2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全18件 (18件中 1-18件目)
1
よく「日本人はモノをはっきり言わない」とか「北米人は自己主張をしっかりする」といわれる。もちろん全ての日本人や北米人がこれに当てはまるわけではないけど、ある程度は当たっていると思う。私は日本人にしては結構はっきりモノを言うタイプだと自分でも思うし、あまり自分の中に何かを溜めたりしないタイプだけど、それでもこの「自己主張をしっかりすべき」北米で生活していると、結構ストレスが溜まったりすることもある。それの良い例ともいえる出来事が先週仕事であった。何があったかを書くとものすご~~く長くなりそうなので省くが、とにかくストレス溜まりまくりの日だった。私のストレスを察してか、同僚が「この状況はシマにとってフェアーじゃないから、ボスに話にいくべきだよ」と。でもちょっとのことで自分の仕事があーだこーだとボスに言いにいくのはなんだか嫌だ。とりあえず「明日もこの状況だったら考えてみる」と言って職場を後にした。仕事が終わってダンナに電話して仕事のグチを聞いてもらうことに。うんうんと話を聞いてくれたけど、その後にダンナにも「でもそれは、シマがはっきりボスに言わないから悪化するんだよ。自分の思ってることははっきり主張しないと。」と言われた。違う2人から口をそろえて「もっと自己主張しないとダメだよ」と言われたということは、きっと本当にそうなんだろう。でも私にとっては確かにストレスは溜まったけど、わざわざボスに話しに行くようなことでもないと思ったのだ。結局仕事のストレスと、自己主張をしなければならないというプレッシャーで、飲んでないとやってられるか~という状況になり、ダンナが家にいなかった事もあって仕事の帰りにそのまま1人で知り合いのバーへ。平日でお店はあまり忙しくなかったので、バーのお兄さん(知り合いなんだけどね)にグチをたっぷり聞いてもらいました。(お兄さん、ありがとーー!!)結局家に帰ったのはありゃりゃ、12時過ぎ!!(1人だったのに・・・)次の日しっかり二日酔いで仕事に行きました。日頃自分では結構ちゃんと自己主張してるつもりでも、やっぱり何だか難しいね。今日の日記を読んで「でもあんた、いっつも言いたい放題じゃん!」と思った方、ゴメン。
2006.01.31
コメント(16)
うちのダンナには、ドギモを抜かされる事がたまにある。今日の土曜日、ダンナは友だちの家に用があって出かけた。その帰りに、散髪に行ってきたらしい。帰ってきたダンナを見て、びっくりした。なんと、髪型がモヒカン!( ̄□ ̄;)!!な、なんじゃ!その髪型!!!もともとそんなに長い髪ではなかったのだが、真ん中だけそのまま残して、両サイドは刈ってある。ちょっと!!!あんた、いくつだと思ってんの!!!もうすぐXX歳なのに!!!(うちのダンナは私よりも9歳半年上)いい大人が、なんでそんな髪型にしてくんの!!!いったい何考えてんの!!!???怒りまくる私をよそに、うちのダンナは鏡で自分の姿を見て爆笑。笑ってる場合じゃないっっ!!!恥ずかしくて一緒に歩けないじゃないか!!!!怒っている私を見て、ダンナはまた爆笑。ダンナがモヒカン→妻が怒るという構造がさらに滑稽だったらしい。私は怒りがしばらくおさまらなくて、もうカンカンだったんだけど、チラチラとダンナの髪型を見るたびに、だんだん可笑しくなってきた・・・・。でも私はかなり怒ってたので、ここで笑ってはならぬとかなり笑いをこらえてたのだが、こらえきれなくなって思わず笑い出したのをきっかけに、うちのダンナはさらにちょっとホッとしたみたいで、一緒に笑い出した。モヒカンのXX歳のダンナとそれを目の前に笑う妻。はっきり言って、アホ。とりあえず、公共の場では帽子をかぶる事、大事な用ができたら、すぐに全部短く刈る事を条件に仲直りをした。今日の夜はホッケーの試合があるので、友だちが5人ほどうちに来て、一緒にゲームを観ることになっている。すまんけど、友達にでさえ見せられない。とりあえず今夜は、カナックス帽子でもかぶってもらおう。本当にバカな夫をもったものだ、とも思うけど、これほど一緒にいて退屈しない人もいないだろうな。
2006.01.28
コメント(25)
