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2016年12月03日
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             第 百八 回 目


 読み聞かせの会を発足させるに際して、読み手、語り手を担当する人材を

どの様に 育成する のか、という重要にして、大切な課題がありました。しかし、

ドント、ウォーリー、心配は御無用と申し上げたい。

 この肝心要な点に関しましても、このプロジェクトでは実に「コロンブスの卵」的な

発想の大転換がありますし、実施可能な見通しもつくのでありますね、驚いた事に!

 差し当たって、野辺地の方言が流暢に喋れれば、大丈夫なのですから、町の住人や

野辺地町出身者であれば、特別の訓練を受けていない人でも、候補者たり得る。従って、

読み聞かせの担当者の条件としては、「方言」が話せる事だけが必要なわけであります。



なのですから、話は至って簡単であり、面倒な事は一つもないのであります。

 えっ、そんなバカな、という声が私の耳に達して来ましたので、少し丁寧に御説明

申し上げますので、暫く御辛抱をお願いいたします、どうぞ。

 私が長い間お世話になったテレビの業界でありますが、実はズブの素人が大手を振って

通用する世界だったわけです。私が入社した国際放映という国産テレビドラマ制作の、

専門の謂わば工場では、石坂浩司とか、青島幸男とか、渥美 清と言った、当時新人

俳優と言うよりは、素人に毛が生えた様なテレビドラマスターが、大勢活躍をしていました。

国際放映は元、映画会社の東宝から労働争議で分裂し、第二の東宝として独立した新東宝が

放漫経営の為に倒産し、溶鉱炉の火を初めて止めた、九州八幡製鉄所の労働争議の英雄

的リーダーだった阿部鹿蔵氏によって再建された、いわくの有る会社だった。

 最初、低予算という台所事情もありますが、映画スターを起用できない新興のテレビ業界



発明の母とか言われますが、二十代後半で一本のプロデューサーとなった私( ー これは

自慢でも何でもない事実として、日本のフィルムドラマのプロデューサーとしては、空前絶後

の画期的な出来事なのですよ)も、例えば当時日本中で爆発的な人気を博していた漫才師の横山

やすしをテレビドラマに初起用し、延いては吉本興業の東京進出のきっかけを与えた。

 この様に一見、自慢話めいた事柄を引き合いに出しますのも、これから私が音頭取りをして



ありましょう、不審や不安、困惑、不信感などを、少しでも払拭したいからでありますよ、たとえ

その効果が、焼け石に水に終わろうとも…。と、申しますのが、私の言動が見ようによっては

詐欺師やペテン師のそれに、酷似しているであろうことを、誰よりも私自身が自覚しているから

ですし。そしてこれも、何時か通った道、実はテレビドラマの新人プロデューサーとして

経験せざるを得なかった、苦渋や屈辱の思い、新分野を開拓する者が必然的に遭遇する、

未知なる物に対する世間の、牢固たる拒否・拒絶の、常識的対応の壁を如実に思い起こすから

でありますね、ありありと。今でこそ、テレビの持つ偉大な影響力を知らない人はいないのです

が、私の新人時代のテレビは映画に比べて、世の中に出現してから日も浅く、認知度が著しく

低かった。タイアップと称する、資金的な協力も中々得ることが難しかった。普通には不可能

と考えられる超低予算で、少しでも良質の物を目指すとすれば、テレビ局からの予算は限度

額で頭打ちですから、外部から資金を呼び込む様々な協力に頼る他は無い。

 そこで、若かりし時の私は、若さゆえの無鉄砲さを遺憾無く発揮した。不可能と言われた

造船所での撮影に、経営トップとの直談判で、許可を下ろさせた。また、正規のルートを辿った

なら絶対に許されない、大阪の万博会場での撮影にも果敢に挑戦し、見事に成功させた…。

 一つ一つ数え上げていたら、実際限(きり)がありませんよ。

 現在の私には若さも、無鉄砲さも共にありません。が、燃えたぎるような情熱だけは、

人後に落ずに、胸の奥底に秘めて居ります。柔軟な発想力も、衰えを知りませんね。いや、

それどころか、益々、日々に磨きをかけてさえおりますよ。





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最終更新日  2016年12月03日 08時41分19秒
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