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26日に麻耶雄嵩さんの『神様ゲーム』を読了。 神降市で連続猫殺害事件が発生。小学4年生の芳雄は、浜田町の仲間たちと結成している『浜田探偵団』で犯人探しに乗り出した。一方、芳雄は掃除当番をきっかけに転校生の鈴木君と言葉を交わすようになる。鈴木君は自分のことを「神様」であるといい、事件の犯人の名をあっさりと告げた・・・ 「かつて子どもだったあなたと少年少女のための―」と銘打たれた講談社のミステリーランド第7回配本。 って言うか、これ少年少女が読んじゃだめでしょ。お子様向けにしてはあまりにも酷い内容です。まぁ、このシリーズで彼が執筆者のメンバーに入っている時点で覚悟しなくてはいけないでしょうね。 さて、この作品の特筆すべきところは「神様」というガジェットを扱っていることでしょう。 僕は、ごく一般的なミステリの展開は「事実と思われるものの積み重ね」→「真相」というものだと思っています。そしてこの「事実と思われるものの積み重ね」が不確定だからこそ起こるものがどんでん返しであり、推理合戦ではないかと。 ところが、この『神様ゲーム』では絶対的な存在である「神様」を用いることによって、本来「事実と思われるものの積み重ね」であるものを「事実の積み重ね」に確定してしまい、推理の余地をなくしてしまっています。神様が告げたことはすべて真実なのです。神様は絶対なのです。 ですが、そういった今までとは違った世界を構築しておきながら、作者は自らの手によって最後に「真相」と「事実と思われるものの積み重ね」だけを提示し「事実の積み重ね」を隠すことによって、その世界そのものを「事実」から「事実と思われるもの」に変容させてしまっています。がらりと変わってしまう世界。しかも黒い世界。これこそ麻耶雄嵩の持ち味でしょうか。 自分でもなんだかよくわからない感想になってしまいましたが、とりあえず言えることは、「あまり子どもには読ませたくない」ということです。
2006.02.28
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明日が締め切りなので、ミステリ既読調査2005をしてみました。 331冊中、16冊。 すくなーい!あなたのチェック合計: 16冊 (全331冊) 春期限定いちごタルト事件(米澤穂信) 扉は閉ざされたまま(石持浅海) 犬はどこだ(米澤穂信) クドリャフカの順番(米澤穂信) 神様ゲーム(麻耶雄嵩) BG、あるいは死せるカイニス(石持浅海) 少女には向かない職業(桜庭一樹) セリヌンティウスの舟(石持浅海) ほうかご探偵隊(倉知淳) れんげ野原のまんなかで(連)(森谷明子) てるてるあした(連)(加納朋子) ニッポン硬貨の謎(北村薫) モップの精は深夜に現れる(連)(近藤史恵) HEARTBEAT(小路幸也) 子どもたちは夜と遊ぶ(上下)(辻村深月) TVJ(五十嵐貴久) 平均以下。 今年はせめてBest20を選べるくらいは読みたいところです。
2006.02.27
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本日の騎乗を持って、松永幹夫騎手が引退。メインの阪急杯では11番人気のブルーショットガンを劇的な勝利に導き、最終12Rも1番人気フィールドルージュで勝利し通算1,400勝達成。まさに有終の美でした。 僕の記憶に一番残っているのは、やはり昨年の秋の天皇賞。14番人気ヘブンリーロマンスでわずかにゴール前で抜したあの展覧競馬です。勝利したことはもちろんですが、あの馬上での敬礼のシーン。今考えれば、あのような場面が一番似合うのは彼だったかもしれません。また、勝ったJRAのG1はすべて牝馬だったのも「牝馬のミッキー」「牝馬の松永」らしいところですね。 まだ38歳、若すぎる気もするし、実際まだ十分に乗れるのでもったいない気もします。でも、若くして調教師になるのですから、これからどんどんすばらしい競走馬たちをターフに送り込み、僕たちを楽しませてほしいと思います。もちろん、牝馬だけでなく牡馬も育てて。松永幹夫 JRA-G1勝鞍1991年 オークス イソノルーブル1996年 秋華賞 ファビラスラフイン1997年 桜花賞 キョウエイマーチ2000年 桜花賞 チアズグレイス2000年 エリザベス女王杯 ファレノプシス2005年 天皇賞・秋 ヘヴンリーロマンス
