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5/3 恩田陸 『麦の海に沈む果実』5/8 北村薫 『盤上の敵』5/10 東野圭吾 『嘘をもうひとつだけ』5/14 アンソロジー 『七つの黒い夢』5/16 竹宮ゆゆこ 『とらドラ2!』5/20 桜庭一樹 『GOSICK(4) ゴシック・愚者を代弁せよ』5/22 貫井徳郎 『被害者は誰?』5/25 アンソロジー 『名探偵は、ここにいる』5/30 桜庭一樹 『GOSICKs ゴシックエス・春来たる死神』5/31 アンソロジー 『殺人鬼の放課後』 アンソロジーや短編集が多い月でした。
2006.05.31
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『名探偵は、ここにいる』に続く《ミステリ・アンソロジー》の第2弾。収録作の内容からすると、『殺人鬼の放課後』という書名はともかく、《ミステリ・アンソロジー》というのはちょっと相応しくないような気がします。● 恩田陸 「水晶の夜、翡翠の朝」 『麦の海に沈む果実』のあの学園が舞台。学園では「笑いカワセミ」という遊びが流行っていた。悪意のこもった遊びは徐々にエスカレートして・・・やっぱりヨハンはこうでないと。こういうものを書かせると恩田さんは抜群ですね。● 小林泰三 「攫われて」 「わたしたち、誘拐されたの」と恵美は語りだした。小学校の帰りに、寄り道をしていて幸子、馨とともに誘拐された恵美は・・・真相とか結末とかの驚きよりも、この描写は生理的にちょっと受け付けがたいものがありました。● 新津きよみ 「還って来た少女」 七穂は、自分によく似た少女を見たという話を聞き、その少女に会うためにその場所に行って見たが・・・「殺人鬼」よりも「放課後」。読みやすい作品で後味もよかったのですが、その分物足りなさが残りました。● 乙一 「SEVEN ROOMS」 姉とともにさらわれた僕は、コンクリートで囲まれた部屋に閉じ込められた。部屋の真ん中ある溝に入ると、上流と下流にそれぞれ3つずつ部屋があり・・・なんとも奇妙で恐ろしく、そして切ない傑作。一読の価値あり。 頭ひとつ抜けているのが「SEVEN ROOMS」。続いて「水晶の夜、翡翠の朝」でしょうか。『麦の海に沈む果実』を読んだあとのほうが楽しめますね。個人的には「攫われて」の分だけ減点ですね。ホラー系は苦手なんです。ごめんなさい。関連作:『名探偵は、ここにいる』『血文字パズル』2006年5月31日読了
2006.05.31
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小説の形態としてのシリーズは、大きく2つに分類することができます。 1つは刊行が進むにつれて、小説内の時間も進んでいる場合。 もう1つは刊行の順番と、小説内の時間が必ずしも一致しない場合。(例外として小説内での時間が提示されていない場合があります) 別にどちらが優れているとか、どちらがすきとか全く関係ないのですが。 では、「GOSICK」がこのどちらかといえば、間違いなく後者。『GOSICKs ゴシックエス・春来たる死神』は、この前に刊行されたヴィクトリカと一弥の4つの冒険譚以前の、2人の出会いを描いた作品集です。 ミステリとしてみるならば、明らかに小粒。これは長編のときでも同じことです。やっぱり不満が残ります。ただし、キャラクター小説としての側面は強く打ち出されています。 ところで、この短編集を貫いた大泥棒クィアランのエピソードですが、長編4冊で出てきた記憶がありません。気のせいでしょうか、それともこのエピソードは短編集用なのでしょうか。収録作:「プロローグ」「春やってくる旅人が学園に死をもたらす」「階段の十三段目では不吉なことが起こる」「廃倉庫にはミリィ・マールの幽霊がいる」「図書館のいちばん上には金色の妖精が棲んでいる」「午前三時には首なし貴婦人がやってくる」「死神は金の花をみつける」2006年5月30日読了
2006.05.30
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虫歯予防月間を前に、歯医者に通っています。 右上の親知らずが虫歯になっていて、ボロボロなんです。 ずっと以前に神経を抜いてあるので痛みはほとんどないのですが、親知らずが欠けてぐらぐらな感じです。 あまりひどいので、とうとう来週抜くことになりました。 ハミガキは苦手なので自業自得なのですが、食べられなくなるのもイヤなので、もう少し頑張ろうと思っています。反省。
2006.05.29
