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とある岐阜のお客様から、北欧系輸入住宅によく使われる玄関ドア、レクサンドーレンのロックの修理についてご相談を頂きました。このおうちは2001年5月完成ということですから、15年程前から使われている古い木製ドアです。レクサンドーレンの木製玄関ドア、LEK-T50-Gの表面には、厚めのチーク材が張られていますので、まだまだ耐久性は維持されています。でも、頻繁に開け閉めするロックの部品は、消耗が激しかったのか、ロックケースと呼ばれる四角い箱の中で壊れてしまったようです。ロックが掛かった状態で壊れたということで、鍵を回しても空回りして開けることが出来ない感じです。こちらのロック金物は結構丈夫に作られていますので、ドリルで穴など開けて箱の中を破壊するということが、なかなか難しいかも知れないというのが厄介なところです。最悪、ドア・ヒンジ側を分解して、反対側からドアを外すということもありかも知れませんが、こちらが外れるかどうか慎重に判断しなければなりません。何れにしても、出来るだけドアを傷付けずに不具合のある部分だけを何とかしたいものですね。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月31日
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久しぶりに玄関ドアの1つをご紹介したいと思います。こちらは、アメリカ Simpson社の#7465というシリーズの玄関ドアです。#7465というドアは、標準では窓や格子、鋲といったアクセサリーは付属しておりません。また、樹種はHem(ベイツガ)やDouglas(ベイマツ)が一般的に採用されます。でも、こちらのドアは、レンガ積みの外壁や古びたアイアンを使った照明などによって、中世ヨーロッパ的な外観に仕立てられた家に合うように、いろいろなオプションが組み込まれています。樹種は、わざと節が多く入ったBirch(樺)を使い、ナチュラル・クリアの塗装で仕上げています。こうすることで、中世の時代の素朴さを演出しながら、侵入者に対しては頑強さで圧迫するような、力強さを感じさせてくれます。10年、20年という月日が流れ、ドアの色が焼けて濃くなってくるともっと素敵になるでしょうね。そこが、本物の楽しさです。ただ、そこまでになるには、ちゃんとした手入れが必要だということを覚えておいて下さいね。このように輸入のドアは、デザインを含めて自分の好みでいろいろ組み合わせが出来るところが国産のドアにはない魅力です。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月30日
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岐阜県のお客様から輸入の玄関ドアの塗装が剥げてきたので、塗り直しのメンテナンスをお願いしたいというご相談を頂きました。お住まいの輸入住宅は築17年とのことで、もしかしたら一度も再塗装をしてこなかったのかも知れません。ご覧頂いた玄関ドアは、家の北側に面した処にあるそうで、南面程雨風に曝されていないとのことですが、それでも強い北風が吹く時の雨であれば、ドアの下側に雨が当たることは考えられます。状態を見る限り、木部が腐ってきているといったことはありませんが、雨や湿気によってドアが変形したり、隙間が空いてきたりすることがないように、防雨・防水塗装をやっておく必要がありますね。木製ドアは、温かみがあって古くなってもそれなりの趣きがあるものですが、自然素材故の経年劣化や歪み・反りといった問題が発生してくる可能性もあります。そうした問題を少しでも回避する為には、木部を保護する為の塗装をしなければなりません。但し、家具や内装に使うニスを塗ったり、油性の塗料を施工したりすると、用途の違いによって塗装が長持ちしないというケースも多いですから、屋外の木部塗装の専門家に相談して慎重に対処する必要があります。塗料も適材適所。間違った塗装をしても意味はありませんし、それが逆効果になることさえあるのです。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月29日
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先日、ポケットドアの戸車が外れて、ドアが片方下がってしまったという記事を書かせて頂きましたが、交換用のパーツセットが入荷しました。戸車2個や固定用の台座2個など、いろいろ中に入っていますが、交換しなければならないパーツはどれだけあるでしょうか。何れにしても、現場の状況を確認してどれを交換するか判断することとなりますが、これだけ揃っていればまず大丈夫だと思います。ポケットドアは、ドア上枠に取り付けられたレールで吊って可動させるドアですから、戸車を固定するナットが緩んでしまったりすると、ドアがレールから外れてしまいます。日頃からドアが傾いていないか確認して、もしドアがキッチリ閉まらないようなら、ドア上のナット等を回して正しい位置に調整して下さい。輸入住宅の修理やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: 吊り金物が外れて傾いたポケット・ドア (2016年1月24日)
2016年01月28日
