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学校給食の無償化へ八王子市も動く
本日、共産党の八王子市議団ニュース(3月29日 第11)が届きました。
八王子市は、今年の1月21日に市長選挙があったんですが。このチラシは、選挙では敗れはしたものの、八王子の新たな息吹を感じさせてくれます。
そのタイトルは「市民の願いが市政を動かす―学校給食の無償化を市長が約束」です。
これまで、市民の無償化を求める請願は、くり返し否決されてきたんです。
しかし、市長選挙に際しては、これまで反対してきた自民・公明の市長候補でも、この学校給食の無償化を掲げざるを得なかったんですね。
これまで、八王子市というのは、市民のくりかえしの願いに対して、かたくなに、冷たくも、否決しつづけてきたんです。自民・公明が市議会40議席の過半数をしめてますから、市民の声など聴く耳がなかったんですね。頑迷さの象徴のような八王子でしたが、それが動かざるを得なかったんですね。
市長選挙の結果は、50万都市の八王子で6000票の差で、もう一歩のところで与野党が逆転する状況をつくったんです。小池都知事まで最終盤には、自民・公明の応援に、なりふり構わずやってきたんです。
まあ、それはとにかく。
八王子市民が、あらためて自ら置かれている状況に、保守系の人たちも含めてですよ、
「今の状況は、何とかしなければだめだ」と動きだしたということです。
確かに部分的には市民要求に改善もあもるですが、しかし大勢はこれまでと変わってないんです。
市議団ニュースの裏面です。
国民健康保険税は7年連続の値上げしてますが、これからもさらに上げようとしています。
おそらくこれは、全ての東京都の区市町村の自治体で最悪の事態じゃないでしょうか。
公けに発表されているデーターですが。
八王子市は、子ども二人の夫婦の4人家族で、年収400万円の標準家庭で、今年、新たに46,800円も負担が引き上げられて、
年間の負担が、58万5000円になるそうです。
考えられますか、
国保税だけで、58万円も支払わなければならないなんて。
教育費もあるでしょうし、家賃もあるでしょうし、当然食費もあるじゃないですか。
しかし、市民の請願は、否決です。
八王子市というのは、萩生田・前自民党政調会長の地元です。
自民党政治が、そのおひざ元の市政でも幅を利かせているわけです。
くらしや福祉はそっちのけで、市バスにはシルバーパスが使えない。その路線は駅につなごうとしない。市民サービスをどんどん削ってるんですね。
他方では、国は軍事費ですが、同じように市ではジャカジャカと無駄遣いにふりむけてます。
国民無視・市民無視の村政治がおこなわれているということです。
私などは八王子市が遠く感じていたんですが、
それは私自身の側の問題だけではなく、こうした市民に背を向けた八王子市政の議会や行政の側にも原因があることが見えてきました。
しかし、そのひどい事態ですが、それがここにきて市民の目に具体的に見えてきたんですね。
八王子市長選挙の結果がそれを示している。
それが今、進行中の八王子市の事態だと思います。
もう一つあります、東京都もひどいんです。
「東京民報」4月7日付 第2324号 からですが。
3月26日の予算特別委員会ですが、
共産党・立憲民主党の都議の質問にたいして、
「速記録から削除せよ」との動議が、自民党・都民ファースト、公明党から出され、それが、多数で可決されたというんです。
立憲民主党都議は、小池都知事がみずからに批判的な質問にたいしては、答弁に立とうとしない点を問題とした質問とのこと。
もしもこれが事実であるなら、言論の場であるはずの議会ですが、気に入らない質問については議事録から削除せよ、などということが現実に行われた。事実であれば、政治的民主主義をわきまえない、とんでもない多数の勝手な事態が、東京都議会においてもおきているということです。
国の方もひどいけれど、日ごろ情報の少ない東京都や八王子市についても、そこに目をむけなければ、そこでもとんでもないことがまかり通りかねない。
今の日本の社会では、そんな事態があちこちで進行しているということです。
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