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2024.06.27
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カテゴリ: 和牛ルーツ 蔓牛
山陰の皆生温泉から岡山県新見市へ移動

和牛発祥の地と言われる
岡山県新見市千屋地区



1830年幕末のころ
鉄の生産で財を成した実業家 太田辰五郎
食肉産業がこれからの主要産業になると考え
この地で千屋牛の品種改良や牛市を開設した

そうして生まれたのが千屋牛の祖先にあたる
​「竹の谷蔓」 ​​



太田辰五郎



千屋地区は現在の新見市から鳥取方面に車で10分



中国山地では江戸時代末期から近親交配により
血統の維持管理が行われ日本最古と呼ばれる 蔓牛
が生まれた、体格が良く繁殖能力も優れている事
から全国に広がり現在の和牛のルーツとなった。

日本4大蔓牛   産地      ブランド名   
・竹の谷蔓  岡山県新見市   千屋牛
・岩倉蔓   広島県庄原市   比婆牛、元就牛、神石牛
・卜藏蔓   島根県      隠岐牛
・周助蔓   兵庫県      但馬牛



蔓牛とは
良質血統を蔓、その系統に属する牛を蔓牛と呼ぶ



新見市内にあるJA直営レストラン
焼き肉「千屋牛」

千屋牛のみを扱っている焼肉屋さん
平日でも行列ができる大人気焼き肉店



30分待って入店
千屋牛の定食は1000円から



一番高い特選焼肉セットでも10000円(4人前)
週末は遠方から千屋牛目的に来店されるお客さんも多い

岡山や広島の百貨店でも千屋牛を販売

していますが100g2000円と高価
こちらのお店で食べるのが一番コスパが良い




千屋牛定食3300円(上ロース・上カルビ)
この為にきたので贅沢します



綺麗な刺しが入ったお肉
適度な厚みもあり食感も楽しめます

広島や岡山で和牛と言えば鹿児島や宮崎

佐賀など九州産の和牛がどこの肉屋さんや
スーパーマーケットで販売されている

九州産の和牛も元を辿れば千屋牛に行きつく
そんな歴史を知って食べる千屋牛は格別



さっと軽く火を通します



少しだけ焦げ目付けて



炊き立てご飯と一緒に食べました
最大の特徴は刺しである脂が甘い

年を重ねるとカルビ系より赤肉が食べやすかったり

するがこの千屋牛に関してはあっさり食べることが
出来ます



次回は広島に比婆牛についてレポートする予定​





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最終更新日  2024.06.27 16:41:54
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