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さっき「よいお年を」なんて書いたばかりだけど、思えば2005年は本当に色々なことがあった。なので、日本の年が明ける前に自分の2005年を振り返った日記を書いておくことにした。まず、1月。今のメインの仕事である、Cancer Agency(がんセンター)での仕事が決まった。その数ヶ月前から、Pharmcy Techとしての仕事は始めていたのだが、もっと良い環境で働きたいと思い、思い切ってアプライした。筆記試験は結構出来たと思ったものの、面接では緊張しまくりで、思ったように話せなかった。絶対にダメだと思い、家に帰ってかなり落ち込んだ。でもその後、採用の電話が!めでたく、Pharmacy Techとして大きな病院で働くことになったのだ。4月。ブログ開設。最初は「友だちが書いてるから」という理由だけで、自分も書いてみることにしたのだが、思いがけず色々なメリットが。今はこの日記を書き始めて本当に良かったと思っています。8月。ダンナの昔からの大親友が相次いで結婚!結婚式のためにウィニペグに帰省した。ダンナの昔ながらの友だちや、家族たちと過ごし、とても楽しいホリデーだった。8月末。大好きだった祖父の死。人生初めての「身近な人の死」を経験した。危篤だと聞いてからたった2日で他界した祖父。もうすぐ死にそうなのに、遠くに住んでいるために会いに行ってあげられなかった。「海外に住んでいる」ということ、そして「死」について、すごく考えた。9月9日。祖父の死のショックが明けないうちに、一ヶ月前に結婚したばかりの、ダンナの親友のJが突然事故で亡くなった。ものすごく、ものすごく、ショックだった。この事件は、私の人生感みたいなものを、完全に変えたと思う。「死」や「生きること」や「家族」や「運命」やその他多くの事をものすごく考えた。Jの奥さんで私の友達のmunchちゃんのことは今でも毎日考える。9月15日。とうとう30歳になる。10月。初の香港旅行+約2年ぶりの帰国。楽しすぎた・・・・。その後「日本に帰りたい病」が勃発。この次日本に帰れるのはいつだろう・・・。とまあ、こんな感じの一年でした。新しい仕事を得たのもすごく大きな出来事だったけど、やっぱり「身近な人の死」を経験したというのが一番大きかったと思う。本当に色々と「人生」や「死」について考えるようになった。30歳にもなったことだし、人間として少しだけど成長できた年じゃなかったかな、と思います。色々とお世話になった皆様、どうもありがとうございました。楽天上での色々な出逢いもありました。皆さんに出逢えたこと、感謝、感謝です。そして来年もどうぞヨロシクお願いいたします。かなり自己満足な日記になりましたが、皆様、今度こそよいお年を。
2005.12.31
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「お正月」は盛大なクリスマスの陰に隠れてしまうカナダ。「仕事納め」と言っても、ただ単に今日が金曜日だから明日から休みなだけなんだろうけど、でも一応今年の仕事は終わった。明日から3連休。わ~い。バンクーバーに住んでいて、お正月になると毎年思うことがある。北米大陸西海岸、年が明けるのが遅すぎ。日本との時差が17時間(だっけ?)あるので、日本の年が明けてから、17時間経たないと、私たちの年は明けないのだ。テレビをつけると、各国の年明けの模様が写し出され、世界中の人たちがどんどんお祝いをして、各地で花火なんかがバンバン上がっているというのに、こっちはまだ31日の午前中だったりする。特に1999年→2000年に変わるときは空しかった。世界中がどんどん新世紀に突入してるというのに、新世紀のしょっぱなから遅れをとっているような気になってしまった。(←そんなこと思ったのは私だけ?)それはともかく、今日、仕事の帰りに某中国系スーパーに行って、お餅を買ってきた。おせち料理は食べられないので、せめて元旦の日に自分でお雑煮でも作ろうと思って。お餅は見つけたのだけど、値札がついてない。いくらか分からなかったけど、一種類のお餅しかなかったし、お餅の値段がべらぼうに高いことはないだろうから・・・と思って、結局値段を見ずに買った。ところが・・・・レジでスキャンされた値段を見てびっくり。高かった・・・・。ここに値段を書いてしまうと、またバンクーバーの主婦友だちから「アホ」と呼ばれ、主婦失格の烙印を再度押されてしまうので、あえて書かないことにする。本当は明日の年越し鍋パーティーに持っていこうと思ったんだけど、あまりにも高かったので、やっぱり家で独り占めすることにした(笑)。日本は今はもう31日なので、次に日記を書く頃には、日本の年はもう明けてるかも。なので皆様、よいお年を!
