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週末、東京の某幼稚園に伺って、輸入サッシの自動開閉システムの修理へ行ってきました。輸入窓は、ハード(Hurd)社製のオーニングサッシ(窓の下側が開いていく形式の窓)。そこにオプションで取り付けられた電動開閉システム「Sentry 2000」が壊れて、スイッチを押しても動かなくなったということでご依頼を頂きました。このシステムは、既に新しいものに製品が置き換わっていて、手に入れるのも難しかったのですが、電動モーターユニットと開閉金物のオペレーター周辺の破損だろうと予め推測して、部品類を準備して出掛けました。通常であれば、事前に現地調査を行って、ちゃんと不具合箇所を特定した処で部材の調達をするのですが、リスクがある程度あることを承知頂いて部材の調達に踏み切りました。当初は、モーターを新しいものと交換したら僅かに動くそぶりを見せたのですが、ちゃんと動くまでには至りませんでした。次にモーターを交換した窓と連動して動くお隣のサッシのモーターも交換しました。そうしたら、両方共が僅かに動く状況になり、更にスイッチを入れたり切ったりしていたら、両方の窓が開閉するようになりました。これで動くようになったと考えて、窓の掃除と必要な箇所に潤滑剤を塗布して完了しようとした処、片方のオペレーターが僅かに引っ掛かる感じがあるのを見付け、念の為オペレーターの取外しをしたら、そのギアが減っている状況でした。また、こちらのオペレーター・アームの2本あるうちの1本が外れていたという状況から、アームが建具から外れてバランスよく窓が開かなくなったことでオペレーターにもストレスが掛かり、最終的にはモーターの破損につながったのではないかと思います。こうした原因の究明とそれに対応する問題解決を行うのは、専門的な知識と経験がないと難しいとは思いますが、今後は私たち ホームメイドがメンテナンスのお手伝いをしていきますから、安心して下さい。多分、これの修理に挑戦するという物好きは、日本にはいないんでしょうね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.31
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千葉のお客様からシングルハングサッシのペアガラスが錆びてきたのと、バランサーがおかしいので調達したいというご相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。湯気などの水分が多い浴室に取り付けられている窓ですから、ペアガラスの内部結露やバランサーの寿命が早いのは必然と言えます。お風呂の後には換気をしたり、窓周りに付いた水気を雑巾等で拭き取ったりすればいいのでしょうが、余程几帳面な人でないと毎日は出来ませんから、10年程度で不具合が出始めるかも知れません。今回は、修理を行う為のペアガラスやバランサーを調達して、交換等はお客様ご自身でやられるそうです。ご自分で何でもやってみるというのはいいことですが、初めて挑戦するという場合は、道具や知識がない状況でちょっと無謀かも知れません。ガラスやバランサーを調達するには、一旦それらを窓から外すなどして、寸法や形状などを細かく調べる必要があります。普通のサッシ屋さんでもやったことがないと二の足を踏むのに、素人のお客様が窓を破損させずに作業が出来るかどうかは疑問です。特に押縁と呼ばれるガラス押えは、樹脂で出来た繊細な部材ですから、劣化して硬化していれば、作業中に割ってしまう可能性もあります。そうなると、不具合部材以外に押縁材も新たに調達する必要がありますし、不具合箇所がそれ以外にもあれば、交換途中で作業がストップしてしまうことも考えられます。お金が惜しいのは分かりますが、慣れないことをやって失敗すれば更に費用と手間が掛かりますから、どっちが合理的なのかは一考する必要があると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.29
