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怖いタイトルですね。2013年6月8日(土)から渋谷アップリンク、ほか全国順次公開する映画です。映画の冒頭でセラリーニ教授が警告します。「20世紀に世界を激変させたテクノロジー」が二つあります。“遺伝子組み換え”と“原子力”です。この二つのテクノロジーには三つの共通点があります。1、それは後戻りができないこと。2、すでに世界中に拡散していること。3、そして体内に蓄積されやすいこと。この映画は『未来の食卓』『セヴァンの地球のなおし方』で“食の重要性”を訴え続けるフランス人監督ジャン=ポール・ジョーの作品です。常にリスクと隣り合わせのフランスと、福島第一原発事故以降の日本にカメラを向けたものです。それでは、私達が未来の世代に安全な世界を残すことは出来るのでしょうか。映画では、新たな一つの可能性として“アグロエコロジー”を取り上げています。アグロエコロジーとは、自然と未来の世代を尊重し行われる持続可能な農業システムです。※有機農業もルーツを辿ればインドやアジアにゆきつきますが、アグロエコロジーは有機農業とは違って開発途上国で発展してきた農業。映画ではアグロエコロジーを実践しているセネガルの農業学校が登場します。農業学校で村の若者に教える先生は語ります。「人間は毎日何かを食べる必要がある。タネを大切に育てなさい。そして、自分たちでタネを毎年収穫してGM作物の侵入を阻止するんだ。タネは植物や動物は未来のための大切な資本だ。タネは命の源で可能性そのものだ。いつでもそれを忘れるな」※セネガルが世界に誇るパーカッション奏者ドゥドゥ・ニジャエ・ローズが日本の和太鼓とコラボで出演、生命のリズムが大地に鳴り響きます。 ●スローフード東京&神奈川ブロック会議がありました!スローフード秦野支部代表として、横山由梨さんと横田寿史さんの若手二名が出席いたしました。『スローフード東京&神奈川ブロックの会議に出席して来ました。会議のあとの懇親会は旨いものばかり♪さすがです。(横山)』スローフードの会議はみんなで持ち寄り、みんなで作る、幸せな時間です。そこで語られることは、みんなの幸せ、未来の幸せでしょうか。私達がスローフードをやっている意義もそこにあるのかな。横山さん、横田さん、お疲れさまでした!未来をつくる若い人達の力は大きいです!
2013年06月02日
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秦野・田植えの季節、わさぴや茶園から見た風景四季がある日本の暮らしは、雨の季節でさえも愛しいもの。降り続く雨の匂いに、移りゆく季節の兆しや気配を感じます。田植えの時期には豊作を祈り、収穫の時期には感謝を込めて、暦に添った歳時食は「祈りの心」から始まったものなんです。秦野の歳時食として欠かせない「ぼた餅」田植えの季節やお彼岸、お盆に作ります。春は牡丹の花が咲くから、春のお彼岸は「ぼた餅」秋は萩の花にちなんで、秋のお彼岸は「おはぎ」小豆は身体の酸化を防いだり、回復力を高める効果があるし、季節の変わり目を旬の食べ物で乗り切る。歳時食は理に叶っているんですね。秦野・新緑が眩しい水無川の散歩道天文学と季節の巡り、それに+して暮らしの習慣から作り上げられた日本の「暦」季節を味わう伝統文化でもある歳時食を次世代にもつなげていきたいものです。※祈りの心「かたち」‥こちらも見てね!
2013年05月30日
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イタリアで大ヒット中のレースブレスレットです。お馴染みのミサンガのイタリア版といったところでしょうか。もとはと言えば、ペルージャの高級ニット会社から生れました。ミラノのレース工房で作ったこのブレスレットが国民的な大ヒット!イタリア全土はもちろんフランス、アメリカ、そして日本へも。日本では、社長の一言で「東日本大震災のチャリティブレスレット」として発売されて、2012年、石巻市に1,000万円が贈呈されたということです。半袖になる季節、何か手首がさびしいかなと思って、でも大げさなブレスレットは家では鬱陶しくて‥こんなとき、繊細なレースで編んだブレスレットが重宝しています。私は定番のクローバーにしました。ところで、これは、女性だけではく、男性も使えるところが、爆発的なヒットの要因だったのでしょうね。色の組み合わせ次第で自分だけのアクセサリーといった気分も味わえるし。デザインも四葉のクローバーだけではなく、ドラゴン、ハート、シンデレラの馬車、ミッキーも。色とデザインの組み合わせで、それこそ無限大に広がります。イタリアらしい発想だと思います。
2013年05月17日
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日本を代表する伝統芸能の殿堂「新歌舞伎座」その舞台や花道に使われているのが、樹齢100年を超える秦野産の檜です。初代歌舞伎座の開場が明治22年、その頃に植えられた秦野の檜。昨年、伐採許可が下りたばかりの木が、木材となって東京の新名所・新歌舞伎座へ‥これも一つの出会いでしょうね。新歌舞伎座の新しい舞台と花道(写真:松竹株式会社)文字通りの「檜舞台」で、秦野産の檜が、今後、何十年にも渡って役者の演技を支え続けることになると思うとちょっとワクワクします。新歌舞伎座で歌舞伎を観たいな!
2013年05月08日
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ハッピーホーリーはインドの祝日で仕事はお休み。もともとは豊作祈願だったホーリー(Holi)はインドやネパールのヒンドゥー教の春祭りなのね。春の訪れを祝うと同時に、悪魔祓いの意味が加わり‥現在のイースター+ハロウィン?を兼ねたお祭りみたいになったそうです。この日は、友人知人はもとより、たまたま通りがかった人にまで顔や身体に色粉を塗りつけたり、色水を掛け合ったりするそう。今日は「外に出たら大変ですよ!」と周りの人に驚かされていたのに、彼はリミンブログのインド特派員?(笑)として、写真を撮るために出掛けて行った。で、ホントにもう大変なことなったそうです。この色粉、シャワーを浴びても、衣類の洗濯をしてもなかなか落ちないそうです。ウチの彼の顔をご覧になったら一目同然!インド暦では11月の満月の日ですが、太陽暦では3月に当たり、この日だけは、カーストの上下も一切関係なく、色粉をお互いに塗りたくり、とてもカラフルなお祭りです。このホーリーが過ぎると、いよいよ本格的な真夏日の到来です。ちなみに、現在の日中の気温は43度くらいで五月がピークとのこと。
2013年04月22日
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ファミリーサッカーフェスタ+食育クイズラリー (秦野市中央運動公園 陸上競技場で)春爛漫の日曜日、無事にスローフード秦野のイベント(食育クイズラリー)を終えることが出来ました。ご参加くださいました皆さま、お手伝い頂きました皆さま、本当にありがとうございました。桜が満開の季節とはいえ、冬に戻ったかのような寒い一日でした。それでも朝から降っていた雨も止み、だんだん空も明るくなって‥ひょっとして神のご加護でしょうか?!まず、料理研究家&管理栄養士である小島麻衣子さんの「食べることの意味」「生活習慣の大切さ」の話しからスタートです。次に茶園の園主・山口勇さんが秦野の自然、地場の野菜や水の話をして、最後はお待ちかね食育クイズで盛り上がろうという企画でした。クイズには食育かるた(製作・奈良教育大学)を使わせて頂きました。出題は麻衣子さん、それにお手伝い頂いた横田さん、由紀子さん、山口さん、みんなで作ったイベント、スローフード秦野の面目躍如といったところでしょうかJAはだのから秦野の名産「落花生」のぬいぐるみも借りて‥食品は持ち込めないので市の健康作り課で食品サンプルを借りてきました。竹籠に、自分が答えと思うモノ(肉や野菜、ご飯やパン)を選んで入れるのですが、子供たちはママゴト遊びのように楽しんでくれたみたいです。参加者の皆さんには秦野で作っている銘茶をプレゼント、大人も嬉しいスローフードのイベントでした。新年中さん、新年長さん、新二年生の皆さん、春休みの一日楽しんで頂けましたでしょうか。それからピッカピカの新一年生の皆さん、入学式も済み、いよいよ学校が始まりますね。おめでとうございます!皆さんにとってワクワクするような毎日でありますように!中央運動公園通りは桜並木が満開でしたスローフード秦野の会員・横山由梨さんからお礼のメールが届いております。由梨さんはベルマーレの社員です。『ベルマーレだけではなく、行政やスローフード秦野など、他の団体を巻き込みながら開催できた事はとても良かったと、評価を頂きました。次につなげて行きたいですね。皆さん、お疲れさまでした。』ベルマーレも2013年(J1)おめでとうございます!・主催:ベルマーレフットボールアカデミー・後援:秦野市・協力:スローフード秦野・参加賞協賛:秦野/わさびや茶園・撮影:SFすぎなみ東京/掛川正幸
2013年04月06日
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スローフード秦野の会員「すぴなっつおら」の薬膳にんじんケーキ春野菜がおいしい季節になりました。と、思っていたら、とても美味しい「にんじんケーキ」と出会いました。スローフード秦野の会員「すぴなっつおら」が手作りした「薬膳にんじんケーキ」です。薬膳と言っても、風味の香りがちょうどいい!にんじんを使っているなんて全く分からない身体に良さそうなケーキです。普通の砂糖を使っていないのに、ほんのり自然なキビの甘さ!だって、ダイエット中でも美味しいデザートが欲しいものでしょ?そんな方のために栄養学博士・吉川沓那さんが開発しました。キーワードは「美味しくなけりゃ続かない!」ケーキの半分は有機にんじんなのに、レーズン、くるみ、ラム酒、エクストラバージンオイル、玄米スープ等の贅沢なハーモニーでデザート大好きリミンとしては冷蔵庫の常備品になりそうです。(まだネットでは買えないけれど‥お店に問い合わせてみたら何とかなるかもよ)●スローフード秦野の食育クイズラリー+親子でサッカースクールいよいよ今週(3/31)です!会員のわさびや茶園による参加賞もご用意しました。奮ってご参加くださいね~☆・神奈川新聞社「カナロコ」・Yahoo地域情報
2013年03月25日
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インドの世界遺産【HAMPI】「ウチの彼」からのインド便り3です。実は、彼の二回目の一時帰国中だったのでここのところ私も落ち着かない日々を過ごしてました。インドは、ほとんどカレー味(しかも嫌いな皮なしのチキン)だから、彼にとっては、食べ飽きない和食が大ご馳走!酢のもの、焼き魚、家のとんかつ、納豆、きんぴら、今の季節なら山菜のてんぷら等、ようするに普通のおかずとご飯を食べたいのです。3週間、日本の家庭の味を堪能し尽くして、本日、早朝またインドへと出発しました。満開の桜とはいかなかったけれど、二人で川辺に咲く桜通りをドライブ出来たことがなによりのお見送りでした。休日、ビジャナガルのゲストハウスから車で小一時間ほどのところにある世界遺産「HAMPI」行ってみたそうなのでその写真とお土産話をほんの少しおすそ分けいたします。ハンピは南インドのデカン高原にヒンドゥー教勢力が結束してできたヴィジャヤナガル朝の王都。数多くの宮殿やヒンドゥー教寺院が造営されたが、16世紀半ばイスラム勢力によって象の鼻など偶像を破壊され、廃墟と化した。稔 記『ヴィジャヤナガル王国(1336-1649)の首都であったが、現在のハンピは広大な範囲に遺跡が点在する。あまり観光地化されていないようだ。街中で見かけるノラ牛?もとい「お牛さま」がここにもいた。』奇妙な岩だらけの荒野に造られた、まさに幻の都ハンピ。古名はヴィジャヤナガル(Vijayanagara、「勝利の都」)「ヴィッタラ寺院(Vittala Temple)」寺院の正面には石の車輪がついた山車(ラタ)がある。このラタの中にはヴィシュヌの乗り物である想像上の鳥、ガルーダの像が置かれている。このストーンチャリオット(石の山車)は「HAMPI」のシンボルです。
2013年03月21日
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湘南ベルマーレのイベントにスローフード秦野が協力することになりました!春休みだし、親子参加で無料だし、春のイベントとしていかがでしょうか?《ファミリーサッカーフェスタ》3月31日(日) 10:00 ~12:50親子でサッカースクール10:00~11:10 新年中クラス20組/新年長クラス20組11:20~12:50 新1年クラス20組/新2年クラス20組主催:ベルマーレフットボールアカデミー後援:秦野市協力:スローフード秦野場所:秦野市中央運動公園 陸上競技場年中の(新年度5歳になる)お子様 新2年生のお子様までとその保護者お申込みは電話 0463-25-5800 or メールで。〆切 3月17日★当日はスローフード秦野による食育クイズラリーも実施します。 (クイズラリーは予約なしで自由参加OKです。 ぜひスローフード秦野のブースへ遊びに来て下さいね)
2013年03月05日
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私の暮らす団地下の梅長かった冬も終わりに近づいたようです。それにしても今年は寒い冬でした。窓辺のポカポカ陽気が嬉しい。カレンダーをめくると明日から弥生。日曜日は桃の節句、なぜか嬉しい雛祭り!です。雛人形は持っていませんが、毎年、自分で作ったこの⇒雛人形を飾ります。雛人形は持っていなくとも可愛らしいお菓子だけは買います。桜色の和菓子、雛あられ、ピンク色って女はいくつになっても嬉しいものなのね。そうそう、私の両親のお雛様を買ってくれなかった「買わない理由」を紹介しておきましょう。1、一年に一度しか使わない、やがて押入れから出すこともしなくなる。2、段飾りをしておく和室が無い。 当時は小さなガラスケースに入ったものが無かった時代です。3、そして、あの段飾りは「階級差別の最たるものだ」‥ 今になると、とても両親らしくて微笑んでしまいます。
2013年02月28日
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スローフード秦野の味噌作り教室が無事に終了しました。リーダーの山口さん、ご参加下さいました皆さま、三日間、お疲れさまでした。食べられるのは、今年の秋が深まった頃ですが、どうぞ楽しみにしてお待ちくださいね。自分が手塩に掛けた味噌だと思うと、なんとなく可愛くなってきませんか。待っている時間が愛(味噌)を育てる?でしょ。スローフード秦野が主催する味噌作りも今年で3年目を迎えます。発端は「幻の落花生味噌」の話を聞き込んだことです。かつて大豆のかわりに落花生で作る味噌は、日常的に食卓にのぼる落花生農家の母ちゃんの味でした。しかし、今では落花生農家の減少とともに、手間がかかる落花生100%の味噌そのものを作る家もほとんど無くなってしまいました。どんな味噌汁になるんだろー?想像で言い合うだけでしたが、この際だから、作っちゃおう!【幻の落花生みそ】をスローフード秦野で再現してみよう!こうして「幻の落花生100%味噌・再現プロジェクト」が誕生したと言う訳です。提案者でもあり、プロジェクトリーダーの山口さんの想いを伺いました。『幻の落花生味噌を私達で再現してみましょう! 今回は、いつもの生産者、消費者という垣根を超えて、 最初から完成まで皆で一緒に一つの作品を作りましょう』教室では、落花生味噌の他に普通の大豆の味噌も両方作るのですが、今年で三年目を迎えてもう少し高級な甘味のある塩に変えたり、塩分を控えたり、ますます進化しています。来年はぜひご参加をお待ちしています。※去年の落花生味噌を配布しましたが、山口さんが『美味しくできましたよ』喜んで連絡くれました。昨年、味噌作り教室にご参加の皆さまでまだ、落花生味噌を受け取っていない方はスローフード秦野までご連絡下さい。※写真提供はfacebook下屋 芳之さんです。 ありがとうございました。
2013年02月19日
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味噌作りに使う道具や大鍋‥実用的な道具の数々は美しいです。立春とはいうものの雪が降り、寒い日が続いております。皆さま、お変わりありませんか。昨日は「針供養の日」でした。以前は家庭の針仕事はもとより、針を扱う仕事の人も、針仕事はお休み、針箱の掃除をしたそうです。古い糸や錆びた針、折れた針を豆腐やこんにゃくに刺して神社に納め針仕事の上達を祈ります。そうはいっても、いまどきの家庭で針仕事をする人はどれくらいいるのかしら?(笑)この日は「ふろふき大根」を食べる日でもあるのでフーフー言いながら頂きましょう。●スローフード秦野が主催する味噌作り教室が、近づいて来ました。今年はスタート時間が変わります。※2月15日 午後1時~3時 16日 午前10時~ 17日 午前9時~正午まで 場所: JAはだの本局隣 JA団地センター2階(作業室) 秦野市平沢477 (外階段のところにスローフード秦野のノボリ旗が立っています)持ち物:(エプロン 髪を覆うスカープなど、マスク、タオル) 味噌樽(10号・中蓋付)をお持ちの方はご持参下さい。お持ちじゃない方は秦野支部から買うことも出来ます。(要予約)●お知らせ リミンの友達の息子さんが手打ちうどんの店をオープンしました! 【純手打ちうどん町田タロー庵】・住所:東京都町田市原町田3-6-12 TEL:090-1264-0385・営業時間:昼11:00~15:00・定休日:毎月第3水曜日 まだまだ寒い日が続くようです。町田近くの皆さま、温かい手打ちうどんは如何でしょうか。如月のある日、ほっこりしに、うどん屋さんに行きたいですね。
2013年02月09日
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寒い日が続いております。皆さま、お変わりありませんか。私は寒がりで、暖かいおウチでごろごろしています。春はまだまだ遠いけれど、抜けるような青い空とキーンと冷たい風も心地よい。窓辺の富士山もくっきり見えるし、冬ごもりもなかなか良いものね。●「ウチの彼」からインド便り2滞在している所から約30Kmのところにあるホスペットという街で。(車で45分) ガンジー像と周辺で商いをしている人々です。ガンジーさんは現代インドの国父と呼ばれており、紙幣は皆ガンジーさんの肖像です。イスラム教徒の女性二人と三輪車。 (多くはタクシーとして使われている)当初は、朝、出勤するとき、このタクシーに十数人が群がって乗るのを見た時は驚きでしたが、最近はフツーの風景として何も感じなくなるから不思議です。因みにインド国内のイスラム教徒は11.5%でヒンドゥー教徒に次いで2番目です。私が居る場所を少し説明しておきます。インドのIT産業の中心と言われるバンガロール(空港)から約350Km北北西の町ベラリー市(郡?)ビジャナガルという所。(地図にも載ってない‥)空港から高速道路で3時間半、そこからまた3時間。計6時間半も掛ります。高速といっても、日本と違い平坦な路でも無く、ガードレールも無く‥工事中の場所も多い。そうそう、IT産業のメッカといっても、日本のテレビで紹介されるのは工場のごくごく一部。工場の外は やっぱりインドだな‥都市が郊外に延びていて、鉄道や駅予定地の回りには今、高層マンションがドンドン建っています。高速を降りると、山賊が出そうな巨大な岩石がゴロゴロしている寂しい場所を通るため、会社からは暗くなってからは一般道は走らないようにいわれています。アルジェリアの事件は、日本人の間では話しますが、インド人の話題にはなっていないようです。ではまた。 稔より
2013年01月26日
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私の暮らす団地にある小学校。校庭から大きな富士山が見えます。お正月も終わり、明日は七草粥を食べる日。私はどちらかというと、おせち料理より七草粥のほうが好き。毎年、土鍋で米からちゃんと炊きます。前日にお米を洗っておき、朝、起きたらすぐ火にかけます。一時間くらい気長に炊き、出来上がる間際に七草を混ぜ込んで、塩で味を調えて出来上がり。(お米一合で三人~四人分くらい)ウチの彼は、七草粥の日じゃなくても『食べたいから作ってくれよ~』と言うくらい米粥が好きになったようです。二日酔いにもいいし、野菜の不足しがちな冬にビタミンCの補給にもちょうどいいわね~米粥を炊くとき、ゴマ油を2~3滴、隠し味に入れることが美味しく作る秘訣です。お試しあれ!七草粥で春を待つ‥【春の七草】 ・セリ・ナズナ(ペンペングサ)・ゴギョウ(ハハコグサ)・ハコベラ(ハコベ)・ホトケノザ(コオニタビラコ)(現在のホトケノザではないそうです)・スズナ(蕪)・スズシロ(大根)
2013年01月06日
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●皆さま、明けましておめでとうございます! 今年も恒例の味噌作り教室を開催いたします。 お申込みはスローフード秦野・事務局までお願いします。 尚、今年は勝手ながらメール&FAXで受け付け致します。 ※ 開催場所: JAはだの・本所(作業室) ●お知らせ昨年の「落花生味噌」を使った味噌ラーメン「スローフード秦野」×「らーめん福福」のコラボレーションとして、売上の一部を東北大震災の義援金の一部にしようという話を覚えていらっしゃいますか。「らーめん福福」さんから、義援金がスローフード秦野に届きました。福福さん、一年間ありがとうございます。スローフード秦野は今年も頑張ります。秦野の「落花生味噌」を使った味噌ラーメンを食べにお越し頂いた大勢の皆さま、ありがとうございました。皆さま、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2013年01月01日
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フレンツェの果物屋さん Photo by Riri今年も、新春の味噌作りから始まって、夏はドイツの仲間と一緒にスローフードな時を過ごしたり、振り返ってみると、忙しくも幸せな日々でした。「命」「食」「つながり」を実感することができ、「大地の恵み」に支えられた暮らしは幸せの原点だ‥あらためて、感謝する2012年の年の瀬です。放射能と闘う生産者の皆さん、ありがとうございます。応援する皆さん、来年も頑張っていきましょう。●お知らせ今年の「落花生味噌」を使った味噌ラーメン。「スローフード秦野」×「らーめん福福」のコラボレーションとして、売上の一部を東北大震災の義援金の一部にしようという話を覚えていらっしゃいますか。「らーめん福福」さんから、義援金がスローフード秦野に届きました。福福さん、一年間ありがとうございます。スローフード秦野の「落花生味噌」を使った味噌ラーメンを食べて下さった大勢の皆さま、感謝いたします。私は、これからもスローフードな暮らしの中にある小さな幸せを一粒一粒ていねいに集めていこうと思っています。皆さまも、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
2012年12月28日
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懐かしいスローフード・ベルリンの仲間達からクリスマスカードが届きました。あの夏の日のベルリンの皆さんとの交流が想い出されます。餅つきをしたり、清流流しそうめんで涼んだり、着物でお祭りを楽しんだり、蕎麦打ちや座禅&茶道の体験をした、あの暑い夏がよみがえってきます。あっという間にクリスマスの季節なんですね。日本も雪が降ったり、寒い日が続き、あの猛暑の日が懐かしい‥二年後、再び秦野を訪れてくれるのを楽しみにしています。リミン流・秦野の楽しみ方、ますますバージョンアップしてお迎え致したいと思います。日独 VS どっちの料理ショー!なぞ如何でしょうか?!来年もよろしくお願いします。メリー・クリスマス!そして、よいお年を!●言語聴覚士の杉山さんちのXマス・ツリー新婚旅行でドイツに行ったとき、ちょうどクリスマス・マーケットが開催されていたそうです。子供が生まれて、一緒にツリーを飾るようになって、ドイツの想い出と共に過ごすクリスマス‥幸せなイブですね。●インドに出張中のウチの彼から気温が日本と20度も違うインドは、今、一番いい季節です。木陰で昼寝をしたいくらい。でも、クリスマスもお正月も‥今年はありません。みなさん、よいお年を。さて、どんじりに控えしは、私の見ている秦野の冬景色です。富士山をバックにしたウチの裏山・弘法山。今年もお世話になりました。
2012年12月18日
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ほんの二ヵ月前には、暑い暑い言っていたのに、気が付くと、いつのまにか冬になっていて今年は、爽やかな秋が短かったような気がしています。冬至は一年のうちでいちばん昼間が短い日。ということは、翌日からはとんどん日が長くなるわけで「一陽来福」、一年を巡る新しい太陽の誕生でもあるわけね。冬至といえば、やっぱり柚子湯とかぼちゃ。日本のアロマテラピーである柚子湯にゆっくり入浴して、台所でかぼちゃを煮る‥冬の幸せのひとつです。慌ただしい年の瀬ですが、柚子を湯船にプカプカ浮かべて入る心地よさ。かぼちゃを煮る鍋からあがる美味しそうな匂い。時代は変わっても次世代へ伝えたいものです。ちなみに、冬至の日には「運気がつく」といって「ン」のつく食べ物を七種類食べると良いそうです。人参、蓮根、大根、牛蒡(ゴンボ)、昆布、こんにゃく、ほうれん草そして、真打ちの「かぼちゃ」(なんきん)‥こうやって見てみると、冬場は野菜不足になりやすいから煮物にしてたくさん食べようという、昔の人の知恵でしょうね。冬至の日の定番料理「かぼちゃのいとこ煮」。市販のつぶあんを使えば簡単にできますね。
2012年12月15日
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ウチの彼が一時帰国で帰ってきました。インドの大きなプロジェクトの仕事です。彼は工業炉のスーパーバイザー(設置&指導員)なのね。当初は来年の三月位までという話でしたが、ご覧の通り工場すらまだ出来ていません‥それもそのはず、インドのワーカーさんは(30%位の人は何もしないで)ブラブラしているだけ。で、工場が完成しないと、炉の設置もできないし、試運転が遅れる。ということは帰ってくるのが遅れる‥そういえば‥働き蟻の中に、30%位は何もしない蟻が必要だと聞いたことがありますが、まさにその状態に近い。悠久の大河のように、仕事もゆったり急がずでいくみたい。写真のワーカーさんが、持っているのはインドの弁当箱。朝、出勤するとき、ほとんどの人が手にぶらさげて来るそうです。三段重ねで、それぞれ(ご飯、カレー、スープ)が入っている。この弁当箱を見た瞬間、『あ、璃々が喜びそうなモノだ!』と閃いたそう。これが噂の弁当箱。インドを旅して我が家にやって来た!みんなに『なんで、そんなものを土産に買って行くんですか?』と不思議がられたそうですが、『ウチのかみさんは、こういうモノが好きなんですよ』‥変わっている奥さんと思われているみたい。外国人が利用するレストラン棟・このほかにゲストハウス棟や銀行まで敷地内に。日本人の他、ドイツ人、イギリス人を多く見かけるそうです。やっぱりカレー中心のメニューですが、ご飯があるから『なんとか喰える』とのことです。というわけで、リミン・ブログは、ウチの彼からたまに送られてくる「デカン高原・ビジャナガルの便り」をときどき、お届けする予定です。彼はリミン・ブログのインド特派員?も兼ねて‥(そんな訳ないか)
2012年12月02日