一日24時間では足りない、と最近本当に思う。私は週に6日働いてはいるものの、残業はほとんど無い。そんな私で「時間がない!」と思うのに日本で夜遅くまで働いてる人たちはいったいどうなんだろう??家に帰るとあっという間に時間が過ぎて、すごく充実してないような気がするんだけど、みんな平日はこんな感じなのだろうか。時間が足りなくて最近日記もサボりぎみ(涙)。最近バトンを回してくださったみなさん、すみません。近いうちにトライしようと思ってるので・・・。ついでに家事は勝手に休業中(笑)。まあ、もともとあまりやってなかったけど。最近マジでやってない。スマン。そう考えると、毎日家事をこなしてる主婦のみなさん、尊敬します。最近、本当にありがたいことに、家に帰るとダンナがすでに夕食を作ってくれてる。仕事で疲れて帰って、暖かいご飯が待っているなんて、これほど嬉しいことはない。しかも美味しい!木曜の夕食:野菜たっぷりトマトベースのバスタ+小さなハンバーグ付き。水曜の夕食:チーズ・フォンデュと温野菜のサラダ。月曜の夕食:中華風野菜どんぶり。私が作るよりもよっぽど豪華だったりして。料理もろくにしない嫁で申し訳ありません。今度休みの日にちゃんと料理するから許しておくれ。そうそう、今日の朝、少し面白い(?)ことがあった。仕事に行く時に乗ってたバスの運転手、こともあろうに道を間違えた。Uターンやバックは絶対出来ないようなところ。どうするんだろう・・・とドキドキしたのもつかの間。運転手のおっちゃん、「大丈夫!僕にはバックアップ・プランがあるんだ!」とか何とか言って、違う道を行き出した。結局別の道を通って通常のルートに戻ったんだけど、その結果、飛び抜かさざるを得なかったバス停が一つ・・・。朝の通勤時間だというのに、そのバス停でバスを待っていた人は気の毒だ。(ちなみにこのルートは15分に一本)まあ、おっちゃんも他の乗客も全く気にしてないみたいだったけど。それにしても、バスの運転手も道を間違えることがあるんだなぁ。しかもそのスムーズな(?)対応に、少し感心してしまった朝だった。
2006.01.26
コメント(14)
日曜日恒例の、ドラッグ中毒者のメッカのクリニックでの仕事の最中。私の同僚と患者Aさんの会話。同僚:「Aさんこんにちは。元気?」患者Aさん:「まあまあ元気だよ。」同僚:「Pはどうしてる?元気?」患者Aさん:「あ~、死んじゃったよ。クリスマス前に」同僚:「えっ!!!」そこまで聞いて、バカな私:「え、PってAさんの犬?死んじゃったの??」患者Aさん:「いいや。僕の元彼女だよ。」私:「・・・・・・・・。」あまりにもサラっと「死んじゃったよ」っていうものだから、拾ってきた犬が死んでしまったのかと思った。しかも思いっきり「犬?」と聞いてしまった。スマン。彼女の死因はもちろんドラッグ・オーバードース。なんでも、ある男の人の家でドラッグをして、彼女は眠りについたのだとか。そして2日間眠り続けたのに、その男はそれをおかしいとも思わず、そのままにしておいて、2日目に他の人が訪ねてきて、彼女が死んでいるのに気付いたらしい。死んでから2日経ってたらしいから、ドラッグをして、たぶんすぐ死んだのだろう。Aさん曰く、「彼女はもう15年ちかくドラッグをやってた子なんだ。普通のドラッグでは死なないよ。彼女はwrong personといたがために、wrong drugをやってしまって死んでしまった」らしい。たとえ他の人の勧めでやったにしても、彼女の意思でやったに違いない。この世の中には生きたくても生きれない人も大勢いるのに、こうやって自らの命を軽んじる人もいる。ここに来る患者さんたちは、ドラッグ中毒の人たちが多い。多分、彼らには彼らなりの事情があり、育った環境があり、ドラッグに走った理由があるのだろう。そういう人たちに比べると、まっとうな人間に育った自分は幸運だったと思わざるを得ない。でも、今回死んでしまったPさんの場合、お母さんは看護師さんで、貧しいわけでもなく、いわゆる普通の家庭で育った人らしい。昔、私の同僚がPに「普通の家庭で育ったのに、なんでドラッグ始めたの?」と聞いてみたら、「退屈だったから」と答えたらしい。退屈しのぎにしては、その代償はあまりにも大きい。そして昨日のシフトの間、もう一つがっくりくることがあった。私が前に日記で書いて、フリーページにも書いている患者さんがまたMethadone患者としてクリニックに戻ってきてた。もう二度と戻ってきて欲しくないと思っていたのに、やっぱり無理だったのか。なんだかとってもガックリだった。ここの患者たちは、私たちが汗水流して働いて納めた税金を使い、タダで医療を受けているにもかかわらず、改善しようという意気込みも見られない。福祉国家なのは結構。でも、こういうのを毎週目の当たりにすると、かなりウンザリしてくる。そいういう今日、カナダでは総選挙が行われた。あと数時間もすれば、総理大臣が変わってるかもしれない。
2006.01.23
コメント(18)

