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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第35話燕遅(エンチー)と秦莞(シンワン)は秦朝羽(シンチョウウ)を守るため、宗正寺(ソウセイジ)の火災を不注意による事故として処理した。報告書を見た皇帝はいささか意外だったが、秦氏が燕徹(エンテツ)の逃亡と無関係なら火事について不問とし、実家での禁足を命じる。しかしこの恩情ある処分に秦莞は困惑した。皇帝は唯一の嫡子である燕徹や幼い燕綏(エンスイ)に冷淡だが、一方で秦朝羽には同情を示し、養子の燕離(エンリー)を重用している。「実の息子を冷遇し、燕離には慈父のように振る舞う、本当に妙だわ」燕遅が皇太后から聞いた話では瑾(キン)妃の事件後から皇帝の皇子たちへの態度が変わったという。思えば皇帝が父王を疑い始めたのも同じ頃だった。秦莞は往診で福寧宮を訪ねた折、それとなく皇太后の胸中を探った。「もし人生をやり直せるとしたら、やはり入内して妃となりますか?」「皇祖母、2度だけ己の心に従って行動したの ただ自分で決めたことでも望む結果になるとは限らない、運命に翻弄される」「八姐姐も同じです、陛下のご恩情がなければ一生、禁所暮らしになるところでした」すると皇太后の顔が一瞬、曇った。「ワンR、宮中の騒ぎには関わらず、夫婦2人で静かに暮らしなさい 小七は凛(リン)児が残した唯一の子よ、宮中とは距離を置いた方がいい」「心に刻みます」一方、忠勇(チュウユウ)侯府では秦朝羽を実家へ帰すと決めた皇帝の意図を図りかねていた。秦述(シンジュツ)は恐らく二皇子の件に関わるなという警告だと気づいたが、秦琰(シンエン)は二皇子と共に反旗を翻してはどうかと進言する。しかし秦述は激怒して息子を引っ叩いた。「秦家の爵位は″忠勇″に基づく、忠心なくしてどうして朝堂に立てようか!」秦莞は皇太后に頼まれ九皇子の様子を見に来た。しかし燕綏はどこか元気がなく、手持ち無沙汰なのか小さな紙切れを握りしめている。「それは何?」すると燕綏は慌てて紙を隠し、人払いしてから秦莞に告白した。「以前、私が話せず、字を書けなかったのは演技なんだ」実は燕綏は晋(シン)王事件当日、皇帝が瑾妃を刺し殺すところ見ていた。あの日から皇父の自分を見る目が冷たくなったという。「目撃したと気づかれたらきっと殺される、お願い信じて」「もちろんよ、安心して、嫂嫂と七哥がついている」「皇祖母があなたは大周一の検視人だって言ってた、全部、話すから手伝って欲しい 本当のことを明らかにしたいんだ」…あの日、燕綏は宴会で晋王から贈り物をもらう約束だったしかし大人の宴会が苦手で仮病を使って欠席、含光(ガンコウ)殿で臨書を見ることにするすると突然、皇父と母妃が入ってきた怒られると思った燕綏は慌てて身を隠したが、その時、父皇の怒号が響き渡る『この冊子を入手した目的は何だ?!』『陛下こそお答えください!なぜあの掛け軸と冊子の筆跡が大きく異なるのですか?』『言ったはずだ!腰や背中、腕にまで傷を負ったせいで筆跡が変わってしまったと…』燕綏は怖くなって耳をふさいだやがて母の悲鳴と物音に驚いて振り返ると、皇父が母妃を刺すのを見てしまう皇帝は急いで袁慶(エンケイ)に掛け軸を回収させたその時、皇帝は本棚の奥に誰かがいると気づくしかしちょうど燕綏を探している晋王の声が聞こえ、皇帝たちは慌てて出て行った燕綏は母の亡骸を前に呆然と立ちすくんだその時、晋王が駆けつけ、瑾妃の胸に刺さっていた匕首を見て皇帝が殺したと気づく「綏児、いいか?全て忘れろ、誰にも言うな」すると袁慶が禁軍を連れて乗り込んできた晋王は咄嗟に凶器を隠して自分の匕首を抜き、皇父の罪を被ってしまう…燕綏は自分に勇気がないばかりに母妃を救えなかったと後悔した。もし宴会を欠席していなければ晋王を巻き込まずに済んだという。しかし秦莞は燕綏と事件は無関係だとなだめ、必ず真実を明らかにすると約束した。話を聞いた燕遅は皇帝の筆跡を調べるため、秦莞と燕綏を連れて璇璣(センキ)閣を訪ねた。すると老年の多寿(タジュ)掌事(ショウジ)がちょうど棋譜の日干しをしている。多寿掌事は法帖を探すなら手伝うと申し出たが、燕遅は自分たちで事足りると断り、代わりに酒を渡して休ませることにした。その時、秦莞は棋譜がどれも子供が使うような初心者向けだと気づく。「陛下の愛読書なんです、陛下は碁の道の天才であられます ″碁の奥義は単純な理(コトワリ)にあり、万変しても根本は同じ″と仰せです」「…では太后のところではわざと負けたのかしら?」「陛下のお心遣いでしょう 今や政務にお忙しく、棋譜を読み、書道を楽しむ暇もありません 私が配属されて以降、陛下直筆の書は収められておりませんから…」燕綏はかつて母妃が棚の上の隅に隠した法帖を見つけた。母妃の話では即位前の燕淮(エンワイ)の書だという。確かに他の皇帝の法帖と筆跡は同じだったが、燕遅は最近の奏状にある裁可の筆跡とは大きく異なると気づいた。すると燕綏が事件当日、母妃の臨書から見つけた小さな書き付けを差し出す。「皇父が即位前に書いたものみたい」瑾妃は皇帝が偽物だと疑い、殺されていた。そうとは知らず晋王は皇父をかばい、沈毅(シンキ)も朝廷の混乱を恐れて口外しなかったのだろう。晋王の護衛・宋希聞(ソウキブン)事件に関わった皇后なら事情を知っているはずだ。恐らく皇后は燕徹(エンテツ)に皇位を継がせるため、皇帝に協力した可能性が高い。しかし皇帝は操られることを嫌い、宋希聞の遺体を利用してこの機に乗じ、母子を廃したのだろう。「なんと嘆かわしい、我らの推測通りなら陛下は二皇子を故意に逃したんだ もし成(セイ)王に捕まれば命はないだろう」その頃、無事に脱出した燕徹はわずかな護衛だけで逃亡中だった。しかし待ち伏せしていた成王たちの奇襲に遭い、殺されてしまう。その夜、京城に二皇子の逝去を知らせる鐘が鳴り響いた。燕麒(エンキ)は二皇子が自刃(ジジン)を遂げたと報告、皇帝は悲しみに暮れる。その大袈裟な狼狽ぶりに違和感を否めない燕遅。すると皇帝は皆と引き上げようとしていた燕遅だけ引き止め、あの気弱な燕徹が自害するとは信じられないと吐露した。そこで永慈(エイジ)と一緒に真相を突き止めて欲しいという。成王府では馮沈碧(フウシンヘキ)が勝手に本院に入ってきた秦湘(シンショウ)に激怒、池に突き落とそうとしていた。しかしちょうど宮中から戻った燕麒が現れ、馮沈碧を引っ叩いて離縁すると宣言する。秦湘は思わず燕麒に寄り添ったが、馮沈碧が冷遇されても自分が寵愛されるわけではないと知った。知らせを聞いて忠国公と夫人が慌てて成王府に駆けつけた。すると燕麒は今や皇帝唯一の成人した皇子になったと豪語、今後も出世したいなら離縁状を受け取るか、それが嫌なら娘を病死させると言い放って出て行ってしまう。馮沈碧は貴妃を頼ろうとしたが、忠国公は取り合ってくれなかった。そこで夫人が娘に戒めを与える。「近年、陛下は貴妃に若さを保つ丹薬を与えていたわ 確かに貴妃は今も美しいけれど、丹砂を多く摂取すれば子を授かりにくくなるの」馮沈碧は皇帝自ら貴妃の懐妊を阻止していたと気づき、今さらながら栄華を守ることの厳しさを知った。翌日の朝議、大理寺卿・李牧雲(リボクウン)は二皇子の逝去について詳しく調査したいと上奏した。京兆府尹・鄭白石(テイハクセキ)も同意したが、その時、燕遅が検視報告書を持って参上する。永慈郡主の検視結果によれば燕徹は自刃ではなく、何者かに斬られて即死していた。傷口からみても凶器は匕首ではなく長刀で、照合したところ成王の刀の形と一致したという。( ̄▽ ̄;)もうずっとチベスナなのよw焦った燕麒は同行を拒んだ燕徹を縛ったところ、自分の刀にぶつかり死んだと釈明した。しかし皇太子の少保だった秦述が二皇子の無念を訴え、さらに娘を蔑ろにされた忠国公にも裏切られてしまう。「成王は以前から太子の座を奪うつもりでした!皇位を手中に収めた気でいます! 馮氏は皇后に不相応だと言い放ち、離縁を迫りました!」皇帝は燕麒が簒奪を目論んでいたと知り激高、大理寺で尋問するよう命じた。その時、燕麒はやっと皇父にはめられたことに気づく。「私に皇兄を殺すよう示唆しておいて、罪を着せるとは…なぜなんだ!」燕麒は思わず真相を暴露したが、その場で庶民に落とされ捕縛されてしまう。袁慶は燕麒を屋敷へ連行、数人がかりで白綾に首をかけて自害と見せかけ殺そうとした。その時、突然、長剣を手にした燕遅が乗り込んでくる。「燕麒と二人だけで話したい」つづく(  ̄꒳ ̄)うーむ、ここにきてまた前半のまどろこしさが復活してきた
2026.07.26
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話最終話首科(ショウコー)不動産の黄(ホァン)社長が瞿明誠(チューミンチョン)主体の談合を告発。入札に失敗した瞿明誠は取締役会とも契約不履行となり、窮地に陥ってしまう。沈皓明(シェンハオミン)は父の病室を訪ね、ネットのトップニュースを見せた。「協力してくれてありがとう、爸爸」実は沈金松(シェンジンソン)はすでにすっかり回復していた。沈皓明は瞿明誠を油断させるため、入札が終わるまで父を意識不明のまま入院させていた。VAM契約も沈皓明の画策、取締役には沈金松の味方が多いことから、個別に面会して提案したところ賛同を得たという。沈金松は息子の手腕に感心しながらも、極秘だった談合の情報をなぜ手に入れることができたのか不思議だった。瞿明誠は正式に逮捕された。まさか当日になって黄社長に出し抜かれるとは夢にも思わなかっただろう。お礼に向かった沈皓明は、なぜ自分を信じてくれたのか聞いた。すると黄社長はそもそも自分に談合を持ちかけること自体、瞿明誠の読み違いだったと笑う。「長年のビジネスで培った人や物事を見る目だ、心から信頼できる人は極めて少ない 人として誠意は絶対に不可欠だ、ハオミン、私は君たち夫婦が好きなんだ」全ては順調に進んでいた。しかし許妍(シューイェン)から思わぬ連絡が入る。「何だって?方蕾(ファンレイ)が?…分かった、すぐ帰る」突然、方蕾が夫婦を訪ねてきた。すると方蕾は本物のDNA鑑定書を示し、実は沈皓辰(シェンハオチェン)と沈皓明は父子ではないと明かす。沈皓明の顔からみるみる血の気が引いた。「どういう事だ?…どういう事かと聞いたんだ?!」マンションに沈皓明の怒号が響き渡った。…ある日、姉の方妤(ファンユー)が急に訪ねてきた方妤は妊娠していると明かし、父親が沈皓明か分からないという『でももう別れたんでしょう?』『そうよ、でもまだ別れて2ヶ月だし…彼の子なのか分からない』聞けば方妤は沈皓明と別れた日、バーで出会った中国系の画家と1度だけ関係をもったというしかし2人とも泥酔した末の過ち、相手の名前も連絡先も分からなかった結局、悩んだ末、方妤は沈皓明に打ち明けることにする…姉の恋人だった沈皓明に密かな恋心を抱いていた方蕾は子を通じて自然と付き合いが続くと期待した。しかし姉が事故で死亡した時、沈皓明が子供とのDNA鑑定を求め、結果を受け取った方蕾は沈皓明の子ではないと知る。「鑑定書を偽造し、こっそりすり替えたの」すると方蕾は号泣した。許妍は激怒、机を叩きながら方蕾の浅はかさを嘆いた。「それでも人間なの?心はある?ハオチェンがどうなるか少しは考えたの?! やっと受け入れたのよ?あの子や私たちがどれだけ努力したと思うの?! もう誰にもあの子を傷つけさせない、誰にも渡さないから」その時、呆然としていた沈皓明が本物のDNA鑑定書を破いた。「僕と妍妍があの子の両親だ、ここがハオチェンの家だ」スティーブに排除されたおかげで談合事件に巻き込まれずに済んだ韓衛平(ハンウェイピン)。独りバーで飲んでいると方蕾が現れた。「僕を笑いにきたのか?」「私はロンドンに戻るわ、一緒に行かない? 心の内が分からない人より、あなたみたいなクズの方が分かりやすいから」金達の役員が沈皓明を呼び出した。取締役として金達への復帰を求めているが、沈家が会社に与えた損害を補填できるだけの業績をあげられるのかと訝しむ。沈皓明は新規の会社で北外川の土地を取得できたら金達と共同開発を行いたいと訴え、すでに準備しておいた開発計画をプレゼンした。一方、妍衣坊(イエンイーファン)では新入社員も加わり、許妍たちはいよいよ事業拡大に乗り出した。しかしその夜、許妍は沈皓明が取締役での復帰を却下されたと知る。「北外川の開発計画に不満があるそうだ まとまり過ぎて核となるコンセプトがないと言われたよ」機会はあと1度きり、次も失敗すれば復帰は絶たれる。すると許妍は自分も会社の設立直後、同じ問題に突き当たったと明かした。蒋亮(ジアンリアン)に企画書を見せた時も全て突き返され、方向転換するしかなかったという。「デザインを極限まで追求するより、幅広い生活上のニーズを満たす方向を模索したわ その転換が新たな道を開いてくれたの」その時、沈皓明は許妍から″各地の政府が歴史の保護と伝承を重視している″と聞いたことを思い出し、名案が浮かんだ。「君を顧問に招こう、北外川開発の共同プロデューサーとして」「まずは企画書を見せて」沈皓明は金達の役員たちに許妍をプロデューサーとして紹介、再検討した開発計画をプレゼンした。そこで許妍はコンセプトとして無形文化財の継承を掲げ、手工芸の匠たちが安定と保障を得て持続的に発展できることを目的にしたいと訴える。また沈皓明は沈家の私的財産を劣後(レツゴ)ローン、金達の投資分は優先ローンとし、金達は優先的に利益を得るもリスク負担は最小限になる好条件を示した。1ヶ月後、沈皓明の新業(インイエ)が北外川の土地を落札した。これを機に金達は沈金松と沈皓明への訴訟を取り下げ、2人の職務を回復。同時に沈皓明は取締役に選出され、名実ともに金達の総裁となった。許昌惠(シューチャンフイ)が京州に遊びに来た。許妍はこのまま一緒に暮らそうと言ったが、許昌惠はそろそろ自分の家や庭が恋しいという。再び動き出した許妍のアルバム、沈皓明は祖母と許妍と3人で撮った写真をアルバムに加えた。「君がいて幸せだ」「私も」翌日、喬建斌(チァオジェンビン)と王亚珍(ワンヤージェン)が祖母を迎えにやって来た。実は両親が美容院を売り払い、祖母の家で一緒に暮らすことにしたという。許妍は見送りに行くつもりだったが、母は忙しい娘を気遣い、必要ないと言った。「…パパとママもまた来てね、姥姥(ラオラオ)と一緒に泊まっていって」許妍の優しい言葉に思わず微笑み合う喬建斌と王亚珍。その頃、林涛(リンタオ)はようやく喬琳(チァオリン)をあきらめ、田舎へ戻る決心がついた。喬琳と于一鳴(ユーイーミン)は晴れて結婚、2人だけで挙式を上げた。そして金達と妍衣坊の契約調印当日。許妍と沈皓明は経営者として肩を並べ、書類に署名した。完( ๑≧ꇴ≦)あ〜終わった〜前半の緊張感から中盤のコメディが盛り上がっただけに、正直、後半は飽きてしまいました放送予定が変わって週2話に減らされてしまったのも要因かも特に最後の2話は詰め込み過ぎて肝心の許妍の出番が少なく物足りなかったやっぱり最後の印象って大事さて、これはルースーが長い休養に入る前の最後の作品でした相変わらず安定の演技、そろそろドラマ復帰という噂もチラホラ…ルースーの新しいドラマが待ち切れません(^ꇴ^)
