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久しぶりに相棒に会うため高円寺へ。溜まっている仕事もあまり進めていないが、この時期に会いに行かないと、たぶん年度後半になるかと思うので実行。 いろんな選択肢があるが、わしに選ばせるなら、すべてのお店に行こうということにもなりかねない。というわけで、相棒の希望で決めるのだ。そしてリクエストで新高円寺の近くにある「のど黒らぁ麺 永屋」へ。 もともと足立区の谷在家界隈で路面店として営業していたが、店主は「bar RISE」の間借り営業で高円寺界隈へ店を移転した。店は、飲み屋が集まる建物の地下一階にある。先払い制なので、特製塩らぁ麺を注文し、現金で支払った。 店主のワンオペだけではなく満席で先客もほとんど同じタイミングで入店したようで、調理の時間が結構かかった。20分ぐらい待ったらようやくご対麺。 油も張ってあるスープは魚介の旨味がしっかりしているが、塩気が優しい。ノドグロは出汁が優しいという印象を持っているし、醤油味も限定でよく食っているが、まさか塩味とここまで合うと思わなかった。細ストレート麺は喉越し、歯切れ、スープとの絡めもいい。ランチタイムとしてボリュームがやや少なめだが、メシか、大盛を頼む方も結構多いね。レアチャーシューは肩ロースで歯切れと味付けもよい。 おいしかったね。優しい塩気だが、ノドグロの出汁は味がかなり出ている。醤油ではなく、塩で勝負することからも、店主が塩味に自信があるってことも伺える。醤油味も食いたくなったが和え麺を頼んだ方も多いみたい。ご馳走様。
2024.04.06
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馬橋稲荷神社から出た後に、阿佐ヶ谷駅へ戻り、そのまま電車で荻窪へ。 駅近の商店会に入り、そのまま進むと、「荻窪ラーメン 菊池」を見つけた。丸長大勝軒系の老舗である丸信出身の店主が開いたお店だ。丸信も10年以上ぶりだが、やはり再訪する前にその弟子さんのお店に行きたいので訪問を決めたのだ。夕食の混雑時間帯からやや離れるタイミングだが既に先客がいた。ちゃーしゅうわんたんめんの黒、味付け玉子を注文。 しばらく待ったらご対麺。丼も東池袋大勝軒系のお店に似ている。 丸長大勝軒系として珍しく塩味の白もあるが、やはりまずはレギュラーの醤油かな。やや濁った醤油スープは煮干しの味がやや強調されたが、出汁、醤油タレのバランスがかなりよく取れている。記憶の中にある昔の東池袋大勝軒系の味が甦った。縮れ中細麺はスープとの絡めもいい。確かに茹で加減がやや柔らかめだが、荻窪という界隈なら納得できる固さだ。チャーシューはバサバサした触感も東池袋大勝軒に似ているがちょっと小さいかな。ワンタンも昔ながらの中華そばと同じ、皮が柔らくて、餡が小さい。 おいしかったね。荻窪とは昔ながらの東京ラーメンの起源地として知られるが、ここは比較的に新しいお店なのに伝統的な味を維持できている。いろんな意味で昭和の味を定期的に食べなくてはならないね。ご馳走様。
2024.01.06
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2年ぐらいぶりに相棒と食事するために高円寺へ。こんなことになるはずではなかったが、武漢ウィルスとやら新型コロナウィルスの感染拡大が憎い。 狙っているお店へ行っている途中にあづま通り商店会に建てられている「入利弁天」へ参拝。日本三大弁天の1つ、江島神社より分霊を受けたという。 開店10分前の「中華蕎麦 一心」に到着。食の道場、および2023年4月30日に惜しまれながら閉店した「神保町 黒須」出身の店主によるお店だ。すでに先客がいたが、開店直前に10人ぐらいの行列ができている。Xが最新の情報を表示しなくなったため、年末年始の営業時間を把握することができないが、今日は一心の2024年の初営業日ってこと。定刻開店。味玉付きの限定の牡蠣蕎麦もあるが、レギュラーの味玉焼豚醤油蕎麦の食券を購入してから詰めて着席。 しばらく待ったらご対麺。 黒須で食べた醤油味に比べ、醤油タレの濃度がやや下がったが、油やタレが鶏出汁の味を突出させ、ストレートで鶏出汁の旨味をしっかり味わえたのだ。店には天草大王のポスターが貼ってあるため、天草大王を使用していると推測できる。ストレート細麺はなめらかでスープとの絡め、喉越しがよい。レアチャーシューは歯切れと味付けがよい。 おいしかったね。ストレートで鶏出汁の旨味がわかる一杯だ。黒須の関連店なら、塩味も魚貝類を使用すると考えられる。実際に今日の限定は味玉付きの牡蠣蕎麦ってこと。やはり近いうちに塩味を食いに来ようか。ご馳走様。
2024.01.06
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久しぶりに相棒とお話したらもう午後4時に過ぎたので、退散。せっかくこの界隈に来たので、職場に戻る前にもう一食しようか。 西荻窪を降り、狙っているお店の前に来たら、このような張り紙を見た。武漢ウィルスとやら新型コロナウィルスのご時世じゃ公式SNSがないお店に来るリスクと言えば営業時間の確認ができないことだね。仕方ない。 駅の近くにある「ラーメン はつね」に来た。タンメンの有名店だが、16時半までの営業なのでわしにとって敷居が高いのだ。まさかこのような状況で訪問を果たしたと思わなかったが、西荻燈に振られれればここに来ることはすでに決めている。満席なので5分間待ったら着席。タンメン、チャーシュー入を注文。 ご主人は中華鍋で丁寧に野菜を炒めてからスープを注ぎ、麺の茹で上げの直前にチャーシューを切り、丼に麺、スープと野菜、を入れ、チャーシューを乗せてから提供。 このような盛り付けはG系のように見えるね。塩味のタンメンだが、塩気が控えて、出汁の旨味と野菜の甘味のバランスを重視したタイプだ。ヤサイもシャキシャキとした食感で炒め具合がちょうどよい。永福町大勝軒系御用の草村製麺による中細縮れ麺を使用するが、永福町大勝軒系と違って、芯が少々残ったぐらいな茹で加減で、スープとの絡めが良い。チャーシューはややカタメだが歯切れがよい。味付けも少々濃いめなので、むしろスープの優しい塩気と合う。 おいしかったね。今日の二杯目なのでこのようにたくさんのヤサイが摂取できてよかった。さすがタンメンの老舗ってことだ。この界隈になかなか来れないし、武漢ウィルスとやら新型コロナウィルスの感染拡大でなおさらだが、いい店に来てよかった。ご馳走様。
2021.11.05
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2年ほどぶりに相棒と食事するために高円寺へ。こんなことになるはずではなかったが、武漢ウィルスとやら新型コロナウィルスの感染拡大が憎い。 せっかくだから、新店へ行こう。高円寺駅北口の商店会からかなり離れたところへ進み、「ラーメン 健太」に来た。口コミで高い評価を得ている博多長浜ラーメンの新店だ。12時からの営業だが、早めに営業をスタートするというツイートもあるので来た。すでに先客がいる。ラーメンの食券を購入してから着席。 一回一杯を作るため、提供まで時間がややかかった。半玉も入っているとは驚いた。店内には豚骨の匂いもけっこうしているし、スープもかなり濃度と粘度が高そうで、泡が立っているが、スープを飲むと粉々の豚骨の粉も味わえたものの、コクがあるのに、食べやすい。極細麺はつるつるで絡めと歯切れが良い。カタメ、バリカタで食べたいね。ワンタンも入っていると錯覚したが、ワンタンの皮のようなものだ。調べたら、トゥルトゥルという皮だけのワンタンってこと。チャーシューも博多長浜ラーメのバサバサしたものではなく、なかなかいい食感だ。 おいしかったね。福岡で食べた博多長浜ラーメンに比べても負けない味だ。なぜ人気が急激に高まったかという理由が分かった。バリエーションが少ないが、一回一杯を作るためかなり丁寧だ。こうなったらバリエーションが少なくてもしょうがないね。ご馳走様。
2021.11.05
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無事に夜7時頃に職場を出た。シルバーウイークは今日をもって終わるが、溜まっている仕事は全く進んでいないどころか、新しい仕事がどんどん来てくれたとは嬉しい。自分の将来は、自分の業界で台湾の人々に神様と呼ばれる奴に潰されたが、何とか引き受けた仕事を全力でやっていきたいと思う。 せっかくJR東日本の都区内パスを使っているので、あまり行かない界隈へ食事しよう。いくつの選択肢があるが、雨が降りそうなので、駅近のお店の方がよさそうかな。西荻窪を降り、商店会の裏道に進んだら、すぐ「熊本ラーメン ひごもんず 西荻窪店」の看板が見えた。都内で高名な熊本ラーメンの老舗として知られており、かつて水道橋にも支店があっただけではなく、今なき品達が創業した時にも初代の七人衆の一軒として出店していた。ただし創業店主は熊本のお店ではなく、あの桂花の新宿のお店で修業したらしい。かつて喫煙可だったので、宿題店だがなかなか来ようと思っていなかった。今は全面禁煙。角煮ラーメン、キャベツ、煮玉子を注文。キャベツは生と茹でが選べるが、本来入っているものは生だということで生でお願いした。また、マー油多めができるかと確認したらできるので、多めでお願いした。 キャベツ、キクラゲ、ネギ、海苔、角煮、味玉は結構豪勢そうだ。マー油多めとはいえ、今までマー油多めで頼んだ熊本ラーメンのお店で食べたラーメンに比べ少なめかな。ただしマー油は結構香ばしくて、苦みがない。スープは臭みがなく甘味が適度でコクがある。キャベツの上にかけたタレもマー油とマーチ。細麺は茹で加減がややカタメで歯切れがよく、スープとの絡めもよい。途中に生ニンニクをたくさん絞って入れてしまった。角煮は日本人から見ればやや硬いが、わしからみれば、固さと味付けのいずれもレベルが高いほうだ。 おいしかったね。積年の宿題店に来てよかった。都心で熊本ラーメンのお店も基本的に桂花しかないようであるが、そもそも都心だけではなく、首都圏でも熊本ラーメンのお店が少ない。ここはかなりの重宝だ。三鷹にも支店があるがそこへ行くチャンスがあるかな。ご馳走様。
2020.09.22
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久しぶりに相棒と食事するために高円寺へ。もともと先月下旬の約束だったがいろんな都合で今日になった。ただし、食べに行こうと考えているお店は同じだってこと。 新高円寺から10分ほどのところにある「らーめん処 くろ助」に来た。新店だが、店主は駒込にあった「日本麺料理 さくら」の店長だったという。さらに調べたら、いけ麺さんはブログで、店主は庄のグループ、いしばしにもいたと言っていた。さくらはおいしかったが、個々のラーメンはどのような味かな。特製醤油ラーメンの食券を購入してから着席。 スープは鶏出汁のうま味がしっかりしており、コイメの醤油タレとの相性が良い。いろんなコメントを読んだが、個人的に確かにさくらの醤油味に似てるような気がする。ストレート細麺は歯切れと絡めが良い。チャーシューはロールチャーシューと低温調理の二種類が入っている。味玉とワンタンもおいしい。 おいしかったね。相棒が頼んだ特製塩ラーメンも旨そうだね。次回はそれにしよう。それにしても、ラーメン屋だけではなく、麺酒処のように、一品料理も提供する形でやっていくとはすごい。その前にたぶんワンオペを解消しないとダメだと思う。ご馳走様。
2019.12.14
