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「涙の効能」を知ってますか?涙には、血液の30倍の濃さで「マンガン」と言う物質が含まれているらしい。「マンガン」は、骨を強くしたり、酵素の働きを高める効果があり、人体に必要なミネラルではあるが、摂取しすぎると精神面に悪影響を及ぼすらしい。その悪影響とは、気分が不安定になったり、鬱症状を引き起こすこともあり、感情面に対するストレス物質といえる。一説には鬱病患者の死後、脳内にはマンガンの残留が見られるという。ひいては集中力の欠如や言語障害、記憶障害がひきおこされ、進行すると、筋肉のふるえや衰弱など神経麻痺症にまで進展する。BSE(狂牛病)の原因物質でも有るとも言われている。涙はそのストレス物質を凝縮して、体から排出する。だから人間は、泣いた後、気持ちが少しリリースされるのかもしれない。私が健全であるとき・・・ストレス過多な状態になると、自然と映画ばかりを見始める。それが何故か、ストレス発散に良さそうなコメディなどではなく、絶望の涙、感動の涙を誘うものを自然とチョイスしてたりする。(時にバイオレンスだったりして、自分を疑うときもあるが・・・)これは、自己防衛本能が自然と「マンガン排出」を目論んでいるのだろうか?私が鬱病治療を集中的に受けていた頃、実はそれまで大好きだった映画が見られなくなっていた。短時間のドラマでさえも、意味が取れなかった。読書なんて、出来るわけもなかった。人と話をしても、会話の意味がわからなかった。当時、私は泣けなかったのかもしれない。その頃の記憶があやふやなので明言できないが、あの時期私は涙の「恩恵」さえも拒んでいたのかもしれない。
2007.06.26
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最近になって、会社の同僚に「Sallyさんは、離婚してよかったと思う?」と訊かれた。暗に「いつも楽しそうだし、よかったと思ってるよね?」と言う響きを持っていて、彼女がある意味、離婚に対して過剰な憧れを抱いている様子が見て取れたので、私はその意を汲んで「そうやね、良かったと思ってるよ、気楽だし」と答えた。が、妙にその憧れを煽るだけではいけないので、正直なところを少し話してみた。けどさー、やっぱり不安はあるよ。だって、自分が働けなくなったら、そのまま自分の生活が破綻するんだし・・・。健康のこと、収入のこと、将来、老後のこと、心配は尽きないよ。あと、離婚した人への世間の偏見もあるしね。↑コレは一般的に、誰もが理解する、離婚のリスク。あとさー、私が一番苦しんだのは劣等感だよ。他の多くの人は結婚生活を死ぬまで続けられるのに、自分には出来なかった、って言う気持ちがわいてくるの。↑コレ、かなり自分の中で大きなウェイトを占めているコンプレックス。ってか、普段は表に出てこないけど、心の奥底で常にうごめいている魔物。なのに、周りの人には「何でそんなこと考える必要があるのん?」と、あまり判って貰えない感情。周囲の人には、「今の世の中、離婚する人なんて星の数ほどいるんだし、みんな次の幸せをすぐに見つけてはるし、もう気にすることなんて無いでしょう?」と励まされる。私に対する、心の底からの気持ちで「誰も貴女を蔑んでいませんよ」と、言ってくれてるんだと思ってます。とは言え、日本人の大方の人の中にある常識とは・・・結婚しないよりはした方がいい。離婚するよりはしないほうがいい。ひいては、離婚したなら、再婚しないよりはした方がいい、と。この常識を踏まえつつ、離婚を選んだ自分、そしてそれを乗り越えようとあがく自分を、たまに「褒めて」みたりする。「アンタ、ホント頑張ってるよ、よくやった」なんて。その後、劣等感と一緒に虚しい風が吹く。たまに見るテレビや雑誌の情報の中に、信頼も無く、愛情も無く、家庭生活さえ破綻しているような夫婦の姿がある。それを見ながら、「私がしていた努力はあの人達よりも劣っていたのか?だから離婚したのか?」と言う思いを抑えることができない。努力が足りなかったのか、我慢が足りなかったのか、答えは見つからないけど、劣等感だけが膨れ上がる。以下、軽く愚痴です、お気になさりませぬよう・・・。今日も自分の兄の言葉(彼の個人的ブログ内)に大コケした。「愛されるということは、過去、成り立ちに興味を持たれ、未来に期待される、ということ。」確かに・・・いい事言うよね、わかるわかる。「だから、話題にはなるけど愛されない店はすぐ、潰れ、綺麗なだけの女性とか、カッコいいだけの男はすぐ離婚する…」嘆息。なんで、最後が「離婚」なの?だってさ、「綺麗なだけの女性とか、カッコいいだけの男はすぐに飽きられる」でいいんじゃないのか?何故に「失敗=離婚」と断定するか?これが世間の常識、「離婚(失敗)はしない方がいい」なんですね。日々、こんな些末なことに躓く、そういう劣等感、これが私の「リコンの痛手」です。