2005.12.30
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これは、福岡に住んでいるカナダ人Sの身に起こった話。このクリスマス、彼は3週間の休みを取り、バリ島にゴルフをしに行く予定だった。彼はバリ島が大好きで、年に何回もバリに行く、バリ通でもある。今回もいつもの様にバリに降り立った彼。いつのも様に入国審査を受けようと、審査官にパスポートを差し出した。もう何回も来てるバリだし、毎回何の問題もなく通過できるので、彼はかなりリラックスしていたことだと思う。ところが・・・・。入国審査官は、彼に向かって「君は入国できない」という。は?耳を疑うS。入国できない??そんなはずはない。ご存知の方も多いと思うが、国によっては「パスポートの有効期限が○ヶ月以上残ってないと、入国できない」という決まりがある。バリ(インドネシア)の場合、6ヶ月だったらしい。つまり、バリに行くには、パスポートの有効期限が6ヶ月以上ないといけないのだ。Sのパスポートはというと・・・・。なんと5ヶ月20日後に有効期限が切れることになっていた!つまり、10日間足りなかったのだ。がっが~ん。その後Sは「東京のカナダ大使館に連絡して、緊急でパスポートの延長をしてもらう」と言ったらしいのだが、パスポートの延長には時間がかかるらしく、却下。結局Sは本当に入国させてもらえず、あえなく日本に帰らされた。しかも忙しいシーズンだったからか、直行便には乗せてもらえず、 バリ ↓ ジャカルタ ↓ 東京 ↓ 福岡という、涙ぐましい30時間の旅をしたのだとか。そして追い討ちをかけるように、その30時間の間ずっと下痢だったのだとか・・・・。可愛そうに・・・・。しかもこのS、前回マレーシアに旅行に行ったときには、不運にもでっかいクラゲに刺され、マレーシアで入院生活を送ったという逸話の持ち主でもある。Sよ、くじけずに旅を続けてくれ。そして皆さん、くれぐれもパスポートの有効期限のチェックを忘れずに。
2005.12.27
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先日、久々に映画を観に行ってきました。映画は「Memoirs of a Geisha」(邦題:Sayuri)。この映画に関しては、特に日本人の皆さんは何かと色々言いたいこともあるかと思いますが、私の個人的な感想としては、結構良かったです。特にその映像の美しさに圧倒されました。本当に綺麗な映画です。しかも、主役のZiyi Zhang、可愛すぎ。以前、彼女を「Crouching Tiger, Hidden dragon」で観たときも、すごく可愛い女優さんだと思いましたが、今回はもっと綺麗で、見とれてしまいました。私は何年か前にこの原作の英語版を読みました。映画の内容はまさに原作をかいつまんだという感じで、原作を読んだ事が無い人には、ちょっと分かりにくい部分もあるかも。「原作の方が何倍も良い」っていう感想もたくさん見ましたけど、でもそれはほとんどの映画に共通するものであって、何故今更原作以上の映画を期待して観るのかが私にはよく理解できません。それはともかく、カナダ人の目から見たこの映画のプレビューもなかなか興味深かったです。多くの人が、私と同じように映像の綺麗さを絶賛してました。「原作の方が断然良かった」というお決まりの感想も結構あったし、役者の英語が良く聞き取れなかったから、字幕にして欲しかったという感想もいくつも見ました。