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2002のモンジャのロゼがセラーに残っていました。
もう駄目だろうと思って開けたのですが、旨いですね!!!
05、06も凄いロゼでしたが02は孤高の存在ですね。こんな旨いもの一人で飲んで良いのだろうかと思うワインです。
試飲会でも最近ロゼが流行りだという事で、何処の試飲会場にもロゼが沢山並んでいます。この1年で200種類はロゼを飲みましたがどれも美味しくないのが多いです。
タイプとしては酒臭くて風味の無い、色だけ綺麗なロゼが60%、キャンディー香がある程度あって、飲みごたえのあるロゼが30%(ニューワールドに多いカリフォルニアとチリ)、適度にタンニン感があって色も濃く鳥料理等に合いそうなロゼ9%、フローラルな香りがあって、ミネラル感もある酒質の高いロゼ1%。です。
コピーにはどこもどんな料理にも合うオールマイティーなワインと宣伝していますが、正直言ってどんな料理にも合わない屑ワインが60%です。本当に飲んでから書けと言いたいワインが多過ぎです。
まあ大手チェーンのカレーライスなら合いそうですね。
造る人も売る人も、ロゼワイン飲んで暮らしたことが無いのが明白です。
本当にディナーでもランチでもロゼを真剣にマリアージュ考えて自分で選んで飲んだ事があるのか・・・・疑問に思う人が作って運んで売っている・・・だから売れないと思います。
それにしてもモンジャのロゼは旨いですね。心が洗い流される旨さです。料理など無くて十分美味しいし、あえて合わせるなら魚料理でしょう。デンマークの黄色いサーモンの燻製や二シンの燻製が最高でしょう。
この02を飲むと酒質が明らかに高い事が良く分かります。元々白ワインに近いタイプですが、全くヒネがなく、ミネラル感が優しく舌を包みます。グランクリュを濃くするためにセニエ抜きしたワインが一部に使われているのでしょう。ニュイのワインの特徴の切れがあります。白でもコート・ド・ニュイの白はコート・ド・ボーヌのワインに比べると冷たく硬質な人を寄せ付けたがらない所があります。このロゼにもその片鱗を感じます。値段は1500円以下のワインですが、価格を超えた満足感があります。
これに並ぶのは04のジョセフ・ロティのマルサネ・ロゼだけですね。絶品です。御馳走様でした。これが最後の瓶なのが悔し~~~ですね。
ブリュット・ロゼ メトード・トラディシ… 2011/11/15
マルサネ・ロゼ 2005 ジョセフ・ロティ 2011/07/28
マルサネ・ロゼ 2004 ジョセフ・ロティ 2011/02/08
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