思うと、思わずため息 イタリアンの場合、女将さんと呼ぶのかわからないが、ニコニコテキパキ素敵な女性がホールを取り仕切っていた。 年は私より若干上かもしれないが、スバラシイに尽きる 満席になったら私は顔を真っ赤にして頭から湯気でも立つ勢いのはず 厨房の戦争をお客様に悟られず、さわやかに対応する技は是非ともお手本にしたい まだまだ勉強になったことは沢山あったが、やはり女将さんの手腕に拍手! せっかく近くにお手本がいるのだから、他のスタッフの方も頑張って!
May 22, 2006
さわらびに新しいアイテムが仲間入り 無垢の木のベンチシートで常々お客様から「座布団があると良いんだけど」とリクエスト頂いていた 座布団といっても普段使いの物だとパッとしないし、軽い物だとお客様が出入りするのに落ちてしまう可能性もある 色々探し回っていたが、なかなか理想的なものに出会うことが出来ないでいた しかしついに見つけた! この座布団は藁に似た草で匠によって編まれた円座 GWに群馬に行った時に偶然立ち寄ったで出会った、洪太郎さんの作品だ これならさわらびのベンチにピッタリ 探した甲斐があった 素敵な出会いに感謝 是非座り心地を実感しにいらっしゃいませ
May 19, 2006
四月は一回も日記が書けず、気付いたらGWに突入勝手ながら、さわらびは五月一日より七日までお休みさせていただきますというわけで、真夏のような今日店のプチ改装のため、買い出しに出掛けがてら、昨年末に西荻窪にオープンした「肉料理&デリカフェKIKU」に寄ってみることにしたオーナーは女性でめちゃくちゃ頑張っている伺った時間帯が悪かったのもあり大盛況の店内オープンまでに波乱万丈な道程を経験してきた親友の店だけに、この大盛況ぶりに感動した同じ起業セミナーに通い、夢を熱く語ってきた仲間現実の厳しさに右往左往の毎日オーナー同士でなければ理解出来ないあれこれ久しぶりに解り合える友に会えたお互い励まし、切磋琢磨していける仲間がいる幸せを感じ店を後にした
May 1, 2006
さわらびでは4月1日の土曜日に特別営業いたします ランチ12時から3時まで[蕎麦ミニ懐石3000円]のご用意をいたします メニューはこのワンオーダーのみです。 ご了承下さい! 皆様のお越しをお待ち致しております さて桜も開花宣言から一週間経って、すっかり見頃を迎えています 店の裏にある国立劇場庭園の桜を見て来ました。 ソメイヨシノよりも早いのかすでに満開の木もあり、ものすごくあでやかで綺麗です! お近くの方は是非!
March 27, 2006
桜の開花がずいぶん早く足早で春爛漫に向かっていますね! さわらび近くの国立劇場の庭園でもさくら祭りが明日から始まります 大御所、千鳥ケ淵の近くなので九段下の方から歩いて最終目的地を国立劇場にすると、程よい散歩コースになります そこでお知らせです さわらびでは4月1日の土曜日に特別営業いたします ランチ12時から3時まで[蕎麦ミニ懐石3000円]のご用意をいたします メニューはこのワンオーダーのみになりますのでご了承下さい! 桜散歩の途中に是非お立ち寄り下さい! 以上お知らせでした
March 24, 2006
金曜日ついに大激怒したお客様がいた「この蕎麦屋は、ホントに頭にくる!!!!どうなっているんだ!!!!」ぐわぁ!!本気で怒っているど。。。どうしよう。。。とりあえず丁重にお詫びをすると、「謝ってくれといってるんじゃない!」・・・・金曜日だというのに、予約は1件も入っていないお昼は大盛況で蕎麦は売り切れ状態夜のお蕎麦を打つ際にいつもどのくらいのお客様がいらしていただけるか予測を立てる予約のない金曜日はいたって静かな店になるのが通常そんなわけで、お蕎麦の準備は少し大目にみても店1回転分あれば十分の予測を立てたそれが。。。夕方オープンとともに予約の電話やら、お蕎麦を召し上がるお客様が続々といらしていただき、7時過ぎの時点で売り切れてしまったそんなバッタバタの時にこのお客様はいらっしゃったさわらびにいらしていただくのは5回目くらい当店のお蕎麦を気に入って下さっており、夕方早い時間に時々お店をのぞいて下さる方だ。しかし金曜日は蕎麦が売れきれてしまってからいらっしゃったそれで大激怒の幕となってしまったその方曰く「この店は売り切れただとか、予約の客で満席だとかとふざけている!客を何だと思っているんだ!!!サービス業を理解していない!せっかく来ても入れないことが多いじゃないか!いい加減にしろ!」みたいなことをおっしゃった以前いらして頂いた時も貸切営業でお入りいただけなかったのか。。。この日、売り切れにもかかわらず「営業中」の看板を「仕度中」に変えておかなかったのは私の失態「大変申し訳ございません。本日、お蕎麦は売れきれました」の札を作らなくちゃと思ったのもこのお客様のお陰でもでも・・・いっきにテンションが下がった夫婦2人で12席の手打ち蕎麦屋を運営していくのは、ホントに大変手打ち蕎麦神話は今や崩壊しつつあるが、間違いないものを自信を持ってご提供するには、1日で手打ち蕎麦を用意する量に限界がある沢山の方に召し上がって頂くために、客席を増やして手打ちを止めて機械打ちにすれば楽なのはわかっているでもそれでは、さわらびの存在意義がなくなるのだサービス業とはなんぞやまだまだ駆け出しのさわらびは、もっともっと考えなくてはいけないのかもしれない
March 19, 2006