2026.07.25
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第31話…2024 私たちは離婚する…許妍(シューイェン)のアルバム″我们(私たち)″はこの言葉を最後に途切れていた。紆余曲折あったことを思い出し感慨深い沈皓明(シェンハオミン)。その時、ふいに沈皓辰(シェンハオチェン)が現れた。「僕の着替えは?」すると沈皓辰は沈皓明が届けるはずだった着替えを持って風呂場へ向かう。( ๑≧ꇴ≦)<ハオチェンがしゃべったー!その夜、沈皓明は中庭で携帯をいじっている許妍を見つけ、一緒にスイカを食べることにした。倒れた父の病状も安定し、何より沈皓辰がやっと口を利いたと聞いて母は大喜びだったという。許妍は祖母のやり方が正解だったと確信した。「子供の頃から祖母を賢い人だと思っていた、姥姥(ラオラオ)がいるだけで安心していられた」「姥姥は君にとって心の支え、君は僕の心の支えだ」「(´゚ω゚):;*.’:;..ブッ!なぜ急にダサイ口説き文句を?」「今日、部屋で君のアルバムを見た、写真は離婚騒ぎの時で止まっていた あれが最後のページでないのが幸いだ」そこで沈皓明はアルバム用に自分の携帯で2人の写真を撮った。沈皓辰が口を利いてくれたのは1度きりだった。翌日、沈皓明は沈皓辰と畑を耕しながら話しかけ続けたが、反応はない。やがて許妍が昼食ができたと知らせに来た。許妍は寂しそうな沈皓明を先に帰し、沈皓辰をやんわりたしなめた。「無視されたらハオミンも傷つくわ」すると沈皓辰がようやく胸の内を明かした。「理由が知りたいんだ、なぜ僕を騙したのか、なぜこんな嘘をついたのか」「辰辰、当時のハオミンも子供だった、急に父親になると言われて戸惑ったでしょうね でもあなたを見捨てず守ろうとした、ハオミンのパパも我が子を守ろうとした ただやり方を間違っただけ、みんなあなたを大切に思ってる 確かに嘘は良くない、いつかバレるし、代償を払うことになる 彼らも苦しんだの、でも忘れないで、皆あなたを愛してる 許さなくていい、決定権はあなたにあるわ、ただ覚えておいて、皆があなたを愛してると」その夜、沈皓辰はお腹が空いて目が覚めた。食べる物を探したが見つからず、買い物に行くことにする。するとちょうど家の前で近所のおじさんと出くわした。「すいません、売店はありますか?」「遠いぞ?」一方、ふと目を覚ました沈皓明は沈皓辰の姿が見えないことに気づき、慌てて家を飛び出した。沈皓辰は売店でスナック菓子を購入、食べながら帰路についた。しかし夢中で食べているうち道に迷い、灯りが乏しい見知らぬ村で不安に襲われてしまう。その時、運良く沈皓明が現れた。「辰辰!」「ここだよ!」「こんな夜中に一体、何してる?!なぜ勝手に出かけた?!心配したんだぞ!沈皓明は安堵から思わず声を荒らげたが、沈皓辰はこれが自分への愛情なのだと分かった。この一件で家族へのわだかまりが解け始めた沈皓辰。許妍はこれを機に京(ケイ)州に帰ると決め、祖母に伝えた。「姥姥を呼び寄せると言っておきながら、何かあると姥姥を頼ってしまう」「″姥姥は私の避難所″があなたの口癖だった 辛いことや悲しいことがあったら帰ってきなさい、私はいつもここにいる」妍衣坊(イエンイーファン)では社長の復帰を皆が喜んでくれた。許妍は銀行の融資を取り付けてくれた林涛(リンタオ)に特に感謝し、再び仕事へ邁進する。しかしその夜、許妍は喬琳(チァオリン)がなぜマンションを引き払って自分の家に身を寄せたのか、その理由を知った。「つまりこれまで彼が黙々と働いていたのは全て演技、初めから計画していたのね」実は喬琳は自分たちが詐欺に加担していない証拠を持っていた。あの日、林涛に騙されたと知った喬琳は咄嗟にボイスレコーダーのスイッチを押して録音したという。…確かに粉飾決算で君を脅したのは卑劣だった、でも君への愛は本物だ…許妍は林涛が利益率を21%も粉飾したと聞いて矛盾に気づいた。実は素材や付属品の高コストに膨大な宣伝費用を考えると妍衣坊は損益分岐点ギリギリの状態、利益率21%などあり得ない。いくら小馮(シャオフォン)が林涛の親友だとしても犯罪のリスクを冒すとは思えず、何より審査で見落としがあれば上層部まで連帯責任を問われることになる。「銀行が見抜けないはずない」そこで許妍は喬琳に至急、小馮と会って話を聞くよう頼んだ。許妍は于一鳴(ユーイーミン)にも全て話すべきだと喬琳を説得した。そこで喬琳は于一鳴のマンションを訪ね、林涛に脅されていたと説明する。于一鳴は今後どんなことがあっても自分に話して欲しいと訴え、小馮との話し合いに同行することにした。喬琳は天津の出張と偽って調査に向かった。何も知らず婚約指輪を購入し、出張から戻った喬琳をレストランの個室に呼び出した林涛。「結婚してくれ」ドアが開いた瞬間、林涛はひざまずいて指輪を差し出したが、そこにいたのは于一鳴だった。于一鳴の後ろから喬琳がひょっこり現れた。すでに小馮と面会し、林涛が銀行に提供したデータは全て本物だと聞いたという。「結婚を強要するため、偽の書類に押印させたのね でも訴えないことにする、大目に見る、その代わり私の前から消えて」こうして喬琳は再び于一鳴からもらった指輪をはめた。一方、金達(ジンダー)から沈金松(シェンジンソン)と沈皓明を排除した瞿明誠(チューミンチョン)はついに取締役会長に選出された。しかし株主たちの条件はVAM契約、北外川の土地入札が成功すれば試用期間は終了するが、失敗すれば再度、会長を選任することになった。沈皓辰は自ら復学を希望し、心身ともに落ち着きを取り戻した。許妍も姉の問題が解決、実店舗の準備も順調に進んでいる。しかし沈皓明と言えば株主から損害賠償を求めて訴えられ、口座も凍結されていた。「あなたはどうするの?」「北外川の土地入札を諦めていない、爸が最初に立ち上げた″新業(シンイエ)″で入札する 中心メンバーは離職手続きを終えて僕と進退を共にする 堂々と入札を続けられるのも君のおかげだ」実は沈皓明は首科(ショウコー)不動産の黄(ホァン)社長に接触していた。沈皓明は自宅をオフィス代わりにして入札に向け動き出した。そんなある夜、沈皓明が深夜までパソコンと睨み合っていると許妍が起きて来る。「まだ終わらないの?」「見てくれ、旧市街地の再建計画だ」「″石庫門(セッコモン)歴史保護区″?…いいわね」 私も古北鎮の仕事で各地の政府が歴史の保護と伝承を重視していると実感したわ」「つまり方向性は正しい?」「ええ」沈皓明は新しい会社の評価を上げるため、まず旧市街の案件を受けて事業の安定化を図ることにした。瞿明誠が沈皓明の動きに睨みを利かせる中、スティーブは韓衛平(ハンウェイピン)を排除しようと企んでいた。会長は約束通り金達の法務部の仕事を韓衛平の事務所に依頼していたが、スティーブは自分が役員になっただけでも不満がでているため、養子を優遇するのは得策ではないと警告する。瞿明誠も試用期間のため念には念を入れ、韓衛平には事情を説明して欲しいと頼んだ。韓衛平はスティーブを呼び出し、約束通り自分の事務所と長期契約を交わすよう迫った。しかしスティーブは入札の大事な時機に会長も慎重にならざるを得ないという。韓衛平は自分を切り捨てるつもりだと分かった。「ハオチェンの件で警察に拘束され、弁護士資格も剥奪、全て失ったんだぞ? 義父に確かめて来る」スティーブの仕業だと気づいた韓衛平は席を立った。「今、行ったら左手もやられるぞ?」スティーブの言葉で韓衛平は足がすくんだ。28話で殴打された右手は今も治っていない。韓衛平はあの時の恐怖を思い出すと義父と会う勇気がなくなった。瞿明誠は沈皓明を呼び出し、金達の持ち株を手放すよう説得した。この期に及んで優しい叔父の顔を見せる瞿明誠、高値で沈家の株を買い取り、賠償訴訟も取り下げるという。しかし沈皓明は売る気など毛頭ないと突っぱね、席を立った。北外川1137番地、入札会当日。異議がある場合は監督係が封緘(フウカン)印の確認を終えるまでに申し出るようアナウンスがあった。その時、黄社長が急に声を上げる。「告発する、瞿明誠が主体となって今回の入札談合を計画した」黄色社長は証拠として金達・世嘉(シージア)・万林(ワンリン)の3社と首科が共同で作成した内部資料があると示した。沈皓明は瞿明誠が自分の一挙一動を監視していると知っていた。そこで黄社長はわざと沈皓明の味方ではないふりをして瞿明誠を安心させ、談合の誘いに乗って証拠をつかんでいた。つづく※VAM契約(valuation adjustment mechanism 契約)業績連動型の評価調整契約
2026.07.25
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第34話秦朝羽(シンチョウウ)は何とか宮中を抜け出し、実家を頼った。燕徹(エンテツ)の失脚を聞いた忠勇(チュウユウ)侯・秦述(シンジュツ)は愕然となったが、秦朝羽にはもう時間がない。「父親、母后から預かった文を北府軍の趙(チョウ)将軍にお渡しください 私は殿下と運命を共にします」すると秦述は二皇子を逃す準備が整い次第、知らせると約束した。一方、秦莞(シンワン)は福寧(フクネイ)宮の中庭で九皇子・燕綏(エンスイ)の面倒を見ていた。すると皇太后に挨拶を済ませて出てきた皇帝の姿が見える。「殿下はまだ皇父が怖いのですか?何をそんなに恐れているの?」「皇父が怒って母后や太子哥哥を殺してしまうかも…」秦莞は命までは奪わないとなだめたが、燕綏は母妃のように死んだら生き返らなくなってしまうという。その時、岳凝(ガクギョウ)がやって来た。信(シン)王世子・燕澤(エンタク)が秦莞と燕遅(エンチー)を呼んでいるという。「今回は検視道具を持ってきて欲しいって」燕澤は正門で秦莞と燕遅を出迎えた。外では眼帯が必要だが、秦莞の治療のおかげで光が強くなければぼんやり見えるようになったという。すると燕澤は2人を連れて地下の氷室に案内した。「母妃、七弟と弟妹が会いに来てくれましたよ」氷室にはミイラ化した信王妃の亡骸があった。燕澤は母妃の死因をどうしても突き止めたいと訴え、秦莞に協力を求めた。実は信王妃も薬王谷(ヤクオウコク)で1年ほど薬の調合を学んでおり、秦莞と同門だという。秦莞は全力を尽くすと約束、逝去に際し不審に思う点があったのか尋ねた。すると燕澤は当時の出来事を語り始める…あの日、信王妃は調合した薬を皇后に預け、王府に戻ったのは夜だったしかし信王妃は帰るなり閨房に閉じこもってしまい、燕澤は心配で様子を見に行ったという信王妃は寝台で苦しそうにしていた燕澤は茶壺のお茶を注いで届けることにしたが、母妃に渡す前に念のため味見してみるその時、信王妃が突然、息子の手から茶碗を払いのけ、勢い余って寝台から転げ落ちた『飲んでは駄目!』すると息が上がった信王妃は次第に目が見えなくなり、程なくして耳も聞こえなくなってしまうそして最後は五感を失って血を吐き、一夜のうちに世を去った…当時、太医は中毒死ではないと断定し、お茶を調べなかった。しかし燕澤もその夜から病がちになり、目も悪化の一途を辿ることになったという。「調べてみましょう」秦莞は遺体の腕の組織を切り開き、骨に自分の血を垂らしてみることにした。驚いた燕遅が自分の血を使うよう止めたが、燕澤が自分の血を使って欲しいという。すると骨が黒く変色した。「死因は毒殺です」「…長年の胸のつかえがようやく下りた、ありがとう弟妹」燕澤は弟夫婦を書斎へ案内した。「寒中の梅のようにすっきりした香り、沈水香と丁子、薔薇水ですか?」「その通り、返魂梅(ハンコンバイ)という名の合わせ香で母妃が最も愛した香りだ 今度、弟妹にも調合しよう」燕遅は思わず母妃との思い出がある燕澤が羨ましいと漏らした。すると燕澤は母妃が死んだ数日後に睿(エイ)王妃が燕遅を産んで亡くなったことも偶然とは思えないという。「皇叔が赤子のお前を皇祖母に託して独り朔西(サクセイ)に、そのせいで都では噂が広まった お前は睿王の血筋でないから見捨てられたと…何者かが意図的に流したのだ」燕澤は自分には爵位も官職もなく無力なため、2人に真相解明を頼みたいと言った。帰りの馬車の中、燕遅は信王妃が皇后に届けていた薬が親征で深傷を負った皇帝のためだったと明かした。「つまり信王妃に毒を盛ったのは皇后か陛下のどちらかだと?」「分からない、だが命の恩人である信王妃をなぜ亡き者に? 皇位争いであったとしても信王妃を狙う理由がない」どちらにしても宮中がらみであることは事実、秦莞はやはり晋王事件を洗うことにした。実は今日、燕綏の方から瑾(キン)妃の話に触れ、話したいのに口に出せない様子だったという。一方、燕遅も燕麒(エンキ)が蒋和英(ショウワエイ)に銀子を与え、配下に父王を襲わせていたと突き止めていた。「陛下が指示した可能性がないとも限らない、今は泳がせておく」その夜、趙将軍の使いから宗正寺(ソウセイジ)に知らせが届いた。秦朝羽は寝ていた燕徹を起こし、急いで内侍の衣に着替えさせて送り出すことにする。「殿下、私は残ります」「駄目だ!一緒に行こう!」しかし秦朝羽は自分が一緒では足手まといになると断り、心配せずに逃げろと急かした。