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伸び悩みの焦りから受験勉強がはかどらずいらつきが見え始めた長男。冬休みに入って、一層プレッシャーが増すのか、集中できずにいる様子。晩、うろうろとする姿を見とがめて「此処まで来て何をいまさらじたばたして」と、まず女将が爆発。長男は居所もなく怒り顔で部屋に戻り、壁も崩れよとばかりの音を立ててドアを閉めた。「怒らすだけで解決の糸口が見えない注意の仕方は、次につながない」と女将を嗜めたら、早速、嫌がる長男を呼び戻してきて、今度は3人で話し合いをした。迫るセンター試験のプレッシャーと、どう戦うか、僅かな日々をどう使うかに論点を絞り、要は「もう覚えることを止め、過去問の量をこなして、日々達成感を求めて自信に繋げよ」と結論がでた。話し合った後、長男の顔から怒りが消え、神妙さが見えた。これで部屋に戻っても、多少は勉強に身が入るかなに思え、ぼくも安心できた。まだ食欲もある、寛ぐ余裕もある、最後まで諦めず投げなければ、きっと大丈夫と信じている。「希望はあなたを見捨てはしない。あなたが希望を捨てるのだ」。この座右の銘を今こそ彼に贈りたい。
2002年12月26日
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あちこちのHPでトナカイが目撃されたらしけど、ぼくは出会うことができなくてとても残念。今日は余り良い日でもなかったが、晩のTVで小田和正の特番「クリスマスの約束」が観れ幸せでした。夏に行った「キラキラ」コンサートの余韻も思い出せたし、小田さんが歌う宇多田の「ファーストラブ」や中島みゆきの「化粧」なども本当に素敵でした。声がきれいだと歌詞が一層冴えて伝わるように感じますがどうでしょう。「化粧」は歌詞を知りませんでしたが、なみだよ止まれ、心で止まれ。なみだよ止まれ、バスが出るまで。って、小田さんの声で聴くとちょっと目頭が熱くなりました。毎度思うことですが、こんな爺さんになれるなら加齢もいいですね。
2002年12月25日
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どうしてもこの日付けで残しておきたい想い出があった。それは7年ほど前のクリスマスのことで、多分、長男が小4、次男が小1だったと思う。クリスマスの少し前から、次男が「サンタって本当はいないんか。サンタってお父さんやったん?」って、顔を見る度に言い始めたのだ。長男も実は半信半疑のくせに、弟にはしったかして「あれはお父さんやから」と言って夢を壊したらしい。ぼくはプレゼントを買ってはいなかったが、そのつもりだけはしていたのだが…。こうなると、これを機会にもうお子様向きのクリスマスは卒業ということにして、23日には都合よく「そう、お父さんやったんや。正体がばれたし、もうサンタは来んよ」って答えた。そして、その年は24日も25日になってもサンタの来ないクリスマスになったのです。25日は、さすがに長男もがっかりしたらしく、二人とも意気消沈で可哀想なくらいでした。その日の晩、女将に納戸へ呼ばれ、びっくり…。何と、そこの押し入れには玩具の箱が山のように積んであったのです。意味不明なフラフープまで存在しましたから、その量は今思い出しても相当でした。何でも秋口に不景気で潰れた問屋さんの換金市があり、そこで二足三文で大量に買ったのだそうです。呆れていると、女将が白のシーツで作ったという大袋を2つ差出し、ぼくも趣向が理解できた。そして、二人してその包装もない玩具たちを選り分け、袋に詰めたのです。あくる26日の晩、女将は子供たちに風呂に入るように言ってから、ぼくを呼びにきました。「遅れサンタ作戦」の始まりなのです。ぼくは表札のある玄関先の軒下にその2つの大きな袋を置き、そして慌てて二階に上がって、子供たちが脱衣場から出て来るのを待ちました。やがてにぎやかに出てきた二人と、偶然階段から降りてきたごとき父との、さりげないやりとり。「お兄ちゃん、ポストから夕刊持ってきといて」。「あ~い、もうちょっとしてからね」。「…」。直ぐに取りに行くと思っていたのにそうはならず、女将のいる居間のテレビの前でじりじりと待つこと4~5分。やがてバタンと玄関戸の閉る音とアプローチを駆けて行く音。そして絶叫へと続く。「うわぁ~。うぉ~」外で長男が奇声を発しながら必死に弟の名を叫び続けている。何事かと次男も反応し表に飛び出て行く。そして今度は二人のゲラゲラと大笑いする声がして、おもわずこっちの二人にもゲラゲラが移った。ニコニコと大喜びで袋を抱えてきた二人を前に、「どうしたんそれ、良かったな。やっぱサンタおったね」と言ったら、長男も興奮して、うんうんと頷いて見せた。後で女将に「二人ともちょろいね」って言ったら、「それよりおもちゃが盗まれたらどうしようって、私ヒヤヒヤしたわ」って答えた。
