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♪ 戦う者の歌が聴こえるか? 鼓動があのドラムと響き合えば 新たに熱い 生命がはじまる 明日が来たとき そうさ明日が! ♪一緒に歌いたかったな、The People’s Song!前日の2000回の公演では特別カーテンコールでみんなで歌ったらしい~いいなぁ・・・待ちに待ったこの日、ちょっとアクシデントがあったがどうにか開演前に席に着くことができ、この素晴らしい舞台を堪能することができた。1987年の初演から2001年の公演までに出演して今なお伝説とうたわれる方々が、特別にキャスティングされた2000回記念特別バージョン。この8公演で、3ヶ月にもわたる東京公演の幕を閉じることになる。もちろん、今なおこの役を演じている方もあれば、今は違う役を演じている方もいる。そしてレ・ミゼラブルの舞台から卒業してしまった方もいる。何だか観る私の方も緊張してしまったけれど、プロローグが始まった途端、アッという間にレ・ミゼラブルの世界に引き込まれて行った・・・私が今日一番お逢いしたかったジャベールの鹿賀丈史サマ今も変わらぬお姿で、そしてそのお声。どちらも私を十分満足させてくれましたぁ~初演から18年、積み重ねてきた色々なものが演技の深みを増しているのでしょう。そしてところどころの小芝居もきいていて、あなたは素敵でした。The Stars ももちろんよかったけれど、私はあの自殺のシーンで、涙があふれてきてしまって・・・カーテンコールでもあの飄々として堂々としてるあたり、とってもあなたらしさが出ていて、懐かしゅうございました。ただ、あなたの Bring Him Home も聴きたかったなどと我儘な欲も出てきたのも事実。3000回では、ぜひまたジャンバルジャンを演っていただけたらと、切に思います。今も演じておられるバルジャンの今井清隆思っていたより演技にも声にも深みが出ていてよかったです。彼の声はオペラ座の怪人のファントムをCDで聴いていただけでしたからね。この作品では賞味期限なるものがあり・・・とご自身でもパンフに寄せていらしたのですが、石川禅のマリウスもよかったですね。1幕では、「うーん」と思っていたのですが(決して悪いってわけじゃないです・・・単にマリウスに関して 私なりのイメージがあるもので^^;)2幕の生き残ってしまったことを、友のいない悲しみを、その仲間とかつていたカフェで歌うEmpty Chairs at Empty Tablesは実によかった。彼も彼なりにこの役にピリオドを打ち、もう二度とやることはないと思っていたのに、また演じられる喜びをかみしめながら・・・そんな彼の想いが伝わってきましたね。もうひとつの賞味期限がある役コゼット何で?なぜに彼女なのでしょう??このメンバーにして、何故に???こればかりは疑問です。先日拝見した河野由佳の方が全然よかった。知念里奈はまだまだ舞台の声ではない。パッと見、可愛い華のある顔立ちなのだけれど、演技・歌ともに、まだまだこれから成長してもらわなければならないですね。思えば初演の時の斉藤由貴よりはまだよかったかもしれないが^^;そしてエポニーヌも賞味期限のある役でしょう。でもどうして、どうして。何という細い身体で、変わらぬお姿で、まるで初演の時と変わらぬあなた。島田歌穂、歌こそ、初演の時の力強い歌より逆に押さえめの感情が伝わってくる歌い方は、今のあなただから歌えるのでしょうね。私はとても好きです、今のあなたの方が。いまのあなたの On My Own がね。 とってもとっても、この役を愛して大事にしてきたあなたの気持ちが観客の誰にも伝わったことと思います。一緒にいた友達K子が、「この歌で泣いたのは初めて」と言っていたように私にもとても切なく心に響いた I Dreamed a Dream 岩崎宏美のファンテーヌは素晴らしかった。これって、舞台の回数こなすだけではなく、彼女の人生そのものなのでしょうね。この役が愛おしいとご本人もおっしゃってる通り、その言葉のひとつひとつを、歌詞のひとつひとつを、とっても大事に大事に歌い上げてらして・・・。失礼とは思いつつ、前回のシルビア・グラブは足元にも及びません。