喜べば喜びが喜んで喜び集めて喜びに来る

Aug 15, 2005
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この本は、僕の尊敬する会長が、よく口に出される本である。

「気絶するほどほめる子育て」
子供の教育に関して書かれた本なのだけれど、
うちの会長は、「従業員さん教育」について話される時、
良くこの事を引き合いに出される。

「人間、厳しく育てる方が良い」
という人もいる。

例えば、昔の話になるけれど、吉田松陰という幕末の志士は、

「玉木文之進」という叔父にあたる人に育てられた。

この叔父さんがとにかく恐ろしかった。
松陰が(小さい頃は寅之助)猛暑の中で、
作業をしながら読書して働いていた。

あまりに暑く汗がしたたり落ち、
顔が痒くなって掻いたところ、ぶん殴られる。

「痒いからといって、掻くとは何事か!我慢しろ!」

それから松陰は、近くの崖から、
よく叩き落されていたそうである。

その忍耐強い精神が、後に明治維新を成し遂げるほどの、
志を作り、松陰に共感賛同する人間を育てたのである。


「我慢」を身につけきらないと、成人してから失敗する。

「欲しい」と思えばなんでも手に入る。
「気に入らない」と思えば、避けたり。
「きつい」と思えば、逃げる。

逃げることのできない立場や環境に立ったとき、


「親」に守られ保護された「子供」は、
守られているがゆえに「甘える」

親に対しての「反抗」も、甘えの最たるものだ。
親がいるから反抗できるのである。

「きつい」と思って「逃げる場所」があるから逃げる。

「逃げて」「避けて」
彼らはどこへ行こうというのだろうか。

話が横道にそれた...。(-_-;)(マタアツクカタッテシマッタ)


話を元に戻そう。

「気絶するほどほめる子育て」

この本は非常に素晴らしい。
本を書いた方は「高橋愛子」さんという方である。(ナマエガイイネ)

たぶん、「気絶するほどほめる子育て」と聞いた時、
皆さんの中にも、

「いい子だねぇ」とか
「お利口だねぇ」などと言って、
「ほめ散らかす」のかな?

と思われた方がいるでしょうが、

「ちがいます」

ちなみにこの本の最初の「はじめに」の文章を、
ちょこっと書いてみますね。

「はじめに」◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「がんばってね」「いい子だね」
「お利口さんね」「えらいわね」

私達親は、子供を励ますつもりで、
こんなほめ言葉をよく使います。
しかし、どれも子供がいい事をしたと評価している、
「間違ったほめ方」なのです。

これでは、子供の心に生きる力や、
困難を乗り越えるエネルギーを、
与えてあげることはできません。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

いかがですか?
「え?」
と思われませんでしたか?

この先がまた面白いんですよ。
というわけで、少しこの話、続けて書きます。
(トイウカ、ワタシノコソダテノベンキョウノタメニ)(^^)v







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Last updated  Aug 15, 2005 08:02:59 AM
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Comments

attsu@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) 20代の者です。 最近講演会で今の日本人は…
とうも@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) ふらふらと生きてきた自分によく聞かせた…
auly@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) こんにちは。 「誇り」で検索してこちらに…
ななし@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) この少年の誇りがどれ程 試されているか、…
通りすがりの人@ いやはや 訳あって「誇り」を検索したら、この少年…

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