2002年12月24日
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さて、久しく本気でこのページを整えようと、スキャンした写真を画像倉庫に登録するのだが、写真がどうしても×になって表示されてしまい、画のアップができないことに気づいた。保存形式も画像サイズも容量もどこにも問題が見当たらず、枚数制限にもまだ充分余裕ありなのに…。ぼくの倉庫の中は、タイトル画像など以前にアップさせたものが中心でほとんどが50kb以上なので、それが原因だろうか…。似たような作りのページはどうされているだろうかと、久しくランダムでいろんなページを訪問してみたが、あれこれと人様の日記の内容ばかりに目が行き、原因については今も判らないまま…。折角デジカメも買ったのに困ったな。先のタイトル画像とかが原因だとすると、重い画像を一度捨てる必要があるかもしれないが、二度と再びアップできない可能性もあると思い諦めた。
2002年12月23日
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今日ぼくに与えられた試練は、二度と会いたくないと思っていた人に会わなければならなかったこと。ぼくとその人が会ったのは10年程前の春で、互いが異業種交流会を組織するリーダーとしての立場だった。表向きは互いの組織交流が目的だったが、ぼくらは若さゆえの生意気集団で、内心は優劣を勝負してた。その場では、もちろん勝った負けたの白黒などなかったが、我々は明らかに負け、メンバーは自信を喪失した。ぼくらの会はこの後、徐々に出席者が減り始め、半年後には解散に至った。その人がかなりのステージの方であったことは、後から方々でお名前を聞くようになり分かった。そして昨日、何と知人を介し、その人から仕事の依頼があったのだ。ぼくはドキッとしたが、向うはぼくのことを知らないと言い、やっぱりぼくらは鼻クソだったと感じた。彼にお会いし、こちらもお顔こそ覚えていなかったが、さっきの昔話をさせていただいたら、「こちらも元気でしたからね」とこともなげにおっしゃって、にこやかに笑われた。本当は覚えてるんだろ~、ちょっと無気味で気の張るお客様をとりあえずゲット。
2002年12月21日
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深夜遅くまで造形作家の展覧会の会場造りを手伝った。ステンレスやアルミボディ製の人形たちが傭馬兵のように並ぶ光景は異様である。手を切りそうなむき出しの接合部が、光を抑えた会場で鈍い光沢を放ち、触れようとする者を拒んでいるようでもある。何度も何度も場所をずらし、光源の位置を変えては確認をするアナログな作業だったが、作家の要求とは別に、ディレクター(女将)の意識が常に見に訪れる人を意識していて頼もしかった。結局、凌ぎ合いの末の到達点(妥協点?)が最終形となった。むかし父が、作庭の石積みをするのを手伝ったことがあるが、フックに吊られた石の配置を図面もなしに次々と決めていった様子をふと思い出し、懐かしさと尊敬の思いが蘇った。
2002年12月20日
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年末宝くじの販売も明日まで。今回は当った夢まで見ていたので、絶対買おうと思っていたが、忘年会続きに友人宅の新築祝いも重なり、情けないが懐が寂しくて買えない。そういえば新潟で翡翠の原石がざくざく採れる所があるんだけど今度一緒にどう?って先日しりあったばかりの社長から誘われたのを思い出した。けっこう力仕事で体力と忍耐もいるらしいのだが、週末ガリンペイロになってみるか。合格祈願の願掛け試練にもなりそうだしいいかもね。でも凄いのが採れたら、逆に息子に不幸が行って、間違いなく不合格になりそう。