彼女のファンテーヌもすごくよかったんですよ。本当に!でもね、違うんですよ・・・それは何?と言われてもはっきり言えないのですが。これから先歌い続けて、演り続けていけば、彼女のもまた、違ってくるのでしょう。彼女なりのファンテーヌが出来上がっていくのでしょう。とにかく岩崎ファンテーヌ感動しましたぁ~そしてもう一度聴きたいと切に思いました。3000回でまた演っていただけないかしら。先日ジャベールで私を感動させてくれた岡幸二郎 今回はアンジョルラスで登場。彼にとっても、この役はもう封印した役。今回悩んでその封印を解いての挑戦。素敵でしたね。個人的に、彼の歌は(しゃべりじゃなくて^^;)ちょっと好きです。あの大きな身体で旗を振り、先頭をきっていくあなたは本当に素敵でしたぁ~(。-_-。)それに結婚式でのウェイター(?)も、テナルディエの妻との抜群の掛け合い、お見事でした。色んな役の(この作品に限らずにね)あなたが観てみたいなと、ちょっとばかしまた欲が出た私ですぅ・・・・・テナルディエの斎藤晴彦も初演以来ですね。確かにちょっとだけお年を召したかなとも感じたけれど、どうしてどうして、歌は十分森公美子とのコンビを盛り上げて下さいましたね。個人的にはやはり最初の宿屋のシーンでの歌が好きです。そしてそして・・・最後に・・・私の期待通りの、いえそれ以上のテナルディエの妻を演じてくれた森公美子素晴らしい~最高でしたよ~あなたって人はもう~参りましたッ!って一言に尽きます。あの豊満なボディからあふれでるエネルギッシュなパワー! それでいて動きも軽やかだからすごいッ!! 何と言っても、あの間の良さは実に上手い。コミカルな演技も抜群で、ところどころ見せるコケティッシュな小芝居もきいている。そしてそして、何よりもあの歌唱力の素晴らしさは圧倒される~それにしても、どうしてもあのお胸に目が釘付けになってしまったのは内緒ですぅ(笑)友達N子が・・・「あのお胸にはいったい何が詰まっているんでしょう?」と。(^∇^) アハハ!確かに!!結婚式のシーンでの冒頭のこけてひっくり返るシーンではお見事でした(爆)ウェイターの岡幸二郎との掛け合いの面白かったこと。会場の笑いをかっていましたね。このシーンでの小芝居はホント楽しかったぁ~この役はあなたの為にあるってくらい適役です。まだまだこの先何年もやり続けてほしいです。絶対また観たいですからね。 カーテンコールでは、常に鹿賀サマより一歩ひいてる控えめな今井清隆のお姿が印象的。2人で抱き合っておりましたしね。この2人には一番拍手が大きかったと思いますよ。何度も何度も、鳴り止まない拍手。私達の後ろにいた男性客が「みんなこれが観たくて来ているんだから~」と。まさにその通り。この8公演はすぐに完売していたもの。たっぷりカーテンコールしてもらわないと(笑)特別キャストの9人(若干1名はちょっと尻込みしてましたけれどね!ま、当然か!!)が並ぶと圧巻でしたね~この9人と共に同じ舞台に立てた他の役者達も嬉しかったと思う。いずれ、この中からもこの主要9役になり得る人もいるかもしれないと思うし。第一、みんなこの作品をとても愛して止まないのは同じ。私がとある作品にこれと同じ想い、愛着を持っているのと同じく、あの舞台の誰もがこの作品が大好きで大切に思っている、それが観客にも伝わってくる素晴らしい舞台でした。こんなイベントはまた3000回を待たなきゃないんでしょうね。でもその時にこのメンバーはありえないわけで。本当に観れてよかったぁ~このメンバーでのCD化はないんでしょうか??ファンは待っていると思いますよ~チケット手に入らなかった方も多いと思うしね。そそ、N子が思わずやっちゃったそうです。私とK子がとある作品の時、開演前に「絶対に歌わないように気をつけようね」といつも言ってるのに。今回席が離れていたんだけれど・・・The People’s Song で歌っちゃったそうで(^^ゞでも気持ちはわかるのよねぇ~(笑)今もこれ書きながら、CDではこれが流れているんだから~あ、私は1幕ラストの One Day More が結構好きです。何だかテンション上がっていくんですもの~(笑)最後に今病気療養中の本田美奈子さんあなたのファンテーヌみんな待ってます。私もその1人。あなたのファンテーヌもきっと期待を越えるものだと思っております・・・エポニーヌも観ていないんだけれどね。舞台復帰を心よりお待ち申し上げております~
