おしゃれ手紙

2015.09.12
XML
カテゴリ: 国内旅行
礼文島

稚内からフェリーに乗って、 日本最北の島、礼文(れぶん)島 に行った。
この島の知識はたったひとつ。
20年ほど前に朝日新聞の日曜版に載っていた島の桃岩荘(ももいわそう)というユースホステルの記事。
[2001年9月9日朝日新聞 踊る島・最後のユースホステル]
8jikann
細長い島、礼文(れぶん)を8時間かけて歩く。
くじけそうになると、見知らぬ他人が声をかけ、肩をかして、歩きとおす。
ユースに着いた時には、ハイになっていて、踊り、歌い明かすという。


そんな夢のようなユースホステルに憧れ続けていたけれど、若者の特権とあきらめていた。

今回、行きの船の中に、リュック姿の若い男性が一人で乗っていた。
「ユースホステルに泊まるんですか?」と私が声をかけると彼は
「はい」とにこやかに答えた。
momoiwa
船が港に近づくと、若者が旗を持っていた。
momoiwademukae
そして、そのボロボロになった旗を大きく振って、迎えた。
「おかえりなさい!!」と。
momoirokuruma
彼らの横には桃岩荘(ももいわそう)の名前の入った車が・・・。
この車、軽トラの形をしているが、ブルーサンダー号というらしい。


私たちは、一番の船で礼文に着き、昼過ぎには帰るという強行軍だった。
しかし、それが幸いして、桃岩荘に泊まっていた人達が帰るのを目撃した。
owakare

それからが、お別れのセレモニーだった。
ユースホステルの人が歌い踊る。
見送られる人も船の上から踊り歌う。
ginnginngirabira
遠い世界に
遠い世界に旅に出ようか

帰ってこいよ
きっと帰ってくるんだと お岩木山で手を振れば

♪月光仮面の歌
どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている

♪どんぐりころころ どんぶりこ
♪ギンギンギラギラ夕日が沈む~
歌と踊りは次々と続く。
debune
船が出て行っても
itterassyai
「いってらっしゃ~~~い」
debune2
遠くなっても、見えなくなってからも
itterassyai
「いってらっしゃ~~~い」

初めて来た人にも、旗を振って
「お帰りなさい」と迎え
去っていく人には
「いってらっしゃ~~~」という言葉と歌と踊りで送る。
これが桃岩荘の出会いと別れの儀式だ。

帰って行った若者たちは、きっとカルチャーショックを受けただろう。
しかし、何度も繰り返しやってくるリピーターが多いのがここの特色だそうだ。
susuki
今回、私たちは、桃岩荘に泊まらなかったけれど、20年来思っていたユースホステルの一部分が見えて、満足だった。
島は早くもススキの穂が揺れて、今月末でユースホステルは、閉館となる。
そして、冬が過ぎ、島に遅い春が来たら、また新しい出会いと別れが始まる。
靴 桃岩荘ユースホステル
人生が変わる旅:動画あり
・・・・・・・・・・・・
バナー ボタン

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
・・・・・・・・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.09.14 16:13:50
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Favorite Blog

無気力人間には薬なし New! 七詩さん

未来の頃は、猛威無… New! 歩楽styleさん

▲▼沸騰時代、偏西風… New! sunkyuさん

「グランドマスター… New! hongmingさん

【道総研】M5Stackで… New! machiraku_hokkaidoさん

Comments

天地 はるな@ Re:昔語り:父の方言(01/26):追加 ●手にあわん 手ごわい、悪い・・・。 悪…
天地 はるな @ Re[1]:天声人語:消えゆくブログ(06/06) 七詩さんへ 今や主流は、インスタやxの時…
七詩 @ Re:天声人語:消えゆくブログ(06/06) そうですか?消えゆくブログではなく、消…
天地 はるな @ Re:昔語り:父の方言(01/26) ●ほとびる *柔らかくなる。ふやける。 安…

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: