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土曜はインディアナ州エルクハート市で”アイランド・ブルース・フェス”に出演。ココのバスのエアコンが壊れていて、窓を全開にしてハイウェイを走る。上半身裸で下は短パン。人にはちょっと見せられない姿の小生でした(笑い)。 道中のメリルヴィルでホテルに泊まり、4時間ほど寝て翌朝はマウント・モライア教会で日曜礼拝に出席する。ゴスペル・ツアーもいよいよ2週間後。ジョンソン牧師はその日は特別なフェローシップをやろう、とメンバーに語りかけていたし、かなり白熱の日曜になりそう。多くの方の参加を待っているよ。詳細とお申し込みはスター・エクスプレス社へ。よろしくです。http://www.starexp.com/ みなさんは、ギタリスト/シンガーのクリス・ケイン(Chris Cain)=写真=を聞いたことがあるだろうか?金曜に、<バディ・ガイズ・レジェンド>にて彼のライブを見た。クリスほどブルースとジャズをうまくミックスしたギタリストを見た事がないかもしれない。ブルースのヤッカイなところは、過剰なテクニックやフレーズがブルースの大切なフィーリングをそぎ落としてしまうこと。ところがどっこい、クリスはテクニック的にも群を抜くうまさだけど、実にソウルフルでもある。何をやってもブルースのフィーリングがあるそのセンスに脱帽。歌も文句なし。クリス未体験のブルース・ファンはぜひ一度聞いてみよう。
2005.08.29
木曜から土曜にかけてカナダのエドモントンへ。BBキングが自叙伝で、”ロードの生活が続くと忍耐強くなるか怒りっぽくなるかのどちらかだ”と言っていたのを思い出す出来事があった。 木曜の午前11時に出発予定だったユナイテッド便が、1時20分になり、さらに2時半になり最後には天候不順でキャンセルになってしまった。そこで夜7時20分の飛行機に急遽チケットを変更。この便も時間がどんどん遅れ最終的に機内に乗り込んだのは夜の9時過ぎ。11時間も待ったことになる。エドモントンに着いたのが夜中の12時。税関で1時間通過にかかり、さらに車に揺られる事1時間。ホテルにチェックインしたのは夜中の2時過ぎだった。いやはや長い長い1日だった(トホホ)。こういう時は自分の力ではどうすることもできないよね。なるように任せるしかないのなら、せめてイライラせずにゆったりと構えていようと自分に言い聞かせるのであった。その点、文句も言わずにずっと眠り続けていたココはさすがです(笑い)。 翌日の『ラバット・ブルース・フェスティヴァル』はすごい盛り。スタッフのみなさんも実に暖かく接してくれ、ここしばらく続いていたカナダの悪印象をすっかり拭ってくれた。 余談だけど、ステージ前に配られたミュージシャン・パスの小生の名前がKinkutaになっていて、キンクーターと発音するとまるでアフリカ人のようだとメンバーにからかわれる。いやお前はアフリカ人ではなくブラッカニーズ(BlackとJapaneseを合わせてBlackanese)だと言うヤツも。うるせえ、俺はサムライの末裔だ、と小生は切り返す(実は先祖は百姓なんだけど)。でもキンクーターって慣れるとけっこいいなあ、と思う自分は変だろうか?