2005年05月29日
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昨夜BSで放送してた「ER」バタバタしていたので、録画セットした・・・その前にも他の番組もセットした・・・うっ!!あろうことか残量チェックを忘れた私。もう後の祭りよねぇ・・・あと10分というところでテープ切れ 何もこんなところで終わらなくてもぉー!!ロマノはヘリコプターの下敷きになったの?死んじゃったの?倒れたチャックはどうなったの?もうどうなったか気になって気になって・・・おーい、誰か教えてくれーッ チャックとロマノがどうなったのか・・・やっぱり死んじゃったのか・・・ンもう気になって、イライラしている私。たかがTVなんだけれど・・・悔やんでも悔やみきれない (T_T)だって、リアルタイムで見ようと思えばみれたのにぃ~
2005年05月17日
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幕間の休憩にちょっと軽いものをつまんで、ちょっと劇場内を。K子に言われて驚いたのは、エレベーターもないってこと。見れば、今の劇場に必須のバリアフリーなるものが一切ない。「もし車椅子の方が来たらどうなるの?」「もちろん1Fで・・・」1Fにしたって、そこにたどり着くまでに少なからず階段もある。確かに古い劇場だ・・・もうすぐ立て替えるそうだけれど。ロビーも段差があって、無駄な部分が多い。ここが平坦だったら、ロビーもどんなにか広いだろうと思う。それに最悪なのはトイレ!!これじゃ休憩時間内にトイレは難しいね。あの帝国劇場でも感じたけれど、(先日トイレに並んでいたら、一緒に行ったN子が 「私、男子トイレでもいいんだけどなぁ…」と本気で言ったのは内緒だ)女性にとってはトイレは充実させてほしいと思う。その点、席数が帝国劇場や歌舞伎座の半分にも満たない四季の劇場はトイレが充実しているから楽なのだが・・・なんて、トイレの話ばかりで終わってしまいそうなので、この辺で本題!いよいよ中村勘三郎の襲名公演の野田版~研辰の討たれの開幕です。さすがにこれ目当てのお客が多いと見え、私達の後ろの一見席は後ろ2列立ち見まで出て、盛況でした。そして、マナーの悪い客も多かった・・・前傾姿勢で観る、というね。これは本当にマナー、その人の品位が問われる。自分さえよければいいというのがすごく出るからね。私の前のご婦人は、最初から背にバックを置いて座っていたしぃ~そういう私も、つい夢中になって前傾にならないよう気をつけながらオペラグラスをしっかり持って観ましたよ(^^)v特に初心者の私がストーリー話したところで仕方ないので私なりのマニアック的な感想になりますので、あしからずm(__)m歌舞伎は知らぬとはいえ、歌舞伎役者の顔は結構知ってます。だから、知ってる顔が出てくるたびに、ついつい追ってしまいました。中村獅童は今まで映画やコメディ(三谷脚本のHR)などで観てきたけれど、一度歌舞伎の舞台での彼を観たかった。ちょっと滑らかさに欠け、はっきり口調ではなかったけれどね。でも、こうやって前に出る役もらえるようになってよかったね!と少なからず心の中で応援してしまった(^^ゞ(個人的には頑張ってほしいと、ちょっと贔屓目です^^;)そして中村七之助はやはりちょっと影が薄いよなぁ。これはちょっと思っていた通りだったのでねぇ。彼は歌舞伎以外の世界でもまれて、役者としてもう少し深みを増した方がいいのかもしれない。やはり兄上の中村勘太郎と比べるとどうしても見劣りがする気がする。過日も映画で野次喜多さんを演ったところだが、こういうのをどんどん演っていってもいいんではないのかと。実はあまり個人的には好きではないのだが、坂東三津五郎の老中は実に面白かったなぁ~味があって、楽しませてもらった!あの化粧だと、彼だとよくわからないんだけれどね。女形の中村福助も楽しみにしていました。姉の娘およしもよかったけれど、やっぱり奥方も見事でしたね。