2006.02.26
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中山記念◎ 1 ダイワメジャー 中山は得意。ここは頭1つ抜けた実力。○12 エアメサイア 紅一点。大外枠になってしまったが、かえって末脚を活かせそう。▲ 5 ハットトリック この距離、どうでしょう?△ 6 バランスオブゲーム 斤量が気になるが、昨年の勝ち馬だけに。---阪急杯◎14 コスモサンビーム いよいよ復調。ただし休み明けなのは気がかり。○10 オレハマッテルゼ 地力はあるが初距離。▲11 タマモホットプレイ 距離はベスト。ただ57kg以上では掲示板なし。△13 コスモシンドラー 連勝中。
2006.02.25
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21日に倉知淳さんの『ほうかご探偵隊』を読了。 僕のリコーダーがなくなった。真ん中の部分だけ。高時のクラス5年3組では不要物連続消失事件が起きていた。教室の後ろに貼られた絵、密室だった飼育小屋のニワトリ、ハリボテの募金用巨大招き猫・・・そして授業では使わなくなった高時のリコーダーの、しかも真ん中の部分だけ。高時はミステリが好きな龍之介たちと犯人探しを始めた。 「かつて子どもだったあなたと少年少女のための―」と銘打たれた講談社のミステリーランド第6回配本。まさに大人でも楽しめる作品でした。 登場してくる人物こそ高時、龍之介、吉野、成見沢という5年3組の面々が中心なのですが、密室あり、アナグラムあり、惨殺あり等々ミステリの要素満載で大人でも満足。おまけに探偵役の龍之介による推理の披露まであります。しかもたっぷりと。 でも、この本を書いた人はくらちじゅんという人なので、「のほほん」とした感じでたのしく読むことができるのです。 決して子どもだけをターゲットにしているわけではないので、ちゃんと辻褄が合うような伏線がしっかりと、そして大胆に引かれています。特に最後の推理は納得がいくところまでしっかりと連れて行ってくれます。 ということで、老若男女、万人にオススメできるミステリです。ミステリーランドの初読からこんな作品を読んでしまって、あとから読むのはハズレばかりなんてことにならないか、逆に不安になってしまいます。 そういえば、もう1人の三浦くんは「ヤス」ではなく「カズ」なのでしょうか。
2006.02.25
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19日にロバート・ゴダードの『最期の喝采』を読了。 舞台「気にくわない下宿人」で主演している落ち目の俳優トビーは、巡業でブライトンに訪れた。ブライトンは離婚を協議している妻ジェニーが再婚を予定しているロジャーと暮らしている町だった。 まだジェニーを愛していたトビーは、「男につきまとわれ困っている」とジェニーに相談され、その男との接触を試みるが、それは巧妙なワナだった。 過去と現在が錯綜するような作品を数多く手がけているゴダード。とくに過去を探るものが多かった気がするのですが、今回は舞台のほとんどを現在が占める作品となりました。 ずいぶんとひさしぶりにゴダードの作品を読んだのですが、なんとなく以前の作品のような「重厚な物語」というよりも「重さ」だけが残ったような印象です。文庫本1冊なのに、かなり長く感じられました。やはりゴダードは歴史もののほうがあっているのかもしれません。 振り回され続ける主人公のトビーですが、彼に魅力を感じられないのがかなり痛いところですね。何か1点でも惹かれるようなところがあればよかったのですが、そういうところは感じられませんでした。ということで当然感情移入もしにくかったです。 カタカナが苦手な僕にとって、デニスとデリクのように似たような名前の人物(というか固有名詞)が出てくる作品は、いつもイマイチスムーズに読むことができず、いつも苦労してしまいます。ごく個人的なことですが。 現代ものが悪いわけではありませんが、次回作は『千尋(ちいろ)の闇(上)』『千尋(ちいろ)の闇(下)』や『リオノーラの肖像』のような重厚な歴史ものを期待したいと思います。
