じゃるさん
>俺が助けるはずやのに!
-----
信じてればきっと…w

(2006/08/24 06:24:56 PM)

PR

×

Profile

†Aina†

†Aina†

Calendar

Archives

2026/07
2026/06
2026/05
2026/04
2026/03

Comments

†Aina† @ …あとがき みなさまこんばんわぁ♪ 本日は…「メルファ…
†Aina† @ あとがき♪ はい…みなさまこんばんわぁ♪ 今回は…久し…
†Aina† @ あとがき… みなさま…こばわぁ♪ 予定よりだいぶ時間が…
†Aina† @ あとがき♪ みなさまこばわぁ えと… サクッと軽めに…
†Aina† @ あとがき♪ さて…「第1話」を公開しました♪ えと…………
2006/08/23
XML
『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~
第四章・第2話『-運命られた道-』

あの悪夢のような夜から数日がたった
焔のアジト『ホテル・ラピス』の一室で悲魔と藁人形が険しい表情で向き合う

「こりゃ…この前手に入れた資産はほぼ全部手放す事になるな」

藁人形がそう言って見積書を机に置く

「うむ…アジトが無償でキレイになったと思えばそれまでだけど」

悲魔もそう言う

「複雑な気分だね」


悲魔も大きくうなずいてため息をつく
その時、悲魔のチャットから呼び出し音がなる
悲魔はチャットを手に取る

「うん…わかった…すぐに行く」

悲魔はそう言ってチャットをしまう

「パンクスから?」

藁人形がそう悲魔に聞く
悲魔は無言でうなずき自分の荷物から本を1冊抜き取り部屋を出る

「今日はこっちから行くか」

悲魔はそうつぶやいて噴水のある方に向かって歩きだす
しばらく歩いた時…路地裏でかすかな物音が聞こえてくる



悲魔はそう言って立ち止まる
正直…面倒に巻き込まれるのはイヤだなと思いつつ
先を急ごうと歩き出した時
女の悲鳴のような声が聞こえる

「はぁ…行くか…」



「やめて…イヤ!」

トムチャはそう言ってもがく

「へへへ…3人も相手にすれば良くなるから安心しなよ♪と言っても1回じゃ済まないけどなぁ!」

一人の男がトムチャのあごを掴んでそう言う

「ううう!」

白狐はそう言うが口をふさがれているので言葉に出来ない

「こっちも元気がいいお嬢ちゃんだな…お前はその筋に高く売れる…だから何もしないけど…売られたら何をするか良く見ておけ!」

男の一人がそう言って近くの木箱に白狐を縛り付ける

「あ、アニキ…早くしてくださいね…お、俺もう我慢できないッスよ」

一番下っ端そうな男がそう言う

「アホか!じっくりやるんだよぉ~…へへっへへへっへへへへ」

男の一人がそう言ってベルトに手をかけた時

「それ以上動くなよ!でないとお前達…凍るよ」

そう言って悲魔が現われる

「邪魔すんじゃねぇよ!お前ら殺っちまえ!」

そうリーダーと思われる男が叫ぶと周りにいた男達は武器を手に取り身構える

「どうしてこうアホばっかかな…相手を見てから吠えろよ」

悲魔はそう言って手に持っていた杖をかざす
男達の足が一瞬にして凍りつく

「う、動かねぇ…ちくしょう!」

男はそう言ってもがく

「あ…無理して動かさない方がいいよ…簡単に砕けるから」

悲魔はそう言って男達の横を素通りしてトムチャと白狐のとこに行く

「もう安心だ」

悲魔はそうトムチャに言って白狐の体を縛ってる縄をほどく

「あ、ありがとうございます」

トムチャはそう言って悲魔に頭を下げる
白狐も悲魔に何度も頭を下げる

(「これ以上面倒な事は嫌なんだけどな…」)
「見かけない顔だけど…どこかのギルドに入ってる?」

悲魔はそう2人に聞く
2人は無言で首を振る

(「やっぱり無所属か…聞くんじゃなかったよ」)
「昔ほどではないけど…この大陸もまだまだ平和じゃないからね、とりあえず政府役人のいるギルドセンターに案内するよ」

悲魔はそう2人に言って歩き出す
2人は無言でうなずいて悲魔の後を追う

そしてギルドセンターに到着し先ほどの出来事をアルフレッドに報告する
アルフレッドは慌てて走って行く

(「本来なら相談に乗ってあげればいいんだけどね」)
「この建物がギルドセンター…中に役人が居るからとりあえず相談するといいよ」

悲魔は2人にそういうと足早にその場を立ち去ろうとする

「あのう…」

立ち去ろうとする悲魔を白狐がそう言って呼び止める
悲魔は仕方なく立ち止まる

「この街に…藁人形さんという方はいるですか?僕はその人に会いたいんです!」

白狐は悲魔の背中にそう言う

(「わ、藁人形?マヂかよ」)