晴れの土曜日の出来事 午後は久しぶりの映画デートでナルニア国物語を見る その前に一人で勉強会に出かけた オープンはさわらびと同じ時期だが今や蕎麦特集の雑誌にはニューフェイス蕎麦屋として数多く載っている 前からずっと気になる蕎麦屋だったので念願の勉強会 わかりにくい場所と聞いていたので方向音痴の私は念入りに場所をチェック 祖父の家の玄関を彷彿とさせる古いドアを開けると、思いの外こじんまりとした店内 さわらびもかなり狭いが負けてない! カウンターの席によじ登り、おとなしく二種盛りを注文して戴いた 土曜日のお昼過ぎだが、男性一人客がそばがきを楽しんだり、神妙な面持ちで蕎麦を手繰っている。 とっても静かな時の流れでオーナーさんと話をするのもためらわれた ので。名乗らずに出て来てしまった 蕎麦屋にはその店独特の雰囲気があるなぁと良く感じる お邪魔したこの店をどうこう言うほど偉くないので心に留めておくが、蕎麦屋とは美味しいのはもちろんのこと、そこにある空気感でお客様に選ばれるかどうかが決まるのではないかなぁと改めて感じた さわらびはコンセプトとして「ゆるりとした時空感を提供する蕎麦屋」である うまくご提供出来ているだろうか
March 13, 2006
先週土曜日さわらびで初めてのイベントが催された 春の新酒の会 日頃から日本酒をこよなく愛するお客様にいらしていただくため、大々的な宣伝はあえてひかえて、こじんまりと少人数で行われた 新酒は5種類と酒のツマミ+蕎麦 日頃の感謝も含めて儲けゼロの覚悟でご提供 それでもお金には変えられない貴重なご意見ご感想を賜り、感謝感謝 お客様によって、さわらびは成長させていただいているなぁと、改めて感じたイベントでした これから先も定期的に季節にあわせたイベントを催していけるように、そして儲けばかりに気をとられて感謝を忘れることなく精進していけますように
March 6, 2006
ここ半蔵門はキャリアウーマンがとても多い街 さわらびは、女性のお客様でも気軽に立寄って頂けるように。とインテリアや外観等に気を使っている それがこうをそうしたのか、最近特に女性のお客様がとても多い 店全員が女性のことも、珍しくない これはスゴイことだ 蕎麦屋Cafeだと冗談を主人と言っているくらい ただ困ったことに、女性ばかりの中に男性のお客様が一人ポツンといらっしゃることがある。 どう見ても落ち着かない様子の男性のお蕎麦が、なかなか出ない時はかなり申し訳ない気分になる 女性が多い店は良いじゃない!と良く言われるが、それにしても男性をタジタジにしてしまう蕎麦屋もスゴイぞ 逆に紅一点の時もあるが、別に女性は全く気にならないようだ 男性の皆様、怖がらずにどうぞさわらびへいらして下さいね 女性限定蕎麦屋では決してありませんので
March 2, 2006
あるところからの情報によると、去年一年間に都内で開店した飲食店は三万件 そのうち二万件はすでに店を閉めているという 開店からの一年間は本当にツライ どこまで頑張って踏ん張りきれるかが勝負 それは資金面でもそうだが、何が1番大変って精神面にほかならない この一年間で随分太くなったと思う また一年頑張ってこれたという自信が今は大きい たかが一年。されど一年。 ご近所からは「三年は辛抱しないとダメだよ。石の上にも、なんとかだよ」と口を揃えて忠告されている 一年を乗り切ることなく店を閉めた店の六割はラーメン屋さんだそうだ 今独立や起業がブームのようになっているが、飲食店を開業を考えている人はもう一度よーく考えてから一歩を踏み出してください
February 22, 2006
もうすぐそこに春が見えているのに風邪気味 そんな体調で休憩していた時に電話が鳴った 相手はいかにもコワオモテ風の男性 店やら会社やらのことを色々聞いてくる 「失礼ですがお名前を伺えますか?」というと「それは失礼だろ」とおっしゃる 思わず魔邪風に「はぁ~!?」と言いそうになる。 その人はついに「社長をだせ」と言ってきた 「社長はわたくしですが、何か?」と申し上げると 「なに?女じゃないか!社長は男だろ!」 うーむ どうやら電話の主は相当古い人らしい ホンキで憤慨しているようだ でも本当に社長は私だから怒られても困る 結局、女社長がお気に召さなかったようで、電話は突然切られた 何の用件か知らないが、女社長がそんなに悪いのか! 具合がますます悪くなる電話であった
February 20, 2006
山あり谷ありでやってきた、この一年間 顔なじみのお客様も大分増えて来た これをいわゆる常連さんと呼ぶのかもしれない ただ傾向として非常に面白いことがある さわらびを発見して下さり、週に何回も足を運んで下さったかと思うと、パッタリ音沙汰がなくなる方がいる 初めは何か粗相を仕出かしたのでは、と心配したが思い当たる節がない。もしかしたら私が気付かないだけで粗相しているかも知れないが、数カ月後にひょっこり顔を出して下さって、ホッと一安心 常連さんは店に足を運んで下さった回数ではない。と思っている もちろん店の近くに仕事場がありオープン当初から今に至るまで足繁くいらして下さる大変有り難い常連さんはいる 私が勝手に考えた常連さんの定義は年に2、3回でも「半蔵門に来たらサワラビに寄ろう」と思って下さるお客様こそ、さわらびの常連さんである。と そして今日も常連さんがいらして下さった ご来店回数は今日で三回目 かけがえのない常連さん 全国各地を公演で飛び回っていらっしゃるから東京には年に数回しかいらっしゃらない ご来店誠に有難うございます!
