食いしん坊さちのブログ

台湾　金門島　戦跡巡り

今回お世話になったチャータータクシー
1日8時間で15000円
空港の旅行代理店カウンターで申し込み

言葉は全く通じなかったがスマホの翻訳機能で
十分伝わりました。



最終の行程
小金門島を数か所観光して大金門
に帰り夕食を食べて空港へ



八達楼子

日本との戦争を記念して建立

「万里の戦い」を記念するもの
（盧溝橋事変から衝突した）

現在の中国北京周辺から日本軍は中国軍（中華民国軍）
を追い出し本格的に衝突したのが万里の長城だった

万里の長城戦は20日間続き中国側6000人
日本側1000人を超える兵士が死亡した




万里の長城にある八達嶺の古北入口を守っていた



手りゅう弾などあらゆる攻撃で日本軍に対抗



万里の長城での戦いを再現すると言うことは
中国本土は中華民国が統治すべきというアピール？



1958年8月23日中国共産党は金門島に計474910発の
砲弾を乱射、ここはその戦いに勝利した記念碑
8月23日から10月5日まで続いた

今ではこの砲弾で作った包丁が島の名産品とし
お土産屋さんに並んでいる。




小金門の九宮坑道に到着

周りには釣りの漁船がたくさん囲んでいた
時期が時期だけに中国側の船が接近しているのか？

坑道のガイドによると「台湾の漁船です」と笑われる



小金門側に掘られた坑道
中国側（厦門）とは島の反対側



入口は綺麗に整備されており
アート的な空間が広がっています



坑道内の様子
中型船2隻が並ぶことが関る幅があり



外海との入口は石で塞がれています



当時の掘削の様子
もう10年前の戦争時ならつるはしで手堀り作業であった



坑道の地図
外海には３か所出口があった



人員や物資を運ぶ比較的小さな船が使用された
島には４つの坑道があり小型船の基地とした



戦争時の機会
吊り上げ吊り下げ時に使用されたもの




大金門島に戻り古寧頭戦士館を訪問
駐車場からは２００ｍ歩きます



古寧頭資料館到着

残念ながらこの日は臨時休館日
大規模な改修工事が入っており当面の間休館中



兵士の銅像
時間があったので近づくと



驚くことに素足で戦っている



藁かゴムか簡易的な草履



古寧頭の戦いでは旧日本軍の根本博中将が
顧問として戦いの指導を行う

根本の作戦により中華人民共和国側の上陸部隊が
大きな打撃を受け撃破、中華民国軍は金門島を死守した

根本博　旧陸軍中将


根本は日中戦争時には蒋介石と戦ったいたが
戦後4万人の在留邦人と35万人に日本将兵
の日本帰国に関し蒋介石の協力があり帰国
することができる

司令官であった根本博中将は蒋介石に
恩義を感じる。

台中戦争では蒋介石の招へいに私財を売却
し台湾へ密航、台湾名「林保源」として
司令部顧問中将として任命される






小型の戦車
上陸した中華人民共和国軍と応戦



近くの木の上にはなにやら大きな風船
らしき物 中国側から飛来したのか？



資料館の周りは綺麗な花畑が広がる



古寧頭資料館の近く「北山断崖」
大金門島で中国大陸に一番近い所



巨大なスピーカーが設置されている
中国との戦争中はこちらから大音量で
民主主義や自由なでプロパガンダが
中国側に向けて流れていた


2階建ての家くらいの大きさ
今では中国人観光客が押し寄せるスポット
（現在中国人観光客はいない）



人用の拡声器（観光用）



戦争中はテレサテンさんも金門島
の国軍兵士の慰問にやってきた



また中国側へスピーカーで自由や民主主義
について語った時の写真



夕食は金門島牛を食べて帰ります
牧場経営されてい直営レストラン






金門島牛を使用しているメニューはこれだけ
牛肉麺、生肉を麺の上にトッピング



熱い出汁をかけて肉を加熱



牛肉麺完成
サシの少ないもも肉の様な食感



砲弾で作った包丁のお店
お土産さんが島内にはたくさんあり




20時15分発台北行で帰ります
帰りはプロペラ機でなくジェット機
定刻から40分遅れで出発、満席




金門島から台北に直線ではなく真っ直ぐ中国から
最短で離れるルートで台湾側へ
この辺りからも緊張関係が伝わります。



明日は台北観光を予定​