2006.02.25
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アーリントンC◎14 キンシャサノキセキ Fuji Kiseki産駒のマル外。遅生まれ?だが2kg減は大きなポイントになりそう。○ 9 ステキシンスケクン 距離の不安は残るが安定した実績。▲ 8 イースター 先行勢が多そうなのでチャンスか。△ 6 ロジック 位置取り次第。
2006.02.24
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1日遅れなだけでした、花粉症。 朝からとにかくひどい状態で、何をするにも・・・ 仕方なく、昼休みに飲み薬を買いに行きました。本当はマスクもしたいところなのですが、マスクをするとメガネが曇ってしまって仕事どころではないのでできません。 何でも、鼻だけのマスクがあるということなので調べてみました。つらい花粉は鼻で防ぐ花粉対策マスク ノーズマスク アーク2個以上で送料無料NoseMask Arc レ... さっそく試してみます。
2006.02.23
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とうとうきました、花粉症。社内でも今日からという人が多いのか、マスク率が急上昇。もちろん、従業員だけでなく来客もそのようで、マスクこそしないものの鼻をすすったり眼をシバシバさせたりしています。幸いにして僕はまだそれほどひどくありません。せいぜいクシャミが出る程度です。 今年は花粉の飛散が少ないと聞いています。それにあわせて症状が軽く済むといいのですが。 暖かくなって、本来なら外に出るのが楽しみな春になるというのに、毎年がっかりしなければなりません。 先日、「花粉症はあと5~6年でなくなる」なんて話をどこかで聞きました(ソース不明)。早くそうなってほしいものです。
2006.02.22
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15日に葉山透さんの『ニライカナイをさがして』を読了。 タクローが空港のコーヒーショップで出会った女の子は、いま文句をつけていた航空会社のポスターに出ているスーパーアイドル・宮沢梨花だった。梨花の言うがままに沖縄まで連れて行かれてしまったタクロー。秘密を抱えた2人の逃避行?の行方は・・・ 文句なしに楽しめるロードノベル風ラブストーリー。 話としてはごく単純で、強気で自己中なアイドルが出会ったばかりの頼りないボーイフレンドを半ば強引に連れて、南の果てにあるというニライカナイを探しに沖縄を旅するというもの。もちろん、その裏にはいくつもの事情が複雑に絡み合っているわけです。それは家庭環境や置かれている立場だったり、あるいは見栄や勘違いだったり。 こう書いてしまうとありきたりですよね。でも、それを正面から、そして爽快に書ききっているから楽しめる作品になっているんだと思います。タクローの一人称なので、梨花の魅力というのもよく伝わってきますし。 あ、それよりも作者が沖縄好きなことのほうが伝わってくるかも。 でも、最後はちょっとなぁ。タクローの設定がね・・・あまりにも唐突で、むしろいらなかったんじゃないかと思うのです。
2006.02.21
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フェブラリーS1着▲14 カネヒキリ2着◎ 9 シーキングザダイヤ3着 3 ユートピア4着 11 ブルーコンコルド5着○ 8 ヴァーミリアン * * *8着△15 タガノゲルニカ とにかくカネヒキリの強さが目立った一戦。スタートもよかったし、直線もよく伸びました。 わが本命シーキングザダイヤはまたも2着。でもこれだけ2着が続くということは、実力がある確かな証拠でしょう。ただし浅い砂専用ですが。
2006.02.20
