草加の爺の親世代へ対するボヤキ

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草加の爺(じじ)

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2025年11月20日
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ライリイ  良い生活です。貴女はそれがどんなによいのかは、最後になるまで理解できないでしょう

が。しかし、貴女は他に何も望んではいない。そしてその他の生活は単なる書籍にしか過ぎないのです。

かつて読んで失ったそれ。狂気の世界では、暴力、うつけていること、貪欲など…、それは良い生活なの

です。

セリア  私は承知しております、それを受け入れることが出来るようにすべきだと。それをまだ持ち続

けていてもよいと。しかもそれは私を寒い気分にします。多分、それは私の病気の一部なのでしょう。し

かし私はそれが一種の屈服ででもあるように感じるのです。いいえ、屈服ではない、背信行為以上のも

の。お判りでしょうが、私には何物かの幻影が見えていると実際に思うのです。しかも、それが何である

のかは分かりません。忘れたくもないのです。それと一緒に生きて行きたいのです。私は全てを失っても



は実際に不正直だと思うのです、自分に対して。誰かとの生活をしようと試みる事は。私は過去に愛情に

値するものを誰にも与えられなかった。出来たらよかったのにと願っていた…、あの生活に付随していた

もの、ああ、私はこれが怒号のように叫んでいるようではないかと恐れるのです。或いは、単なるつむじ

曲がり…、依然として、もしかして他に道が無いのなら、…、私は絶望状態に感じるだけです。

ライリイ  別の道はあるのです、勇気さえ持てば。最初に、私は馴染みのある用語で表現することが出

来ます。何故なら貴女はそれを見て来ているのです、我々みんながそれを見たように。多かれ少なかれ

我々の生活のそれで解り易く説明されて。二番目は解りません。それで信仰が要求されます。絶望から生

まれる種類の信仰です。目的地は説明できません。そこに到達するまでは殆ど何も分からないのです。貴

女は盲者として旅する。しかし道は貴女が間違った場所で探し求めていたものを所有する方向に通じてい

るのです。

セリア  それは私が欲していた物を感じさせてくれます。でも、私の義務は何でしょうか。



セリア  どれがより良い道でしょうか。

ライリイ  どれもより良くはないのです。どちらの道も必要なのです。そのどちらかを選択することも

また必要なのです。

セリア  では、私は二番目のを選びます。

ライリイ  されは恐るべき道なのです。



ライリイ  もう一つの道よりも更に孤独ではありません。しかし、別の道を選んだ人々は自分の孤独さ

を忘れることが出来ます。貴女は御自分のそれを忘れる事は出来ません。どちらの道も孤独を意味してい

るのです。…、そして霊的な交渉。どの道も最終的な荒廃状態を避けるのです。幻影的世界での孤独なそ

れ、想像力が生み出す、記憶や欲望をないまぜにして。

セリア  それが私の落ち込んでいた地獄です。

ライリイ  地獄ではないのです。貴女が他に何もできなくなるまでは。さて、貴女は今、安定していま

すか。

セリア  私は二番目の道をのぞみます。そして、何をすれば宜しいのでしょうか。

ライリイ  貴女は療養所に行くことになります。

セリア  ああ、何と言う非絶頂でしょう。私はあなたの療養所に行って戻って来た人々を知っていま

す。私は彼等がそれで随分と改善されたとは思いません。それが私が貴方に会いに来た理由なのです。し

かし彼等は…、毎日の生活に…、復帰しています。

ライリイ  その通りです。しかし、貴女が心に描いている友人達はこの療養所には行ったりしてはいな

いのです。私は非常に注意深く誰をそこへ送るかを決めるのです。行く人々は、彼等がそうした如くには

戻っては来ないのです。

セリア  まるで牢獄のようですね。でも、彼等は全員がそこに留まることはできないでしょう。詰ま

り、そこは定員越えをしてしまうでしょうからね。

ライリイ  そんなに多くは行きません。しかし私は言いましたよ、彼等は戻ってこない、貴女の友人達

が戻った状態では。彼等はそこに滞在しなかった。

セリア  彼等はどうなりましたか。

ライリイ  彼等は選択したのです、コプルストンさん。何も強制はされなかった。彼等の幾人かは戻り

ました、身体的な意味合いでは。誰も消えたりはしていない。彼等は非常に活動的に生活しています、非

常にしばしば、世間では。

セリア  直ぐにでも私をそこに送りますか。

ライリイ  貴女は何時、心の準備が整いますか。

セリア  今夜、九時には。

ライリイ  それでは帰宅なさい。そして準備をして下さい。此処に住所が書かれています、貴女の友人

に知らせる。 (細長い紙片に書き込む) 貴女の家族にもすぐに知らせた方がよいでしょう。私が車を迎

えにやりましょう、九時に。

セリア  何を所持していく必要があるでしょうか。

ライリイ  何も要りません。貴女が必要とする物は備え付けてあります。そしてその療養所ではお金は

掛かりません。

セリア  私がこれから何をしようとしているのか、或いは、何故そうしなければいけないのか、ほんの

少しも分かりません。他に何もすることがないからでして。それが唯一の理由です。

ライリイ  それが最上の理由です。

セリア  でもその決定をしたのは私だと言う事は承知しているのです。私はそれを申し上げなくてはい

けません。あら、私はあやうく忘れる所でした、此処の掛かりはおいくらでしょうか。

ライリイ  私は秘書に、費用は要らないと言ってあります。

セリア  しかし…、

ライリイ  貴女のような症例では、費用は要りません。 (ボタンを押す)

