おしゃれ手紙

2008.03.07
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カテゴリ: 時事ネタ・主張
「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」 、略して『太田総理』を毎週のように見ている。

先週の「太田総理」の提案は、食料は国内産だけで賄うというものだった。

東京オリンピックの年には、日本の自給率は80%だったという。
現在、日本の自給率は40%を割っている。
外国から食料を買うのではなく、日本で作る。
そうすれば、安全だというのだ。

すると、さっそく、反対派から
「自給率40%以下の国、日本が、国内だけで食料をまかなうなんて不可能だ」とブーイングの嵐。

日本は、車は電気製品を輸出している国。
その相手国からは、野菜や米を買うのは当たり前というのだ。

太田総理側は、
*日本で農作物の方が安全。
*食べ物を大切にすることにつながる。
などと反論した。

そんな時に、思い出したのが 麻野 吉男の「ギンヤンマが翔ぶ日」<富民協会>という本に書かれていたことだった。
僕ら百姓の目からみると、アメリカ式農業に未来はないとはっきり断言できる。

いたる所で地下水は枯渇し、表土は流失し、地表には、塩分がふきでているのだ。

石油で自然の面(つら)を張ってきたアメリカ式農業の末路は見えている。




しかし、それは、土建屋を儲けさせ、政府の望む内需拡大には貢献するかもしれないが日本の農業の未来にとっては、けっしてプラスにはならない。

規模を拡大して、ダムの水を引いても、ダムの寿命は人間の命より短い。

地下水とて大量にくみあげれば枯れてしまう。

それより、今のままの自然の循環に逆らわない引水法を守ることだ。

そして、日本の地形や風土に合った小規模農家の生きる道を考えるべきだ。

それこそ、文化というもので、生命を扱う農業にふさわしいのは、文明の瞬発力ではなく、文化の持続力である。

人が生きていく上で、もっとも大切な水や空気や食料は、健全な農村の機能によって支えられているのである。


■朝まで生テレビ体験記「なにぬかしとるんでぇ」■ (1987.11)
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★3月7日 *父の麦わら帽子:大地に帰る/「芋たこなんきん」:カリモク60
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Last updated  2008.03.08 10:24:38
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