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出生届を提出してきました。日曜日ですが、一応今日が14日目なので。明日でもいいことになっていたのですが、明日は仕事で忙しいし。 以下、提出後のやり取り。職員 「では、本日はお預かりしますので、必要書類を持って再度おいでください」僕 「はい、いつ頃までに来ればいいですか」職員 「二週間以内ですね」僕 「今日から二週間ですね」職員 「いえ、産まれた日から二週間です」僕 「・・・明日までですね・・・」 嗚呼、すばらしき二度手間。用事があったとはいえ、わざわざ市役所まで来ないでサービスセンターにすればよかった。 だいたい、仕事の都合とかで期間内の平日に届出できないから日曜日を使うと思うのですが、これじゃまったく意味ないじゃないですか。 ひさしぶりにお役所仕事らしさを痛感しました。
2006.02.19
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フェブラリーS 明日は今年初の中央G1、フェブラリーSです。 最大の焦点はおそらく1番人気となるであろうカネヒキリの評価。ここを勝てば砂の絶対王者なのでしょうが・・・どうでしょう。 最大の難点は芝から始まる府中マイルであること。カネヒキリは芝での実績がなく、同コースの武蔵野Sではスタートでロスしてサンライズバッカスに敗れています。またJCDではレコード勝ちとはいえ斤量が2kg重かったシーキングザダイヤとタイム差なし鼻差勝ちでした。というわけで、カネヒキリを絶対視することはやや危険な気がします。 それでは、カネヒキリに代わる馬は・・・というとシーキングザダイヤ。前述のJCDなどダートG1で7戦2着6回。また近年の勝ち馬は芝実績もある(アグネスデジタル、ゴールドアリュール、アドマイヤドン、メイショウボーラー)ことから、芝重賞2勝ならうってつけでは。浅い砂も得意。 あとは前走は落鉄が響いたが、マイルで本領を発揮しそうなエルコンドルパサー産駒の好調ヴァーミリアン。ダート負けなしのタガノゲルニカ。 府中で良績がないアジュディミツオー、斤量が増したサンライズバッカス、衰えが気になるタイムパラドックス、重賞勝ちがないタイキエニグマ、放馬したメイショウボーラー、パワータイプのユートピア、距離不安のリミットレスビッドは切って以下のとおり。◎ 9 シーキングザダイヤ○ 8 ヴァーミリアン▲14 カネヒキリ△15 タガノゲルニカ
2006.02.18
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京都記念◎ 3 デルタブルース あの菊花賞以来の関西、京都のレース。若干短いかもしれないが。○ 1 シックスセンス この距離なら本領発揮。ただし京都で連帯なし。▲10 マーブルチーフ 京都は比較的得意。△ 6 サクラセンチュリー 実績馬。やや距離が不安だが。---クイーンC◎11 コイウタ 実績はあるが斤量差と乗り替りに不安。○ 7 ルビーレジェンド 能力はあるが、1勝馬だけに賞金を加算したいところ。▲12 アイスドール 同コースの赤松賞勝ち。切れ味生かせるコース。△10 アサヒライジング 先行できれば。
2006.02.17
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長かった研修もいよいよ明日で終了。8ヶ月間に2泊3日を6回ということで、みんな仕事のやりくりが難しかったようです。 ということで、今夜は研修の打ち上げでした。会場になっているホテルの広間で50人程度の立食パーティーです。 中には「忙しくて研修には出られないけれど打ち上げだけ出る」と言って新幹線でやってきた人もいました。明日の朝一番で戻るそうです。 短い時間でしたが、会話の弾むパーティーで盛り上がりました。学んだことはもちろんですが、よい仲間と出会えたすばらしい研修でした。
2006.02.16
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巷では少しずつ温かくなり、そろそろ花粉症の季節になってきたようです。 実は今日からまた2泊3日の研修なのですが、参加者の中にも「今日からきた」「俺は昨日から」なんて言葉が飛び交い、中には休憩時間に抜け出して薬を買いに行った人もいます。 僕は今のところ調子がいいので、この調子で行ってほしいと願うばかりです。ひどくなると大変ですから。
2006.02.15
