February 6, 2025
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カテゴリ: 気になるTV番組
2025年NHK大河ドラマ
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 の感想です。

今回いくつかの場面で感じたことは、一言で言えば
『類は友を呼ぶ』でしょうか。

平賀源内(安田顕さん)が金策のために老中の田沼意次
(渡辺謙さん)を訪ねた折に、鉱山を開発すれば金属を
得るだけでなく、その土地全体で仕事が増え、金を稼げ、
道ができ宿場ができ、全体が活性化して幕府にも運上・
冥加が入って、といったことを意次は力強く語りました。


開け、能力がある者は外国人を相手にいろいろな仕事が
できて富を得ることができると言い、意次と源内は実に
楽しそうに展望を語り合っていました。

今いる場所のうまくいかない現状を変えたい、全体を
もっと大きく豊かにしたい、そのためにはどうしたら
いいのかを考えたい。

気が合うというか、互いに同じエネルギーを持つ者で
あると感じるのか、自然と惹かれ合うのです。

蔦屋重三郎(横浜流星さん)も、住まう世界は違っても
𠮷原全体を良くしたいという思いから、自分の仕事じゃ
ないのに奔走し、結局はそれがタダ働きとなって気落ち


互いにどこか似た者が惹かれ合って集うのです。
重三郎のエネルギーが、いつか意次を呼ぶのでしょうか。

さて今回から、時代劇の大御所である里見浩太朗さんが
須原屋市兵衛の役で登場しました。
里見さんもさすがにお歳を召されたし、このドラマでは

だけで江戸時代の雰囲気がグッと出る感じがします。
ホント、すごい存在感だと思います。

さてこちらでは様々な意見がでていて参考になりますが、
今回は特に2月2日に千葉県の成田山新勝寺で行われた
節分会の豆まきに行かれた方が、主役の横浜流星さんの
素顔フォトをUPされてます。
すごくいいお顔をしているので、これは必見です。
 ⇒ ⇒  #べらぼう #大河べらぼう


平賀源内(安田顕さん)が採掘をさせている秩父の中津川鉱山で火災が起こり、
平秩東作から報せを聞いた源内は大急ぎで江戸から秩父に向かいました。
10年も山を掘り続けているのに金になる物が掘り当てられない上に事故まで
起きて炭鉱の工夫たちはカンカンに怒っていました。
もうこの採掘を辞めるという工夫たちをなだめて仕事を続けるよう源内は促す
のですが、『災い転じて福となす』というつもりで「めでたく災難」と言って
笑ってしまったことで工夫たちの怒りが爆発。
源内は殴られながらも「ここは米も取れない土地で金を稼ぐために始めた事」
とか言って反論しますが、工夫たちや船頭たちが資本金として源内に渡した
大金を、東作を人質にとって10日で返すよう返すように要求してきました。



さて蔦屋重三郎(横浜流星さん)ですが、源内から「耕書堂」という版元の名を
もらって錦絵作りに奔走したものの、重三郎では世間に出版できないと言われ、
女郎屋の主人たちや鱗形屋の孫兵衛らにはさんざん利用されただけだと知って
激しく落ち込んでいました。
弟分の唐丸がその孫兵衛から文を預かってきてその内容は、重三郎に鱗形屋の
お抱えの「改」になるようにというものでした。
その話を聞いた義兄の次郎兵衛(中村蒼さん)は「たとえ重三郎のタダ働きに
なっても、本をどんどん売り広めてもらえるならいい話だ」と意見しました。



重三郎と次郎兵衛がそんな話をしていると向こう傷の男(高木勝也さん)が
店先にふらりと現れ、最初は唐丸(渡邉斗翔くん)が対応しました。
でも何か危ない感じがした重三郎が二人の間に割って入り、唐丸には中に入る
よう促したのですが、唐丸は自分が相手をすると言い張ります。
この男は何か唐丸の弱みを握っているのか、何日か前から唐丸につきまとって
金をせびり、店の金を持ってくるよう要求していました。



重三郎は唐丸と男の様子を警戒しながら気にしていましたが、そこへフラフラに
なった源内が何か食べさせて欲しいと飛び込んできました。
次郎兵衛がとりあえず向かいの蕎麦屋に案内し、重三郎は唐丸に店番を頼んで
源内に同行、蕎麦屋の半次郎(六平直政さん)は源内の事情を興味深く聞いて
いましたが、案の定その隙に男が店から何か持っていったようでした。
そして源内が重三郎のところに来たのは、山の人たちに大金を返すために炭を
売りたいから炭屋の株が欲しい、炭屋の株を売りたい人を紹介して欲しい、と
いう理由があったからでした。



親父衆から紹介をもらった源内は重三郎と共に炭問屋の山崎屋に向かいました。
しかし双方の話があわずにご破算になりました。
店を出た後、重三郎は源内に「いつもこんはふうに儲け話を考えて、人と金を
集めてなんて危なっかしい生き方をしているのか」と訊ねました。
源内は自分を召し抱えてくれる所がないから自分で声を上げるしかないと言い、
「しがらみに縛られず自由に生きる=我儘に生きる。ただそれで生活がきつく
なるのは仕方がない。」と答えました。
源内の話が重三郎の胸に何か響いたのか、重三郎は本屋の株を買おうと考え、
そういう話ができる人をだれか紹介して欲しいと源内に頼みました。
*平賀源内の士官についての話が番組HPの「べらぼうナビ」に出ています 。
 ⇒ ⇒ こちら