2002年12月19日
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センター試験まであと一月程になり、ようやくというか、やっと長男のエンジンがかかり始めた様子。遅すぎたかもと当人も家族も感じているが、ここまできてそれを口には出さない。欲張りに色んなことをして過ごした高校生活で、彼は満足しているだろうが、学生生活にまだピリオドを打つ気もないようなので、彼には最後まで悪あがきしてみろと伝えてある。ゴール前で諦めてスピードを落すのと、駆け抜けるのとでは違うとも言った。受験がそんなものじゃないことぐらい分かっているが、親としてそう思っていたい昨今。ぼくも何か自分に試練を科して、彼と一緒に達成できることはないかと、願掛けを考えている。
2002年12月18日
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荒れ模様のお天気も峠を越え、先日の雪は一晩で27cmも積もったが、予想通り2日も持たず道から消えた。今日は女将の仕事を軽減させるため、そのサポートをしてくれる優秀なスタッフを求めてハローワークへ行った。ここを訪れるのは何年ぶりのことだろうと思いながら、目的が求職でなく求人という立場であっても、やっぱり長居りしたくはないなと思わせる、身につまされる空間だった。もし客先からのコンスタントな仕事が途絶えたり、入金が長く滞ったりすれば、ぼくもこのいっぱいの求職者の仲間入りで、明日にもそうならないという保証はどこにもない。ところで失業率5.7%?は本当だろうか。産業の変化で求人と求職の形が合わないことも事実だが…。偏見だけど、金髪に、だぼだぼのパンツ、踏みズックに、鼻ピアス…の連中もたくさんいて、古いと言われるだろうけど、ぼくには真剣に仕事を捜していない人も多いのでは感じた。何でもいい、働けるなら、使ってくれるならという、がむしゃらな勤労意欲を見せる求職者が少ないという。今はフリーターという便利な言葉もあるし、結婚も晩婚で少子化で背負う物も少ないし、自己破産すれば借金もチャラになるっていうし、せっぱつまっていない人が多いのかね…。仕事って、地道に辛抱して信頼を得て、そしたら次の仕事が頂けて、またこつこつとその繰り返し。ぼくら以上の世代は結構そんなことが分かっていて、どうでも働いていないと恥ずかしく感じる世代。また、仕事の質や条件がどうでも、仕事を大切に執着心やプライドを持って取り組む年代と認識しているがどうだろう。ぼくは思いきって求人の年齢をなんと~55才にしてみた。はたして応募はどうだろう。
2002年12月13日
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いよいよというか、昼頃からチラチラと雪が降り出し、午後7時頃に窓を開けるとすでに外には10cm弱ほどの雪が積もっていました。きっと夕方のガソリンスタンドは、どこもタイヤ交換のための列ができていたかもしれません。でも、こちらの人間は慣れたもので、12月のこうした雪はすぐに消えて道に残らないと知ってもいます。積雪で都市機能がマヒするなどまずありません。ただ、これからの荒天や朝の雪掻きなどを思い、子供のようにときめくことはありません。せっかく習慣化したウォーキングもできず、頓挫でもしたら逆にリバウンドするかもと、ゾッとします。いいなぁ、雪のない暮らし…。観光でたまに来る人にはいいだろうけど生活者は大変です。女将は早速、洗濯物が乾かないと嘆いていました。
2002年12月10日
