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さよならバースディ山本周五郎賞受賞第一作 類人猿ボノボの言語習得実験を行う霊長類研究所が舞台。 そこで働く研究者、実験をされるボノボ、研究所で相次いだ自殺事件を巡るミステリー。 自殺事件の目撃者は特性キーボードを駆使して会話をする類人猿ボノボ「バースディ」だけ。 若き研究者が研究所に棲むヤミを暴く。 極めて読みやすい文章。 疲れることなく最後まで読み通せる。 研究者と、助手の女性の恋愛が切ない。 ただし、登場人物の心の動きが、やや安易。 2件の自殺事件が、物語のキーなのですが、人はそんなに簡単に自殺を選択できるのか。 自殺する必然性が薄い気がした。 しかし、この作家の他の本も読みたくなった。 読みやすい文章と心優しい雰囲気は、この作家の魅力です。 【♪送料・代引き無料♪】大豆抽出物(イソフラボン含有)【ナノコエンザイムQ10】■日本 冒険・ミステリー感想リンク◆横山 秀夫 (著) 「顔」 ◆横山 秀夫 (著)「クライマーズ・ハイ」◆横山 秀夫 (著)「看守眼」 ◆横山 秀夫 (著)「真相」 ◆横山 秀夫 (著)「動機」 ◆横山 秀夫 (著)「半落ち」 ◆横山 秀夫 (著)「臨場」 ◆宮部 みゆき (著)「理由」◆東野 圭吾 (著)「殺人の門」 ◆東野 圭吾 (著)「片想い」 ◆高嶋 哲夫 (著)「ミッドナイトイーグル」 ◆瀬名 秀明 (著)「デカルトの密室」 ◆服部 真澄 (著)「GMO〈上〉〈下〉」 ◆福井 晴敏 (著)「6(シックス)ステイン」
2006.01.23
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おまかせハウスの人々近未来の日常を描く珠玉の作品集。 子供AIロボットの、モニター里親制度を描く「純也の事例」 ナノマシンが体内に存在することで“孤独じゃない。サビシクナイ”女性を描く「ナノマシン・ソリチュード」 全自動住宅に住むモニターたちの騒動を描く「おまかせハウスの人々」 BSE問題以降の食品安全問題への偏執的・神経質な安全志向社会を描く「フード病」など、全6編。 著者の作品は、本棚にひっそりと佇んでいるが、一旦手に取ると俄然輝き始める魔法の本のようです。 短編が力を失っている今日にあって、著者は指折りの短編名人。 のどごしのいい缶ビールを飲んだような後口は爽快。 気持ちよく読書できるって、心の休憩にピッタリ。 あ~気持ちいい! 伊坂幸太郎(著)「死神の精度」火星ノンストップ
2006.01.19
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啓示空間 1000頁を超すスペースSF 太古の宇宙より驚異の科学技術が隠されているといわれる謎の空間シュラウドからただ一人生還したダン・シルベステ。 彼がリサーガム星で異星種族の遺跡を発掘中、陰謀に巻き込まれ、謎の存在と対峙する。99万年前の異星種族絶滅の謎、超巨大宇宙船内での暗闘、・・・・。 待望の大河宇宙SF。 1000頁を一冊にして発刊するとは、最近では珍しい。 ドギツイ色の背表紙や、簡潔なタイトルに目を引かれます。 スタートレックのヴォーグばりに、インプラントを体に埋め込んだ未来の人類など、サイバーパンク風のガジェットが散りばめられていますが、基本的には伝統的な宇宙SF。 巻頭のアニメ風の挿絵による人物紹介は、ライトノベルかと思わせるが、この本の本質とはずれている気がしました。 あとがきに、L・ニーブンや、D・シモンズなどの宇宙モノのSFを例に、本作の著者アレステア・レナルズが紹介されていますが、確かに同じ後味がします。 ハインラインの宇宙の戦士を、近代的な手法で映画化した「スターシップ・ツゥルーパーズ」みたいなもので、道具立ては今日的ではありますが、SF世界の懐メロ的作品。 Kinki・Kidsの数々の曲や、青春アミーゴみたいに、歌ってる人は最新アイドルでも、歌は何処か懐かしい旋律を含んでいる“あの感じ“です。 書評などでは、評価が分かれるているようですが、ハインラインやアシモフがバリバリの大御所で、L・ニーブンが新星だった頃からのSFファンの小生には、口当たりの良い作品でした。2001 ブルゴーニュ・ルージュ 赤Domaine クロード・デュガ 750mlゴッセ シャンパーニュBrut Excellenceハーフボトル 375ml
2006.01.14
