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風のない 急ぎ足で歩くと 汗ばむほど暖かい 今日の東京下町わずかな正月用品を 北千住で済ませ 帰りは千住大橋を 夕刻 ブラブラと 歩いて渡る。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・まだ 六時をまわったばかりだが橋の上は 陽はとっぷりと暮れ走り交じる車のヘッドランプが 照らす以外はほのかな灯りだけで かなり暗い。ちょうど 橋の中程までさしかかったあたりで前から 歩いてくる 小柄な老人が一人。頭を軽く下げながら 「あのー」 「白鬚橋 言問橋は どのあたりでしょうか」橋上からは 隅田川の蛇行する流れがよくわかるので遠方を指しながら 位置関係をていねいに説明するたびに 「なるほど そうですか う~ん へ~」しっかりした物言いに 力がある。話しかけながら服装を さりげなく検分する・・・と。 帽子なし 黒の薄手のハイネックのセーター 腰までの黒いこれも薄いダウンコート グレーのウールのズボン 白いウールか木綿の靴下 黒い安手のサンダル どれも 質素ながら 清潔。 汚れが ない。 ・ ・ ・近くの宿泊したホテルから夜の散歩に お出ましになったのだろうな。と 想像したがでも白鬚橋に 向かいたい。と?歩いて行く! と!~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・どちらから こられたんですか? 「北海道から」 「日本中を 歩いています」 「今日は 北上野から」 「77歳です」 「夜歩くのが好きで 6000歩は 平気です」 「子供が7人 全員 東京に 住んでいる」このように 一気にしゃべったわけでなくぼくの問いかけに 自然に おだやかに毅然と 時に笑顔を交えての一言一言を 繋げるとこうなる。ぼくが 白鬚橋への一番 迷わない近道を お教えすると 「ありがとう」 「なにも心配はいらない」実は お教えした道は僕の住む 団地の目の前の 遊歩道へ繋がる。五分ほど やりすごして 後から追いかけると指示通りの小道を背筋を伸ばして 手袋なしの両手を背後で組んでサンダルを鳴らすように しっかり歩く老人が見える。これなら 大丈夫だ!追いついて あいさつする僕に 「? あっ あ!」僕が あれこれ 理由をいって 並んで歩きながら彼の独り言に近い言葉を 聴く。 「北海道の国鉄にいた」 「足寒くないか? 昔は裸足で走っていた」 「柔道剣道で鍛えたもの」 「道順? この電柱に書いてある 読めば全部わかる」 「行き倒れ? 2、3度あったかな? そんな時は お母さんのそばに 行っているんだよ」 「でも 目が覚めると 自分のベッド。 ワッ ハッハッハ」もう少し 一緒に歩こうとしている僕に向かって 下げた両手のひらを広げ 「お先にどうぞ」その表情にはそろそろ 私の好き勝手にしてくれよ。あなたは どうぞご自分の道を歩きなさい。いろいろ ありがとう。そのすべてが 入り交じったコトバが 感じ取れる。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・足早に帰宅し 一眼レフカメラを取り出しぼんやりでもいいから 彼の後ろ姿を撮りたく階上から見下ろすとゆっくり しっかり 歩く彼が見えた。しかし 暗すぎて シャッターが落ちない。焦っている間に 彼の歩は 確実に進んでいく。エレベーターを待ちながらISO感度を 1600に設定し白鬚橋に向かって 近道を走る。今日は 駅前の駐輪場に 自転車を置いたままなのだ。先回りしたつもりなのに探しまわったが彼の姿はない・・・途中の橋を渡ってしまったのか・・・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・彼にとって 暖かい 冬の日の気ままな 『徘徊』も悪くない のでは。それとも彼の話は 全部すべてほんとうのことだったのかも。。。
2008年12月29日
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今夜はクリスマスイブ日本で 世界で いろいろなドラマが生まれるのでしょうね(笑)南千住駅前に今春誕生した 高層マンション周辺のイルミネーションを先日撮影しまして ちょっと加工してみました。ではではお若いカップルも 中年ご夫婦もお孫さんと遊ぶおじいちゃんおばあちゃんも素敵なイブになりますように。
2008年12月24日
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定年退職した 女性教師の第二の出発を 明るく優しくユーモアを交えた一編阿久悠の小説「もどりの春」がある。 阿久悠も こんな視点で「老い」を 見つめていたんだな と感じた。そして 主役は やっぱり女性でした。 やっぱり!~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・我が家のご主人様(明治生まれの女性)がいつも読んでいる 拡大コピーした一枚がある。それは 『つもりちがい十カ条』・ 高いつもりで 低いのが 教養・ 低いつもりで 高いのが 気位・ 深いつもりで 浅いのが 知識・ 浅いつもりで 深いのが 欲望・ 厚いつもりで 薄いのが 人情・ 薄いつもりで 厚いのが 面皮・ 強いつもりで 弱いのが 根性・ 弱いつもりで 強いのが 自我・ 多いつもりで 少いのが 分別・ 少いつもりで 多いのが 無駄 そのつもりで がんばりましょう!昨夜 帰宅して テーブルの上を見たらこの「十カ条」の行の頭に ボールペンで彼女の筆跡で 1から5の 数字が書いてある!まず 自分で文字を書いたのにしっかり 書いた位置が正確なのに 驚きそして数字は 俺が思い当たるところに 書いてある!瞬間 思った これは俺に対する「教育的指導か?!」~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・小春日和に恵まれた 今日の昼下がり数字付きの 一枚を思い浮かべながら 川辺を散策どう考えても俺なら 全部にチェックが入るはず!なのに 1から5が バラバラに!ということはあの数字は 彼女自身を 鑑みての位置付けにそうに違いない!なんだ! 大爆笑! と 感心! の結論でした!今度 彼女と確認しますがもし 間違っていたときは 修正報告をいたします。彼女の名誉のために。
2008年12月20日
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ピリっと 唐辛子のように 肌身に刺す寒気でも 日差しはたっぷり こんな日は浅草寺にお参りしてから 勤めに向かうか。。。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・境内は 慌ただしく 車やテントの準備に追われている明日から「羽子板市」だった。羽子板市の起源は、古くは「邪気を跳ね返す板」として女の子の成長を願う風習からきている そうだ。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・「羽子板市」は 明日から19日まで開かれます。観音裏(平成中村座がこの前まであった)ではお正月のお飾りの市が すでに開かれていました。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ところで ところでわたしのブログでは 政治的な話題は 極力避けています。(専門家でもないし、愚痴を言うのもヤダし)でも これは一言!「派遣社員の首切り」って 腹が立ちますね。突然 職と住まいを「出て行け!」とは数ヶ月を待てずに ホームレスになっている現実。『怖い 死が迫っている』と語る若者の声に背筋が寒くなった。ちょっと 思うまずは 言い渡した「大手企業の労働組合」がそのままでいいの? ほっとくの?ほぼ同じような労働をしていたんでしょ?と 思う。企業経営者や政府に 文句を言うのは簡単。まず 労働者の代表として 最低生活の保証を掲げている以上仲間の生活を守るのが 最優先ではないかな。ご自分たちの 給与の数パーセント、ボーナスの数パーセントをリストラされた派遣社員の住まいを確保する資金にカンパするとか・・・真剣に考えれば いろいろ方法は残っている のでは。ここまで書いてきて 「仲間意識の乖離」が起こっていることが 一番の問題かな と思いついた。意図的なのか? 近代経済学の必然なのか?わからんが“家族と 身近な仲間を 大切にしよう!”っと つくづく つくづく 思う。
2008年12月16日
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高校時代の同期会が 二年ごとに開かれている。先月末 十数年振りに 参加してみたら恩師(クラスの担任と野球部の顧問と両方)の お元気なことと女性陣の 元気なことに驚いた! ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・そこで 彼女たちは私を “私の名前(性でなく)を呼び捨てにして”「今 何してんのよ?」「わるいけど それ取って!」とくる。 何いってるんで 同じ言葉を家庭や仕事場で 俺がいってるんだぜ と思っているのに「ハイッ」て 即 行動している己が恥ずかしい。ああっいつまでも 力関係って 変えられないのだな!でも やっぱり 酔うほどに 話題は『子供』 『介護』 『病気』 『訃報』 『孫』へご多分に関わらず 人生いろいろ切実な話題へと そして最後は「もう少し がんばろうね!」っと。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・>北原亞以子さんの 『慶次郎縁側日記シリーズ』をもしこれから お読みになるなら 第一作の「その夜の雪」から始めることを お勧めだな。よくぞここまで 男と女の機微を観ているものだ。「慶次郎」の背景がわかってからのほうが味わい深いから。と思いまして~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・同期会の後 我が家のすぐ近くに転居してきた友がいることが判明。今夕 その人が 美しい娘さんを伴って「清酒」と「山形の漬け物」を届けにきてくれた。つくづく 縁って不思議なものですな・・・。いただきものを いただきながら つくづく思う。
2008年12月14日
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昨夜の激しい雨が止み今朝の 穏やかな日差しと さわやかな風のめぐみを急遽「ごちそうさま!」と いただきに ご近所に出向きました。すこしでも 寒さを和らげ 息抜きになれば幸いです よっと!両国の「旧安田庭園」の 晩秋景色・・・です~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・白いさざんかや 銀杏や 紅葉の 落ち葉が 絨毯のよう・・・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・あまりの お天気のよさに 心は浮かれ事務所に勝手な理由を付けて 1時間ほど 余裕をもらい新大橋の先の 「松尾芭蕉記念館」に足を伸ばしましてはじめて入館しました。「奥の細道」以前の「野ざらし紀行」「鹿島紀行」「更科紀行」などの行程を知る。 ・ ・ ・あっ あっ 『旅』をしたいな! っと!
2008年12月10日
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昨日今日と 東京下町は 小春日和出勤途中に 川面を見れば日向ぼっこの 仲間たちが・・・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・北原亞以子 『まんがら茂平次』は幕末から明治への激動期 庶民の生活を 水道橋を中心に 活写する。 字も読めない無学ながら 人の心と 生き様を知っているから 嘘をつかねば こんな局面 俺は生きていけぬ。旗本の四男で 刀も抜いたことのないのに 彰義隊に参加する男や百姓あがりの 薩摩藩に入り込んだ男やそして それぞれの男に かかわる女たち。ほんとのテーマは 女性陣たち みたい???それなりに 当時の有名人や 権力側の記録を描いた本は幾多あるが庶民の生活と 切羽詰まった気分を これほど実感させてくれた本は始めて読んで 発見があり 驚き うれしかった。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・北原亞以子さんの 人気シリーズ一作目『慶次郎縁側日記』「傷」を つづいて 読み出した次第これがまた いいな!!(ベストセラーだったらしいが 今から遅ればせながら)小春日和といえば 縁側の日だまり。こんな ありがたい ご褒美は誰隔てなく いただける。まずは なにがあろうと 日向にあたろうよ ね!
2008年12月04日
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