やっぱり英語が母国語じゃない役者さんが演じてるから、カナダ人的には、役者さんたちがアクセントのある英語で話してるのは、少し奇妙だったのかもしれません。余談ですが、映画を観ながら、工藤ゆうきの英語の上手さに感心してしまいました。あと、プレビューの中には「日本という国をステレオタイプ化している」という感想がありましたが、私は特にそうだとは思いませんでした。実際、本当にあんな感じだったのかもしれないし。っていうか、日本人が言うならまだしも、カナダ人が「日本人をステレオタイプ化してる」という感想を述べるのは、何だかおかしい気がしたのは私だけでしょうか?映画の中で所々外国人発音の日本語が使われていて、多分日本人には変な感じだったかもしれないけど、うちのダンナ曰く、あのたまに出てくる日本語が良かったらしいです。英語を聞きつつも「舞台は日本なんだ」ということを認識するのに役立ったんだとか。あのちょっと変な日本語は、一応効果はあったようです。この映画はカナダでも結構話題になっていて、職場の人たちから「観たら感想を聞かせてくれ」と何回か言われました。やっぱり日本人側からの感想も聞きたいみたいです。これでまた、お昼休みに同僚達に日本について力説できます(笑)。というわけで、この映画を観たれた方、是非そちらの感想も聞かせて下さい。
2005.12.26
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この一週間は、おそらく一年で一番酒を飲んだ一週間だった。日本でも忘年会ラッシュなんだろうけど、ここカナダでもクリスマス会ラッシュだ。嬉しいことに、今年は色々な所からパーティーのお誘いを受け、今週は本当に毎日、毎日、パーティーに繰り出した。(だから日記は全く更新してませんでした♪)今晩もお誘いを受けたのだけど、行くかどうか、今ちょっと考え中。最近まじで酒の飲みすぎなので。パーティーに行くだけ行って、飲まなければいいのに・・・と思われる方もいるだろう。でも酒飲みは、パーティーに行って「飲まない」という行為ができないのだ。まったく困ったものだ。毎年クリスマスの時期はダンナの実家に帰っていたので、考えたらバンクーバーの友だちとクリスマス会をするのは初めてかもしれない。でもやっぱりこの時期は、近くに家族が居ない事の寂しさを思いしらされる時期でもある。毎日パーティーで飲んだくれていても、ふと、なんだか寂しくなったりもする。私は今日から4連休。いぇ~い!カナダのクリスマスのホリデーは、日本でいうと年末年始のようなものだ。とりあえず今日は今からゆっくり映画でも見に行く予定。「Memoirs of a Geisha」(邦題はSayuriですか?)を見に行ってきます。それでは皆様、楽しいクリスマスをお過ごし下さいませ。
2005.12.24
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昨日の日記で、「掃除も教育の一環だ」ということを偉そうに書いた私。それに対してのコメント返しをしていて、ふと気付いた。日本育ちの私よりも、カナダ育ちのダンナの方が普段よっぽど掃除する!ということを・・・。なぜだ??彼は学校で「掃除教育」を受けなかったはずなのに!一方私は小さいころから、毎日せっせと掃除をしていたはずなのに!というわけで、自分なりに考えてみた。毎日小さいころから強制的に掃除をさせられていた ↓掃除に対する反発が植え付いた ↓大人になって、誰にも何も言われないから、掃除しなくなったきっとそうに違いない。日本の掃除教育は、私は逆効果だったのか・・・・?昨日の日記、撤回!・・・・かも?