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暗黒の城(ダーク・キャッスル) 第5回小松左京賞受賞作品。 バーチャルリアリティを使ったホラーゲーム「ダークキャッスル3」開発中に、ゲームクリエイターが相次いで変死。 一人はフェラーリを走行中、時速270キロで激突死、更に一人はロシアンルーレットで自殺するという、死を怖れぬ死に方だった。 「ダークキャッスル3」と一連の事態との関連を感じたゲームメーカーに勤める早川優作優作は、雑誌記者の鷹石茜とともに事件を追いはじめる二人の前に現れたのは、「死の恐怖を取り除く」カルト集団の謎の指導者だった・・・。 小松左京氏に「重量感あふれる迫真の作品」と言わしめた作品との触れ込みですが、残念ながら成功作とは思えませんでした。 少なくとも、大人が読むにはチョット・・・。 変死事件を追う、「ダークキャッスル3」営業担当の早川に、警察が易々と捜査情報を漏らすあたりから、この作品は途中で破綻していました。 昨今の犯罪小説を読んでいれば「そんなはずないやろ・・・」って感じがします。 せっかく良い素材を積み上げていっても、こういう安易な構成で一気にリアリティは崩壊し、小説の体を無くしてしまっています。 小松左京賞受賞作品らしい、読みやすい文章に途中まで引っ張られたので、余計に残念。火星ノンストップ伊坂幸太郎(著)「死神の精度」
2006.01.08
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血液魚雷 現代版『ミクロの決死圏』 心筋梗塞の患者の血栓除去手術中、透視画像に映り込んだのは、血流に逆行して移動する正体不明の物体。 物体の正体を解明すべく、カテーテルからナノ単位のビームを照射し、血管内をリアルタイムに撮影する新鋭装置“アシモフ”が投入されることになった。 “アシモフ”のゴーグルを通して眼前に現われたのは、ミサイルのごとき形状とプロペラのような鞭毛を備えた謎の物体であった… 作者自らアシモフの『ミクロの決死圏』への意識をあからさまにした意欲作。 『ミクロの決死圏』をリアルに実現させる手だてとして、ナノテクによる最新カテーテルを創作して物語を紡ぎ出した著者の工夫は充分。 文章も悪くないけど、本家と比較することは大アシモフの失礼かな。 この作品、悪くないけど何かが足りない。 「人体という異世界を舞台に、極小存在と人類との息詰まる攻防戦を描いた」作品なのだけど、緊迫感とか人類全体に及ぶような危機感が全般に希薄。 NHKスペシャルの「人体」という番組を見た時はインパクトを、今では抱くことはできない。 ベアの「ブラッド・ミュージック」も既に古典的になる時代だから、新しい未知を切り開くのは難しい。 とはいえ、SFらしい作品で、楽しく読了しました。火星ノンストップ伊坂幸太郎(著)「死神の精度」■日本SF・ファンタジー感想リンク◆筒井 康隆 (著)「銀齢の果て」◆小松左京 /谷甲州(著)「日本沈没(第2部)」◆山田 正紀 (著)「神狩り 2 リッパー」◆谷 甲州 (著)「パンドラ (上) (下)」◆小川 一水 (著)「老ヴォールの惑星」◆谷口 裕貴 (著)「ドッグファイト」◆町井 登志夫 (著)「血液魚雷」◆藤崎慎吾 (著)「ハイドゥナン〈上〉〈下〉」◆林 譲治 (著)「ストリンガーの沈黙」◆石黒 耀 (著)「死都日本」◆池上 永一 (著)「シャングリ・ラ」◆恩田 陸 (著)「ねじの回転」◆機本 伸司 (著)「メシアの処方箋」◆機本 伸司 (著)「僕たちの終末」◆荒俣 宏 (著)「妖怪大戦争」◆菅 浩江 (著)「おまかせハウスの人々」◆有村 とおる (著)「暗黒の城 」
2006.01.01
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旧宮殿にて名探偵レオナルド・ダ・ヴィンチ登場! 15世紀ミラノ。天才レオナルド・ダ・ヴィンチが、宰相ルドヴィコ、才媛チェチリアと共に、不可解な謎、奇妙な事件に挑むスタイリッシュな短編ミステリ。 手堅い文章で、読みやすい。 「この作者は、こんな読み物を書くのか」と驚かされました。 ダ・ヴィンチコードでなにかと名前が話題になったレオナルド・ダ・ヴィンチを探偵役にした短編で、15世紀ミラノが舞台とくれば、多少読みにくいかと思いきや、サクサク読める佳作です。 三雲岳斗氏の新しい引き出しを見せてもらいました。
2006.01.01
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