悲魔の背中を嫌な汗が流れる

「わ、私も…アルテミスという人に会いに来たんです…知りませんか?」

トムチャも立ち止まったまま動かない悲魔にそう聞く

(「ぐはっ…こっちはアルかよ」)
「探してる人かはわからないけど…両方ともうちのギルドのメンバーだね…」

悲魔はそう言って大きくため息をつく
2人はそれを聞いてその場で大喜びする

「じゃあさ…とりあえず…付いてきて」

悲魔は振り返らずにそう2人に言って歩き出す
2人は黙って悲魔の後を付いて行く

そして3人はアジトに着く…当然だがもうアジトは跡形もなくなっている

「パンクス…あいかわらず仕事が早いね」

現場で檄を飛ばしているパンクスにそう声をかける

「ははは!わしらは廣島一家じゃけぇのぉ…早い!安い!男前!が売りじゃけえぇねぇ」

パンクスは笑いながらそう答える

(「いや…答えになってないって」)

悲魔は心の中でそうつっこむ

「で、言われたように作業中断したけぇ…何しよるの?」

パンクスは不思議そうに悲魔にそう聞く

(「もうこの前のような事は勘弁だからね」)
「いあ…ちょっと説明しづらくてね…まぁ、安全祈願ってとこかな…」

悲魔は笑いながらそうパンクスに答えると現場のほぼ中央に立つ
パンクスは首をかしげながらそれを見守る
すると悲魔は懐からナイフを取り出し
ナイフの刃を左手で握りナイフを引き抜く
悲魔の左手から血が流れ始め、その血が地面にポタポタと流れ落ちる
そして…本を開いてなにやら呪文のような物をつぶやき始める
パンクスはただ呆然とその光景を見ている
悲魔の手から流れ落ちた血の溜りが悲魔が呪文を唱えると同時にまるで生き物のように線を引きつつ四方八方に流れ始める

数分後…現場にかなり大きな魔方陣のような模様が描かれる

悲魔は懐から白い布を取り出して左手に巻いて血を止める
そしてもう一度呪文を唱える
地面に描かれた模様から光の柱が立ち上り、消える…
悲魔は大きく深呼吸する

「パンクス…ありがと邪魔したね」

悲魔はパンクスにそう礼を言う

「お、おう!」

パンクスはそう答える

「後は…普通に工事しちゃっていいんでよろしく頼むね…」

悲魔はパンクスにそう言ってトムチャと白狐に目で合図をして歩き出す
トムチャと白狐はペコリとパンクスに頭を下げて悲魔の後を追う

「な、なんだったんじゃろぉ…今の」

パンクスはそうつぶやいて去っていく悲魔の後姿を見送る
そして悲魔はゲート前を横切って焔のアジトに向かう
トムチャと白狐は悲魔の後を親鳥を追うヒナのように付いて行く

「さて…藁さんとアルを呼んでくるから待っててね」

悲魔はホテルの入り口で2人にそう言って中に入っていく

「うわぁ…すごい建物ですね♪お城みたいです♪」

白狐はそう言ってホテルを見上げる

「ご休憩…ご宿泊…って… ^^;」

トムチャは入り口の看板を見て苦笑いでそうつぶやく

そして悲魔は部屋に戻り藁人形に事情を説明する…
しかし藁人形にはそんな子供の知り合いには心当たりが無く首をかしげる

「まぁ…とにかく人違いかもしれないし…会うだけ会ってよ」

悲魔は藁人形にそう言う
藁人形はうなずく
そして次に悲魔と藁人形はアイナとアルが使ってる部屋を訪ねる
しかし…2人は居ないようだった…

「あ、そう言えば…アルはアイナ嬢をチャクラとカイヌに案内するって言ってさっき出て行ったな」

藁人形は思い出したように手をポンと叩いて悲魔にそう言う

「まだ…チャクラやカイヌを案内しなくてもいいのにな…どうしたんだろ?」

悲魔はそうつぶやく

「俺もそう言ったんだけどね」

藁人形は悲魔にそう言う
悲魔はうなずいて藁人形と共に外に出て行く

「こっちが藁さんを探している子ね」

悲魔はそう言って藁人形に白狐を紹介する
藁人形はまったく心当たりが無く腕組みをして首をかしげる

「藁人形さんですか?」

白狐がそう藁人形に聞く

「うん?あぁ…そうだけど…誰?」

藁人形は苦笑いでそう白狐に聞き返す

「は、はじめまして!白狐と申します!」

そう言って白狐は藁人形に深々と頭を下げる

「は、はじめましてかよ!」

藁人形は苦笑いで白狐にそうつっこむ

「兄から…この大陸にいる藁人形さんを訪ねろって言われたです」

そう白狐は藁人形に説明する

「お兄さんに?…誰だ?」

藁人形は腕組みをしながら考え…白狐にそう聞き返す

「兄は…蒼と言います…クエスターをしてるんですけど…わかりませんか?」

白狐は心配そうに藁人形にそう言う

「蒼………おお!何回か一緒に冒険した事があるな…わかるわかる」

藁人形はそう白狐に笑顔で答える

「よ、良かったです」

白狐はそうつぶやく

「でも…奴の話だと…兄弟は妹と弟じゃなかったかな」

藁人形はそうつぶやく

(「Σ(´ロ`;)」)

