2014.06.26
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 ブログを続けていると文章を書く楽しみがわかってきて、ついつい長文になってしまう方もいらっしゃると思います。
 楽天ブログなら、字数オーバーで怒られますね。

 しかし、長文の記事を発信することが、読者のためになっていないこともあります。
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 読者はなぜあなたのブログに来てくれたのでしょうか?
 その理由が明確になっていなければ、遅かれ早かれブログ更新自体がつまらないものになっていくことでしょう。

 そこで今回は、読者が定着しない理由を挙げるとともに、読者のターゲット設定についてご紹介します。

 当ブログの過去記事「リピーターが確実に減ってしまう記事の書き方」と一部内容がかぶっておりますが、ご興味のある方は、文末に関連リンクを用意しましたので併せてご覧いただけると幸いです。

読者が読みたがらない文章とはどういったものか


 話を聞いているときに、話し手がこんな調子だとイラッとくるのではないでしょうか。

― 自慢げである。
― 上から目線である。
― なれなれしい。
― 聞き手を小バカにしている。
― 押しつけがましい。
― 肝心なところをなかなか教えてくれない(もったいぶっている)。
― ウケようとしているのがミエミエになっている。

 また、話の内容がこんな感じでは、続きはもう結構ということになるでしょう。

― 抽象的な表現が多く、そして無駄に長い。
― 全体的にまとまりがない。
― 話があちこちに飛ぶ(支離滅裂)。
― 話そのものが難解。


 読者がおもしろいと感じないのですから、当たり前ですね。

 おもしろくないうえに長文なブログ記事ほど、読者が苦痛に感じることはありません。
 上記を意識しつつ、以下のように記事をまとめると、文章が多少長くても読者は興味を持って読んでくれるようになります。

― トピックが明確である。
― 内容が具体的である。
― 文章にスピード感がある。
― 一文が適度な単語数で構成されており、ストレスを感じずに読める。
― 記事のどの部分を読んでも、管理人の意図が容易に理解できる。


読者ありきのブログをめざすために、読者層のターゲットを決める


 訪問者に記事を楽しんでもらうには、読ませるための技術が必要です。
 おもしろい、ためになる、また来よう、などといったポジティブな印象を与えられなければ、人はなかなか集まりません。

 そうとは言っても、旬のネタを使って毎日記事を更新していれば、それほど気合いを入れて書かなくても瞬間風速的に人は集まります。
 それでも内容がおもしろくなければ離脱率が高いのは当然なのですが、アクセスのカウントばかりに気を取られていると、このことに気づかないことがあります。

 そういう方のブログは、更新を止めるとぱったりと人が来なくなります。
 アクセス減が怖くて毎日のブログ更新を止められない方もいらっしゃるかもしれません。

 記事をしっかり読んでくれる訪問者を獲得したいのであれば、自分が書きたいことを綴るだけのブログのやりかたは次第に通用しなくなっていきます。


 いくつか例を挙げてみます。

― 腹がよじれるほど笑える話
― 実生活で人に話してみたらウケた話
― 涙が出るほど感動する話
― 自分しか知りえない話
― 耳よりな話、お得感が半端ない話
― 業界のウラ話
― 身近に遭遇したビックリ・非常識あれこれ
― 読者の不安感を煽る話
― 自分流ビフォー&アフター

 しかしながら、すべての読者が一様に好む記事はありません。
 このため、どのような読者層をターゲットにするかを決めておくことも重要になります。

― 文学・教養系の話題に興味のある層
― ある分野の情報を徹底的に知りたい層
― ある分野の情報を早く大量に仕入れたい層
― 日常的な話題をゆるく楽しみたい層
― ブログから得たアイディアをビジネスやアフィリエイトに活かしたい層
― 幅広くいろいろなブロガーと交流したい層

 ここで自分の書きたい内容と、ターゲットとなる読者層のバランスを考えます。

 たとえば、日常的な話題なら、どんな人でもとっつきやすいという特徴があります。


 しかし、それだけ情報の希少価値は落ちますから、読者は集まったとしても、本当に書きたいことが書けないというジレンマに陥ってしまう危険性もあります。

 にわかに人が集まるブログは、関心の度合いが人によってかなりのバラつきがあります。
 記事の内容が薄ければ、直近の記事しか興味を持ってくれない可能性があります。
 特に、検索エンジンから来てくれた人は、目的の記事を読んだらすぐに離脱してしまうでしょう。
 これは頻繁にブログの更新を行うことによって補うことができます。
 記事を増やせばそれだけ入口が増えますので、コンスタントに一見さんを含む読者を集められます。


 もうひとつの例として、技術系ブログなら、記事がテクノロジーまわりの話題に終始していれば、類似の読者の関心を引くことはそう難しいことではありません。
 ブログの内容と、彼らが日頃から積極的に知りたい情報が合致する可能性が高いためです。
 しかし、扱っている話題が専門的になればなるほど、さらに読者の数は絞られていきます。

 よって、アクセス数の伸びはゆるやかになりますが、良質なリピーター(ファン)を獲得できます。
 またそういうリピーターは、記事の更新が頻繁でなくても、同じページに何度もアクセスしてくれる傾向があります。


 一般的な読者層を目指すのか、コアな読者層を目指すのか、まだその辺がはっきりと定まっていない方は、軌道修正を試みることによって意図したとおりの読者を集められるようになっていくことでしょう。




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最終更新日  2014.06.27 10:26:54
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