夕食の間、うちのダンナはニコニコご機嫌。なぜかと思ったら、今日はホッケーがあるから!ホッケーがあるというだけでご機嫌になり、一日中それを楽しみにしている彼。真のホッケーファンだ。今日の相手はモントリオール!東側のチームとは一年に一回しか対戦しないので、今日はシーズン中唯一のバンクーバー対モントリオールが観れる日。バンクーバーで「ホッケー観ていた人口」はかなりのものと思われます。結果は6-2でバンクーバーの勝利!イエ~ィ!これで機嫌よく今晩の日記を書いてます(笑)。毎試合の後、試合で最も活躍した選手が3人発表されるのだけど、今日の1番スターと2番スターはこの2人。 ヘンリック・セディン ダニエル・セディンこの2人、とっても似てるでしょ?そう、双子なのです。兄弟揃ってNHLの選手にまで上り詰めるのもすごいと思うけど、双子で2人そろって同じチームでプレーし、同じラインメイツというのもすごい!この2人、本当に似てて、全く区別がつかない。今日も2人揃ってインタビューを受けてたけど、本当に似てる(><)!!前にこの2人とラインメート(一緒にプレイする選手)の選手にどっちがどっちか区別つくか写真を使って試したら、あれだけ一緒にプレーしてる選手ですら3~4割しか当てられなかったとか。この2人、毎年年間を通じて同じくらい活躍してるので、1人がスランプに陥ると、ユニフォームを変えて入れ替わって、成績を均衡にしてるのではないかと私は密かに疑っている(笑)。ちなみに年俸も全く一緒です。ついでなので私の一番のお気に入りの選手も紹介。 ブレンダン・モリソン。決して大きな選手ではないけど、バンクーバーの1番ラインで頑張ってます。今シーズン出だしは不調だったけど、最近かなり好成績です。私の応援が届いたのかしら? 最近、最絶不調から抜け出して、今は絶好調のバンクーバー・カナックス。これからも頑張って私たちをハッピーにしてくれ~!GO CANUCKS GO!!
2006.01.21
コメント(15)
私が最近出入りしているMIXIというサイトを通じて、ある人から一通のメールが届いた。誰だろう?と思ってみると、うわっ!すっごい懐かしい名前!それは、大学の時のクラスメート、S君からのメールだった。S君とはゼミが同じで、最後まで一緒に勉強した、たった15人のゼミメンバーの一人だ。私の名前をMIXI上の大学の学部のコミュニティーで見つけ、メールを送ってきてくれたのだが、卒業して多分一度も会ってない人だったので、約8年ぶりに連絡を取ったことになる。今S君は、なんとうちの大学の大学院に戻って勉強しているらしく、今はタイの大学に留学中らしい。タイに住んでもう2年になるらしく、タイ語も上達してきたのだとか・・・。それを聞いて(読んで)私の最初の感想。羨まし~~い。そう、大学時代、文化人類学を勉強した私は、その中でもタイの事を研究している先生のゼミに入った。すごく競争率の高いゼミだったんだけど、「絶対このゼミに入りたい!」という執念で15席のうちの一つを獲得した。私はタイが大好きで、タイ語のクラスに通い、それでは物足りなくてタイ語の個人レッスンまで受けていた。卒業したらタイに住むのだと思っていたし、タイに住んだ時の事を考えて、日本語教師の資格を取る学校にまで通った。でも人生は分からないものだ。結局カナダに住む事になったし、カナダからタイは遠いこともあって、この8年間一度もタイに戻ってない。でも久しぶりに連絡が来た人から「タイに住んでいる」と聞いたら、なんだかむしょうに羨ましくなった。無いものねだりなのは分かっているけど、いいな~、いいな~、と思ってしまう。それに追い討ちをかけるように、薬剤師のSが今週の土曜日からタイに旅行に行くと言う話を今日聞いた。しかも東京経由で。いいな~、いいな~、いいなあぁぁぁ!最近、何かにつけて「無いものねだり」が多い私。そのたびに自分に言い聞かせる。隣の芝は青いのだ。分かっているのだけど、最近ふと暇になると1人でタイへ思いを馳せてしまうのだった。
2006.01.19
コメント(20)