2005.12.19
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昨日の職場のクリスマスパーティーでのこと。私の席の周りには、何故かあまり職場でも身近でない人たちが座ってしまい、何を話して良いのかよく分からない状況。つらい・・・と思っていると、隣に座った薬剤師のAが、日本ネタを持ち出した。なんでも彼女の親戚が日本と貿易しているらしく、日本事情についてよく聞くのだとか。彼女が「日本では学校では掃除屋さんがいなくて、子供たちが自分達で掃除するって、本当?」と聞いてきた。「そうだよ」と答えた私に、周りに座っていた人たちが「うそ~~っ!!」っと、すごい驚きの反応。そんなに驚くことか??同僚1:「何年生から何年生まで掃除をしないとけいないの?」私:「小学校1年生から高校3年生まで。大学の時はしなくてよかった。」同僚2:「でもまさかトイレなんかは掃除しなくていいんでしょ?」掃除屋がいないっていってるのに、トイレを生徒が掃除しなかったら誰がするのだ?すっごい汚いトイレになるじゃないか。私:「もちろん、トイレもだよ。廊下も。校舎の外も。高校の時は、学校の敷地の外も掃除してた。」同僚数人、「信じられな~い」とかなりの驚きの表情に。この信じられないというのには、どういう意味が含まれているのだろう?と疑問に思いつつ、日本代表として言ってやった。「掃除も教育の一環。自分で散らかした物や汚した物は自分で片付ける。当たり前のこと。そんなに驚くことじゃない。」と。「日本では子供たちは、きちんと躾られてるんだろうね。」という、良い評価が出たところで、また薬剤師のAが日本について一言。「でも体罰とかひどいって聞いたよ。」今度は同僚一同、本当に信じられないという表情で私をみた。う~ん。確かに私が子供の頃は、体罰は結構あったなぁ・・・。教師が生徒を平手打ちするとか、ほとんど日常だったし。でもそれを言うと、カナダ人の同僚達にはあまりにも刺激が強いと思ったので、「確かに昔はあったかもしれないけど、今は改善されて、教師が暴力を振るう事はなくなったみたいよ。」と言っておいた。本当にそうなのか、現状は知らないけど。でもどうやら、日本の学校はカナダの学校に比べて随分厳しいという印象を与えたようだ。こんなことで厳しいと思っていたら・・・・私たちの多くが経験してきた、今考えてもアホらしい数々の校則を知ったら、腰を抜かすだろうな。確かにあんまり厳しいのもどうかと思うけど、でもせめて自分の子供には、学校の教室を掃除することくらいで驚いて欲しくないなぁ、なんて思った。
2005.12.18
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ダンナが1人旅に出ているので、1人暮らし生活中の私。でも実は、私にはもう1人同居人がいる。↑初登場。うちのネコ、チャーミング。チャーミングはうちのダンナが日本に住んでた時に飼っていたネコで、ダンナがカナダに戻ってくるのと同時に、カナダに連れてきた。もともとダンナが飼っていたネコだけあって、ダンナにすごくなついていて、私の事は「飼い主」というより、「同居人」くらいにしか思ってないはず。ご飯をあげるのはいつも私なのに。でもうちのネコ、むっちゃカワイイ。(←親バカの心境)ネコなんだけど、性格が半分イヌみたい。そこがまたカワイイ。ダンナがいないと、やたら私に話しかけてくるチャーミング。「ニャー」ご飯がないのかな?確認してみるけど、ちゃんとある。「ニャー」え?何?トイレ綺麗にしろって言ってるのか?や、でも今朝綺麗にしたばっかり。「ニャー」一生懸命チャーミングを理解しようとしてみるが、どう考えてもチャーミングは「D(ダンナ)は何処だ~?」と言ってるとしか思えない。なんだかダンナの事を探してるような行動も取る。そして一番困るのが、ダンナがいないとチャーミングは夜中に狂ったように部屋中を走りまわるのだ。うるさくて眠れやしない。ダンナが居ない夜に限って走り回るということは、ダンナが居ないから走り回ってるに違いない。これは何を意味するのだろう??あまりに走りまわってると、本当に狂ったんじゃないかと思って心配になってくる。今週末は、土曜も日曜も仕事の私。明日も早く起きないといけないから、今晩こそはチャーミングが静かに寝てくれるといいなぁと祈りつつ・・・。おやすみなさ~い。
