Performers Radio Station

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2013年11月02日
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保守本流の球団が、ついに不敗神話を崩壊させた形の今日の試合。
皮肉にも、失点の場面だけ、仕事帰りの家電量販店で見てしまった。
まるで、
「飛び込み自殺の瞬間を見てしまった」
かのように。

今年の保守本流の球団のマークって、
「為政者が前回の衆議院選挙で大勝した際の、ナンバーワン・ポーズ」
だったんですね。
さすが、

を表しているというか、何というか。

保守回帰により、笑う人間よりも
「国のために泣け、働け」
と要求される市民が多い昨今。
とあるアイドルグループでさえ、
「働こう、働こう」
と歌い、春の園遊会でしたっけ?エンペラーとお会いする事が出来てましたね。

「自助努力」
の世界では、一般市民は
「エンターテイメントを楽しむ余裕などなくなります」
これを知っていての、保守本流なのでしょうか。


のならば、それこそ、
「一般市民のプロ野球ファンなど不要」
でしょう。
「自助努力で勝ち組になった人間だけ、新聞購読者だけで、プロ野球を楽しんでください」
です。


なぜなら、
「権力志向の連中が支配する存在に対して、憧れも尊敬も抱けない」
からです。

プロスポーツなどのエンターテイメントが、まだ市民の側にあるのか。それとも、権力者の意となる存在に落ちぶれてしまうのか。
正直言って、今年の日本シリーズこそ、
「1989年の日本シリーズ以降、日本が間違った方向に進んだ過ちを正す数少ないチャンス」
と思っていたのですが、やはり、
「人の役に立たなくても、カネを費やした者のために物事は動く」
のでしょうか...。


冷害に襲われたら不作が目に見えている、東北のコメ作りを知っているはずなのに、
「減反政策の終了」
を目論む為政者。
「岩手の権力者が絡む政党に票を入れて、オレたちを政権から撃ち落としたオトシマエ」
のような感覚なのでしょうね、為政者にとっては。
同じように、イーグルスも、保守本流の球団に刃向かった災いとして、
「今年のファイターズのように、来年は低迷を強いられる」
のか...。

この国は、どう考えても
「保守の国」
です。
プロ野球でも、今までの価値観を覆すような存在の球団は、思うように日本シリーズでは勝てない印象があります。
ある意味、極端な言い方をすれば、
「挑戦者には神の御加護は存在しない」
のでしょう。
ゆえに、
「保守本流の球団に、己の野球理論をたたき込んだ人間を送り込んだ老人により、神の子と名付けられた投手」
も、土をつけられることとなったのでしょう。


まぁ、ある意味
「神の子1人で勝ったイーグルス」
と呼ばれる事がなくなっただけでも、救われているかも知れません。

イーグルスというチームの力で、11月3日日曜日に球団初の日本一を決めましょう。
東北に限らず
「割りを食う地域、割りを食う人間が存在する事により、物事がうまくいく社会」
は、正常な世界ではない事は明らかですから。


夢や希望を抱くのも「自助努力」となってしまった現代ですが。
プロ野球ぐらいは革命を起こしましょう。
未来のプロ野球選手を目指す子供たちを増やすためにも。
そして、プロ野球に代表されるエンターテイメントが、権力者や為政者の都合に左右されない、独立した存在として、人々に夢と希望を与えられる存在となるためにも。





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最終更新日  2013年11月02日 22時38分23秒
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