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Aug 3, 2020
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私は若いころ山登りを趣味にしてまして、それもほとんど岩壁登攀が主だったのですが、その亜流として沢登りも頻繁におこなってました。


日本の山はいくら高くても3,000m なので、たいてい沢の中で1泊もすれば抜け出せるのですが、普通の岩壁登攀と違ってなによりビショビショになるのと、その水がとんでもなく冷たいので別のイミの困難さがあります。


その沢登りで履く靴は、今だったら沢登り専用のソールが苔などで滑りにくいフェルト製やラバー製の沢靴と呼ばれる特別な靴がスタンダードなんですが、私らやってたころは昔だったので、こんな便利な靴はほとんどありませんでした。
ぢゃあ、何を履くかと云うと「地下足袋」と「ワラジ」です。
地下足袋とワラジって、なんとも陳腐な組み合わせのように見えますが、昔の沢登りの定番でした。
今の時代の人だったら、そもそもワラジの履き方さえ知らないでしょう。

しかし、これのメリットは苔でも岩でもとにかく滑りにくいと云うことと、沢に取りつくまでのアプローチには別に登山靴が必要なので、地下足袋とワラジだとかさ張らず軽いのですね。
その代りワラジの寿命は短いので、消耗品として考えなければなりません。

沢登りでは滑り止めのためにワラジを重ねて着用してましたが、本来は地下足袋だけで足裏にゴム底がついてるので、そのまま歩くことができますね。
必ず足の指が二股になってるのは、足のつま先に力を入れやすくするためです。
名前の由来は、履物を履かずに"直に"土の上を歩くための「足袋」だからです。
それでは地下足袋の元となった「足袋」はど~でしょう?
足袋の起源は今の靴下にあたる中国古代の足衣「襪(しとうず)」と呼ばれるものからとされてて、古事記の中にも登場してますから、奈良時代から存在してたことになります。
これは2枚の足形の布を縫合せたもので、紐をつけて結んで留めていました。
平安時代ころまで宮殿では素足だったのですが、特に高貴な人や長老だけが襪をはくことを許されたそうで、普通はこの上に履 (くつ) を履きます。
平安時代あたりに、足指ができて「足袋」となったのですが、これは草履を履くための必要から起こったものでした。
足袋はこの時代から江戸時代初期ごろまで、ずっと"革製"です。
やはり足袋に打紐をつけて結んだものが一般的でした。
ところが1657年(明暦3年)徳川家綱のときに、関東大震災や東京大空襲などの戦禍、震災を除くと日本史上最大の火災である「振袖火事」がおこります。

とても足袋につぎこむ皮が足りない。
そこから木綿製の足袋が急速に普及していったと云われています。
打紐に代わって、江戸後期から明治前期にかけて普及し、現在に至ったのが「小鉤(コハゼ)」と呼ばれる金属製の金具(ホック)を「受け糸」と呼ばれる糸のループに引っ掛けて留めるようしたものですね。
小鉤はだいたい4枚~6枚ついています。
小鉤が4枚ついているのが「4枚小鉤」、5枚のが「5枚小鉤」、6枚あるのが「6枚小鉤」と呼びます。

小鉤は下から留めて行き、きつい時は外側の紐に引っ掛けるためですね。
旅が盛んになった江戸時代、旅行用の履物と云えばワラジ。
素足にワラジを履いて長時間歩くと鼻緒ずれしてしまいます。
これを防ぐために足袋はなくてはならないものでした。
丁度、私らのころの沢登り足元グッズと同じ考えだったワケです。

この旅行グッズとしてとくに好まれたのは「藍染め」の足袋です。
藍で染めてあると虫や蛇、蛭を除けるために、足袋だけでなく、着物、手甲、脚絆などにも用いられてました。
もともと屋外用だった足袋が、いつの間にか家のなかで用いられるようになったのは、足袋には"防寒"と云う役割もあったからです。
暖房器具の乏しい昔の日本家屋にはうってつけだったのですね。

現代のような白足袋は、もとは上流階級の正装用や室内履きだったのが、江戸時代半ばから、庶民もハレの日だけ履くようになり、その後、裕福な商人階級などは日常生活でも用いるようになったのが始まりです。
きょうは圧倒的な声量で人気のアナスタシア(Anastacia)の歌を。
10代から口腔から肛門まで全消化管に、非連続性の慢性肉芽腫性炎症を生じる原因不明の炎症性"クローン病"に悩み続けた彼女ですが、こんどは2003年に乳癌の手術を受けてみごとに回復。
2002年には日韓合同ワールドカップサッカーで公式テーマソング「Boom」を歌いました。

竹を割ったようなキャラクターで知られるアナスタシアは、もう52歳ですが、お色気だけはいぜん健在です。
きょうはヒット曲「Left Outside Alone」を。
邦訳すると「ひとり蚊帳の外」。

Anastacia - Left Outside Alone (Music Video)





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Last updated  Aug 3, 2020 05:17:19 AM
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