どちらかというとコミカルな役どころだったけれどちょっと楽しませてもらいました・・・本当のところはもうちょっと古典的な女形らしいような艶っぽい役どころを観てみたかった気もしますが。その兄上の中村橋之助も楽しみでした。これもまた、キリッとしたお姿を拝見してみたかったな(笑)でも、こういう役でも、何だか普段の品の良さが出ているような気がしましたが。そういえば、お父様の芝翫の女形姿も見てみたい・・・う、ついつい欲が走ってしまうなぁ~( ̄ー ̄∂) ポリポリ中村勘太郎なんとなく、母上に似てきたような・・・ご兄弟お2人ともどちらかというと母上の顔立ちに似ている。ま、特に弟の方がそっくりだけれどね。私の母校の先輩でもある勘三郎夫人、その昔シェイクスピアの「十二夜」に出演し、素敵な男役で、下級生の憧れの的でもあったのだが。ま、そんなことはさておいて、彼はやっぱり華がある気がする。この歌舞伎らしい(あくまでも私が思ってる歌舞伎らしい姿ってことです^^;)化粧や衣装、武士という役がなんだかしっくりいきましたね。声もはっきりしっかりしていて、思い描いていた通りでした。思ってた以上に素敵だったのは市川染五郎ですかね。彼は現代ドラマとかには出ない方がいいなぁ~「阿修羅城の…」みたいに侍姿ならいいけれどね。あの武士のお姿で殺陣する姿はとても凛々しく素敵でした~その昔、映画・舞台・ドラマで観たお父様の松本幸四郎も素敵でしたけれど、彼もまたこの先々が楽しみになりました。なんて、色々マニアックな佐為の感想になりましたが、最後になっちゃったけれど・・・やはり主役の、勘三郎に触れないわけにはいきません。多彩な才能をお持ちの方だと常々関心しておりましたが初めて歌舞伎の舞台で拝見したけれど、本当に素晴らしかったですね。彼だからこそやってのけちゃうところも随所に見られ何にでも意欲的な彼を堪能させていただきました。ヾ(- -;) 主役だし襲名公演なのにこれだけかい!タイトルにした「野田さんて、すごい!!」というのはこの演目が終わった後の私の第一声です。元々野田秀樹が歌舞伎の脚本なんて書いてるなんて知らなかったし、まさか演出までしているとは!あまりにも歌舞伎に無知なために、色々と驚いたことは沢山ありました。「元々歌舞伎にはその当時の流行を反映させるような趣向があるのよ」とあとでK子に教えられましたが。まさか韓流ばやりで、歌舞伎の舞台にヨン様が登場したり、今回もお笑いばやりで、波田陽区の「~言うじゃない~残念ッ!」とかアンガールズのジャンガジャンガなんかが出てくるなんて思いもしなかったので、すごくビックリしましたね。そうそう、これは多分野田さんより勘三郎さんの色が出ていたのだと思うが七之助や染五郎の映画の宣伝?やら、獅童の結婚のことなども織り交ぜてもいましたね。こういうのが入っていると、私みたいな歌舞伎初心者はなんだか引き込まれて楽しめますね。でも単純に野田さんのすごさはこういうことでなくて事細かに風刺が効いてるところでした。武士が脳卒中で死ぬなんて恥かしいことだと言いながらその脳卒中で死んでしまった老中、当時赤穂浪士人気であだ討ちが格好良いとされてたのを踏まえて無理矢理あだ討ちに出されたその息子兄弟、そして口の達者な辰次に乗せられ流される人々、細部にまでよくできた本だと感心しました。最後にあっけなく討たれてしまうエンディングにはちょっとあっけにとられてしまいましたがね。しかも、これでやっと国に堂々と帰れるとホッとしているあだ討ち後の様子もね。とにかく初の歌舞伎座、楽しませてもらったの一言でした~ちょっと古典的な歌舞伎ものぞいてみたい気もなきにしもあらず。が、佐為にはこういうちょっと変わった趣向の歌舞伎の舞台の方が性に合っているかもしれないな。7月にはあの蜷川幸雄がシェイクスピアの十二夜をモチーフとした歌舞伎の舞台をやるとか。その昔彼の作品も観た記憶がある・・・作品名は忘れたけれど^^;一度は観なきゃと思って観たけれど、どちらかというとあくが強くて苦手だったかな。あと10年くらいしたら宮藤官九郎が歌舞伎の脚本書いてる、なんてこともあるのかな~それもまた面白そうなんだけれど!<後 記>私個人の日記とはいえ、敬称略だし、好き勝手な我儘放題の感想・・・歌舞伎ファンの方ごめんなさい!って感じです。歌舞伎初心者ゆえ、お許しを!!!