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連絡がつかなかった叔父と連絡が取れたそうです。叔父は・・・昨日からインドネシアのジャワ島で連絡が取れなくなっていたのです。 叔父は数年前に日本企業からインドネシアの現地法人へ出向していて、この春定年になり日本へ戻ってきた矢先のことでした。今回は詳しいことはよくわかりませんが、何かの式典に招かれたとかでジャワ島に行っていたのです。 一昨年のスマトラ島の地震の時にも心配したのですが、そのときはすぐに「離れているから問題ない」と連絡があったのです。 でもそのときとは違って、昨日は連絡がありませんでした。 今回は、我が家としては「もう日本にいるから」と安心していただけにびっくり。今日の夕方本人からの電話があったと聞くまで大変心配でした。 詳しいことはよくわかりませんが、とにかく無事で明後日には飛行機で帰ってくるそうです。 「便りがないのは良い便り」とか「便りがないのは元気な証拠」とかいいますが、やっぱり必要なときに連絡が取れないのは心配ですね。
2006.05.28
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東京優駿◎ 6 アドマイヤメイン 青葉賞の結果は本物の証。乗り替りが気にならないではないけれど。○ 9 サクラメガワンダー 長い直線での伸びに期待。▲ 2 メイショウサムソン 馬場が渋ればまた出番。好位につける競馬で安定した成績が期待できる。△ 5 トーホウアラン スタミナと粘り強さを併せ持つタイプ。要注意。 とにかく混戦。切れ味を生かすタイプには苦しいダービーかも。---目黒記念◎ 7 ポップロック 3連勝中。このハンデは魅力。○ 3 トウカイトリック スタミナ自慢。アイポッパーとはハンデ差で。▲ 8 アイポッパー 実力上位もハンデが大きいので。△16 グレートボヤージュ 左回り実績とハンデから。
2006.05.27
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金鯱賞◎ 6 ローゼンクロイツ 小回り平坦に強い印象がある薔薇の一族。この顔ぶれ、この距離、このコースなら。○10 コンゴウリキシオー 同型不在で先行できればなだれ込む可能性が高い。▲ 7 エリモハリアー 休み明けだが、距離、コースともに実績があり侮れない。△ 3 サンバレンティン 格上挑戦、初距離だが、9ハロンやコースでの実績はある。一発注意。
2006.05.26
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かつて《スニーカー・ミステリ倶楽部》なるものがありました。角川スニーカー文庫のミステリ部門なわけですけど、米澤穂信という稀有な才能を発掘しておきながら、いつのまにかどこかへ消えてしまったのです。 で、今回読んだ『名探偵は、ここにいる』はその中に組み込まれた《ミステリ・アンソロジー》の第1弾。当時の角川スニーカー文庫では考えられなかったような顔ぶれが《名探偵》というテーマで書いた短編が揃っています。● 太田忠司 「神影荘奇談」 若者が持ち込んできた話は、1年前に山奥の洋館で起きた不思議な出来事だった・・・狩野俊介シリーズ。怪奇小説的な味付けの濃さが真相とのギャップを際立たせています。● 鯨統一郎 「Aは安楽椅子のA」 聴力を失いながら探偵事務所に勤めるアンナ。クビを賭けて死体の首を捜すが、聞こえるはずのない声が聞こえてきて・・・真の安楽椅子探偵もの。これを受け入れられれば楽しい作品です。● 西澤保彦 「時計じかけの小鳥」 久しぶりに立ち寄った書店で購入した本には書き込みがあった。どうやら母のものらしい。そこから過去の出来事の真相が・・・なかなかの読後感の悪さ。仮説の構築と崩壊の繰り返しがおもしろい。ってこれ名探偵じゃないじゃん。● 愛川晶 「納豆殺人事件」 大阪生まれの男の死体を解剖すると、胃の中から出てきたのは大量の納豆だった。彼の納豆嫌いは有名で・・・嘘のような謎を強引にこねくり回して真相にたどり着かせた印象。やや不自然な感じがしました。ちなみに根津愛シリーズの番外編? 全体的にやや小粒な作品が揃った印象。短編だから仕方ないかもしれません。「これっ!」という作品が見当たらないのが残念です。関連作:『血文字パズル』2006年5月25日読了←「神影荘奇談」「Aは安楽椅子のA」「時計じかけの小鳥」収録
2006.05.25
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仕事が遅くまでかかるということで、久しぶりに職場で夜食をとりました。 毎月この時期は残業が長いのですが、ひとりだけなのでまあいいやって感じで夜食をとらないのです。 でも、今日は職場みんな残業ということで。 で、食べてみました。店屋物の丼です。 おいしくなーい。すくなーい。つめたーい。 以上。 ちなみに食べたのは、「天玉丼」でした。