2005.12.16
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今日は貴重な4連休の最終日。久々にお日様が顔を出してたので、ここぞとばかりに、太陽の光を浴びるべく散歩にでかけました。う~ん、太陽が出て喜んでたものの、こうやって写真に撮ってみるとなんと弱々しい太陽なのだろう・・・。なんだか夕方のような感じだけど、実は午後の2時くらいに撮った写真です。全てうちから徒歩3分くらいの景色です。しばらく太陽が出ていたので、結構寒かったんだけど、手袋にマフラーをして、外のベンチに座って読書をしてきました。太陽の光を浴びる事に必死です、私(笑)。今日は一日中、1人でかなりゆっくり過ごしました。こういう日もたまにはいいなぁ。明日からまた仕事頑張りま~す。
2005.12.13
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この間の日記に「バンクーバーは北米一、空き巣や車上荒らしが多い」と書いて、みんなから驚かれたので、本当に北米一なのだろうか・・・とちょっと不安になっていた私。でも!今日言ってました。テレビで。やっぱりバンクーバーの空き巣、車上荒らし、車の盗難は北米で一番なのだそうです!本当に自慢にもならないけどっっ!!!そのテレビによると、バンクーバー(とその周辺)の空き巣の数は、年間約6,000件。車の盗難(車上荒らしは含まない。車そのもの盗難のみ)に関しては、年間約18,000件!!!バンクーバーがあるBC州全体では、なんと車の盗難は年間約40,000件にのぼるらしい。単純計算しても、バンクーバーでは一日に50台もの車が姿を消しているのですね。これに車上荒らしを加えると・・・・。たぶん、警察側もどれくらいの車上荒らしがあるのか、把握してないんだと思う。車の窓をぶち壊されたくらいで、警察にいちいち通報しないし。そういう私もほぼ毎年被害者に入ってますから。昨日なぜそのことをニュースで言ってたかというと、実は、盗まれた車が死亡事故を起こすケースが、過去最高になったからだそうだ。盗んだ車で暴走→事故を起こす→犯人もしくは罪の無い人が死ぬというパターン。自分が盗んだ車で暴走して自分が死ぬんだったらまだしも、たまたまそこに居た人が巻き添えになって死んでしまうなんて、本当に許せない。警察は、車の窃盗事件を「Property crime(所有物に対する犯罪?)」から「Violent crime(狂暴犯罪?)」に変えるべきだと言っていたけど、全く同感。車を盗む事に対しての罪を、もっと重くするべきだと思う。余談だけど、私の知り合いが最近空き巣に入られ、36年間分の結婚記念日や誕生日にもらった宝石やプレゼントなんかが全部盗まれたらしい。結局犯人は捕まったらしいんだけど、15歳の、地元の医者の息子だったんだとか。結局盗まれた物はもう無くなっていて戻ってこず、家の保険で5000ドル(50万円)ほど戻ってきただけ。でもお金ではなく、思い出の品が全て無くなったのが、すごくショックだったらしい。当然だ。盗む方にとっては、ただの「金目の物」でも、盗まれる方にとっては、お金では買えない「思い出」だったりする。そう考えても、人の家にズカズカ入ってきて、荒らしをする犯罪は許せない。空き巣=重罪に一票!ついでに車上荒らし=重罪にも一票!
