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2007年06月22日
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自分用の覚書ですので、私にとって気になる部分だけの引用になってます。^^

 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

仏教とは、仏陀の説いた教え、仏(仏陀、覚者、真理に目覚めた人、如来)の宗教、
また、仏に成るための教え。近世では広く釈迦如来を開祖とする宗教のことをさす。


約2500年前。インドの釈迦族の王子「釈迦」が29歳で出家をした。


伝統的なバラモンの修行ではなく、自由な修行者として仙人の元で修行や苦行を
行うが悟りは得られない。

修行を捨てた後、35歳の時、菩提樹の下の瞑想中に悟りを開く。



築き発展する大きな礎となる。



釈迦の教えは「さとり」に基づき、折にふれ相手の状況や能力にあわせて、
その人に相応しいことを説く方法で行われた。



釈迦は、神秘主義(世界の常・無常、有限・無限、霊魂と身体との同異、
死後の生存の有無など)については、沈黙を守る。

神秘主義を克服し、正しい論理を身につけ個人が自ら真理に目覚めて「悟り」を
得てゆく過程を重視。

当時の宗教家達からは、無神論として非難された。



最終的には「自分として執着している自我は実体ではない(無我)」と覚り、
苦の束縛から解放されること(解脱)を求める。

この境地を涅槃と呼ぶが、これはエゴ・煩悩の炎に自分がコントロールされる



この涅槃の境地に入った存在を「仏」「仏陀」とよぶ。


「菩薩」とは仏になることを目指す修行者のこと。

煩悩を滅することにより、この世の現実の姿を感得しようとするもので、
自己否定をするものではなく、一切を肯定しようとする面が強い。


釈迦は80歳程の生涯だった。






<仏教の根本分裂>


釈迦の没後100年ほど経った頃、個人個人が聞き継いだ釈迦の言葉を
700人の僧侶が集まり編纂する。

その時、厳しい戒律(塩の所持。食事時間等)の緩和を求める声があがるが、
教団規則に違反すると判断される。


不満をもつ僧侶たちは新たな教団を形成。「大衆部」という部派ができる。


仏教教団は保守的・修行者尊重的な「上座部」と非伝統的・在家肯定的な
「大衆部」に根本分裂。

この根本分裂から枝葉分裂が起り、部派仏教の時代に入り、上座部からさらに
分派した「説一切有部」が大きな勢力を誇った。



<大乗仏教と小乗仏教>

釈迦の死後約500年経った西暦元年頃になると、在家者と釈迦の墓の
守護者たちの間から、「大乗(大いなる救いの乗り物)仏教」と自ら宣言をする
集団が現れる。

出家することなく在家のままでも仏となれる教え。


大乗仏教は「説一切有部」などの部派仏教を、自己の修行により自己のみが
救われる「小乗(自分しか救わない小さな乗り物)仏教」として批判。

『法華経』、『般若経』『阿弥陀経』など多くの新しい経典を生み出していった。


大乗仏教は自身の成仏を求めるにあたって、まず苦の中にある全ての生き物たち
(一切衆生)を救いたいという心(菩提心)を起こすことを条件とする。

「利他行」の精神。


大乗仏教においての「菩薩」は、「涅槃の境地へ入る」段階に達していながら
仏にならず、全ての生き物(一切衆生)への慈悲から輪廻の中に留まり、救済に
取り組む面を強調・奨励される。(弥勒菩薩や観世音菩薩など。)


西暦150~250年頃、「龍樹」という人物が、インドのバラモン学を習得したのち
仏教に転向。

当時の上座部仏教と初期大乗仏教とを学んで大乗仏教に傾倒し、諸経典に通暁し、
大乗仏教の地位を確立した。


龍樹は、仏教の原初からあった「空」の考えかたを、般若経の「空」の解釈により
深め体系化。

「空」の思想は中観派として後に多大な影響を及ぼす。

「空」は 欠如という意味。また、0(ゼロ)という数字を表す。

『般若経』では何ものにもとらわれない「空」の立場に立ち、またその境地に
至るための菩醍の行(六波羅蜜)の実践を説く。

すべてのものは実体がなく空である(無自性)という立場を表明。

龍樹の中観仏教を中国にもたらしたのは、訳経者として著名な鳩摩羅什。


大乗仏教は中央アジアを越えて、中国、韓国、日本へと広まる。


<同時代の他思想>

「唯識」

龍樹(中観派)の「一切は空である」という主張に対して、「一切は空である」と
認識する心のみは存在しなくてはならないと考える。

開祖の「無著」は神通力で弥勒菩薩に会い、大乗仏教の空の思想を学ぶ。

西遊記の玄奘三蔵は唯識仏教を求めて天竺(インド)に旅をし、その系譜は
法相宗として日本の法隆寺に伝わる。


「如来蔵思想」

人間の本性は完全な仏であり、煩悩に覆われているから仏と成らないだけであり、
煩悩という塵の層を除けばそこに完全な仏があるという考え方。




<密教>

いつしかインド古来の「バラモン教」の神秘主義的な要素が仏教に取り入れられる。


『般若経』『法華経』などにも一部に呪文が登場し、呪文を中心とする単独の
除災経典も成立する。


グプタ王朝(320‐550年頃)はヒンズー教を国教にしたので、仏教はヒンズー教の
一派の「 タントラ教」の秘密の教義体系を受け入れる。

呪文(真言・陀羅尼)、手の印相、曼荼羅を用い、教義・儀礼は秘密で門外漢には
伝えない特徴をもつ。これはヒンズー教化した仏教である。

ヒンズー教の側でも釈迦をクリシュナ神の化身として崇めた。


7世紀に至って『大日経』『金剛頂経』といった体系的な密教経典が成立する。


密教は、様々な土地の習俗や宗教を包含しながら、それらを仏を中心とした
世界観の中に統一し、すべてを高度に象徴化して独自の修行体系を完成。

秘密の儀式によって究竟の境地に達することができ、仏となること(即身成仏)が
できるとする。

インドからチベット・ブータンへ、さらに中国・韓国・日本にも伝わって、土地の
習俗を包含しながら、それぞれの変容を繰り返している。


<チベット仏教>

チベットは8世紀より僧伽の設立や仏典の翻訳を国家事業として大々的に推進、
仏教の諸潮流を一挙に導入した。






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最終更新日  2007年06月22日 10時22分44秒
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