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お寺で見てもらっていた次女の名前が届きました。 提出した候補は8つ。 届いた結果は2つ。 1つは相方と第一候補にしていた名前。本命でした。 もう1つは、全く候補にもしていなかった名前。 これから相方と相談しますが、やっぱり本命になりそうです。
2006.02.14
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今夜、家まで銀行員さんに来てもらって住宅ローンの契約をしました。 すでに大工さんへの支払いは始まっているので、その時につなぎのローンは契約しています。 そのときと同じ書類にもう一度住所と名前を書きました。だいたい10枚くらいあったでしょうか。 さっそく来月から返済が始まるのですが、家族も増えたのにこんなに返済して生活していけるのか、と不安になったりします。
2006.02.13
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7日に恩田陸さんの『ねじの回転(上)』『ねじの回転(下)』を読了。 近未来、人類は時間遡行の技術を手に入れ、国連は過去の「歴史の転換点」を再生・確定させる作業に着手していた。日本において選ばれた転換点は「二・二六事件」。安藤輝三、栗原安秀、石原莞爾の3名に懐中連絡機を持たせ、史実と違わぬよう再生作業を行うのである。しかし、何度かの「不一致」を繰り返したあとの再生で、叛乱軍は身代わりを使って生き延びたはずの岡田啓介首相を殺害してしまったが「不一致」にはならなかった。このまま歴史は確定してしまうのか・・・ 「二・二六事件」というと宮部さんの『蒲生邸事件』があるわけですが、あちらが外伝的であるのに対してこちらは歴史のIFをSFで表現した作品です。同じ題材ながら全く違う切り口です。歴史のIFというのはずいぶん使い古されたものではあるのですが、その辺はうまく処理されている気がします。 例えば、こういう歴史IFものの場合、その時代や事件に対するある程度の知識が必要となります。ところがこの作品では「皇道派」「統制派」「昭和維新」などという、本来「二・二六事件」を語る上で必要不可欠なキーワードを知らなくても十分に楽しむことができます。作中に二度挿入される「二・二六事件」の説明文もわかりやすく、しかもニヤリとしてしまうものですし。 当然のことながら懐中連絡機を持った3名にはそれぞれに思惑があり、思うようには進まないのですが、それだけではなくHIDSだったりハッカーだったりといういろいろな要素が再生の妨げになり、よりスリリングにしています。 大変おもしろかったのですが、最終盤のあたりでちょっとそれまでと違った方向へ話が行ってしまって、「二・二六事件」はどうなってしまうのだろうという興味が弾き飛ばされてしまったのは残念と言うか物足りないと言うか。確かに伏線は引かれていたのですが、個人的にはちょっと減点です。
2006.02.12
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ダイヤモンドS◎ 3 フサイチアウステル ステイヤータイプ。そろそろ重賞を勝ってもいい馬。○11 ハイアーゲーム 府中なら。▲ 7 マッキーマックス 3歳春には人気した馬。6歳でも使い減りしていないだけに。△12 ファストタテヤマ 斤量は気になるが、長距離なら。---きさらぎ賞◎ 1 ドリームパスポート OPで連続2着も相手が悪かった。実力はある。 ○ 7 メイショウサムソン 中京2歳Sでレコード勝ち。前回淀で負けていることが気になる。▲12 ファイングレイン まだ底が見えない。1ハロン延長は問題なさそう。△ 2 アドマイヤメイン 安定した成績は残しているが・・・
2006.02.11
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ただいま、次女の名前を考えています。 基本的には、ある命名の本を参考にして画数から名字と合う名前の候補をいくつか考え、それを近くにある安産や子育てにご利益があるというお寺で見ていただいて決めます。これは長女のときと同じです。 ということは、条件はすべて長女のときと同じですから、候補も同じものになりそうなのですが・・・まったく違うものになりそうです。別に意識して同じものを避けているつもりはないのですが、全然違うのです。 どうしてでしょうか?