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静岡のお客様からダブルハングサッシ(上下共に開閉する上げ下げ窓)のペアガラスが割れたので、修理したいというご相談を頂きました。サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシ。何故か突然屋外側のガラスだけが割れてしまったとのことで、飛散を防止する為に外からガラスにフィルムを張っている状況です。(尚、割れのトラブルは、火災保険で費用を求償出来る可能性があります)こういう場合、通常であればガラスが割れた上窓だけを交換すればいいのですが、ハード(現シエラパシフィック)は古い規格のダブルハングの交換部材について生産を中止しています。そうしたらどうすればいいのかということになりますが、ハードは救済措置をちゃんと考えています。古い窓枠はそのまま使って、そこに入るように新しい規格の建具をサイズ調整して作ってくれるというものです。ただ、新しい建具ですから、古い窓枠と接する部分(窓の両サイド)にピッタリのジャムライナー(側枠)を装着してやらなければなりません。ということは、上窓が新しい規格になりますので、下窓も新しいタイプにしないと整合性が取れませんから、上下共建具を交換する必要があります。結構いろいろ入れ替えをしなければならず、費用も馬鹿になりませんが、見ため的にもちゃんと元通りに納まりますから、喜んで頂けると思います。それから、現在は木製格子が付いていますが、新しい建具は格子なしか、ペアガラス内に内蔵された白い格子付きかのどちらかしか選択出来ません。新しい建具の木枠を加工して、既存の木製格子を付けられるようにするというウルトラCがやれるという情報もありますが、それは現場を見て判断するしか方法はなさそうです。まあ、それでもちゃんと直せるということが第一ですから、飾り格子については出来ればベースで考えましょうね。あと、交換する建具もそうですが、雨による曇りや内部結露を防止する為にペアガラスの周囲の防水処理を全てのサッシで行っておくと安心です。木部の防水塗装を含めて、定期的に輸入の窓やドアのメンテナンスを行っておきたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.28
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蓼科のお客様の別荘をメンテナンスしているという記事を書かせて頂いておりますが、木製サッシだけでなく天窓の補修も実施しています。天窓は、ベルックス(Velux)製のアルミクラッドで、窓の中央の回転軸で回して開けるタイプです。全部で6ヶ所もあるんですが、30年近く全くメンテナンスをやってきていなかったということで、防水材の交換など今後も長く使って頂けるように作業を実施しました。ただ、そのうちの1ヶ所については、ペアガラスが内部結露を起こしていたので、ペアガラスの交換も併せて実施しました。写真がその様子ですが、建具をほぼ分解するくらい徹底的にきれいにしています。これだけやれば、本当に安心出来ると思いますが、メーカーのメンテナンスでは防水塗装まではメンテナンス項目にありません。雨に曝されて窓枠など木部が黒ずんできている場所もありますから、木部の再塗装も別途やっておいたほうがいいかも知れません。それにしても、古いトップライトでもこうしてメンテナンスをするサービスがあるのって、ほんと輸入の天窓は素晴らしいですよね。(ただ、もう少し早めにメンテナンスをしておけば、雨でガラスが曇ることもなかったと思いますので、早めに定期点検したいものです)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.27
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蓼科のお客様の別荘へ3泊4日のメンテナンスに伺っておりましたが、昨日夜遅くに名古屋へ戻って参りました。先日、ガラスの周囲に付いていた劣化したガラスの防水パテを取っている様子を写真でお見せしましたが、パテの打ち直しが完了した様子がこちらです。白い木製格子のそれぞれの周囲に、きれいにガラスパテが施工されているのが分かりますでしょうか。このサッシは、2重サッシになっていて、1つの窓にガラスが入った建具が2枚重なって入っていますから、この2つのサッシで合計4枚の建具の防水パテを交換しています。こういう仕事の他に、木製サイディングの直しや木製玄関ドアの建て付け調整といったこともやっていますから、パテの打ち直しが出来る建具はせいぜい4枚(窓2ヶ所分)が限界でした。本来であれば、もっと手早く仕事が出来るはずですが、鉄製のビスが劣化していた為に外したり付けたりするのに相当な時間が掛かってしまったというのが、大きな誤算でした。次回お邪魔する際は、ビスも新しいものを用意して、また必要な工具も今回以上に揃えた上で施工に臨みたいと思います。恐らくこれが出来る建築屋は、日本には殆どいないかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.26