February 16, 2006
まだ寒い日が続いているものの、柔らかい陽射しからは春の気配がゆるりと感じることが出来る さわらびも春の模様替えをしました 狭い店なのに茶箪笥を置いて客席を潰しているのですが、わずかなスペースを季節の彩りを演出するため贅沢に使うことが出来るのは嬉しいし楽しいこと お店一杯キツキツに席を配置している蕎麦屋も下町風情があって良いのかも知れないけど、さわらび風情として、絶対に茶箪笥が姿を消すことはないでしょう
February 13, 2006
さわらびには珍しい、スゴイお客様がご来店した 冬のオススメでご提供している「鴨そぼろ蕎麦」というメニューがある それをご注文くださり、しばらく召し上がってから、いきなり大声で「まずい!なんで生姜や七味唐辛子の味がするの!あたしは嫌いなんだよ!」そのあとも色々とご意見を宣い、スゴイ剣幕で怒っている とりあえず丁重に謝り、お口に合わないようでしたら…と思ったが、結局彼女の好みの味に調味しなおして作り変えた 食事中に電話がガンガン鳴って、これまた大声で仕事の打ち合わせ 全てのお客様の好みに合わせて作るのは無理だが、それでも蕎麦の茹で加減など、歯が痛い方には柔らかめに茹でたり、鴨肉を小さく切ったり、出来るだけ配慮してお出ししているつもり 初めてのお客様については当然好みもわからないし、お口に合わなければ「ごめんなさい」としか言いようがない。 大騒ぎの彼女は「蕎麦湯は美味しいわ」と言ってお帰りになった お客様は飲食サービスの対価としてお金を払うから言いたい放題でも神様なのか? 店には店の、客には客のマナーやモラルがあって当然と思うが。 いかがなものでしょう
February 10, 2006
我が店さわらびは、たった12席しかない。 お世話になった施工業者の社長は「もう少し詰めれば、あと2席は作れるのになぁ」と言うが実際旦那と二人でやっていて満席になったら、もうエライ騒ぎである そんな感じのさわらびは、開店からやっと一年 と少し 決して有名店でもないし店がめちゃめちゃ静かな時も多い それなのに… この一ヶ月間に夜五回も足を運んで下さっているのにそのたびにお入り頂けない方がいらっしゃる 初めてのご来店の時は驚き、四回目の時は呆れ顔で五回目は憤りすら感じられた…のは申し訳ありません!という気持ちが私にあったからか? もし次回いらして下さるようなことがあれば、いったいどのような感謝を示せば良いのかしら この方のように、なぜかタイミングがうまくいかずに、お入り頂けないお客様が実は何組かいらっしゃる 蕎麦日和という言葉は私が会社員時代に作った言葉だが、何となく蕎麦が食べたい気分の日は、意外と皆同じことを感じるらしい 不思議なことに天気や気温とは関係なく、蕎麦日和がやってくるから、蕎麦屋は予測が難しい なにはともあれ、わざわざこの小さなお店に足を運んで下さるお客様に感謝感謝である
February 6, 2006
明日は高校時代の同窓会 なんと卒業以来初めての同窓会である 卒業より軽く十年以上経っており、皆の変貌っぷりがかなり楽しみである 女子校だったので当時からハジケていた人もいれば地味ぃに過ごしていた人も 私は後者の方で普通の大学生になり歴史なんぞ専攻していたが、今や小さな小さなお店の女将になっているのだから人生って分からない 同級生の半分くらいはママになっていてもおかしくない年齢 皆の話題についていけるか、いささか不安はあるが楽しみ、楽しみ 聞くところによると、最近同級生が流行っているとか mixiなどのおかげで行方知れずになった旧友との再会がはたせるようになったかららしい ちなみに明日の同窓会も同じようなきっかけで、開催されることになったらしい そして同窓生が70人近く集まる これってかなりスゴイことだ ネットの可能性に改めて感心してしまう
February 3, 2006
昨日、今日と店は静か 年末年始とかなり忙しい毎日でその状況に慣れた身体にとって、ちょっと拍子抜け 暇だなぁとぼやいていても仕方ない 店を始めた当初は不安で沈むこともしばしばだったが一年経つと、ある程度度胸もすわってくる 掃除、掃除 不思議と掃除をすると、お客様が来て下さる 暇なら暇でする事は沢山ある 忙しくても、暇な時も自分で最高と思うおもてなしが出来る女将にならなくては!