2005.12.12
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私の3つの仕事のうちの1つに、ついにお別れをすることになった。今まではPharmacy Techとしての仕事のシフトに保障が無かったため、万が一シフトがもらえない月の事を考えて、保険として仕事を3つしていた。でもつい最近、Cancer Agency(がんセンター)の方でステイタスが昇格して、ある程度のシフトの保障がもらえるようになったので、これを期にひとつの仕事を辞める事にしたのだ。がんセンターの仕事はメインなので、辞める候補の仕事は2つ。毎週日曜日に働いている、ヘロイン中毒者のメッカにあるクリニックの仕事を辞めるか、日曜日の夜に働いてるレストランを辞めるか・・・。金銭的には、あまり変わらないくらい。レストランの方はチップがもらえるので、忙しい時なんかは、クリニックの仕事よりも稼げたりする。PharmacyTech仲間たちは、クリニックの仕事を辞めるべきだという。彼女たちは、私が働いてるクリニックがどれだけ危険な場所なのかをよく分かっているため、「そんな所で働く必要はない」と思っているようだ。うちのダンナも、クリニックの方を辞めて欲しいようだ。それは同じ理由から。その意見ももっともだとは思ったけれど、でもこれからPharmacy Techとして経験を積んでいくためには、レストランの仕事を辞めるほうが筋が通ってる気がした。少し迷ったけれども、やっぱりレストランの仕事を辞める事にした。このレストランは、私がバンクーバーに引っ越してきてからずっと働いてきたレストランで、丸4年間本当にお世話になった。私が学校に通ってる間も、ずっとパートタイムで雇ってくれてて、学生の間も生活費を稼げてたのは、このレストランのおかげだ。ここで出会った人たちはバンクーバーでの家族のようなもの。ここで働くことができて、本当に良かったと思っている。この金曜日が、私の最後のシフトだった。なんだか寂しい気もしないでもないけど、夜に働かなくてよくなったのは嬉しい。今は、丸1年も3つの仕事をこなしてきた自分にお疲れ様と言いたい。
2005.12.09
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昨日家に帰ると、ダンナが「ニュースがある」と。何?と怪訝そうな顔をしている私の前に出されたのは、カレンダー。12月11日から19日まで、赤いペンで囲ってある。何、これ?ますます怪訝そうな顔になる私を目の前に、うちのダンナはニタニタ笑って「I'm going to Mexico♪」だと。・・・・・はい?メ、メキシコ?私: 「誰がメキシコ行くの?」ダンナ: 「僕!」私: 「いつから?」ダンナ: 「4日後の日曜日から」私: 「ひとりで?」ダンナ: 「うんっ!」私: 「いつ決めたの?」ダンナ: 「今日!」私: 「・・・・・・・」うちのダンナを知ってる人はきっと笑ってると思うけど、こういうヤツなのです。うちのダンナは。毎日、カナダの冬は寒いだの、暖かいところに行きたいだの言ってはいたのだけど、まさか本当に1人でメキシコに行く予約を取ってくるとは思ってなかった。しかも出発日は4日後。なんでも、出発直前なので、チャーター便の売れ残りの席が破格の値段で出てたらしい。それも、バンクーバー・メキシコ間なんとたったの99ドル。(約9900円)これ、本当に飛行機?と、思わず疑う私。いいな~いいな~!!私はもちろんこんな急に休みは取れないし、最近一ヶ月近くも休みを取って日本に帰ったばかりなので、当然一緒には行けない。でも私もお日様を見にメキシコ行きたいよ~。と、そんなショッキングなニュースを聞いたあと、私は出かける用事があったので、ダンナが車で送ってくれることになった。そしてアパートの地下の駐車場に行くと・・・・・がっが~~~ん!!車の窓が割られて、車内が荒らされている!またヤラレた・・・・・・。そう、ここは空き巣や車上荒らしは北米でもナンバーワンを誇る都市、バンクーバー。このアパートに引っ越してきて4年間で、車の窓を割られて車内を荒らされたのはなんと3回目。私の友達なんか、うちに遊びに来て、2時間うちの駐車場に泊めてただけで荒らされたことがあった。しかも、このアパートの駐車場、住人しか入れないようになっているはずなのに。もちろん、車の中にはな~~んにも置いてない。空っぽ。それでもガラスを割られて、車内荒らしを試みる輩がいるのだ。それにしてもなんでうちの車を選ぶんだ!窓ガラス、たぶん300ドル(3万円)くらい。もう、怒りでしばらく口が利けなかった。ふざけんな~~~!!!割られたガラス代を払うために、私は毎日働いてるんじゃないんだ!!!!ダンナはメキシコに行くし、たぶんしばらくは車は使わないだろうからそのままにしておこう。年末に300ドルも払ってられん。マジ、信じられん。日記に書いてたらなんだかますます腹が立ってきた。やばい、マジでイライラしてきた。なので終了。