2006.05.24
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ある大邸宅の庭から白骨化した死体が掘り出された。家主は殺人をしたことは認めたが、その死体が誰なのかという点については黙秘を貫いている。困った捜査一課の桂島刑事は大学の先輩である吉祥院慶彦に相談した。美貌の超人気ミステリ作家であることに加えて、優れた推理能力を持つ彼は、残されていた古い手記から思いがけない結論を導き出した。(「被害者は誰?」) 重厚な作風で知られる貫井さんのコミカルな作品集。各編のタイトルにあるように、一応フーダニット。通常のフーダニットとは違って「犯人当て」ではないのですが、必ずしも奇をてらうようなものではなく、基本はオーソドックスなもの。そこをちょっとひとひねり、といったところでしょうか。実際、表題作なんてそれこそ使い古され手垢のついたような仕掛けでしょうが、全く気づきませんでした。伏線もきっちり張ってあるのに。 また、「探偵は誰?」では、吉祥院が過去に解決した事件を小説化した作品として作中作が登場します。これが「嵐の山荘」ものの犯人当て。すなわち探偵当てと犯人当てを1作の中で行う設定です。どちらかといえば作中作の犯人当てがなかなかおもしろかったです。まあ、変則フーダニット集の作中作である犯人当てをおもしろいと評価してしまうのも我ながらどうかと思うのですが。 ところで、ここまで書いて気づいたのですが、貫井さんは本作『被害者は誰?』のノベルス版の惹句「究極のフーダニット」に対して『フーダニットじゃない話ばかりを集めた連作集なのに(笑)。』と記されています。(貫井さんの公式サイト『He Wailed』2003年5月3日のRECENT TOPICSより) ということは、僕が考えていたフーダニットって間違っていたのでしょうか?収録作:「被害者は誰?」「目撃者は誰?」「探偵は誰?」「名探偵は誰?」2006年5月22日読了
2006.05.23
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ヴィクトリカが下界に降りる! それは、数十年前に聖マルグリット学園の時計塔に暮らし、ソヴュールの政治を操った錬金術師・リヴァイアサンの挑発的な手記を読み、その内容に憤慨したためであった。一方、リヴァイアサンが暮らしていたという時計塔では密室殺人が起き、一弥やアブリルは巻き込まれていく・・・ シリーズ第4作。今まで以上にミステリとしては物足りないのですが、それとは別に今回はついにヴィクトリカとアブリルが対面するということがポイント。学園内で起きた事件ということでうまく二人を会わせています。 このシリーズの場合、発生する事件を解決していくという各巻ごとのエピソードと、シリーズ全体を通した物語という2つの柱があります。4作読んでみて、『GOSICK』のころは前者をメインに据えていた(当然?)のですが、巻が進みこの『GOSICK(4) ゴシック・愚者を代弁せよ』になるとかなり後者に比重が移っています。面白いんですけど、あまりミステリ的要素が薄くなってしまうと、読む側としてはだんだん惰性で読むようになってしまう気が・・・ せっかく既刊で伏線になりそうなものをいろいろ配置しているので、ここらへんでミステリとしても十分に面白いものを期待します。2006年5月20日読了
2006.05.22
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娘が通う幼稚園では、明日は延期になっていた遠足です。まぁ、僕は行かないですけどね。仕事休めないですから。 ところで、この遠足の行き先のHPを見てみました。公園なのですが、ちょっと園内の地図が必要だったので。 そうすると、【お知らせ】の欄に『【重要】5月22日は一部区域への立ち入り制限があります。』との見出し。 てっきり、「幼稚園の遠足があるので・・・」ってことだと思って、クリックしてみました。いや、その程度しか思いつかないんです。 すると、平成18年5月22日(月曜日)は秋篠宮殿下ご視察のため、13時15分から14時15分まで公園内の一部区域への立ち入りを制限させていただきます。皆様のご協力をお願いします。とのこと。 これにはちょっとびっくりです。どうやら時間的にはニアミスになるようですが、ニアミスでよかったと思うべきか、それとも惜しいと思うべきか・・・。
2006.05.21
