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お寺に住みつく犬の事を“寺犬”と勝手に称しました。 タイのお寺(特に田舎)は何処へ行っても犬がいるという印象があります。このお寺の正式名称は『ワットプラチェディサオラングプラアラームルオン』…って長ぇよ!!。英語名は《WAT PHRA CHEDI SAO LANG》…って短くなっちゃってるよ!。しかも、中途半端に。 地元の人々は《ワットチェディサオ》または《チェディサオ》と略して呼びます。《ワット》は《お寺》、《チェディ》は《仏塔》、《サオ》は北部地方の方言で《二十》を意味します。《仏塔二十塔あるお寺》という事です。 ワットチェディーサオはタイの北部ランパーン県にあるお寺です。 このお寺にはたくさんの犬がいます。2005年12月24日でした。これがこの犬との出会いでした。負け犬です。名前はありません。愛犬と云うほど愛していませんが、ちょいと可愛がっています。ゴミ箱をあさってもお宝なんぞは出て来ませんでした。数日後、このゴミ箱は撤去されていました。12月24日。これがきっかけでした。お寺にドックフードを持って出かけるようになったのは。 2006年1月21日。初めて会ったひと月前よりだいぶやつれているように見えた。餌をちらつかせても座ったまま重い腰をあげようとしない。実にかわいげがない。近寄ってみると吃驚、背中が傷だらけ…見るも無惨な流血。白い背中の毛が赤く染まっていた。傷口を写真に収めるという気にはなれず撮った写真は正面のみ。その後、流血を帯びたこの犬は日を追うごとに回復し、今ではあの傷が嘘だったかのように元通りの綺麗な背中に戻っているので安心している。餌をやると、空腹だったのだろう、勢い良く食べ始めた。お寺の人が与えた餌は概ね力の強い犬が独占してしまう。力の弱い犬が横からそれを食べようとしたら当然の如く噛み付かれる。噛み付かれ、力でねじ伏せられた負け犬はしっぽを巻いて逃げるしか術が無い…そんな光景を何度と目にして来た。兎に角、このお寺、犬が多い。まだまだこれは一角にすぎません。この群れは力の弱い犬ばかり。負け犬軍団です。大人しい犬たちです。ドックフードはあっという間になくなっちゃいます。何せ犬の数が多い。可愛い犬、人懐っこい犬なんてこのお寺には一匹もいません。古傷がある犬ばかりが目立ちます。 写真に収めるのを憚りたくなるほどの酷い犬もいます。それは傷だらけで皮膚病で全身の毛が抜けていて、ガリガリ…見るも無惨で直視出来ない体たらくである。坊さんに数を尋ねました。答えはこれ ↓このお寺《ワットチェディサオ》には… 僧侶…25人、少年僧…8人犬…50~60匹、鶏…150~200羽、猫…10匹以上、豚…1頭、その他、鳥類、亀などが小屋の中で飼われています。何しろ数が多くて正確な数字は把握していないとの答え。貪り食う豚。食べ方が荒いので、えさの大半が器の外に零れていた。そのお零れを鶏が盗み食う仕組みが出来ていた。犬たちは羨ましそうにその様子を窺っていた。犬は図体のデカイ豚を恐れているようで、豚が「ブヒ~」と鳴く度に吃驚して後ずさり。犬たちに豚の餌を奪い取る根性は無いようです。何故、お寺に豚?この豚は養豚場から運ばれて来たという。この豚は指が5本あるというのだ。指が5本ある豚を屠殺するのは縁起が悪いと云う迷信があるそうだ。なのでこの豚は屠殺されず、この寺に預けられ生涯をここで…となったとの事。この犬は両耳齧られていました。丸で格闘家のような耳。この寺の犬は傷だらけの犬が目立つ。傷だらけの犬を“傷だら犬”と勝手に称しました。何故、傷を負うのか…。原因は概ね餌の奪い合いのようです。噛み付かれた痕。痛々しい…。子犬が6匹産まれていました。数週間の後、さらにまた別の群れで子犬が9匹産まれていました。九つ子です。子犬は兎角可愛いものですね。“傷だら犬”にはなってもらいたくないものです。さらに2週間の後、7匹になっていた。既に2匹死んでしまったという。お寺に遊びに来ていた地元の少年。小屋の中には孔雀や亀などがいます。 猫もいます。どの猫も痩せています。豚の骨をあげると勢い良く骨に齧り付きましたが、猫にはその豚肉の骨が堅過ぎたので噛み砕けず、あっさり諦めゴロンと寝てしまいました。