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今日の予定は野辺山のビックリ市場での野菜と茸の買い付けと温泉・清泉寮のソフトクリーム・ジャム工房の見学です。
S夫婦の到着が急患の為遅れると言う事で朝5時まで飲んでたのですから寝てれば良いのに、朝から起きて元気な人もいる様で・・・11時に出る予定でしたが、目が覚めてもベットから起き上がる勇気が出ない・・・でも皆さんお腹も減るだろうと言う事で出発。
この日はとても天気が良いので富士山も八ヶ岳も綺麗に見えました。と言う事で先ずは朝ご飯に綺麗な山を見に清泉寮に行ってソフトクリームを食べました。何時の間にか300円だったのが350円に値上がっていました。このデフレの時代に値上げ・・・種類もチョコレートが無くなってバニラだけに・・・まあ私は何時もバニラしか食べないので良いのですが。
此処のソフトクリームは独特でジャージー牛乳の生クリーム使っているのでコンデンスミルクが入った様な味です。コクがあって、濃厚な乳糖の味わいです。
多少目が覚めたので、野辺山のビックリ市場に野菜を仕入れに・・・今日は祭日なのにわりと空いていますね。
先ずは国産の地元の天然キノコのコーナーに、あるある!!9月には全く無かった香茸、クロットが1500円のパックを10パック購入です。それ以外に天然の本シメジもあります。
段ボール箱一杯に茸を購入、ビストロ南とかがり火でジビエに合わせて使います。




今晩は国産天然茸が食べれますよ。
その他大根、ジャガイモ等を買って、次は温泉です。
温泉は松原湖の隣の八峰の湯です。先ずは腹ごしらえに蕎麦を食べて、温泉に入る事に・・・最近は半公営の温泉がこの界隈にも増えています。清里、大泉にもありますが、最近は此処と滝見の湯がお気に入りです。
お蕎麦も結構美味しいです。特に冷たい蕎麦と熱い蕎麦では麺を変えています。茸も地元の物を使っていてなかなかですよ。
温泉を出て茸を更に売店で買って、ともにこの森のジャム屋さんへ。
http://p-albion.jp/tomonikonomori.htm
この店は値段は高いですが本当に国産の地元の果物だけでジャムを作っています。多くの観光地のジャムが外国の冷凍フルーツで作っていると比べると値段は高いですが、原価が高いので仕方ないでしょう。美味しいですよ。ワインの香りの勉強にもなりますし。
この店でSさん夫婦と合流して山荘に帰っていざ原始的料理を作ります。
前菜は的矢の牡蠣です。姫が牡蠣むきに挑戦したいと言うのでむいてもらいました。
危ない手つきでしたが、16個むくうちに上手くなった様です。
焼き物は
ニュージーランドのスカンピを用意しました。2kgのスカンピを7人で食べる・・・大きいスカンピで味も甘く旨味が凝縮されていて美味しい!!一人5匹は食べたのでしょう。
続いて焼き松茸です。
松茸を半分に割って炭火で焼きます。切った面を表面がパリッとして軽く焦げ目がつくまで焼きます。ひっくり返して焼いて、表面の僅かな水滴が出たら焼きあがりです。この炭火で焼いた松茸が不思議とシャンパンと合います。ガスだとイマイチです。この焼き方だと松茸の旨味が凝縮して何も調味料は要りません。
メークインのジャガイモ
これは炭火の上では無く横に置きます。炭が起きたら直ぐに置くので1時間半位焼きます。横火の輻射熱だけです。昔の落ち葉で焼いたイモみたいになります。イモの味が凝縮して何も調味料は要りません。
地元の茸のホイル包み焼き
香茸、本シメジ、クロットを包んで焼きました。美味しい!!
フォアグラの包み焼き
大根を4mmにスライスして電子レンジでチンしてフォアグラを挟みます。これをホイルに包んで焼きます。
ドンブ産ウズラのグリル
ウズラを強火で丸ごと炭火で焼いて、ダッジオーブンに入れて20分蒸し焼きにします。最後に再度強火で皮を焼いてお終いです。
宮崎牛サーロインのグリル
2kg位のサーロインを丸ごと何もしないで強火で焼きます。
表面が焦げたら炭火の一番遠い端に置きます。時々転がして90分から2時間位焼いて終わりです。
表面カリカリです。実に旨い!!
姫のナムルを付け合わせです。
今回の原始的料理はオーストラリアのピンクの塩を少々使っただけで調味料は何も使っていません。
炭火を巧く使って素材の余分な水分を飛ばして、無駄な脂を抜いて調理すると、素材の持っている塩分や旨味が凝縮されて何も無くても美味しいのです。香ばしい香りも付きますし。
舌もピュアになってワインの多彩な味もよく分かります。
味の強い料理はワインで流し込むには良いですが、多彩な表情を持つ最高のワインを飲むにはふさわしくありません。
原始的料理の良さを解って頂けたと思います。
ワインは何時ものワイン会と違ってその場で皆さんの飲み具合を見ながらチョイスしてお出ししました。
泡は7人なのでマグナムをご用意しました。
樽シャルドネ好きなご婦人が2名いたので、兄弟モレの対決に始まってピュリニー、ムルソーと行って、フォアグラに合わせてジョスメイヤーのゲヴェルツ、そしてシャンボール系のスソモノ二本の後にバイエの一級06、続いて02のVVマニャン、口直しのシャンパン、ローヌのビオ、昨日の飲み残しのVR07です。
7人で13本と言う最後を締めくくるにふさわしい本数になりました。
翌日は渋滞を避けるため、早めに小仏トンネルに着かねばならぬので、早々に津金のボーペイサージュの畑を見て帰りました。
信濃町の蕎麦屋に寄って蕎麦を食べて終わりました。
お疲れ様でした。
ドメーヌ・ロベール・シリュグ 2015/09/16
ワイン会のアフターで飲んだワイン。 2015/02/02
モンジャール・ミュニュレ水平 2015/02/01
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