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今でもマニアには絶大な人気のあるフランス製オーブン・レンジ、ロジェール。でも、もう何年も前に消防法の関係で販売中止に追い込まれてから、補修部品の供給も順次なくなってきています。ロジェールには可愛らしい耐熱ガラスのフタが付いていたのですが、このガラスのフタも在庫がないといった状況です。さて、今回ご相談頂いたのは、ロジェールの火力調整つまみの一部が破損してしまったというものでした。送って頂いた写真で破損箇所の確認し、部品会社に供給の可否を問い合わせした処、運よくこの部品はまだ在庫があるということでした。価格はどうしても割高になってしまいますが、部品があるというだけで素晴らしいことだと思います。美しいキッチン・レンジですから、是非これからも大切に使っていってもらいたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月27日
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施工時期が不明の古いミルガード社製オーニング・サッシ。この窓のウェザーストリップ(気密パッキン材)が劣化してきたらしく、新しいウェザーストリップを調達するか、建具自体の交換をしたいというお問い合わせを頂きました。古いウェザーストリップは相当劣化しているようで、窓から外そうとすると破れてしまいそうで取外しが出来ないそうな。この状況ではウェザーストリップの形状がはっきりしませんが、取り敢えず交換用の建具(サッシュ)とウェザーストリップの調達が可能かどうか、アメリカにあるメーカーに問い合わせしてみようと思います。窓の周囲に取り付けられた気密パッキン材は、ゴムや柔らかい樹脂で出来ていますから、10年程度で交換が必要です。これを交換せずに放置すれば、強い風雨や台風の際に雨水が室内に侵入してくる恐れもありますし、隙間が空いて家の断熱性が悪くなるという問題も生じます。いくら性能のいい窓を使っていても、いくら厚い断熱材を入れようともすきま風が入ってくるようでは、何にもなりません。最近家が寒くなったと感じた方は、まずは窓のウェザーストリップが劣化してきていないか疑ってみて下さい。意外と見逃していることが多いはずです。輸入住宅のメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月26日
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今回もミルガード社製シングルハング・サッシのバランサーの糸が切れて使えなくなったので、新しいバランサーが欲しいという相談を頂きました。ミルガードのサッシは、相当たくさん国内で売れたようですので、お問い合わせも多いですねぇ。殆どの不具合は、今回のような糸切れかバネの断裂なんですが、耐久寿命は10年です。また、このタイプのバランサーは、インシュレートやジェルド・ウェンといった樹脂サッシにも使われている一般的な部品ですから、部品供給がなくなることはありません。上げ下げ窓の開け閉めの調子が変だなと感じたら、早めに私たちに相談して下さい。その際は、窓の両側に付いている2本のバランサーを交換しなければなりませんから、不具合のある1本だけでいいとは考えないで下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月25日
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輸入住宅の引き戸の殆どは、壁の中に引き込むタイプのポケット・ドア。ドアが壁の中にすっぽり納まってしまうので、見た目にも美しく場所を取らないところがいいですよね。そんなポケット・ドアは、ドアの上枠に取り付けられたレールの中をローラーが付いた吊り金物が左右に動くことでドアが出たり入ったりする仕組みとなっています。でも、長年使っていると、吊ってあるドアを固定する為のナットが緩んで、ドアが傾いたり最悪吊り金物からドアが外れてしまったりする。そうなると、このようにドアが床に接してしまうので、開閉が出来なくなってしまうという訳だ。金物が緩んでくると、床にドアが擦ったり、ドアを閉めた時にドアが垂直になっていなかったりするので、そんな場合は吊り金物のナットを回して調整しなければいけません。調整には特殊な工具を使いますし、部品が必要な場合もありますから、そういう時は早めに専門ビルダーへ依頼するようにして下さいね。輸入住宅のメンテナンスが必要な方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月24日
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輸入サッシに付いている網戸は、枠がアルミでコーナー部分がプラスチックで出来ている。また、網戸を窓に固定する為にスクリーン・ピンや板バネが取り付けられていますね。その枠にグラスファイバーの糸で編んだ丈夫なスクリーン(網)が、ビードと呼ばれる糸ゴム等で出来た網押さえによって固定される。網戸の不具合と言えば、コーナー部材のプラスチックが経年劣化して破損してしまうなんてこともあるが、それよりも網戸の掃除をする際に取り外したり、取付けしたりする時に落として曲がってしまうことの方が多いかも知れない。特に2階の窓などは、地面から高い位置にあるし、室内からだと結構作業がしづらいから、こういったトラブルが発生しますよね。私たちのところにも、網戸の部品だけでなく網戸そのものを新しく調達したいというお問い合わせを頂きますが、サッシ・メーカーや窓の品番、大きさ、施工時期などを分かるようにして頂けると、調達も素早く出来ますよ。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月23日