「分かった、脱出できたら必ず迎えに来る」こうして燕徹は空の肥桶に身を隠し、宮中を出た。鳳儀宮に侍女が夜食を届けにきた。皇后は燕徹が無事に逃げ出し、秦朝羽が残って時間稼ぎしていると聞いて安堵する。すると明け方、秦朝羽は自ら寝所に火をつけた。皇帝は外から聞こえる騒がしい声で目を覚ました。「陛下、宗正寺から火の手が上がっています」結局、被害は燕徹の禁所だけだったが、秦氏の無事は確認できたものの燕徹が行方不明だと判明する。皇帝は直ちに燕遅と燕麒を招喚した。燕麒は火事と燕徹の失踪に関連があると匂わせたが、燕遅は憶測での発言を控え、燕徹を捜索したいと嘆願する。しかし皇帝は燕遅には永慈(エイジ)との現場検証を任せ、燕麒に燕徹の捜索を命じた。皇帝は燕麒だけにそれとなく二皇子の暗殺を命じた。「皇后の兄である趙将軍は部隊を率いて城外に待機している もし趙氏に謀反の意あれば、その時は父子の情を断ち切らねばならない 今や朕が頼みとする成年皇子はお前だけ 不測の事態となった場合、己の身の安全を第一とせよ」「必ずやご期待に応えてみせます!」禁所は本来、禁軍が三交代制で見張っているはずだった。しかし内侍の証言では二皇子が眠れないため夜は独りになりたいと訴え、昨夜は守衛がいなかったという。禁軍は皇帝直属、燕遅は皇帝がわざと燕徹を逃して生け取りにする算段ではないかと心配した。ともかく焼け跡を調べ始めた秦莞と燕遅、その時、院子から燕麒の怒号が聞こえてきた。「秦氏、出てこい!従わねば逃亡罪となる!」秦朝羽は兵士に捕まり、燕麒の前に連行された。「お前が付け火をして廃太子を逃したな?逃亡先を教えろ!」「驚いたせいで忘れてしまったわ」その時、燕遅が現れ、兵士の佩剣を抜いて燕麒の首に突きつけた。秦莞は兵士たちが慌てた隙に八姐を取り戻した。父の敵を前に目の色を変える燕遅、すると燕麒は燕遅が本気だと気づいて動揺する。「燕遅、私を殺せば王位を剥奪されるぞ?そして睿王妃は私と共に埋葬されるだろう この件はお互いに不問としよう、いいな?」「燕遅…陛下が報告をお待ちよ」秦莞の声を聞いた燕遅はようやく落ち着きを取り戻し、剣を外して燕麒を追い出した。秦莞は秦朝羽と2人だけで話すことにした。実は秦朝羽が時間稼ぎのため火を付けて騒ぎを起こし、二皇子を逃したと分かっているという。「睿王のためならあなたも自分の命を犠牲にして救ったはず だから殿下の行き先は絶対に明かせない、自死しなかったのは父母と兄を守るためよ」秦朝羽は秦莞の前にひざまずき、忠勇侯府に手を貸して欲しいと懇願した。「一時だけ待って、殿下が京城から出たら陛下に真相を話しても構わない」すると秦莞は秦朝羽を立たせ、二房の娘としてもちろん見て見ぬ振りはできないと言った。「あなたと伯母は全力で守る、でも伯父と兄長は太子との関係が深過ぎてかばえない」秦朝羽は納得し、以前は九妹に嫉妬して誤解していたと素直に謝罪した。燕遅は崇明(スウメイ)殿の外で朝議が終わるのを待った。すると燕離(エンリー)を見つけて呼び止め、二皇子の話題が出たか聞いてみる。「いいや、なかった、腹の中を探られぬよう陛下は黙っているのかも」「皇子が生死不明なのにそんな余裕あるか?」「三哥なんていつも余裕綽々だろ?泰山が崩れても動じないふりするさ」その話をちょうど朝堂を出てきた燕澤が聞いていた。「私は目が見えないから動じずにいられるだけだ」久しぶりに仲の良い兄弟3人が顔を揃えた。すると燕離は燕澤の手を取り、ちょうど近くに残っていた3人のいたずら書きを見せることにする。そんな2人の微笑ましい後ろ姿を眺めていた燕遅、その時、燕澤が地面に落ちている石をあっさり避けて歩くのを見てしまう。一方、朝議を終えた皇帝は鳳儀宮で趙淑華(チョウシュクカ)に自ら皇后を辞するよう強要していた。趙将軍が詔なしに北府軍を率いて都へ入り、奸臣と結託して二皇子を逃したという。しかし趙淑華は脅されても退かなかった。「忠臣の兄に過失はない、全ては燕氏皇帝の正統な血筋を守るためにしたこと」「あの軟弱で無能な太子に君主の努めは果たせぬ 従わぬというなら夫婦と言えども容赦しない」「夫婦?我らは夫婦ではない、長年、大目に見てきたのは徹児を皇位につかせるため」「策士、策に溺れるとはそなたのことだ 宗正寺の警備をわざと手薄にしたのは何のためだと? 燕徹の命までは奪わないと母后に約束した あやつは朕の庇護下から自ら離れたのだ、あとは天命に任せるしかあるまい」激情に駆られた趙淑華は思わず燭台をつかんで皇帝に襲いかかった。しかし皇帝は危ないところで趙淑華の腕をつかみ、難を逃れる。「皇后は灯りが嫌いらしい、全ての灯りを消して真っ暗にしろ」つづく( ๑≧ꇴ≦)えーっ!三兄まで…
2026.07.23
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第33話秦莞(シンワン)と燕遅(エンチー)は万喜(バンキ)の養子・王翰(オウカン)から話を聞いた。晋(シン)王事件の夜、宋希聞(ソウキブン)は大理寺への収監を待たずして皇后の命で御懲司(ゴチョウシ)へ連行されたという。王翰は当日、迎陽門で当直だった。「指示は義父の万喜(バンキ)から受けました、義父は皇后の側近で最も信頼が厚い 遺体を隠した肥桶の荷車が届き、夜のうちに運び出して栖梧(セイゴ)山に埋めました」燕遅は白楓(ハクフウ)に王翰を連れて遺棄現場を確認するよう命じた。しかし秦莞は王翰の話が事実だという。実は晋王府での初検で秦莞は遺骸と共に鎮静作用がある烏飯子(ウハンシ)を見つけていた。「これは山中にしか生えない、王府の裏庭にあるはずないの 李牧雲(リボクウン)には遺体が移動されたことをまだ話していないわ」一方、皇帝は今朝も皇太后を見舞っていた。皇太后は燕凛(エンリン)の忘れ形見となった孫・燕遅を守るため、できるだけ早く王位を継がせてはどうかと提案する。すると皇帝はいっそのこと燕離(エンリー)も一緒に冊封しようと決めた。「離児は私の養子、私を救ってくれた義(ギ)王の恩に報いるためでもあります」「では約束して、今後、何が起きても小七を冷遇せぬと」「大逆の罪を犯さぬ限りは生涯、平穏でいられることを保証します」全て白状した王翰は皇后の報復を恐れ、睿(エイ)王世子に保護を求めた。しかし燕遅は助かる手立ては自首しかないという。皇后の命で遺体を処理したと証言すれば成(セイ)王は喜んで王翰を守ってくれるはずだ。「成王に事実を話せばいい、ただし私と成王は不仲、助かりたければ私の名を出すな」王翰が大理寺に出頭した。当時、貴人の命のため身を隠せと言われたが、銭が必要になって義父を訪ねたところ捕縛されたと分かり、事態を知ったという。「引き継いだ時点で肥桶の荷車に遺体がありました 引き継ぎをしたのは康博文(コウハクブン)という内侍です」容疑者が分かり喜ぶ成王、しかし掖庭の井戸で康博文の遺体が発見されたと報告が来た。燕麒(エンキ)が掖庭に駆けつけると、すでに秦莞と燕遅が遺体の検視を始めていた。康博文が宮中の内侍のため検視は皇太后の命、燕遅は異議があるなら命の取り消しを頼めという。すると李牧雲が永慈(エイジ)郡主は検視の権威のため真相を解明してくれると成王を説得した。康博文は溺死だった。燕遅の井戸の検証から事故による落下ではなく、身を投げたと分かる。その頃、皇太子・燕徹(エンテツ)は慌てて鳳儀宮に母后を訪ねていた。「康博文が自害しました、王翰が名を明かし、母后の命で宋希聞の遺体を運んだと… 本当ですか?!」「でたらめよ、善意で逃がしてやったのに殺されただけ」趙淑華(チョウシュクカ)は燕麒がこの事件を利用し、息子の皇太子の地位を揺るがそうとしていると分かった。「命ある限り最後まで闘い抜くのよ!あなたが即位してこそ皇父のた…ハッ! 皇父の不当な仕打ちを世に問えるの ふっ、お前の目元は″あの人″に似てる、きっと喜ぶわ」「母后?あの人とは?」「皇父のことよ…覚えておいて、全力で闘いなさい、ここで誓って たとえ私がいなくなってもやり遂げると」「燕徹が誓いを立てます、たとえ私一人が生き残ろうとも必ずや頂点に立ってみせると 誓いを破れば二度と人には生まれ変われないでしょう」すると母子は抱き合って涙した。燕遅と燕離は世襲によりそれぞれ王位を継いだ。燕離は同時に吏部への配属が決まり、その夜、岳凝(ガクギョウ)に改めて縁談を申し込む。「これでお前が嫁いでも暮らしには困らないし軽蔑もされない、心移りはしないと誓う 三哥が望むものは何でも差し出す、でもお前だけは渡せない」すると岳凝は指切りしようと言った。「永不離(※永寧の″永″と燕離の″離″で″永遠に離れない″)」王翰の供述が決め手となり、宋希聞事件は皇后趙氏が黒幕だと断定された。皇后は鳳儀宮で禁足、後宮を統べる権限を剥奪され、庶民と同様の待遇に処される。燕徹も東宮で禁足となったが、婚礼は簡素化ながら認められ、秦朝羽(シンチョウウ)は念願通り愛する人に嫁いだ。成王の側室となった秦湘(シンショウ)は懐妊していた。しかし嫉妬した正妃・馮沈碧(フウシンヘキ)の策略で流産してしまう。燕麒は身重の秦湘が足を滑らせ転んだと知り、馮沈碧の仕業だと気づいた。「身の程をわきまえよ、さもなくば死んだ馮璋(フウショウ)の元へ送る」兄を殺したのが燕麒だと悟った馮沈碧。一方、秦霜も踏青(トウセイ)で知り合った薛青山(セツセイザン)に嫁いでいた。( ˶´꒳`˵ )良かった~六娘子燕遅と秦莞は福寧宮で皇太后や大長公主ら近親者に見守れながら拝礼の儀を済ませた。その夜、睿王府で床入りの儀を迎えた2人。燕遅は夫婦の杯を交わしてから自分で作ったお揃いの腕輪を贈った。服喪中のため新婚夫婦の部屋には飾り付けがなく、婚礼衣装も青の2人。すると秦莞が赤い手巾を広げ、手巾越しに赤くなった閨房の中を見回した。「″心を重ね合い、深い愛を結ぶ、座しても歩んでも誓いは尽きない″」こうして2人は夫婦となった。燕遅は皇帝の意図が読めず、心が落ち着かないと吐露した。皇后は宋希聞の件を語ろうとせず、皇帝もこの機に乗じて廃后できるにも関わらず、成王に事件を任せて皇太子と争わせている。「それに燕離だ、なぜ人目を引く吏部の要職に置いた? 燕離が不適任で本人が望まないことも承知しているはずだ」「無理に考えないで、太后が皇位争いには関わるなとおっしゃった もう休みましょう」( ๑≧ꇴ≦)何だかここだけ熟年夫婦?w燕徹は謁見が認められ、皇父に母后の無実を訴えた。確かに母后は宋希聞を逃がしたが、命まで奪っていないという。しかし燕麒は康博文も自害直前に皇后に呼ばれていたと明かし、皇后から圧力があったのは疑いようのない事実だと言い放った。燕徹は激高、思わず燕麒につかみかかり、皇父の逆鱗に触れてしまう。「なんたる傲慢さ!いずれお前が皇位につけば弟たちに生きる道はない!」「罰は受けます!どうか小物の言葉に惑わされず、母后に公正な対応を…」すると皇帝はついに燕徹の皇太子の位を廃し、宗正寺(ソウセイジ)に幽閉してしまう。素(ソ)貴妃・馮齢素(フウレイソ)は鳳儀宮に赴き、回廊で聞こえよがしに燕徹が皇太子を廃されたと話した。すると動揺した皇后が門のわずかな隙間から顔を出す。「ふふ、哀れな二皇子は今後、宗正寺で貧しく暮らす、あなたも后位を守りきれない 母子が再会する日はもう来ないけれど悲しまないで~ウッ…ウゥゥワハッハハハハハ~!」皇后は興奮して門を開けようとしたが、鍵は外れない。しかし素貴妃がいなくなると秦朝羽が現れた。「お別れの挨拶にきました、座して死を待つわけにいきません 何か太子を救う策はありませんか?急いでお考えを…」秦朝羽の言葉を聞いた皇后はやはり妃選びに間違いはなかったと安堵した。「太后がいる限り手は出せない、でも成王が必ず排除に動く 徹児を逃すことを優先して欲しい」その頃、燕麒は意気揚々と屋敷に戻っていた。「私が太子になったら王妃の座を廃す」一方、皇后の予想通り皇太后は燕徹の命だけは助けて欲しいと皇帝に頼んでいた。しかし皇帝は熟慮するとだけ答え、政務があると断って早々に席を立ってしまう。そこで皇太后は皇后が幽閉されている間、後宮の采配は自分に任せて欲しいと言った。その頃、信(シン)王府では三皇子・燕澤(エンタク)が地下の氷室にいた。氷床には長年、保存していた遺体が横たわっている。「あと少しです、間もなく真相が暴かれます」つづくヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ ミイラ?三兄はまともだと思ったのにw
2026.07.22