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相棒と別れた後に、中央線で出勤するが、高円寺に中央線快速が止まらないので、逆方向の荻窪へ行って、東京方面への電車に乗り換えよう。せっかく首都圏パスを使っているから荻窪を途中下車し、もう一杯を食おう。 狙っているお店は午後3時に過ぎてもありえない行列ができているということであきらめた。そして、第二の選択肢のお店へゴー。駅の近くの商店会に入り、少し歩いたら、「函館塩ラーメン 五稜郭」に到着。もともと八幡山にあったが、2015年の夏の頃に現地に移転したのだ。この時間帯だから先客なしだ。ラーメン、たまご、チャーシュー増しを注文。 店内で土方歳三の写真付きのポスターもある。店主の許可で写真を撮らせていただいた。 透明感のある清湯スープは動物系スープに昆布やホタテを使用するため、魚介の塩気が強く感じられたが、飲みやすいのにコクがある。中細ストレート麺は函館ラーメンの老舗御用店の出口製麺によるもので、絡めもよいしコシもある。炙りチャーシューも歯切れがよいぐらいで硬さがちょうどよい。 本場で経験した味よりおいしいと断言できる。都内の函館ラーメンのお店が少なくなったので、ここはかなり貴重な存在だ。ところで、仕事柄で土方歳三のことを大勢の人の前にしゃべらなくてはならないのに、ラーメン屋さんで土方歳三と幕末のことをラーメン屋の店主と盛り上がったとは思わなかった。
2019.05.04
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久しぶりの相棒と食事するために高円寺へ。テレ朝の相棒もシーズン17まで放送されたが、わしと相棒のコンピは水谷豊さんと寺脇康文さんのコンピよりさらに長く組んでいるとはまぎれもない事実だ。しかし、お互いも忙しいだけではなく、一緒に食事しようと思っていたのに助けてもらった後にわしから誘う形もかなり多くなったとは不本意だ。できればもっと気楽な形で一緒に食事したいね。 今日の狙いは「noodle kitchen 六九麺」だ。六九という文字を見た瞬間に、あの「ラァメン家 69’N’ ROLL ONE」のことを思い出した。むろん、無関係のようだ。定刻開店。鶏薫る醤油六九麺の食券を購入してから着席。 鶏油も効いているが、醤油スープは鶏のうまみがかなりしっかりしている。山椒オイルとの相性もよい。スープは「青森シャモロック」、「山形さくらんぼ鶏」、「鳥取大山どり」でブレンドしたものだというが、ここまで味が出ている鶏味の清湯スープのラーメンは記憶の中でそれほどあるわけではない。よく考えたら、あの「ラァメン家 69’N’ ROLL ONE」のことしか浮かび上がらないのだ。中細ストレート麺は芯がしっかりしており、絡めもよいし、コシもある。鶏チャーシューは、低温調理の胸肉で柔らかい。豚チャーシューはモモ肉かと思うがかなり柔らかいまで煮込んだのだ。 レベルが高い一杯だ。塩味も食べたくなったが、また醤油味に惹かれそうだと想定したほうがよかろう。ご馳走様。
2019.05.04
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去年のことを考えれば、やはり無理しないようにしようと思って、いつも祝日出勤しているけど今日に限って休もう。そしてあまり行かないところへ行こうと思って、中野富士見町を降りた。かつて方南町駅の辺にある日本語学校の寮に住んでいたが、中野富士見町を利用したことがなかった。この辺の有名店に来たことがあるが、あの時も歩行で往復したのである。 駅を出て、杉並区に入り、少し歩いたら、「純手打ち だるま」に到着。いけ麺さんの情報によると、店主は七彩出身で、都立家政、八丁堀の店長を歴任されたという。わしは土曜日にしかここへ移動できる余裕がないが、ここは土曜日に昼営業のみである。ようやく今日に来れたのだ。店外で2人しか待っていないが、店内で6、7人が待っている。後のスケジュールを考えても十分に余裕があるので参戦。店内へ待つ前に、醤油らーめん全部のせの食券を購入し、スタッフから麺の量を確認された際に、中盛をお願いした。並盛150g、中盛200g、大盛250gまで無料というのは、七彩と同じだね。全部のせは特製ということだが、昼20食、夜10食限定という。 店主は提供の前に出来上がった生地から麺を切り出し、揉みこんでから茹でるのだ。さすがに作り手は一人しかいないので、七彩のように生地を揉みこんでから切り出すことができないね。 チャーシューは山ほどで載せてある。スープは魚介出汁で、かなりあっさりしており、東京ラーメンストリート時代の七彩と近い感じだ。油も効いているが、タレも結構あっさりした。基本的に飲みやすいスープだ。幅が広い中太縮れ麺はプルプルした食感で、少しスープに勝ったような気もしたが、手打ち麺としてなかなかレベルが高いほうだ。中盛を頼んでよかったのだ。味玉は味付けもよいし黄身がゼリー状でなかなかよい。レアチャーシューは肩ロースで、少々生ハムに近い食感と味であるため、好き嫌いで賛否両論の味だと思うが、自分はおいしいと思う。バラチャーシューは味付けが濃いめで固さがちょうどよい。 子連れの客と年寄りも結構いるので、この味ですでに地元に根付けたと言える。わしが並んだ後にすぐ数人の客が来て、わしが退店した時に店内を含め常に15人が並んでいるぐらいで繁盛している。待ち始めから退店まで35分ぐらいかかったが、もう少し遅く来たら、この行列に巻き込まされ、さらに待たなくてはならなくなるに違いない。ご馳走様。
2019.03.21
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残りの作業が多いが、来週前半の力仕事を考えれば、土曜日と日曜日に少し休養の時間を取ったほうがよかろう。それに、ニンニクを大量に補足したくなった。 丸ノ内線で方南町に来た。先週のリベンジで、濃厚ラーメンかなやの開店を待つのだ。定刻開店。○得濃厚ラーメン黒の食券を購入し、スタッフに渡した際に、大盛はサービスと教えてもらったので、麺大盛をお願いした。○得とはチャーシュー増量と味玉付きということ。 黒とは黒マー油のことという情報を事前に掴んでいるので、勝手に熊本ラーメンをイメージしたが、キクラゲと九条ネギも載せてあるので、何系かもはやわからなくなった。しかし白濁な豚骨スープは濃厚なのに飲みやすい。太麺と言っても業界としての中太麺はもっちりしておいしい。薄切りの肩ロースチャーシューは歯切れがよくて柔らかい。黒マー油はニンニクでできた。豚骨スープとの相性がよいが、黒ならもっとマー油をかけてもよかったかも。 なかなかレベルが高い豚骨ラーメンだね。台湾まぜそばもあるが、レギュラーの濃厚ラーメンも食べに来たい。しかし夜のみ営業するのでわしにとってハードルが高いが…。
2019.02.23
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久しぶりに夜6時半前に作業を終了させたので、ちょっと遠いところへ食事しようと思って、丸ノ内線で方南町へ。来日の一年目でこの辺の寮に住んでいたが、学校から出てからあまりこの辺に頻繁に来れなくなった。前回方南町に来たのは、3年ほど前のことだった。 ところが、狙っているお店は臨時休業。公式ツイッターでは翌日のイベントを告知するツイートがトップとなっているが、それには今日の臨時休業について書かれていない。臨時休業について書かれるツイートはもっと後にあるのだ。 ある意味で元地元で振られたというハメになったが、そのまま引き下がるつもりはない。反対側の小さい飲食店会に入り、少し歩いたら、「CLAM&BONITO 貝節麺 RAIK」に到着。動物系スープの不使用で、貝と節のラーメンを提供するお店だ。 レギュラーの貝節潮そばを食おうと思ったが、今日の鮮魚の潮そばは、真鯛、アサリ、カニということに惹かれたので、特製鮮魚の潮そばの食券を購入してから着席。貝節潮そばはレギュラーだが、鮮魚の潮そばの素材は日替わりってこと。 鯛の旨味と甲殻類の塩気はわしの言葉で伝えられない形で合っている。あさりの味が少しわかりにくいかな。このような組み合わせのラーメンならしょっぱいという印象があるが、ここはむしろ飲みやすいほうだ。生姜、岩のり、紫タマネギはスープの味を少し変化させたのだ。細麺は全粒粉使用で、絡めと歯切れがよいが、量がやや少ないかな。チャーシューは鶏と豚の二種類だが、豚は低温調理の肩ロースと表面が少し炙ったバラ肉の二種類だ。いずれも厚みのあるがほろっと崩れておいしい。 おいしかったね。元地元で振られたことが悔しいが、いい一杯と出会うきっかけにもなったね。レギュラーの貝節潮そばも食べに来たいが、近いうちにまたここへリベンジしたい。
2019.02.16
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久しぶりに夜6時前に作業を一段落まで終了させたのだ。だったらちょっと遠いところへ食事しようじゃないか。 丸ノ内線で南阿佐ヶ谷を降りた。日本語学校で勉強していた時、杉並区に一年間で住んでいたが、院を出てから相棒と会う時を除き、ほとんど来ない。阿佐ヶ谷にも1年ぐらいぶりだが、南阿佐ヶ谷なら10年ぐらいぶりかな。阿佐谷パールセンター商店街に入り、阿佐ヶ谷駅方面へ少し歩いたら、注目の新店「らぁ麺 いしばし」に到着。全部のせ塩らぁ麺の食券を購入してから着席。 水と鶏ガラのみでできた鶏の清湯スープから優しい塩気が襲ってきたが飲みやすい。その塩気はたぶん魚貝かな。全粒粉使用の細ストレート麺は絡めと歯切れがよく、スープと合っている。鶏節も載せてあるが、スープに浸すと鶏の味を変化させるということだが、個人的にタレの塩気にやや負けたかなと思う。チャーシューは二種類ですべて鶏チャー。炙りチャーシューは皮付きで香ばしい。低温調理のチャーシューは柔らかい。ワンタンは皮がもちもちして、餡もしっかりして美味しい。黄色の味玉もなかなか面白くておいしい。 おいしかった。これじゃ醤油も食べに来ないとダメだが、餃子も気になるね。
2019.02.11
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お盆休み中なので久しぶりに高円寺へ相棒と食事しに来た。もともと連食するつもりだったが、残念ながら、夕方に職場へ戻って会議に出なくてはならない。しかも、お盆期間中なので行けるお店も限られている。 とりあえずいくつかの選択肢を用意したが、一つ目のお店である「混ぜそば みなみ」がやっているので入店。台湾混ぜそば大盛の食券を購入。店主は、あの東京麺珍亭本舗で修行していたという。 相棒が頼んだレギュラーの混ぜそば。 ニンニクを入れますか、と聞かれたので、もちろん頼んだ。 かき混ぜればかき混ぜるほどこのような状態になった。肉みそ、ニラ、ニンニクとタレとかなり合っていて、辛味も効いているが、辛い物に慣れてきたわしにとってそれほど辛いとは言えない。汁なしとしてやや細めの中太麺はもっちりしておいしいが、大盛なのにほかのお店に比べ量がやや少なめかな。 最後は追い飯。やはり飯ももうちょっとあればよいかと思う。なかなかおいしかったね。しかも辛味の使い方はほかのお店で食べた台湾混ぜそばに比べ、わしの言葉じゃ説明しきれないが結構違うと味わえた。レギュラーの混ぜそばも食べに来ないとダメみたいだね。久しぶりの相棒とお話しできてうれしいが、東京麺珍亭本舗も久しぶりだってことも思い出した。。
2018.08.15
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土曜日ならやはり出勤だが、せっかくいい天気になったので、どこかへ行こうかという気持ちにもなるのではないか。 阿佐ヶ谷を降り、駅に隣接した施設に入り、少し歩いたら、「箸とレンゲ」に到着。MENSHOグループの新しいブランドのお店だ。 入口の前に人気メニューのランキングもかかってある。麻婆辣麺という麺が気になるね。 麻婆辣麺の紹介も、メニューの上に置いてある。調べれば、今年の二月から始めた創作麺ってことがわかった。しかし、やはり初めてなので、定番の「ぶどう山椒の麻婆麺」を食べようかと思って、スタッフに辛さを確認したら、「ぶどう山椒の麻婆麺」ほうが辛くないとわかったので、麻婆辣麺の辛さ3、痺れ3、Bセットを注文し、マッシュポテト、味玉をお願いした。Bセットとは、ライス&小鉢一品ってことで、小鉢は7種類から選ぶってこと。 想像より提供が早い。 ライスの上にゴマも振りかけてある。 このソースをお好みで使ってくださいってこと。酢ではないので、どのようなソースかな。 ぶどう山椒を効かせた定番のぶどう山椒の麻婆麺にさらに唐辛子の辛さって辣を加えたという。豆腐だけではなく、ごぼう、茄子、メンマも入っている。豆腐はかなり細かく砕けたため、たぶん絹。同じ3なのに、痺れより辛さが効いたと味わえた。麻婆としてかなりレベルが高いのだ。縮れ平打ち麺は量が多くないが、絡めもよいし、コシもある。食べれば食べるほど汗がどんどん出てきた。 最後はライスをかけて完食。おいしかったね。定番のぶどう山椒の麻婆麺は女性が狙いだが、この麻婆辣麺は男女に関わらず辛い物が好き方々の好みになるね。とりあえず、もう一回ぶどう山椒の麻婆麺を食べに来なくちゃ。