2007.06.24
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記憶喪失になりたいです。
2007.06.21
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会社帰りに実家によると・・・我が母校から郵便物が届いていた。ってか、住所も大学名も手書き?!(ありえない!!)どう見ても元姑の文字でした。が、差出人名は住所も何も無く「●●●●●大学」と一行あるだけ。宛名と住所以外は、文字は皆無。住所変更してなかったので、旧住所に大学からの書類が届いた様で、転送してくれたのでしょう。きっと、嫌だったろーなー、宛名書くの。ごめんよー。リコンしてから1年半、別居からはおおかた2年。当初、必要に迫られて銀行やクレジットカードの住所・氏名変更をしたものの、毎回「ご結婚ですかぁ~?」と訊かれるストレスから、最低限の変更だけで断念した次第。今になって、まだ変更していないものに気づく。大学の同窓会名簿も変更しなきゃねー。多分、来年の年賀状もまだあっち(元婚家)に届く分があるだろうなー。まだまだほとんど連絡とってないからな、友達に。今になって、また「リコンしたんです」とアピールしまくらなきゃいけないのか・・・やだなー。もう、事情説明やだー。また放置しそう・・・。
2007.06.19
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って、前からやないかい!と思われるかと存じますが・・・。今までは、本などを買って独学でアロマを生活に取り入れていたのですが、本日より「アロマセラピー教室」なるものに通い始めました。基本は「アロマとは何ぞや?!」を教えていただく講習なのですが、本来の目的はそれではありません。この講習2段階に分かれていて、知識としてアロマの勉強をした後、実際にオイルを使って部分的、全身、共に使える「アロマトリートメント」の実習もさせてもらえるのです。このアロマトリートメントこそが本来の目的です。年老いた両親を抱えていると悩みは尽きません。通常では考えられないいさかいが頻繁に起き、石原真理●を髣髴とさせる、いやそれをはるかに通り越した「理屈無き感情の暴走」を目の当たりにすることの多さ、本当に世界の七不思議です。と、そんなバカなことを言ってる場合ではなく、鬱と軽い認知症の症状を示すこの老人達をいかにハッピーに過ごさせるか、それが今の私の目の前の課題です。で、もう言葉とか状況とか正常な判断を期待するのは諦め、彼らに何か新しい刺激(経験)を感じてもらおう、と言うのが、私のたどり着いた答えです。で、アロマ。今までアロマの「ア」の字も知らなかった人達に、「私のお稽古事の練習台になってくれる?」なんて言って、アロマトリートメントを経験してもらったら、何かしらいい方向に向かってくれないかしら?と、言う私の希望的観測。(甘い!!なんて言わないで・・・)1. アロマ本来のリラックス、鎮静効果。2. スキンシップによる安心感。3. 娘の「役に立ってやっている」という達成感。そして、コレが一番の目的。4. 「今までにしたことがない、新しい経験をしている」と言う興奮。何もかもに無気力になって、「新しいことなんて自分に始められる訳がない!」と決め付けて、好奇心も興味も何もかもを失ってしまった彼らに、もう一度周りのものに目を見開いてほしいのです。そんなわけで、アロマセラピー講習受け始めたのですが、実際続くかどうかは疑問です。もともと勉強嫌いの私のことなので、早く実技に入ってもらわないと、やる気が続かないかも?という危機感を感じつつの日記投稿です。
2007.06.12