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優駿牝馬◎ 5 ニシノフジムスメ 桜花賞には出られなかったが、普通に走れば勝ち負けになりそう。○ 9 カワカミプリンセス 3連勝の勢いと自在性のある脚を買う。▲17 キストゥヘヴン 桜花賞馬。外枠でも問題なさそう。△13 アドマイヤキッス 素質は一級品。ただし血統的に距離不安を感じる。 さらに手を広げればアサヒライジング、ブルーメンブラット、ヤマニンファビュルという逃げ・先行馬かな。---東海S◎12 ヴァーミリアン まだ底は見えない。○ 5 ヒシアトラス このクラスなら上位は堅い。▲10 マイネルボウノット 10ハロン以上の距離なら。△13 パーソナルラッシュ ちょっと斤量が・・・
2006.05.20
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娘の幼稚園で避難訓練がありました。 今日はものすごい雨で、おまけに避難訓練のおかげでお迎えの時間もいつもより1時間遅いということで、相方がお迎えに行ったときには年少さんはみんな泣き叫んでいたそうです。 うちの娘もトイレに行くのを我慢していたそうで、相方の顔を見るなり大泣きだったとか。 今が試練のときなのでしょうね。
2006.05.19
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竜児と大河の前に現れた新たなる敵? 転校生川島亜美。北村の幼なじみである彼女はファッションモデルで、当然のことながらルックスはすばらしく、クラスメイトの受けは抜群。だが、仮面を剥がした亜美の内面は・・・ いきなり現れた新キャラ川島亜美を中心に回る物語。でも、ストーリー的にはそんなに進展がないんですよね。ただひたすらに二面性を持った美少女がやってきて、大河と対決したり共闘したりというだけ。どちらかというとそれが延々と続いてしまって、メリハリはない印象です。それでも面白いのですが。 この『とらドラ!(2)』が『とらドラ!』ともっとも異なるのは、みのりんのはじけぶりでしょうか。最高です。前巻ではどちらかといえば出番も少なく、はっきり言って大河と比較すると優等生的な美少女路線かと思っていたのですが、今回決定的に化けました。実はこれが目玉だったりします。 ただ、ネタがちょっとばかり古いような・・・読者の年齢層が気になるところです。 巻末には「とらドラ・スピンオフ!幸福の手乗りタイガー伝説」を収録。でも、これって以前「電撃hp」で先行したときにはどう思われたのでしょうか。今読む分には面白いけど。ちょっと気になります。2006年5月16日読了
2006.05.18
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次女が生まれてちょうど100日目、ということでお食い初めをしました。簡単に略式で。 なんでも、「年長者に食べさせてもらうといい」ということで、わが家の最年長者である父にご飯を一粒・・・記念にそこをデジカメでパチリ! なんて感じです。 お祝いなので一応小さい鯛の尾頭付きを塩焼きにして食べました。 3年前にも同じことをしたはずなのですが、全く覚えてないなあ。 一生食べ物に困らないように、ということで行うこの儀式。本当にそうであってほしいと思います。こんなに立派なものは使いませんでした・・・
2006.05.17
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明日は仕事をお休みします。 長女の幼稚園の遠足についていくのです。 予定では・・・そうなっていたのですが・・・ 延期、だそうです。 今日は午前に雨がひどく降り、その時点で延期を決めたのだとか。 で、代わりに22日に行く予定とか。 毎月下旬は仕事休めません。どうしましょう。
2006.05.16
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ヴィクトリアマイル1着◎ 1 ダンスインザムード2着△18 エアメサイア3着 13 ディアデラノビア4着 5 コスモマーベラス5着 7 アグネスラズベリ * * *7着▲10 ヤマニンシュクル9着○ 6 ラインクラフト ダンスインザムードは実力を出せたらこんなものでしょう。安田記念も期待。 エアメサイアは逆にこの距離でよく来たと思います。一瞬届くかと思ってしまいました。 ラインクラフトは・・・どうしたんでしょう。パドックからちょっと動きが気にはなりましたが。 コスモバルクもシンガポール航空国際Cを勝ったそうで。すっかり忘れていました。忘れてしまうほどに、海外遠征も特別なことではなくなりつつありますね。