2018.03.10
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久しぶりに相棒と会うために高円寺へ。杉下右京と亀山薫のコンピに比べ、われわれのほうこそ長くやってきた相棒であるという自負があるけど。 さて、年末年始の休みをしているお店もまたあるので、確実にやっている「煮干し中華そば 麺屋 銀星 高円寺」へ。池袋にも支店を出している。中野の麺匠ようすけがプロデュースしたお店の二号店のリニューアルだという噂もあるらしいが、違うようである。特製濃厚煮干し中華そばを購入してから着席。 濃厚煮干しと言っても、流行ってきた濃厚系の煮干しラーメンに比べかなりあっさりしたほうだ。と言っても、コクがあるが飲みやすい。中細ストレート麺は茹で加減が柔らかいがこのスープとの相性がよいが、量がやや少なめだ。チャーシューは肉のうまみをしっかり味わっていないままでとろけるぐらいで柔らかい。半熟味玉は塩味付けだが黄身がとろとろしておいしい。 スタッフ全員は外国人のために、外国人観光客に合わせる味を作り出したのではないかと思う。と言っても家族連れの日本人客が多いので、日本人も食べやすい味を作り出したってことだね。
2018.01.08
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トラブル対処のために、一日外出していたのに遅くまで仕事をせざるを得なくなってしまった。が、「相棒」と会う約束で11時半に久しぶりの高円寺に来た。水谷豊と寺脇康文のコンピだけを相棒」と思う方も多いが、われらのほうがはるかコンピを組んでいる時間が長い。 相棒と合流してから、「中華そば・つけめん 甲斐 高円寺店」へ。久我山にある有名店「中華そば・つけめん 甲斐」の支店だ。浜田山までにしか行ったことのないわしにとって、久我山は行きにくい界隈であるが、高円寺ならなんとか来れそうだね。とりあえず味玉チャーシュー麺の食券を購入してから着席。まもなく満席。 荻窪にある春木屋に近い味だと聞いているが、実際に醤油タレが比較的に弱いと味わえた。動物系スープに節系スープという昔ながらの中華そばらしき組み合わせだが、比較的に濃いめだ。チャーシューはこの系統として小振りのほうだが、厚くて、味付けもよいし歯ごたえもよい。 相棒が頼んだ塩味。これもうまそうだね。 なかなかおいしかったね。昨夜のトラブルに対応するためにあまりこの界隈に長くいられないが、久しぶりに長いお話ができてよかった。しかし次の高円寺はいつになるかな。
2017.08.10
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久しぶりに相棒と会うために高円寺へ。いつも助けてもらっているのに自分が助けてあげることがあまり少ないので、やはり少し自分の無力に悔しんでいる。 今日は高円寺界隈の新店「らぁめん 山と樹」へ。八王子の「ら〜麺 楓」出身の店主が今年1月にオープンさせたお店。口コミでの評判がかなりいいので、高円寺界隈で宿題店と再訪したいお店が多いのに、ここを選んだのだ。 特製らぁめんの食券を購入してから入店。商店会からもちょっと離れ、苦戦しそうな場所なのに、満席にはならないものの常に半分ぐらいの席が埋まっているようだ。 麺とスープはかなり特徴がある。自家製の縮れ平打ち太麺は手もみかな。全粒粉も使用しているね。絡めもよいしもちもちしておいしい。スープにはショウガの香味油を使ったかな。醤油タレ、香味油はキレで、スープは鶏と豚を使ったそうで、旨味がしっかりしている。魚介の風味もやや感じられたか。ただし塩気も控えている。全体としてまろやかでなかなかおいしい。チャーシューもほろりと崩れるぐらいで硬さがちょうどよい。 シンプルだが、すべての素材のバランスがよく、レベルが高い一杯だね。こうなったら塩味も食べに来ないとダメだ。高円寺界隈は元々激戦区だが、ますます競争が激しくなってきたね。
2017.02.08
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金曜日の夜だが、夜6時半に過ぎてようやく仕事を一段階まで終了した。余震の情報が常に入っている熊本は状況が相当厳しそうで…。 どうしても熊本ラーメンを食いたい発作のように、方南町に来てしまった。来日したばかりの時この界隈にある学校の寮に住んでいたが、修了でほかの学校へ移ったために千葉へ引っ越した。その後なかなか頻繁にこの界隈に来れなかった。今日は、この界隈で15年ぐらいでやってきた「熊本ラーメン 九千坊」へ。本ブログでは初訪問だがこの界隈に住んでいた時すでに一回訪問したことがある。店主は熊本出身で、八代の角萬で修業していたそうだ。 禁煙ではないが幸いタバコを避けることができる席があるので着席。チャーシューめんを注文。 ライトな豚骨スープと言ってもかなり甘みが出ている。量が多いとは言えないマー油とニンニクもニンニクの味が効いている。しかもマー油とスープはほぼ一体化したのだ。細麺は量が多いとは言えないが茹で加減と絡めがよい。炙りチャーシューは小さいが味付けがよい。少し厚いが柔らかい。 都内で食べたことのある熊本ラーメンの中で、一番おいしいと思うのは、すでになくなったある施設に出店した「好来」だが、ここは異なったタイプに関わらずおいしい。わしにとって再訪の障害となるのは場所と営業時間だが、現時点なら都内で一番お勧めの熊本ラーメンってことだ。
2016.04.29
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久しぶりに相棒と食事するために高円寺へ。ある意味で、我々のコンピは、杉下右京と亀山薫より長くて堅実だってこと。と言っても、基本的にわしは助けてもらっているので、感謝しかないのだ。 正直、高円寺界隈じゃ注目の新店も最近あまりないので、とりあえず相棒に決めてもらおうと思って、選択肢を用意し、二つの事務の仕事を済んでから高円寺へ。そこで相棒は、わしも9年ぐらいぶりの「麺屋 はやしまる」を選んだ。たんたん亭系の中でも結構異色のお店だが、都内でも名店として知られている。店主はたんたん亭系の中でも筆頭として知られるかづ屋で修行したが、光麺、げんこつ屋でも修業したことがあり、たんたん亭系のお店の中でも早い時期から自家製麺を始めたのだ。 ほぼ満席。ミックスわんたんめんの醤油味、煮玉子を注文。わしが初訪問した時に比べ、提供のメニューもかなり増えたのだ。 スープはたんたん系の中でも色が濃そうだが、魚介味がコクがありながら結構優しくて飲みやすい。もちもちした中太ストレート麺もこのスープとの相性が良い。チャーシューはかづ屋のような広東式の焼豚だが、濃くなく、全体のバランスを取ったような味付けだ。肉ワンタンは三つ、エビワンタンは二つあり、いずれも大きくておいしい。 やはりトップレベルの味だね。定期的に通うことができず、非常に悔しんでいるが、基本的にたんたん亭系のお店にあまり通えていないような気がする。そろそろ八雲に再訪しようと思っているが、同じセリフを何年間にわたって言い続けたけど。
2016.02.29
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久しぶりに相棒と食事するので高円寺へ。去年から勤務がかなり忙しくなったため、杉並区への訪問がほとんどできなくなった。前回この界隈への訪問はなんと5月相棒と食事した時の話だ。さらに辿り着いたら、2013年のゴールデンウィークの時だった。不本意だが仕方ないね。 さて、今日の狙いは、2012年に高円寺界隈でオープンした「中華そば JAC」だ。2013年のTRY新人賞とんこつ部門の1位、2015年のTRY大賞豚骨名店の7位を受賞したお店。徳島ラーメンのお店だが、店主はあの「麺処くるり」の出身者だ。濃厚系の味噌ラーメンとして知られていたくるりの出身者がどのような徳島ラーメンを提供するかわくわくしている。 営業時間が始まった直後に入店したらほぼ満席だ。JACそばの食券を購入。大盛り無料なのでお願いした。おとどの肉玉そばは徳島ラーメンに似ているが、店は徳島ラーメンとして位置付けていないようだ。そのため、わしは徳島ラーメンにかなり久しぶりってことになった。 JACそばって味玉とスライスの豚バラ肉の増量という全部入りだが、定番の中華そばにもともと生たまごが無料サービスだ。オープン当初すだち半個まで付だと口コミで写真を見たが、今回はない。豚骨醤油ラーメンにしろ、徳島ラーメンにしろ、かなりスープの濃度が出ていると食べればすぐわかる。中細ストレート麺は芯の固さが残るぐらいな茹で加減だ。麺とスープの相性もよい。青ネギともやしはいずれも見ればわかる良品だ。肉もかなり煮込んでいて、さらに増量したいぐらいでおいしい。味玉も味付けがちょうどよい。メンマは結構大きくて厚みもあり、かなり存在感がある。さらに途中で生たまごを投入。これもスープとの相性が良い。わしの場合さらにおろしニンニクを投入してしまった。 久しぶりの徳島ラーメンだが大満足だ。やはり麺大盛りより普通盛プラスライスのほうがよいと思ってしまった。つけ麺もあるので時間があれば再訪しよう。
2015.12.18
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ゴールデンウィークの前から相棒と高円寺界隈でお茶しようと約束したが、ようやく行ける時間が確定した。私立大ならだいたい先週水曜日を授業日として今週の木、金を振替休日としているが、わしは祝日でも基本的に仕事するので、その進捗をあらかじめ設定しないとほとんど動かなかった。 杉並区で食事もほぼ二年ぶりで、高円寺界隈での食事も2013年2月のことだったから、いろんな宿題店が残っているし、再訪したいお店もあるが、今日は宿題店の「Bia Bia」へ。あのアイバンラーメンの出身者、しかもイラン人が開いたお店だ。「Bia Bia」というのも、ペルシャ語の「ようこそ」の意味だそうだ。 相棒の都合かつ場所が分かりにくいので1時20分ぐらいで到着。なのに三分の二の席が埋まっている。後客も次々。半熟玉子塩ラーメン、チャーシューの食券を購入。醤油を食べたいけど、塩の評判もよいそうだし、アイバンラーメンで食べた塩ラーメンもおいしかったので、お弟子さんの塩ラーメンを食べたくなったもんだ。 麺は四角い形がかなりはっきりしている細麺だ。実際に細麺としての歯切れがよいとは言えないが、コシがあるので、これじゃ歯切れがよいわけがなかろう。かなりオリジナルのある細麺だ。スープは鰹節が浮いていて、濃厚系ではないが鶏と魚介によるコクがあり、上品な味わい。厚手のチャーシューは肉の固さが保っているが口ですぐ溶けるぐらいで柔らかい。これもなかなかおいしい。 これじゃ醤油を食べたくなったが、久しぶりにアイバンラーメンにも再訪しようかという野望がまた燃えてしまったが…。
2015.05.08