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今日、うれしい事があったので書き留めておきます。以前の日記で話題に上がった、私の新卒入社同期のTちゃんのこと。あの後もう一度辛い思いをして、体外受精の為の採卵、胚移植を経て、無事、妊娠反応が出ました~~!彼女のかれこれ1年程になる、体外受精への取組みの結果が、ようやく結実しました。本当に嬉しいです。それでもまだ、「枯死卵(着床しても成長しない受精卵)かもしれないから・・・」と、自信無げで、喜ぼうとしない彼女。今までの(治療をしても実を結ばなかった)苦い経験が、彼女に楽観視を許さないのでしょう。「何言ってんの、今喜ばなくてどうするの?そりゃ、歳も高齢だから心配し出したら、誰でもキリがないよ!障害があったら?アレルギーがひどかったら?それ以前に流産したら?って、思う気持ちもわかるけど、今は素直に喜ぼう!」と、鼻息も荒く私が彼女に言うと、彼女もそれまで暗かった声を明るくして、「他の人にはまだ言えないけど、Sallyちゃんには少しの事でも報告するわ♪」と言ってくれました。また、「けど、そのかわり残念なことになっても話すから、聞いてね。」とも。もちろん、私もハッピーな結果を期待していますが、そうでない結果が出た場合も話をしてくれる、と言う彼女を、とても大事に思います。神様、仏様、彼女と彼女の赤ちゃんを守ってあげてください、お願いします。
2007.06.09
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ちょっと自分の中で変化があったので、つらつら思いつくまま書いてみる。離婚して以後、何となく社会生活を送っていれば、新しい友人も増えていく。その中には女友達もいれば、男友達もいるわけで・・・。一緒に映画に行ったり、ドライブしたり、ご飯、飲み、いろいろパターンがあり、それなりに気分転換にもなったりして、無理矢理そんな男友達を遠ざける必要も無い、と思ってきた私。で、ライトな会話で笑いあったり、ちょいとギャグなんかをちりばめてみたりするうちに、ジョークなのか、「ハラの探りあい」なのかわからなくなる事が増えて、とりあえずすべては「軽く受け流す」でやり過ごしてきたけれど、それが良かったのか、良くなかったのか?今回、「がん検診」の一件で非常にテンションが低かった或る日、ある男友達に「がん検診」引っかかったんだよ、と、ブルーに告げた。何らかの慰めの言葉が続くものと思ったら、「もし癌でも、治療したら子宮残るんでしょ?子供産めるんでしょ?」と訊かれた。畳み掛けるように「不安を取り除く為にも、早めに子供を作った方が良いんじゃない?ボク達。」だと。「どういう意味?ふざけてるの?!」と、喉元まで出かかった怒声を呑み込んで、やっぱり「受け流し」た。今、オットの為に「産んであげられなかった」ことを悔やむことは有っても、「子供がいないこと」に後悔はしていない。もう、この先子供は産まないかもな、ぐらいの事は覚悟している。「産めるけれど、産まない」ではなく、「産めない」体になることが怖かった。自分の人生が、まるっきり違うものになるのが怖かった。転移や治療が怖かった。子宮がなくなっても、女として受け容れてもらえるのか?それが怖かった。そして、その彼の言葉は真っ向から、それらの私の恐怖を肯定していた。「産めなくなる前に産んでおけば、問題なし」なのか?それまで「受け流し」ていた彼の存在が、受け流せないほど重苦しく、鬱陶しくなった。--------------------------------------------------先週の月曜日、女友達と会った。ネットを通して知り合い、個人的に携帯メールをくれたり、電話で話したこともある友達。私がこーんなクラーい日記を書いていることもよく知ってくれている彼女。穏やかで、可愛い人。彼女が一言、「サリーちゃんちは夫婦お互いが好きすぎたんだよね。だからこうなっちゃったんだよ。」何だかものすごく的を射ていると思った。「人それぞれのカタチがあるんだから、今の二人(私とオットのこと)もそれでいいのよ。」と言ってくれた時、言い表せないくらい気持ちが緩んだ。受け容れられた、と、感じたし、「このままでいい」と言ってくれる人に、久しぶりに会った気がした。そして何故か、彼女が私の今年の課題をまとめてくれた「不思議」。今年、私はオットに伝えるべきことを整理する。「どんな気持ちでワタシがリコンしたか」「リコンでワタシがどう変わったか」「オットのどんなところが好き(だった)のか」「これからオットにどう生きてほしいと、ワタシが思っているのか」そして、「オットにいかに感謝しているか」本当に単純でクリアーなゴールができて、視界が澄まされていく感じ。実際に伝えられるかどうかは、私の「勇気」に負うところが多いけど、これも先日この場で頂いた言葉、「勇気を失えば、生きている値打ちが無い」を胸に、ちょっとだけ踏ん張りたい、そんな気持ち。最近の「受け容れられない」経験と、「受け容れられた」経験。
2007.06.04
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