今日仕事中に少し暇だったので、仲良しの薬剤師Sの所に行って日本語で「シゴトハヤクシロ。ハヤク、ハヤク。」とからかってみた。最初はSは「は?何言ってんの?」って感じだったけど、私が「ハヤク、ハヤク」とニヤニヤしながら繰り返すと、「あ、急げってこと?」と理解してくれた。ふむ。それだけでよく分かったものだと感心したのだが、私が速いテンポで足踏みをして「ハヤク、ハヤク」と言ったので分かったらしい。ジェスチャーというのは、言葉以上にモノを語ることもあるようだ。そんな話を近くで聞いていたテクニシャンのRが「私、日本語一つだけ知ってるよ」と言い出した。「言ってみて」という私を目の前に、Rが口にした一つの日本語のセンテンス。「スシハゲンキデス。」は?なんのこっちゃ?最初、全く意味が分からないと思ったけど、ちょっと考えると分かった。彼女は「Sushi is good」と言いたかったのだ。多分、「How are you?」と聞かれて「I'm good」とか「I'm fine」とか答えるときの「good」や「fine」にあたる言葉=「元気です」というのを、寿司が美味しいというのにも当てはめて、「寿司は元気です」という文章ができたのだろう。そういえば、昔日本食レストランで働いていたときに、お店に入ってきたお客さんから突然「もしもし~」と言われたことがある。一瞬戸惑った私の顔を見て、そのお客さんは不思議そうに「もしもしってHelloでしょ?」と言った。ああ~、なるほどね。多分日本人が電話に出るときに「もしもし」というのを聞いて、「電話に出るときの言葉=もしもし=Hello」だから電話以外のHelloも「もしもし」だと思い込んだらしい。それにしてもいきなり面と向かって「もしもし~」と言われてもね、そりゃ戸惑いますわ。外国語とはなかなか難しいですな。でも考えてみると、日本に溢れてる英語のサインなんかは、英語を母国語とする人からするとすごくおかしな英語だったりするんだろうな。
2006.01.18
コメント(18)
数日日記をさぼってる間に、アクセス数が2万件を越えてました。2万件目を踏んだのは、オーストラリアののっちさんでした♪いつもご訪問ありがとうございます。最初は身近な友だちに読んでもらうために初めて、かなりサボりながらもボチボチ書いてたんだけど気付いたら書き始めて9ヶ月も経ってました。この9ヶ月の間に読んでくれる友達も増えたし、楽天上のお友だちも増えたし、友だちで楽天にブログを開設した人も増えたし、とってもハッピーでございます。これからも、ブログを行ったり来たりする友達を増やしていけたらいいなと思ってます。いつもコメントを残してくれる皆さん、本当にどうもありがとうございます。まあ、かなり自己満足のつたない日記ですが、これからもボチボチ書いていくつもりですので、どうぞヨロシクお願いします。
2006.01.17
コメント(16)
毎日、毎日、毎日、毎日、本当に雨ばっかり。でも、あと少しで最高記録だそうです。連続雨が続いた日数が。今日で連続23日間目か24日間目だそうです。最高日数は28日間だそうなので、あともう少しです。こうなったらいっそのこと記録を塗り替えて欲しい。
2006.01.12
コメント(10)
仕事はかなり忙しかったです。本当に忙しかったです。これは私が慣れてないから忙しく感じるのか?それとも本当に忙しいのか?一緒に働いてた薬剤師に聞いたら、「今日は本当に忙しい方だよ」とのこと。そんな日に限って私がこのセクション担当。とほほ・・・。このセクションは普段、薬剤師1人とテクニシャン1人の合計2人で受け持つことになっている。でも忙しくなると、2人ではとても回らなくなるので、一番後回しでもいいものを放っておくことになる。一番後回しでもいいもの。それは何か?それは、私の一番嫌いな電話だ。別に私が電話嫌いだからとかではなく、忙しくなると、私だけでなく他の人も電話に一切出ない(笑)。電話は誰にも取られる事なく、放置されることになる。日本の企業だったら考えられないかもしれないけど、電話に出る人手が足りないのだ。仕方がない。電話には「留守番電話」がついている。用件はメッセージに残してもらって、少し手が空いたときにこちらからかけ直すことにするのだ。本当に忙しい時に電話対応なんかしてると、逆に怒られたりする。他のもっと急ぎの仕事が遅れるから。ちなみに病棟のナースからの電話は他の番号にかけるようになっているので、電話に出ないといっても入院患者に支障がでることはない。私は電話が大嫌いなので、その時は電話に出なくていいので楽なのだが、しっぺ返しは後からくる。少し落ち着いてから、電話に表示される取り損ねた電話の件数をみると40~50件にのぼることもざら。(もちろん全員がメッセージを残すわけではない。むしろメッセージを残さない方が大半)それから残されたメッセージを聞いて、こちらから電話をかけ直す対応に追われる。なので、メッセージを残されてから、こちらが電話をかけ直すまで、ざらに2~3時間経っていることもある。日本で働いていた私からすると迅速に対応してなくて申し訳ないんだけど、かけ直してから「遅かったじゃない!」なんて文句を言われたことは一度もない。カナダでは当たり前なのだろうか?というわけで、明日も頑張ります。