2005年05月15日
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続きの日記です・・・いよいよ鷺娘の開幕。真っ白な雪景色の中に白無垢姿の玉三郎が。踊りのことはよくわからないけれどイヤホンガイドから流れる解説に耳を傾けながら(実はこれ、ちょっと邪魔でもある。音楽と踊りに集中したいのに この解説の方のお声は邪魔ッ!とも思うんだけれど 解説があることで解ることもあって、ちょっと複雑な心境でした)ひとつひとつの動作、足の動きの意味もわかり、寝るどころかオペラグラスから目が離せることもできずに見入ってしまいました。真っ白な中に、時折チラとのぞかせる(3Fからは特に!!)紅の赤さが目を引きましたねぇ。そして、衣装替えで今度は赤い衣装で登場。これも素敵でした~とにかく動くたびに、その妖艶な動きにどんどん引き込まれていったのは事実。そして、引抜には参りました。後ろで玉三郎の着物の裾から紐を引き抜いていく人達。アッという間に、違う着物に。これがまた、素晴らしい!!!私個人としては、薄いピンクの着物のとこが一番好きでした。他にも紫もありましたけれど。とにかく引抜のたびに、思わず感嘆の声をあげてしまいましたしね。要所要所で拍手は起こるのですが・・・私も拍手をしなきゃと思うのですが・・・やっぱりオペラグラスから手を離すことは最後までできませんでした。そして最後、地獄の責めにさいなまれ、息絶えていく様は見事でした。踊りもさることながら、私を惹きつけたのは、目でした。ちょっと怖いくらいの目をしておられましたね。とにもかくも素晴らしかったぁ~歌舞伎初心者でこんな感想しか書けないのが何だか恥かしいんだけれど、素晴らしいと思ったことは事実。きっと歌舞伎の好きな方たちには笑われちゃうでしょうね。でも、歌舞伎の血族ではないのに、ここまでの地位を築いた、いや確立した玉三郎の努力は計り知れない。本当に素晴らしいものを観せてもらいましたよ~誘ってくれたK子にはもちろん感謝するけれどネットで勧めてくれた歌舞伎ファンの方には本当に感謝しないと。その方が勧めてくれなかったら、観なかったかもしれない鷺娘ありがとう~の一言につきます♪この続きは・・・「野田さんて、すごい!!」で(^o^)v
2005年05月15日
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今から四半世紀も前に、学校で行った歌舞伎教室。演目はよく覚えてないけれど、市川団十郎(当時は海老蔵)が出演していたことは覚えている。多分あまり面白くない演目だったのだろう、私はそれ以来歌舞伎嫌いになった・・・すっかり爆睡してたものな~私だけじゃなかったよ!とにかくミュージカルやストレートプレイは観るけれど歌舞伎座に足を踏み入れることはなかった。いつも一緒に観劇に行く友達K子は市川海老蔵の大ファン!!日本津々浦々、あちこちの襲名公演にも足を運んでいる~来月はうちのダンナがいる福岡にもお邪魔するらしい(笑)でも私の歌舞伎嫌いを知っているので誘われたことはない!最近冨に意欲的に色んなものを観だした私に5月の歌舞伎座公演(夜の部)はどうかと言ってきた~ん?歌舞伎ねぇ・・・でも3つ目の中村勘三郎の襲名公演はちょっと面白そうッ!野田秀樹の脚本・演出というのにまず惹かれた。彼は歌舞伎までやるんだと初めて知ったし。出演する顔ぶれもなんだか知ってる顔ばかりで。かねがね歌舞伎ではどんななんだろうと思っていた中村獅童も出る。「うん、行ってみる!」という私の言葉に負担にならない末等席(これは発売と同時に完売するらしい)を取ってくれた。ここは花道も見えないし、オペラグラス必携だからと念押しされたけれどね。歌舞伎のしくみすらよくわかっていなくて(だって初心者だもん)このチケットだと夜の部全部見ることが出来ると教えられ、彼女は会社早退して全部観るけれど、私は選んで観るといいと言ってくれた。もちろん野田版~研辰の討たれは観るとしても1つ目の義経千本桜はK子の好きな海老蔵が出るので、ぜひ一目観たいものだが、時間的に無理だろう。2つ目の玉三郎の鷺娘はどうしよう?全編踊りというのは、いかがなものかと。果たして私が起きていられるものか否か・・・。でもあの玉三郎の踊り、美しいには違いない。正直本当に迷っていた・・・これを別サイトの日記に書いたところ、歌舞伎ファンの方に「玉三郎さんは絶対に行って下さい!これを観ないのはもったいないですから!!」とコメントをいただきました。折りしもそのお方も観てきたばかりで、その踊りの感想をご自身の日記にたっぷり書いておられました~それを読んだら、やっぱり観たくなり即決でしたね(^^)v行ってみたら、なんと歌舞伎座の近いこと、近いこと。ドアtoドアで正味40分もあれば歌舞伎座だったのね。