2005.08.22
本誌副編集長のSさん自ら取材に訪れ、ブルース・フェスティヴァルやインタビューなどを行ったシカゴ・ブルース特集号がいよいよ昨日発売になったよ。フェスのレポート,ヒューバート・サムリン,ジョン・メイオール,内田勘太郎,仲井戸”CHABO”麗市のインタビュー,シカゴ・ブルース・マップ,シカゴ・ブルース・スタイルの奏法分析などなど盛りだくさんの決定版らしい(今日の時点では残念ながら小生はまだ未読)。みなさんもぜひぜひ一読してくだされ。http://www.rittor-music.co.jp/hp/gm/index.html 以前この日記でも紹介した”おでかけUS”のコラム欄にも加えていただいた。アメリカでもいろんな日本人が活躍されているのを改めて知る事ができる嬉しいページだよ。小生の顔をクリックすると経歴やスケジュールなどのページに飛ぶようになっている。こちらもチェックよろしくです。http://www.odekake.us/index/colum_top.htm
2005.08.13
先月のサウスサイド・ブルース・ツアーに続き、来月にはゴスペル・ツアーが行われることになったのでお知らせだ。 日時:9月11日(日曜) 時間:午前9時半~午後4時半 ゴスペルやジョンソン牧師の熱いサーモン(説教)を体験し、教会内で昼食。郊外のアーリントン・ハイツ市からゲイリーまでツアー・バスでの送迎付き。もちろん小生もバスに同乗し、ガイド役をやらせていただくよ。 詳細は、近々スター・エクスプレス社のウェブに掲載されるのでチェックしよう。 http://www.starexp.com シカゴ界隈だけでなく、他州あるいは日本からもぜひ参加してね。みなさんと一緒にゴスペルを楽しめる事を心から楽しみにしているよ!!
2005.08.11
今日は、最近亡くなったお二人の方について書いてみたい。 まずは、シンガー、ギタリストのリトル・ミルトン・キャンベル氏だ。"Walking the back street and cry","The blues is alright","Blind Man" などのヒットで知られるブルージン・ソウル界の第一人者。BBキングに大きな影響を受けた歌に、飾りのないストレートなギター・プレーは大人気だったね。数年前に亡くなったジョニー・テイラー、数ヶ月前に亡くなったタイロン・デイヴィスに続く彼の死によって、チトリン・サーキット(黒人を中心にした主にブルース、ソウルのマーケット)の大物ミュージシャン達がほぼいなくなってしまったことになる。そういう意味でも一つの時代の終焉と言えるだろう。 そして二人目はジョン・ジョンソン氏。アメリカに住んだ経験のある方ならコンビニや本屋で見た事があると思うけど、黒人向けの人気雑誌"Ebony"や”Jet”の創設者として、1940年代から出版に携わっていた人物。彼のモットーは、”怒るより賢明になれ”。40、50年代と言えば公民権運動が盛り上がる以前で人種差別も現代より数段厳しかった時代。白人中心の新聞や雑誌は黒人社会の内情についてほとんど取り上げる事がなく、彼らの生活に必要な情報もきわめて限られていたらしい。そこに目をつけたジョンソン氏は、社会的なニュースからファッションにいたるまで、黒人のための雑誌を創刊して大ヒット。以来60年間出版界のトップに君臨した黒人の出版王だ。着眼点と発想の転換の大切さを教えてくれているよね。 そんな偉大な人生を送ったお二人に合掌。
2005.08.10
先週行われたPenny Lane Clubでのライブには多くの人たちに集まっていただきました。みなさん、ありがとう。 というころとで、翌日からウィスコンシン、インディアナポリス、ゲイリーとロードに出て、昨夜は<Buddy Guy's Legends>にてJWウィリアムスとのギグ。バディ本人も来ていて、珍しく最後の方まで店にいたね(いつもは最初のセットの途中で帰ることが多い)。9月にはカルロス・サンタナ、キース・リチャーズ、ジョン・メイヤーら豪華なゲストを迎えた新作が発売される。「秋からまた長いロードに出るんだ」とバディはそれまでの短い休みを楽しんでいるようだったね。 写真は、インディアナポリスのフェスティヴァルで一緒になった”ブリティッシュ・ブルースの父”ジョン・メイオールの演奏風景。6月にやった彼のインタビューは、次号ギター・マガジン(8/13発売)にも掲載されるのでぜひお楽しみに! そして、数日前に人気のウェブ”おでかけUS"に小生のインタビューが掲載された。編集部のKさんが、普段とは違ったアプローチでインタビューしてくださったんだ。少年時代のエピソードやシカゴ・ブルース界の裏話など盛りだくさん。こちらもぜひCheck it outくだされ。 http://www.odekake.us
2005.08.03
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