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里山の秋(秦野市蓑毛周辺の風景)気がつくと秋。申し遅れましたが、ウチの彼は只今、出張中でインドに行っております。今月の末に一度ビザの関係で帰国するので、帰ったら一緒に紅葉や里山の秋を堪能したいと楽しみにしているところです。そんなわけで、秋の夜長はもっぱら読書。ついつい夜更かししてしまうこの頃です。でも、夜更かしすると妙にお腹がすくのよね‥こんなとき、ココアが飲みたいものです。(牛乳とオランダのVAN HOUTEN、それにバニラエッセンスを常備しておくとちよっと小腹がすいたときに便利です。)皆さんの秋は、どんな秋でしょうか。●嬉しいニュース朝日新聞の「ひと欄」 2012.11.15スローフードの祭典で福島の現状を訴えた須藤陽子さん(スローフード福島)が昨日の朝日新聞「ひと欄」に取り上げられています。世界の仲間と地球を耕し続ける誓いが記事になりました。全国版なのでご覧になった方も大勢いらっしゃることだと思います。リミンブログ「みんなの笑顔がつながって」でご紹介した会長の陽子さん、スローフード福島の皆さん、おめでとう!イタリアの祭典で須藤陽子さんがスピーチしたのは「エネルギー」という キーワードで原発災害に被災した福島県の現状と脱原発への想いです。また、被災者である彼女をイタリアへ招待して、その訴えを聞いて欲しい‥と奮闘した掛川正幸さんの熱い想いと行動力があればこその実現でした。イタリア・スローフード協会に掛け合ったカケちゃん、お疲れさまでした。みんなの想いがつながったね。
2012年11月16日
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2007/07/09 撮影:勝山稔 昨日の日曜日、「日本が誇る生活文化の結晶」として「新幹線お掃除の天使たち」が紹介されていた。(朝日新聞 2012.11.4)東京駅のホームで東北・上越新幹線を待っていると、列車の前で整列し、乗客に一礼するおそろいのユニ ホーム姿の人たちを目にすることがある。このユニ ホーム姿の「おもてなし軍団」こそ、停車している新幹線や構内を掃除する「お掃除の天使たち」と呼ばれる人たちだ。東京駅の東北・上越新幹線の折り返し時間はわずか12分。乗降時間に5分かかるため、清掃に割ける時間はたった7分間足らず。その限られた7分間に、見事に仕事を終わらせる。早さと完璧さも圧巻だが、世間から注目されている理由はそれだけでない。車両清掃チームは、仕事を始める3分前にホーム際に整列し、深々とお辞儀をして客さまを迎える。さらに清掃終了時にも再度整列し、「お待たせしまし た」と一礼する。この礼儀正しさと華麗な神業をして「7分間の新幹線劇場」と言われている。これは日本の誇る豊かな生活文化の象徴だ。と著者はいう。日本を訪れた旅行者は、口を揃えて日本のそうした豊かさを誉め称える。私も海外から戻ってくるたびに、買ったものをそのままお取り置きしておいてくれる店に感動することも度々だ。(海外で一週間後に行ったら店そのものが無かった‥こともあるくらいだ)この本は、いわゆる経営本では全くないが、女性が仕事にプライドを抱いていくストーリーや、会社をキラキラ輝く会社へと変貌させるためのヒントがつまっている。(あさ出版1470円) 2012.秋 リニューアルした東京駅
2012年11月05日
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今年は、イタリアで開催されるスローフードの祭典の年です。二年に一度、サローネ・デル・グスト(味覚の集まり)&テッラ・マードレ(母なる大地)として、世界中の生産者・調理人などが集まる“食”に関する国際会議です。その開会式でスローフード福島のリーダー・須藤 陽子さんが日本を代表してスピーチを行ないました。朝日新聞 2012.10.29「エネルギー」という キーワードで須藤さんが訴えたのは、原発災害に被災した福島県の現状と脱原発です。最後にスローフード・インターナショナルのペトリーニ会長は、スローフードは食に関わるきわめて本質的かつ“政治的”な運動だとして提言しました。(レポート:すぎなみ東京/掛川さん)スローフード山形のメンバーが中心になって製作した長編ドキュメンタリー映画『よみがえりのレシピ』(監督/渡辺智史)機会があったら見て下さい。きっと感動します。
2012年10月31日
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イタリア・ウンブリア州の「栗の町」で撮影明日、10月 27日の土曜日は「十三夜」昔の人は、仲秋の名月十五夜のお月さまを見て、十三夜のお月さまを見ないのは「片月見」といって嫌ったそうです。お月さま一つを見るのも決まりがあるんですね。でも、十三夜の月は、別名「栗名月」とか「豆名月」と言って美味しいものがたくさんあるから、お月さまにかこつけて‥私も今の季節、栗を買うのが恒例です。イタリアの焼き栗も懐かしい味。ウンブリアの栗は、小粒だったけれどとても甘かった。暖炉を燃やして穴の開いたフライパンでよく作りました。でも、日本人だったら、やっぱり栗ご飯よね!秋は新米の季節でもあるのよね。1、お米は洗って同量の水に浸ける。2、栗も皮を剥いたら少し水に浸ける。 (新米は柔らかいので栗の分の水はいらない)3、お塩、お酒と昆布を入れて、栗も混ぜてふつうに炊く。今年のBENTOコンクール優勝作品東京・銀座で(10月 21日)日仏・BENTOコンクールが開催された。日本の美意識と伝統に関心にお弁当に世界が注目。弁当から「BENTO」へ‥世界に弁当が広がっている。日本部門で優勝したのは、大分県の主婦・広瀬妙子さんの作ったお弁当。「一人暮らしの母への思いやり秋の香り弁当」やっぱり栗ご飯が入っています。なんだか栗ご飯が食べたくなっちゃった。明日の土曜日は、天気も晴れそうだし、さぞや十三夜のお月さまも喜んで顔を出してくれるでしょう。栗を使ったアレンジメント Photo by Riri
2012年10月26日
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以前にもご紹介しましたが、私の家から車で40分も走れば箱根です。日帰り温泉もたくさんあるし、ちょっとドライヴという時にちょうどいいコースです。ウチの裏山ならぬ我が家の奥座敷といったところでしょうか。さて、先月の話になりますが、リミンも編集委員になっているあしかびジャーナル&文芸誌あしかびの合評会と、これからの指針を決める会議が箱根でありました。年に一度の合宿で、勉強会のようなものです。去年は病気のため、出席できませんでしたが、今年は、みんなに会えてとても嬉しかったです。どうやら、私のために会場も箱根にしてくれたらしい。みんな、みんな、ありがとう。来年はもっともっと快復してるからね。それから文筆の仕事もどんどんやるからね。あきらめないで、リハビリ頑張るリミンの決意です。私事なんですが、ちょうど今日は私の誕生日。嬉しいことに、私の2冊目の本が出ることになりました。タイトルはまだ考慮中ですが、私のエッセイをまとめたものになりそうです。書き下ろしもあるから、6か月位かかりそうだけれど‥リミン節をお届けできるように頑張ります。というわけで、誕生日に新たな希望にもえるリミンでした。
2012年10月16日
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初めて紹介する「弘法山」頂上の景色です。秦野に引っ越してきて一番嬉しかったのが、我が家から車で15分もかからず気軽に行ける山があることでした。標高237mの山は、山というよりその名が示す通り「弘法山公園」といった佇まいです。春の桜、新緑の季節から始まって、アジサイ、百合の花秋の萩、栗、銀杏の絨毯まで四季折々の幸せを届けてくれるウチの裏山「弘法山」です。私は、秦野に引っ越したときに一度だけ弘法山の初登山?に成功したことがあります。実は車で駐車場まで行き、そこから山頂まで残り300mを歩いたというわけです。アジサイの花に誘われるように弘法山の山頂を目指した日のことは今でも忘れられない想い出です‥。ウチの彼は、先日、幼馴染の同級生と二人で秦野駅から弘法山、権現山のコースを辿る(登山というより)ハイキングをして来ました。帰りは鶴巻温泉で温泉に入ってビールを飲んで、とても楽しかったと感激してました。山歩きしながら同級生とあれこれ話す時間は、さぞや幸せな時間だったに違いありません。・十五夜飾り 撮影協力:秦野市菩提/山口家たまには友達と山歩き、季節の移ろいを感じる。季節の行事の食べ物や花を飾り、季節を愛でる楽しいことは進んでしたい。山口家の縁側に干されていた胡麻や小豆きぬかつぎを作ろう。黒ゴマの飾りがかわいい!新里芋の小芋が出たら是非「きぬかつぎ」を作りましょう。ちょうど秋らしくなってくるころに出回りはじめる里芋です。「衣被ぎ」「絹担ぎ」と言われることもあるこの料理、頭に絹を被った平安時代の女性の衣装が由来とされています。【1】里芋は泥を洗い流し、皮付きのまま蒸し器に並べ、強火で12~3分ほど蒸す。【2】芋に竹串を刺して仕上がりを確認する。スッと通ればOK。 (かたい場合はさらに2~3分ほど蒸す。)【3】芋の上から1/3分目あたりの皮へ包丁をぐるりと入れて皮を剥く。【4】ごま塩をのせてできあがり。日常のしあわせ空を見て、散歩しながら季節を探す。八百屋さんの店先で、季節の食材を見つける。花や雲、雨にも季節が変わったことを感じる日常。幸せは、すぐそこにあったんですね。
2012年10月02日