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金曜日から蓼科のお客様の別荘に伺って、木製サッシのガラス押え(パテ)等を交換しています。今は亡きノルディスカヒュースが建てた輸入住宅に施工されたSP Snickerier社製の三角に開く木製サッシです。ガラスの周囲を防水する為に、粘土のような少し柔らかい材料でガラスを押えているのですが、20年以上経つと材料に割れが生じて硬くなってきます。そうなると、ガラスの周囲から雨が木部に浸入してきますから、長く放置すると木が腐ってきたり、窓から雨が室内に漏れてきたりします。硬化したパテをガラスの周囲から除去して、スウェーデンから直輸入した専用の防水パテで打ち直す作業をしています。ただ、この作業は本当に大変な手間が掛かります。古いパテは、石のように硬くなっています。また、スウェーデン製の窓ガラスは薄くて繊細ですから、僅かな衝撃で割れる恐れがあります。力を入れないと古いパテは外れませんし、下手に力を入れるとガラスが割れてしまいます。勿論、専用の道具なども揃えた上で作業をしていますが、1日で建具4枚を仕上げるのがやっとという感じです。古い取付けビスも脆くなっていますから、ビス穴が舐めてしまったり、ビスの頭がもげてしまったりもします。特殊工具を使ってそれらを木製サッシから除去するという余分な作業も加わって、掛かる時間は半端ない状況です。こんなことが出来る専門家は他にいないでしょうから、やる以外ないですが・・。明日作業を終えたら、一旦名古屋へ戻ります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.24
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東京のお客様からアルパイン(Alpine)社製と思われる輸入サッシでペアガラスの内部結露が発生しているというご相談を頂きました。サッシは、片引きの引き違いサッシと写真にある掃出しサッシ。外は晴れている状況ですが、ガラスが曇っている為に雨で外が見えにくくなっているように感じますが、もう片側のFIXドアの方はちゃんと外が見えていますから、雨でないことはお分かり頂けると思います。ガラスの中に随分雨が入り込んでいるようで、上の方から水がたくさん垂れてきている感じです。夏の暑い日には太陽の熱で蒸発してしまうのですが、部屋の中をエアコンで冷やすと室内側のガラスの方に結露が発生します。(逆に冬場は、屋外側のガラスが冷えますので、外側のガラスで内部結露を起こしてしまいます)こういうことを何度も繰り返す状況だと、そのうちペアガラスの気密を確保する為の周囲のスペーサーが水分で劣化して、最悪ガラスが動く状況にもなります。こういう場合は、輸入のペアガラスを交換する以外方法はありませんが、単純に交換しても屋外側の防水処理を追加しなければ、また雨が建具の中に入り込んで問題を起こします。そういうことをちゃんと理解している建築会社でメンテナンスをしてもらうことで、将来トラブルが起きにくい状況を保つことが可能です。ただ、このスライディング・パティオドアは、幅が2.4mもある大きなものですしペアガラスは強化ガラスですから、作業も費用も大変です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.21
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以前マーヴィン(Marvin)から入荷したダブルハングサッシ(上げ下げ窓)のバランサー。このバランサーは、現在販売されているダブルハングには装着されていない古いタイプのものになります。日本に出回っているマーヴィンのダブルハングは、旧タイプのものが殆どですから、長さや強度の違いこそあれこのバランサーが使われているはずです。固定用フックが付いた樹脂部品は、白い色のもの以外に黒などもあり、それによってバネ強度の違いが分かるようになっているようです。固定用フックは、建具の両サイドに付いているピボットバーが上に載ることによって、フックの爪が外れて位置の固定が解除され、建具が載っていない状態(建具が窓から外された状態)の時は、フックの爪が窓枠に引っ掛かってストッパーの役目を果たします。そうすることで、建具を窓枠の中に戻す際には、バランサーが一定の位置にあってすぐに建具を吊ることが可能となる訳です。バランサーの寿命は約15~20年。随分長く使える部材ですが、樹脂の部分や吊りヒモなどはどうしても劣化して破損します。