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2007年07月21日
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カテゴリ: 四方山話
「彌長久 世怡彌成 安楽楽 是者伊勢 善所伊勢」










(やーとこせー よーいやなー あらら これはいせー よーいとこいせー)

その昔より、
伊勢信仰は、全国に布教されていました。
江戸の時代に入り、
布教活動の御師達や全国から伊勢参宮(お伊勢参り)をした人々によって、
この伊勢地方で唄われていた
木遣唄
祝儀唄

盆踊り唄
座敷唄等が各地に持ち込まれ、各地で唄い継がれていきました。
各地の人々は、この「お伊勢参りの土産物的存在の唄」を、
「一生に一度でもいいから、参りたい」
と、憧れていた伊勢の地名をつけて、
「伊勢音頭」と呼ぶようになりました。

先に記載した「彌長久 世怡彌成 安楽楽 是者伊勢 善所伊勢」(やーとこせー よーいやなー あらら これはいせー よーいとこいせー)
は、「伊勢木遣」の掛け声ですが、
この伊勢木遣が唄い広がったのは、
戦国時代
各地で土木工事や築城が盛んになり、

戦乱の世で、長らく中断していた御遷宮の復活。


「御遷宮」とは、
(20年に一度、神宮の神殿などを引越しし、神宝その他すべてを新しく整える神宮最大の祭典を「式年遷宮(しきねんせんぐう)」といいます。
神宮神殿は、東と西に同じ広さの敷地があり、20年ごとに同じ形の社殿に交互に建て替えられ引っ越しをします。

2007年7月21日のニュ-スでもありました

御遷宮が再興された永禄六年(西暦1564年)

伊勢音頭のル-ツは、永禄の時代以降に伊勢木遣より派生したとも考えられています。
この音頭は、
伊勢参宮の行進唄として唄われると共に
祝儀唄として棟上げ式
井戸掘りの完成時
結婚の披露宴等の慶事の際に唄い継がれてきた。
これほど身近に存在した唱(愛唄)は、いつしか酒席である座敷唄として、津々浦々まで拡がっていきます。
地域により、秋祭りには欠かせない唄となりました。









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最終更新日  2007年07月21日 11時11分58秒
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