2006.01.11
コメント(4)
今日の仕事のシフトは、私の大嫌いな「電話の嵐」を受けるセクション担当だった。前回もこのシフトを受け持ったときに「毎日がチャレンジ」という題で日記を書いた。その日にちをたどると、11月の半ばだった。ということは、約2ヶ月ぶりにこの地獄のシフトを担当したことになる。2ヶ月も間が空くと、正直忘れてることが多くて困る。このセクションは普通、1人で受け持つようになる前に約2週間のトレーニングを受けることになっている。私の後に入ってきた子も、2週間半のトレーニングを受けていた。でも私がこのセクションのトレーニングを受けた日にちはなんとたった一日!そう、その頃人手不足でものすごく時間がなかったらしく、軽くイントロダクションを受けた後に「じゃ、後はヨロシクね」という感じだったのだ。これではあまりにも不公平だと思った私は、マネージャーに「まだ1人でできるとは思えません」と言いに行った。でも彼女は「だ~いじょうぶよ~!何かあったら他の人に聞いてもらえばいいから。」と、かなりお気楽!何が大丈夫なんじゃ、コルァ~~!とは思ったものの、シフトに入れられてしまったので仕方なくそのセクションを受け持つしかなく、右も左もよく分からないまま、電話の嵐の洗礼を受けることになった。「自分はきちんとトレーニングされてない」という意識があるので、余計にこのセクションが嫌いなのかもしれない。そんなこんなで、今日はこのセクションの担当だとわかっていたので、朝仕事に行く前からドキドキドキドキ・・・・・。こういう部分では、結構小心者な私。そして蓋をあけてみれば、ものすご~~く忙しい一日だった。慣れないセクションで頭を使いすぎたせいか午後3時くらいから頭痛が絶えず、今もまだ治らない。なので、今日のスペイン語学習はおあずけです。あ、でも今日あったことで興味深いことがあったので報告。今日、職場の留守電にメッセージを残した患者さんの名前がどうしても聞き取れないと、同僚のRが私に言いに来た。Rいわく「日本人の名前っぽいから、シマが聞いたら分かるかも」と。なので私が聞いてみると・・・はい、確かになが~い日本人(日系人かも)の名前でした。でもやっぱり日本人の名前だと、どんなに長くても聞き取れるんだよね。その患者さんは自分の名前のスペルも、患者のIDナンバーも、処方箋のナンバーも何もメッセージに残してなかったので、名前が聞き取れないとお手上げだったんだけど、私の日本語聞き取り能力(?)が少々役立ちました。ああ、明日も同じセクション担当です。今日は早く寝て明日に備えます。おやすみなさい。
2006.01.10
コメント(10)

この間申請していた新しいパスポートを、今日日本領事館まで取りに行ってきた。や~~~っと10年前の写真のついたパスポートにおさらばできる。10年前は「歳をとっても若い頃の写真が付いてるなんて嬉しい」って思ってたけど、実際に10年も前の写真が付いているパスポートを持ち歩くのは結構嫌だった。誰にも見せられないし。今回は10年パスポートではなく、5年用のものを申請した。というのも、2006年の3月から新しく電子ナントカ情報が入ったパスポートに変わるらしく、将来アメリカに入国するときにその電子ナントカパスポートじゃないと入国できなくなる可能性があるらしいのだ。なので今10年パスポートを取ってしまうと、古いテクノロジーのパスポートをこれから10年間も持っていなければならないので、領事館が5年用を取得するように勧めていた。実際、外国の領事館でパスポートを申請すると、日本本国で申請するよりもテクノロジーの一歩遅れたパスポートを取得することになることが多いようだ。バンクーバーに結構長く住んでいる日本人の知り合いが、何年か前に、念願のシアトルに車で旅行に行ったらしい。シアトルはバンクーバーから結構近いのだが、彼は一度も行った事がなかったらしく、「いや~、バンクーバー在住8年目にして、やっと初シアトルだよ」なんて喜んで出かけていったらしい。ところが・・・・。はりきってアメリカ国境にたどりついたものの、そこで彼はアメリカの入国を拒否された。というのも、彼のパスポートにはバーコード(普通のバーコードとは少し違うけど、スキャンできるシステム)がついてなかったらしい。そのシステムがついてない日本パスポートは有無を言わず「入国不可」だったのだとか。でももちろん、彼のパスポートは本物。当時日本で発行された全てのパスポートには、そのスキャンシステムがついていた。私の前回のパスポートも1996年に取得したものだけど、それがついている。