(バランサーが破損すると、窓を上に開けても落ちてきますし、開けづらくなりますので、すぐに分かります)現在マーヴィンは、古いダブルハングの部材の製造を中止していますが、既に生産された在庫部品についてはなくなり次第販売終了という案内をしています。こうしたバランサーなども、メーカーから入手するルートがいつなくなるか分かりませんので、そろそろ交換時期というおうちは、早めに交換をご相談頂けるといいかも知れません。尚、輸入の上げ下げ窓は、形の違いこそあれバランサーと呼ばれる部品で開け閉めが軽く出来るように作られています。窓の開け閉めに支障をきたすようなら、バランサーの不具合が原因かも知れませんので、ご注意下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.20
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先日、千葉のお客様からミルガード(Milgard)製ケースメントサッシの網戸部品を調達したいというご相談を頂いたというブログ記事を書かせて頂きました。今回、そのお客様から、劣化して使えなくなった網戸のコーナー部品を郵送でお送り頂きました。これではないかという新品の部品が、たまたま1つ手元にありましたので、並べて比べたのがこの写真。劣化して欠損してしまった羽根のような部分の様子は分かりませんが、網戸フレームに差し込むL字になった部分は、全く変わらないという感じに見えます。お客様が念の為に確認して欲しいということでお届け頂いた部品ですが、これで私たちが調達出来るコーナー材が適合するということが確認出来ました。勿論、これでは羽根の部分の大きさが分からないのですが、羽根の大きさについては、残っている既存のコーナー材で寸法・形状を確認頂けたようです。ご希望の調達数量は、120個。まあ、10個取り寄せるのも120個取り寄せるのも海外送料は然程変わりませんから、多めに在庫頂く方がいいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.19
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日進市のお客様から輸入の掃出しサッシの下端などが腐ってしまったので、直したいというご相談を頂きました。サッシは、コルビーアンドコルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)製のアルミクラッド・スライディング・パティオドア。サッシの下枠に木製のモール材が付けられていた処に、ウッドデッキの床が接していたようで、床に溜まった雨水がサッシの下端に当たってそこから中に浸入したという感じです。腐ったモール材が邪魔をして中までどうなっているかは分からない状況ですが、モール材の奥やモール材の下に張っているカルチャードブリックとのつなぎ目が、ちゃんと防水処理を施していないようで、構造材への影響の方が少し気になります。また、ドアのペアガラスとその周囲のアルミカバーとの間から、雨が建具の中に入り込んでいるようで、ドアの木製下枠が完全に腐っています。こうなると、ドアを交換しないといけませんが、メーカーが代替のドアを作ってくれないという場合は、ドアの建具枠を部分的に交換するか、サッシ全体を違うメーカーの新しいものに入れ替えるかということになります。何れにしても、コルビーアンドコルビーのサッシは雨仕舞があまりよくない製品ですから、定期的にサッシの防水作業を行う必要があると思いますただ、実際には建てた住宅メーカーや工務店もそういう知識が全くないのと、そういうメンテナンスに慣れていないということで、放置された家が殆どだと思います。それを改善ない限り、輸入住宅が本来の性能や品質を世の中にアピール出来る時代は来ないかも知れません。ただ、掃出しサッシの下端から雨が入って雨漏れするというトラブルは、サッシと外壁との境い目の防水処理が甘い為に起こるものですから、輸入サッシだけでなく国産サッシでも雨漏れのリスクが発生します。そこの施工をいい加減にやる建築屋さんに建ててもらうと、庭に出る掃出しサッシだけでなく、ベランダの掃出しサッシでも雨漏れで失敗するかも知れませんから、注意して下さい。20年以上経ってからでは、施工不良を問うことは難しいですからね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.17