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玄関ドアだけでなく、勝手口ドアや掃出しサッシ、お庭に出る為のフレンチ・ドアをも襲う空き巣や泥棒。こちらの輸入住宅もそうした被害に遭われました。このドアは、バールのようなものでこじ開けられたのか、ドアの損傷が激しく、交換が必要となりました。取り敢えず、応急処置の為、内側からドアを金物や気密材で固定して、全く開け閉めが出来ない状態になっています。輸入のフレンチ・ドアは、掃出しサッシの倍以上の値段ですし、国内に在庫がない場合が殆どですから、北米から取り寄せるのに3~4ヶ月程掛かってしまいます。このように完全に閉め切ってしまえば、防犯上は問題ないと思いますが、別の場所から回り込んでいちいち庭へ出ないといけませんから、窓が到着するまで待って頂くのは気が引けます。そうは言っても、全然雰囲気や性能が違う国産のサッシを取付けるというのは、デザイン的にもお勧め出来ません。私たち ホームメイドでは、何とかここに合う輸入のフレンチ・ドアを探し出して、こちらを交換するような提案をしたいと考えています。勿論、単に直すだけでなく、防犯対策の強化も考えていますよ。輸入住宅の新築や防犯・メンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月22日
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私の友人から連絡があり、彼の知り合いで数年前に古い輸入住宅を購入したが、メンテナンスが必要なので相談に乗ってあげて欲しいと相談を受けた。早速、先週末に状況を確認しにお伺いしてきたのですが、輸入サッシと思われるアルミの掃出しサッシのペアガラスにヒビが入っており、ドアの開閉も非常に重い感じでした。普通、輸入サッシと言えば、アルミクラッドのようなアルミ被覆の木製サッシか、樹脂のものかが多いですから、国産サッシではないかとも疑ったのですが、片側のドアが固定式でもう一方のドアしか開閉しない窓でしたので、珍しいアルミの輸入サッシかも知れません。ただ、輸入サッシには殆ど採用されない網入りガラスが入っているのは、何か少し変な気がします。(サッシは南面に面していますから、温度の変化によって網が膨張・収縮してガラスが割れた可能性もあります)まあ、何れにしてもこの掃出しサッシを何とかしなければいけないのですが、私は窓ごと交換することをお勧めしたいと考えています。大きくて重い掃出しサッシを外壁から外して交換するとなると、外壁だけでなく室内の壁も触る必要がありますから、工事としては少々大掛かりとなるかも知れません。でも、その原因を推測する限りでは、交換が今後のトラブルを防ぐ唯一の手段ではないでしょうか。恐らくこのサッシの窓枠を構造体(2x4工法)に取付ける際に、普通やってはいけない窓の上枠の固定を知らずにやってしまったのではないかと思います。輸入サッシを知っている大工さんであれば、上枠部分は構造体から少し隙間を作って、家の自重によって下がってきた時にサッシの枠に負担が掛からないように工夫します。でも、枠を釘で固定してしまうと、重さによる下がりの逃げ道がなく枠そのものを押し下げてしまいます。それがドアをも押し潰す形となり、ドアの開閉が難しくなるばかりかガラスをも歪ませる形となり、割れが生じてしまうこととなります。こうした場合、掃出しサッシの調整でドアを軽くすることは出来ません。また、ペアガラスを交換してもまた割れるリスクを生じます。特に2x4工法は、地震にも強い構造となっていますから、サッシに掛かる力を分散させるようには動いてくれません。構造体やサッシの特性に合った施工がなされていない古い輸入住宅は、結構多いかも知れません。それは、輸入住宅ブームで何も輸入材を知らない工務店がたくさん事業に参入してきた為だと考えられます。輸入住宅の新築やリフォームの施工は、どこでやっても同じだなんて思わないで下さいね。専門知識と経験のあるビルダーに家づくりを相談することは、皆さんの家を長持ちさせる秘訣かも知れませんよ。輸入住宅の新築や家のメンテナンスをお考えの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月21日
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アルミクラッドの輸入サッシ、ウィルマ―(Willmar)は、輸入住宅ブームの際にはよく施工されたカナダのサッシでした。ここのサッシは、外部のアルミを特別色のグリーンで塗装しているものを使っています。さて、今回のトラブルは、サッシの下枠(白く塗装している部分)に雨水が溜まった状態になって、木部に劣化が起こっているというものでした。ウィルマ―のケースメント(滑り出し窓)は、下枠がほぼ水平になっているのですが、木部が乾燥・収縮するなどして微妙に水が溜まりやすくなる状況が生まれることがあるようです。また、このサッシの窓枠と建具(障子)との隙間が殆どなくて、気密性という点ではいいのですが、一旦水が入り込むと表面張力で抜けにくくなるという欠点もあるようです。製品自体の個体差や取付け場所の環境によってメンテナンスが微妙に違うところは、自然の素材ならではの問題でしょう。私たちは、この状態があまりひどくならないうちに木部が劣化した部分を除去して、新しい木に交換した上で鈑金処理して補修することを考えています。サイズをしっかり計測して鈑金材を製作したり、オペレーターなどの操作金物を取り外したり、施工後の窓調整を行ったりと面倒な作業も多いですが、手間を掛けることで家の寿命を長く出来ると思います。輸入住宅の修理・メンテナンスをご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月20日