食欲≦睡眠欲…。犬も鶏も餌を待っています。鶏と犬…不思議と争わないんですね。お互い無関心?お馴染みの犬たち。目的は餌、餌、餌です。どの犬も古傷あり。負け犬たちの紋章?或いは勲章?コイツが餌場を独占する不良番長。お寺の餌で満腹になっているのか、負け犬たちのように、「餌をくれ~」と云った具合に近寄って来ません。コイツは兎に角吠えまくる一匹狼。(犬ですが…)常に戦闘体勢なので半径三メートル以内には近寄れません。“傷だら犬”臀部はあまりにも無惨で痛々しい傷があったのでフレーム外。コイツは未だましな方。これより酷い犬は写真に撮るに忍びないので未撮影。 コイツ、いつからか姿を消しました。たとえ可愛くない犬であろうが、姿を見せなくなると何だかせつなくなります。情がわいてしまったのでしょう。 今何処へ…。
2006.05.23
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ナコーンパトム県はバンコクの隣、西側に位置します。高さ120.45mの世界一大きな仏塔がある事でも有名です。 其のナコーンパトムへ行く事になった切っ掛けは…丁度、水かけ祭りの時でした。私はランパーンの友人宅に泊まっていました。水かけ祭りの時期は大型連休とあって、友人宅には沢山の親戚や友人達が大勢集っていました。其処で知り合ったのが、ナコーンパトムから来ていた友人の親戚の方々でした。「これからナコーンパトムに帰るけど、良かったら一緒に行く?色々案内するよ」と誘ってくれたのでした。どうしようかな?と考えた末、OKしました。私はUNと言える日本人ですから。素性の知れぬ人からの誘いなら断りますが、友人の義理の母親と親戚と云う事で、まあ安心だろうと云う事で、誘いを喜んで受けました。翌日、車に乗せてもらい、早朝の出発。途中、ナコンサワンの土産物屋で停車した時に不運にもトラブル発生。事もあろうか、バックしてきた長距離バス(チャンラーイ発バンコク行き)が停車中の我々の乗った乗用車に激突。怪我人はありませんでしたが、車が凹んでしまいました。こちらは完全な被害者。車の修理代は保険がきくとの事で金銭的損害は無しで済みました。保険会社と連絡を取り係員が来るのを待ち何だかんだ手続きを終えるまで1時間の立ち往生。ぶつけた長距離バスの乗客も手続きが終了するまでずっと待たされました。乗客のおばさんが激怒していました。理由は待たされた事の他に、エアコンが故障している事に激怒していました。 そんな一寸したトラブルもあったが無事到着しました。途中寄り道もあって、ランパーンから10時間程かかりました。 さて、どんなお家にお住まいかな?と期待と不安。過去30軒以上のタイ人宅に泊めていただいた経験がありましたが、正直、清潔感に欠けるお宅が多かったので期待半分不安半分でした。泊めていただく分際なのでたとえ汚くても、何も文句は言えませんが…。でも、ここは安心。新築で綺麗なお宅でした。其れより何より、家の前がこんな光景。思わずスゲェ~!と言ってしまいたくなりました。海老や魚の養殖をしているとは聞いていたが、まさか家のまん前が池だとは…。 お隣さんは海老の養殖。職場まで徒歩0分。 この辺りは一軒に池一つと云う集落でした。 過去に洪水などの被害は一度もないそうです。 ここは魚の養殖池 皆さんそれぞれ職を持っていて養殖は副業としてやっているそうです。 ここの海老や魚は地元他バンコクや近県に売りに出されるそうです。 そして、子供の遊び場にもなります 両手に皿で漕ぐところがお茶目。 水深150cm程。私も泳がせていただきました。 池の魚はもちろんキャッチ&イート。夕飯のおかずとなりました。 犬はいつもゴロ~ンとしています。イート&スリープです。 4月18日(火) 連休明けて2日目だというのにナコーンパトムは未だ水かけ祭り。 学校は未だ長~い夏休みの最中でした。 顔にパウダーを塗られたりもします。 そして、今年の水かけ祭りは終了。 ナコーンパトムでは一週間お世話になりました。 皆さん朗らかでした。実に優しかったです。友人の親戚の方々が交代で世話をしてくれました。いろんな場所へ遊びに連れて行ってくれたり、ご馳走してくれたり…。 ホームスティ気分でした。感謝の気持ちでいっぱいです。いい思い出になりました。