「だから…妹だろ?」

悲魔がそう藁人形に言う

「そっか…いや…妹は…まぁ…いいか」

藁人形はちょっと納得がいってないものの…考えるのも嫌なのでそう言って受け入れる
白狐はホッと胸をなでおろす

「で…こっちには何用で?」

悲魔がそう白狐に聞く
白狐は事情を話す

「なるほどね…お姉さんを探すのか…じゃあ、しばらくギルドにおいてあげれば?」

藁人形は悲魔にそう言う
悲魔は少し考えた後にその提案に同意する

「そうだ!で…アルテミスなんだけど…ちょっとうちのメンバーを連れて狩りに出かけてるのね…だから戻るまで中で待つといいよ」

悲魔はそうトムチャに言う
トムチャは嬉しそうにうなずく
そして4人がホテルに入ろうとした時、アイナがゲートの方から走ってくる

「お、アイナ嬢だ…ちゅうことは…アルも戻ってくるな」

藁人形がそう言う
しかし…走ってきたのはアイナだけで、様子もちょっとおかしい

「はぁ…はぁ…あ、アルさんが…アルさんが」

アイナは息を切らしながらそう言う

「アイナさん…落ち着いて…アルがどうしたって?」

悲魔がアイナにそう言う

「あ、アルさんが…コレを残して」

アイナはそう言いながら悲魔にメモ紙を渡す

「しばらく戻りません…探さないで下さい…アル…って…マヂで?」

悲魔はメモ紙を読んでアイナにそう聞く
アイナはとりあえずうなずく

「な、何があったんだ」

藁人形がそうつぶやく

「えっと…チャクラとカイヌってとこに案内されて…少し狩をして…テラに戻って食事をしたの」

アイナはそう説明をする
悲魔と藁人形はうなずく

「で…私がトイレに行って戻ってきたら…テーブルにそのメモが置いてあって…もうアルさんは居なかったの」

アイナは半泣きでそう言う
2人はかなり驚いたのかその場で硬直している

「しばらくって…どれくらいだ?…って言うか…コレって家出だよな」

藁人形が悲魔に苦笑いでそう言う

「う、うん…そだね」

悲魔はうなずいてチラッとトムチャを見る
藁人形もトムチャを見る

「仕方ないな…アルが戻るまで…うちで預かるか」

悲魔が藁人形にそう言う
藁人形はそれを聞いてうなずく

「なんでもしますので…よろしくお願いします」

トムチャは頬を赤らめて悲魔だけを見つめてそう言って頭を下げる
こうして…姉を探す白狐とアルに会いに来たトムチャがギルドの仲間に加わった

…『To Be Continued♪』





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/08/23 01:59:59 PM
コメント(9) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


あとがき♪  
†Aina†  さん
トムチャさんと白狐ちゃんを助けたのは悲魔さんでした^^
他のパターンも考えたんですが…
後々の事を考えるとこの方がいいかなぁ~…と
何も考えてないわけじゃないんですよ^^;
…ホントダヨ (2006/08/23 02:04:24 PM)

(・∀・)にあにあ  
トムさん悲魔さんに惚れたな(・∀・)にあにあ (2006/08/23 02:13:43 PM)

ヽ(`ε´*)ノ  
じゃる さん
俺が助けるはずやのに!
(2006/08/23 03:47:15 PM)

小雨だぁよ  
キャァァマスターかっこいい!!
淡白な感じがあったけどやっぱり優しい方でした。。。
(イイスギカナァ
(2006/08/23 04:02:39 PM)

(●`ε´●)ぷっぷくぷ~  
NIRAY  さん
俺がゲヘゲヘとトムチャさんを襲うはずだったにょw (2006/08/23 06:54:43 PM)

Re:(・∀・)にあにあ(08/23)  
†Aina†  さん
ウォロー1056さん
>トムさん悲魔さんに惚れたな(・∀・)にあにあ
-----
どうなんですかね…
女心は簡単じゃないですよ^^ (2006/08/24 06:24:18 PM)

Re:ヽ(`ε´*)ノ(08/23)  
†Aina†  さん

Re:小雨だぁよ(08/23)  
†Aina†  さん
でるでるらいかさん
>キャァァマスターかっこいい!!
>淡白な感じがあったけどやっぱり優しい方でした。。。
>(イイスギカナァ
-----
これが私の中の悲魔さん像です^^
ステキだね^^ (2006/08/24 06:26:02 PM)

Re:(●`ε´●)ぷっぷくぷ~(08/23)  
†Aina†  さん
NIRAYさん
>俺がゲヘゲヘとトムチャさんを襲うはずだったにょw
-----
ニライさんはゲヘゲヘと…シフミさんを…w
(2006/08/24 06:27:29 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: