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Aug 4, 2020
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私はマンション住まいで、リフォームして床を全部フラットな板張りにしました。

昔からの日本家屋だと、木目のきれいな廊下があって、なんとも日本の建築美を感じさせてくれます。


この日本家屋独特の廊下と云うのは、西洋のそれと違って、歩くと少し"しなる"ように作られてます。
なぜなら靴を脱いで生活する日本人にとって、しなる廊下の方が歩いたときの反動が頭まで響かないからです。
見た目の美しさや木のさわやかな香りだけにとどまらず、触覚まで気を配ると云うのがいかにも日本人らしいでしょ。
よくアメリカ映画で警察や軍隊がドアを蹴破って家屋に浸入するシーンがでてきますね。
この方法、日本家屋では通用しません。
海外の家屋はドアが内側に開くのに対して、日本家屋の場合、たいてい外側に向かって開くからです。

これは日本独特の生活の知恵です。

地震の多い日本の場合、災害時にドアが開きにくくなってることが想定されます。
地震が発生して、もしドアが開かなくなったとき、部屋の中から体当たりしてドアを蹴破るしかありませんが、もしドアが内側に開く方式だと万事休すです。

それと台風も。
内側に開くドアだと、外から雨が吹き込みやすいのです。
そうした震災、暴風雨対策を考慮して、日本のドアは作られてるのですね。
地震対策は家の柱にも見られます。
伝統的な日本の家屋にはたくさんの柱が使われていますが、柱それぞれに独立した土台をもっています。
しかも柱と柱をつなぐ横木は、柱にあけてある穴に差し込まれてるだけで、釘や接着剤で固定されてません。
ただ木の栓が施されているだけです。
柱を土台に乗せる工法を「石場建て」と呼びます。

普段は、建物そのものの重みで安定しています。
地震の際は地面が揺れても、緊結していないため建物だけが滑るように揺れを吸収し、受けるダメージが少なくなります。

これがひとつの土台に全ての柱を立ててしまうと、地震が起きたとき、全ての柱が連動して大きく揺れてしまうのです。
込み栓(こみせん)は、鉄製のくぎの代わりに使う"木製の栓"です。
柱と土台、柱と桁などの仕口を固定するために、2材を貫いて横から打ち込みます。


また木と木は組み合わさると、引き付け合う効果としても発揮します。
大黒柱と云う存在があるのも、いちばん太い柱に全部の梁をかけることによって、上屋の重みを支え、家全体を安定させるためです。
多少揺れても、この大黒柱のおかげで復元力が保たれます。


私のようなマンションの部屋にも当初、「床の間」がありました。
"ありました"と云うのは、リフォームの際に押し入れをクローゼットにしたため、それに続く床の間がアンバランスになり取ってしまったからです。

しかし、純粋な日本家屋だったら、床の間は非常に重要なイミを持ってます。
床の間は部屋の一部ですが、座ったり、家具を置いたりする場所ではないですね。
いわば「遊び」の空間とも云える。

これが大切なんですね。
狭い部屋の中で、遊びの場所を作ることで、安らぎの場所ができ、ストレス解消の機能をはたしてくれるのです。
また、床の間には生け花が飾られ、書や山水画などの軸物がかけられます。
これらは総じて、自然を象徴するものばかりです。
書は本来、山をなぞり水の流れに書くのが基本で、そこには自然そのものの心が生きてます。

つまり、床の間は室内で自然が凝集している場所なのです。
わざわざ床の間をしつらえると云うことは、日本人が自然とともに生活し、いかにそれを大切に思っているかと云うことなんです。
きょうは音楽動画と云うより富士フイルムが一昨年作成したドキュメンタリーをお楽しみください。
1914年(大正3年)生まれですから、今年でなんと106歳!
東京・築地生まれで史上最高齢の現役女流長唄三味線奏者「杵屋響泉」です。

五代目杵屋勘五郎を父に持ち、4歳の頃に初めて長唄を体験。
6歳から本格的に稽古を開始して、12~13歳頃には小学生に教えるほどにまで上達したというスゴイ人です。
昨年は105歳にして「一〇五(いちまるご)娘がつなぐ五世勘五郎の長唄世界」と云うアルバムでCDデビューまでしてます。

104歳密着ドキュメンタリー(短編)|富士フイルム「楽しい100歳。」





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Last updated  Aug 4, 2020 04:46:45 AM
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