2006.05.15
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『小説新潮』誌に掲載された作品を中心としたダーク・ファンタジー7編。 当初、『小説新潮ホラーアンソロジー』として発表されていたので、てっきりホラーだと思っていたのですが、それにしては予想以上に怖くない作品集。だから『七つの黒い夢』になったのかな。「ダーク・ファンタジー」というニュアンスでちょうどいいかと。 恩田、北村、西澤の三氏以外は初読。●乙一 「この子の絵は未完成」 おもしろかったけど、どこがダーク?●恩田陸 「赤い毬」 お得意のノスタルジック。独特の世界がよく出ている気がします。●北村薫 「百物語」 残念なことにちょっとお約束的で・・・●誉田哲也 「天使のレシート」 一番ダーク。でも運命って案外こんなものかも。●西澤保彦 「桟敷がたり」 楽しめました。うん。なかなかミステリチックでよろしい。●桜坂洋 「10月はSPAMで満ちている」 まあまあ。『よくわかる現代魔法』を読んでおけばもっと楽しめたのかな。●岩井志麻子 「哭く姉と嘲う弟」 う~ん、怖いといえば怖いけど、よくわからない感じ。 ということで、あらためて自分の立ち位置というか基盤がミステリだということを再認識しました。2006年5月14日読了
2006.05.14
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ヴィクトリアマイル◎ 1 ダンスインザムード 天皇賞・秋3着、マイルCS4着等牡馬の一線級相手でも遜色はない。道悪も攻略済み。○ 6 ラインクラフト マイルG1を2勝もそれは3歳戦。1ハロンの延長がどうでるか不安は残る。▲10 ヤマニンシュクル 長期休養も本来の力を取り戻したか。府中は1走のみも長い直線が合いそう。△18 エアメサイア 能力は高いがこの距離が守備範囲よりやや短い気がする。 無難な予想になってしまった・・・
2006.05.13
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京王杯SC◎ 4 テレグノシス 府中専用馬・ここで走らないようでは・・・○ 9 シンボリグラン ゲート練習の成果さえ出せれば。▲12 オレハマッテルゼ 宮記念勝ち。距離はこちらのほうがベストかもしれないが斤量が重すぎる。△ 5 ローエングリン いつ走るかわからないまま7歳になってしまったが・・・ここはあえて。
2006.05.12
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一見すると完全犯罪。だが、綻びは容疑者の嘘から見つかった。重ねた嘘、見え透いた嘘、上塗りした嘘、いったいどの嘘からばれてしまったのか。どうしてこの刑事はこんなに私を追い詰めるのか。 加賀刑事のシリーズを読むのはずいぶんひさしぶり。顧みると『どちらかが彼女を殺した』を読んで以来7年ぶり! というかこの『嘘をもうひとつだけ』で2冊目です・・・もっと読んでいたつもりだったのに。 物語としては最初から犯人がわかっているようなものですから、どこでどういう形で加賀刑事が犯人の嘘を見破るのか、そしてどうやって犯人を追い詰めていくのかが焦点となります。 短編という限られた紙幅での作品ですので、作品の深みやボリューム、人物造形に若干の物足りなさを感じないこともないのですが、無駄な部分のない作品に仕上げられていてなかなかの佳作ぞろいです。 特にオススメなのは「狂った計算」でしょうか。結末に至るまでの二転三転は読み応えがあります。 反対に「冷たい灼熱」は悲しいストーリー。でもいくら理由があろうとも、あんなものを使ってあんなことをするなんてできません。収録作:「嘘をもうひとつだけ」「冷たい灼熱」「第二の希望」「狂った計算」「友の助言」2006年5月10日読了
2006.05.11
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連休の初めからひいていた風邪がひどくなり、とうとう仕事を半日休んで医者にかかりました。 熱はそれほどなく、咳も比較的収まってきていたのですが、とにかく頭が痛いのです。 順番が来るなり血圧をはかり、「下が高いですねぇ。ご家族に高血圧の方いますか?」などと言われてしまいます。 そ、そんなはずは。普段低血圧なんですが。確かに家族は高血圧ですし、下が100近いっていうのは高いですが・・・ ということで、薬をもらって帰ってきました。 ところで、最近病院で薬を出すのではなく、処方箋を出して処方箋薬局でってパターンが増えた気がします。事情は知りませんがブームですか?