でも彼は、それ以降に申請したパスポートにもかかわらず、バンクーバーの日本領事館で申請したために、古いテクノロジーのパスポート(バーコードの無いパスポート)しか取得できず、結果的にアメリカへの入国ができなかったのだ。「8年目にしても、シアトルにはたどり着けなかったよ~」なんて言いながら、かわいそうにバンクーバーにトンボ帰りしたらしい。今日も領事館の窓口で、今日取ったパスポート(電子ナントカがついてないやつ)は、2006年の3月以降は他の国への渡航に支障がでるようになるのか聞いてみたら、とりあえずは大丈夫だとのこと。でも数年のうちに、アメリカへの渡航に支障がでるようになるかもしれないとのことだ。私は4年半ほど前、アメリカのイミグレーションでとっても嫌な思いをしたことがあり、それ以降アメリカへの入国は避けている。でもさすがに、これから5年のうちにアメリカに行く事はあるような気がして、アメリカの入国に支障がでるパスポートを持ってるのは少し不安だ。 今回の新しいパスポートには、私のカナダでの苗字(ダンナの苗字)をカッコ書きで入れてくれました。これでカナダの移民カードの名前とパスポートの名前が一致するようになったので、入国の時に少し楽です。日本のパスポートは10年用と5年用で色が違うので、この間5年用のパスポートを持ってるmunchちゃんと旅行したときは、「なんで同じ国のパスポートなのに色が違うんだ」と、空港のカウンターのお姉さんは少し不思議そうでした。 私のパスポートではありませんが、カナダのパスポート。日本のマークよりも、かなり手が込んでますよね。
2006.01.09
コメント(15)
この間今年の抱負に「スペイン語を習う」と書いた。まだ今年に入って一週間だが、今のところ毎日少しずつスペイン語を勉強してる。この間私が本屋に買いに行ったスペイン語のテキストは、カナダで買ったので当然ながら英語を母国語とする人たち用のスペイン語のテキストだ。スペイン語がある程度分かるダンナに一緒に選んでもらった。いくつものテキストを見て、彼が「このテキストは素晴らしい」と言ったのを買った。すごくカラフルで、超初心者用に作られていて、なかなか良いテキストなのだが、そのテキストを使いながら私が思ったことがある。それは、文法の説明がと~~っても少ないということ。最初の章は「何」「どこ」「いつ」などの質問のキーワードを覚えようという章なのだが、文法も知らないのにいきなり例文がいくつも並んでいる。Que pasa? (What is happening?)Quien es? (Who is it?)Como esta la ensalada? (How is the salad?)Donde esta el telefono? (Where is the telephone?)Donde estan los servicios? (Where are the restrooms?)という風に。この例文を見て、日本の文法中心の外国語教育を受けてきたからか、私はついつい文法の分析を始めてしまう。「esta」が「is」なのかな。複数形になると「estan」になるのか?あれ?じゃあ「Que pasa?」の意味がどうして「What is happening?」になるのだ?「is」はどこへいった?次の「Quien es?」の「es」とは何ぞや?「esta」じゃないのか???という風に、次々と疑問が湧いてくるのだ。でもテキストを見てもどこにも説明されてない。まるで、そんな細かいことどうでもいいじゃないか、とでも言わんばかりに。一応男性名詞と女性名詞によって、その前に付く「a」や「the」に当たる語が変化することだけは説明してあった。でもその後に「ちょっと英語と違うから難しいかもしれませんが、でも間違ってても意味は通じるということを覚えておきましょう!」という注意書きが!その注意書きが、なんだかすごく新鮮だった。「間違っても平気だよ。だって通じるもん。」と言われたら確かにそうだなと、すごく気が楽になって覚えられるような気がする。(←単純?)日本の受験英語をみっちり叩き込まれた私たちは、英語の文法にものすごくこだわって、結局は話せないのに文法だけはきっちり知ってるというパターンが多い。それはそれで結構なのだが、「コミュニケーション手段」として言語を習得したい場合、あまり細かいことに気を取られずに勉強した方が良いのかもしれない。細かいことに気を取られすぎて勉強した外国語は、結局は知識としての言語にはなってもコミュニケーションの手段としては役に立ちにくいのかもしれないな・・・なんて思った。一応このテキストには「後の章が気になっても、飛ばさずに順々に進むように」という注意書きもあった。順を追って進んでいくうちにスペイン語の文法も少しずつ理解できるように作られているのだろうか?そうであって欲しいと少しばかり願いつつ、今日はスペイン語で1から10まで数えれるようになって喜んでる私でありました。
2006.01.07
コメント(16)
前回の日記に書いたワールド・ジュニア・ホッケーの大会開催中、ちょっと話題になったことがあった。それは、アメリカのチームが毎試合観衆からすごいブーイングを受けていたということ。これがカナダ対アメリカの試合だったら分かる。開催地はカナダなのだから、もちろんほとんどの人たちはカナダを応援してるだろう。でもこれが、カナダ相手の試合だけでなく、アメリカ対ロシアの試合でも起こったのだ。アメリカはカナダの隣国だし、兄弟国みたいなものだから、普通で言ったらみんなアメリカを応援しそうなものだが、観衆たちは容赦なくロシアではなくアメリカにブーイングを浴びせていた。これは何故なのか??(ホッケーでは)アメリカはカナダの最大のライバルだから、ブーイングをするのだという人もいるけれど、でも私はこれは明らかに「アメリカ政治への反発」の表れだったと思う。イラク戦争以来、カナダでもアメリカの政治に反発する人はとても多い。その感情が、こういうホッケーの世界大会の場で表れてしまったのだと思う。私もアメリカの政治には少なからず反発している一人ではあるが、でも正直言って、私はこのブーイングがとっても不快だった。このアメリカ代表として一生懸命競っている十代の選手たちに向かって、カナダとの試合でもないのに観衆がブーイングを浴びせるのを見て、悲しいと思ったのは私だけだろうか。彼らに政治は全く関係ないと思う。国の代表として厳しい選考を経てチームに選ばれ、こうやって国際大会の場で活躍している選手たちにもっと敬意を持って欲しい。それがたとえ、自分の嫌いな国の代表選手であったとしても。この大会を見ていた人は分かると思うが、カナダ対アメリカの試合の最後の最後で、アメリカの選手がカナダの選手を肘でワザと殴り、それがスポーツマンとしてあるまじき行為だったのでその選手はものすごいブーイングを受けた。しかもそのアメリカの選手がその試合の最優秀選手に選ばれたものだから、そのブーイングは試合の後にさらに大きくなった。ある人たちはそのアメリカ選手の行為のせいでアメリカがブーイングを受けているのだと言う。でもそれなら、その選手がパックを取った時に、その選手に向かってブーイングをすればいい話。チーム全体がブーイングを受けるのはおかしいと思う。これが逆の立場だったらどうだろう?開催国がアメリカで、カナダがアメリカ以外の国と試合をしているときも常に観衆からブーイングをされたら、どんな気分だろう?私はホッケーが大好きだ。だからこそ、試合に政治的な感情などを持ち込まずホッケーを楽しみたい。素晴らしいプレーには、カナダの選手でなくても拍手を送りたい。世界のトップクラスにまで上りつめた選手たちに敬意を示したい。そんなことを思った大会だった。
2006.01.05
コメント(11)
今日はワールド・ジュニア・ホッケーの世界チャンピオンシップの決勝戦!この大会は年に一度の冬の楽しみ。20歳未満の世界トップクラスのホッケー選手たち、つまり、将来のNHL(北米のプロホッケーリーグ)の第一線で活躍するであろう選手たちが勢ぞろいして、世界一を競うのです。しかも今年は会場がバンクーバー!!!本当は予選の試合くらいは見に行きたかったんだけど、思った以上にチケットが高く、断念しました。前にも書いたけど、カナダ人のホッケーに対する情熱は本当にすごい!試合は4時からだったから、試合が始まった頃は私もまだ職場にいたんだけど、点が入るたびにどこからか試合の最新情報が入ってきてました(笑)。仕事は4時半に終わったので、即行家に帰って、試合の残りを見ました。今年のチーム・カナダは新しい選手が多く、メダルは難しいと言われておりました。ところが会場がカナダということもあってか、チーム・カナダはあれよ、あれよと勝ち進み、結局1敗もせずに決勝まで残りました。今日の決勝戦の相手はロシア。ロシアは一昨日、準決勝で優勝候補第一だったアメリカを破って、見事決勝戦進出を獲得したのです。いつもNHLの試合を見慣れているけれど、たまにジュニアの世界大会を観て見ると、正直NHLより面白い!スピードも速いし、もっとみんな必死って感じ。まあ、若いからっていうのもあるんだろうけど。ロシアもカナダもすごくフィジカルで、すっごく良い試合だった。そして結果は・・・・・5対0でカナダの圧勝!!見事にカナダが金メダルを獲得しました!!!わーい、わーい!「メダルは難しい」なんて言われていたのに!すごいっ!!カナダ、強し!ちょっと感動ものでした。ちなみに、最近絶不調のどん底、わがバンクーバー・カナックスも今日や~~~~っと勝ちました。ほんと、最近負けすぎ。この調子で少し持ち直してくれ。
