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2005/09/19
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カテゴリ: 酒
 ラフロイグ(Laphroaig)。ゲール語で「広い入り江の美しい窪地」という意味のモルト・ウイスキー。ブレンディド・ウイスキー「バランタイン」のキーモルトとしても使われ、「スモーキーでピーティー」あるいは「ソルティ」と称されるアイラ・モルトの中でも、群を抜いて個性的なモルト。Laphroaig Distillery

 初めて飲んだ人は、「何だ、この消毒薬のようなウイスキーは!」と、その強いアタックに腰を抜かす。そして、そのままはアイラ・モルトの奥深さにはまっていく人と、「こんな酒は二度と飲まんぞ」と離れてしまう人と、二つに分かれることが多い。

 蒸留所は、アイラ島の南、静かな湾に面して建てられている。1815年の創業。周辺には、同じくアイラの人気モルト、ラガヴーリンとアードベッグの蒸留所もある( 写真左上 =白壁が美しいラフロイグ蒸留所の建物。 (C )バランタイン社のHPから )

 ラフロイグは、ボウモアやラガヴーリンと並んで、今では世界で最もよく飲まれているアイラ・モルトの銘柄。シングルモルトで最初に「プリンス・オブ・ウェールズ御用達」の称号をもらったという事実からも分かるように、チャールズ皇太子の最も好きなウイスキーとしても有名だ( 写真右 =ラフロイグのオフィシャル10年。この強烈な個性に圧倒された人数知れず)。Laphroaig

 しかし1940年代までは、英国内でもさほど人気のある銘柄ではなかった。現在の名声の基盤は50年代に入り、蒸留所長になったベッシー・ウイリアムソンという女性に負うところが大きい。

 ベッシーは、約20年の歳月をかけて製造工程の大改修に取り組んだ。そして、現在のようなバランスに優れ、ボディのしっかりしたラフロイグをコンスタントに生産できるような体制を整えたという。



 僕は、徳島時代にラフロイグと出会い、その後、しばらく別れた時間がかなりあった。嫌いになったという訳でもない。他のシングルモルトもいろいろ味わってみたくて、ただ「蒸留所巡り」に忙しかったこともある。そして、最近になって、またラフロイグとの邂逅が楽しいと思えるようになってきた。Laphroaig Quarter Cask

 そんなきっかっけをつくってくれたのが、今年、ラフロイグ蒸留所が創業時の味を、創業当時の手法で再現すべく創り出した「クォーター・カスク」という記念ボトル( 写真左下 )。普通サイズのオーク樽(バーボン樽)で前熟された後、4分の1サイズの樽に移して後熟されている。

 小さいサイズの樽で熟成させると、当たり前だが、樽とウイスキーの接触面積が3割ほど増える。その分、熟成が早く進み、樽材の影響(樽由来の香りや甘味等)を短時間で受ける。言い換えれば、樽の個性がウイスキーの個性に大きく反映することになる。

 「クォーター・カスク」は、やや明るい琥珀色をしている通常のラフロイグの10年もの等とは違って、やや深みのある濃い琥珀色。口に含むと、ラフロイグ独特のスモーキーさだけではなく、オイリーな熟成感も十分に味わえる。また、ココナッツのような甘味もほのかに感じられるなど、バランスの良さが素晴らしい。

 大阪のBARでその上質な味わいを体験した僕は、たまたま神戸の酒屋さんで予約販売していたのを見て、手に入れることができた(お値段はオフィシャルの普通のボトルと変わらないくらいで、とても良心的だった)。

 でも、気になることも一つ。酒屋さんは「世界で限定5000本とか言ってますので、次また造るかどうか…」と言っていた。これっきり飲めなくなるのは、ファンとしては困る。できれば、毎年この「クォーター・カスク」を出し続けていってほしいと思うのだが…。





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Last updated  2005/09/19 11:49:39 AM
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Re:好きか嫌いかラフロイグ/9月19日(月)(09/19)  
ステラビア  さん
ちょうどラフロイグとはしばしのお別れをしているところです。

このクオーター・カスク、オイリーさ甘みも感じられるとなると、とてもバランスのよい仕上がりなのでしょうね。

ああ。想像しただけで、あごの付け根が痛くなりました。←おいしいもの食べるときゅっと痛くなるんです。ハイ。 (2005/09/19 11:56:10 AM)

ステラビアさんへ  
 ステラビアさん、こんばんはー。

>ちょうどラフロイグとはしばしのお別れをしているところです。

 「しばしのお別れ」ですか? そろそろ、逢いに行ってあげてもいい頃かも…。
たまに出逢うと、この強烈な個性がたまりません。女優で例えたら、
ケイト・ブランシェットかなぁ…。

>このクオーター・カスク、オイリーさ甘みも感じられるとなると、とてもバランスのよい仕上がりなのでしょうね。ああ。想像しただけで、あごの付け根が痛くなりました。←おいしいもの食べるときゅっと痛くなるんです。ハイ。

 200年前はそういう技術がなかったので、あえて冷却濾過していません。
また、樽の個性が大きくウイスキーに反映してしまうので、それに負けないように、48度と若干高めの設定で造られています。
置いているBARもきっとあると思います。ぜひ一度お試しを! (2005/09/19 04:35:47 PM)

ラフロイグいいですよね  
ラフロイグといえば、チャールズさん チャルーズさんといえばラフロイグ・ハイグローブエディションでしょ。チャールズさんのラフロイグ蒸留所来訪記念に樽詰めされたものが私はすきです (2005/09/19 06:57:50 PM)

酒道楽おじさんさんへ  
 酒道楽 おじさんさん、初めまして。ご訪問&書き込み有難うございました。
趣味的なことばかり、好き勝手に書いているページですが、
お時間がありましたら、また遊びに来てください。
(2005/09/19 09:09:07 PM)

Re:好きですラフロイグ。  
はなだんな  さん
わが家には常備されていますが、逆にほかのウイスキーといえば、アイリッシュの
ほかはジュラぐらいしかありません(すごい偏りですが(^_^;))。お湯で割ると、
部屋じゅうに香りが立ちこめます。ピートというより、海藻をくべているような
濃い香りですね。      (2005/09/20 01:35:24 PM)

はなだんなさんへ  
 はなだんなさん、こんばんはー。

>好きですラフロイグ。わが家には常備されていますが、逆にほかのウイスキーといえば、アイリッシュのほかはジュラぐらいしかありません(すごい偏りですが(^_^;))。お湯で割ると、部屋じゅうに香りが立ちこめます。ピートというより、海藻をくべているような濃い香りですね。

 家に常備しているとは凄いですね。僕の場合、家にいつもあるアイラ系は、
その時の気分で、1~2種類です。ラフロイグはいつもあるとは限りません。
ラフロイグは、確かにお湯割りにしても面白いですね。
僕は、冬場には、ホットミルクにラフロイグを少し(20mlほど)入れ、
さらにナツメグ・パウダー、クローブなどを加えて飲むのが好きです。
結構美味しいですよ。一度お試しください。 (2005/09/20 10:36:50 PM)

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