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朝5:40発のサンダーバードで金沢を発ち、今日は関西行脚。新大阪からオーシャンアローに乗り、まずは先日クレームが発生した和歌山県の客先へ出向く。こちらは晴れでむしろ温かい。なのにぼくはイブサンローランの二重のコート姿でお上りさんだったかも。客先では役員総出の硬直顔で、コートを脱ぐタイミングを逃し、こちらも汗をかき緊張。ことの経過をかいつまみ、素直にミスの元を作った責任をお詫びしました。本音を吐くと半分以上は自分のミスではないと、この時点では思ってはいたが…。でもそれはどうでもよくて、覚悟もできていたし、こちらには今までの恩義も感じています。すっぱりかぶって頭を下げて、きれいな終わりにしようと、最初から心に決めて来ていました。何度かの沈黙と重い空気が漂う中で、一人の部長さんが、「あなただけが悪いのではない」と口火を切り、わざわざ遠いところを足を運んでくれたことに誠意を感じると申されて、何とねぎらってくれたのです。そうすると、今度は専務さんが「済んだ失敗を悔いず教訓にすれば、それは次の仕事に生きます。これを双方の糧にして、今後も一緒に頑張って行きましょう」と声をかけてくれたのです。言葉の中で「何度も大事なパートナー」と言う台詞が混じり、ぼくは有り難くて涙がでそうでした。担当の電話では、どなたも怒りで感情的になっており、覚悟をして来いと言われていたのですが、事件発覚からの1週間の間が、マイナスをプラスに転化すべきと考えれるようになったか、今回の顔を向き合わせてのやりとりで、こちらの引きに逆に自分の側にも非を感じられたのかもしれません。会社を出、ぼくは嬉しさ半分で、今回のミスへの悔いがますます大きくなりました。こんなに良くしてくださる会社に、自分はダメージを与えたのだと…。この会社の恩情にこれからどうやってお応えしていったものか…、タクシーをひらうのも忘れ、暫く歩きながら考えました。「誠心誠意の仕事をして、同じミスの再発をしない」これ以外に、信頼に応える術はなさそうです。その後、昼過ぎには大阪に戻り、新規の取引がなった大手のパッケージメーカさんへご挨拶に伺った。応対に出られたデザイン室の親分が、聞けば芸大の2つ下の後輩でありました。スタッフにも数人後輩がいるとのことで、終始和やかな顔合わせができました。先日納めたデザインも気に入られた様子で嬉しかった。人と人、心と心が触れあうことの大切さ、人の優しさや人との御縁の始まり…。帰りの電車の中で、それをしみじみと思い感じながら、車中、一人で美味しいビールを飲みました。
2002年12月09日
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久しぶりの土曜休みなので朝一に予約をいれ、髪を切りに出かけた。半日を潰しすっきりとした気分で店を出たが、髪が減ったせいもあり、外の気温がぐっと下がってきているのが分かった。ズボンのポケットに手を突っ込み、煙草をふかしながらの家路で、ウインドーガラスに映った自分を見た。髪を染め多少は高そうな服を身に付けてはいても、やはりそこにいるのは誰の目にも親父だ。あわれそうではないが、ステキでもない。清潔感は?輝きは?目の力は?、…はて、どうだろう?素敵に歳を重ねるということを理想にしているが、これがなかなか難しい。人の感じ方を思う以前に、今は自分が自分を良しと思えていないので、きっとぼくはくすんでいるはずだ。
2002年12月07日
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ここ数日、何か悪いものでもついていたのか、何かとついていなかった。それは先週の金曜日からで、先のカルディナのBGMのCDが届き、何と中身が違っていて落胆した。もしやこの日記でどなたかにもご迷惑をおかけしたかも…。土曜日、仕事で大チョンボが発覚。対応におおわらわになり、結局、クレームへと発展した。仕事をしていて逆にお金を払わされることになるなんて…。フリーになって14年経つが初めてのことで堪えた。日曜日、家の網戸を洗い収納場所を確保しようと、納屋の掃除中にシャッターと額が激突。大きなこぶができた。日曜午後に緊急の仕事が複数入り奮戦。何とかこなしたものの、月曜日に「予算がなくて」と言い訳の電話有り。こういうのって、もしかして世間じゃ詐欺って言うんじゃないの…。そして今日。先に売り込みをしておいた関西の大手ケースメーカーから電話があり、てっきり断ってきたかと思ったが、何と取引依頼の連絡で嬉しかった。まさに拾う神有りといった感じ…。失敗もたまには薬だけど、暫くはいいことだけ続いてほしいな。
2002年12月03日
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