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第32話睿(エイ)王府に無言の帰宅を果たした燕凛(エンリン)。燕遅(エンチ-)が独り父の棺に付き添っていると、秦莞(シンワン)と白楓(ハクフウ)が弔問にやって来た。実は睿王が西戎(セイジュウ)に討たれたことを理由に弔いの典儀を簡素にし、明日の卯の正刻に埋葬するよう皇帝が勅命を下したという。「陛下がそんなことを?」「莞児、頼みがある」埋葬まであと3時、燕遅は秦莞に急ぎ父王の検視を頼んだ。燕凛の体には無数の傷があり、致命傷は左胸の矢傷だった。髪にはもみ殻が付着、四肢の全てに策痕があることから、燕凛はもみ殻を浴びて視界を奪われ、手足を縛られたのだと分かる。しかし殺しが目的なら首に縄を掛ければ済んだはず、なぜ拘束する必要があったのか。秦莞が矢傷を改めて確認してみると、傷痕が普通の矢傷と異なっていた。燕遅の説明では西戎では重い矢じりに返しがついているため、大弓ではなく手弩(シュド)で撃つという。「すでに拘束しているのに矢を放ったの?」「心臓を射抜かれて死んだと思わせるためか?」燕凛を縛っていた縄を持ち帰り、四棱箭を残しておいたのは西戎の仕業と印象付けるためだろう。確かに西戎なら戦利品として首を持ち帰ったはずだ。「朔西(サクセイ)軍内部の者が怪しいわ」燕遅は棺に同行した父王の側近・范鑫(ハンキン)を呼んだ。そこで西戎が陣を組んで人を縛るのを見たことがあるか聞いてみる。「″陣を組んで人を縛る″…なぜそれを?」実は燕遅が帰京した後、燕凛の命で天枢(テンスウ)営が縄を使った″流星の陣″を編み出したという。天枢営とは朔西軍の中でも敵将を暗殺するための専門部隊、流星の陣は燕凛と天枢営しか知らない軍の機密だった。翌朝、皇帝はどうしても燕凛の顔が見たいという皇太后を必死になだめていた。「母后、お体が本復されたら必ず墓参りにお連れします」「弔いもさせず、陵墓を見て何になるの?!」すると皇太后はこれまでの鬱憤が爆発した。「凛児はあなたに忠義一徹だった、あなたの即位以来、20年以上も辺境を守ってきたわ 詔なしに一歩も朔西を離れようとしなかったのに、脅威と見なされた 凛児が死んだのにそれでも寛大になれないのね!」皇帝はひざまずき、辺境の安定のためにも派手な弔いはできず、円滑に兵権を回収する必要があったと釈明した。「あなたのために幾度となく身を引いて来た…その結果、息子の死に顔すら見られないと? ならば太后でなどいたくない!」「母后、あなたにとって大事なのは皇弟だけなのですか?朕も母后の子なのですよ?!」すると皇太后は何も言えなくなってしまう。鄭(テイ)府尹は晋(シン)王府で見つかった白骨死体が宋希聞(ソウキブン)だったと上奏、朝議の議題となった。忠勇(チュウユウ)侯・秦述(シンジュツ)はたかが侍衛の死で晋王の件を蒸し返す必要はないと進言したが、成(セイ)王・燕麒(エンキ)はすでに遺骸の噂が世間に広まっていることから、放置すべきでないという。すると李牧雲(リボクウン)も大理寺の威信と政局の安定のためにも調べるよう嘆願した。皇帝は燕遅が喪中のため成王に真相究明を下命し、李牧雲に補佐を任せる。一方、秦莞は福寧宮の院子で皇太后が目を覚ますのを待っていた。そこへ陵墓から戻った燕遅がやって来る。「もし私が刑部の職を罷免され、王位を継げなくても嫁いでくれるか?」「医館を開業して私があなたを養うわ」秦莞は夫婦で立ち向かうためにも喪が明けるのを待たず、すぐ燕遅に嫁ぎたいと望んだ。燕遅は皇太后に婚儀の許しを請うた。皇太后は服喪中の成婚では世間に非難され、婚儀も簡素になると心配したが、秦莞は燕遅と心が通じていれば気にしないという。「…天は息子を奪ったけれど、新たに孫娘を与えてくれた いいでしょう、欽天監に命じて日取りを決めさせるわ」一方、忠勇侯府には成王から秦湘(シンショウ)を側室に迎えたいと聘礼が届いていた。寝耳に水だった秦述と胡(コ)氏は呆然、嫡女は側室になれないと断ったが、秦湘はすでに成王と同衾したと告白する。「側室になることをお許しください」秦述は頭に血が上り、思わず秦湘を蹴り飛ばした。「出ていけ!一族の恥さらしめ!」すると実家から連れて来た晩荷(バンカ)まで侯府に残って六娘子の世話をしたいと申し出た。秦湘は侍女にまで裏切られ憤慨、捨て台詞を吐いて侯府を出て行ってしまう。「今日、受けた恥辱は忘れない、私が栄華を極めたら後悔するわよ!」そんなある日、睿王府に朔西軍を代表して軍師・斉寓(サイグウ)が訪ねて来た。兵権が兵部に移り、燕凛の副将も配置換え、睿王を慕う将兵たちは転属を拒否して拘束されてしまったという。皇太子と成王もこの機に乗じて大勢の間者を紛れ込ませていた。実は転属は燕遅が将兵たちのために考えた策だという。「皆が生きている限り、朔西軍の魂が消えることはない 父王の敵は私が必ず討つと伝えてくれ」斉寓は少帥の気遣いに感謝し、最後に睿王の遺品を渡して帰って行った。燕凜の遺品には母妃の姿絵があった。すると燕遅が8歳で朔西へ向かうことになった時、皇祖母が縫ってくれた抹額(マッコウ)が出てくる。「まさか父王が持っていたとはな…」実は燕凛は皇太后に大切に育てられた燕遅が腕比べで猛者の范鑫(ハンキン)を制した時、演習台の上に落とした抹額をこっそり拾っていた。日記には断腸の思いで赤子の燕遅を母后に預けたことや、息子の成長を心から喜ぶ父の思い、燕遅に罰を与えた時には胸が張り裂けそうだったと記している。秦莞は燕凛が本当は燕遅のことを深く愛し、誇りに思っていたのだと知った。『久しぶりに再会しながら息子に声を荒らげてしまった 息子の真心を傷つけたことは痛恨の極み まさか忠を尽くした皇兄に疑われていたとは… 恨む心はあれど私は皇子として生まれた身 朝廷が混乱を極め、忠臣らが悲惨な死を遂げる中、己だけ逃げることは許されぬ 国に負い目は一切ないが、母后と妻子には不義理を重ねた』燕遅は朔西軍と父王を思う自分の真心が伝わっていたことを知り、涙に暮れた。皇太子・燕徹(エンテツ)は母后が宋希聞を逃したと知っていた。そこで急ぎ皇父が燕麒に宋希聞の件を任せたと伝えたが、皇后・趙淑華(チョウシュクカ)は問題ないという。一方、燕麒は宋希聞を逃したのが皇后付きの内侍(ナイジ)・万喜(バンキ)だと突き止め、皇帝に報告した。「万喜への尋問を許可する」燕遅は斉寓を呼び、天枢営で軍功もなく将官になった者がいるか尋ねた。実は父王が天枢営の秘技で暗殺されたと分かったという。兄弟の中に裏切り者がいると知った斉寓は驚愕したが、蒋和英(ショウワエイ)が条件に該当すると答えた。「父王より身分の高い者が命じたのだろう、更なる出世を望めるような相手だ」しかし皇后の兄は北府(ホクフ)軍将軍、朔西軍の兵権は必要ない。燕遅は皇帝が成王の野心を利用して頼りない皇太子を追い詰めていることから、恐らく勢いがある成王の可能性が高いと言った。確かに蒋和英なら燕凛の戦闘能力や巡視の道筋も完全に把握できる。荊(ケイ)州で燕遅を襲ったのも蒋和英だろう。すると燕遅は成王の裏に皇帝がいることを警戒し、兵士たちに今は力を温存し、自分の指示を待つよう命じた。皇后は万喜の家族の面倒をみると約束して切り捨てた。口の固い万喜に手こずった成王は拷問にかけたが、鄭府尹と李牧雲に諌められ諦めるしかない。一方、秦莞は皇太后から宋希聞の情報を聞き出すことにした。鳳儀宮の万喜が御懲司(ゴチョウシ)から宋希聞を逃したとして成王に尋問されているが、黙秘しているという。皇太后は確かに万喜は忠義者だと話し、禁軍に息子同然の男がいると教えた。「確か王翰(オウカン)という名だったわ」つづく(  ̄꒳ ̄)秦湘、どうするつもりだろう?
2026.07.21
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第31話秦莞(シンワン)を傷つけようとした燕麒(エンキ)に怒りが収まらず、弓を構えて急所を狙った燕遅(エンチー)。「冗談はよせ…やめろ…やめろーっ!」燕麒の絶叫が響き渡る中、燕遅は結局、狙いを外した。燕遅は秦莞が成(セイ)王の企みを探ろうとして危険を冒したと気づいた。秦莞も認めたが、思った以上に卑劣な男だったという。今回は運良くかすり傷で済んだが、燕遅は愛する人を守れなかったと深く後悔し、すぐにでも秦莞を娶ると決めた。翌朝、燕麒は何とか自力で逃げ出し、ぼろぼろな姿で森を歩いていた。すると忠国公(チュウコクコウ)の嫡女・馮沈碧(フウシンヘキ)が現れ、持ってきた外套を着せてくれる。その時、皇太子一行がやって来た。馮沈碧はとっさに成王に寄り添い、あたかも密会していたように演出する。「ここで何を?ぁ…2人は想い合う仲だったようだ、ならば邪魔はせぬ」燕徹(エンテツ)は意味ありげに微笑み、通り過ぎて行った。燕麒は馮沈碧の思惑に気づいた。「わざとだな…馮沈碧、下手な芝居はやめろ」「お心はいりません、だからお気遣いなく、私が欲しいのは秦朝羽(シンチョウウ)と対等の立場 いずれ東宮に入り皇后になる、私を正妃にしてください!」しかし燕麒は馮家には頼らないと言い捨て、帰ってしまう。その話を白楓(ハクフウ)が聞いていた。…馮沈碧は成王妃の座が狙いか…一方、野心を抱く秦湘(シンショウ)も成王妃の座を狙っていた。そこで幕舎に戻って来た晋王を呼び止めたが、意外にも秦莞の従姉だと知った成王があっさり受け入れてくれる。その頃、燕遅は皇太后に永慈(エイジ)郡主との縁談を嘆願していた。皇帝は皇子たちに縁談を賜るため幕舎に呼んだ。しかし燕遅と燕麒が獲物を巡って大喧嘩したと知り激怒する。そこへ素(ソ)貴妃と馮沈碧が駆けつけ、馮璋(フウショウ)が死んだと報告した。素貴妃は涙ながらに捜査を嘆願したが、狩りでの死傷は避けられないため、事故として処理されてしまう。皇帝は欽天監の相性診断の結果をもとに縁談を決めた。燕遅に緊張が走る中、燕徹は秦朝羽と、燕麒は馮沈碧と婚姻が決まる。母と馮沈碧にまんまとはめられた燕麒。その時、皇太后から懿旨が届き、燕遅と秦莞の婚姻も決まる。燕徹はいささから落胆したが、実は皇帝はすでに燕遅には後ろ盾のない秦莞を嫁がせようと決めていた。燕遅と森へ散策に出かけた秦莞。皇帝が昨夜の一件をあっさり水に流したと聞き、成王がこのまま黙っているとは思えなかった。燕遅によれば燕麒が封地へ移らないのには理由があるという。「奴のお目当ては兵糧と戦馬の供給地・涼(リョウ)州だ」「朔西(サクセイ)の重要拠点ね、兵糧事件の黒幕は…」「燕麒か、皇太子か、あるいは陛下か」燕遅は父王の強情さが皇帝の逆鱗に触れた可能性があると心配した。結局、燕遅は皇帝からは父の間者とみなされ、父王には臆病な不孝者と思われているという。すると秦莞は晋(シン)王事件のことなら自分に任せて欲しいと言った。実は李牧雲(リボクウン)が秦莞を泳がせて粗探ししているいう。「あなたが関わるのは危険よ」「婚姻を賜ったよ、今後は夫婦で乗り越えよう 莞児、いばらの道だが共に歩んでくれるか?」「はい、喜んで」皇族一同が揃い、秦朝羽と馮沈碧、永慈郡主が御前に呼ばれて婚姻の詔を賜った。しかし成王と関係を持ちながら正妃に選ばれなかった秦湘は不貞腐れ、祝宴が始まると秦霜(シンソウ)の心配を余所にやけ酒をあおってしまう。そんな中、燕遅が見事な大雁を持って祝宴に戻って来た。「姑祖母、大雁を贈ります、秦莞との婚姻をお許しください」「誠意は受け取ったわ、今日からお前を孫婿にする」大長公主は秦莞と小七の婚姻を喜んだが、その時、訃報が飛び込んだ。「急報!陛下!一大事です!」皇帝の弟であり燕遅の父である睿王・燕凛(エンリン)が逝去した。息子の突然の死を知った皇太后は衝撃のあまり倒れ、密書を見た燕遅は呆然と立ちすくんでしまう。…睿王が不慮の死を遂げる…秦莞は震える燕遅の手を握りしめ、何があろうと妻として一緒に立ち向かうと訴えた。皇帝は母后の幕舎に駆けつけた。しかし皇太后は薬を飲もうとせず、目も開けてくれない。「皇弟は逝ってしまった、私まで遠ざけるおつもりで?私も息子なのですよ?」すると皇太后は重い体を起こし、声を絞り出した。「凛児を連れ帰っておくれ…」控えていた秦莞、岳凝(ガクギョウ)、燕離(エンリー)、燕綏(エンスイ)は拝跪して皇帝を見送った。相変わらず皇父を見て怯える燕綏、すると皇帝がふと立ち止まる。「離児、お前は皇祖母のおそばにいろ」燕離はなぜ自分が付き添いを頼まれたのか分からず、いささか困惑した。燕遅は白楓に秦莞の護衛を任せ、父を迎えに行った。白楓と一緒に燕遅を見送る秦莞。…私があなたを守って見せる、あなたを傷つけた者には罰を受けさせる…「白楓、都へ戻り、蒸骨(ジョウコツ)法で遺骸の再検をするわ」朔西に到着した燕遅は父の棺にすがりつき泣き崩れた。まさか父子の最後の別れがあの激しい口論になってしまうとは…。燕遅が兵糧事件の調査で朔西に戻った時、睿王は皇兄が自分から虎符を取り上げるはずがないと断言、息子の諫言を聞こうとしなかった。『父王、人の心は変わるのです、今の陛下は用心深く、権力を持つ者を警戒しています それが皇弟ならなおさら…問題は事件の調査ではなく、陛下の猜疑心なのです 兵糧事件を理由に虎符を返上すれば陛下が自ら貪官を調べます 朔西軍には他の指揮官が就任するでしょう』『私は外敵が滅びぬ限り朔西を離れぬと約束した 心配するな、帰京して参内する時には虎符をお返しする』『父王!今や陛下だけでなく太子も成王も兵権を狙っている! 3人の誰かが我らを襲撃したんです! 陛下は国の安全より兵権を優先、太子も成王も軍に手を回している 父王が固執すれば朔西軍は挟撃されて無駄死にします!』『辺境を守る我が軍を陛下が滅ぼすわけがない!もしその日が来ても運命だ!』『なぜです!父王の信念のために私も朔西軍も無駄死にしろと?! 父王の考えは愚劣の極みだ!』頭に血が上った燕遅はうっかり口答えし、父王に蹴り飛ばされてしまう。その頃、秦莞は白楓や展(テン)捕頭たちの協力のもと、郊外に大きな釜を作って遺骸を煙で燻した。すると鄭(テイ)府尹が李牧雲を連れて現場にやって来る。李牧雲は興味深そうに釜を眺めた。「郡主はどこで蒸骨法を?」「書物よ」遺骸の後頭部には鬱血があり、鈍器による殴打と推定された。また全身の骨の傷から見ると生前、激しい暴行を受けたことが分かる。「右尺骨の亀裂と鬱血は強い衝撃による損傷 例えば腕比べで拳を受け止めた時や、落馬時の防御で生じるわ」すると李牧雲が傷痕のみで身元は特定できないと言った。しかし秦莞は両足の長短に差があり、左膝が内側に曲がり、直立時には右足の方が長く見えたはずだと指摘する。「歩行時には両肩が交互に上下していた、左足で踏ん張り、右足で攻める傾向が」恐らく生前は鏢師や侍衛のような武術の達人だったはずだ。遺骸が晋王府で見つかったことを思えば、晋王の旧臣である可能性が高い。晋王府は封鎖されて1年余り、死亡時期はおよそ1年前、埋められたのは封鎖前だった。李牧雲は確かに晋王の側近に侍衛がいたと認めた。「西域の血統で名は宋希聞(ソウキブン) もし死者が宋希聞なら我々では到底、対処しきれません」聞けば宋希聞は当時、御懲司(ゴチョウシ)に収監されたが、厳重な御懲司から逃げ出したという。しかし御懲司と言えば宮女を処罰する場所。秦莞は収監された理由を聞いたが、李牧雲は晋王に関することゆえ答えられないという。「過ちは隠そうとするほど綻びが広がる あるまじき場所から遺骸が出た以上、事実を奏上し、陛下に処遇を委ねるべきです」すると鄭府尹が急ぎ起草すると言った。…燕遅、晋王事件の突破口を見つけたわ、必ず無事に戻って…燕遅が睿王の亡骸を連れて帰京した。城門では秦莞たちは無言の帰宅を果たした睿王を出迎え、平伏する。皇帝は崇明殿で弟の棺が到着したと報告を聞いた。「宣旨の際、燕遅は落ち着いていたか?」「世子殿下は朔西軍の虎符だけ返上し、黙しておりました」すると侍従の袁慶(エンケイ)が虎符を献上した。「…ようやく戻って来たか」つづく(  ̄꒳ ̄)後宮ネタに飽きて来た頃、ようやく話が戻ったw伏線が残っているけれど、全部、回収されるかな?