2006.05.10
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テレビ局のディレクターである末永純一が帰宅すると、自宅では散弾銃を持った男が籠城していた。妻が人質になっているらしい。末永は警察を出し抜いて、籠城犯と直接交渉し、事件の解決を図ろうとするが・・・ 「円紫さんと私」シリーズ、「覆面作家」シリーズ、「時と人の三部作」等々いわゆる「日常の謎」の先駆者として作品を発表してきた北村さん。『盤上の敵』は人間の善意ではなく、黒い悪意に焦点が当てられた作品です。 ということで身構えて読み出したのですが、正直なところそこまで覚悟しなければならないほどの悪意ではありませんでした。 確かに兵藤三季は一般的に見たらかなりの悪意を持って人間を壊していく人物で、強烈なインパクトを持っています。読み進める上で心に痛みを感じることもしばしば。しかし、意図したことかどうかわかりませんが、末永の友貴子に対する愛と結末に置かれた「救い」とでこの剥き出しの悪意もかなり薄められています。というか恋愛小説としての側面を強く感じました。 末永と友貴子をそれぞれ「白のキング」「白のクイーン」に例え、白のキングによる事件の展開と、白のクイーンによる回想が交互になった構成。この構成はなかなか読みにくく、事件を読む上で白のクイーンの回想は邪魔だという感じさえします(邪魔であっても不要とは思わない)。しかし、読み進めるうちにこの構成がいかに絶妙なものであり、そして回想なしでは作品として成立しないということを思い知らされました。 人に薦めるべき作品ではないかもしれませんが、北村さんの隠された一面を開放した作品でしょう。2006年5月8日読了
2006.05.09
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二月最後の日、理瀬は湿原に囲まれた学園にやってきた。そこは「三月の国」と呼ばれるところ。三月以外にやってきた転入生は学園を破滅に導くと言い伝えられていた。理瀬は学園内でもはんぱものの《ファミリー》に加えられたが、そのファミリーでは2人の生徒がいなくなっていた。 恩田さんの作品を読むとき、いつもどんよりとした曇り空のようなイメージがありました。過去にどこかで書いたかもしれません。天気が描かれているものばかりではなくて、おそらくはやってくるであろう事件や危機といったものへの予感がそんなイメージになっている気がします。 今回の『麦の海に沈む果実』もそれは同じでした。もちろん、湿原に囲まれた学園で天候が不順といった舞台設定もあるでしょうが、やはり何やら不穏な感じを読み取ったのでしょう。 さて、『三月は深き紅の淵を』の第4章「回転木馬」の姉妹編ともいうべきこの作品、いなくなった2人はどうなったのかという謎などを解き明かしながら、学園での生活や行事が次々と語られていきます。そしてミステリとして読んでいくと実はファンタジーだった、といった印象でした。似た印象を持ったのは友桐夏さんの『白い花の舞い散る時間』でしょうか。 人物の書き分けがうまいのか、実際にはありえないようなこの学園にも違和感無く、純粋に物語を楽しむことができました。2006年5月3日読了
2006.05.08
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長いはずだった連休も終わってしまいました。皆さんはどのようにお過ごしになりましたか? 僕は今年のゴールデンウィーク、2回ほど人寄せをして、そのために家の片付けをして、風邪を引いて寝込んで、そして競馬の予想をはずした連休でした。 来年こそは家族でどこかへ行きたいと思うのですが、いつものことですが報道されている渋滞を見るとちょっとひいてしまいます。「50kmも渋滞してるなら一般道のほうが早いんじゃないか?」なんて思ったりして。 まあともかくそんな連休でした。
2006.05.07
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NHKマイルC◎18 フサイチリシャール 皐月賞は明らかに距離での敗戦。外枠は気になるが適距離だろう。○ 1 マイネルスケルツィ NZTを圧勝。マイルならかなりの強さ。▲ 6 ロジック 先行馬が揃っただけに差し馬に期待。安定感は抜群。△15 キンシャサノキセキ もう1頭、差し足が利く馬を。○外ダービーですし。ただし父Fuji Kiseki。 ファイングレイン、ステキシンスケクンといった先行馬も気になる。
2006.05.06