2006.01.05
コメント(2)
昨日、結構長い、真剣な日記を書いたのに、最後の行を書いているくらいに突然コンピューターがフリーズ・・・。う、うそだ~~~!!長々と書いた日記が全部消えた!きーっ!!(怒)結構時間を費やしたのにっ!しかも、かなり真剣な日記だったのに・・・。(悲)最近私のコンピューターはかなり調子が悪い。おとといも後輩がロシア旅行したときの写真をUPしてたので、160枚くらいあった写真を130枚くらいまで見た時点でいきなりフリーズ・・・。130枚まで見たのに、もう一度最初から見直すのが大変だったので、結局諦めた。もう私のコンピューターも結構古いからなぁ。(諦)新しいコンピューター欲しいけど、それを買う金があったら、ピアノを買いたいし。なんだかくらだらない日記だけど、とりあえずフリーズする前に送信しておこう。
2006.01.04
コメント(2)

一昨日、外に出て思わず「あっ!」と声を出してしまった。これは・・・・?まだ一月の初めですけど・・・・? ↑ちょっと分かりにくいけど、分かるかな・・・?なんだか桜らしき花が咲いている。まだ一月なのに。断っておきますが、バンクーバーは決して暖かいわけじゃないです。お正月前後に少し暖かい日はあったけど、今日なんか、とっても寒かったです。多分日本で見るのとは違う種類の桜なんだろうけど、それにしてもちょっと早すぎますよねぇ?
2006.01.03
コメント(12)
みなさま、明けましておめでとうございます。今年もどうぞヨロシクお願いいたします。お正月はいつも「今年の抱負」とか言ってみるのだけど、だいたい今までその年の抱負なんて書き留めた事がなく、年も終わりになる頃には自分の抱負が何だったのかさえ覚えてないというのが、いつものパターン。なので、今年はここに自分の今年の抱負を書いておくことにします。一応公言することで、実行せざるを得なくなるし。今年の抱負:その1スペイン語を習う。昔から習いたいとずっと思っていたスペイン語。何故スペイン語??と言われると、ただ単に音が好きというだけの理由です。今までは英語を勉強するのに必死で、第3言語なんてとんでもないって感じだったけど、英語にも少し余裕が出てきたので新たなる言語に挑もうという意気込みです。今日さっそくスペイン語のテキストを買って来ました。発音は、スペイン語レッスンのソフトがあるので、それで頑張ります。本当はレッスンでも取りたいけど、あんまりお金をかけたくないので、まずは独学です。今年の抱負:その2TOEICを受ける。英語の方もやっぱりなおざりにはできません。TOEICなんて今更・・・という気もしないでもないですが、実はカナダに来てTOEICをまだ一度も受けた事がありません。カナダに住んでいる限り、TOEICなんて必要ないのだけど、日本に帰るならやっぱり取っておいた方がいいし。(別に日本に帰ることに決まったわけじゃないけど。)自分の英語の実力がどのくらいなのかを客観的にテストするのも良いかなと思って。でもTOEICのテスト代は決して安くないので、自分でそれなりに勉強してから受けようと思います。テスト代を無駄にしたくないので。TOEIC用のコースも沢山あるけど、やっぱりお金をかけたくないので、独学で行きます。今年の抱負:その3ピアノを練習する。私、小さい頃に10年間くらいピアノを習ってました。でも辞めてから15年以上経つので、今はほとんど弾けません。楽譜を読むのもやっとという感じです。もう一度ピアノが弾けるようになりたいな・・・と思い出して、今家には「ピアノもどき」のようなものがあります。でもやっぱり本物とは全然違うけど。もしお金の余裕があれば、小さな安いピアノ(音量調節のできるやつ)を買って、練習したいと思ってます。でも頭の隅には「いつまでバンクーバーにいるか分からない」という考えがあるので、ピアノを買うのもちょっと躊躇気味です。なのでこの3番目の抱負はちょっと実行できるか怪しげです。でもまあ、一応書き留めておきます。私の3連休も今日で終わり。明日からまた仕事です。しかも1月は結構ハードスケジュールなので、今はちょっとブルーです。仕事行きたくないな~。でも頑張るしかないですね。今年一年いい年でありますように!
2006.01.02
コメント(12)
全18件 (18件中 1-18件目)
1