Performers Radio Station

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2014年08月13日
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最近、サンケイや読売を中心に紹介する楽天系ポータルサイトとは、完全に反対方向の会社の記事を紹介してばかりの当ブログ。
今回も、チラッとサイトを見て発見した記事をご紹介します。

特集ワイド:この国で確かにあったこと・2014年夏/5 最近、兵士の夢を見る−−漫画家・水木しげるさん (毎日新聞 2014年08月13日 東京夕刊)

「ゲゲゲの鬼太郎」が有名な水木しげるさん。
昔の漫画によくありげな「リアリティーを追求した、恐ろしさを覚える表現」
最近では、他の作者の作品が、公的な図書館の開架書籍から外されたりと、
「戦争の悲惨さを伝える行為に対して、明らかに逆風が吹く」
時代になってしまいました。

おそらく、こういう記事が掲載されると、最近はこの種のクレームが出てくるのでしょうね。

と。
立場が強いものを擁護し、立場の弱いものは永遠に弱いものであり続けさせる。
「勝ち組」志向の行き着いた果てが、このような結末では、毎日新聞さんも、ある意味イヤミを言われかねないでしょう。
何しろ、
「勝ち組志向の人々に崇拝される、女性経済評論家」
に連載を依頼している訳ですから。


しかしまぁ、何ですねぇ。
この水木しげるさんへのインタビュー記事。
記事の最後に、
「しかしまぁ、何ですねぇ」
と、出演者紹介後に、とある落語家が口にする番組の放送作家が、売りに売りまくった小説のタイトルを持ち出してくるとは。



「アホバカ分布図」が大ヒットした後あたりから、斬新さに陰りが出てきたような。
もしかしたら、プロデューサーを追い越したいという意識の強さが、マイナスに作用している!?

東京キー局の「金曜ナイトドラマ」を同時ネットする系列局が多い現状に、ベストセラー作家の言動。
もしかすると、「株主の意向」と称して、「金曜ナイトドラマに押されっぱなしの関西の長寿番組」のネット打ち切りを検討している系列局も存在していたりして。




「関西の長寿番組の元ファンの嘆きと苦言」
をお送りするかたちでエンディングという、毎度毎度の脱線トークになってしまいましたが、話題を元に戻すついでで、一言二言。
「金稼ぎのために、保守や為政者を喜ばす作品作りや言動をしてないだろうな?」
「金稼ぎのために、他人を戦場に送り出すような行動をしてないだろうな?」

芸術を

という考えをお持ちの方が多いように感じます。
しかし、その考え方によって、
「ただ空気を吸い、主食を食べるだけの、文化的な生活とはほど遠い人生を歩まざるを得ない人々を作り出す社会を肯定する」
のでは、文化は衰退していきます。




笑えるアホなら、まだマシ。
笑えないアホは、他人の命さえ簡単に奪ってしまいます。
松本修さん。番組を続ける気なら、探偵を少しずつ入れ替えたように、放送作家も入れ替えて、
「テレビ朝日の水曜夜7時の番組とは違うところを見せてください」
今や、何も知らない一般人は
「本家の方がマネもの扱い」
してますから。
そして、大好きだった番組を踏み台にして大きな存在となった人間に、善良なる視聴者が戦場に送り出されないように。そして、空襲の犠牲者にされないように。

こちらが、毎日新聞曰く、某ベストセラー作家の大ヒット作の対極にして紹介した作品。表紙だけでも怖さが伝わってくるのは、戦争を美化させたくない筆者の思いが入っているからでしょう。






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最終更新日  2014年08月13日 20時22分32秒
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