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海外であるが、サファリ自然公園で観察車に乗っていた
女性がライオンに襲われて死亡した。
撮影のために窓を開けていた隙に襲われたようである。
百獣の王・ライオンであるから密林でお目にかかったら
人間は 一巻の終わり である。
人間は、まず、無防備では猛獣には近づかないであろう。
ホンの一瞬の隙を突いて襲うのが猛獣の「狩りの習性」である。
自然界では、一瞬の隙が命取りである。
<Web画像から:以下同じ>
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日本でも、ヒグマなどの猛獣は深い山に潜んでおり、
山菜採りなどの老人が出くわして、襲われることがある。
ヒグマは人間を恐れているから、人間の姿や気配を覚ると
自ら姿を消すが、突然に出くわすと驚いて襲ってくる。
そのとばっちりを避けるために、熊除け用の鈴を鳴らして
人は深山に入るのである。
<Web画像:WIKIPEDIAより>
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このように、動物との観察上の付き合いには厳しい対応が
必要である。
小生は子供の頃には、ウサギやメジロなどを飼ったことがある。
野生の鳥獣は、急に檻に入れられると自由を求めて檻から出ようと
して、檻に突進する。
体は元より、嘴の横当たりは血が滲み、目を痛めて、
そのままでは死んでしまうくらいの
突進振りであった。
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魚も池や水槽で飼っていたが、
驚かせると池では石の影にさっと隠れるが、
何もない水槽では驚いて、壁面に体がぶつかることもある。
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葛西臨海公園では回遊魚のクロマグロを生きたまま
巨大な水槽の中を回遊させて、水槽の壁を透明にして
人間が観察できる構造にしている。
人間でも、自分の住む家をガラス張りにして
四六時中観察されたら精神的にも参ってしまうであろう。
人間は観察料収入が目的であるから、魚の迷惑は
お構いなしで、死ななければ良いだけである。
クロマグロは水槽の外に纏わる人間の気配を絶えず感じたために、
また、人の動きで泳ぎの変調をきたして、方向感覚を失い、
「透明な壁」に激突してほぼ全滅してしまった。
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いまは、壁に檻の形をテープで描いているため
壁があることが判るから、 魚の激突は避けられている。
魚が慣れればテープを外すといっているが、
むしろ、檻の形よりも、水槽の住民である魚民がストレスを
感じないように、魚側からは「水槽壁」に見え、
他方で、外の 人間側からは透明に見える
特殊反射ガラス構造 に 改めるべきではないだろうか。
(小生は、刑事の取調室の犯人を、証人が別室から
特殊ガラス越しに確認する構造をヒントにしている。
公衆トイレでも人が中にはいると見えなくする特殊ガラスが
考案されているのである。)
今のままでは、魚に多大なストレスを加えたままに成るであろう。
つまり、いまのままでは、魚にとっては虐待行為である。
虐待行為で全滅させておきながら、
「慣れるであろう」というのは人間側の身勝手すぎる発言である。
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人間が横から眺める方式では、
魚がストレスで壁面に激突する危惧が 残るのであれば、
むしろ、 底から眺めたり 丸い小窓を多く作って眺めたり 、
スクリーンに投影するしかないのであろう。
・・・
多くの人間の都合を優先するあまり、魚のストレスを高めて
全滅させる暴挙を犯しては、水族館の使命を果たしていない。
魚類の種類の多さを学び、自然の生存状態を見せるのが使命である。
人間の嗜好にあった動きを擬態で演技させたりするのは、
そもそも水族館の使命ではない。
ショーは呼び物としては必要でも、本来の使命ではありえない。
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<葛西臨海公園>
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