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京都新聞杯◎ 3 マルカシェンク 休み明けだが素質は超一流。ここを勝てばダービー本命かな。○ 6 アエローザ 2戦2勝。自在性がありそう。西の秘密兵器ですね。▲10 エリモエクスパイア 距離が伸びて勝ちを知っただけにひょっとするとひょっとするかも。△ 5 トーホウアラン 前走が負けすぎ。実力が出せたら。---新潟大賞典◎15 グラスボンバー 左回り得意。安定した成績が期待できる。○ 7 カナハラドラゴン こちらも左回り得意。56kgなら期待。▲ 8 フサイチアウステル 距離を短縮して調子を戻せるか。△10 エイシンドーバー 好調。斤量もやや味方するか。
2006.05.05
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明日、そして7日と我が家では家移り(この辺では「やおつり」と発音)として人寄せをします。 そのための片づけが急ピッチです。 僕は本棚部屋を主にやっているのですが、これがなかなか片付きません。次から次へと本が出てきて、それにあわせて棚板を動かしたり、あっちこっちと場所を変えたりしています。 やっぱり少し本が多すぎるようです。相方に怒られる前に処分しようかな。
2006.05.04
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今年のNHK大河ドラマは『功名が辻』。原作は司馬遼太郎なわけで。 さてこの『功名が辻』。主役はもちろん山内一豊なのですが、たしか「やまのうちかずとよ」だった気が。 でも、NHKの皆さんは「やまうちかずとよ」と「の」を抜いて発音しています。最初は聞き間違いか言い間違いだと思っていたのですが、公式にも「やまうちかずとよ」と振ってあるので、間違いありません。 どうしてかなと思って調べてみたのですが、『Wikipedia』によれば今度は「やまうちかつとよ」なのだとか。一応読みの理由つき。 でも、どんな理由をつけられてもやっぱり「やまのうちかずとよ」だよなぁと思ってしまいます。
2006.05.03
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ネタバレするつもりはありませんが、念のため未読の方はご注意ください。 女が墜落死した。女は妊娠していたが、一緒にいた男に落とされたのだった・・・小説『機械の森』のゲーム化プロジェクトスタッフは十河家の別荘で余暇を過ごしていたが、宴の翌朝、社長令嬢の十河香織が墜落死しているのを発見した。自殺なのか、他殺なのか、他殺なら犯人は誰か? 香織の兄秀一はプロジェクトのリーダー天童と『機械の森』の作家辰巳まるみに調査を依頼した。 辰巳まるみを語り手として事件や生い立ちその他の様々なことがコマ切れになって語られる「塔の断章」が、物語の大部分を占めています。まさに『塔の断章』というタイトルどおりです。その前後を短い「塔の序章」「塔の終章」で挟んでいて(文庫版では「塔の解説」も)、はじめにこの構造ありきで作られているため、読みにくいことこの上ありませんでした。決して長い作品ではないのですが、読み返して確認しようとはちょっと思えません。 ただ、作者としてはおそらくはそれも折り込み済みだろうし、逆にそれを利用して読み手を惑わしているのかもしれないと考えると、失敗どころか成功かもしれないとも思ったりします。 一応、読み終えるまでに犯人もわかったし、ある程度の謎も解けました。ただ、探偵役が何を根拠に犯人を当てたのかがわかりませんでした。いや、わからなくてもいい部分かもしれないけれど。読み込みが足りないのかなぁ。でもこういう試みも面白いですね。 あと、「塔の解説」のように自分でネタバレするのは、やっぱり格好悪いですよ。別の場所で語るとか、別の人に語ってもらうとかならいいけど。「理解してもらえないから」って感じがするじゃないですか。あ、親切心なのかな。2006年4月30日読了
2006.05.02
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1着◎ 7 ティープインパクト 2着 11 リンカーン 3着 1 ストラタジェム 4着○14 アイポッパー 5着 6 トウカイカムカム * * *10着▲ 9 デルタブルース12着△16 ナリタセンチュリー ディープインパクト圧勝。ディープの強さと他のジョッキーの策の無さが際立ったレースでした。能力差は明らかなんだから正攻法じゃどうにもならないでしょ。大逃げ宣言していたトウカイトリックが逃げなかった時点で見せ場のないレースでした。
2006.05.01
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