January 31, 2006
久々に表参道へ今月末であがるオジサンの送別会南青山にある「虎萬元」年に数回しか行かないお店だが、何か特別な会の時は「虎萬元に行こう!」と思い浮かぶ店だ際コーポレーションのお店の1つ紅虎餃子房が有名だが、この虎萬元はもう少し大人の雰囲気があるステキなお店だ私が大学生のころに出来た店だから、もうかれこれ10年以上前にopenした店のはず六本木通り沿いで決して立地条件が良いとはいえない店だが、さすが際コーポレーションなのか。平日ともなれば、厨房はパニックに陥るほどの繁盛振りだそうだそれもそのはず料理が美味しい!期待を裏切ることなく、中華料理という枠にとらわれないお料理の数々に堪能した蕎麦屋の勉強のために蕎麦屋に行ってみるという発想は誰にでもあるかもしれないしかし違うハタケのお店には、思わぬ発見や発送の転換のタネが沢山隠れているお皿とお料理のバランスは見習うべきところが多いメニュー構成や旬の食材の使い方などは実に参考になる「蕎麦屋だから」という固定観念を持っていてはお客様に提供できるものに限界が出来てしまう頭はいつもスポンジでいなければ。(例の病気とは関係なく!)遅めのランチ送別会の後、地元へ戻る「さわらび」のナナメお向かいに1月初旬にopenしたピザ&ワインを中心においているお店へご挨拶がてら伺うことにした(実はその前に御寿司も食べてしまったため、ピザ1枚とアンティパストを1品しか注文できず。。。お料理を再度チャレンジしたいです)「エノテカ・ドォーロ」さん店長さんはとっても腰が低くて丁寧な好青年(私よりも年下???)同じ地域で一緒に頑張っていきましょう!ご近所とのつながりもお店にとってはとっても重要自分の店だけが繁盛店になれるわけもなく、地域活性化があってこそ今後とも宜しくお願いいたします★あ~~今日1日食べ過ぎたぁ。。。
January 29, 2006
なぜか嫌われ役の二千円札 お客様がお支払いになるとき、「二千円札でも良いですか?」と言われることがある あまりに普及していないためか、皆使いこなせていないのだと思う 二千円札が初めて市場に出回った日に、得意気に見せていた会社の上司の図が懐かしい 先日お店にいらしたお客様で長く海外でご活躍なさっている方は二千円札に対して寛容なご意見だった 「千円札でお財布が一杯になるより、二千円札の方が良いと思うけど。お店のお釣りで、一万円札で払ったら五千円札を切らしているって言われて、全部千円札で返された時は、かなり迷惑だったよ」 うーん(゜_゜) たぶんそのようなことを解消するためにも導入されたと思うわけだが… 二という数字が日本人に馴染まないのか? 二十円玉とか二百円玉とか過去に存在しなかったように。 五万円札か十万円札は以外と定着したりして しかし昨今、電子マネーが普及し始めているわけで、モバイルSuicaも始まるらしい お金の存在すら危ういなか二千円札の奮闘はあるのでしょうか… お店でお支払い頂く方法もどう変わっていくのか、気になるところです
January 27, 2006
手打ち蕎麦屋をやっていると私達よりも蕎麦について詳しいお客様が多くいらっしゃる 蕎麦について。というよりも蕎麦屋について。と言った方が良いかもしれない 最近出来た店から老舗まで実に良くご存知である そしてその店の特色を色々と教えて下さる 店を始めてからというもの勉強の為に諸先輩の店に行く機会がめっきり減ってしまった私達にとって、お客様から伺う話しは大変貴重なこと しかし 一つのお蕎麦についてお客様によって評価もさまざま 蕎麦に限らず食べ物屋はみな同じかもしれないが蕎麦と一言でいっても、人によって好みの太さ、ゆでかげん、蕎麦粉の種類、食感。おつゆの濃淡、味わい等好みはまさに十人十色 万人に好まれるものを作るのは不可能な食べ物だなぁとつくづく感じる 逆に万人にウケルと他店との差別化が出来ず、全く面白くない店になってしまうのかも知れない 奥が深い世界である
January 26, 2006
昨年、春先ふらりと店に来た、めちゃめちゃ背の高い大きなお客様 不思議な出で立ちで入って来られたその方は 養蜂家でいらっしゃる 昨年は皇居の桜のハチミツを集めるために千代田区に数カ月滞在していらした その時偶然に小さな小さな私達の店を見つけて下さった それから数回、昼となく夜となく足繁く通って下さり、そのたびに色々なハチミツのサンプルを下さった なかでも印象深いハチミツは蕎麦の花から採ったハチミツ 独特の匂いがあり、ハチミツというよりもテンメンジャンのような味 そんなハチミツと蜂をこよなく愛する春告げ人が1年ぶりにお店を訪ねて来て下さった! 今年も皇居の桜ハチミツを集めるために準備を始動したとか わざわざ思い出していらして下さったことに感謝を込めて日本酒富久長の新酒でお出迎え まだまだ寒い日が続くが、確実に春が近づいているのを嬉しく感じる再会だった