セリア  なたはとても御親切でしたわ。

ライリイ  安静になさい、娘さん。勤勉に、御自分の救済をなさるがよい。 (女性秘書がドア口に現わ

た。セリアは退場する。ライリイは家庭用の電話のダイアルを回す) (電話に)終了しました。もう、

お入りください。 (ジュリアが脇のドアから入って来る)彼女は遠くに行くでしょう、あそこに。

ジュリア  とても遠く、と思います。私に説明しなくても構いません。私は最初から知っていたので

す。

ライリイ  私が気をもんでいるのは他に人々についてなのです。

ジュリア  問題ないわよ、ヘンリィ。私が注意して見守ります。

ライリイ  彼等を連れ戻す、何に対して彼等は戻らなければいけないのか…。食料貯蔵室のかび臭い

食品の製造へ、彼等の心の中の古臭い考えをこね回す所へだ。それぞれは自己の賤しさを自分から偽装で

きないで。何故ならば、それは他人には知られているから。お互いの裏切り行為を
知っているからではな

くて他者が動機を知っているからなのだ、鏡對鏡、虚栄を反射しあっている。私は大変な危険を冒してい

る。

ジュリア  我々はいつでも危険は冒さなくて行けない。それが定めなのですから。あなたは決断に質問

していたけれど、別の可能な選択肢はイメージ出来ていたのかしら。

ライリイ  いいえ。

ジュリア  大変結構です、進んで危険に対処しましょうね。我々に出来る事の全ては彼等に機会を与え

る事ですから。さて、今や彼等は魂を裸の状態にされてしまい、そして選択できる、似合いの衣装か、そ

れとも色々な偽装を慌てて着込むのか。彼等は、初めて、出発する場所を持つのだ。ああ、勿論、誰らは

お互いを殺し合うかもしれないが。私にはそうするとは思えない。見ていましょう。セリアの考えが私の

心に重くのしかかっているの。

ライリイ  セリアのですか…。

ジュリア  セリアのよ。

ライリイ  しかし、今、私が彼女は遠くに行くと告げた細に、あなたは頷きましたが。

ジュリア  ええ、そう。彼女は遠くにいくでしょう。そして我々は彼女が何処に向っているかを知って

いる。でも、あの旅行の恐ろしさを我々は知っていっるのかしら。私もあなたも、知らない。どのような

過程を経てある人間が別の人間に作り替えられるのかを。知っている事はと言えば、彼等が啓示の過程で

試練を受けなければならない苦難の性質なのです。

ライリイ  彼女は投影された精霊たちの最初の出現で怯えてしまうだろうか。

ジュリア  ヘンリィ、あなたは単に無垢な魂を理解しないだけよ。彼女は何も恐れないわ。彼女はなに

か恐怖しなければいけない物が存在するとさえ考えていない。彼女はあまりにも謙虚なのよ。彼女は口う

るさく小言を言う丘の間を、嘲りの谷を抜けて、使いに出された少女の様に熱心に辛抱強く、過ぎて行く

でしょう。それでも彼女は苦しみを受けるでしょう。

ライリイ  私が何かに確信を与えると、あなたはいつも疑問を提起する。私がどちらろも判定できない

際は、あなたは確信以外の何物をも理由としない。