重三郎にそう言われた源内は、すぐそばにあった書物問屋に入っていきました。
主人の須原屋市兵衛(里見浩太朗さん)は重三郎が求める「地本問屋の株」と
「書物問屋の株」は違うことを教えてやり、鱗形屋や西村屋に「仲間」という
言葉で丸め込まれた自分の無知さを悔しく思いました。
それでも自分が版元になる方法は何かないのかと市兵衛に訊ねたら、どこかの
本屋に奉公に上がって暖簾分けをしてもらうのはどうかと教えてくれました。



さて早く金策をして中津川鉱山に戻らなければならない源内は、老中の田沼
意次(渡辺謙さん)を訪ねました。
500両もの大金をなんとかしてやると言ってくれた意次に源内が深々と頭を
下げると、意次は礼を言うのはこっちだと言います。
「山で稼げれば土地の者が金を得る。水路が開かれば商いが盛んになり宿場が
できて民が潤う。幕府にも運上・冥加が入ってくる。本来なら政でやるべき。」
と意次は経済が回る仕組みを広めたいのですが、それは武士のやることではない
と批判する、由緒正しい古い人たちを意次は苦々しく思っていました。
源内は、ならばいっそのこと開国して誰でもどこでも外国と取引できるように
なるといい、そうすれば物の値打ちだけでなく人の値打ちもわかるようになる、
通事・造船・塾などいろいろな商売が始まると。
意次と源内は二人で語り合いながら、次々と開けていく展望に胸を膨らませて
笑い合っていました。
しかし現実は、そう簡単にもいかないことも二人はわかっていました。



日も落ちて重三郎が店に戻ると、留守番をしていた次郎兵衛は帰き際に重三郎に
何か高い本を買ったか?と訊きました。
次郎兵衛が「銭箱の金が減っている気がする。」と言うので、重三郎は唐丸が
怪しいと感づいたのですが、とりあえずその場はごまかしました。
唐丸は頻繁に男に金をせびられるようになり、我慢できなくなってお奉行所に
訴えると言いました。
でも唐丸の過去を知っている男は「そうなるとこの店がお前をかくまったと
して同様に罰せられる」とさらに脅すので、唐丸は男の言う通りにするしか
ありませんでした。
寝る前に二人になったとき、重三郎はこれから鱗形屋に奉公に出て、いつか
唐丸を絵師として迎えると約束しました。
そして唐丸に、何か隠し事があるのでは?困り事があるなら力になるから、と
訊ねましたが深くは追及はしませんでした。



翌朝、重三郎が目を覚ますと唐丸の姿はなく銭箱もなくなっていました。
重三郎は唐丸を必死に探しますが、唐丸はあの男と会っていました。
唐丸が抱えてきた銭箱を見てほくそ笑む男、でもこれでもう重三郎がいるあの
店には二度と戻れないのだと覚悟を決めた唐丸は、男に体当たりしてもろとも
川に落ちていきました。



市中を走り回って唐丸をさんざん探したけど見つからず、夜になって重三郎は
店に戻ってきたのですが、何やら人だかりができていました。
店には役人が来ていて、向こう傷のある男が土左衛門が上がってその男がこの
店の物を持っていて役人が調べている、ということでした。
役人が重三郎を疑うような言い方をしたので主人の駿河屋市右衛門(高橋克実
さん)がすかさず、𠮷原は咎人を突き出す役目も持っているから怪しいやつが
いたら自分が奉行所に突き出すと言いました。
役人が去った後で、その男と共に川に落ちた子がいると言われているが、もし
唐丸が絡んでいたら面倒なことになるからこれ以上騒ぐな、と釘を刺しました。
しかし唐丸が姿を消し、銭箱がなくなったことで、憶測も交えた勝手な噂話が
どんどんと広まっていきました。



重三郎は気持ちの拠り所となるいつものお稲荷さんのところに来ていました。
唐丸が描いた絵を見つめながら、これまで唐丸の過去のことをあえて聞かずに
いた自分を責めていました。
幼なじみの花魁の花の井(小芝風花さん)は、唐丸は今頃きっと幸せしている
と言い、そう考えるのが女郎たちの流儀だと言いました。
花の井とそんな話をしていると重三郎も希望を思い描くようになり、そのうち
唐丸がひょっこりと自分のところに戻ってきてまた絵を描きたいと言うだろう、
そして自分が唐丸を謎の絵師として売り出すんだと、あの夜に唐丸と約束した
ことを語り、お稲荷さんに願掛けをしていました。
さてその頃、平賀源内は田沼意次が用意してくれた大金を持って中津川鉱山に
行き、工夫たちと話をつけてきました。
一方、重三郎も鱗形屋に行って店のお抱えの「改」となることを孫兵衛に伝え、
𠮷原に人を呼ぶために働く決意を新たにしました。






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Last updated  February 6, 2025 12:01:56 AM


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