おしゃれ手紙

2006.02.19
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カテゴリ: 時事ネタ・主張
18歳の少年らがウサギ小屋から盗んだウサギをサッカーボール代わりにして蹴って殺したというニュース・・・。
私も言いようのない悲しみと怒りでふるえました。

でも、こんな事件、毎日起きています。

生まれたばかりの赤ちゃんにミルクをやらずに、殺したり、

2歳や3歳の子どもを「しつけ」という名のもとに、殴り殺したり・・・・。

しかは、この簡単に命を奪うという行為は、少年や、若い夫婦の特権ではないのです。

+++

レイテ島の林には、木や植物を頼りに住んでいた、鳥、獣、虫・・・・。

多くの生き物がいたはず。



貝がひっそりと住んでいたのかも知れない・・・。

金がすべての世の中では、こういった小さな命の重みなど関係ないのだ。

その代表的な例が、諫早湾の干拓という暴挙。

こんなオトナを見ていれば、少年の心が荒れるのは、当たり前。

ウサギをなぶり殺した責任は、オトナにもある。

「諫早湾に思う」  梅原 猛(哲学者)

ここは殺生戒の罪の現場なのである。

貝やカニやムツゴロウが殺され、またこの干潟を中継地とした渡り鳥も死ぬに違いない。

しかもその殺害には、確たる目的もなく、それを犯した人たちには、まったく罪の意識もない。

貝の霊を弔った古代人のあのやさしい魂はどこへ行ってしまったのか。          

私はすべての日本人に勧める。

一度諫早湾に行って、世にも珍しい累積された貝の屍を見てほしい。

それはおそらく戦後日本人の心の風景である。

宗教も信じず、道徳も重んじず、

自分の金儲けのためなら平気で殺生をし、何の罪も感じない心の姿である。

大人がこのような姿であるからには、少年の心が荒れるのは当然である。

諫早湾を長崎の原爆の跡とともに戦後及び戦中の愚挙の跡としての

死のモニュメントにしたらどうだろう。

そして、できるだけ早く水門を開き、生きとし生けるものが

必死に生を取り戻すのを観察する生の観光地に変えたらどうだろう。

「諫早湾に思う」 梅原 猛 (哲学者) 1998年7月1日・朝日新聞


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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2月18日 *あそび歌:誘い歌* UP





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Last updated  2006.02.21 20:09:37 コメント(6) | コメントを書く


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天地 はるな @ Re[1]:小早川家の秋★午前十時の映画祭(06/27) maki5417さんへ 1950年代か60年代のはじ…
maki5417 @ Re:小早川家の秋★午前十時の映画祭(06/27) 東宝作品とは知りませんでした。 小津監…
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