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尾張旭市のお客様からウェンコ(Wenco)社製のダブルハングサッシに付いている網戸を修理して欲しいというご依頼を頂きました。網戸の数は、3枚。何れも四隅のコーナー部品や網戸を固定するスクリーンピンが破損又は欠損していますウェンコは20年近く前に会社がなくなってしまいましたから、この網戸も1990年代に施工されたものだと思います。新築時から網戸は一度もメンテナンスしていない感じですが、網自体は然程劣化していないようですから、日差しが当たらない北側等に設置された窓のものだったかも知れません。ただ、樹脂で出来た箇所は、紫外線だけでなく雨風によっても劣化が進みますから、15~20年近く経ったら定期的に部品の交換をしなければなりません。一部アルミフレームの曲がりなどもありますが、フレーム自体はそのまま使えそうですから、コーナー材や網戸ピン、網や網押さえのゴムといったものを交換することで問題なく使えるようになると思います。勿論、フレームも新しくすることも可能ですが、それだと修理というよりは新しい網戸を作り直すということになってしまいます。(勿論、そういうことも出来ますが・・・)こうやって、私共の元に破損した網戸をお届け頂けるのであれば、それに適合する部材を調達して元通りに修理することが可能です。窓を開けて室内に風を入れたいという場合は、網戸は必修ですから、輸入網戸を直したいという方は是非ご連絡下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.16
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千葉のお客様からミルガード(Milgard)製ケースメントサッシの網戸部品を調達したいというご相談を頂きました。ケースメントの網戸は通常室内側に付きますから、紫外線等による劣化は比較的遅いのですが、それでも経年変化で寿命がきてしまうものです。今回のお客様も網戸の四隅に付いている樹脂製のコーナー部品が劣化して、フレームから外れてしまった状態です。普通の輸入網戸は、四角い中空になったアルミフレームなんですが、こちらのタイプは羽根のような部分が外側に8mm程度はみだしています。こうした網戸は、ミルガードの古いケースメントサッシでは一般的だったようで、結構多くの輸入住宅で取り付けられています。網戸のスクリーンもグラスファイバーで出来ているとは言え、やはり15年程度で交換が必要になりますから、網を交換する際はこのコーナー材も一緒に交換するといいかも知れませんね。ただ、このコーナー部品は特殊ですから、アメリカでも普通には手に入りません。私たちのような専門家にご依頼頂いて、調達・交換をして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.15
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北名古屋市のサッシ屋さんから片引きの引き違いサッシのクレセント(ロック金物)を調達したいというご相談を頂きました。サッシは、どこの窓メーカーのものか分からない樹脂サッシ。そこに付いているクレセントが、破損してしまったとのことでした。きっと、鍵が掛けられなくなって、困っていらっしゃるでしょうね。写真が、別のサッシに付いている破損したものと同じ形のクレセントです。このタイプのロック金物は、非常に多く出回っていますから、細かな寸法が分からないと探すのが結構大変です。でも、必ず部品メーカーには適合するものがあるはずですから、私たちは時間を掛けて同じもの(又は互換性のあるもの)を見付けます。そして、今回も恐らくこれであろうというものを探し出しました。多分、お客さんも「探していたのはこれです」と言って頂けるだろうと思いますが、クレセントと同じくらいペアガラス内のスペーサーのひび割れが気になるのは私だけでしょうか。出来ればこちらの方も、防水処理など実施して内部結露を予防して頂けるといいのですが、・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.14