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ここのところ、空き巣被害対策の家の防犯について書かせて頂く機会が多いですが、今回は国産サッシの防犯ガラスについてご紹介します。セキュオペアとかサンバランス・セキュリティといった商品名で販売されているガラスが、それに当たります。ペアガラスではない、古いシングルガラスでも交換出来るタイプ(シングルガラス)もありますので、既存宅の防犯リフォームをすることも可能ですが、出来れば断熱性能の高いペアガラスにすることをお勧めしたいですねぇ。防犯ペアガラスは、2枚あるガラスの1枚を合せガラスにして、ガラスが合わさった中にポリカーボネートといった樹脂被膜を挟み込む形が一般的です。こうすることで、合わせガラスを打ち破ることが難しくなり、室内側のロックを解除したり出来なくなるようです。(尚、ガラスのグレードで、防犯性能に違いが生じます)また、少し高価になりますが、防火ガラス仕様にするとバーナーの火を使って樹脂被膜や合わせガラスを突破することも難しくなるそうですから、更に防犯性はアップします。輸入の掃出しサッシのように、ペアの強化ガラスを使うといった手法ではありませんが、国産のサッシメーカーやガラスメーカーも防犯には力を入れてきているようですね。それだけ、日本でも空き巣や泥棒が多くなってきたということでしょうね。新築や家のセキュリティ対策でお困りの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月19日
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今日は、関東地方で雪が降っているそうですね。明後日は、ここ名古屋あたりでも雪が降るそうです。雪が多く降るとエアコンの室外機が埋もれてしまい、エアコンの暖房が効かなくなるそうですから、室外機まわりの除雪を心掛けて下さいね。さて、今回はそんなエアコンの室外機への配管について書かせて頂こうと思います。通常エアコン自体は壁の上の方にあり、室外機は地面の上に設置します。ですから、それらを接続する為の配管は3m程度外壁に露出するのですが、最近の新築では写真のように壁の中に配管を這わせる隠蔽配管という施工をするようです。そうすることで、長い配管を露出させないで済みますから、太陽や風雨に曝されず配管の劣化や光熱費の減少も期待出来るそうです。そんな隠蔽配管ですから、大手住宅メーカーでは標準的にこの施工をされているのですが、皆さんはどちらの施工がいいと思われますか?配管自体に何も不具合が起らなければ、隠蔽配管の方がいいに決まっていますが、もし配管からの結露水の漏れや断裂が発生した場合、配管を一旦壁から出してまたそこに配管を入れるという作業は、非常に困難な場合があります。また、配管を出し入れする際に、断熱材をも引っ張ってしまい、壁に均一に入っている断熱材のバランスを崩してしまったりするかも知れません。また、壁の中に滞留した水漏れは、壁を開けなければ断熱材を濡らしたままになりますから、結構補修が厄介です。日本人は、不具合が絶対に起こらないという理屈でものごとを施工しますが、欧米人は不具合が起った時を想定してものごとを考えます。どちらも一長一短ありますが、私ならすぐに不具合に対処出来る方法を選びますが、如何でしょう。勿論、どちらでも施工は可能です。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月18日
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玄関や勝手口ドアの防犯対策をいくつか紹介してきましたが、皆さんのお宅では防犯対策の強化を何かしていますでしょうか。昨今は、ペアの強化ガラスでさえ割って侵入するという空き巣がいるくらいですから、今まで何もしなくても入られたことがないから平気だなんて言っていられない状況です。私たち ホームメイドが案内している防犯対策の多くは、輸入住宅を想定しているものですが、在来の国産住宅でも使えるものも存在します。それが、この丸落とし。玄関や勝手口のドアやフレンチドアのような開きドア、また掃出しサッシのような引き違いドアにも取付け出来るのですが、ドアの上枠にカンヌキを差してドアが開かないようにロックします。普通は、ドアの鍵を壊せば室内に侵入出来ると考えるでしょうが、これが追加で付いているとは泥棒さんも想定外。外からガラスを覗いても、小さくて目立たず、空き巣には鍵を壊しても何故ドアが開かないのかが分かりません。勿論、こんな簡易なロックですから、そのうち泥棒たちも気付くとは思いますが、それまで侵入の時間を稼ぐことが出来るのです。彼らは、警察や警備員が来るまでの時間が勝負です。それはおおよそ15~20分。侵入するまでに5分以上費やしてしまうと、盗む時間がなくなりますから、そこで侵入を諦めると言われています。この丸落としは、絶対的な防犯対策ではありませんが、他の防犯対策を十分補完する役目を果たしてくれます。それも結構安価で簡単であるところも素敵ですよね。ゴールド色の丸落としは、あまり市販がされていませんが、輸入住宅専門の私たちなら大丈夫。新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月17日