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今では見ることが無くなった、キザミ煙草の原料になる「はだの葉」です。 2012.9.23協力:山口家かつて、秦野は「日本四大たばこの葉」産地のひとつで、江戸時代初期から昭和59年(1984)まで300年以上の歴史があります。薩摩たばこは天候で作り、野州たばこは丹精で作る。水府たばこは肥料で作り、秦野たばこは技術で作る。と謳われたほど秦野たばこは作り手の技術が抜きん出ていたようです。今では、たばこ栽培も無くなり‘秦野たばこ祭り’の名にその名残りを残すだけになりました。と、思っていたら‥ときどき、土地を掘り返すと、深い土の中で生きている種が芽を出し、知らない間に片隅で成長をしていることがあるそうです。秦野市菩提の山口家の畑から、在来種のたばこの葉が見つかったから「見に来ませんか」と電話を頂いたので早速、行って参りました。秦野のたばこ農家で栽培するたばこは、当初、国産の種を使っていましたが、その後、アメリカ産の種に変わったそうです。この日、私が初めて見たのは「はだの葉」という在来種です。秦野「はだの葉」物語、このお話は、興味が湧きましたので、あちこち取材に行って来ます。(笑)それにしても、深い土の中で、何十年も生き伸びて、植物の生命力の強さには驚かされます‥第65回秦野たばこ祭り 平成24年9月22日、23日秦野のたばこ栽培も無くなって、‘たばこ祭り’の名にその名残りを残すだけですが、秦野たばこ祭は、毎年「火」をテーマにしたお祭りで、市民にとっては年に一度の大きな祭りとなっています。秦野たばこ祭りといえば、もちろん「青森ねぶた」?日本三大祭りは「祇園祭」「天神祭」は衆目の一致する所ですが、3つめは、当然、東北三大祭りの「ねぶた祭」と思っていたら、東京の人は「神田祭」、九州に行けば「博多どんたく」という‥。ようするに「おらがふるさと」の祭りが一番だということかもしれません。ハネトの「じょんがらガールズ」も気合が入ります!かわいい跳人の皆さん。お祭りにはアイドルが必要でしょ。跳人を取り仕切るのは、ご存じ秦野「じょんがら」の女将さん。すごい迫力です!跳人の陣頭指揮をとった女将の獅子奮迅の活躍ぶり!まるでディスコ クイーンみたいでした。青森県人会の「秦野ねぶた愛好会」の皆さま、お疲れさまでした!リオのカーニバルのように、また一年、準備に情熱を傾けて来年お会い致しましょう。私達も楽しみにいています。
2012年09月24日
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向こうに見えるのが私たちが暮らす団地です。9月なのに、毎日毎日、暑いですね。それでも、夜になると窓の外から虫の声が聞こえるし、団地周りの田んぼの稲も順調に育っています。着々と秋が近付いて来るのを感じます。人と自然の営みが生む風景に接する度に、大地の恵みに支えられた暮らしは幸せの原点だと思い、感謝の念が湧いてきます。イネもこんなに大きくなりました。収穫の時も、もうすぐです。秦野を代表する作物「落花生」もあちこちで見かけるようになりました。とくにこの時期の、茹でたものは新鮮な落花生でしか味わえません。秦野の方言で「ゆでる」を「うでる」と言っていて「うでピー」として皆さんに喜ばれますので、我が家の贈り物の定番になっています。お米、野菜、落花生、果物も‥大いなる大地の恵み なにげない景色に、秦野暮らしの幸せを見つける。岡山県の星の郷・美星町のように、住んでいる人が町に愛着を持って、楽しみながら町を生かす。(住民 4800人の町に、年間約 80万の人が訪れるそうです)「いいところだな」と思った人がリピーターで訪れたいと思う、秦野もそういう町でありたいなと思います。
2012年09月12日
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スローフードベルリンのマルティーナさんが「桜カクテル」を作りました。ベルリンのしょうこさんがFacebookで教えてくれました。『マルティーナさんが、日本酒、テキーラ、トリプルセック、ローズライムシロップと秦野で頂いた桜の塩漬けでカクテルを作りました。』わー!スゴイ!里山セットがこんなにお洒落に変身するなんて。カクテルというのは、想い出や夢を創造することだったんですね。きっと、秦野・川口商店のご夫妻も喜ぶ事だと思います。スローフードベルリンのマルティーナさんが「ゆかりのパン」を焼きました。ベルリンのしょうこさん情報その2『マルティーナさんが秦野で頂いたユカリとゴマを入れてパンを焼き、食べる前にバターを塗ってユカリとバジルを載せて食べたようです。おいしそうですね。』これまた、超おいしそう!ユカリといえばご飯かな、と思っていましたが、なんとユカリとゴマのパン!食べる前にバターを塗ってユカリとバジルを載せて‥もうたまらん!スローフード発祥の秦野のうまいもん、いいですね。早速、川口さん達にも教えてこようっと!秦野で100年以上使われている木樽で漬けた桜と紫蘇葉が、こんなに素敵に変身するとは驚きました。マルティーナさん、しょうこさん、ベルリンの皆さんお洒落な使い方、ありがとうございました。(尚、画像はマルティーナさんのFacebookに掲載されたものをお借りしました)●スローフード秦野メンバー「じょんがら」さんからのお知らせ 「たばこ祭り・ネブタの跳人を募集します!」写真は本場、青森ねぶたです。撮影はウチの彼(青森にて)なぜ、秦野に青森のねぶたが?と思うでしょ。秦野は「煙草の葉」の栽培で有名でした。今では、たばこ栽培も無くなり‘秦野たばこ祭り’の名にその名残りを残すだけですが、秦野市民にとっては年に一度の街をあげての秋祭り、大イベントとなっています。「青森県人会/秦野ねぶた同好会の皆さん」そんなこんなで、祭りといえばやっぱり青森ねぶた。(どうつながるの?笑)本場に比べると、秦野バージョンは少し小型だけど、青森のねぶた師の手によるものです。お囃子の音が聞こえて来ると居ても立ってもいられない。さあ、9月22日(祝)は一緒に跳ねましょう!・只今、青森ねぶたに参加する跳人(ハネト)を募集しています。県外の方でももちろんOK。浴衣やタスキで参加できます。(希望者には衣装一式の申し込みも受け付けています)お問合わせは 090-4747-5241 (じょんがら)今年の青森ねぶたはコチラの動画を見てね。でも、祭りは見るもんじゃなく参加する方が数倍 楽しいものでしょ。
2012年09月02日
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スローフードベルリンから頂いたお土産の数々です。幸せ時間のおすそわけということで、ブログにアップ致しました。秦野支部からもベルリンの皆さんにお土産をお渡ししました。いろいろ詰めた「里山セット」です。えっ、「里山セット」って何かしら?と思うでしょ。 ↓以前、「春はすぐそこ、桜ご飯♪」でご紹介した秦野・川口商店さんの桜漬け&ゆかり、わさびや茶園さんの紅茶&クッキー、それにリミンの本や、ウチの彼が撮った富士山の写真など、スローフードな幸せを詰め込んだものなんです。秦野の暮らしから生まれる物語がいっぱい詰まっているんです。だから、私は「里山セット」と呼んでいます。●スローフード秦野メンバー「わさびや茶園」さんの 少しビターで、ほろ甘い、大人のクッキーが出来ました!「丹沢銘茶クッキー」は手作りにこだわり、一つ一つ丁寧に焼き上げました。スローフードベルリンの皆さんにもお持ち帰り頂いたこのクッキー、山口さんちのお茶と、六本木クローバーとのコラボ商品です。六本木のクローバーといえば、懐かしい話があります。実は、リミンが22~24歳くらいの時、六本木で「Riri's Shop」というブティックをやっていたことがあります。その頃は、洋菓子といえばクローバー、アマンド、それから、フランス人のパティシエが奥様と二人でやっていた小さな店ルコントくらいしか無かったような気がします。フランス映画が好きだった私は、アンドレ・ルコントさんと一言、挨拶を交わすのが嬉しくてたまらなかったものです。そのルコントさんが、1999年に68歳で亡くなったと聞いた時には、彼が作っていた本格イチゴタルトを思い出してしまったものです。今でも、私にとって「イチゴのタルト」は特別なケーキです‥。※1968年12月17日オープン以来、今や六本木の伝説になってしまった「ルコント」日本のフランス菓子の草分けであった。店には当時の時代を代表する顔ぶれが集まったという。2010年9月26日、「ルコント」は42年の歴史に幕を下した。と、まあ 山口さんのクッキーを食べながら、「来し方行く末」を考えちゃったわ。ちょっとオーバーだけど、ほろ苦くて、ほろ甘い、まさに大人のお菓子でしょ!?※そうそう、このクッキー、どこで買えるかっていうと、 東名高速 海老名S・A (上り線)です。●スローフード秦野メンバー小島麻衣子さんからの 素敵なお知らせ9月5日から11日まで銀座三越地下3階シェフズ・ステージで相模女子大学でプロデュースしたマーガレットケーキの販売を致します。・今回はケーキの製造販売をして頂いている「3.pmさんじ」さんと 大学とのコラボレーションでエコーキッチンも開催いたしま す。●<ecHo kitchen>エコーキッチン期間限定で銀座三越地下3階にOPEN!@9月5日~11日女子大生と障がい者と生産者と皆で繋がり響き合う響きあいが新しい色を生み出す・・ご興味のある方がいらっしゃいましたら是非いらしてみて下さいね。お土産はみんなで繋がり響き合う。高価なものじゃなくたって、「あなたのために‥」と選んでくれた心が嬉しい。庭に咲く一輪の花にも物語があるように、素敵な物語が詰まったお土産を手に誰かを訪ねてみませんか‥。
2012年08月28日
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十五夜は誰でも知っていると思うけれど、昔の人は、欠けている月も楽しんだ。二十六夜待ちの風習のように、真夜中に月が出るのを待ちながら、それまで飲んだり食べたりして楽しむ。テレビもパソコンも無い時代、月や星を観る夜は、さぞかしワクワクする行事だったと思う。人々は現在のような太陽暦ではなく、月の満ち欠けを周期とする暦のなかで暮らしていた。新月を1日目として15日目を「十五夜」13日目を「十三夜」26日目を「二十六夜」と呼んだ。この26日目の月は、「有明月」と言われるくらい夜中の二時頃にならないと出てこない。それで「二十六夜待ち」の月といわれる。でも、本来は月待講(つきまちこう)の一つで、月光のなかに阿弥陀(あみだ)、観音(かんのん)、勢至(せいし)の三尊の姿が現われて、それを拝めるという信仰でもあった。人々は信仰を口実に、夜中まで堂々と夜遊び出来る日だったに違いない。江戸自慢三十六興 高輪二十六夜流行りのキャンドル・ナイト・イベントと銘打たなくても、テレビも部屋の明かりもちょっと消して、アロマ(お香のほうが雰囲気かな)を燻らす部屋で、月の出るのを待つのはいかがでしょうか。それにしても、十六夜月から三十日月まで月の呼び名がいろいろあって、日本人の繊細さに驚いた。そういえば、月の絵を描くとき、満月を書く人は西洋人の感覚。三日月を書く人は日本人(隙間の美)の感覚と、本で読んだことがある。月にちなんだ音楽も、ベートーベン「月光」、ドビュッシー「月の光」はじめ「Blue Moon」「Oh You Crazy Moon」などたくさんある。「月」はイマジネーションを誘うものらしい。
2012年08月22日
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●秦野・風の吊り橋下の水遊び風の吊り橋の下には、水無川の気持ち良い水流の音が。でも、泳ぐほどの水流ではありません。子供たちの水遊びにちょうどいいかな。向こう側にみえるのは、誰でも使えるバーベキュー場(要予約)です。子供達の遊び場もあるし、バーベキューしたり、お昼寝したり一日中、楽しめる秦野戸川公園のご紹介でした。●8/12の神奈川テレビで「秦野の水」が紹介されました。【夏・名水だよりfrom 秦野】残暑厳しい夏。名水の里 秦野から「涼」をお届けします。 →神奈川テレビ(名水の里 秦野から)紹介された「緑茶工房・わさびや茶園」「手作りアイス工房・プラート」「出雲大社 相模分祠」の皆さんは、ぜんぶスローフード秦野の会員さんです。日本農業新聞にも掲載されました。先日、スローフード秦野が主催した「ベルリンからのお客さま」が大きな写真入りで紹介されました。夏の楽しみは、これだけではありません。お盆の頃には、流れ星の観測があります。実は、寝ころんで星を眺める秘密の場所?があるんです。(笑)敷物、団扇、枕、それからコーヒーを入れたジャーを持って流れ星を見る‥我が家の夏の大きな楽しみのひとつになっています。
2012年08月15日
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●山口さんちで全員集合!(わさぴや茶園の玄関前で) 撮影:掛川正幸(SFすぎなみTOKYO)先日の「ベルリンからのお客さま」7/16のイベントで、わさびや茶園で撮った集合写真が東京の掛川さんから送られてきました。海を越えたスローフードの共感の風‥今でも写真を見ると鮮やかに蘇えります。ベルリン×秦野×東京と、それぞれ仕事も年齢も違っても、美しい青い星・地球を守っていこうとする気持は同じです。我が街を愛する気持ちも同じです。スローフード運動は、イタリアのピエモンテ州にあるBra(ブラ)という小さな村から生れました。小さな村から生まれた運動が、あっというまに世界中に広がって、いまや世界で十万人以上の仲間たちの共感の輪となりました。イタリア語のコン・ヴィーヴェレ(他者と共に生きる)から派生して、スローフード協会の支部は「コンヴィヴィウム」と呼ばれています。「共に食べる」ということは、「共に生きる」と同義語だから、 みんなで一緒にゆっくり生きていこうという訳です。ゆっくり生きるその中で、みんなでスローな風を共有することができたなら、それは、とても幸せなことだと思うのです。おいしい時間を、みんなでワクワクしながら作りましょう!人と人が顔を見合すコミュニケーションの楽しさを作りましょう! 遊び心に満ちている「スローフードな風」を運びましょう☆里山のスローな時間をご一緒に。スローフード秦野であなたのご参加をお待ちしています。
2012年08月07日
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秦野・上大槻の風景夏、真っ盛りの今日この頃ですが、「八朔聴虫」を、ご存じですか?秋の虫の声を楽しむ「聴き虫」のことなんです。虫の声の話だなんて、気が早いわね~と言われそうですが、八朔(はっさく)とは、8月1日のこと。ただし、旧暦の8月1日は、今の暦だと9月の半ばくらいになるわけ。虫の声の大合唱までには、もう少しかかりそうです。私の暮らす団地下の田んぼでは、「虫追い」という地元の行事があります。「下大槻百八炬火」(しもおおつきひゃくはったい)秦野・下大槻にある婦人会の御輿稲作の虫害を防ぐための伝統行事です。あぜ道に並べた藁の山に火がつけられ、焔の揺らめく中を御輿や行列が練り歩いて、最後は、ひとがたに火をつけて悪疫退散を願います。下大槻地区の夏祭りに作る「焼きびん」下大槻地区のお菓子「焼きびん」は夏祭りのとき、各家で一升ほど焼いて親戚に配られたそうです。伝統の行事と食べ物は、「ハレの日のお祭り」と結びついているんですね。夜の闇に飛び散る火の粉。秦野には、火の祭りが多い。いつの時代にも豊作を願う人々の思いがありました‥。
2012年08月02日
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秦野・わさびや茶園を見学するスローフードベルリンの皆さん今回、つくづく実感しました。北は東北から、南は沖縄まで、風は地球を吹き抜けて、海を越えたスローフードのきずなの強さを。コメントにもあったようにドイツは環境先進国です。ライン川では、護岸を固めていたコンクリートをはがして土に戻している。草が生え、牛が寝そべっている。そこに都市がそのまま つながっているそうです。日本も、森を壊し、海や川を汚染してきた自然に対して謙虚に向き合い、これからの私たちの生き方そのものを問わなくてはならないでしょう。今回、スローフードベルリンの皆さんの食を含めた異国の文化を真摯に学ぼうとする姿が、関西地方、神奈川(秦野)&東京で反響を呼びました。「秦野の【食】を訪ねて・・」は神奈川新聞にも取り上げられました。 ●神奈川新聞 2012.7.19 ●タウンニュース 2012.7.21 ●JAはだの 2012.7.26 ●日本農業新聞 2012.8.10 ●その他、日本の旅行に関して掲載された、新聞社とテレビのニュース1)福知山 両丹日日新聞http://www.ryoutan.co.jp/news/2012/07/10/005396.html2)山陽新 聞の記事http://www.kamomidori.co.jp/diary/20120718.jpg3)ゆめ ネット、岡山のローカルテレビのニュースに。 (私は、Windows Media Playerで見ました)mms://stream1.kcv.ne.jp/yumenet/ny/2012/07/15-4.wmv
2012年07月30日
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初めて泊った日本旅館‥元湯玉川館ベルリンの皆さんが、日本に来て初めて泊った畳のある日本旅館です。浴衣に着替え、温泉に入る‥日本人なら誰でもホッとする時間でしょう。ベルリンの皆さんにとっては、どうかな~と実はちょっと心配していました。杞憂でした。畳の匂いもお布団もとても気に入ってくれたようです。ドイツ、日本にかかわらず、スローフードの皆さんは、世界中、どこに行っても、何でも興味を持っている人たちです。食べ物だけじゃなく、その国の文化を含むあらゆることに。日本旅館に泊まった翌日、秦野の旅も、いよいよラストの日になりました。三日目は「和の心」で、おもてなししたいと思います。宝蓮寺の本堂秦野で一番、古いお寺さん。大山(阿夫利神社)への登山道であった歴史を感じさせる場所です。今日は、ここで座禅と茶道の体験をします。宝蓮寺での座禅体験 座禅の体験、日本人の私達ですらあまりなじみがないという訳で、ウチの彼は6月と7月、早朝座禅会に下見を兼ねて二回ほど行って来ました。正式な座禅は、時間にして約一時間。線香一本25分、(5分ほど)休憩を挟んで、もう一本の25分。早朝座禅は、その後、「朝がゆ」が出るそうです。ウチの彼は、その「朝がゆ」が楽しみだったみたい?ドイツの皆さんは、正座もあぐらも苦手のようで、半分の(線香一本25分)をお願いしておきましたが、辛そうなのを見かねてか、おまけしてくれたようです。