今までは素通りしていた歌舞伎座。やはり他の劇場とは趣が違う。どういうわけか、すごい行列が出来ている。これは何の列?と思いながら、どこから入ったらいいのか・・・ちょっと迷っていたら、目の前に紳士が中央の扉を開けたので何だ、開くんじゃん!、と私も後に続いていざ中へ~これが歌舞伎座かぁ~とちょっとおのぼりさん気分であちこち見回しまずはイヤホンガイドを借り、3Fへ行く階段を探す。幕間の休憩中といえども、結構な人ゴミ。茶屋じゃないけれど、そんな感じに、団子や煎餅などが売られおばさま、おじさま達がのぞきこんでいる。やっとこさ、3Fにたどり着くと、私の姿をK子が見つけてくれた。席に座ると、色々と説明をしてくれたよ。私達の後ろの方の席は一見席といって、1演目毎に入れ替わるらしく先ほどの行列はこの席目当ての人達だったらしい。あそこから舞台なんぞ観えるのか、と正直思った。もち私達の席でも花道の入り口しか観えない。舞台両サイドにある桟敷席の上の席はどうなの?と聞けば一度観たけれど、あそこは意外にも全く花道は見えないそうだ。ま、花道は下手側にあるので、上手側なら観れるのだろうが。3Fは満席状態・・・客層も様々で、歌舞伎の人気もわかるような気がした。いよいよ幕があがる、いやこの場合は横に引くので何と言ったらいいのか・・・ま、とにかく開幕である~以上 長くなったのでここでひとまず締めます。続きは・・・「玉三郎に酔いしれて」で(^o^)v
2005年05月15日
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なんと初演以来18年ぶりのレ・ミゼです。今回は2000回記念特別キャストを観たくて頑張ってチケット取ったんですが・・・やはり山口祐一郎のバルジャンも観てみたくて行って来ました。スバリ一言、本当によかったです!!18年振りとはいえ、ナンバー聴けば色々と記憶が甦ってくる・・・一緒に行った友達N子も同じことを言ってましたね。そうその時も彼女と一緒でしたから(^^ゞ四季の劇場ばかり行ってると帝国劇場はとても大きくてその人の多さに圧倒される。(特にトイレの待ちが長くて参るッ!…それで休憩終わっちゃうしぃ)今日はマチネだったんだけれど、四季とはマチネの客層が全然違い、帝国劇場はマダム、おばさま、おばあさま・・・と圧倒的に女性で埋め尽くされてました。四季だと意外に若い人も男性も多いんですけれどね。さて本編・・・まずバルジャンからでしょう。山口祐一郎、四季時代のジーザス以来。姿かたちは昔の面影は今いずこ~だけれど相変わらずその歌声は素晴らしかったぁ!その昔、鹿賀丈史・滝田栄で観たバルジャン。(私は滝田バルジャンの方が好きだったが!)祐一郎のともすれば、ジーザス思い起こす歌い方も、己の罪を悔い、守るべき者を愛す、心豊かな優しさも溢れて、最後のシーンは泣けましたね。あのふところの広さは私好みかと(笑)観劇友達K子のによると、歌は彼の方が上だが、別所哲也のバルジャンの方が泣けるらしい・・・それを聞いたN子はぜひ別所バルジャンも観たいと言っていた。岡幸二郎のジャベール。こちらもその昔、鹿賀・滝田で観た。(私は鹿賀ジャベールの方が好きだった! と言う割には、入水のシーンがジーザスのユダの自殺と ダブって見えてウルウルしたもんだった・・・)この岡ジャベール。祐一郎とはまるでバズーカ対決よ、とK子から聞いていたのだが、まさに!精悍なお顔立ちと背の高さといい、そしてすンばらしい、響き渡るそのお声、とても素敵でしたぁ~パンフ見るかぎり素顔の彼はあまり私好みのお顔ではないけれど・・・ジャベールの彼は、ちと私好みかも~♪ファンテーヌのシルビア・グラブもよかった。その昔観た岩崎宏美をなぜか思い出した、なんとなく似た感じなのでしょうか。これをあのマルシアがやったらどんな感じなんだろう?情熱的な激しいイメージしかないから、これも観てみたいと思う。コゼットは河野由佳・・・うーん、ちょっと不満かな。というか、昔観た時も斉藤由貴で不満に感じてた。納得のいくコゼットにまだ出会ってないのかな。マリウスは泉見洋平、彼は昨年観たSHIROHでちと気になっていた存在。だからあえて彼の日を選んだのだが。その昔、野口五郎で観たせいか、まず若さがいいと思った(笑)歌もいいし、存在感もあって、よかったな。アンジョルラスは坂元健児、彼とはライオンキングのシンバ以来。その昔、内田直哉で観た時の方が力強さを感じたが、最後の死に様は拍手もの(笑)学生達の指導者としてはちと弱い気が・・・他の学生からあまり秀でて見えなかったのがちょっと残念。テナルディエは、引越しのサカイで有名な、って言ったら失礼か!徳井優でした。やはり、彼らしさが随所に出ていて色々と楽しませてくれました。もち初演の時との斉藤晴彦もよかったけれどね。