2026.07.21
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第30話秦莞(シンワン)の顔を一目見る時間もなく、密命により朔西(サクセイ)へ赴いた燕遅(エンチー)。そんな中、封鎖された晋王(シンオウ)府で白骨遺体が発見された。鄭(テイ)府尹たちは大理寺と刑部の許可を待たなければならなかったが、到着した秦莞は皇帝から検視を行う権限を賜っていると断り、自ら封印を破ってしまう。「私が責任を負います」白骨遺体を見つけたのは盗人だった。賭場で晋王府の裏庭に使用人たちが埋めたお宝があるという噂を耳にし、昨夜、塀から忍び込んだという。やがて掘り返された跡を見つけて近づいたところ土が崩れて落下、そこで白骨遺体を見つけて通報していた。秦莞が初検していると李牧雲(リボクウン)が乗り込んできた。しかし李牧雲は封印を解いた秦莞を責めるどころか、急に遺体が出てきた真相を突き止めたいという。…邪魔する気はないようね…すると秦莞は鄭府尹に遺骸を義荘へ運ぶよう指示し、見張りをつけて欲しいと頼んだ。皇帝は李牧雲と秦莞から晋王府の一件を聞いた。しかし踏青(トウセイ)が近いため捜査はひとまず棚上げにするよう命じ、上巳節のあとに改めて考えるという。一方、朔西軍に到着した燕遅は父を説得するも、大喧嘩になっていた。紫宸殿を後にした秦莞は福寧(フクネイ)宮を訪ね、九皇子・燕綏(エンスイ)の相手をしていた。そんな2人の様子を眺めなが談笑する皇太后と大長公主。大長公主は裕(ユウ)王の11番目の側室が男女の双子を産んだと教えた。「皇兄にはホント呆れるわ~ 人生のほとんどを遊んで暮らし、還暦を過ぎて子を産ませるとはね~」「双子なの?…めでたいことだわ」皇帝から縁談を賜る上巳節を前に忠国公嫡子・馮璋(フウショウ)は成(セイ)王に皇帝への口利きを頼んでいた。「永寧(エイネイ)公主を娶りたいのです」燕麒(エンキ)は永寧では馮璋の手に負えないと言ったが、馮璋は一服もって既成事実さえ作れば大丈夫だという。「器の小さい奴め…その代わり手伝ってくれるか?燕遅なら都にいない」皇帝一行は踏青で郊外の馬場に出かけた。燕麒は森で密かに密偵と接触、燕遅がすでに朔西を出たと知る。「では計画実行だ」そこへ成王を探していた馮璋が現れた。「ご下命があればいつでも動けます」踏青は妙齢の男女の見合いの場でもあった。忠勇(チュウユウ)侯夫人胡(コ)氏は武安(ブアン)侯夫人のつてで秦湘(シンショウ)に薛青山(セツセイザン)をあてがったが、秦湘は相手が七品(シチホン)の副尉(フクイ)だと聞いて内心、面白くない。そんな事とは知らず、薛青山は偶然にも足を挫いた秦霜(シンソウ)を助けていた。皇太子・燕徹(エンテツ)と成王・燕麒の腕比べが始まった。誰もが成王が勝つと信じて疑わなかったが、今日のために弓の稽古に励んできた皇太子は引き分けに持ち込む。皇太后と大長公主が結果を聞いて目を丸くする中、皇后は鼻が高かった。その時、雁の群れが飛んでくる。皇帝は決着をつけるため射落とした方に褒美を出すと命じたが、見事に落としたのは皇太子でも成王でもなく、朔西から戻った燕遅だった。燕遅は森の中で待っていた秦莞を見つけ、愛しい人に口づけした。しかし父との話し合いは決裂、皇帝は朔西軍の兵権の返上を命じたが、睿(エイ)王・燕凛(エンリン)は西戎(セイジュウ)を倒すまで返上しないの一点張りだという。「陛下に兵権を返してあなたと睿王が免官になったら私が養うわ 万が一、睿王が兵を挙げたら陛下は我らを斬る…とにかく備えないと」「″我ら″と言ったな?命懸けで無位無官の私に嫁ぐというのか?」「あなたと生死を共にする」そこへ白楓(ハクフウ)が現れた。「急ぎ報告が、素(ソ)貴妃が成王の妃候補に永慈(エイジ)郡主を指名したと」その夜、皇帝は燕遅から報告を聞いた。兵糧事件には裏があり、睿王が罷免して捕らえた糧料使を尋問したところ、涼州府の地方官に西北路転運使を紹介されたと供述を得たという。「この兵糧事件において朔西軍は明らかに被害者です 睿王が汚職を黙認した事実はなく、黒幕が別におります 陛下、大周と陛下に対する睿王の忠心は揺るぎなく、朔西軍は天子の軍勢、大周の鉄壁 睿王をお疑いなら見せしめとして世子である私の首をはね、朔西にお送りください!」「(´゚ω゚):;*.’:;..ブハッ!妄言は控えよ!」燕遅はもう少し時間が欲しいと訴え、この機に秦莞との縁談を願い出ようとした。しかし運が悪く后妃が現れ、機会を逃してしまう。岳凝(ガクギョウ)が三兄に嫁ぐと言い出し、面白くない燕離(エンリー)。燕離は焚き火の前で剣舞を披露する岳凝を眺めていたが、そこへ白楓が駆けつけた。「郡主から伝言です、先に休むので義(ギ)王世子に永寧郡主を頼むと…」「七嫂の頼みじゃ仕方がないな」すると燕離は三兄に嫁ぐなど許さないと迫り、どうしても嫁ぐなら自分を殺せと言い放った。意地を張っていた岳凝だったが、実は三兄に寄り添ってくれる女子がいるなら嫁がなくて済むという。「容姿は私以上よ?」「無理を言うな、お前より美人などいないさ、機嫌を直してくれ」その頃、白楓がいない隙を狙って曲者が秦莞と茯苓(フーリン)の幕舎に催眠香を投げ込んでいた。茯苓は眠っていたが、たまたま起きていた秦莞は咄嗟に口を塞いで寝台へ逃げ込み、薬や鍼を急いで懐に隠す。…成王の手下かも…すると曲者は眠ったふりをした秦莞を担いで森へ運んだ。秦莞が折を見て目を覚ますと見知らぬ男がいた。男は秦莞に手を貸して座らせ、薬のついた手巾で顔を拭き始める。「あなた誰?何の薬なの?」「鳳栖楼で妓女を仕込む時に使う薬さ、意識があっても体が動かなくなる 永寧とは実の姉妹のように仲がいいそうだが、お前と親密になるのも悪くないな」その時、燕麒が現れ、男を蹴り飛ばした。男は燕麒の従弟・馮璋だった。馮璋は成王のために秦莞をさらったが、まさか本気で検視人を王妃にするのかと冷笑する。「私が選んだ女子だ、お前ごときが触れてよい相手ではない」「表哥、血縁の私に対してさすがに言い過ぎだろう?」これまで下手に出ていた馮璋は堪忍袋の緒が切れ、馮家の支えがなければ母子とも生き残れなかったと蔑んだ。その時、燕麒がいきなり馮璋を刺し殺し、秦莞は呆然となる。「何てことを…」「ここは汚れた、場所を変えよう」燕遅は白楓から秦莞が消えたと聞いた。幕舎を調べた燕遅は成王の配下で持ち場にいない者を探すよう指示、見つけ次第、口封じするよう命じる。「郡主がさらわれた件を外に漏らすな」「はい、″もしもの時″は狩りで事故に遭ったことに」しかし燕遅は白楓の進言に何も答えられなかった。燕遅は弓矢片手に森へ入った。やがて天枢(エンスウ)営の秘薬が入った筒を発見、その先に白い粉が落ちている。実は曲者に背負われていた秦莞はこっそり曲者の腰にあった筒を落とし、目印として粉薬をこぼしていた。「莞児!」燕遅は粉薬をたどって先を急ぐと、やがて馮璋の遺体を発見した。一方、成王は秦莞のためにろうそくを灯し、花びらを散らした。「私が女子に心を砕くなど稀なことだぞ? お前は変わっている、泣きも喚きもせず、実に冷静だ そう言うところが気に入った、正式に成王妃にならないか?」「気に入ったのは検視の腕でしょう? 私に構うのも燕遅に正攻法で勝てないから私で鬱憤を晴らすしかない 女を利用する腰抜けどころか、弱者にしか威張れない臆病者よ」秦莞はわざと成王を挑発、頬を打たれてしまう。「私は女子にも厳しいぞ?素直になるなら優しくしてやる」「蛇に″咬まないで″と頼む人がいる?そんな理屈も分からないなんて愚か者ね」燕麒はカッとなったが、秦莞の時間稼ぎもそこまでだった。「ふっ、その減らず口は燕遅にとっておけ お前が弄ばれたと知った時の奴の顔を想像しただけで楽しみだ 今は郡主などと呼ばれているが卑しい女に成り下がる、生き地獄をたっぷり味わえ」その時、秦莞は密かに鍼を構えた。「品性は奪おうとしても奪えない、私は簡単に生きる気力を失ったりしない あなたが破滅するのが先よ!」秦莞は成王の腕に鍼を刺し、燕麒が怯んだ隙に逃げ出した。すると燕遅が現れ、燕麒を蹴り飛ばして矢を放ち、大木にはりつけにしてしまう。秦莞は無事だった。しかし怒りが収まらない燕遅は再び矢をつがえ、すでに身動きが取れなくなった燕麒に狙いを定める。「何をする?!私を殺すつもりか?!」「燕遅、やめて」つづく( ๑≧ꇴ≦)成王wwwwwww絶対、笑わせに来てるw
2026.07.19
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第30話林涛(リンタオ)に食事に誘われ出かけた喬琳(チァオリン)。銀行から無事に融資の許可が下りたと連絡をもらい、てっきり打ち上げだと思っていた。喬琳は尽力してくれた林涛に心から感謝したが、実は融資を受けられたのは林涛が粉飾決算したからだと知る。「俺が財務諸表を操作したから審査に通ったんだ、だがやったのは俺じゃない 君の妹妹だよ、妍衣坊(イエンイーファン)の社長・許妍(シューイェン)の行為になる 財務諸表に社印を押したのは君だ、防犯カメラにもしっかり映っていたよ 通報すれば許妍も道連れだ!」林涛は許妍を巻き込みたくなければ于一鳴(ユーイーミン)と別れ、地元に戻って自分と結婚するよう迫った。初めから騙されていたと知った喬琳は呆然、しかし後悔してももう遅い。「あなたの要求に応じる」モウヤダ… (‘、з)っ⌒っ一方、許妍は傷ついた沈皓辰(シェンハオチェン)に付ききりで世話をしていた。しかしその夜、沈皓明(シェンハオミン)から緊急のメッセージが届き、家政婦の小慧(シャオフイ)に任せて慌てて病院へ駆けつける。実は沈金松(シェンジンソン)は急激に心拍数が落ち、心臓が止まっていた。沈金松は医師の処置ですでに落ち着いていた。すると許妍は非常階段に座って項垂れている沈皓明を見つける。沈皓明の打ちひしがれた姿に呆然となる許妍。近づいて良いのか分からず立ちすくんでいたが、その時、許妍に気づいた沈皓明が手を伸ばして助けを求めた。「爸爸は山のように頼もしい人だ、どんな困難や挑戦に対してもひるむことはない でも病床に横たわる爸爸は弱々しくて、心臓が止まった時は怖かった 爸爸がいなくなるんじゃないかって…」「大丈夫きっと良くなるわ、信じて」許妍は初めて弱みを見せた沈皓明を抱きしめ、何度も励ました。喬琳は林涛から1週間の猶予を与えられ、それまでに于一鳴と別れることになった。しかし決心がつかず、于一鳴を避けてしまう。一方、許妍は憔悴する于嵐(ユーラン)を心配し、看病を交代して沈皓辰の世話を頼んだ。于嵐は沈皓辰を元気づけようと外へ連れ出したが、物陰に隠れていたパパラッチに気づいた沈皓辰が激高してしまう。すぐに警備員がパパラッチを捕まえたが、部屋に戻った沈皓辰は鍵をかけて閉じこもった。知らせを聞いた沈皓明が慌てて帰って来た。何度も呼びかけるが沈皓辰の返事はなく、心配した沈皓明は扉を蹴飛ばして強引に中へ入る。すると沈皓辰が気を失って倒れていた。沈皓辰は食事を採れずに低血糖で倒れた。沈皓明たちは命に別状がないと知って安心したが、医師はうつ状態が悪化する前に生活環境を変えてはどうかと提案する。于嵐と沈皓明は海外に留学させようと言ったが、許妍は何かあった時に間に合わないと心配した。「そうだ、祖母の家は?山奥だし動物もいるから子供が喜ぶわ」許妍と沈皓明は沈皓辰を連れて雲来(ウンライ)村の祖母の家に身を寄せた。腫れ物に触るような家族と違って許昌惠(シューチャンフイ)はお構いなし、ひ孫を自分のペースに引き込んでしまう。