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二度目の正直ということを考えているが、やはり時間的に無理だし、量が多い荻窪丸長を食った後に少し歩かないと二杯目も食えないので、少し荻窪の辺で店を考えながら散歩しよう。 と言っても、ちょっと難しいかな。まずこの辺では中休のあるお店が多い。たとえ高円寺界隈まで歩いても同じだ。電車で中野まで移動することもできるが、せっかく荻窪に来たのでこの辺でもう一食したいし、わざわざ大学から比較的に行きやすい中野界隈まで戻る必要がなさそうだ。 そこで、少し散歩してから、午後3時半に荻窪駅の近くにある「ラーメン専門店 二葉」へ。中休もあるが、午後4時からなので、3時半ならギリギリで大丈夫そうだ。 ここは元々「ラーメン専門店 二葉」の上荻店であり、荻窪ラーメンの天沼本店と異なった味を提供してきたが、現在の店主は天沼の本店を閉店し、今のお店に専念したという。いろんなことがあったみたい。 午後3時半なのに三分の二ぐらいの席が埋まっている。背脂煮干しラーメン、味玉の食券を購入。燕三条系の濃厚背脂煮干しラーメンってこと。荻窪だけでなく、首都圏でもいまだ珍しい味だ。わしは新潟へ行ったことがないが、蒲田の「らーめん 潤」で一回燕三条系のラーメンを食ったことがある。 提供された背脂煮干しラーメンは煮干しスープにかなり濃いめの醤油と多めの背脂だ。しかし、スープは醤油のしょっぱさに抑えられたように味わえた。背脂の濃度がもっと高ければ、このようなしょっぱさが感じられなかろうが、このスープは動物系の白湯で支えたものではないため、煮干しだけで濃いめの醤油に負けたかな。多めの刻み玉葱はそのしょっぱさを緩和できるが、やはり背脂がもっとあればよいのだ。少し縮れの平打ち太麺は平で弾力が良いが、絡めがちょっと弱いかな。量は荻窪ラーメンとしても少し少な目かな。昔は三河屋製麺を使っていたが、今は自家製麺だ。味付けの濃いチャーシューはなかなかおいしい。 おいしかったけど、昔の二葉のラーメンはどのような味かな、本場の燕三条はどのような味かな、と思いながら店を後にした。
2013.05.23
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一応平日だが、大学は振替休日ということでお休み。しかし急に確認しなくてはならない資料があるので、大学の図書館へ。図書館が閉館でなく開館時間を短縮することをやってくれて助かった。 さて、せっかく都内に来たので、少し歩こう。と言っても一日券を購入したのもこのためだ。副都心線で丸ノ内線に乗り換え、さらに方南町への支線に乗り換えた。かつて方南町にある日本語学校の寮に住んでいた時、よく新宿から方南町へのルートを利用してきたが、松戸に引っ越してから初めてこのルートを使ったような気がする。なぜなら、その後方南町エリアに来たらだいたい高円寺界隈もしくは中野界隈から散歩しにくることが多かったからだ。とりあえず、9年ぶりかな。 今日は、先週木曜日に行けなかった「中華蕎麦 蘭鋳」へ。新高円寺と東高円寺から25分ぐらいかかるし、方南町駅からも20分ほどかかるという駅からかなり離れる場所にある。その上営業時間が短い。昼は12時から14時までで、夜は18時からスープ切れまでだが、基本的に早い時間帯で売り切れが多いみたい。さらに日祝お休みで、土曜日も昼15時までってこと。わしにとってハードルが高いお店だ。何回訪問するつもりだったが、仕事の対応で遅れて閉店時間が間に合わなくなったのだ。実際に今日もギリギリだ。 結局1時30分ぐらいに到着。やっているので入店。中華そばを注文し、超らーめんナビのクーポンで味付玉子をお願いした。閉店時間しかもランチタイムの終わりに近い時間帯にもかかわらず、ほぼ満席で後客もいる。すごい。 煮干しを効かせた動物魚介スープだ。トロトロしたまでの濃度ではないが、煮干しがかなり濃厚でおいしい。魚粉系が流行ってきた味より、わしはこのようなシンプルな味わいが好みだ。中細麺は歯ごたえも絡めもよい。大盛じゃなくても十分なボリュームがある。味玉もおいしい。チャーシューは炙ったもので、何かの香辛料を使ったようで、かなり香ばしい。とはいえ、スープを抑えることなく、むしろ煮干しスープとかなり合う。ただし、筋がちょっと多いので、歯ごたえがそんなに良いとは言えない。 おいしくいただいた。早めに来ればよかったと思ってしまった。なお、5月3日から5日まで限定の塩ラーメンのみで、12時からスープ切れまでの提供である。毎回大盛況のようであるが、わしはやはりパスだ。
2013.05.02
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漢珍亭を後にして、青梅街道に沿って環七へ。時間的に三軒目に行けそうだが、とりあえず、量的にも有名なお店を狙っているので、その店でいただいてから三軒目にいくかどうか決めよう。 狙いは、通称代田橋大勝軒の「ラーメン餃子専門店 大勝軒」だ。三月頃からかな、代田橋大勝軒は四月いっぱいという情報がネットで流された。永福町大勝軒系ではないという情報もあるが、店主は永福町大勝軒の親戚という情報もある。わしがこの店の存在を知った時、すでに永福町大勝軒系として認知している。こっちもご高齢での閉店だという。 店に入ろうとすれば、女将さんから、麺はわしの前の方まで終わりと告知された。ただし、女将さんも、物足りないかもしれないがワンタンなら提供できると仰ったので、ワンタンをお願いした。もともとメニューでもワンタンが載せてある。 店内は満席状態になっている。初訪問もこの時間だったと覚えているが、三分の一の席が埋まっていた。つまり今日は三時半のタイミングで売り切れた。ワンタンだけでもいいから食べたという後客もいるが、断られた。 しばらくしてワンタンを提供したが、女将さんから、麺が少し残っているので入れたと告知された。こりゃ驚いた。まぁ、わしは元々ワンタン麺を注文したかったということで喜んでいる。 スープは煮干しスープだが食べたことのある永福町系の中でも薄いほうだ。多分そのせいで、やや薬味に抑えられた。ただし、これはあくまで麺とワンタンがたくさん入ったのでネギが一箇所に集まって味を強めて出てきたせいだと思う。決してスープの味が足りない意味ではない。デフォの麺は三玉だそうだが、残りの麺と言っても二玉あるかな。ワンタン麺なら煮玉子も入っているが、ワンタンなら入っていないのも当然である。しかし、入れてくれた麺とワンタンの量はかなりあり、ワンタン麺より多いかなと思う。 連食だし、量も想像以上多いので、少しスープを残したが、ほぼ完食。麺を入れてくれたのに、サービスということで、ワンタンの値段で支払うことになった。ありがたい。後に話を聞いたら、閉店を決めた後に、ふだんよりさらに多めの材料を用意するのに、売り切れの状態が続いている。店主も、閉店当日の状況が予測できないとおっしゃった。 いずれにせよ、地元密着の老舗が閉店することでかなり悲しがってきた。この量だと、三軒目が無理だということで、悲しがっていながら帰宅の道へ。
2013.04.25
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最近いくつかの閉店情報が入ったのでかなり驚いた。二郎高田馬場店は今年に入ると店が開いていなかったが、閉店することになった。元々店主が体調不良で一時長期休業し、今のとこに移転再開したということで非常に残念。北千住の子竜は事情で三月末にすでに閉店した。後は、大久保の翔丸は五月に閉店すると決まったそうだ。しかしもっともファンと業界を驚いたのは、おそらく歴史の老舗の閉店であろう。 というわけで、大学で用事を済ませてから、荻窪へ。荻窪界隈って、6年ぶりだったけど、近くの阿佐ヶ谷界隈さえ3年以上ぶりだった。狙いは、今月いっぱいの、「中華そば 漢珍亭」。 昭和22年創業で、元々○仁という名前だったそうだが、今は漢珍亭として知られている。狂熱のファンは依然マルジンということで店を読んでいるらしい。荻窪ラーメンの老舗として知られているが、店主の高齢で今月いっぱいということを、大御所に教えていただいた。GWならおそらく時間もないし、閉店直前なら店のいろんな状況も把握しにくいので、比較的に余裕のある今日に訪問を決行。 駅前からすぐ店を見つけた。漢珍亭という店名だが、看板で〇仁の文字が残っている。店は二階にもあるし、店内も狭いが、満席状態になっている。年配の方とサラリーマンは客層の中心みたい。5分待ちで着席。ラーメン、味付け玉子を注文。四月いっぱいということで、材料がなくなり次第提供を辞めるメニューもありそうだ。例えば、味噌の仕込みもしないので、味噌ラーメンの提供はすでにやめた。餃子も数量が限られるそうで、夜営業もあるのに、午後1時半というタイミングで売り切れ。 昔ながらのの中華そばのようであるが、昔ながらの中華そばもしくはこれまで食ったことのある荻窪ラーメンに比べて、少し違った処がある。スープは醤油と鶏ガラが比較的に薄めだが、揚げニンニクと胡椒で仕込まれた挽肉は味を変化させたのだ。麺は春木屋系と昔ながらの中華そばより太くて、やや平なもので、縮れの感じもしない。茹でも柔らかいほうだ。麺の量はそれほど多いとは言えないが、スープの量からみれば相当あると思う。バサバサの食感をしたチャーシューは昔ながらの中華そばのままだ。味付け玉子はいわゆる黄身まで固まった煮玉子だが、調べたところ、どうやら漢珍亭は、はじめて味玉を提供したお店らしい。この味なら確かに歴史を感じさせたものだ。 春木屋もしくはこれまで食ったことのある丸長大勝軒系からみれば、丸長系と春木屋系の中間に位置付けたほうがいいかなと思ったが、店によって味が違う荻窪の丸長系を全部食ったことのあるわけではないし、春木屋系も春木屋しか食ったことがないので、漢珍亭という店のオリジナリティーと言ってもよかろう。店を後にしたら行列ができている。やはり年配の方だ。地元の人々に愛されている証であろう。このような老舗が消えたということにちょっと悲しがってしまった。昭和22年以来、お疲れ様でした。
2013.04.25
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立てこもりの作業が続いているが、友人が一日でも部屋を出て気分転換をしろってご厚意で、今日高円寺へ。友人たちと合流してから、「中華そば 素和可」へ。 大宮の「ラー戦場 大宮情熱屋台」を出身した店主阿が去年6月にオープンしたお店だ。実は去年の7月に訪問しようと思って来たが、臨時休業だった。あれから半年以上を経ったが、評判が相変わらずよかったらしいということで、ぜひ訪問したい。 先客なし。特製中華ソバの食券を購入した。醤油、塩、つけ麺、およびトッピングの組み合わせ。バリエーションがシンプルだが、シンプルで勝負する意気込みも感じられた。 綺麗な清湯に中細ストレート麺。麺は日本そばの食感に近くて、喉越しと歯ごたえもよかった。この麺は和風の醤油スープとの相性もいい。醤油味も強いが、スープも相当コクがある。固さがちょうといいチャーシューと味玉もなかなかおいしい。外見からみれば、普通の和風ラーメンと変わらぬようだが、実にしっかりしている。 しかし、味がかなりいいのに昼12時に近いのに客が入ってこないとは心配だ。商店会からかなり離れた場所にあるので、苦戦しているかな。時間があれば必ず再訪する。
2013.02.08
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少しふらふらしてから再び電車で高円寺へ。打ち合わせの場所は中野だが、高円寺から中野まで歩いても15分ほどしかかからない。だったら、ずっと食べに行きたいがみずほ台まで行くことができない「支那そば 一本気」の支店「支那そば 一本気 あき田~AKITA」へ。 店は「高円寺らーめん横丁」にある。この施設のお店はかなり変わりが激しいような気がする。施設が始まった時の大喜、くるり、くにがみ屋、TETSUとのその関連店はもう全部撤退した。 この施設は年末年始もやっているということで助かるが、中本だけ休み。比内地鶏味玉らーめん(醤油)の食券を購入してから入店。先客5。家族連れもいるのでちょっとびっくりした。本当は、鶏100%の塩ラーメンを食うつもりだったが、最終的にまず普通の支那そばを食いたい気持ちが強かったので…。 口コミではほとんど塩だが、塩に比べ、かなり違うみたい。水菜とワンタンも入っていないし、比内地鶏の味玉も別皿でなく丼に乗せたのだ。この鶏100%と煮干しによる醤油スープはかなり濃度が高いが飲みやすい。というか、スープは清湯だと思うが、醤油の濃度が高いみたい。と言ってもスープは醤油に抑えられていない。縮れ細麺もこのスープとの相性がいい。鶏と豚のチャーシューもなかなかおいしい。 おいしかったと思う。次はいよいろ鶏100%の塩ラーメンだが、みずほ台の本店にさらに行きたくなってしまったけど…。