ちと小柄で小回りが利くような人がこの役には合っている気がするがWAHAHAの佐藤正宏が演るとどんな感じなんだろう?テナルディエの妻、元タカラジェンヌの瀬戸内美八。彼女もまあよかったけれど、その昔観た鳳蘭や阿知波悟美に比べると物足りなさを感じる。次回は森公美子だ~この役彼女は適役だろう、絶対に!!あのダイナミックなボディと、コミカルさ、そして何より迫力のある歌唱力はうってつけだと思う。早く観てみたいーッと思う。そして何より今日上手いなと思ったのは子役の彼。ガブローシュ役の桝井賢斗くん。上手かったな~拍手もいっぱいもらってたね。コゼットとエポニーヌの子供時代を演じた女の子はま、こんなものかと思ったけれど、彼はどうして、立派に演じきっていたね。打たれて息絶えたシーンよかったよん!以上、ほとんど私のひとりよがりのマニアックな評でした(^^ゞカーテンコール、どういうわけか下手側で集団でスタンディングが始まり・・・最後にはみな総立ちになりました。今回はマチネということで、ソワレではカーテンコールに出れない子役達がとってもはしゃいでましたね。特にエポニーヌ・コゼットの子役の女の子2人は嬉しくて仕方がないって感じで、ライトがつく度にいの一番で手をつないで出てきて手を振ってましたよ。しかも最後には、バルジャン・ジャベールにはさまれ手を引かれて登場し、愛嬌を振りまいてました。引っ込んでも名残惜しいのか、何度も顔のぞかせて大人のお二方も笑っておりました・・・なかなか拍手も鳴り止まず、カーテンコールは長かったぁ~まだ出てくるかーって思うくらい、いっはい出てきてくれました。おかげで手も痛いです^^;次回は、2000回記念の特別キャストで観にいきます。どんな舞台になるか、ほんとに楽しみです~♪
2005年05月11日
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ずっと二の足踏んでいたんです。なぜかって?どうも日本のオリジナルミュージカルはあまり馴染めなくてね。とは言っても、ブランクはあるものの今まで多くの四季オリジナルの子供ミュージカルは観てきた。でも、それは子供ミュージカルとしてね。それをロングランというのはどんなもんだろうと・・・。今回は昔から尊敬お慕い申しておりました光枝サマが出ていらっしゃるのでずっとどうしようかと迷ってました。思い出を売る男が終わって、配達人にまた下村サマがキャスティングされて・・・よし、彼が出るのなら行くかな~と。下村尊則サマも結構贔屓にしてますので(^^ゞちゃんと2日の朝、キャストBOXで今週も入ってると確認してからチケット取りました(^^)v開演前にロビーパーフォーマンスがあって、これが結構楽しいらしいと聞いていたので、今回は早めに劇場入りした。確かに楽しかったなぁ~ただあちらこちらでやっているので、全部を楽しめなかったのが残念かな。ロビーで堪能しすぎて、舞台でもやっているのをあまり観れなかったのも残念でした・・・そうそう入り口入った正面はちょっと困ったな。入り口で渋滞を招く・・・せまい劇場をところせましとやっているので致し方ないといえばそうなんだれどね。これはこれで、また楽しみたい気もする・・・確か子供の頃観た舞台(四季じゃなくてね)で出演者がロビーにいただけで、子供心にワクワクしたのを思い出したもの。これから観るぞ!って気になるしね。開幕の合図が鳴らなかったのか、鳴ったのを聞き逃したのか舞台のパフォーマンス観ていたら、いつのまにか始まっていた・・・夢の配達人、そう大好きな下村サマの登場で幕が開く~相変わらず素敵だぁ~お声もお姿も。ピコが遊園地で遊ぶシーンは、これもまた創意工夫がなされていて特にラートには驚いたな。結構見とれてしまった・・・ローラーブレードにしてもラートにしてもこれを提案した加藤敬二さんはすごいな。しかも主役にやらしてしまうなんてね。所詮子供ミュージカルとちょっと冷めた感じで観にいったけれど開演前から、劇場入った瞬間から、早くも夢の舞台へ観客をいざなう趣向の数々、本番の舞台でも、その続きがなされていて、どんどん夢の世界に連れて行ってくれる、その演出(振り付け?)には、ちょっと頭が下がる気がした。。・*☆。。・*☆。。・*☆。。・*☆。。・*☆。。・*☆。。・*☆。ここからはいつものように、ちょっとマニアックな感想を少し^^;ピコ・・・今回は吉沢梨絵ちゃん。思った通りでしたね。 実は私が行く時はみんな彼女、コーラスラインのディアナも マンマ・ミーア!のソフィも。 みんな同じなのよねぇ・・・可もなく不可もなく、 そつなくこなしてるような気がするんだけれど、違いがない。 似たような役が多いのか・・・もっと全然違う彼女を観てみたいと 思うのは私だけだろうか?マコ・・・紗乃めぐみさんは多分初見だと思う。他の人のマコを観てないから なんとも言えないが、まあこんな感じでしょう。 