January 25, 2006
さわらびに初めてのお弟子さんが来たのは三ヶ月前 お弟子さんとは言っても私より一回り以上年上の気の良いおじいさん 毎日新しいことにチャレンジしながら親方に指導を受けて頑張っている 私達もどうにかオジサンが長年の夢であった自分のお店を無事開店できるようにと、出来る限りの応援をするべく毎日を貴重に過ごしている なにしろオジサンは一年という超タイトなスケジュールで一人前にならなければならない さわらびの主人が15年かけて開店したのを考えると、(開店までかかりすぎか?)オジサンは主人の15日分を1日で修得していかなくてはいけない計算になる! そんなオジサンに突然の「諸般の事情」が起こった 高齢であるご両親のお呼びがかかったのだ 一人っ子であるオジサンは自分の親の面倒は自分でみるつもりだ。と話していたが、あくまでも(いずれは)という気持ちだった その(いずれは)が思いの外早く訪れることになった 自分の夢をとるのか親をとるのか オジサンは今週一杯で店をあがることにした 男泣き しかしオジサンの夢は決してついえたわけじゃない!と私は思う 必ず訪れる老いの現実 それは親の老いでもあり自分の老いでもある まだまだ若いと思っているのは当事者だけか 蕎麦屋は体力勝負 脱サラ蕎麦屋を目指すオジサンは多い 資金はもとより老いの問題も現実として重く関わってくることを実感してしまった出来事だった
January 24, 2006
雪がまだ道端に残る朝 かなり寒い週明け 今年の大寒はホント大いに寒いですね それなのにアイスクリームのお知らせです うぐいす餅あいす 新規登場! 北海道ご出身のお客様いわく、「寒い時に食べるアイスクリームは最高ですね!暑い時はベタベタして、あまり好きではないんですけど」 最高気温が三度の本日にアイスクリームをオススメするのは若干ためらいもありますが。 季節限定なので、ご興味がある方は是非ご賞味下さいね!
January 23, 2006
遅ればせながらですが、明けましてオメデトウございます今年も宜しくお願い致します!ついこの前、三十路を迎えました。。。お客様が悪気もなく「女将さんっていくつ?」と聞かれ、「まだ二十代なんですよぉ」とにこやかに対応していた日々も終わりを告げた「三」つながりで、この前さわらびの極近にある、老舗「三城」という蕎麦屋へ勉強に行ってきたこれがまた、すんごいステキ!将来、こんな女将になれたらいいなぁというお手本のような女将さんが持つ空気感噂には聞いていたが、こんなに圧倒されるというか、あっという間に女将さんのワールドへトリップしてしまう、お店の風格に脱帽近々東京のお店をたたんで、松本へ戻られるとのこと手打ち蕎麦屋をこれから開業したいと思う方は、是非とも足を運ばれると良いと思いますまだまだひよっこの、さわらび女将ですが、三城の女将がもつオーラを一日でも早く身に着けたいと思った次第でした
January 22, 2006
すっかりご無沙汰しているうちに、楽天日記になにやら新しい機能が・・・太字や文字の大きさ・カラーが簡単に設定できる!もう大分前からなのかしら???まぁいい。普通に書きましょう「最近、日記更新していないねぇ」とお客様からご指摘を多数頂き、反省・反省蕎麦屋開店準備日記という表題(?)も、今や不適切になっている・・・女性社長が切り盛り!さわらび繁盛日記とでも改名したほうが運が向くか?!お客様からのご指摘もさることながら、昨日、実にありがたい体験をしたので日記に記しておこうと思う開店からまもなく1年(というか、会社設立から1年)毎日ドキドキ怒涛の日々を送り、ようやくこの生活リズムに慣れてきたそうすると油断という病魔が襲ってくる私の店「さわらび」にもやってきたお客様には見えるが、四六時中店にいる私には見えないもの夜のお客様でお酒も入り心地よくなった時に、「その方」は席を立たれた「トイレはどこですか?」そして用を済ませて出てこられた「その方」は「良いことを教えてあげるよ」とおっしゃられ、私をトイレに連れて行く「ここのトイレは大変オシャレに気を遣っているね。でもこの掃除用品が出ているのが、ここに立つと丸見えなんだよ。それだけで、せっかくのオシャレな雰囲気が台無しになってしまうでしょ? それから・・・」なるほど。毎日トイレ掃除には特別気合を入れているものの、掃除用具が出ているのはノーマークだった・・・「その方」は続けて、お客様からの視点で見たお店の欠点を次々と教えてくださる利便性からそのように配置している物達がお客様からしてみたら、雑然と置いてあるようにしか見えないというのだ「見せるならば、見せるなりにディスプレイしてあるように、高さを揃えて置いた方がいいんだよ」フムムム・・・奥深い!