2005.12.08
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人との出会いや、人とのつながりってすごく不思議だと思う。そもそも、地球上にこれだけの人間が存在する中で、誰かに「出会う」ということ自体がすごい事だと思う。一生のうちに、人間はいったい何人くらいの人に出会うのだろう。そして、その出会った人の中で、何人くらいと連絡を取り続けるのだろう。その中で、何人くらい「友だち」と呼べる人を見つけ、何人くらい「恋人」になれる人を見つけられるのだろう。・・・まあ、これはかなり個人差があるだろうけど。そんなことを、ぼ~っとだけど考えるようになったのは、最近、急に昔の仲間たちと連絡を取るようになったからだ。これはMIXIというサイトのおかげなんだけど、最近連絡を再び取り出した人の中には、7~8年くらい全く連絡を取ってなかった人もいる。でも、ふとしたことがきっかけで、また連絡を取るようになり、なんだか以前よりも親しくなったような気がする人までいる。ほんの2~3ヶ月前までは、またみんなと連絡を取れるようになるなんて、思ってもみなかったのに。なんだか不思議だ。たまたま同じ時期に同じ高校や同じ大学に行って、たまたま同じクラスになったり、たまたま同じサークルに入ったり、たまたま同じバイト先で同じ時期に働いてたり、たまたま同じ時期にバンクーバーに住んでいたり、たまたま同じパーティーに参加してたり、たまたま同じ楽天にブログを持っていて、たまたまその人のブログを発見したり・・・・。言い出せばキリがないけど、人との出会いって、偶然の重なり合いなんだと思う。いったいどれだけの偶然が重なって、1人1人の友だちと自分は出会ったのだろう?なんだか考えると気が遠くなりそうだ。「運命」と言ってしまえばそれまでだけど。でもこうやって出逢った人たちと、また連絡が取れるようになったのはとっても嬉しい。せっかくこうやってまたつながったのだから、そのつながりを大切にしていきたい。
2005.12.06
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最近どうも気分がすぐれない。まあ、色々と気分がすぐれない理由はあるのだけど、その大きな理由の一つは最近太陽をあまり見てないことではないか、と思う。朝起きて、仕事に行くときは、まだ外は真っ暗。仕事中はずっと建物の中。やっと仕事が終わって外へ出ると、がが~ん、もう外は真っ暗!しかも毎日雨・雨・雨!最近はその雨が雪に変わってみたり、霧が何日もかかってみたり・・・。たま~にお日様が顔を出す事もあるのだけど、薬に直射日光があたってはいけないし、明るすぎるとMIXINGする時に使う注射器のメモリが良く見えないという理由で、すぐにブラインドを下げられてしまう。なので、毎日もぐらのように、太陽を見ずに生活しているのだ。これでは、気分がすぐれないのも無理もないかもしれない。Seasonal Affective Disorder(SAD)という病気を聞いた事あるだろうか?実はこのSADという病気は、冬の間に太陽の光を浴びることが少ないために、体のメカニズム(?)がおかしくなってしまい、鬱のようになってしまう病気で、冬の日照時間が少ない北欧や、ここバンクーバーでもこの病気にかかってしまう人は多い。実は私も、バンクーバーに引っ越してきたばかりの頃に、このSADと思われる病気になってしまったことがあった。そう、あれは4年前の秋の話。新しい生活に胸を膨らませ、バンクーバーに引っ越してきたものの、毎日毎日、雨!雨!雨!!!しかも引っ越してきたばかりで友だちはいない。仕事もない。しかもアメリカのテロ事件の後で、世の中自体も暗かった。だんだん気分が落ち込んでいき、誰とも話したくないし、どこにも行きたくない。でも仕事を見つけなければというプレッシャーと、お金だけが減っていく不安と友だちがいない寂しさなんかが、全部いっきに押し寄せてきて、結局家に篭って泣いてばかりになってしまった。