オオスズメバチは、山や養蜂での嫌われ者ですが、生物界ではいろんなことを教えてくれる生き物です。
さて、こぴ@女性の皆さん守られていて 氏(@nippondesu02)が
大好きな、蜂の例え()だと、日本ミツバチだって、オオスズメバチだって、
毒針という武器を持っているのはメスです。
こぴ氏の使う写真では、
いつもオオスズメバチは単独だけど、
オオスズメバチも「真社会性」のハチです。
オオスズメバチの働き蜂も、
「オオスズメバチの巣という社会」の為、
ミツバチ同様に働いているメス蜂なのです。
そもそも、オオスズメバチは、
他の蜂の巣を襲うよりも、
蜜が必要ならカブトムシの採れる樹液を持つ木に
群がる方が多いですし、
肉にしても…セミなどを襲う方が多いです。
こぴ氏(@nippondesu02)批判になるけど、
「オオスズメバチも社会(っぽいもの)を持つ」のに、ああいう例えにするから、
「理解できる人」は少ないのです。
こぴ氏(@nippondesu02)の場合、
きっとスズメバチの社会なんて社会だとは言わない、とかいう、大前提があるのですが、
生物学からしたら立派な真社会性動物です。
そして、実際の教訓としては、ハチの「社会」が人間に教えてくれることは、
「男なんて必要ないです!」
ということです。
こぴ氏(@nippondesu02)がなんだか散々いっている
「いい男」自体、
生物界には、存在しなくてもいいのです。
ほとんどの動物のオスは、メスを守っては死にません。
特にオスバチは生殖の為に必要な「だけ」の存在です。
「優れたオスバチ」なんて、存在しません。
今頃はみつばちの巣の中からは、
食べるしか能がないオスバチは、
全員追放されているのです。
※オオスズメバチの場合、巣は1年きりなのと、
必要な時しかオスは生まれませんので、
オスが捨てられるということはありません。
結局、オスなんてどうだっていいんですよ。
生物として本来は。
さらにいうと。
人間のオスは他の動物より劣ってます。
同種のメスを殺すから…
ところで、ミツバチの場合、
女王バチに産卵能力がなくなると、
オスバチ同様に追放されます。
日本みつばちの場合、「代理女王」「新女王」が作れるので…
日本みつばちが守っているのは、女王ではなく「巣という社会」ですから。
逆に、オオスズメバチの場合、
女王バチが死んだら、その巣は終わりです。
(スズメバチの新女王は、別の巣をつくります)
巣の創設期には自ら働くのが、
「創設女王」とも呼ばれるスズメバチ女王ですが、
その後は、娘たる働きバチに「守られて」
産卵に専念するのが、スズメバチ女王です…。
つまり、女王バチを必死に「守る」といえるような、
こぴ氏の主張に近いのは、
日本みつばちの社会よりも、
むしろオオスズメバチの社会の方かもしれません。
女王?死んでも大丈夫ですよ、代わりいるから…は、
みつばちの世界なんです。
あとついでですが、
外来種の「西洋ミツバチ」が日本で野生化できないのは、「西洋ミツバチ」は「オオスズメバチ」に勝てないからです。
本来生き物としては、「西洋ミツバチ」の方が強いのですが…
つまり、さらに皮肉な話なんだけれど、
「オオスズメバチさん」こそが、外来種たる西洋ミツバチさんから
日本ミツバチさんを「守っている」…と、いえるのです。
生物では、一方が正しいことは、ありません。
天敵同士、捕食者、被捕食者、お互いの「正義」があります。
もしかすると、人文科学ですら、正しいことなんて、ないのかもしれません。
(ふなちゃんはそう信じてるから、集団主義は善くないと思うのです)
生物学は語ると長いからここら辺で。
さて、人間の社会?世の中?では
「男性なんて実は必要ない」ということが判ってしまうと、
色々まずいんでしょうね。
偉いとされるひとは、ほとんど男性だからね。
ただ、女性こそ武器を持てば、男性に勝てます。
特に、女性は弱いものとみなして
女性を襲ってくるような男性や、
DVを行うような男性に対しては、
武器を持つ事で、割と倒せます。
毒を盛る…というのも、よくありますよね。
なお、ダメ男性に対抗するために、
まっとうな男性に守ってもらうというのは、「女性の生存戦略の一つ」ではありますが、
まっとうな男性なんて少ないです。
こぴ氏は「いい男いない」と言いつつ、
守られていて等といっていて、
今の女性はどうしろというんでしょうね。
とりあえず、男性は本当は強くないんです。
だからこそ、近代以降の社会は、
色々な思想と暴力で、
「女性を弱いもの」として、定義しようとしてきたんです。
ひとにぎりの男性が上に立つ為に。ひとにぎりの男性がエライとされる為に。
その他の男性を下の方にし、女性はさらにその下に。
その他の男性である労働者や女性に、下剋上目的の為に団結されたら、誰かが、困るからね。
人間の女性は、戦う事を、男性によって、忘れさせられただけです。
でも、本来は、戦って、子供が育ちきるまで、自分の子供を、「他の女の子供」から守らなきゃいけない。
場合によっては、他の女の子供を殺す事だって母親の仕事になったりするんです。
それが女性が持つ、本当の強さ。
男の腕力の強さなんかじゃなくて、精神的な強さね。
生き物のメスの仕事は、子供を産む事じゃなくて、
育てる事ですから。
育ちそうもない子供を殺したり、
ボスが代わった時に前ボスとの子供を殺す生き物、結構いるでしょ?
育てきることができないからですよ…
あと、こぴ氏(@nippondesu02)は
男を飾っているなどと表現しているけれど、
母親たる女性にもそれなりに問題があって…
子供を3歳くらいから染髪したり、
自閉症持ちでもIQやたら高いからと5歳から塾通いさせるのは
子育てとは言わないでしょう。
よくいわれていることかもしれないけれど、こういうの、女性が、「子供を自分を飾る為に使っている」だけ。
ただ、これらのことをやってくれると、
企業がとても儲かるから、
飾りたい女性に対して、
「子供産みましょう!」という
プロパガンダがなされてるのが、現代なんです。
男性よりも女性の方が「消費」するんだよね。
でもこぴ氏(@nippondesu02)は、
「女性は産むから弱いもの」として、女性を定義する。実際には女性は弱くない。
「男性は強い」というのは、非常に根強い洗脳なのです。