さて、このあとは、お抹茶を飲んで頂きます。座禅も茶道も、正座で正しい姿勢が基本なので、まだまだ、いばらの道は続きます?‥あぐらや足を投げ出してもいいですよ、と声をかけて下った茶道の先生方、お世話になりました。半紙に取り分ける和菓子も想い出に残ることでしょう。紫陽花の生菓子(撮影:ウルリッヒ・グライナーさん)和のおもてなしを後にして‥お別れの時間が近づきました。送別のパーティは、スローフード秦野会員の藤田さんのお店です。地元野菜でイタリアン‥クチーナ・ジータ (撮影:掛川正幸さん)藤田さんは、秦野産の野菜にこだわりを持っています。ときどき、ウチでリハビリ中の私のかわりに、出張シェフしましょうか?と声をかけてくれる優しい人です。藤田さんの心づくしの料理が並びました。「和の旅」の最後はイタリアンというわけです。和→洋へ、ドイツの皆さんから黒ビールの注文が。秦野の店からバスで東京のホテルまでお送りします。お名残り惜しいけれど、三日間あっという間でした。楽しかった時間は、すぐ終わるような気がします。スローフードベルリン×スローフード秦野・宝蓮寺にて。(撮影:掛川正幸さん)秦野は、これといって観光地ではありませんが、幸福感にあふれた、普通の暮らしがあります。ベルリンの皆さんの心に残ってくれたら嬉しいです。いつか、皆さんの暮らす街、ベルリンに行くのが私たちの、希望になりました。希望と友情をありがとう!最後は、お店の方もまじえて‘蛍の光’の合唱でお見送り。風は地球を吹きぬけて‥スローフードの輪は、世界中につながっているんです。みんな、みんな元気でいてね。また会いましょう!ダンケシェーン
2012年07月27日
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秦野の旅の二日目です。今日も暑くなりそうです。「このバスで秦野を周ります‥湘南観光バス」本日のイベント会場へ向かうその前に、JAはだのに立ち寄りました。「JAはだのでお勉強」日本の農業とドイツの農業の簡単なお勉強。さすがスローフードの皆さんです。食べているだけでは無いんですね。「お皿の中は大地とつながる」を垣間見るひとときでした。「JAはだの・じばさんず」講義のあとは「じばさんず」を見学。ここは、朝採りの野菜コーナー、秦野特産物のさくら漬けや、らっかせい、キャラブキなど農家の昔ながらの加工品が豊富です。JA秦野のみなさん、たいへんお世話になりました。休日出勤までして頂き本当にありがとうございました。お勉強のあとは、お待たせ致しました。今日のイベント「わさびや茶園のスローな一日!」今回の旅のハイライトです。「緑茶工房・わさびや茶園のスローな一日」秦野の農家の暮らしをご紹介いたします。以前「わさびや茶園のスローな暮らし」でご紹介した、スローフードの会員である山口さん家族総出による農家のおもてなしです。(餅つき大会+秦野の母ちゃんの味&新茶を味わう、清流の流しそうめん)山口勇さんのお宅は、茶&ワサビはもちろんのこと、お米、もち米、大豆、小豆、野菜など畑で採れるものなら、ほとんど手作りしています。(だから買ってくるものは、あまり無いそうです)茶畑を眺めながら、農を基本にした生活の楽しさ、豊かさの喜びを皆んなで共有することが、私たちスローフードの大きな柱なんだと思います。緑茶工房・わさびや茶園の茶畑で。(撮影:掛川正幸さん)「Oh!」と歓声をあげながら見学しているあいだに、そろそろ餅つきが始まるようです。山口家に代々伝わる?百年以上は経った臼と杵を使います。グランママの合いの手はまだまだ現役!「日×独・合同?餅つき大会」 (撮影:掛川正幸さん)お母さんの合いの手で。餅つきは、こうじゃなくちゃ!搗きたての餅は、餡コロモチにしました。もちろん山口さんちのあずきです。テーブルには、秦野のお母ちゃんの手作り料理が並びます。ドイツの方も、ワサビをすったり、みんなで作って、みんなで食べる、幸せな風が流れていました。山口さんの庭を流れているのは、丹沢からの伏流水。秦野盆地湧水群は日本百選の水に選ばれています。暑い日でしたので、わさび田の水音やせせらぎは、なによりのご馳走!「清流・流しそうめん」で、みんな大感激!本日のクライマックスでした。山口さん、ご家族の皆さん、ご親戚の皆さん本当にありがとうございました。今では失われつつある、日本の里山の風景に囲まれた普通の暮らしがここにある。住んでいる人が、その土地を愛して、その土地に関わっていることに楽しみや誇りをもっている。四季の花々に囲まれて、水がおいしい秦野の暮らし。富士山が見える街というのも大きな魅力。この朝、この季節にはあまり姿を現さない富士山が泊ったホテルの窓から見えたそうです。→★(スローフードすぎなみTOKYO)秦野には「欲しいモノはみんなある」ってホントでしょう!
2012年07月22日
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もとはといえば、リミンとスローフードベルリンの章子さんからのメールがきっかけでした。「秦野にある普通の暮らしと、ローカルで伝統的な‘食’が見たい」との、うれしいメールでした。あれから2年、(苦節2年?笑)紆余曲折もありました。大きな東北大震災を筆頭に、私が病気で倒れたことも我が家にとっては大事件でした。そして‥とうとう実現します!苦節2年、いま花開きます!「二泊三日 秦野の食をめぐる旅」スローフードベルリンは、東北大震災のとき60万円ものカンパを募って日本を支援してくれました。そのお礼の意味をこめて、スローフード秦野会員と秦野の大勢の皆さんの協力があってこその企画でした。リミンブログでは3回に渡って、「ベルリンの皆さんの旅」の報告をお届けします。それでは、始まり始まり~☆今回、日本の旅のスタートは、章子さん(ベルリン在住)の実家がある福知山からでした。関西方面の旅を終えて、いよいよ小田原に到着です。新幹線まで出迎えたウチの彼とカケちゃんは、湘南の海を眺めながら、一路、秦野を目指します。待っていてくれたのは、出雲大社の宮司さん。秦野の旅はここからスタートです。茅の輪くぐり(ちのわくぐり)は8の字に、三回くぐって穢れを祓う。永遠の幸せを願う終わりのないメビウスの輪です。出雲大社では、恒例のほおずき市が開催されていました。宮司さんの案内で抹茶を飲んだり、青銅器展を見たり。ちょうど、二階で七五三の着物が飾っていて、ドイツの皆さんに「着物を着てみませんか?」と嬉しい声がけ。ご夫婦のモデルで、急遽、着付け教室が始まりました。テレながらも、嬉しそうなお顔をご覧ください。そのあと、本殿に移動して、雅楽と巫女さんの舞い。本殿前で記念撮影そのあと、歓迎パーティ(石庄庵)が待っていますが‥ちょっとその前に、会員の石井さんの蕎麦打ち体験教室!師匠の打った蕎麦と生徒の皆さんの蕎麦が、パーティのテーブルに並びました。蕎麦の違いは「スローフードすぎなみTOKYO」のアップでご覧くださいね。オカリナやサックス&アコーディオンの演奏やベルリンのメンバーによる合唱も涌き上がり、スローフードな幸せって、こういうことですよね。おいしい食卓は人と人をつなぐ!心のこもった音楽は世界をつなぐ!風は地球を吹きぬけて、まわりまわって‥スローフードな幸せを私たちに返してくれるでしょう。
2012年07月18日
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イタリア・ウンブリア州アメリア町にあるバールバールはイタリアの象徴だ。どこの街にも、教会があり、広場がありそしてバールがある。イタリア全土で16万軒あるといわれるこのバール、単なる喫茶店ではないようだ。パンやサンドイッチが並ぶカフェであり、お酒も飲めるバーにもなり、町の情報サロン、煙草、お菓子やロトも買える雑貨店、バスの切符売り場や待合室にもなる町のよろずやさん、お年寄り達の溜まり場にもなる。事情通の店主がいるところは不動産の情報から身の上相談までなんでもござれと聞く。誰もが町のバールを中心にご近所仲間と井戸端会議ならぬバール談義でその日が暮れる。ゲームセンターもコンビニも無いが、人と人が顔を見合すコミュニケーションの楽しさがバールを支えているようだ。 秦野市・松下家の囲炉裏端昔は、ご近所仲間と、いろりばた談義をしていた?‥嫁の愚痴、姑の愚痴から始まって、うわさ話から村にとって大事なことの会議まで‥それにしても、飲み食いなしの寄り合いなど誰も考えられないというから日本人にとってバールの機能は囲炉裏かもしれない。『寄りあいでの話し合いは、物を議決するというよりは一種の知識の交換がなされたようで、個々の言い分は百姓代や畔頭(くろがしら)達によって統一されて成文化されたという。』(宮本常一・忘れられた日本人より)●速報!「スローフードベルリンからのお客さま」いよいよです!・・秦野の【食】をめぐる旅・・●両丹日日新聞2012年7月10日のニュースに掲載されました。「日本文化を学ぼうと藍染め、紙漉きを体験 ドイツから中学校教師ら来日」スローフードジャパン・東京/神奈川ブロックでは、ベルリンからのお客さまの旅(秦野~東京)を、映像作家:小出忍さんの映像で追いかけます。●スローフードベルリン Welcome 実行委員会SF秦野/中川璃々、SFすぎなみTOKYO/掛川正幸、SF東京/黒川陽子、SFよこはま/江川正己
2012年07月11日