2006.02.10
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7日に恩田陸さんの『蒲公英草紙 常野物語』を読了。 日露戦争の頃、東北地方のある集落の名家・槇村家でのこと。医者の娘中島峰子は病弱な槇村家の末娘・聡子の遊び相手としてお屋敷に通うことになった。聡子は病弱で屋敷の外に出るのもままならず、「成人まで生きられない」と言われるほどだが、きわめて聡明で、槇村に相応しい凛々しさを持った少女である。お屋敷には画家の椎名、仏像彫りの永慶、発明家の池端などが寄宿していたが、そこに旅を続けていた春田家の4人がやってきた。彼らは、不思議な能力を持った「常野」と呼ばれる一族であった。 『光の帝国』に連なる常野物語の系列。とは言うものの、例の春田家の人々はあくまで物語の味付け程度といったところでしょうか。存在感は大きいのですが。 さて、峰子の語りで進行するこの物語、全編になにやら暗い雲のような雰囲気が漂っていたのですが、その中に差し込む一筋の光こそが聡子でしょうか。彼女はいきいきと動き、それだけに、中盤まで穏やかに進んだ平和な物語が終盤に至って暗転する様は、まさに悲劇であり、そして切なさと感動を呼び起こしてくれます。 前半に語られる様々な事柄から、おそらくはどんな形であれ悲劇が展開されることは容易く想像されるのですが、その想像の中でももっとも効果的な展開が採用されている気がします。悲劇を迎える直前までのすべてが、悲劇に寄与するために存在しているかのような印象です。 おそらく、よく似た展開を持つ物語もいくつかは存在するでしょう。けれども、作者の力でより高みへと押し上げられている物語です。 残念なことに、『光の帝国』の続編ととらえて読んだ方には期待はずれだったのでは? 常野の一族がその能力を発揮して活躍する場面はわずかですから。関連作:『光の帝国 常野物語』
2006.02.09
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6日に近藤史恵さんの『モップの精は深夜に現れる』を読了。 シリーズ前作『天使はモップを持って』に引き続き、オフィスビルの清掃作業員キリコが大活躍する短編集。前作が大介の一人称だったのに対し、1編ごとに別の主人公がキリコに救われる様を一人称で描いています。●「黒い芽」 娘とのコミュニケーションに悩む栗山。職場には少々困った新しい部下が二人、そして新たにやってきた上司は職場の不正を暴くことに定評があった・・・社内のからくりを明らかにするだけではなく、栗山家にふたたび暖かさを取り戻してしまうキリコ。それにしてもこんな考え方の上司は持ちたくないものです。●「鍵のない扉」 猫アレルギーだった社長が病死した。職場には不自然なほど大量の猫の毛が残されていた。はたして本当に病死なのか・・・人が死んでいるからというわけではないですが、4編の中で一番ミステリらしいかも。●「オーバー・ザ・レインボー」 ケンゾーにサーシャと二股をかけられていた葵。しかもサーシャは妊娠していた。身に覚えがない悪戯メールの疑いをかけられたり、屋上に閉じ込められたりと葵の受難は続くが・・・美しくなることに魅せられた社会の出来事。代わりのいないオンリー・ワンにはなかなかなれないですよね。●「きみに会いたいと思うこと」 キリコが旅行に出てしまった。突然、しかも行き先もつげず1ヶ月も。祖母の面倒はキリコが事前に手配した施設で見てもらっているし、キリコから定期的にメールが届いているが・・・ここでようやく大介が登場。キリコが謎を解くだけでなく、こういう話が入っているところもこのシリーズの魅力のような気がします。 軽快なタッチで書かれているし、読みやすいので重苦しさのようなものとは無縁。全体としては人間の悪意というよりは人間の弱さを中心にすえた短編集かな。シリーズものですが、前作を読んでいなくても特に問題はないでしょう。ただ、読んでおいたほうが楽しめるとは思います。 なんとなく前作の方がキリコが大人っぽかった気がするのですが、気のせいでしょうか?収録作:「黒い芽」「鍵のない扉」「オーバー・ザ・レインボー」「きみに会いたいと思うこと」関連作:『天使はモップを持って』
2006.02.08
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昨日から相方の付き添いで病院にいます。 近藤史恵『モップの天使は深夜に現れる』、恩田陸『蒲公英草紙』『ねじの回転』を読了。感想は後日。
2006.02.07
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今日午後4時11分、次女が産まれました。 体重は2,634g、思っていたよりも大きく産まれてくれました。 がんばってくれた相方に感謝。 健康に育ってくれればと思います。