ジュリア  それが一つの方法なのです、私があなたにとって非常に役立っている。感謝しなければいけ

ないわね。

ライリイ  そして、私が彼女のような人物に、一心に御自分の救済にお励みなさい、と言う時に、わた

しは自分が言っている事を理解していないのです。

ジュリア  あなたは御自分の限界を受け入れなければいけないわ。それにしても、アレックスはどのく

らい私達を待たせるつもりなのかしら。

ライリイ  彼は今にも此処に姿を現すはずです。私はバラウェイ嬢に話をしようと思います。 (家庭用

の電話を取り上げる)バラウェイさん、ビブス氏は何時到着しますか。…、ああ、そうですか。(ジュリア

に)彼は今こちらに向かっている途中だそうです。(電話に)もうお盆を持って来てくださいな、バラウェ

イさん。(アレックスが入って来る)

アレックス  さて、さて、首尾はどうなりましたか。

ジュリア  全てが手筈通りだわ。

アレックス  イェンバレン夫婦は選択をしたのですね。

ライリイ  彼等は自分たちの運命を受け入れている。

アレックス  そして彼女も選択をしたのですね。

ライリイ  彼女は今夜、連れてきます。

     (女性秘書がデキャンタと三つのコップを載せたお盆を持ってきた。ライリイが飲み物を注ぐ)

さてさて、我々は取り敢えず乾杯をしましょうか。

アレックス  炉端の建造にむけた言葉を! (彼等はそれぞれのコップを挙げる)神が

ライリイ  彼等が新しい人生の炉端を建設するべく、星々に見守られて。

アレックス  彼等が炉の周辺に椅子を並べるように。

ジュリア  聖なる霊がその屋根を見下ろすように、そして月の女神が自身で寝床に良い影響をもたらし

ますよう。 (彼等はお神酒を飲む)

アレックス  旅だった人々への祝福の言葉を!

ライリイ  旅行者を守護する神よ、道に祝福を…。

アレックス  砂漠での彼女を見守り、山での彼女を見守り、迷路での彼女を見守り、流砂の側で彼女を

見守り給え。

ジュリア  色々な声から彼女を守り給え、幻影から彼女を守り給え、彼女を心の乱れから守り給え、静

寂さの中で彼女を守り給え。 (彼等は飲み物を飲む)

ライリイ  一人だけ、その者の為に言葉は発し得られない者がいる。

アレックス  その言葉はまだ発せられてはいない。

ジュリア  ピーター・クイルプのことですね。

ライリイ  彼はまだ言葉が有効である場所には来てない。

ジュリア  それをこれから言ってみましょう。

アレックス  他の人々が、多分、その言葉を発するでしょう。御承知の如くに、僕はカリフォルニアに

も友人知人があるのです。

             幕が降りる





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最終更新日  2025年11月20日 19時11分09秒
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