2013.01.03
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人に必ず大勢の友たちを持つかどうかは別として、人に必「相棒」になってくれる友が必要だと言えよう。わしは基本的に一匹狼だが、数少ないものの周りに必ず何人のありがたい親友がいてくれる。今日はいつも助けてくれる「相棒」と一緒に食事する。 前回高円寺界隈での食事は、2011年4月のことだった。その後に近辺で食事したことがあるが、その近辺というのは隣接の中野駅の辺だった。 ところで、狙っているお店はシャッターが閉まったままだ。先月中旬にオープンしたばかりの新店だが、不定休だ。まさか今日はその不定休ということだ。 仕方なくて、ほかのお店に行こう。激戦区なので選択肢が多いが、六年ぶりに「旅の途中」へ。 高円寺界隈での有名店だが、商店会からかなり離れた場所にあるため、並ばずに食べられる有名店としても知られている。6年ぶりなので、いろいろなことが変わった。まずホームページが見つけられなかった。次に、夜の部は、セカンドブランドの「YORU NO TABI BASARA」として営業している。 開店直前に到着したら、先客なし。工藤公康に似てる店主でないスタッフ一人が担当するってこと。すぐ後客が入店。満席と行列にはならないが、常に客が入っているってこと。おそらく夜に締めのラーメン屋として利用する客も多いかもしれぬ。 未食のしおらーめん、あじたまを注文。相棒はらーめん、あじたまを注文。らーめんは醤油味だが、昔もこってりとあっさりがあったが、今の味はあっさりにあたる。 相変わらず、野菜とあじたまは別皿での提供。また醤油は黒い丼、塩は白い丼を使用。 塩、と言っても、醤油のような深い色がしている。豚骨、鶏ガラ、魚介のトリプルすーぷだそうで、実に深い味わい。中細麺は歯切れがよく、絡めもいい。厚手のチャーシューは味付けと硬さもよい。あじたまは味付けが濃いが、黄身がとろとろしている。メンマとネギなどは野菜に抑えられ、やや存在感がなくなった。 やはりレベルが高いね。なかなかこの界隈に来れないし、選択肢も多いので、ずっと再訪していなかったが、再訪してよかった。
2012.07.03
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相棒と別れた後、電車賃を節約するため、代々木上原へ。230円と190円の差だけだけど。まぁ、途中で早い夕食を食いたいってのは図星かな。 環七はラーメン激戦区だが、中休みを取るお店が意外と多い。ただしすでに目標を決めたので別に困ることがない。 わしが昔杉並区の国際学生寮に住んでいたが、いつも方南町を利用していたし、日本語が下手であまり外出もしていなかったので、代田橋まで来ることがなかった。食べ歩きが始まってから代田橋の辺で店が多いことが分かった。しかも老舗も多い。今日は、代田橋にある老舗「ラーメン餃子専門店 大勝軒」へ。 大勝軒を見たら東池袋系のお店だと思われることが多いが、この通称「代田橋大勝軒」のお店は永福町系だ。しかも永福町の親戚らしい。午前11時から午後5時までの時間しかやっていないのも、環七界隈のお店として珍しいほうだ。 商店会にあると言っても、昔の商店会だから、古い一階と二階だけの一戸建ばっかり。要約店を見つけたので入店。先客なし。年配のおやじさん一人でやっているお店だ。永福町として珍しくいろんなバリエーションだけでなく、ギョウザまで提供しているが、ワンタン麺を注文した。 流行っている煮干し味よりやや薄めだが、永福町系らしい味わいだ。ゆずも入っている。永福町系は量が多いっていうことなので覚悟ができていたが、ここの並は同じ永福町系のまるきの中盛と同じぐらいかな。細麺は茹でがややカタメだが、カタメを注文する人もいるらしい。個人的に普通のままでもよかった。小さいチャーシューは味付けも、歯ごたえもいい。ワンタンは8個ぐらい入っている。これも驚いた。肉が少ないが、川がぷりぷりしておいしい。これぐらいの量なら、850円って安いもんだ。 支持者の多い理由がわかった一杯だ。やはりこの味じゃ飽きないね。そういえば、個人的に永福町の味が好きではないが、永福町出身者のお店の味が好きだという傾向だ。ところで、メニューでは、氷が必要な方にいつでも電話って旨が記入された。これも、地元に密着している証かな。
2011.04.21
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昼食を済んでから作業を再開し、午後4時半までしてしまった。別に長い時間帯の作業ではないが、行きたいお店があるので、早めに作業を終了したいもんだ。実はとらさんでMr.Dolphinさんは1月12日から25日までの「我流旨味ソバ 地雷源」の営業形態について告知した。なんと、夜に「ィ夜の味噌ソバ 裏七Jimmy」として営業するってこと。 「ィ夜の味噌ソバ 裏七Jimmy」というのは、2008年12月に、地雷源の深夜の部としてオープンしたお店だ。しかも二郎インスパイアの味噌ラーメンを提供する。2年前までやっていた「味噌らーめん専門店 HOLIDAY」はかなり好評だったということで、この二郎インスパイアの味噌ラーメンを食べたくなった。しかし、月水土の夜22時半から深夜1時までの営業時間は、わしにとって訪問できる時間ではなかった。せっかく行ける時間帯でやってくれるのに、行かなくてはならない。しかし、もうすぐ期末のきついスケジュールに突入するので、今日しか訪問できない。そのため、訪問を決行した。 5時頃に学校から離れたが、歩いて新宿へ京王線で行ったので、開店5分前に到着した。方南町より、代田橋から歩いていったほうが近いね。ところで、6時に過ぎたのに開店の様子がない。まさか営業時間を間違えたのではないかと思ったら開店。食券機から味噌ソバ、味玉の食券を購入し、カウンターに置いてから着席した。 提供の直前に、スタッフから例の呪文「ニンニクいれますか」を聞いた。多めをお願いしてからの提供。キャベツともやしが中心となった野菜および厚手のチャーシューとはまさに二郎の感じだ。しかし、例の裏返しをしたら、豚骨醤油ではなく味噌スープであることが明らかになった。四角い縮れ太麺はコシもあるし、絡めもいい。これもまさに二郎だ。豆の香りがすごい味噌スープはかなり濃厚だ。多めのニンニクを入れてもらったけど、スープの味に勝てないような味わいだ。背脂も入れたようだが、その存在が感じていなかった。ただし寒い天気だから冷めやすい。そのため早めに食べたのほうがいい。固さがちょうどいいチャーシューまで二郎に似てるとはすごいけど、味付けの方が違うみたいだ。 イベントに参加するため閉店日を延期したが、超らーめんナビの佐々木達人速報では、移転先を探しているけど、方南町での営業も引き続きするそうだ。こりゃありがたい。しかし、やはり変則営業のため来易くなった「ィ夜の味噌ソバ 裏七Jimmy」に来てよかったと思う。
2010.01.16
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がんこ西早稲田を後にしようとしたら、メガネさんもいらっしゃったので、幹事長さん、スモール(?)スクーターさんと一緒に、メガネさんとお話した。 メガネさんが入店した時、わしは1人で方南町へ歩いて向かった。すでにとら会議室とオフィシャルホームページで告知されたが、あの環七の名店「我流旨味ソバ 地雷源」の閉店について。わしにとって、ラーメンに惚れて食べ歩きを始めた一軒であるので、その閉店にびっくりした。ただし本来今月27日をもって閉店する予定だったが、イベントに参加するため、閉店を延期したということだ。また、そのまま閉店ではなく、中野に移転するらしいのでちょっと安心した。ただし、移転先と閉店時間についていまだ発表されていない。 とりあえず、来年年始からかなり忙しくなるので、訪問する可能性がなさそうだ。そのため、勢いで今日に訪問することを決意した。しかもわざと遠いルートで行った。これのせいで12時半ころ出発したが2時にようやく到着。新目白通りで行けば、1時間半しかかからなかろう。 変な時間なのに、三分の一ぐらいの席が埋まっている。鯉谷店主1人の体制だ。食券機から、我流旨味ソバ(醤油)と味玉の食券を購入し、鯉谷店主に渡してから着席した。張り紙を見たら、12月30日から1月2日まで冬期休業であることがわかった。地雷源は年末年始でも休まずにやることがあったということで、リスクが高いとわかっているのに今日に訪問することを決めたが、やはり危ないね。 さて、わしにとって4年ぶりの我流旨味ソバだが、昔にはなかった揚げネギの香りが嗅げた。しかし、それで醤油味のスープを抑えることがない。むしろバランスがいいように味わえた。麺も変えたかな。本来はもっちりした中太ストレート麺だったが、今は茹でが柔らかめの中細ストレート麺だ。なんかスープと麺の感じは支那そばやっぽくなった。しかし、麺の量も結構あるし、麺とスープのバランスもいい。味玉、炙りチャーシュー、メンマも相変わらず美味しい。 恋しい一杯だ。昔いつでも食べに来れるが、今になってもできる限り時間を作って訪問したい。しかし、そのまま閉店じゃなく移転のため閉店するので、安心した。とりあえず、閉店前にもう一度訪問したいけど、その時間が作れるかどうかは、わしが決めることではない。
2009.12.29
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じゃぐらを後にしてから、環七に沿って方南町方面へ。日本に来たばかりの時に方南町エリアにある学校の寮に住んでいたが、日本語がかなり下手な時期なので(今はかなり下手から下手になったけど)、外へウロウロする勇気がなかった。そのため、高円寺エリアまで行くことがなかった。結局松戸に引越してから、何回高円寺を経由し、方南町へ行くことがあったけどね。 方南町まで来たら、このエリアで一番有名なお店に行かなくてはならないね。それは、かつて週一回ぐらい通っていた「我流旨味ソバ 地雷源」だ。ところで、金曜日って、地雷源の定休日のはずだが、現在「BLACK FRIDAY」というセカンドブランドのお店をやっている。そもそも地雷源は二毛作だけではなく、三毛作の草分けでもある。かつては昼の部に地雷源、夜の部につけ麺専門店「濃厚つけ汁ソバ FRIDAY」、定休日の金曜日に「定休日の味噌ソバ HOLIDAY」をやっていた。FRIDAYとして勝田で支店も出した。しかし、現在、杉並でFRIDAYとHOLIDAYは休止中だ。FRIDAYは地雷源と統合したということだ。前回地雷源に訪問した際に鯉谷店主とお話したら、HOLIDAYはもうやめたということだ。その代わりに、金曜日の定休日に「BLACK FRIDAY」として営業している。さらに、月、水、土の夜10時半から深夜1時半まで二郎インスパイアの味噌ラーメンを提供する「ィ夜の味噌ソバ 裏七Jimmy」として営業している。車を持っておらず、電車と足でしか移動できないので、「ィ夜の味噌ソバ 裏七Jimmy」への訪問は不可能であろう。ただし、今日は金曜日だから、「BLACK FRIDAY」への訪問がようやく実現できたね。 12時半に到着したら、ほぼ満席したが行列なしだ。6年前ならば、昼夜と関係なく、10人ぐらいの行列が常にできていた。2回平日のHOLIDAYに訪問した際にもすごい行列ができていた。たいぶ落ち着いたようだね。食券機から「ロイクーメーン」の食券を購入し、カウンター席に着席した。鯉谷店主はいないが、一人のスタッフは調理を担当している。 壁にイカスミと書かれたポスターもあるので、イカスミをベースで作ったスープだと思う。いつもラーメン屋に訪問すれば、事前に調査するけど、地雷源ならば味の質が信頼できるのでその必要がなく、わくわくして麺の提供を待つだけでいい。というか、ほとんどの客はロイクーツケメーン、つまりつけ麺を食べているが、わしだけはロイクーメーン、つまりラーメンを注文したみたいだ。 ほどなく提供。店名に相応しい外見だ。スープが真っ黒で、麺を食べようとすれば、黒いスープが事前に絡んだため黒くなったようだ。動物魚介風味だが魚介が中心かな。イカスミだからしょうがないけど、このように黒いスープなのに、動物系スープとのバランスがいいとはすごい。もっちりした太ストレート麺もこのスープと合う。炙りチャーシューは地雷源の炙りチャーシューに比べて炙った程度がやや低いけど、味付け、肉の硬さがちょうどいい。 美味しいだけではなく、不思議な味だ。さすが地雷源だと思う。これ「ィ夜の味噌ソバ 裏七Jimmy」にも訪問したくなった。日本を去る前に訪問してみようか。
