おしゃれ手紙

2024.06.19
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カテゴリ: 映画
碁盤斬り

父は、一旦こうと決めたら、何があっても後には引きません。

柳田格之進は、身に覚えのない罪を着せられたうえに妻も失い、藩を離れて、娘のお絹と2人で江戸の貧乏長屋で暮らしていた。
それでも武士の誇りは捨てず囲碁の勝負にも正々堂々と臨むが、その実直な人柄が表れ、清廉潔白がゆえに融通が利かないところもあった。
ある日、かつての冤罪事件の事実を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。

★映画メモ★
★草彅剛の容姿と声が高潔な浪人にピッタリだった。
浪人といえば、外見が薄汚れて、見るからに不潔な感じになるのが普通だが、心が外見に出ているみたい。
★私は、時代小説が好きでよく読んでいる。
中でも、高田郁の■ 「みおつくし料理帖」 ■は、二度読んでいる。
「みおつくし料理帖」の中では、吉原の様子が幾度も描かれている。
その中のひとつに、
「お狐さんコーン、コン」と狐の仮面をつけた遊女が練り歩くシーンが出てくるが、そんな感じのシーンが出てきて、これか!」と思った。


★吉原の女将(小泉今日子)と主人公・柳田格之進は、どういう繋がりなんだろう。
次回作もあるかも・・・的な終わり方だったので、そこで明らかになるのか?

★浪人・柳田格之進は、家で篆刻をしているが、それだけでなく、賭け碁でもやればいいのではと思う。
もちろん、少額で。
そこで、裕福な隠居の碁の師匠としても働けばいいのでは・・・。
★この話は、古典落語の演目なのだそうだ。
5代目志ん生は
「親が囲碁の争いをしたから、娘が娼妓(将棋)になった」というサゲをつけていた。
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Last updated  2024.06.19 00:03:49
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Comments

天地 はるな @ Re[3]:昔語り:親戚の集まり(06/26) New! maki5417さんへ 当時、私は、自分の肯定間…
天地 はるな @ Re[1]:小早川家の秋★午前十時の映画祭(06/27) New! maki5417さんへ 1950年代か60年代のはじ…
maki5417 @ Re:小早川家の秋★午前十時の映画祭(06/27) New! 東宝作品とは知りませんでした。 小津監…
maki5417 @ Re[2]:昔語り:親戚の集まり(06/26) New! 天地 はるなさんへ 表には出さないけれ…
天地 はるな @ Re[1]:昔語り:親戚の集まり(06/26) さんへ 当時は、大学に行くと縁談がなく…

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