2006.05.19
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タバコのパッケージ。サミット90《SAMIT 90》というタバコ。タバコのパッケージにはこの毒々しい写真を載せなくてはならない決まりになっている。そして、脅し文句がそれぞれ書かれている。《左》「タバコの煙は人を死に追い遣る」《中》「吸ったら早く老いる」《右》「タバコの煙は子供に危害を加える」とそれぞれ書かれています。 『マイルドセブン』こんな毒々しい写真載せられたら、もうマイルドじゃなくなっちゃうよぉ~。値段は70バーツ(約210円)。タイの物価で考えたらかなり高価。カノムチーンナムギアオ(北部地方の麺料理)は一杯10バーツで食べられるので、その7食分のお値段。タイでは喫煙に対していろいろと規制がある。タバコのCMは禁止されているので、タイでタバコの広告を見かけることは皆無。映画などの喫煙シーンにはモザイクがかかってしまう。タバコの部分だけにしかモザイクがかからないので、逆にタバコ吸ってま~すって強調しちゃってる気がするんですが…。外国映画などには喫煙シーンが多いので、度々そのシーンを見かけるが…、喫煙シーンにモザイクって…。何もそこまでも…と思いますが…ねぇ。近年、規制はさらに厳しくなっている。タバコのパッケージに毒々しい写真を載せなくてはならない事も然り、最近ではタバコを陳列して販売する事も禁止となっているので、店ではパッケージが見えないように売られているのだ。「タバコあります」などと書かれているので、「タバコ下さい」と言えば隠されていたタバコが店員の手によって取り出され、購入出来ます。丸で闇商売。タイにはセブンイレブンが各地にあるので、タバコが買いたければセブンイレブンにレッツゴー!レジの後ろに隠されて売られていますよん。何故、タバコばかりが敵対され駆逐されるのか不思議でなりません。酒はCM広告も陳列販売もOKなのに。タバコが身体に悪いというのがやたらと植えつけられていますが、タバコ以外にもっと規制しなきゃいけない事、たくさんあるんじゃないの?と思いますが…。それを言い出すと限が無いので…。タイは喫煙者が少ない国だと感じる。女性は先ず喫煙しないというくらい女性の喫煙者に出会う事は極少。若者の喫煙者も少ない。タバコは身体に悪いからと云うのは勿論の事、タバコは臭いから嫌だという人が多いのだった。 健康に対する関心はタイでも年々高まっているようだが、未だ未だ疎い様子が窺えます。タイ人は大方濃い味がお好きのようで、高血圧の人が食べたら忽ち血管が悲鳴を上げてしまうのではと思える程の多量の砂糖をぶち込んだお菓子を平然と食べていたり、食通の方々が見たらさしずめショック死しかねない大量の調味料をぶち込んだ料理を好んで食べたり…それってタバコ同様身体にとってとってもデンジャラスじゃないの?とも思いますが…当人達からはそんな危機感は丸で窺えません。 で、タバコの話…。 え、え~と… タバコって身体に良くないですね。 …って、そんなまとめで終わりかよ!《おまけコーナー》 フランスはパリのお土産&イギリスはロンドンの…なんて、言ったら信じちゃうかな?実はこれ、タイのお隣ミャンマーのタバコ。(一般的なタバコ同様20本入)タイから陸路で入国して買って来ました。《PARIS》が200チャット(約20円)《LONDON》が600チャット(約60円)何故か《LONDON》が《PARIS》の3倍の値段。他にミャンマーのタバコには《POPA》150チャット、《vegas》360チャット等々があります。かなり格安。駄菓子感覚でタバコが買えます。(※ミャンマーの交換レートは場所、金額、通貨などによって大幅に違ったりしますので注意) 《もう一つおまけコーナー》タイで製造販売されている日本酒?その名も『忍』330ml さてお値段は?なんと…13バーツ!!!(39円程)どぇ~す。店によっては14バーツだったり、15バーツだったり…。それでも安い。味は?ちゃんしたと日本酒です。この格安な値段からして大満足。でも、高級な日本酒を嗜好する“酒通”の方がこの安酒を口にしたらショック死しちゃうかも知れませんので注意注意。私は“通”ではないのでこの酒で十分酔えまっせぃ。でも、この『忍』、入手が困難。置いてある店が少なく中々見つからないもので…。セブンイレブン!何故に『忍』を置いてくれないんだ~!(心の叫び)