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夏至は梅雨の真っ最中。曇り空が続いて、星も見えない‥でも7月に入ると、もうすぐ星のお祭り「七夕」です。年に一度、天の川を渡って、織姫(琴座のベガ)とひこ星(鷲座のアルタイル)が会うことを許された日です。また、七夕伝説に出てくる機織り上手な織姫様に因んで裁縫の上達を願う日でもあるそうで、七夕は「棚機」(たなばた)とも書くそうです。笹の枝に折り紙で作ったランタンや願い事を書いた短冊をつるす七夕飾り。小さなお菓子を飾るのも素敵です。※七夕の前夜に硯を洗い清めることを「硯洗い」と言うそうです。七夕の朝に、笹の葉っぱに付いている露で、墨をすります。この墨で七夕飾りの短冊を書けば願い事も叶いそうですね。スローフード(ゆくっりな生活)って、こういうことを、いうのかも。~☆梅雨の晴れ間に空を見上げ、星に願いを掛けてみませんか
2012年07月03日
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イタリア・サルデーニャ島にある織物の町サムゲオ サルデーニャ島は、羊がたくさん放牧されているだけあって、羊毛糸を使ったものが多いのですが、綿や麻の糸で織ったレースもたくさんあります。とくに、結婚する時のために、母や娘たちが十年以上かけて準備する白や生成りの寝具やクロス類は、レース状に織ったり、手の込んだ刺繍を施したり見事な女の手仕事です。また、日本のツヅラのような「チェスト風モノ入れ」カバーは家紋が入ったり、家柄を象徴するためにも当時は必需品だったそうです。日本の草木染めのように、自然の花や樹液や虫で糸を色染めして織物‥昔は母親から娘へと受け継がれていった機織も、昨今は機械織りにと変わりつつあるようです。生活必需品が伝統工芸品になっていく過程は、どこの国も同じなんですね。『沃土』和田傳 昭和12年発行 秦野木綿 装上製本 昔、秦野の町の辻々からは一日中カタン、コトンと機織りの音が聞こえていたそうです。綿糸を天然藍草を発酵させた瓶の中で染める先染織物でした。製織に細かな手法を要するため機械化は難しく、量産もできず家内工業の手仕事だったといいます。かつては普段着や夜具に使われた武骨な木綿ですが、このシンプルさが、今見るとなかなかお洒落です。今では幻となった「秦野木綿」を本の装丁に使った和田傳は農業で暮らす人々と農村風景をこよなく愛した作家です。●和田傳(1900-1985) 小説家。神奈川県生まれ。早大卒。農民文学作家として、農民の土地への執着、農村の変化などを描く。「沃土」「門と倉」など。
2012年06月27日
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江戸時代の都である江戸は当時、世界でも最大級の大都市でした。そこで暮らす人々は知らない人とも平等に接する工夫をしていました。それが「江戸しぐさ」です。他人への優しい心配りや行動を通して、野暮でなく、粋(いき)に生きることの原点だったのでしょう。●傘かしげ雨の日に往来ですれ違うとき、お互い傘を外側に傾けること。お互い傘を傾けてちょっとずつ濡れ合うという、いわば痛み分けなわけです。●肩引きひとごみですれ違うとき、お互いに肩を引いて体を斜めにして通り過ぎること。
2012年06月20日
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「雨に霞む弘法山(権現山)の展望台」梅雨の季節は、洗濯物が乾かなくて鬱陶しい日々が続くけれど、アジサイの季節がまた来るんだなーと、楽しみもあります。雨の合い間をみて、ウチの裏山・弘法山までドライブします。入院していたとき、一番、懐かしかったのがウチの裏山です。実は、私がお世話なったリハビリ病院は、山の中にありましたが、それでも、私の弘法山が恋しかったです‥。緑水庵の炭焼窯と額アジサイ日本が戦後60年の間に捨ててしまったもの、急激に私達の暮らしから消えてしまった自然や人情も含めた大切なモノの数々‥秦野の緑水庵と、蓑毛自然観察の森へ行くと思い出すものがたくさんあります。ぜひ、秦野にいらして下さいね。
2012年06月13日
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宿坊で出される朝がゆ来月、ドイツから見えるお客さまに、秦野のお寺さん(宝蓮寺)で座禅、茶道の体験をして頂こうと思っています。日本人の私たちにとってもいい機会になりそうです。*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:**:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:**:.。. .。.:*・●お知らせ バーバラ教授を囲んで。英国Honorary Fellow of the Society of Floristryの証を手して
2012年06月07日
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南仏・カンヌで開かれていた「第65回カンヌ国際映画祭」で、「ある視点」部門に出品された日本映画「11・25自決の日/三島由紀夫と若者たち」(監督:若松孝二)が公式上映された。上映前に若松監督、主演の井浦新さん、満島真之介さんの3人が紹介され、若松監督が「41年ぶりにカンヌにやってきました」と挨拶。上映後は拍手が続き、感極まって監督に握手を求める観客もいたという。映画は1970年の防衛庁での演説と、割腹自殺に至るまでの三島由紀夫と楯の会の若者たちを描いた昭和三部作の完結編。日本では、本日6月2日に公開される。
2012年06月02日
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ようこそ丹沢・山歩き登山といえば、中高年の皆さんが多いと思っていましたが、今年は大勢の若い人たちの姿が目につきます。不思議に思って、いちど、若い方にインタビューしたいです。田植えをする人ここ何十年かで、急激に私達の暮らしから消えてしまった自然や人情も含めた大切なモノの数々‥これからも、夫と二人で探していこうと思います。
2012年05月30日
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アメリアはチッタ・スローの街として公認されていますワイン工房(Zanchi)のマダムには、秦野×イタリア文化交流でも大変お世話になりました。リミンのお願いとは、マダムに会ってお礼を伝えたいのと、出来ることならば、アメリアの皆さんにも、ぜひ一度秦野にもいらして欲しい‥というものでした。全権大使?となった彼女は、ウンブリアを飛び回り大活躍した様子です!もしかしたら、「秦野×イタリア文化交流 in HADANO」の夢が実現するかもしれません。アメリア近くのアグリトゥリズモアグリトゥリズモの魅力は、何より大自然の中で過ごせることです。農家・農園が営んでいるので田園風景の中や畑に建っていて、自然の中を散策したり、乗馬やサイクリングなどを体験できるところもあります。なんといっても、採れたて野菜を使った郷土料理やワインを楽しむ田園の中の食事が最高!私たちが行ったアグリは、敷地の中にワインを醸造する小さな工房までありました。
2012年05月24日
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2012年05月15日
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「わさびや茶園にある丹沢の湧水を使った‘わさび田’」秦野の【食】を訪ねて7/15(日) 小田原駅到着→ほおずき市(出雲大社) 見学→石庄庵→ホテルへ 「蕎麦打ち体験&海鮮バーベキュー」(石庄庵)7/16(祝) 秦野じばさんず見学→わさびや茶園に於いてイベント→終了後、元湯玉川館へ 「わさびや茶園のスローな暮らし2」 (餅つき大会+秦野の母ちゃんの味&新茶を味わう+清流・流しそうめん)7/17(火) ふるさと公園&はだのアイス工房→宝蓮寺で茶道&座禅体験→クチーナ・ジータ 「さよなら秦野ダンケシェーン」 (クチーナ・ジータ)ジータの地元野菜でイタリアン ありがとう!また来てね~☆ →貸切バスで東京へ 主催: スローフード秦野 後援: 秦野市 (社)秦野市観光協会みんなでつくるニュース神奈川新聞・カナロコP.S「ドイツからのお客さま・秦野の【食】を訪ねて・・」でお知らせしましたスローフード・ベルリンの河野章子さんからうれしい知らせがまた一つ増えました。●日本の皆様、昨日、日本旅行参加者と最終の打ち合わせをしました。その際に、ドイツで2ヶ月に1度発行される100ページにも及ぶスローフードマガジンの編集長(Martinaさん)が、日本旅行の事をそのマガジンの中で取り上げてくれると言っていました。→スローフードマガジン
2012年05月09日
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秦野市・親子で水無川を散歩5月5日「こどもの日」も近いことだし、柏餅でゆっくりお茶して、鯉のぼりのある公園でも散歩に出掛けましょうか。
2012年05月03日
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2012年04月25日
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