歌もまあまあでしたしね。デビル・・・その昔見た魔法をすてたマジョリンのニラミンコを思い出し とても懐かしく感じました。 光枝サマのお声を聴いたのは6年半ぶりでしょうか。 ジーザスのピラトから、ユタのペドロ、 コミカルなものからシリアスなものまで本当に幅が広い。 今回もまた、声聴いた瞬間に嬉しくて思わずチキン肌!ヾ(- -;)オイオイ でも昔も今も変わらず、本当に何やっても安心して観ていられるぅ~ お元気な姿拝見できて嬉しゅうございましたよ(^^)v配達人・・・下村サマ~ついこの間、思い出を売る男の舞台で 奇抜なお姿でバトン回していたお姿を拝見したばかりですのに こういう役でお目にかかれるとは! あの素敵な配達人でした・・・購入したばかりのオペラグラスで あまりにも大きく身近に見れて ちょっとドキドキしちゃいました…(。-_-。)ポッと書いていくとキリがないか!今日の老人役はよかったけれど、久々に立岡さんで観てみたかったかな。部長・ヤクザよかったですよ~暴走族の西尾さん、一目見て、「コーラスラインのリチーはあなただったわね」と。やはり似た感じの役ですものね。メソは何となく物足りなさを感じた・・・今一歩って感じで^^;マコの母の歌い方はちょっと不満が残った、これは他の人で観てみたいかな。現実の世界から夢の世界へ、そして命、生きるってことへの喜び、責任、子供ミュージカルにしてはちょっとばかし、重いテーマも見え隠れする、なかなか見ごたえのあった舞台ではあった。単に子供ミュージカルと言い切ってしまっていいのか否か・・・この作品が好きで何度も劇場に足運んでいるリピーターが多いのも何とな~くわからないでもない。娘の学校でもいくつか芸術鑑賞があるが、こういうのを観せてあげてほしいよなぁ~最初に何を観るかで、つまらなくもなり、面白くて他のも観てみたいと思うようになるかが結構重要だったりする。私は高校生の時に、国立劇場の歌舞伎教室に行ったけれどそれ以来歌舞伎は観ていない。歌舞伎嫌いになっちゃったからね^^;こんな私だから、観劇友達のK子は私を歌舞伎に誘わない。彼女はご贔屓の役者さんがいて、歌舞伎大好きだからね。そんな私だけれど、来週歌舞伎観てきます。どういう風の吹き回し?ってうーん、どうしてだろう???
2005年05月07日
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買おう、買おうと思いつつ、なかなかその機会がなくてね。オペラグラスを買っちゃいました。でも色々あるのね。今日改めて思いましたよ。だって、どれがいいのかよくわかんないしなんだか店員も不親切でね!!!聞いたこともないメーカーが並んでてこのメーカーが主流なのかと聞けば天体望遠鏡とかのメーカーらしい。やはりカメラメーカーがいいとのこと。ニコン?オリンパス?キャノン?選ぶ基準としては、明るさとか、視野の広さとか・・・私てきには重さ重視で買いたかったんだけれどね。用途は観劇なんだから、バッグに入れるのに軽くてコンパクトなのが一番でしょ?でも結局「新製品」という言葉に惹かれて買いました。大きさ的にはちと不満が残るが・・・でもね、ポイントで買えちゃった!お財布開けずに買えたってことでなんだか得した気分~♪これで心置きなく観劇楽しめるなぁ~
2005年05月03日
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今日は銀座まで買い物に出たついでにキルフェボンでケーキを買ってきました。5年ぶりのキルフェボンのケーキ~♪ちょっとお高いのが難点だけれど満足のいくお味でした(^^)v写真が見たい方は・・・「お気に入り」の「saii」のページをクリックしてリンクの「ふぉと日記」へどうぞ~
2005年05月02日
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なんだか毎日暑くて喉ごしのいいものが恋しい季節になってきた。先日も娘の要望で杏仁豆腐を作ったばかり。昨日はサッパリとしたコーヒーゼリーを!なんだか久々です。暑い夏にはこれもまた我が家の定番スイーツです。ん?甘いかぁ?砂糖は全く入れてません。甘さはガムシロップを好みで入れて調整!コーヒーが苦手な娘は2個も入れる・・・私からすると甘すぎッて思うのだが。娘もそうなのだが、コーヒーが苦手な友達もコーヒーゼリーは好きという。私の作るコーヒーゼリーはアイスコーヒーをただ固めたものに近い。コーヒーそのものを食べてる感じなのに、ゼリーになれば食べれるってよくわかんないよなぁ~ま、とにもかくも暑―い夏に、喉を通る冷たさがなんとも言えずでいいのよ~♪
2005年05月02日
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