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大津皇子 哀傷歌 6 首 万葉集 大伯皇女
◆大津皇子が、密かに伊勢へ来たときに詠んだ歌
(巻二 105)
我が背子を大和へ遣るとさ夜更けて
暁露に我れ立ち濡れし
(巻二 106)
ふたり行けど行き過ぎかたき秋山を
いかにか君がひとり越ゆらむ
◆大津皇子が亡くなった後、帰京の際に詠んだ歌
(巻二 163)
神風の伊勢の国にもあらましを
何しか来けむ君もあらなくに
(巻二 164)
見まく欲り我がする君もあらなくに
何しか来けむ馬疲るるに
◆大津皇子が二上山に移葬されたときに詠んだ歌
(巻二 165)
うつそみの人にある我れや明日よりは
二上山を弟背と我が見む
(巻二 166)
磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど
見すべき君が在りと言はなくに
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止め