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こちらは、20年以上前に施工されたマーヴィン(Marvin)社製のダブルハングに装着されたバランサーのフック部品。これによって、建具(障子)を吊り上げているのですが、ご覧の通り下枠にまで落ちてきています。通常は、バランサーから出ている糸(ヒモ)の先にこのフックが付いていますが、糸が切れたのか機能しなくなっている状況です。輸入の上げ下げ窓は、両サイドの窓枠内にバランサーが仕込まれていて、そのバネの力で建具を軽く開閉出来るようになっていますから、重くて窓が開けられないという不具合は、バランサーの交換で直ります。ただ、マーヴィンの古い仕様のこのダブルハングは、既に製造が終了していますし、交換用の部材もメーカーに在庫がある限りしか供給してくれません。どのタイプのダブルハングが古い仕様なのかと言えば、図面上は「CDH○○○○」という品番のサッシになります。恐らく今後数ヶ月~数年で、メーカーからの交換部品の供給もなくなるでしょうから、1990年代に建てた輸入住宅は早めにバランサー等の消耗部品を交換しておいた方がよさそうです。ただ、交換作業は素人の皆さんではちょっとハードルが高いかも知れませんから、私共のような専門家に依頼するのが無難です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.13
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埼玉のお客様からピーチツリー(PeachTree)製輸入ドアのドアヒンジ(蝶番)を調達したいというご相談を頂きました。つい2日程前に同社のヒンジについて書かせて頂いたばかりですが、このヒンジの交換時期のタイミングなのかも知れません。ピーチツリーのドアは、1990年代の輸入住宅ブームの際多くの新築で採用されていましたが、2000年代になってそのブームが去るとこの会社自体もなくなってしまいました。倒産したのは仕方ないことですが、この会社のドアに使われていた部品類は、他のドア部品とは全く違うものであった為、純正品だけでなく互換部品も手に入れることが難しい状態となってしまいました。ドアヒンジ自体は、ある程度耐久性がある部材ですから、10年程度では交換することもなく、皆さん普通にドアをお使い頂いていたと思いますが、20年を越えてくると消耗が激しくなって、劣化に気付くようになったのかも知れません。今回お送り頂いた写真でも、表面に塗られた塗装が剥がれてきていますし、蝶番同士が擦れて摩耗した感じになってきています。蝶番が摩耗すれば、ドアは重みで下へ下がっていきますから、ドア下のボトムシルにもドアが当たってきて、開閉が重くなるだけでなく、鍵も掛けづらくなるといった不都合が生じます。それらを放置しておけば、ドアヒンジだけでなく、ドアそのものや鍵やハンドル・レバーといったものまでどんどん破損していきます。私たちでもなかなか手に入れることが難しい資材ですが、今後の為に何とか調達出来るようルートを確保したいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.12
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名古屋市のお客様から輸入住宅の玄関ドアに付いているハンドルセットを調達したいというご相談を頂きました。写真がそのハンドルセットですが、恐らく室内側のレバーハンドルのバネが弱くなってきたり、ラッチの鍵爪の出入りが不十分になったりしてきていると思われます。そこで、錆びて古くなったハンドルセットを交換しようとお考えになったのだろうと思いますが、ラッチやデッドロックバーの形状が今のものと違うのが分かりますでしょうか。通常は、鍵爪などが飛び出す部分に、フェースプレートと呼ばれる四角い金属板が付いていますが、こちらのものは頭の周囲が丸くなっています。こうした形状をドライブイン・タイプと呼ぶのですが、30年近く前の古い輸入住宅でないと殆ど見掛けなくなりました。ですから、国内でこうした部材が付属したハンドルセットを販売している業者さんは、殆どないかも知れません。私たち ホームメイドは、こうした古い仕様の輸入住宅にも対応出来るよう、様々な輸入資材を調達しています。(勿論、全部が全部在庫をしている訳ではありませんから、北米から都度輸入を行っています)古い輸入住宅で交換部材がなくて困っているお客様は、ダメ元でも一度ご相談頂けると、もしかしたら手に入るかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.10