そんな時、たまたま読んだバンクーバーの某日系雑誌にこのSADという病気が紹介してあった。それによると、20代の、女性の、しかもバンクーバーに引っ越してきたばかりの人が特にかかりやすいと書いてあって、「まさに私だ!!」と思ってしまい、病は気からじゃないけど、ますます落ち込んでしまった。結局このままバンクーバーにいても仕方がないと思い、引っ越してきてまだ2ヶ月しか経ってないというのに、実は、その前に住んでいたマニトバ州に一ヶ月ほど戻った。以前住んでいたマニトバ州は、極寒の地ではあったけれども、とにかく晴れの日が多い。しかも晴れた日は、雪に太陽が反射されて、眩しいくらいに明るいのだ。そこでダンナの両親としばらく過ごし、病院にいってお医者さんに診てもらい、抗鬱剤を処方してもらった。でもやっぱり太陽の光が少ないことが原因だったらしく、そこでお日様を毎日見る生活をしていたら、薬を飲まなくても、気分が晴れて元気になった。そしてまたバンクーバーに戻ってからは、もう大丈夫だった。というわけで、バンクーバーの冬の日照時間の少なさは人を病気にしてしまうほどの恐ろしさなのだっっ!!!冬至まであとどれくらい?2~3週間か?早く日が長くなってくれることを切に願う、ちと落ち込み気味の私でした。
2005.12.05
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今朝、バンクーバーの地元新聞をパラパラとめくっていると、「WORLD」の欄に大きく日本のニュースが。読んでみると、耐震データ偽造問題のニュースだった。こんなバンクーバーの地元紙にも載ってるのか、とちょっと感心しつつ、その長い記事を読んでみたけど、なんだかな~、自分の国の話として情けなくなってくる。その記事にも「今回明らかになった問題は、氷山の一角かもしれない」というような事が書かれていたけど、全く同感だ。本当はこのようなことが横行していて、今回はたまたま一部の人が捕まっただけなんじゃ・・・と思ってしまう。なんだか、今まで日本人が長年かけて築き上げてきた「日本人はきちんとした仕事をする」「日本製は安全だ」というイメージが、こんな事件が外国の地方紙にデカデカと載ってしまうことで崩れていくような気がした。そしてその記事の横には、とっても関係なさそうに皇太子御夫婦と、プリンセス・アイコの大きな写真が・・・。日本つながりだから載せてみたのかな?
2005.12.03
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なんだかここ2~3日、とっても無気力だ。なんだかすごくブルー。誰とも話したくないって感じ。大好きなホッケーでさえ見る気がしない。ここ2~3日、日記もさぼってしまった。な~んにも書く気がおきない。でも3日もサボるのもいやなので、何か書こう。今日仕事から帰って来たら、またもやダンナがでっかいバナナケーキを作っていてくれた。今回のバナナケーキは前回のにも増して美味しかった。しかもダンナはその後、友だちの家に出かけていったのだが、自分お手製のバナナケーキ持参で出かけていった。自分で焼いたバナナケーキを持って友達の家に遊びに行く・・・。少しは見習いたい。な~んにもしないでいるともっとブルーになりそうだったので、今晩は普段あまりしない料理でもしてみることにした。とりあえず肉じゃがを作った。っていうか、今作っている途中。夕食はもう食べたので、この肉じゃがは明日のお弁当にもって行こう。私は料理は、夕食を食べてからすることが多い。夜の9時近くから。少し変かもしれないけど、仕事の後はお腹が減り過ぎてて、ゆっくり料理なんかしてられない。なので、簡単に素早く出来るものを作って、とりあえず食べる。そして夕食の後で「明日にでも食べるだろう」と思い、少し時間のかかるものは、夕食の後ゆっくり作り始める。でも出来上がる頃には、いつも寝る時間に近すぎるので、とりあえずその日はもう食べないで、次の日に食べる。なので、料理をしても、出来立てを食べない事も多い。ちょっと変かな?何も書く気が起きないといいつつ、ダラダラと書いてしまった。とりあえず、肉じゃがができたら今日は寝ます。明日はもう少し気分が晴れてるといいなぁ。それじゃ、おやすみなさい。
2005.12.01
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