実にありがたいご指摘であるしかしかなりのアルコールが入っていた「その方」は延々と繰り返しお話なさるそんな時「女将さん!お会計よろしくね」と別のお客様が助け舟本当にありがたいお客さまに育てられて成長していくということをつくづくと感じた夜だった作業の効率を考えるばかりにおろそかになっていること毎日掃除もしているし、休みの日にも通常出来ないところの掃除をしている決して汚い店ではないと自負しているが、盲点が沢山あるのだと気付かされる作業の効率というば、私のユニフォームもそう動きやすいようにと、黒いパンツに黒いベストと白いブラウスいわゆる「カフェスタイル」に近いしかし「その方」は「「女将」と「お姉ちゃん」どっちで呼ばれたい? 「女将」と呼ばれたいならその服装はダメだよ。」う。。。。着物でも着れば、それなりに「女将」らしくなるのかもしれない実際お客様にすすめられるしかし着物をこの29年間身に着けたことなく、しかも夜のドタバタを考えるとなかなか踏み切れないものがある着物でごまかさなくても「女将」になる方法を思案中であるコメントを戴いた皆様大変申し訳ございませんが、お返事がなかなか書き込めないことをご了承下さい
October 1, 2005
大変お久しぶりの日記になってしまいました自分のページに行くのにログインしなくてはならなく、パスワードさえ忘れてしまいやっとの思いでたどりつき・・・12月の開店以来、毎日がどうなることやら先が見えない中を突っ走って4ヶ月正直もう2,3年はやってきたような気分その間日記もほとんど(というか全然)書く余裕がなく、書き込みをしていただいた皆様には失礼をしており申し訳なく思いますゴメンなさい!4ヶ月という期間が長いのか短いのかわからないが、店を開店した新参者という立場からすれば、ほんの一歩を踏み出したばかりの時期蕎麦屋という業種からしても、一攫千金!あっという間に大金持ち!になるわけもなく、毎日毎日小さな種を蒔きながら、その小さな種のうちいくつ芽が出るのかわからないけど、大切に大切に育てていく。。。そんな毎日を送ってきた結婚してから喧嘩という喧嘩をしたことのない私ら夫婦も、店にいる時は夫婦ではなく、経営者幹部同士数々の緊急経営会議を繰り広げたどうすればお客様に満足していただけるのか頭ではわかっていても、なかなか行動出来ない不甲斐ない悔しさを私は何度繰り返したことか・・・ゴールデンウェークは久しぶりに長い休暇を戴いた頭をクールダウンさせるとともに、さらに頑張っていけるように身体を休める貴重な休暇だけど、結局は毎日店に行っては、ちょこちょこ用を足しているきっとお店をもった人は皆同じなんだろうなぁ と思いながら旦那と二人三脚 一歩進んで二歩下がるといったまだまだ走り出したばかりのだが、大変アリガタイことに周りのお店の方からも応援されつつ頑張ってマスまた日記がご無沙汰になるかと思いますが、なるべく皆様の書き込みにお返事できるようガンバリマス
May 4, 2005
今日・明日・明後日夢の3連休★とはいっても、実際問題3日間の売上げが減るわけであって、サラリーマン時代とは違って、ワーイワーイ★☆と喜んでいる場合でもないのが現実・・・普段、店のあれこれをやりたくても時間がなくて出来ないことをこの3日間に詰め込んでやるつもりまずは日本酒探索蕎麦と日本酒は切っても切り離せない(と思っている)美味い日本酒があってこそ、蕎麦も生きる以前、お店をオープンする前に発見した酒屋さんに電車に乗り継ぎ再訪酒屋さんのご主人はとっても日本酒を「愛し」ており、貯蔵法もその日本酒に一番最適な方法をとっていらっしゃる酒屋は沢山あるけれど、やはり本当に日本酒が「好き」なご主人の心意気は買うものの心を掴むと感じた小一時間お話を伺い、相談して、試飲して、素晴らしい日本酒と出会うことが出来た☆やはり自分が「美味しい」と思うものをお客様に薦めたいコストパフォーマンス(仕入れ値が安い)とかブランド力(誰もが知っている銘酒)というものも、経営をしていく上では必要かもしれないが、自分が納得いかないものをオススメするわけにはいかない旦那とやっている小さなお店であるからこそ、こだわりを追求する楽しみがあるなぁと今日はなんだかとってもHAPPYなき分「小さな酒蔵が作っているこだわりの酒」とか聞くと、親近感がわいたりする(笑)日経ウーマンに3月号に「さわらび」開店までの経緯が掲載されたが、読み返してみると(そうかぁ・・・構想から10年も経ったんだなぁ)と思ったり10年という年月を経てようやく自分達のお店を持つことが出来たのだから、二人の「こだわり」を思う存分「こだわろう」と思う次第デス