翌朝、沈皓辰は朝食に少し口をつけただけで席を立った。沈皓明と許妍が引き止めても無視、しかし許昌惠が呼び止めると沈皓辰がふと足を止める。「ハオチェン、食べ終わったなら仕事へ 庭の籠を背負って裏山でトウモロコシの収穫よ、山暮らしにはルールがある 働けない年寄りと赤ん坊は仕方がないけれど、他は全員、畑仕事をすること」そこで許妍は負けず嫌いな沈皓辰を煽った。「姥姥(ラオラオ)~ハオチェンはまだ子供よ?畑仕事なんてできないわ~」すると憤慨した沈皓辰は自ら庭に出て籠を背負い、畑に出かけて行った。沈皓明は急いで沈皓辰を追いかけ、一緒にトウモロコシを収穫した。初めこそうまくとれなかった沈皓辰だったが、沈皓明の助言を聞いて面白いようにもぎ取れるようになると自然と笑顔になる。すると体を動かしたことで自然と食欲が戻り、翌朝は自らお代わりまでした。一方、金達(ジンダー)の乗っ取りを画策する瞿明誠(チューミンチョン)は沈父子の役職が解かれても安心はできなかった。今も沈父子が大株主である事実は変わらず、2人の帰りを待っている上層部も多い。しかし株価暴落の原因が沈父子にあることから、スティーブは巨額の損失に対して賠償責任を追及できると進言した。「株主に声をかけ、訴訟を提起させて父子の口座を凍結しましょう そうすれば奴らの株券はただの紙切れになる、金がなければ再起不能です」喬琳との連絡が途絶え、明らかに避けられていると気づいた于一鳴。そんなある夜、やっとマンションで喬琳を見つける。喬琳はまた仕事へ戻ると嘘をついて逃げ出したが、慌てるあまり階段を踏み外して転倒した。于一鳴は喬琳を病院へ連れて行った。軽い捻挫で済んだが、診察が終わって会計に向かおうとした時、突然、林涛が現れる。「管理人さんから聞いたんだ、大丈夫か?…于先生、あとは俺に任せてくれ」「何のつもりだ?彼女は僕の恋人だぞ?」于一鳴はわけが分からず憤慨した。「聞いていないのか?俺たちは復縁した」ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ喬琳は覚悟を決め、林涛との復縁を認めた。やはり2人に大きな格差があることは否めず、一途な林涛に心を打たれ、自分に釣り合うのは林涛だと分かったという。「于一鳴、言うべきことは全て伝えた、もう会うことはないわ」すると林涛は誤解のないようプレゼントを返すよう指示した。喬琳は悲しみをこらえながら指輪を外し、于一鳴に返して林涛と帰ってしまう。_:(´ཀ`」∠):_ 助けて…翌日、于一鳴が部屋を出ると喬琳の部屋から荷物を運び出している引っ越し業者を見かけた。驚いた于一鳴は慌てて喬琳を追いかけ、どこへ引っ越すのか尋ねる。喬琳は妹のマンションだと答えた。何か事情があるのは明らかだったが、于一鳴が問いただしても喬琳は何も教えてくれない。「君の心変わりを信じない」「諦めが悪いわよ」すると喬琳はトラックに乗って行ってしまう。許妍は祖母の家の前で両親と出くわした。喬建斌(チァオジェンビン)と王亚珍(ワンヤージェン)は許妍がいると聞いて会いにきたという。「ハオミンと子供は?」「ハオミンたちは畑仕事へ行ったの」「駄目じゃないの、お客さんに畑仕事なんてさせて、止めないと」王亚珍は驚いたが、許妍はこれでいいと言った。「よく食べ、よく寝て、健康的よ、心配しないで あの子を連れてきたのは心を休めるため、だから会うのはもう少し落ち着いてから」両親は許妍の話を聞いて納得し、挨拶せずに帰ることにした。「これはお土産だ、あとこれも…」喬建斌は以前、許妍が自分の治療費のためにくれた銀行のキャッシュカードを返した。「使わなかったよ、良性の腫瘍だから簡単な手術で済んだ 沈家のことは聞いた、困ったことがあったら連絡してくれ、地元なら力になれる」すると両親は引き返した。「ありがとう!」許妍は初めて両親の真心に触れ、思わず声をかけた。「いいのよ、だって家族じゃない、じゃあね」王亚珍はようやく許妍に受け入れられたと感じ、嬉しそうに夫の腕に手を絡めて帰って行った。鶏の世話を任され、農作業に励みながら、心の平穏を取り戻し始めた沈皓辰。すると裏山から戻った沈皓明は偶然、許妍のアルバムを見つけた。…我们…開いてみると左側には許妍、右側には沈皓明の写真がある。その時、沈皓明は以前、許妍と自分の子供の頃のアルバムを見た時のことを思い出した。『写真を撮ってもいい?』『いいけど何に使うの?』『記念にするのよ』沈皓明はやっと写真の使い道を知った。…私10歳、あなた15歳…2人とも賞をもらう……私21歳、あなた26歳…初めて同じ街で暮らす……私26歳、あなた31歳…あなたと出会う……2023.9.20. 今日結婚した…しかし結婚式の写真でアルバムは終わり、最後のページにメッセージだけが残されていた。…2024 私たちは離婚する…つづく
2026.07.18
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第29話沈皓明(シェンハオミン)の取締役就任を決める大事な役員会議も目前。すると父の盟友であり、金達(ジンダー)創設者のメンバーだった瞿明誠(チューミンチョン)が沈皓明のオフィスに現れた。今回ばかりは息子同然の沈皓明に1票を投じるため、遠路はるばる駆けつけたという。しかしその笑顔の裏で、瞿明誠はスティーブに金達の株を買い集めるよう指示していた。スティーブはすでに沈皓明がロンドン留学中に方妤(ファンユー)との間に子をもうけ、DNA鑑定を受けていたことを突き止めた。沈皓明の帰国後に会長夫妻が急に国外で第2子をもうけたと公表したことから、沈皓辰(シェンハオチェン)が沈皓明の息子である可能性が高い。そこで韓衛平(ハンウェイピン)に証拠を手に入れるよう頼んだ。陳霖(チェンリン)は接待続きの沈皓明の送迎で忙しく、恋人の誕生日まで祝えなくなった。すると同情した韓衛平が自分が引き受けると申し出る。「恩に着るよ!」しかしその夜、泥酔した沈皓明を部屋の中まで送り届けた韓衛平は、帰ったと見せかけて書斎を漁り始めた。パソコンにそれらしいファイルはなかったが金庫を発見、しかしパスワードが分からない。…誕生日じゃない、電話番号は違う、車のナンバーも駄目か、まずい、5分以内に3回エラーを出した、あと1回間違えたら警報が鳴る…その時、不意に思いついたのが沈皓明と許妍(シューイェン)の結婚記念日だった。「230920#」翌朝、ネットニュースは金達のスキャンダルで持ちきりとなった。…金達グループの沈皓明に隠し子、婚外子を弟と偽っていた…沈皓明は開け放たれた金庫の中にあるDNA鑑定研究所の封書を眺めながら呆然としていた。すでに沈皓辰は学校へ到着、ともかく急いで実家に連れ戻すことにする。その頃、許妍も喬琳(チァオリン)からニュースを聞いて驚愕していた。取るものも取りあえず、全ての予定をキャンセルして飛び出した許妍。一方、沈皓辰はまだ何も知らずにいた。しかし友だちからネット記事の話で揶揄され激高、喧嘩になってしまう。そこへ担任教師が運転手と一緒に駆けつけ、沈皓辰を家に帰した。ネット記事の影響で金達の株は暴落。金達では緊急取締役会が招集され、沈金松(シェンジンソン)と沈皓明は取締役たちから記事についての釈明を求められた。すると突然、会議室に沈皓辰が現れ、沈皓明を追求する。「あなたが僕の爸爸なの?!」沈皓明は興奮気味の沈皓辰をかついで自分のオフィスまで連れて行った。「僕は誰の子なの?!ネットの噂が本当か知りたいだけなんだ! どうして嘘をついたの?!僕なんていらなかったの?!」しかし沈皓明はまず家に帰るようなだめ、戻ったら話すとはぐらかしてしまう。沈皓明は陳霖に沈皓辰を家まで送るよう頼んで会議に戻った。すると役員たちに追い込まれた父の様子がおかしいと気づき、体調が悪いと断って散会する。沈皓明は父を会長室で休ませたが、その時、秘書がやって来た。実は金達の株を買い漁っている筆頭は思拓(スートゥオ)建築だという。その頃、誰も信じられなくなった沈皓辰は赤信号で停止した車から逃走していた。沈皓辰は行く当てもなくベンチに座っていた。すると父の顧問弁護士が現れ、母親に会わせてくれるという。一方、沈皓明は陳霖から沈皓辰が行方不明だと聞いて警察に捜索願いを出した。知らせを聞いた許妍も心当たりを探しに出かけたが、そんな中、沈皓明の携帯に沈皓辰の学生鞄の画像が届く。引き伸ばしてみると壊れた看板に″永祥(ヨンシアン)″とあった。沈皓明は許妍と合流、廃墟となった永祥ビルに到着する頃には日が沈んでいた。すると車の音に気づいた韓衛平が独りで慌てて廃墟から飛び出してくる。沈皓明は車を止め、許妍に警察を待つよう伝えて後を追った。沈皓明は韓衛平を捕まえ、沈皓辰の居場所を突き止めた。許妍に連絡して急いで廃墟に駆けつけた沈皓明。するとちょうど警察に無事保護された沈皓辰と許妍を見つける。沈皓明は沈皓辰を抱き上げて帰ることにしたが、廃墟の外ではマスコミが殺到していた。マスコミに囲まれた沈皓辰は興奮して暴れ出し、真実が知りたいと沈皓明に訴えた。すると沈皓明は正直に自分が父親だと認める。マスコミは増長し、夫婦の不仲の原因は子供なのかと迫った。その時、許妍が矢面に立って沈皓明と沈皓辰を守る。「私がこの子の母親よ、息子は今、混乱しています 最低限の倫理を守って未成年者への配慮を、家庭は円満です、心配無用よ 取材が続くなら法的措置を取ります…道を空けて、どいてっ!」マスコミを押し除け、何とか車に乗り込み出発した許妍たち。その様子を遠目から韓衛平が見ていた。翌朝、韓衛平は花束を抱えて方蕾(ファンレイ)のマンションを訪ねた。しかし方蕾はDNA鑑定を公表した韓衛平に激怒、平手打ちする。「私たちの関係は終わりよ、出て行って」一方、激しい衝撃を受けた沈皓辰は食事も喉を通らず、ふさぎ込んでいた。父から連絡を受けた沈皓明は仕方なく母と許妍に沈皓辰を頼んで出社したが、会長室で瞿明誠と対峙することになる。すると瞿明誠はこれまでの鬱憤を爆発させた。「長年、あなたに頭を押さえられ、取締役会に参加したのも数えるほど 私など電話越しの影のような存在だった、私を忘れていただろう? 私たちは裸一貫で会社を立ち上げ、ここまで育て上げた あなたはワンマンで誰も逆らえなかった 一緒に創業した仲間を全て京(ケイ)州から追いやったな? 私も広東へ飛ばされ早30年、幸い香港市場を開拓したおかげで自分の勢力を保てた この椅子に何十年も座り続けたんだ、そろそろ譲る頃だろう?」「子供に手を下すのか、陰湿だな?」「私だって背水の陣だ、道徳に構っていられない」瞿明誠はそこで引き上げることにしたが、去り際、沈皓明に大事なことを伝えておいた。「そうだハオミン、韓衛平はお前の顧問弁護士だったな?私の養子でもある」瞿明誠の裏切りを知った沈金松は頭に血が上り、卒倒した。直ちに京州悦康(ユエカン)病院に搬送され、動脈瘤破裂によるクモ膜下出血だと分かる。幸い手術は成功したが、意識が戻るかどうかはまだ分からなかった。許妍は仕事を休んで沈皓辰に付き添っていた。夫婦の寝室にこもったまま口も聞かず、何も食べようとしない沈皓辰。許妍は筆談はどうかと提案したが反応はなかった。「話したくないのね…じゃあいいわ、ただ一緒にいさせてね」病院では于一鳴(ユーイーミン)が沈皓明の力になってくれた。一方、喬琳も許妍の代わりに妍衣坊(イエンイーファン)を引き受け、支えることにする。すると于一鳴から連絡が来た。「無理はするなよ」「優しいのね、ありがとう」その頃、林涛(リンタオ)はレストランの個室で喬琳が来るのを待っていた。つづく( ๑≧ꇴ≦)ウワァァァァァァー!
