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先日の法話会で大谷和尚はこんなお話をされていました。 「信念が大事」 と。 高田好胤住職はある結婚式に出席した時、お祝いのスピーチをしている女性が、 「高田住職にお写経をさせられて~」 と、言ってしまった瞬間、 すくっと立ち上がって言ったそうです。 「私はお写経を人様に薦めたことはあっても、させたことはただの一度もない!」 と。 それから、一時間を越えるお説教が続いたそうです。。。 めでたい結婚式の場で。。。 何百人もの人の前で。。。 大谷和尚はそんなエピソードの後に、 「人はそのくらいの信念を持ってコトにあたらなければいけない。お師匠さんは、そんな信念の方でした。。。」 と言っていました。 あれから数日がたち、この話がぐるぐるぐるぐる頭の中を回っています。 「信念」 今の心を信じる、で信念。。。 今、自分を振り返った時、あるコトに気付きました。 自分自身とてもビックリしてしまいました。 そして、このことに気付くために、今回ボクは東京に来たのかもしれない、と感じました。。。 ボクが気付いたこと、 それは、、、 「ボクは今の仕事に対して、信念を持っていなかった。まだまだ真剣じゃなかった。」 ということです。 金曜日の大学の仲間での飲み会の席で、笑い話にでたエピソードがあります。 ボクが2年生の時のことです。 当時の監督がバッティングフォームについて、あるヒトツの指導を全員にしたんです。(マニアックな技術論なので指導内容は省きます) ボクはその時、それは違うと思いました。少なくともボクには合っていないと思いました。 だからボクはその指導を無視しました。 好きなようにして、言うことを聞かないボクに対し、監督はこう言いました。 「しげ4、野球はチームプレーだ。チームの方針に従えないものはいらない。」 と。 ボクはこう答えました。 「でも、ボクはこう思うんです。ボクにはこっちがベストだと感じるんです。自分の信じる方でやらせてください。」 下級生のクセにえらい生意気な奴だったんですが、 その発言がキッカケにボクは2軍落ちを宣告されたのでした・・・笑 その時はボクなりに悩み苦しみながらも、別のことを学んだわけですけど、 今思えばボクは、自分の理論に対し、ある意味確固たる信念を持っていたとも言えると思います。 曲がりなりにもそれだけの真剣さを持っていたんだと思います。 今、東京に来て1ヵ月半。 なんかまわりに合わせちゃって、やりにくい自分がいました。 なんか、どうしても自分のペースに乗れないボクがいました。 頭ではわかっているようでも、ブレちゃってる自分がいました。 そんなことじゃダメじゃないか! ちょっといい気になってたんじゃないか!? おまえはまたまだそんなもんだぞ! っていうメッセージを感じたとき、 なんかすごくうれしくなりました。 まだまだ、真剣さが足りない。 今のボクの偽らざる姿です。 今回、東京に来て環境が変わらなければ、絶対気付いてなかったと思います。 あの3日間がなければ、きっと気付けなかったと思います。 今がやはり、ベスト、 なんですね!! この気付きを大切にしたいと思いました。 感謝!
2006/12/13
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人とのご縁をしみじみと噛み締める3日間でした。 あの時、 「辞めない」と決めた自分がいたから、 「やりぬく」と決めた自分がいたから、 「行く」と決めた自分がいたからこそ、 かけがえのない「最高の今」があるんだなぁ、と深く深く感じ入るボクがここにいます。 土曜日夜、大学の先輩や同窓生(もちろん野球部つながり)6人で飲みました。 まだ現役の人、引退して働いている人、新しい夢に向かってがんばっている人 それぞれのフィールドで、皆がんばっていました。 実に8年ぶりの再開でした。 日曜日夜、大分から出てきていたリンリン竹ちゃんさんと、楽天繋がりのラバネルさん、でこ8さん、本○さん、5人で食事会でした。 特にラバネルさんとの想い出は、ボクにとって今の礎になっています。 2年前の冬でした。OSSの初の外部講師としてラバネルさんをお迎えするにあたり、事務局として様々な準備に奮闘したコトは過去の日記にも記しています。 ボクを育ててくれた恩師との再会でした。 でもよくよく考えてみるとお会いするのは2回目だったんです(驚) 恐るべし楽天日記・・・ 恐るべし人とのご縁・・・ そして日曜日、竹ちゃんさんと大谷和尚の法話会にいきました。 一生懸命、目一杯、 それだけじゃ、足りない。 「修行」の修の字は、おさめるという意味。 自分を観つめて、自分を修めながら行を積まないと、 修行とは言わない。 深い深いおはなしでした。 なんとも贅沢な3日間でした。 人とのご縁のありがたさをしみじみ感じました。 あの時、あの辛さの中で、「野球部辞めて地元に逃げようか・・・」と死ぬほど悩みぬいたあげく、「辞めない」と決めた自分がいたからこそ「今」があるんだなぁ。。。 あの時、眠気と疲れの中、容赦なく続くダメだし。時計の針をみると深夜3時をまわっていました。 その時に「やりぬくんだ!」と決めた自分がいたからこそ「再会を喜びあえる場」に身を置けているんだなぁ。。。 あの時、「試しに電話を掛けてみた」自分がいたからこそ、 そして、父親の死に、会社倒産の危機に、折れそうだった自分をなんとか立て直そうと、助けを求めて茨城まで「会いに行こう!」と決めた自分がいたからこそ、こんなご縁をいただけているんだなぁ。。。 しみじみと、本当にしみじみと、そう感じ入りました。。。 でも、ボクにはその時、 「辞めて別府に逃げ帰る」っていう選択肢も、 「このくらいで勘弁してもらおう」っていう選択肢も、 「いきなりは無理だろうからあきらめよう」っていう選択肢も、 確かに「あった」んです。 じゃあ、なぜ、自分はその瞬間、 選ぶことが出来たんだろう。。。 そして、今東京に来ている自分。 否定してしまう思考。 強がってしまう気持ち。 すべての「今」が自分の将来を形づくっているんだなぁ、と考えたとき、 やっぱり、もっともっともっと、「今、この瞬間」を大切にしていかなければならないんではないかなぁ、と感じました。 小さな自分の決断の積み重ねの上に、成り立っている「今の自分」を省みたとき、 一つ一つの決断の大切さに、心打たれるものを覚えました。。。 「将来の自分」が、あの時の自分はよくこっちをえらべたなぁ、 と満足できるよう、 日々の自分、今という一瞬一瞬を大切にしていける自分で在りたいなぁ、 と強く感じたボクでした。。。 終わり。
2006/12/12
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