2009.11.06
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明日からうちの大学は学園祭を行うが、今日はその準備ということで休講になった。おかげさまで給料もパーだ。せっかくの祝日なので、どっかへ行こうかと思っていた。結局相棒の学会発表の壮行会ということで池袋から歩いて高円寺まで行ってしまった。ところが、相棒が急遽に作業をしなくてはならないので来れなくなった。仕方なくて一人で行く。目標は「豚骨らーめん じゃぐら」だ。 豚骨らーめんを掲げただけではわざわざ豚骨ラーメン屋が多い高円寺まで来る必要がない。しかし、このじゃぐらの店主はなんとあの武蔵境の超有名店「ラーメン きら星」で修行したそうだ。武蔵境までいく暇がないけど、高円寺へ行けば、きら星出身のお店のラーメンが食べられるっていうことは魅力だね。 店は高円寺の商店会にあるけど、賑やかな地域ではないところだ。そういえば高円寺エリアで賑やかな場所から離れた名店も少なくないね。 11時35分頃に到着。店頭で、高円寺NO1濃厚豚骨ラーメンおよび多分という説明を書いた札が立たれた。豚骨入店したら先客1だ。ラーメン、豚のりおという味玉とチャーシュー一枚増量のトッピングの食券を購入し、カウンター席に案内してもらった。スタッフがオイルの選択を案内した際に、魚介オイルを選んだ。オープンの時は黒麻油と魚介オイルのみだったが、今はネギ辛味油の提供も始めた。広い店舗でテーブル席まで設置したけど、カウンター席のところが意外と狭い。内装の設計かな。 ほどなく提供。豚骨醤油スープに海苔、キクラゲ、ネギというのは九州ラーメンみたいだ。この茶色のスープはかなり濃度が高くて、トロトロしている。これまで食べた豚骨ラーメンの中でも一番濃厚のほうだと思う。しかしまったくしつこくない。魚介オイルをかき混ぜれば、意外と効き目が弱い。よく考えれば、スープの濃度がそこまで高いので、魚介オイルだけで流行ってきた豚骨魚介スープまでにするのが無理がある。もっちりした太縮れ麺はこのスープに負けないものだ。スープの濃度が高いので、麺の絡めがいいのも言うまでもない。チインパクトのあるスープと麺に比べて、味玉、チャーシュー、メンマはややイメージが薄い。 これじゃ武蔵境に行かなくても、きら星の味が食べられるようになったね。高円寺エリアの豚骨ラーメン屋を全部食べに行ったわけではないけど、この味からみれば、高円寺NO1濃厚豚骨ラーメンというスローガンも伊達じゃない。しかし、さすが空腹で池袋から歩いてきたので、この濃厚なスープが飲み干すことができなくなったが...。 そうだ。ただいま午後5時半から、チーズクリームラーメンを10食限定で提供している。
2009.11.06
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「RAMEN CiQUE」から出てから、阿佐ヶ谷駅の商店会で同僚たちとちょっとコーヒーを飲んだ。コーヒーにこだわる同僚ってすごいね。と言っても、わしもラーメンにこだわっているけど。 1時半ころ、同僚たちと別れた後に環七へ。環七から新宿に向かってきた。いろんなルートがあるけど、わざわざ方南町へ。わしが日本に来たばかりの時、学校の国際学生会館に住んでいたが、その会館は方南町にある。近くに一年前にオープンしたお店がある。それは「我流旨味ソバ 地雷源」だ。松戸に引越す前に、週一回、二回ぐらいのベースで地雷源に通っていた。地雷源はまさに、わしがラーメン食べ歩きのスタートの一軒である。 ところが、松戸に引越してからはほとんど来なかった。地雷源の夜の部で、二つ目のブランドで、今やっていない「濃厚つけ汁ソバ FRIDAY」は2005年に訪問したことがある。三つ目のブランドで、金曜日限定営業で、今やっていない味噌ラーメン専門店のHOLIDAYは2005年と2007年に訪問したことがある。しかし、地雷源自体は2005年8月の遠征以来に訪問していない。因みに、鯉谷店主がFRIDAYとHOLIDAYを店長に任せて、地雷源しかやっていなかったので、わしは約4年以上鯉谷店主を見たことがない。なお、当時FRIDAYとHOLIDAYのスタッフの中で、現「バッソ ドリルマン」の品川店主はいた。 午後2時に入店したら先客2だ。さすがこの時間に来たら行列ができないね。入り口の近くに2007年の年始に来た時にはなかった食券機が設置されている。いろんなメニューを食べたいのでかなり迷っているが、CiQUEで塩ラーメンを食ったので、醤油を食べたい。そこで、未食のフランキー中華ソバ(醤油)の食券を購入して着席した。結構前に限定メニューとして提供されていたらしいが、今は定番のメニューになった。すなわち、塩味も提供されている。 鯉谷店主とスタッフ1人の2人体制だ。鯉谷店主はかなり痩せたようで、完全に細く見えた。やはりラーメン屋の経営は大変だね。 しばらくして提供されたフランキー中華ソバの醤油味だが、かなりシンプルのようだ。ラードが浮いているが、鶏油みたいだ。鶏油と醤油を効かせた動物系に煮干の醤油スープだと聞いたが、鶏油の効果があるので、動物系の味が強く味わえた。ところが、油っぽいと思われるが、飲みやすい。このようなスープなのに、もっちりして、つるつるした太麺はこのスープと合う。麺は量も結構あるし、絡めもいい。流行ってきた魚粉系の豚骨魚介スープより軽いスープだが、太麺にも負けないとは、すごい。具はチャーシュー、メンマ、海苔、白髪ネギ、水菜がある。チャーシューはもちろん地雷源の炙りチャーシューだが、定番のチャーシューより味付けが濃い。 地雷源は塩がうまいと知られたが、わしは地雷源の醤油が好きだ。やはりスープが美味しいので、醤油で提供しても美味しくいただける。シンプルな中華そばなのに地雷源のオリジナリティが味わえる逸品だ。 店を後にする際に、鯉谷店主がちょうどカウンター席の片付けをしに来たので、オヤジさんは痩せたねと声をかけた。3、4年前より10キロぐらい痩せたということだ。鯉谷さんは、わしが千葉から食べに来たことを聞いた時もびっくりしたようだ。しかし、ここのラーメンなら、北海道か沖縄に住んでいる方がわざわざ食べに来る価値がある。 近いうちにまた来ると鯉谷店主に伝えてから店を後にして、新宿に向かった。
2009.08.15
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2005年の夏以来、研究およびアルバイトが忙しいため、大型遠征を行っていなかったが、今年から、経済的にさらに大変になったものの研究も進んでいるし、もうできないかもしれないということで、時間があればちょっと遠征をやろうと思う。 さて、数日間で立てこもっていたが、今日の天気がよかったので、遠征をやることに決めた。そのため、朝10時から目白を降りて、目白通に沿って高円寺へ。高円寺駅で1人の同僚と合流してから、阿佐ヶ谷駅へもう1人の同僚と合流し、一緒に南阿佐ヶ谷へ。目標は、最近かなり注目されている「RAMEN CiQUE」だ。 道に迷ったら失礼だし、自らの舌で味を確かめない店を紹介することも失礼だと思うため、わしは行ったことのないお店に他人をつれて行かない主義だ。けど、FILEさんがよく通っているこの店なら安心だと思う。 予想通に、行ったことがないので、ちょっと道に迷いそうだけど、連れの2人が高円寺、阿佐ヶ谷エリアに長く住んでいる方だから助かる。11時45分に無事に到着した。が、満席で5人待ちだ。若い店主は1人で切り盛りをしている。とりあえず塩ラーメン、黒味玉(醤油)の食券を購入し、おとなしく待つことだ。味玉も塩味と醤油味の二種類があるとは、すごいね。 10分ほど待ったら席を案内してもらった。ほどなく提供。FILEさんのとこで見た写真とほぼ変わらないが、実物を見たら、さらに清湯スープの透明感が感じられた。鶏ガラがベースだと聞いたが、なぜか魚介の味も味わったような気がする。馬鹿舌だからわからない。ただしうまみが口に溢れてきたのに、あっさりして飲みやすい。こりゃすごい。中細麺はコシもあるし、絡めもいい。しかし、あっさりしたスープなのに、ちょっと太さのある麺とそこまで合うとは、すごい。 麺を茹でている時一緒に温めた黒味玉はトロトロまでしていないけど、卵黄と卵白の柔らかさはバランスがいい。チャーシューは肩ロースかな。柔らかいけど歯応えがいい。なぜか、あるお店のチャーシューを思い出させたぐらいだ。海苔、細めのメンマ、お麩、野菜、長ネギも入っている。お麩は面白いね。 同僚たちも絶賛した。やはりこの店はすごい。醤油も食べたくなったが、やはり次にしようか。って、次はあるかな。遠征の一杯目はこのような美味しい一杯がいただけたとは、よかったね。すごいという言葉をかなり書いてしまった日記であった。
2009.08.15
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毎年のこの時期は学会の開催ラッシュだ。わしもいくつかの学会に参加しているが、実際に必ず出席したのは、いつもお世話になっている学会だけだ。小さい学会だが、論文のコメントおよび研究のサポートも大きい学会より助かる。 ところで、これは恐らく留学期間で最後の出席だが、今回の大会のテーマはわしの研究とまったく関係ないと言ってもいい。そのため、せっかく学会がめったいに行かない地域で行われたので、ついでに大型遠征を行うと考えた。その一軒目は、浜田山にあり、たんたん亭系の総本山「支那そば たんたん亭」だ。 日本に来たばかりの時永福町の近くにある寮に住んでいたけど、まだラーメンにはまっていない時期および日本語がヘタクソな時期がかぶっていたので、この辺に来ていなかった。さらに、最近けっこう多くの有名店ができたため、通っていなかったことがちょっと惜しいと思った。ただし、多くの新店ができているものの、たんたん亭の存在を無視しなくてはいかない。これまでけっこう好きなワンタンメンのお店の中で、はるばるてい、嚆矢、八雲、かづ屋、閉店した八島は全部たんたん亭系に属する。嚆矢ははるばるてい出身だから孫弟子にあたる。ただしたんたん亭の店主は今店をほかの人に譲って、自らが西荻窪で「支那そば いしはら」をやっている。 とりあえず、11時ジャストに浜田山を降りて、すぐ駅の近くにあるたんたん亭へ。店が入った建物は今工事中だが、店はやっている。すでに先客3人だ。着席して、ミックスワンタンメンを注文した。ミックスワンタンメンというのは、エビワンタンと肉ワンタンを一緒に麺に入れるということだ。これはたんたん亭系の代表的なメニューだ。チャーシューミックスワンタンも代表的なメニューだが、連食のため自粛。冷やしそばもやっているらしい。 店主みたいなオヤジさんを含めて4人体制になっている。中の1人は麺とワンタンの茹でを同時にやっている。オヤジさんともう1人のスタッフは厨房に大きい寸胴で煮込んでいるスープを調整している。カウンターの近くに小さい寸胴には客に出すスープを置いた。 しばらくして提供したミックスワンタンメンだが、ワンタンがなければ完全に昔ながらの支那そばだ。魚介がメインだと思ったが、実際に素材がかなり融合した味だと味わえた。アッサリしながらコクがあるということだけではうまく説明できないぐらいだ。 中細麺は歯応えがいいし、絡めと噛みもいい。やはり比較的に軽いスープだから、このような麺が一番合えるかもしれぬ。チャーシューは焼豚で、つまり広東式のものだ。ちょっと硬いけど、味付けと肉の質もいいと思う。メインのワンタンだが、皮が薄い。しかしプリプリのエビは大きい。小さいそうな肉もしっかりした。 これこそ総本山の力だと思う。しかし、まったく総本山の様子がなく、むしろ地元に愛されている店のようだ。客もほとんど常連のようだ。浜田山に住んでいる人にうらやましいね。 店を後にして、今回の遠征を始めた…