2026.07.17
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第29話燕遅(エンチー)は連続殺人事件の容疑者である王信(オウシン)の目撃情報を得た。そこで目撃現場の付近一帯にある全ての石臼店を調べさせることにする。しかし時すでに遅く、捜索中の白楓(ハクフウ)が空き家になった石臼店の廃屋で遺体を発見した。知らせを聞いた燕離と秦莞(シンワン)が現場に駆けつけた。被害者は石臼で顔の半分を潰され死亡、手のタコの位置から彫刻師と推測され、急ぎ寧不易(ネイフエキ)を呼んで似顔絵を作ることにする。遺体の死後硬直と血の乾き具合から被害者は捜索前には殺されていた。争った形跡はなく、被害者が自らここまで歩いて来たのなら、顔見知りの犯行の可能性が高い。燕遅が梁に上がってみたところ、縄を切り落とした痕跡があった。「事件の夜、梁には石臼が吊され、地面には無義花の絵があった しかし被害者は暗がりで気づかず、絵の上に立った瞬間、下手人が縄を切ったんだ」秦莞と燕遅は石臼に残っていた縄を調べた。縄は2度に分けて切られており、1度で切れないことを案じてあらかじめ半分、切っておいたらしい。秦莞は片側の切り口が整い過ぎていることから、彫刻で使う糸鋸(イトノコ)を使ったと分かった。下手人はやはり王信なのか。そこへ寧不易が到着したが、顔を潰された遺体を見てまた気分が悪くなってしまう。寧不易は半分の骨格を元に似顔絵を作成、帰って行った。すると燕遅は寧不易が嘔吐(エズ)いた時、甕に張った水に映る様子を見たという。寧不易は嘔吐するふりをしていただけだった。実は秦莞は最初の呉謙(ゴケン)の時にすでに気づいていたという。普通なら胸や腹に手を当てて不快感を和らげるが、寧不易は脚に手を当てていた。苦しそうにしながら顔色は変わらず、目の充血もなかったという。遺体を義荘に移した秦莞は復顔法で遺体の頭部を模した粘土像を作った。そこへ展(テン)捕頭が寧不易が書いた王信の似顔絵と今回の犠牲者の似顔絵を持って来てくれる。粘土像は王信の似顔絵と一致、手のタコからも被害者は王信と断定した。寧不易の腕なら被害者の顔を間違えるとは思えず、わざと別人に描いたのだろう。王信を下手人に仕立てるため顔を潰し、彫刻師が使う糸鋸を使ったのだ。「輪郭を似せつつ顔の特徴を微調整している、下手人だから王信であることを隠したのね」状況証拠は明らかに寧不易を示していたが、燕遅はやはり動かぬ証拠が必要だと言った。燕離と岳凝は染墨画館を訪ねた。そこへ予定通り鳳栖(ホウセン)楼の妓女が現れ、燕離に馴れ馴れしく言い寄る。「燕離!私の真心を踏みにじったわね!」激怒した岳凝は燕離を引っ叩いて帰ってしまう。その様子を寧不易が見ていた。寧不易は郡主に真心を尽くすよう諌めたが燕離は一蹴、機嫌取りに店で何か買いたいという。「ちょうど良い匕首があります、家の書斎にあるので夕餉の後にお越しください」燕離と岳凝が一芝居打って寧不易の標的となった。燕遅は今晩、燕離の代わりに白楓を送り込むことにしたが、燕離は自分が行くと譲らない。誰もが危険だと反対する中、秦莞だけは燕離を後押しした。「生きてさえいれば必ず私が治してみせる、これを持って行って」秦莞は万一のため薬や鷹笛を渡した。すると燕離は不安そうな岳凝の様子に気づく。しかし岳凝は素直になれず、優しい言葉ひとつかけられなかった。「何も言わないで!私たちは何があってもずっと″良き兄弟″よ」その夜、燕遅と白楓は寧不易の家の屋根に上り、瓦をひとつ外して燕離を見守った。しかし燕離は寧不易が持って来た匕首を見ようと席を立ち、2人の視界から消えてしまう。証拠をつかむまで乗り込むことができない燕遅たち、その時、部屋の奥から白い煙が見えた。「しまった!」寧不易が匕首が入った箱を開けると途端に迷昏香の煙が現れた。驚いた燕離は握りしめていた鷹笛を吹こうとしたが、首を突かれて意識を失ってしまう。気がつくと燕離ははりつけにされていた。燕遅と白楓は燕離を見失った。そこへちょうど秦莞たちが駆けつけ、寧不易が抜け道から燕離を連れ去ってしまったと知る。恐らく屋敷内のどこかに密室があるはずだ。その時、秦莞が池から小さな気泡が出ていることに気づく。「抜け道よ」燕遅たちは注意深く橋を調べると、ついに隠し扉を見つけた。燕離は時間を稼ぐため、悪事を働いていない自分を殺すのは天道社(テンドウシャ)の規則に反すると訴えた。天道社を知る者がいたことに激しく動揺する寧不易、すると妓楼に入り浸って永寧(エイネイ)郡主の心を弄んだ罪により燕離を″切り裂きの刑″に処すという。「誤解だ!私はまだ女子を知らぬ、ただ1人で眠れず妓楼通いを… 我らは三生を近い、夜を共に過ごした仲なんだ」その時、岳凝が真っ先に地下の密室に飛び込み、背後から寧不易を蹴り飛ばした。「それ以上、言ったら口を裂くから!」岳凝は燕離を心配していたことも忘れ、名節を傷つけられたと激高した。白楓と展捕頭は梯子を登って来た義(ギ)王世子を引っ張り上げた。すると燕離は大急ぎで走って逃げてしまう。2人は呆気に取られながら、今度は永寧郡主に手を貸した。「燕離は?!」「あちらに」「許さない!八つ裂きにしてやる!」一方、秦莞と燕遅は現場に残って寧不易の目が覚めるのを待った。隠し部屋を見回していた秦莞が帷を外すと社主の白い仮面を発見、壁には大きな無義花の絵がある。その時、寧不易の意識が戻った。「あなたが王信を殺さなければ疑念のまま終わったのに」「奴は殺されて報いを受けるべきだった、欲深い者には″石臼の刑″が相応しい 観音鎮事件の時は詰めが甘かった、そろそろけじめをつけるべきだな 私は殺されても構わぬ、だが数日でも生き延びたら必ずや貴様を殺して大業を果たす!」寧不易の標的は将軍として多くの命を奪った燕遅だった。「なんと惜しいことよ…まだ志半ばだ」すると寧不易は匕首で自分の首を掻っ切ってしまう。秦莞は寧不易の遺体を検視した。気血が尽きているところを見ると、すでに余命がわずかだったと分かる。すると左胸に無義花の入れ墨が入っていた。翌朝、秦莞は張洞玄(チョウドウゲン)を証人として京兆府に呼んだ。社主の仮面は樟木(ショウボク)に白い漆を塗り、寧不易の顔の輪郭を基に作られている。樟木の堅さから輪郭が一致しなければつけることはできず、色も黄ばんで年季が入っていた。張洞玄の話では白い仮面は社主しかつけられず、副社主が銀の仮面をつけるという。そこへ白楓が寧不易の来歴を調べて戻って来た。…岷江(ミンコウ)と沁河(チンガ)で水害が起き、裕(ユウ)王自ら朝廷の救済金を湖(コ)州へ護送した、しかし湖州布政司(フセイシ)の按察副使(アンサツフクシ)・寧守徳(ネイシュトク)が救済金を横領、救済が停滞、結局、寧守徳は罪を認めないまま斬首刑に処され、子孫三代は仕官の道を断たれた…寧守徳は寧不易の父だった。確かに按察副使1人で横領などできるはずもなく、皇族の裕王だけ見逃されたのだろう。「寧守徳は身代わりにされたのね、息子が天道の不公平を恨んで当然だわ」秦莞は父を思い出してうっかり私情を挟み口を滑らせた。燕遅が秦莞を連れて一旦、外に出た。「寧守徳と君の父親は違う、首謀者でないにしろ横領に手を染めたのだ」「そうね、正義を求めるなら民を害さず、裕王を裁く術を探るべきだった」秦莞は軽率な発言を反省し、燕遅の警告に感謝した。「鄭府尹や展捕頭の前での言動には気をつけてくれ」その夜、燕遅は皇帝に呼び出された。皇帝は連続殺人事件が無事、解決したことを評価したが、兵糧事件の容疑者が入京したにも関わらず動かない燕遅を訝しむ。「調査の結果、軍内に″害虫″がいますが、証拠を収集できていません 害虫はいても軍の潔白の事実は揺るがず、陛下に忠実です」燕遅は父王をかばったが、皇帝が遠回しに兵権の返還を迫っているのは明らかだった。「陛下、私自ら朔西へ赴き、害虫を炙り出して陛下の心を安心させましょう」「よかろう、この件は漏らすな」白楓が密書を持って睿王府に戻ってきた。皇太子が朔西に到着、兵糧を引き渡す際、睿王が内部調査していた鳩組を捕まえてしまったという。「私は朔西へ行く、お前は命懸けで莞児を守れ」(ˇ⊖ˇ)<ホッホ~李牧雲(リボクウン)は鄭府尹から事件の報告書を受け取った。すると報告書の末尾に″未解決″とある。鄭府尹は張洞玄の証言から副社主と残党が残っていると説明した。しかし李牧雲は都を騒然とさせた事件を早く決着させるべきだと訴え、何より義王世子を危険に晒したことが皇帝の耳に入れば処罰は免れないと脅した。鄭府尹は罷免を恐れるあまり、調書を修正してから奏上すると約束してしまう。そんなある日、岳凝が秦莞を迎えにやって来た。帰京した信(シン)王世子・燕澤(エンタク)が皇太后への挨拶で福寧宮に来るため、一緒に参内しようという。実は亡き信王妃と睿王妃は親友で、燕澤は燕遅とも仲が良かった。燕澤は目が見えず、名医を探して各地を旅していた。しかし秦莞の名声を聞いて帰京したという。すると燕澤は診察のため近づいた秦莞にこっそり皇太后を心配させたくないと伝えた。「後日、改めて診察を頼む」「分かりました」そこで秦莞は皇太后を安心させるため、鍼治療と薬膳で回復できると伝えた。岳凝は秦宅に泊まることにした。珍しく元気がない岳凝、茯苓(フーリン)は鬱憤晴らしに燕離と遊びに行ってはどうかと勧めたが、かえって怒らせてしまう。実は秦莞は岳凝が信王世子と再会してから様子がおかしいと気づいていた。「正直に話すわ…内緒よ?ずっと後悔していることがあるの」それは岳凝がまだ6歳の頃だった。冬の巻狩に参加したくても誰も馬場へ連れて行ってくれず、腹が立って勝手に出かけてしまったという。しかし岳凝は大雪の中、足をくじいて迷子になった。そんな岳凝を探しに来てくれたのが燕澤だったという。燕澤は岳凝を背負って歩いた結果、吹雪を顔に受け、雪の反射光で目を痛めてしまう。「その後よ、目が見えなくなったのは… 確かに昔から体が弱くて、長く目を使うと痛みが生じると言ってた でも見えなくなったのは私のせいなの だから…責任を取って澤哥哥に嫁いでお世話する! 目が不自由な皇族に令嬢は嫁がない、見捨てられないわ、責任を取る!」「愛していない相手に嫁ぐの?燕離のことは?」「望んで嫁ぐのよ、燕離は…私がいなくても楽しく過ごすわ」燕離は風邪を引いていた。白楓は薬を届けがてら、茯苓から聞いた話を教えてしまう。岳凝が信王世子に嫁ぐと知った燕離は激怒、薬そっちのけで慌てて出かけて行った。翌日、秦莞は信王府を訪ねた。そこで燕澤が太医から処方された薬を確認したところ、脈診との矛盾に気づく。「以前、毒を盛られたことをご存知ないのですか?」「やはり優秀な医者だ、だがもう済んだことだ」すると燕澤はもし両目を失っても運命だと受け入れる覚悟があると伝えた。その夜、秦莞は燕遅のことを想いながら証しの玉を見つめていた。すると突然、白楓が駆けつける。実は燕遅は兵糧の横領事件と睿王のことで問題が生じ、急に朔西へ出かけたという。「あなたは行かないの?」「私は少帥の命により郡主を護衛します、ところで晋(シン)王府の件で…」「晋王府?」つづく( ゚д゚)え?終わり?と思ったら未解決か、これは期待!そう言えば王信を待ち伏せしていたのって銀色仮面だよね…ザワッw
2026.07.16
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第28話遺体発見現場の酔仙(スイセン)楼へ向かう馬車の中。秦莞(シンワン)は自分のことばかり考えて暴走し、岳凝(ガクギョウ)と燕離(エンリ)を巻き込んでしまったと反省した。しかし岳凝はむしろ巻き込んで欲しいという。「小碗児にはこれからも迷わず堂々と前へ進んで行って欲しい 遠慮なんかされたら私の思いが無駄になっちゃうわ ふふ、こんなこと言えるのは親友だからよね♪」秦莞は岳凝の言葉に深い感銘を受け、嘘をついているのが心苦しくなった。「凝児、実は…私は秦莞(チンワン)じゃない、本当は沈莞(シェンワン)なの」秦家の九娘子の正体は沈毅(シンキ)の娘だった。燕遅(エンチー)はすでに了承済み、父の冤罪を晴らすため名を偽ったという。岳凝はもちろん驚いたが、姓が何であろうと同じ人間に変わりはないと受け止めてくれた。「今までのままでいましょう、私の胸にしまっておく」安堵した沈莞は馬を御している燕離(エンリー)にも話すべきか聞いたが、岳凝は止めた。「絶対に駄目!酔ってどこかで話すかも」「ふふ、実はもう一つ告白することが…本当は私の方が年上なの」∑(⊙∀⊙)<なんだってー!よくも騙したわねー!一方、燕遅は兵糧を横領して朔西(サクセイ)軍を危機に陥れた黒幕を調査していた。白楓(ハクフウ)の報告では兵部が転運使(テンウンシ)に責任転嫁して逃げ切るつもりだという。兵部は成(セイ)王の管轄、そこで鳩組に朔西軍の中で西北路転運使に通じている者を探させることにした。「もし内部に協力者がいなければ傷んだ古米を軍営に運び込むことなどできない しかし父王にとって朔西軍は身内も同然、内部調査など認めないだろう、父王には知らせるな」(ˇ⊖ˇ)ホッホ~酔仙楼にはすでに鄭(テイ)府尹と展(テン)捕吏たちが到着していた。凍死していた男は氷蔵庫の管理人として住み込みで働いていた胡徳全(コトクゼン)。展捕頭が到着した時、門は開いていたという。すると秦莞が倒れた遺体の下に足跡を発見、下手人のものと断定した。下手人は被害者を後ろ向きに運び込み、自分の足跡は自然と被害者の体で擦られ消えたのだろう。帰りは履き物を脱いで足跡を消して出て行ったはずが、被害者の下に残った足跡に気づかなかったと見える。その時、秦莞は敷居の前に赤色顔料が落ちていることに気づいた。「門を閉めて」秦莞の推察通り、門の裏側に″無義花″の絵が描かれていた。秦莞は岳凝と燕離に楼主の聞き取りを任せ、遺体の初検を始めた。すると鼻の穴の付近で曼陀羅華の葉の燃えかすを見つける。やはり下手人は被害者を眠らせて運び込み、生きたまま凍死させていた。その証拠に遺体はうっすら微笑んでいる。実は凍死の際に血流が滞る時、痛みを忘れるため幸せな夢を見ることが多いという。秦莞は被害者の寝室で曼陀羅華を探した。どうやら粉末を灯心に混ぜたらしい。そこへ岳凝と燕離が駆けつけ、胡徳全が一人娘を鳳栖(ホウセイ)楼に売り飛ばしていたと報告した。最初の犠牲者は鳳栖楼の客、2番目の犠牲者の妾は鳳栖楼から見受けした妓女、つまり3件とも鳳栖楼と関わりがあると分かる。その時、秦莞は連日の捜査の疲れが出たのか、急に咳き込んだ。すると燕遅が現れ、秦莞を抱き上げて連れて行ってしまう。燕遅は馬車の薬棚から百花園の薬を取り出し、秦莞に飲ませた。兵糧事件の調査が概ね終わり、解決も近いという。「実は凝児に私の素性を打ち明けたの」「そうか」燕遅は驚く様子もなく、秦莞の決断を尊重してくれた。「少し休むといい」今日から秦莞は秦宅へ住まいを移した。使用人は影七(エイシチ)と同じく軍戸出身、岳凝のための部屋もすでに準備してある。燕離は自分も部屋が欲しいと訴えたが岳凝に阻止され、鳳栖楼の調査へ連れ出されてしまう。