2006.05.09
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ラーチャブリー《RATCHABURI》県のダムヌーンサドゥアックという町に水上マーケットがあります。日常生活の中に水上マーケットが存在したのは遙か昔の事。現代では観光用として残されています。多くのガイドブックでも紹介されているので、観光ツアー等でここを訪れる旅行者は多い。今更、ここで紹介する程のものではないが、水上マーケットを体感して来たので観察記録を報告。 この舟に乗りました。一周一時間弱のショートコース。意外だったのは、タイ人観光客の多さ。東北、北部、南部他色々な方言が聞こえて来ました。四、五年前は白人の観光客ばかりだったが、年々タイ人の旅行者が増えているとの事でした。特に土日はタイ人が圧倒的の多いそうです。丁度、その日は土曜日でした。日本人らしき人は一組だけ見掛けました。遠方に見えたので不確かですが。水上マーケットは早朝に始まり、正午に終了。朝八時九時頃は観光客でびっしりで水上も込み合いました。《ラーチャブリー》…ここの正式な県名であるが、地元の人々は《ラーブリー》と呼んでいる。何故そうなるのか?《ラーチャブリー》とタイ語で書くと《ラーチャブリー》とも《ラーブリー》ともどちらでも読めるからである。《ラーブリー》の方が短くて呼びやすいとの事。日本でも《井の頭》を《いのかしら》や《いのがしら》、《山手線》を《やまのてせん》や《やまてせん》、《江古田》を《えこた》や《えこだ》というのと同じ様なものですかね。《日本》も《にほん》だったり《にっぽん》だったり…ところでどれが正解??ガスや調理器具など商売に必要なものは全て積まれています。動く屋台といったところでしょう。 日本では《水上マーケット》として紹介されているが、タイ語では《タラート・ナーム》と呼ばれています。直訳すると“水市場”となります。《タラート》は《市場》、《ナーム》は《水》を意味します。英語名は《FLOATING MARKET》と呼ばれています。そもそも何で水上にマーケット?と疑問ですが…。昔は実際にたくさんの物売りのが舟を漕ぎながら商品を売っていたそうです。道路が出来、車やバイクが走る現代では水上で物を売るなんて面倒な事はほぼ無くなった為、観光用としてこの水上マーケットが残されているのであろう。水上マーケットにぜひとも行きたい!と渇望した事はありません。ここに来たのはたまたまなのです。友人の母親がナコンパトム県の人で「機会があれば遊びにいらっしゃい」との事で、機会を作っていただきました。ナコンパトム県のお隣がラーブリーなので、車でひとっ走りで水上マーケット。何と友人の母は私の為に一日仕事を休業して遊びに連れて行ってくれました。真に有り難い話です。仕事を休んで遊びに連れて行ってくれる、そんな経験はタイでは幾度もありました。感謝あるのみです。ナコンパトムの友人の実家では一週間程世話になりました。友人の母や親戚の方々が交代で遊びに連れて行ってくれたり、ご馳走してくれたりで大変に世話になりました。皆さん実に親切で優しかった。漕ぎ手の方々は大半が中年の女性で他は少数の男性。何れも年齢層が高い。若者は工場等で働いたり出稼ぎで都会に出ているそうです。そんな中唯一見かけた若手。舟に積まれている果物はソムオーと云う謂わばタイのザボンといったところでしょう。 これは民家。一般の人々が暮らしています。これは川沿いといってよいのだろうか?川の面ですか?水かさが増したら大変な事に…と心配しましたが、水かさが増して室内に水が流れ込む事はないそうです。水は上手く流れて行くとの事。川の反対側は道路になっているそうです。
2006.05.01
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