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横浜のお客様からピーチツリー社製玄関ドアのドアヒンジ(蝶番)を交換したいというご相談を頂きました。玄関ドアが倒れてきたようで、ドアがドア枠に当たってきて擦れているそうです。劣化してきているヒンジの写真をお送り頂きましたが、写真を見る限り錆びてはきていますが、然程金属が摩耗している感じもありません。ドアが傾いて下がってきたというのは、どうやらヒンジそのものの問題というよりは、ビスでの固定が問題でヒンジの取付け位置が変わってきてしまったというのが実情でしょう。こういう時は、ドアヒンジを取り付ける処に調整材を用いて、ドアの建て起こしを水平・垂直に戻します。また、取付けビスがしっかり締まっているかも確認しなければなりませんが、ドア自体にヒビが入っているなどして、ビスが空回りしてしまう箇所もあるようです。こういうことを修理して元の状態に戻す為には、ドアヒンジの下地となる部分の木を部分的に交換したり、適切な接着剤を用いて割れを直すなどしなければなりません。ただ、ドアの重さが非常に掛かる場所でもありますから、素人のお客様が適当にやって直せるというものではないかも知れません。こういう場合は、輸入ドアに慣れた建具屋さんや私たちのような専門家にお願いして頂いて、きれいに直さなければいけないように思います。でも、1日ですぐに直せるものではありませんから、その分費用もある程度覚悟した方がよさそうです。因みに、気密パッキンのウェザーストリップの交換もご希望のようですが、ピーチツリーのものは形状が特殊ですから、現在手に入るものを利用して工夫をして取り換える必要があります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.09
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大府のお客様から30年近く前に取り付けたヤスダプロモーション製の洗面水栓を直したいというご相談を頂きました。水栓金具は、サンタフェというシリーズのもので、クラシックな金色のボディに白いレバーハンドルが付いた如何にも輸入水栓らしい逸品です。この製品は、昔から非常に人気があって、今でも多くの輸入住宅で使われています。今回は、水側を止めても吐水口からポタポタ水が落ちるということでしたから、止水パッキンであるカートリッジバルブを交換しさえすれば、元通りに直るというものでした。ただ、この製品に使われているカートリッジバルブは、途中仕様変更があって古い仕様のバルブは既に生産中止になっている状況です。それを見分けるのは、カートリッジバルブのトップに付いているギザギザ山の部分の形。レバーハンドルを外すと、写真のようにカートリッジバルブの上部のみが露出するので、ギザギザ山の形状を確認することが可能です。その結果、このカートリッジバルブは、古いタイプのもので交換部材は手に入れることが難しく、水栓金具そのものを交換する以外方法はありません。ただ、このデザインの洗面水栓は、今でも新品を調達することが出来ますので、洗面の雰囲気を変えることなく、新しい水栓金具に装換しようと思います。お客様も気に入っていらっしゃる水栓金具ですから、また20年くらいは同じようにお使い頂きたいと思います。それにしても、30年も使い続けることが出来、またその当時のデザインのものが今でも手に入るなんて、息の長い製品ですよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.07
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こちらのテープは、輸入サッシのペアガラスを交換する際に使用する防水(気密)テープです。柔らかくて少し分厚いポリウレタンで出来た素材の両面に、強固な接着材が付いています。厚みや色も様々で、輸入サッシの寸法やデザインに合わせて、適合するものを選択しますから、常に複数のテープを準備していなければなりません。これは、意外と密着するので、一度張るとなかなかテープを剥がすことが出来ません。ですから、防水や気密を保つだけでなく、建具(障子)フレームへの固定もこれで行えるというスグレモノです。慣れないサッシ屋さんやリフォーム屋さんだと、こういう輸入のガラス用防水テープは持っていないでしょうから、コーキングなどを使って接着することがあるようですが、それだとオリジナルの施工とは違ってしまいます。また、コーキングは固まるまで時間が掛かりますから、その間にガラスが動いてしまったり、隙間が生じたりして、ちゃんとした施工が出来ません。勿論、私たちも防水コーキングは使いますが、ペアガラスの固定といった場面ではこの防水テープが最も優れた材料だと思います。たかがペアガラスの交換と思われるかも知れませんが、ちゃんとした材料や手順に従って作業をしないと、ガラスの内部結露や熱割れ、建具枠の腐りの原因となりますから、注意が必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.05