February 11, 2005
コメントを下さった皆様本当にありがとうございます!皆様に応援されていることをひしひしと感じ、嬉しい思いで一杯です☆御一人御一人にお返事が書けていなくてホントごめんなさい!なかなか時間を取ることが出来ずに(言い訳か;;;)失礼していますさてオープンより1ヶ月が無事過ぎました早いようでやっと1ヶ月かぁ・・・というのが本音怒涛のような1ヶ月でクルクルと空回りしていたことも度々お客様と接することも初めは怖かった(これ、本音過ぎるかしら)けど、だんだんと楽しくなってきましたやはりここで旦那とも良く話すことが「いくら十年以上(蕎麦屋で仕事を)やってきても、自分達で始めたら、すべてがゼロからのスタートだ」ということ旦那はキャリアがあるとはいっても、いざ始めてみると勝手も違えば今までの背負っていた「看板」もない「蕎麦小路さわらび」という誕生して間もない店を、2人で1つ1つ築いて育てていかなければならないということを痛感「美味しかったよ!」という一言がこんなにも活力と希望を与えて頂けるものとは・・・「身体に気をつけてね」というアドバイスを身にしみて感じる今日この頃「ダイエット、ダイエット」と口癖だった私も、(病気になるくらいなら、がんがん食べて体力つけなくちゃ!)と思うほど狭い店内で動き回るのに支障がない程度に・・・ですがまた近況を日記にて綴ります☆
January 22, 2005
やはり、お店をやっていると毎日日記を書くのはとてもとても大変・・・週1でも更新できればと思っていますさて昨年末は12月29日、そして31日と都内は雪に見舞われた蕎麦屋にとっては31日は1年で一番の稼ぎ時旦那は16年間蕎麦屋に勤めて、こんなにゆるりとした12月31日を迎えた経験はなかったしかしありがたいことに地元密着で頑張っていこうという私たちを応援してくださる近所の方々が、足元悪いなか店に足を運んでくださった「年越し蕎麦って、普通日付が変わるころに食べるんだよねぇ?」と突っ込まれつつも(当店8時閉店としていたため)、生そばのお持ち帰りを買っていってくださる方もあり、感謝感謝でしたお正月はお休みを頂き、5日から開店12月の混雑っぷりはどうしたのやら・・・旦那と2人で「これが現実だよ」と気を引き締めて取り組む誓いをたてました厨房1人、ホール1人で12席をまかなうことの大変さを、日々感じつつもお客様御一人御一人に最良の時間を過ごしていただくにはどうしたら良いのかを毎日話し合っている想像以上にクタクタに疲れながらも、この一歩を踏み出せたことに感謝デス
January 10, 2005
人との出会いとは本当に貴重なもので、とあるところから「日経WOMAN」の取材の話が舞い込んだ女性起業家の卵の人達の体験談を特集する企画に私のような超新米女将を取り上げてくださるというふと思い返せば会社を退職してから半年あまり、お店開店までに様々な活動をしてきた取材の記者の方とお話をしていると、改めてそれを実感詳しくは2月7日(?)発売の「日経WOMAN」3月号をご覧下さい☆
December 26, 2004
オープンより3日が過ぎる本当に沢山のお客様に来ていただいて、嬉しい悲鳴が泣きになった夫婦2人で小さく始めようと船出したものの、結局は先輩の蕎麦職人さんや家族に手伝ってもらっても、バタバタ・・・私一人がテンパッテ、頭がパニック限定食にするつもりはなくても、1時30分すぎには蕎麦が完売になってしまう「申し訳ございません!またお待ちしております」と声をかけても(来ていただけるかしら・・・)と不安が残る私も「パートのおばさん」の域を超えることが出来ていないのを痛感「女将」なんだ・・・と思っても、「女将」は想像以上に奥深い初日にいらしたお客様から、ご自身のHPで手厳しいご意見をいただいた「蕎麦打ちが未熟」高校卒業後、16年間蕎麦打ち一筋でやってきた旦那にとっては痛恨の一撃だしかし、このような貴重なご意見を真摯に受け止めてこそ、今後の張り合いになる3日間のあいだにいらしてくださったお客様には、色々と不愉快な思いをさせてしまったと思うが、日々精進に努めます頑張ってまいります生まれたての「蕎麦小路さわらび」をヨロシクお願いします☆
December 23, 2004
おはようございます12月20日蕎麦小路さわらび のオープン当日の朝雨降って地固まる結婚式の時も雨でした(笑)旦那との合言葉「誠実に仕事をこなしていこう」初日はバタバタになると覚悟しつつも、お客様はプロの対応を求めるのは当然であり、出来る限り「誠実」に精一杯の接客に努めようスタート地点に立てたことに感謝!出陣じゃぁーーーー!行って来ます!!!