2009.06.06
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せっかく西荻窪に来たので、もちろんもう1食だ。西荻窪エリアで、超らーめんナビの達人が四つ星およびそれ以上の星を付けた店はかなり多いが、土曜日夜で営業する店が少ない。そこで、星が少ないが、あの「中華そば 青葉」の新しい味の店へ参った。 本店のようにカウンター席のみだが、雰囲気がちょっと変だ。スタッフにはあまり活気がなさそうだ。よく聞いたら、店長以外のスタッフは全部中国人または韓国人みたいだ。とりあえず、特製中華そばを注文した。本店の値段より50円高いね。 スープはちょっとぬるい感じだ。透明感のスープなので確かに非常に濃厚だと言える。ただし、やはりあぶらっぽい感じがした。ぬるいからさらにその感じが強まってきたかな。 平打ち風の太麺も青葉のストレート太麺と違った。コシのあるタイプだと思ったら、茹でが柔らかめなのだ。ちょっと惜しい。この麺でつけ麺を食べたらどうかなと考えている。 だが、スープと麺との量のバランスは変だ。スープの量がさらに多かったほうがよいと思う。さらに比較的に本店のほうがスープが多いような気がする。また、チャーシューは本店より一枚多いが、本店より薄い。 スタッフの指によって、減点した。スタッフが麺を出した時、指が丼に入れそうになったと見えた。これはラーメン屋として大失敗だと言える。青葉はチェーン化以後、サービス態度もますます悪くなったように感じられる。しかしまさかここまで…
2007.10.13
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ワンタンメンの有名店の中で、たんたん亭系は最も勢力が大きいと言える。わしが食べたことがあるワンタンメンの店のほとんどはたんたん亭系の店だ。例えばかづ屋、はるばるてい、支那そば 八島、支那そば 八雲。 まだ浜田山にあるたんたん亭に行っていないが、たんたん亭よりさらにたんたん亭らしい店に行くチャンスがまさか来た。たんたん亭の創業者はすでに店を弟子に任せてほかの飲食業を参入したそうだが、去年年末西荻窪で「支那そば いしはら」を開いて、ラーメン業界に戻ってきた。かなり遠いのでなかなか行けなかったが、今日学会に出席するため西荻窪へ参った。そして、昼食はここへ。「支那そば いしはら」だ。 もし看板がなかったら、外見だけで普通の住宅のように見える。狭い店なのでちょっと待っていてから着席した。好評のミックスワンタンメンを注文した。つまり海老ワンタンと肉ワンタンのミックスだ。 麺は中細縮れ麺だ。少ないと思ったが食ったら結構ある。店主はタイマーを使わずに茹で加減を把握できて、茹で加減のよい麺を茹でたとは、まさに職人だね。この麺の歯切れはかなりよい。 醤油スープは昔ながらの中華そばのスープだ。豚ガラ、鶏ガラ、魚介スープによるトリプルスープだそうだ。濁りの味が感じられず、本当にいい味わいだ。 海老ワンタンの海老も大きい。肉ワンタンの餡も多いし、肉汁も凄い。チャーシューの柔らかさと味付けもよい。さすがたんたん亭の創業者としか言えない。メンマの存在感はちょっと弱いけど、ほかの具が庇ってあげたので、麺の全体のバランスを保った。 これこそ東京のワンタンメンの一系の元だという感じだ。うまい、うまい、本当にうまい。今日連食だが、疲れたので明日書く。
2007.10.13
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再び高円寺界隈へ参った。元々てつやへ行くつもりだったが、口コミでてつやの醤油ラーメンへの多くの批判を読んだから、ちょっとためらってしまった。環七に近い高円寺界隈も激戦区と見なされたので、結構多くの店がある。そこで、行ったことがない「麺屋 はやしまる」へ参った。店主は目黒の有名店「かづ屋」で修業したが、光麺、げんこつ屋で修業したこともあるそうだ。 店は結構探しにくい場所にある。確かに高円寺北の商店街エリアにあるが、商店街ではなく、商店街から小さい路へ右折しなければならないので、注意しないと見落としやすい。 かづ屋と言えばワンタンメンだから、醤油わんたんめんを注文した。かづ屋で修業したが、まったく違う味が出した。かづ屋のやや透明感のあるスープに対し、はやしまるのスープは煮干しと鰹節によって、やや今都内で流行ってきた豚骨魚介スープの色に近いものだ。煮干しの匂いは強いのではないが魚介のコクが感じられるのだ。塩スープもできるから、店主の自分のスープへの自信が感じられるのではないか。 本家のかづ屋の細麺ではなく、東池袋大勝軒風の自家製の太麺だ。コシがあって、つけ麺の麺としてもかなり合うレベルだと思う。たんたん亭の目印である広東式のチャーシュー2枚が載せられた。味付もよい。大きいメンマも味付けがよい。 とくに肉わんたんがうまい。本家のエビワンタンではないが、かなりうまい。肉汁が感じられるだけではなく、香りからみれば、ニンニクも使ったように感じられる。台湾で、よ水餃子の中の肉の味を強めるためよく少しニンニクを入れたということだから、久しぶりに台湾の水餃子を食っていないわしは、この故郷の味に近い味に懐しくて、感動した。 高円寺界隈で3位以内にも入る店と評価された口コミを読んだことがある。わしもこの店を勧める。本家に譲らないというよりも、自分なりの味ができたと言える。次は塩わんたんめんを食べよう。カッカッカッカッ!
2007.01.08
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年末年始の休みだから、平日より時間があって、行きづらい店へ行けるはずだ。が、多くの店が休みだから、かえって行ける店が限定された。とにかく金曜日だから、金曜日にしか行けない店に行きたくなった。その店は「味噌らーめん専門店HOLIDAY 」だ。前回は2005年の年末に行ったということだ。毎年の夏は必ず休業するが、2006年の休業から再開してからの味は変わったそうだ。しかもこの2004年の味噌部門の優勝店は2006年の東京一週間のラーメン大賞に選ばれない。地雷源の力から見れば、そこまで落ちるわけがないため、もう1回行ってみようと思っていたが、なかなか時間が取れなかった。今日やっと時間があった。 もちろんウォーキングで行ったのだ。池袋から方南町までほぼ1時間半かかった。着いたらビックリした。まさか20人ぐらいの行列ができた。しかも乳幼児を連れの家族が多い。前回は平日だから、サラリーマンが多かったが、20人の行列までにならなかった。今回、子連れの客を含まなかったら、前回とほぼ同じ行列であろう。 朝食していないのに2時間の激しいウォーキングをしたのでお腹が空いている。だか行列に巻き込まれたから、てつやとか、峰とか食事を済めばよかったとちょっと後悔した。なぜなら、乳幼児を連れの家族がいる場合で、店が彼らのためわざと席を調整したり、親が子供に食べさせたりする時間もかかるので、長い居据わりになるからだ。さらに一部の親が子供の他の客の邪魔もかまわないからだ。別に子連れの客と一緒に食事したくないわけではないが、一部の子連れの客が子供のほかの客の迷惑をかけることを止めようとしないのが嫌いだ。もし近くに別のいい店があれば必ずほかの店にする。今の文を書いている時、隣の席に座っている子にわしの足を軽く蹴ったり、わしのケイタイを望もうとしたりしているのに、親は友達とゆっくり話していて、子供を止めようとしない。なんとなく北習大勝軒のように、混雑の土日祝で子連れの客を断ることが納得行くようになった。 ほぼ1時間待ったら。コクまろ味噌ソバ、地鶏の煮玉子、辛肉ミソを注文した。麺が来た時見れば、2005年より少なくなった。2005年の時、大盛ができないが、いずれの麺も地雷源の大盛の丼を使う。が、今は普通盛の丼だ。チャーシューは炙りのものだが、小さくなった。スープは相変わらず濃厚だが、しかし微妙な苦味と酸味が口に残したように感じられる。 辛肉ミソをスープに入れると、確かにさらにミソスープの濃厚さが感じられる。しかし、麺の量が少なくなったから、楽しく絡めることができないように気がする。麺、メンマ、肉のレベルは相変わらず高い。 確かに微妙に味が落ちたような気がする。特にスープの味だ。やはりあの微妙な酸味と苦味は評価された肝心なところだと思う。ソウルフルなラーメン店★地雷源 ジライゲン-フライデー-ホリデー
2007.01.05
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昨日の計画だったが、雨のため今日に行うことになった。しかし、1時間だけで馬場駅から高円寺についたとは恐ろしいのだ。朝ごはん食っていないため、今日あまりスピードを出さないようにしたのに、やはり力がついたね。今日の目標は北海道からはじめて都内で出店した「らーめん てつや」の東高円寺店だ。北海道の有名店を挙げれば必ず挙げられた店の一軒だそうだ。しかも、札幌で「すみれ」と人気を二分する超有名店という。今度の土、日曜にラーメン一杯300円という開店イベントを行うということだ。明日から正式に営業を始める。 開店前10分ぐらい着いた。もともと住所だけ知っていたので、探しにくい場所なのではないかと思ったが、予想外だ。探しやすい環七と青梅街道の交差点にあるだけではなく、30人ぐらいの行列という「目印」もあるから、すぐ場所がわかった。たぶん皆はサービスを狙うのではないかと思う。 まぁ、わしにとって、はじめての「勢得」と3年前の「俺の空」の山手線の線路に沿って並んだ200人もいた行列に比べて、30人の行列がままだ。だから、迷わずに行列に入らせてもらった。しかし開店後の行列がさらに長くなった。カップルと家族連れの客も多いらしい。一風堂の店主河原成美、ちばき屋の店主千葉憲二、すみれの代表取締役村中伸宜、せたが屋の前島司などのラーメン界の大物が送った花輪が店外で飾ってある。さすがだね。 また予想外だ。行列が長いのに、回転がかなりよい。開店から30分ぐらい席についた。とにかく札幌といえばみそラーメンだから、醤油にも人気があるがみそラーメンを注文した。唐辛子を入れたみそスープはかなりみその香が感じられる。豚骨スープのコクもある。背脂も入れたが、脂っぽくない。もやし、メンマ、辛い昆布みたいな具もなかなかスープと合う。 6日常温で寝かした「特別熟成麺」という中太麺は最後まで伸びないまま、美味しく食べられる。最初からやわらかいように感じられるが、芯が感じられるのみならず、コシがあるようにも感じられて、スープを絡めやすいのだ。太兵衛・小林製麺によるものだそうだ。 チャーシュー2枚を載せた。鉄板で一気に表面を焼き上げ、肉のうま味である肉汁を 残すことなく閉じ込めたそうだ。しかしちょっと薄すぎるような気がする。もっと厚ければよいと思う。 オーナーの内海てつやは自ら厨房に立ち、スープを作っていた。とら会議室によると、内海オーナーはしばらくここで指揮を執るそうだ。また来て、醤油とか、塩とか、食べる価値がある店だと思うが、その「また」というのがいつのことなのかわしもわからないね。しかし月末だったら、いろいろなことで忙しくなると予想できるので、できる限り今週中ぐらい来るつもりだ。
2006.11.12