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日進市のお客様から調達したいというご相談を頂いたミルガード(Milgard)製掃出しサッシの新しいハンドルが届きました。鍵が掛かったままドアが開けられなくなり、サッシ屋さんがハンドルやドア枠をカットして外した為、新しいハンドルやロック金物が必要となりました。つい先日、ロック金物の方は入荷してきましたので、先にお客様にお渡ししていたのですが、ハンドルについてはご依頼が少し遅かった為、アメリカからの入荷の方もその分遅れました。今回入荷したハンドルセットは、古いタイプのものと少し形状や材質が変わり、デザインや強度もよくなりました。勿論、取付け穴等の位置は昔のものと全く変わりませんから、問題なく交換することは可能です。ただ、次回同じようなことがあった場合は、私たちのような専門家に任せてあまりドアを壊さないように鍵の解除をして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.04
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豊橋のお客様から、輸入の玄関ドアを交換するかどうかを相談頂きました。ドアはファイバーグラス製の輸入ドアのようですが、ドア枠は木のものが使われていました。それが、玄関土間の下にまで埋め込まれて施工されています。土間自体はモルタルで固められているとは思いますが、モルタルには隙間がありますし、モルタルの下は恐らくブロックと土で埋めてあると思います。こういう状況だと、建物の下にあるシロアリの巣から、徐々に蟻道を作ってシロアリが上へと上がってきます。そこに食べられる木があれば、表に出ないで木の中を食べ進めることが可能となります。つまり、シロアリにどうぞ食べて下さいと言っているようなものです。光の届かない木の中は、シロアリにとっては天国ですから、木枠を食べて行動範囲を広げていきます。また、建物下の巣ともつながった状態なので、水分の補給や卵を育てる環境も整っています。ただ、食べ進めていると、木が薄くなった部分も出てきますから、そこが割れてシロアリの被害が露出することとなります。そうなって初めて、人間はシロアリの被害に気付く訳ですが、その時は既に遅いと言わざるを得ません。このおうちを建てた工務店さんは、被害のないドアを含めて国産のアルミドアやドア枠に交換することを勧めているようですが、それではせっかくの輸入住宅のデザインが損なわれてしまいます。私たちなら、木のように見える樹脂製のドア枠に交換して、既存のドアはそのまま使います。また、その際にシロアリにどこまで食べられているかを確認した上で、防蟻対策も一緒に実施するやり方を取ると思います。そうすれば、ドア枠が将来被害に遭うリスクは少なくなりますが、床下などをチェックするなどして木造の構造の方を今後も注意する必要はあるでしょうね。それは、玄関をアルミドアにしても同じです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.03
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小牧市のお客様から木製輸入サッシに取り付ける飾り格子を固定する為の取付けピンを調達したいというご相談を頂きました。サッシは、どこのメーカーのものか分かりませんが、マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)などで、脱着式の飾り格子がありましたね。細い針が付いた樹脂製のピンは、知らぬうちにどこかに行ってしまったり、折れたり曲がったりして使えなくなるケースがありました。そういう時、多くのお客様は固定ピン(グリルピン)を調達しないで、画鋲を代替として使っていたりするのですが、長さが短く穴にもフィットしませんからせっかくのインテリアを台無しにしてしまうことがありました。そうこうしているうちに、脱着式の木製格子はメーカーのラインナップから姿を消して、新しい格子を調達することが出来なくなっています。ただ、格子を固定するピンだけは、部品メーカーで供給していますからサッシ・メーカーに直接お願いしなくても入手は可能です。今回のお客様にも必要数量をお伺いして、部品メーカーからピンを購入するつもりです。確かに代替が利きそうなものはあるでしょうが、やはりその場所に合った部材でメンテナンスをしてやると、きれいに納まって部屋の雰囲気もよくなりますよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.07.02
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