December 20, 2004
お店のオープンがあと10日を切ったこの日記を読んでメールを戴いたり、工事現場まで足を運び応援してくれる友がいるアリガタイことだ本当にありがとうその中には店を旦那と2人で始めたいと夢を語っていたころからの親友もいれば、今年に入って経営セミナーで出会った新友もいる真っすぐに(?)熱く語っていた夢が現実になる今実は・・・意外と冷静な気分である「ホント、夢を現実にするなんてスゴイよね!」と自分のことのように喜んでくれる友の言葉を聞いて(そうか・・・スゴイ・・・かも!)と実感したりするだいたいいつも「その自信はどこからくるの?」とからかわれるのだが、店を始めることは「偶然」や「幸運」ではなく私にとっては「必然」であったなので10数年経って、やっとこ「必然」のスタートに立った気分であるしかしこの「必然」の中に多くの人の協力があったことは、いくら感謝しても足りないくらいである私や旦那2人ではとても成し得なかったと、つくづくここに来て感じる周りで支えてくださる方に本当に恵まれたと思う設計士の方との「偶然」の出会いそしてそこから広がる業者さんとの出会い皆、本当に良くしてくださる「お金を戴いているのだから当たり前ですよ」と業者さんはサラリとおっしゃるそれを言ったらそれまでだが、やはり「お金」を払った以上に多くのものを与えてくださっている気がする友人も然り20日のオープンの日は何が何でも仕事を休んで駆けつけてくれると、私以上にはりきってくれる友蕎麦屋を自ら経営しながらも、オープンの日には手伝いを買って出てくれた先輩お店のインテリアとして購入した骨董屋のご主人からの「開店オメデトウ」葉書数々のアリガトウ経営の基本は「人儲け」というそれは「人」が持っている「人脈」なり「知識」なり「お金」なりしかし「人儲け」の根本はやはり「人情」なのではないか日野原重明氏の「生き方上手」の一節[ よい出会いがある。 それはあなたの才能です]才能?いやいや、そんな驕りたかぶることは出来ません!これからも多くの出会いを期待して・・・
December 11, 2004
最近法務局に出入りすることに慣れてきた初めはドキドキ&キョロキョロしていたが、要領も分かってきて最近では人間観察が出来るまでになったしかし税務署はまだ慣れない自分の苦手分野ということもあり、どうしても足がすくむ昨日は先輩蕎麦屋の奥さんから経理について色々とご指導頂き、結果「税務署の方に聞くのが一番よ」ということになった・・・なので本日3度目の税務署訪問となった「青色申告申請書の書き方がわからないのですが。。。」サクサクと教えてくださる・・・簡単じゃん「聞くは一時の恥・聞かぬは一生の恥」なんとか提出を終え、長々と悶々としていたことが解決した税理士さんを頼むか頼まないかで悩みもしたが、とりあえずは自分で頑張ってみることにした仕訳・転記などの手作業はやはり恐ろしく手間がかかるらしく、経理ソフトを購入することにした「ミクロのかんたん!会計」をご購入色々な種類が並んでいてさっぱり良し悪しが分からなかったが、小規模な会社には向いているらしかった(推測)簿記の勉強をしたのも数年前記憶の糸をたどりながら、ガンバリマス。。。
December 6, 2004
なんだか喉が痛くて咳が出るもう数日前からの症状だが、ここにきて(開店まで後、2週間!)ダウンしている場合ではない昨日は直径50CMもある切り株(高さ40cm)をレンタカーで木場の製材所に運び込み、9cmのはばにカットしてもらった。タラリララーーン♪(ビフォー&アフターのテーマソング)TVの中でしか見たことが無かった、木工の製材所に初めて立ち入り感動した!一度は自分でカットしてみたいと思っていたが、今回はものがデカイだけに専門の方にお任せするこの切り株はお店の床にはめ込む予定だが、実は想像していたものよりも、大分サイズが大きい・・・足元にさりげなく木の感触があればいいと思っていたのだが、この分だと、店の「顔」になりそうだお店の工事もあと10日を切っている半分折り返したところか間に合うのか!?頑張れ!大工さん!今日は半蔵門のヴォーカルスクールでお世話になっている先生からメールを戴いた「お店、近所で噂になっていますよ!」とのことチラシを地味にまいているくらいなのだが、どこからどう噂になっているのか。嬉しいことであるあと2週間実感があまりわかないが、やっとスタート地点が見えてきた気がする風邪を吹き飛ばさないことには、退場だぁ~
December 3, 2004
こんにちは、お久しぶりデス現在、店舗の方は工事中・・・あれこれと修正を入れながら、今週は木工事が入る予定現在はメニューの試作に明け暮れる日々「温泉卵」をいかに上手く作るかがテーマ単純なものだけに、丁度良い温度とタイミングを測るために何個も卵を使って実験10個目を越えたくらいでようやくコツを掴んできたこれならば!と思う出来に思わず歓声温泉卵1つにしても、やはり最高の状態で提供しなければ恥ずかしいメニューも大体決まり、あとはどれくらい完成させるかが課題九段一茶庵と同じものを出しているだけでは能が無いと思われてしまう土地柄、お客さんの層を見ながら、日々修正していくことになると思われるありがたいことに、12月20日OPENのお知らせを始めたところ、2件のご予約を戴いたあと3週間早くOPENしたい!!!
November 29, 2004
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