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今日は、お付き合いのある輸入資材を扱う商社さんのご依頼で、他社の大手住宅メーカーが手掛けている新築物件の柱と手摺を取付けに行ってきました。その住宅メーカーさんや下請けをされている工務店さんでは、こうした輸入ものの円柱や手摺を取付けたことがなく、どこかやれるところはないかということでお鉢が回ってきたという訳です。でも、通常の施工手順と違う形で作業を進めなければならず、結構大変な工事でした。ただ、いつも一緒にチームを組んで仕事をする大工さんにやって頂きましたので、何とかきれいに納まりました。美しいデザインのハンドレールやリズミカルに並んだバラスター(子柱)は、輸入資材のファイポン(Fypon)ならではでしょ!でも、こうしていろいろとお声を掛けて頂けるのは、輸入住宅専門ビルダーとして信頼されているからだと感謝しなければいけませんね。これに懲りず、また難しい仕事があれば挑戦したいと思います。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月16日
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先日、コラムと呼ばれる円柱の塗装が劣化しているという輸入住宅の記事を書きましたが、今日からペンキ屋さんが入って塗り直しをしてくれています。塗料が剥がれかけた部分や汚れなどは、サンドペーパーを掛けてきれいに落してから作業を開始します。勿論、柱の周囲もビニール・シートを敷いて、塗料が付かないように養生をします。その上で、プライマーと呼ばれる下塗り塗料を塗って、それが乾いたら上塗りの塗料を更に2回塗り重ねます。安くやろうとすれば、上塗りの塗装を1回するだけで見た目もお客様には全く分かりません。でも、塗装の完成度や耐久性は格段に変わってくるものですから、手抜きはやりません。急がば回れ。お金や手間を掛ければ掛ける程、長持ちするいいおうちになることをお忘れなく。安かろう、早かろうは以ての外ですよ。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: Fyponの柱の塗装劣化
2016年01月15日
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年末から防犯対策や侵入後の補修・交換工事を行ってきた輸入住宅のセキュリティ・アップがほぼ終わりました。こちらは、玄関ドアの外部の様子です。木目塗装を施す前の状態でファイバーグラスの下地が白っぽく見えますが、防犯金物は全て取付けました。まずは、Kwikset社のデッドロックをもう1つ追加して、ダブルロックにしています。また、デッドロックに内蔵されているキー・シリンダーも通常タイプから防犯強化型のディンプル・キーシリンダーに変更。これで、ピッキングのような鍵穴の破壊を狙った犯行は、ほぼ不可能となりましたし、面倒なロックが2つ付いたことで更に防犯性が上がっています。ただ、デッドロックのカンヌキ(ラッチ・バー)が糸鋸のようなもので切断されたり、バールを入れられて壊されたりすれば、全く意味はありませんから、ドアの隙間を隠す為の強固な金属のガードプレートを装着しています。また、この玄関に空き巣が到達する前にも、防犯設備が作動するような通報システムを設置していますから、犯人に玄関でもたもたしている余裕はありません。防犯の基本は、泥棒に如何に面倒な家だと思わせて、犯行を思いとどまらせるか、そしてもし空き巣が家に手を掛けても侵入までに如何に時間を掛けさせるかです。警備員や警察が来る時間まで侵入を防御出来れば、被害を最小限にすることが可能です。勿論、室内側にも侵入を防止する仕掛けがしてあれば、更に侵入が困難となりますが、それはまた次回ご紹介しますね。輸入住宅の新築やセキュリティ対策をお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: これで取り敢えず安心出来ますね
2016年01月14日
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Milgard社のシングルハング・サッシをスムースに可動させる為のバランサーが欲しいというご相談がありました。バランサーに関しては、以前からご案内している通り、10年くらいで交換が必要になる消耗品です。北米の輸入サッシの上げ下げ窓の多くに、いろいろな形状のバランサーが搭載されていますが、その寿命はほぼ同じ。その窓に適合したバランサーを確認して、交換部品を発注する際には、少し多めに手配することをお勧めします。それは、何れまた交換しなければなりませんから、もしもの際に在庫をしておけば安心ですから・・・。こうしたバランサーを調達する際に必要となるのが、バランサー本体に刻印や印字された番号やアルファベット。バランサーを一旦窓から外さなければ確認出来ませんが、こうした情報が調達には必要ですから、私たちにご相談頂く際にはチェックをお願い致します。勿論、ご自身では窓を外せないという場合には、費用は掛かりますが出張してお調べすることも可能ですから、その旨ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月13日
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DewilsやDiamondなど、北米のキッチン・メーカーはいろいろありますが、その品質やデザインは千差万別。有名どころは、価格的にはいい値段がしますが、箱ものや金具などの細かな部分ではいいものを使っています。ですから、いいキッチンにしたいなら、専門家の説明をよく聞いてディテールを確認して選ぶことが大切だと思います。さて、そんなキッチンや洗面のキャビネットですが、今回引き出しの金物が破損したという相談を受けました。引き出しの箱もの(サイド・レール)はスチールで出来ていて、そこに面材の引き出しパネルを固定するという鋳物の金物です。以前お話ししたことがあると思いますが、鋳物というのは堅い分衝撃や無理な力に弱く、金属疲労で折れてしまうことがあります。この輸入住宅でも10年以上お使いになっていて、引き出しのいくつかで金物の破損が起りました。将来的にもこの金物が破損することが考えられますから、交換用の新しい金物を含めて調達したいところですが、この部品を製造しているメーカーでは既に生産をしていないようです。国内でこの引き出しに合うような金物を作ることは可能ですが、オーダー・メイドで少量生産となれば、1個数千円という価格となってしまいます。困っている方のお力になりたいと思いますが、私たちのこうした努力や調達能力をご理解頂けるお客様はどのくらいいらっしゃるでしょうか。新築時は出来るだけ安くという思いは分かりますが、安いには理由があることを忘れてはいけません。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月12日