2006.02.06
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本当に久しぶりにCDを買いました。〔送料無料キャンペーン中〕槇原敬之 Listen To The Music 2【初回生産限定盤】-CD- 入院中の相方のリクエスト。カバーアルバムですからシンガーとしての彼を味わうものですよね。概ね満足いく仕上がり。ただし、「Forget-me-not」は彼の声に合っていないと思いました。
2006.02.05
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共同通信杯◎ 6 フサイチリシャール 2歳王者。レコードも出したコースで文句なし。○ 1 アドマイヤムーン 距離ベストの1800mなら。▲ 2 ショウナンタキオン もっと長い距離のほうが合いそうだが。△ 3 マッチレスバロー 広い府中が合いそう。---シルクロードS◎14 アイルラヴァゲイン 良馬場でもう一度期待。○ 4 ギャラントアロー その気になればあっさりと勝てる能力の持ち主。▲15 エイシンヘーベ 53kgだけに狙ってみたい。△11 タマモホットプレイ 忘れた頃に一発。
2006.02.04
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小倉大賞典◎ 2 メイショウカイドウ たとえハンデがきつくても、年齢が上がっても小倉なら本命。○ 3 ツルマルヨカニセ こちらも小倉が得意。▲12 エイシンドーバー 前走は降着も4位入線。OPでも活躍が期待できる。△14 ロードマジェスティ 直線を活かせるなら。
2006.02.03
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辻村深月さんの『子どもたちは夜と遊ぶ』を読了。 2年前のこと。留学がかかった論文の選考が行われた。天才肌の木村浅葱か努力型の狐塚孝太のどちらかだと予想されていたが、2人を出し抜いたのは「i」を名乗る匿名の人物だった。 こっそり「i」を探し続けた浅葱だったが、2年後に彼のもとに「i」からメールが届いた。「i」は浅葱の双子の兄木村藍だというのだ。再会を望む浅葱だったが、「i」はゲームの提案をしてきた。それは、「i」と「θ」としてクイズに対応した人物を2人で交互に殺しあう殺人ゲームだった。孝太を追ってきた月子や孝太のルームメイト恭司、研究室の先輩萩野たちとの生活は少しずつ狂っていく。 前作『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞してデビューした辻村さんの2作目。前作では文章にやや冗長な面がありましたが、今作は上下巻2冊にもかかわらずそんなことは感じませんでした。丁寧に人物が描写されていて、それが物語全体にうまく使われています。ただ、いろいろなエピソードを詰め込みすぎている気がします。たとえば、秋山教授は真紀の元彼に囁いた言葉(下巻P65)。何を囁いたのか気になるのですが、最終的に放り出されてしまっています。 全体としては、寄生蜂のエピソードをうまく利用している感じです。それと感じさせずに。ただ、真相に至るまでの過程と比較すると、終盤で明らかになる真相はやや拍子抜けかな。こういうことを期待してはいなかったので。それでも、8人目の被害者のエピソードには見事に騙されてしまいました。あとから考えれば、伏線らしきものが結構散らばっているのに。
2006.02.02
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shiba_motoが住んでいる街は、いわゆる平成の大合併で大きくなりました。 そこで、今度は政令指定都市を目指し、行政区の区名投票が実施されました。 これは、昨年募集された区名の中で上位に入ったものなどを中心に決められた5つの候補から1つを選ぶものです。 昨夜、僕もメールで投票してみました。締め切り30分前に。 投票するにあたって考えたことは、他の都市と似たような名前にしたくないということです。オリジナリティーがないし、古くから残る地名をなくしてしまうのは文化的に間違っている気がするのです。 また、調べてみると中央区(中区)や東西南北をつけた区はかなり多く、現在の政令指定都市でも約半数に中央区(中区)があります。そのほかでは緑、泉、青葉、港、旭などが複数の政令指定都市にあります。 こうした名前ではいやなので、できるだけみんなに受け入れられそうな区名を選びました。何を選んだのかは内緒です。長く使うものなので、いい名前に決まって欲しいものです。
2006.02.01
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