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今日の天気がいいから、歩きたくなった。出かける前になかなか店が決められないので、電車に乗ってからずっと店を考えていた。実は3軒の店を考えていた。中には2軒の六角家家系の店があるが、わざわざ遠いところへ家系の店を食うのはちょっとバカバカしいのではないかと思っていた。なぜなら、うちから電車に乗れば、吉村家の直系の店もあるし、都内へ行っても、ほかの評価が高い家系の店もあるからだ。だから、わざわざ高円寺まで六角家系の店を食わなくてもいいということだ。また、もう1軒の店は近いが、GW休みがあるかどうか自信がない。その上、近くの店がほとんど祝日休だがら、外れればもっと面倒くさいのではないか。しかし、あの2軒の店は美味しくないのではないから、かなり迷っていた。結局、外れないように、店が多い高円寺エリアに行くことにした。高円寺駅に着いたら、やっと決めた。そして、「旅の途中」へ参った。 また住宅区にある隠れの名店だと思う。要するに、周りには店があるが、間違いなく、住宅区だ。店も店主の自宅で改装したような気がする。店主は「おーくら家」の中野店、池袋にある「麺家玄武」で店長をやっていたそうだ。しかし口コミによると、家系の味ではないということだ。また、店主は巨人の工藤公康選手に似るそうだ。 開店した時、豚骨ベースのスープによってのこってり味と鶏ガラによってのあっさり味があったが、味の安定を考えた上、こってりをやめたようだ。従って、あっさりの味を注文するしかない。らーめん、あじたま、ちゃーしゅー一枚追加を注文した。 あっさりとはいえ、かなりコクが感じられるスープだ。決して鶏ガラだけではないと思う。たぶんトリプルスープかもしれない。とにかく、スープのバランスがきわめてよい。しかも最後まで熱々に飲めた。レベルが高いスープに違いなかろう。 細麺だが、ゆでがよいので、芯も感じられるし、ツルツルしている。厚くて大きいチャーシューは柔らかいが、形がしっかり保ってあるのだ。味付けもよい。半熟のあしたまも味付けがよいし、卵黄もトロトロしている。別の皿に持った二種類の野菜もうまい。 量が多いとは言えないが、質と量とのバランスがかなりよいと言える。客に対する態度にしろ、スープを冷めないようにお湯で丼の温度を保つ工夫にしろ、店主の真剣に麺を作る態度にしろ、わしはも尊敬する。店主も優しい。このエリアに住めば、わしは常連になるぞ。値段が高いが、満足できる味に違いない。旅の途中
2006.05.05
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池袋、新宿、渋谷などの激戦区に比べて、杉並区にも多くの有名店がある。しかし杉並区がかなり広いので、新宿などの激戦区のような密集したのではない。その中で、萬福本舗は豚骨ラーメンの代表格だ。しかも杉並区だけではなく、東京都内でも豚骨ラーメンの代表格と言える店だ。 店には少し豚骨スープの臭みが嗅げる。しかし、田中商店、福福などのかなり濃厚だと言われる博多ラーメン屋に比べてかなり抑えた臭みだ。実は、ほかの博多ラーメン屋に比べて、萬福本舗はかなりスープ臭みが抑えられたと言われる。 チャーシューラーメン、味付玉子を注文した。やはり、実際にスープを飲んだら、臭みがないように感じられる。濃厚のレベルの豚骨ラーメン屋の中でちょっとライトな味と言えるが、普通な博多ラーメン屋に比べて、かなり濃厚だ。おろしニンニクを入れると、さらにニンニクと豚骨スープと合わせたうま味が感じられる。石神本によると、スープの濃度はかなり安定だという。一つの技は「呼び戻し」と言われる。要するに、スープを使い切らずに、続ぎ足していくということだ。また、豚頭、ゲンコツを骨髄まで煮込んだ。この二つの技はスープの濃厚の秘密だそうだ。 チャーシューは炙りチャーシューだ。肉汁が封じられて、うま味が感じられるのだ。味付玉子は半熟ではなく、ちょっと味付けが弱いのだ。だが、濃厚なスープの味が抑えられない長所もあるのではないか。ストレートの細麺の普通を注文したが、歯切りがよいのに芯が感じられる良品だ。麺の量もほかの博多ラーメンに比べて多い。 青梅街道にあるが、都内から行けばちょっと遠い場所にある。だが、午後1時半なのにほぼ満席だけではなく、行列もできた。かなり凄い店だ。もし、激戦区にあれば、かなり凄い行列ができると考えられる。
2006.04.22
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伝統的な東京ラーメンの店を挙げれば、「中華そば 春木屋」は必ず挙げられたということだ。しかも東京ラーメンの横綱と言われた。また、海苔以外のものは全部自家製だと自慢した店だという。最後の休日と思ったので、わざと荻窪へ春木屋に参った。 名物のチャーシュー麺と味付玉子を注文した。味付玉子は麺に入れたのではなく、別皿に入れたのだ。 大盛と思ったがままだ。魚介の香が強いが、スープを飲めば、豚ガラと鶏ガラも感じられる。さすが伝統的な東京ラーメンだと思う。大きなメンマにはジュウシが食えて、味付がよいものだ。大きいチャーシューの味付もよいし、堅さもちょっとよい。味付玉子の味付もよい。従って、醤油タレがよいことがわかった。 自家製の中太縮れ麺の歯切りがよい。質が高い麺だと思う。200円高いのに、麺大盛を注文した人が多いように見える。やはり麺がうまいのは原因だと考えられる。 値段が高すぎると批判された。わしが行ったことがある有名店の中で、値段が一番高い店は春木屋に違いない。一番高いチャーシューワンタン麺大盛の値段は1850円だということだ。信じられない値段だと言えよう。質が高いが、通うのは無理だ。しかも遠いので、たまには行ける店にもならなかろう。
2006.04.10
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環七には「定休日の味噌ソバ HOLIDAY」という名前が変なラーメン屋がある。定休日と呼ばれた理由は、ある店が元定休日のみでほかの味のラーメンをやるということだ。そのある店は、環七の名店「地雷源」だ。わしはかなり地雷源の店主に感心している。なぜなら、元トラックの運転手だが、独学でレベルが高い地雷源のラーメンを開発したにもかかわらず、レベルが高いと評価している和風トンコツラーメン、つけ麺、味噌ラーメンを開発したからだ。 開店したばかりの時に着いたのに、すでに行列ができた。地雷源の近くに住んだことがあるので元々開店前に行列ができる地雷源の人気を知っていたのに、遅く来たわしもかなり油断したみたいだ。しかも、マスコミが取材しているため、店はさらに混雑になってしまった。それにしても、地雷源の実力を知っていたので、わしはこの好評のコクまろ味噌ソバに期待しておるぞ。 実際にHOLIDAYの麺料理が「コクまろ味噌ソバ」しかないため、コクまろ味噌ソバと地鶏の煮玉子、チャーシュー皿を注文した。三河屋製麺によっての平打ち麺だ。スープと味噌は別に置いたが、客が注文してから、スープとみそを混ぜて、もう一度煮た。そして背脂を入れた。味噌の甘みを保ったし、素材との融合もできる。背脂を入れたが脂っぽい感じがない。平打ちの太麺もスープを絡めやすいものだ。チャーシューはFRIDAYと同じような厚切りの炙りチャーシューだ。さすが地雷源だ!レベルが高い味噌ラーメンだ。 ただし、値段が高いような気がする。しかも地雷源より高い。質が高いが、よく通う店にならないと思う。また、大きな炙りチャーシュー一枚のみ麺に入ったが、増やすことができないので、チャーシュー皿を注文するしかない。しかし、それは麺に入れるものではなく、つまみだ。従って、チャーシューが好きなわしにとって、ちょっともの足りないような気がする。 麺を食ってから、さらに地雷源の店主に感心した。多くの支店を開くより、このように一つの店なのに三種類の店を経営するほうがさらに自らは麺の質を保つことができると考えられる。
2005.12.02
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濃厚つけ汁ソバ FRIDAYというのは、環七の名店地雷源の夜の部だ。地雷源が無化調にこだわるが、つけ麺といえば、胡椒、酢、唐辛子などを入れて、つけ汁の味を変える。だから、この隠居は、無化調にこだわる地雷源がどのようなつけ麺ができあがるか興味がある。興味というより、期待と言ったほうがよいのではないか。 つけ汁は濃厚な鶏白湯に背脂を入れたものだ。しかし、胡椒の香りが強すぎるような気がする。要するに、濃厚より、胡椒の香りしか感じられないような気がする。しかし、スープ割り以後、やはり地雷源のスープだと言える。入れたのは地雷源の魚介スープらしいが、つけ汁と融和して、美味しいスープとなった。 地雷源自慢の七輪で炙った厚いチャーシューは相変わらず美味しい。しかもつけソバにいれたチャーシューはラーメンに入れたのよりさらに食感がよい。たっぷりの野菜もかなり栄養のバランスが取れるような気がする。麺はつけ麺屋でも珍しい平打麺だ。食感がよいだけではなく、つけ汁を絡みやすいので、かなりつけ汁を味わうことができる麺だ。 さすが地雷源だとしか言えない。かなりレベルが高いつけ麺だが、胡椒の使用をさらに抑えれば、さらに地雷源の無化調の実力が見えるのではないか。ちょっと期待外れだが、美味しいに違いない。また、値段はかなり高い。美味しいと言っても、やはり高すぎるような気がする。しかし、質が高いので、たまりはいいのではないか。
2005.11.14
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豚骨魚介ラーメンは最近都内で盛んでいる。だが、魚介味が豚骨より強いラーメンのほうが多い。この「麺処 田ぶし」は逆だ。なぜなら、スープの作り方は違うからだ。 豚骨魚介スープというより、正真正銘の豚骨スープだ。豚骨スープに魚介によっての焦らし脂を入れる。真っ黒のスープのように見えるが、下は正真正銘の白い豚骨スープだ。普通の黒い豚骨ラーメンにはニンニクによっての油を入れるが、魚介スープによっての油を入れるのは珍しいのだ。しかも臭みがないがコクがあるスープだと感じられる。チャーシューも柔らかい。値段からみれば、高いしか言わないが、ラーメンの質が優れるので、この隠居はかなり満足した。 ただ一つの文句を言いたい。それは探しにくいことだ。中央線の高円寺にあるにもかかわらず、商店街に隠されて、探しにくい。しかも店の外観がラーメン屋とは思われないので、さらに探しにくくなってしまった。
2005.09.13
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職人がいる人気ラーメン屋が多いが、もともと飲食とまったく関係ない仕事してからラーメン屋に転身した人が開いた店が人気店となったのも結構多い。例えば都内随一の人気ラーメン屋である麺屋武蔵および九段斑鳩の店主はもともとアパレルの人だった。なんつッ亭の店主はもともと暴走族だった。この「我流旨みソバ 地雷源」の店主の出身を知れば、驚かされるのではないか。なぜなら、店主は元ドランク運転手だったからだ。その上、どこのラーメン屋で修業したこともないで、食べ歩きしてから独自の味を開発したそうだ。しかも都内のラーメン激戦区として知られた環七で店を開いたが、名店となった。 無化調にこだわる店主は素材にもこだわるそうだ。スープは魚介類を中心に作られたが、実はWスープだけではなく、魚介類、豚ガラ、鶏ガラのトリプルスープだ。麺は中細、極細の二つが選べる。チャーシューは炭火で焼かれた。普通は肩ロースだが、肉ソバ(チャーシュー麺)の時はバラ3枚とロース2枚だ。メンマも他の店より大きい。そして、醤油の時海苔を付ける。塩の時昆布(海藻かな)を付ける。定番の「我流旨みソバ」以外、「鶏油魚粉ソバ」も人気がある。 それに、店主はずっと新しいメニューを開発し続けている。原宿にある「ばさらか」の店主とともに、豚骨魚介ラーメンを開発し、代田で地雷源のメニューと全く違う新たな店を開いた。また、夜、「FRIDAY」という名前で、つけ麺の専門店をやっている。そして、本来の定休日である金曜日は味噌ラーメンの専門店としてやっている(夏の時は定休日だ)。 地雷源はわしが食ったことがあるラーメン屋の中に、レベルが高い店だ。近くにある日本語学校の学生会館に住んでいた時、週一回通っていた。千葉に引越ししてから、行く時間がないので、ずっと行かなかった。今度、やっと行くことができて、うれしかった。 わしは地雷源の醤油味が好きだが、塩も美味しい。スープ自体の味がよいので、醤油で食っても美味しいのではないか。V6の番組によって塩ラーメン1位を選ばれたこともある。地雷源はわしが必ず勧める店だ。
2005.08.25
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