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輸入サッシの中でも美しさと温かみを兼ね備えたものと言えば、アルミクラッドの木製サッシ。材質が木という点で、国産のサッシとは大きく趣きが違います。ただ、木は自然素材故に日々の手入れが欠かせませんし、日頃から状態をチェックすることが大切です。特に雨水が強い風によってサッシの奥の方まで侵入すると、長年の経過で木部が劣化することがよくあります。基本は、雨が降った翌日に窓を開けて乾燥させればいいのですが、それだけではいけないことも往々にしてあります。それは、窓の枠や建具のつなぎ目が開いてきて、隙間を生じてしまうような場合です。隙間が空けば、そこから雨水が窓の内部に侵入します。中に入り込んだ水は、なかなか抜けないですから、そのうち内部の木を腐らせたり、割れを生じさせたりして、更に内部へと水が侵入することとなります。そうなると、サッシ自体の劣化だけでなく、周囲の構造体をも劣化させたり、室内への雨漏りを生じさせたりしますから、その修理にも時間とお金が掛かり、大変なことになるのです。もしつなぎ目が開いてきたのを発見したら、埃を除去した後早めにコーキングなどで防水処理するようにしましょう。また、木部の防水塗装も定期的に行うようにして下さい。手が掛かる分、愛着が出るのが輸入住宅のいいところ。こうした地道な努力とメンテナンスが、あなたの輸入住宅を美しく長持ちさせてくれるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月11日
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こちらは、ガラス窓入りの木製ガレージ・ドア。今回このオーバースライダーに付いているトーション・スプリングとドラム・ケーブル、電動オープナーの交換を行います。ドアを持ち上げる為のバネであるトーション・スプリングですが、どのガレージ・シャッターも同じという訳ではありません。それは、ドアの材質やドアの大きさ、ドアの高さや窓ガラスといった装飾のあるなしによって、持ち上げるドアの重量やバネの巻き上げ量が変わってくるからです。このドアの場合、ベイツガの木製であることで若干重量が重くなっていますが、高さが7フィート(約2.1m)で少し低いタイプで、その分重量は軽くなります。そして、トップ・パネルには大きな強化ガラスが入った窓が、取付けられていますから、その分重さが増えてきます。こうしたいくつもの要因によって、バネの強度や大きさを考えなければいけませんので、実際に取り付けられている輸入のガレージ・ドアの重さやサイズを計測しに行かなければ、適切なバネに交換することは出来ません。事前調査と交換作業の2回、現場に伺わなければなりませんから、その分手間や費用が掛かりますが、その他の不具合や調整項目を事前に確認することも可能となります。いいものを長く使えるようにする為には、こうした手間と努力が大切なんですね。決して安くやることがいいとは言えません。輸入住宅の新築やビルトイン・ガレージの修理をお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月10日
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数日前に突然外国人の方から電話があって、家を建てたいので相談に乗って欲しいと言われました。その後、うちの会社に来たいというので、お待ちしていたんですが、現れたのは中東系の男性で、車の輸出をしている会社を経営していらっしゃるようです。安い日本の車は、壊れにくくて海外でも人気があるということのようですから、日本でそうした商売をされている外国人の方もたくさんいらっしゃるのでしょうね。いろいろ話を聞いてみると、大手の住宅メーカーさん数社に既に相談をされたようですが、多分自分が気に入ったデザインでやってくれるところがなかったのか、私共に声が掛かったような気がします。その住宅デザインとは、アラブ様式。土壁風の外壁に、尖塔のような尖った屋根やハーフサークルのカマボコ形窓が付いたサッシが並ぶ外観がご希望でした。多分、写真にあるような街並みの家を建てたいと考えていらっしゃるのでしょうが、大手の住宅メーカーさんでこれを建てるというところはないでしょうし、建築費もそれなりに掛かるような気がします。希望の家の大きさは、普通の家の倍以上。予算は、普通の家を建てるくらいしかありませんから、その点をちゃんと説明して規模を大幅に抑えるか、予算をもっと多く取るか、どちらか考える必要があると伝えました。私が施工を請け負うにしても、そこをしっかりしておかないと後々もめることになりかねませんからね。ただ、外国人の方は金融機関から住宅ローンを組むのが難しいと思いますので、希望を実現するのは大変でしょうね。多分、ホームメイドには、この話は回ってこないと思いますが、こうした話が珍しくないという時代がすぐそこまで来ているのかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月09日
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トーション・スプリングが断裂して、ドラムからワイヤーが外れた木製ガレージドア。トーション・スプリングが断裂しても、通常ワイヤーは外れないのですが、15年前に施工して以来何もメンテナンスをしてこなかったと言いますから、ワイヤーもそこそこ延びていたんだと思います。今回のお客様は、突然朝に電話を頂き、ガレージ・シャッターが閉まったままで車が出られないので何とかしてもらえないかというものでした。幸いお客様のご自宅は、ホームメイドの事務所から近い場所でしたので、都合を付けて早めに伺うことが出来たからいいものの、遠くであったり別件で出払っていたりしたら、すぐには対応出来ません。こういうトラブルが発生する際には、何か予兆のようなものがあると思いますし、何もなくても10年くらいで消耗品のバネやケーブル類は、ドアの調整と一緒に交換しておいた方が無難です。急ぎの用事があったりしたら、その日のスケジュールは全く立たなくなってしまいますからね。輸入住宅の新築やガレージドアのメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月08日
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先日、お客様のおうちを訪問させて頂いた際に、輸入の水栓金具の蛇口から水がポタポタ落ちるので、見て欲しいという相談を頂きました。配管のバルブが閉めてあったので、開いて確認したのですが、水が漏れる気配がありません。何故だか正常な状態に戻っていました。水栓金具で水漏れが発生する原因ですが、基本的にはレバー・ハンドルの下に内蔵されているセラミック・カートリッジと呼ばれる止水パッキンに不具合があると考えていいでしょう。水道管の工事などで水道に小さな砂が混じったりして、それがセラミックで出来たバルブ部品に噛んで、欠けてしまうケースやセラミック以外の部分の劣化や腐食などのケースもありました。セラミック・カートリッジは、半永久的と水栓メーカーは謳っているようですが、様々な原因で水漏れは起こります。あと、国産のゴムのパッキン材と違って、レバー・ハンドルをきつく閉めすぎたり、開けすぎたりするのもよくありません。セラミック・カートリッジのバルブは、軽く動かすだけでちゃんと開閉するのですが、日本人はしっかり強く閉めないといけないと思い込みがちです。ですから、セラミック・カートリッジに無理な力が掛かってバルブが破損してしまうなんてことも多いようです。特に、力の入れ具合が分からない子供さんやお年寄りなどにはその点を説明して頂いた方がいいかも知れません。洗面やキッチンに使われる輸入の水栓金具は結構デリケートなものですから、注意してお使い下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月07日
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フランスの片田舎にありそうな玄関照明のデザイン。ちょっと、ムーミン谷の家にもありそうな感じだと思いませんか?この製品は、もう10年近く前に発売されたものなんですが、人気があるのか、未だに生産が続いています。ただ、輸入照明は結構デザインの入れ替わりが早いので、ぼやぼやしているとなくなってしまっているなんてことが往々にしてあります。やっぱり、こういうデザインには白熱球が似合うと思うのですが、LEDにしないといけない時代なんでしょうか?何れにしても、レンガ積みの外壁にはこだわった輸入照明を取付けたいものです。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月06日
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空き巣によって一部破損したアイアン製の門扉を作り直すべく、年末に既存の門扉の採寸作業を行いました。オーダーメイドの美しい門扉でしたから、そのデザインやパーツを生かして作り直そうと考えていますが、防犯性の強化や耐久性のアップ、更なる美しさを感じて頂けるようなものにする予定です。また、塗装も本物の銅を使った液体金属でコーティングして、それを酸化させてアンティークに仕上げるつもりです。ベタ塗りの青銅色の塗装でなく、本物を感じさせるデザインにすることが今回のテーマです。ですから、元通りに作り直すというよりは、ほぼ全面的に新しく造り上げると言った方が正しいかも知れません。それは、まさに修理ではなく、より一層豪華にするリノベーションだと思います。製作の完了、取付けは、1月末前後となるかも知れませんが、乞うご期待!輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月05日
