子育ちパパBook・Trek
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ICO(イコ) 同名コンピュータゲームに触発されて作者が初のノヴェライズに挑んだ。 霧の城の生贄である“しるし”である小さな角を持った子供イコが誕生した。13歳になると角は一夜にして牛のように伸び、「しきたり」により帝国の神官に連れられて霧の城へと向かわされる イコは霧の城から生還できるのか・・・? 生贄であることを運命づけられたイコの成長と冒険の物語。◆ 小生は図書館族なので人気作品はなかなかリアルタイムで読むことが出来ず、本作も発売から長い時間を経てようやく書棚に戻ってきた期待作であります。◆ コンピュータゲームに由来する作品だけにステージをクリアしながら進むようなストーリー展開ですが、さすがに宮部みゆきの筆にかかると、深みのある話になります。 ただし、面白いことは間違いないのですが、同じファンタジーである「ブレイブ・ストーリー」にはかなわないかな。 「なぜ霧の城は、角の生えた子を求めるのか」など、小生にはストーリーの辻褄が合っているのかどうかも微妙な感じがしたですが、やはり小生の読解力不足のせいか? あるいはRPGゲームへの知識不足か?◆ スターウォーズに例えると、ダークサイドに引き寄せらそうになる若いジェダイのような危うさを持つ、イコの「愛」「勇気」「正義」「怒りや悲しみ」など心の揺らぎも丹念に書かれていて、図書館なら、ジュニア向けの棚に置いてもいいかも。◆ この作者ゆえに面白いのだけど、この作者ゆえに物足りなさも覚えるパラドックスを感じながら読み終えたエンタテインメントでした。イチョウ葉エキスホワイトコラーゲン 250g■日本SF・ファンタジー感想リンク◆筒井 康隆 (著)「銀齢の果て」◆小松左京 /谷甲州(著)「日本沈没(第2部)」◆山田 正紀 (著)「神狩り 2 リッパー」◆谷 甲州 (著)「パンドラ (上) (下)」◆小川 一水 (著)「老ヴォールの惑星」◆谷口 裕貴 (著)「ドッグファイト」◆町井 登志夫 (著)「血液魚雷」◆藤崎慎吾 (著)「ハイドゥナン〈上〉〈下〉」◆林 譲治 (著)「ストリンガーの沈黙」◆石黒 耀 (著)「死都日本」◆池上 永一 (著)「シャングリ・ラ」◆恩田 陸 (著)「ねじの回転」◆機本 伸司 (著)「メシアの処方箋」◆機本 伸司 (著)「僕たちの終末」◆荒俣 宏 (著)「妖怪大戦争」◆菅 浩江 (著)「おまかせハウスの人々」◆菅 浩江 (著)「五人姉妹」◆有村 とおる (著)「暗黒の城 」◆三崎亜記(著)「となり町戦争」◆高野 史緒 (著)「ラー」◆田中 啓文 (著)「蹴りたい田中」◆粕谷 知世 (著)「アマゾニア」◆平谷 美樹 (著)「エリ・エリ」◆石田 衣良 (著)「ブルータワー」◆渡辺 球 (著)「象の棲む街」◆森見 登美彦(著)「太陽の塔」◆古川 日出男 (著)「ベルカ、吠えないのか?」
2006.10.08