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警備会社が提案する防犯は、家の窓や玄関ドアに何か異常が起きた時点で通報されるというシステムが殆どです。でも、それは泥棒や空き巣が侵入を開始したことを意味しています。ですから、警備員がその家に到着するまでの20分間が空き巣に与えられた泥棒タイム。その時間以内であれば警備員はやってきませんから、安心して盗むことが出来るという訳です。そこで、私たちは以前の記事でも紹介した、敷地内に侵入した時点で感知する赤外線センサーの網を張り巡らせます。写真がそのシステムの一部分ですが、ここから目に見えない赤外線が空き巣の姿を感知するビームが照射されます。その情報がNETを通じて家人に連絡が入り、その様子をカメラで確認し次第、警告や撮影、ご近所や警察への通報を即座に行うことが可能となります。勿論、システム機器が侵入者によって一部破壊された場合にも異常発生ということで同様の通知がなされますから、ドアや窓に手を掛ける前に一連の防犯対策がスタートします。家に侵入される前に犯罪を未然に防ぎたいという方は、警備会社に依頼する前にこのシステムを検討しては如何でしょうか。但し、ドアガードやダブルロック等の物理的な対策を取ることが、最初の一歩であることをお忘れなく。輸入住宅のセキュリティ対策をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: 赤外線の見えないフェンス
2016年01月04日
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今日、以前撮った写真を整理していましたら、いろいろ素敵なものが出てきましたのでご紹介したいと思います。この写真は、数年前に岐阜県岐阜市で建てさせて頂いたレンガ積み外壁の輸入住宅 N邸の廻り階段(サーキュラー階段)を上から眺めたところです。左に見える玄関ホールの正面から、この廻り階段が螺旋を描くように昇っていきます。手摺の親柱(ポスト)や小柱(バラスター)を白く塗ってエレガントさとリズムを感じさせるデザインにしました。また、この階段が描く弧の中央にはクリスタルが散りばめられた大きなシャンデリアを配して、その豪華さを一層引き立たせています。こうした雰囲気を醸し出す為にはスペースを大きく取る必要がありますが、余分なスペースを極力小さくしてリビングや各部屋を大きく取りたいという間取りの取り方からすれば、真逆の考え方をしなければなりません。ですから、廻り階段を実現しようとすれば、広い家を計画するか、自分たちの占有空間を犠牲にするかしかありません。一点豪華主義とも言える廻り階段ですが、これが似合う家は輸入住宅しかないかも知れません。何にこだわり、何を捨てるか。その取捨選択が潔ければよい程、こだわったものがその魅力を強く感じさせてくれるはずです。家づくりは、何でもありではなく、これしかないという思いで考えましょう。豊かな家づくりを実現したい方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月03日
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天井に取り付けられた大きな羽根のファン(天井扇)。吹き抜けなどの天井が高い部屋の空気を回して風を起こし、涼しさを感じさせてくれるというイメージが強いですよね。南国である熱帯地方のリゾート地で、エスニックな雰囲気を感じさせるアイテムの一つでもあります。そういった意味で、シーリングファンは夏場に使うという先入観の人が多いと思いますが、夏だけでなく、調温を必要とする冬の季節にもその威力を発揮します。冬場は、暖房の熱が上へと昇ってしまいますから、それを人がいる下の空間へと押し下げる必要があります。そこでこのシーリングファンを利用して、部屋の空気をかき回し空間の温度をどこでも一定にするのです。暖房にしても冷房にしても、空気が偏りがちになりますから本当はどんなおうちでもファンを設置した方がいいと思いますが、大きな羽根が頭のすぐそばで回っているのは圧迫感があります。そんな時に、こんなコンパクトなファンは如何でしょうか。書斎や家事室、小さな屋根裏部屋だけでなく、アイランド・キッチンのカウンター・テーブルの上などに設置すると、空気の循環を手助けしてくれるだけでなく、照明の機能も果たしてくれます。天井があまり高くない部屋やスペースが狭い空間が多い日本の住宅。限られた場所で十分な機能性を求める欲張りな方は、こんなシーリングファンをお勧めします。こうしたデザインの製品や輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月02日
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輸入サッシは、外部をアルミで被覆したアルミクラッド木製サッシや樹脂で被覆したPVCクラッド、全くの樹脂だけで出来たPVCサッシ、そして木だけで出来た木製サッシなど、様々な種類の窓が存在します。輸入住宅に使われる輸入サッシの半分近くは、木製のものと考えられますが、それは木の温もりをインテリアに取り入れたいという気持ちの表れのような気がします。ただ、自然素材である木を使う為、木の割れや木の乾燥といったことに常に注意を払わなければいけません。そういうことを知らずに、いいものは何もしなくても長持ちするといった根拠のない安心感に慢心していると、雨水が木部に侵入し徐々に木を腐らせるという事態になるのです。写真は、防火窓として有名なペラ社のアルミクラッド・サッシですが、可動する建具(障子)の枠が劣化してきています。美しい木製窓ですが、気を付けていないと黒ずんでしまいますし、それが悪化すれば建具や窓枠の交換や修理も必要となります。最悪の場合、窓から侵入した雨水が室内へと染み出してきたり、外壁や構造材を劣化させたりすることにもつながります。単なる雨漏りだと放置せずに、輸入住宅や木製サッシの専門家に早めに対処を相談することが、素敵な輸入住宅を長く使っていく術であることを忘れないで下さいね。輸入住宅の修理・メンテナンスをご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月01日
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