すると釈放された張洞玄(チョウドウゲン)が現れた。燕遅はここで張洞玄をかくまうため、連れてきたという。「今日、新たな私刑があったそうだな、俺は部屋に戻って観音(カンノン)鎮の事件を洗い直そう」沈莞と燕遅は中庭の水廊を渡って沈宅に面している塀の前までやって来た。元々は高い塀だったが、沈毅と秦良(シンリョウ)が親友になった後、透塀(スカシベイ)にして花を植え、門を造って行き来していたという。その時、突然、門が開いた。「鳩組の暗衛だ」(ˇ⊖ˇ)ホッホ~沈莞は実家が没収されたと思っていたが、競売に出されていた。事件の影響もあって買い手がつかず、燕遅が別名義で購入したという。沈莞は子供の頃に登った木に燕遅と腰掛け、当時と変わらない景色を懐かしんだ。「実は今日、大理寺で父親と晋(シン)王の事件資料を読んだの ″晋王は酔った勢いで瑾(キン)妃を殺めた″とあった 晋王が黙秘したから李牧雲(リボクウン)が供述を捏造したのよ ″晋王は匕首を手に遺体の近くに立っていた″なんて… 理性を失うほど飲んでいたのに立っていられるかしら? 父親が証拠を隠したと書かれていたわ でも何を隠したかは記されず、父親は無言で罪を認めたとしか書いていなかった 供述内容が変えられている、2人は無実よ」しかし燕遅はこれが李牧雲(リボクウン)の罠なら、晋王事件の資料を見たと糾弾されると心配した。沈莞は短慮だったと反省したが、今となっては相手の出方を見るしかない。すると燕遅が秦莞の手を握りしめた。「何にせよ我らは真相に近づいている」張洞玄が観音鎮の3つの事件から天律を導き出した。「今夜4件目の私刑が執行されるぞ!」観音鎮と同様3つで終わりだと思っていた燕遅は驚いた。しかし張洞玄によれば天道社(テンドウシャ)の社主の行動規範と天時暦法に基づき予測したところ、当たるかはさておき4月1日は″火炙りの刑″だという。その夜、念のため燕遅と鄭府尹が警戒していると、子の初刻、東市の玉器通りで火災が発生した。岳凝と燕離は聞き込みを終えるとまた酒を飲み、酔い潰れたまま鳳栖楼で朝を迎えた。次第に頭がはっきりしてきた燕離は酔った勢いで岳凝に妻になって欲しいと告白したことを思い出し、岳凝も喜んでいたという。しかし岳凝は恥ずかしさのあまり何も覚えてないと誤魔化した。燕離は皇太后に岳凝と一夜を過ごしたと報告して婚姻を賜ると言ったが、岳凝に脅されてしまう。「余計なことを言ったらただじゃ置かないから!昨夜のことは全て忘れて!」秦莞が義荘に到着すると方伯(ホウハク)が検視を終えていた。被害者は全身に油をかけられ、両手で銅柱を抱きかかえた状態で焼け死んだという。頭頂部から足の裏まで火傷を負い、曼陀羅華の使用は不明だが争った形跡はなく、肺に微量の煤(スス)が見られたことから、火事の前に意識を失ったと推察された。「死因は気道熱傷による窒息死です、遺体の背部と現場の寝台から水銀も検出されました 赤色顔料の朱砂(スサ)が燃え残った跡と思われます」方伯の検視は正確だった。実は秦莞から検視が人の命を救い、正義を取り戻す手段だと学び、この道を誇りに思えるようになったという。燕離と岳凝は鳳栖楼で手がかりを掴んでいた。実は被害者3人と鳳栖楼の妓女に接触している人物がいたという。それは染墨画館を解雇された彫刻師・王信(オウシン)だった。王信は妓女を利用して客に印章を作らせ、紹介してくれた妓女に返礼していたという。第4の被害者は王守昌(オウシュショウ)、8歳の頃に小屋を燃やしてしまった過去があった。まさか中で物乞いが暖を取っていたとは知らず、叫び声が聞こえた時には火の勢いに足がすくみ、助けることができなかったという。誰にも話したことはなかったが、母親の証言によると罪悪感を抱えた王守昌は次第に口数が少なくなり、普段は染墨画館の彫刻師とわずかに言葉を交わすだけだった。兵部から戻った燕遅は秦宅で第4の事件について話を聞いた。しかし故意で人を殺めたわけでもなく、悔いている王守昌までなぶり殺すのが正道社の正義なのだろうか。燕遅は憤ったが、張洞玄は曲がった心の人間なら正義の道も偏るという。実は張洞玄は前回、導き出した凶行日時と詳細に照らし合わせ、7つの事件に対応する方角を割り出していた。4件の凶行日時を星に照らし合わせたところ、北斗七星の形と一致したという。「残り3件の位置と方角も地図上に示しておいたぞ」予測通りなら次は″石臼の刑″、そこで秦莞は事前に石臼のある場所の目星をつけておこうと提案した。するとその夜、人気のない石臼店の空き家に王信が現れる…。∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!つづく
2026.07.15
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第27話観音(カンノン)鎮事件の検視記録を調べながら京兆(ケイチョウ)府で朝を迎えた燕遅(エンチー)と秦莞(シンワン)。秦莞はいつの間にか眠っていたが、目を覚ますと徹夜した燕遅がすでに張洞玄(チョウドウゲン)の疑わしい点をまとめていた。「どうして彼を疑うの?」「君と沈毅(シンキ)大人は信じる立場、私は疑う立場で捜査する それなら奴に振り回されずに済む」資料の中には当時、張洞玄の家から見つかった3枚の地獄絵図があった。秦莞はその絵が3人の死因と酷似していることに気づき、張洞玄から聞き取り調査したいという。しかし張洞玄は燕遅に反抗的なため、今回は秦莞ひとりで出かけることになった。秦莞は張洞玄に地獄絵図を示し、3人の死因と重なると指摘した。最初は重傷を負った弟から財産を奪った兄が皮を剥がされ死亡、2人目は妻の私通を偽装して再婚を企てた夫が舌を抜かれて死亡、3人目は父親を養わず外へ追い出し凍死させた息子が凍った川面に全裸で縛り付けられて死亡している。しかし残酷な絵を見せられた張洞玄の顔から血の気が引いていた。そこで秦莞は匕首を取り出し、刃先で張洞玄の指をわずかに傷つけて出血させる。すると血を見た張洞玄は卒倒した。張洞玄は血液恐怖症だった。天道社(テンドウシャ)の血盟の儀式で倒れたのも無理はない。張洞玄は当時、気づいていれば無実を証明できたはずだと憤ったが、秦莞は見抜ける役人はおろか医者さえ難しいと教えた。「だが解せぬ、天道社はなぜ俺に罪を?官府に全てを暴露されてもいいのか?」「それで信じてもらえた?」確かに当時、張洞玄の荒唐無稽な話を誰も信じてくれなかった。天道社も初めから分かっていたのだろう。「あなたに罪を着せれば天道社の罪も存在も隠せて一石二鳥だったのね それで社主はどんな人物なの?」「滅多に姿を見せなかったが白い仮面をつけていた 背の高い痩せた男で年齢は不明、声は落ち着いていた」張洞玄は潔白を証明してくれた恩に報いるため、全てを明かすと決めた。紹介者の話によれば天道社は官府近くで張洞玄のように苦汁をなめた者を探しているという。社主自身も陥入れられた経験があり、黒い花弁に赤い蕊(シベ)の″無義花″を図案化、この種の花は処刑場でしか見られぬらしく、人の血を吸って咲く地獄の花だと言われていた。殺害現場にこの花の絵を書くのは″天道なければ悪行が蔓延する″という世間への警告だという。その時、燕遅が慌ててやって来た。「九先生、都でも舌抜き事件が…」船着場の小舟で舌を抜かれた死体が見つかった。秦莞は早速、現場で初検を開始、燕遅が記録係を買って出る。切り取られた舌は桟橋の上に落ちていた。被害者は生存中に舌を抜かれており大量出血、すると被害者と一緒に小舟に積まれていた麻袋に無義花の絵があった。「鉛粉(エンプン)筆による絵だ」「…沈香の匂いがするわ」すると京兆府尹・鄭白石(テイハクセキ)の命で絵師の寧不易(ネイフエキ)が到着した。しかし寧不易は遺体を見るとまた気分が悪くなってしまう。似顔絵のおかげで被害者の身元はすぐに分かった。被害者の男は趙嘉許(チョウカキョ)。趙夫人は夫が家計を支えるため魏(ギ)府へ通い、朝から晩まで学問を教えていたと話した。しかし秦莞は被害者の下衣に染みを発見し、夫が妻に嘘をついて私通していたと知る。結局、夫人に真実は伝えなかったが、これで天道社が下手人だと確定した。秦莞と燕遅は張洞玄を訪ね、現場に残された無義花の絵を見せた。実は張洞玄の実家は文具店で、彩色鉛粉筆を作る秘方があったという。「この2色の鉛粉筆は社主の命で私が作ったものだ」「もしかして墨に沈水香を加えた?」「ああ、材料は全て支給された」張洞玄の話では社主は礼法を重んじ天道に従う人で、全ての物事を暦法と時節に沿って行うという。「社主によれば順序を乱せば天時も乱れると…」皮剥ぎ事件に続き舌抜き事件、観音鎮事件と照らし合わせると次は凍死事件の可能性が高い。燕遅は張洞玄に次の凶行の時刻と方角を推測するよう頼んだが、張洞玄は困惑した。実は占卜師とは名ばかりで、若い頃に少し書物を読んだ程度の浅知恵しかなく、占いでは客の顔色を見て小銭を稼いでいたという。仕方なく燕遅は観音鎮事件の節気と時刻、方角の関係を割り出すよう頼んだ。「では今夜、あなたの症状を記録して殿下に渡します」「明日には牢を出られる」すると張洞玄は秦莞と燕遅に感謝し、恩人にその場で叩頭した。茯苓(フーリン)はようやく戻ってきた秦莞を出迎えた。すると明らかに忠勇(チュウユウ)侯府の侍女たちの様子がおかしい。秦莞は街中での検視が知れ渡ったのだと分かったが気にする必要はなかった。「近々、引っ越すから荷物をまとめておいて」その頃、胡(コ)氏は侍女から九娘子が戻ったと聞いた。噂通り勅命で検視を行い、京兆府や義荘に入り浸っているという。勅命であろうと卑しい生業、胡氏はやはり娘の秦朝羽(シンチョウウ)と同列ではないと見下した。燕遅が夜間の外出禁止令を奏上しようと決めた矢先、朔西(サクセイ)軍の兵糧に傷んだ古米が混入して兵糧が尽きたと報告が上がった。皇帝は急ぎ皇太子・燕徹(エンテツ)と燕遅を呼んで協議。燕遅の進言に従い、朔西に近く十分な備蓄がある涼(リョウ)州で兵糧を調達することになる。そこで皇帝は皇太子に自ら朔西まで兵糧を届けるよう命じ、横領した不届きものを突き止めるべく燕遅を監察御史(カンサツギョシ)に任命した。一方、素(ソ)貴妃・馮齢素(フウレイソ)は朔西軍に潜入させた鄭(テイ)という間者が未だ昇進もできず苛立っていた。すると成(セイ)王・燕麒(エンキ)は今回の兵糧事件を機に間者が昇進できれば自分たちの計画も軌道に乗ると安心させる。燕遅が監察御史になっても睿(エイ)王とは不仲、父親を御すことなどできないと分かっていた。しかし素貴妃は皇帝が皇太子に大役を任せたことが気に入らない。燕麒も皇帝が皇太子に功績を積ませるためだと分かっていた。「母妃がどんなに不満でも燕徹は正妃の子、嫡子であり長子です、地位は揺らがない」「本来なら趙淑華(チョウシュクカ)の子に長子の資格はない! 晋(シン)王が存命なら出る幕などなかった!」素貴妃は同日に入内(ジュダイ)し嫁ぎながら、年上という理由だけで皇后に冊封された趙淑華を深く恨んでいた。兵糧事件で忙しくなった燕遅は燕離と岳凝に秦莞の護衛を頼むことにした。そこで翌朝、2人と一緒に秦莞を訪ね、秦莞専用の馬車を贈る。車は火に強く、並の剣では貫通しない上、車内には薬棚や茶具から休憩用の寝具一式まで準備されていた。「礼は不要だ、刺繍入りの巾着を縫ってくれれば…」「私、裁縫は苦手なの…何か手作りの物を贈ればいいのね?」「ああ、それが言いたかった」「仕事に戻って、私は大理寺で調べ物が…沈寺卿が残した資料もある」「李牧雲の邪魔が入るやも、後日、私が付き添うよ」「鄭府尹がいるわ、慎重に動くから安心して」そんな仲睦まじい2人の様子を燕離と岳凝が見守っていた。秦莞たちは急ぎ大理寺へ出かけた。そこで鄭府尹が李牧雲に話を通している隙に架閣(カカク)庫へ向かう。守当は李寺卿の許可がいると止めたが、郡主の捜査だと押し切られた。秦莞が資料を調べている間、燕離は門を見張り、岳凝は戸の前に立ちはだかった。するとついに李牧雲と鄭府尹がやって来る。燕離は岳凝に報告し、無駄話で李牧雲を引き止めた。その隙に岳凝は秦莞に知らせておいたが、痺れを切らした李牧雲が奥の書庫へ来てしまう。李牧雲は永寧(エイネイ)郡主を押しのけ、戸を開けて書庫へ入った。「どうかしましたか?」ぎりぎり書物を片付け終わった秦莞は冷静を装い、奥の書棚から出る。李牧雲は許可書を持参したが永寧郡主に阻まれたと釈明し、これから許可書を提出してくると言った。「お待ちください、張洞玄は血液恐怖症を患っており殺しは不可能です 無罪と断定し釈放しても?」「郡主の保証があるなら構いません」「それから沈毅大人の疑問点の記録が資料にありません」「私の手落ちです、すぐ調査して報告します」そこへ展(テン)捕頭が駆けつけた。「永慈郡主、酔仙(スイセン)楼の氷蔵庫で遺体が…」秦莞たちは急ぎ現場へ向かった。そこで李牧雲は秦莞が何を調べていたのか確認したが、沈毅が目的ではないと知る。「奴の娘だと思ったが…」すると皇宮資料と後三宮資料の箱を開けた形跡があった。「目的は晋王か…」つづく(  ̄꒳ ̄)医者は針を使うのに裁縫が苦手とかw
2026.07.14
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第26話刑部へ向かう馬車の中、秦莞(シンワン)は李牧雲(リボクウン)に正体を見抜かれたのではないかと怯えた。燕遅(エンチー)は李牧雲が沈莞(シンワン)と面識がない以上、証拠がないと安心させ、むしろ感情的にならなかった秦莞に感心する。「私なら一太刀で奴を殺していた」実は冷静沈着な燕遅も近頃は自分を抑えきれない時があるという。「父王のせいね?」「私の話を一切、聞き入れぬ」刑部に異動が叶い晋(シン)王事件を調べたが、全ての資料は封印されていた。どうやらこの案件は想像以上に闇が深いらしい。秦莞も李牧雲の偉容ある姿を目の当たりにし、一抹の不安がよぎった。「李牧雲にやましいところがないなら、私の父親は罪人なのかも…」「莞児、考え過ぎだ、真相は必ず明らかになる、焦らず調べよう」一方、孤独に苛まれる燕離(エンリ)も生活が荒んでいた。皇帝の養子となり国姓を賜ったものの皇族と見なされず、唯一の家族である母も隠居、寂しさのあまり家に寄りつかず、酒に溺れる日々。すると突然、妓楼に岳凝(ガクギョウ)が乗り込んで来た。妓女たちは永寧(エイネイ)郡主に驚き退散、すると燕離は岳凝が涙ぐんでいることに気づく。「凝児?どうした?!誰にいじめられた?!」「私をいじめたのはあなたよ!死んじゃったと思ったわ!」岳凝は思わず燕離に抱きついて号泣した。聞けば一昨日、鳳栖(ホウセイ)楼に出入りする客が殺され、燕遅が捜査していると聞いて義荘へ駆けつけたところ、検視中の遺体の特徴が燕離に似ていたという。「探してもあなたはどこにもいなくて…怖かったのよ?!どんどん心配になって…」燕遅は感激して岳凝を強く抱きしめた。「私の生死をここまで案じてくれるのはお前だけだ…私から離れないでくれ」「安心して…私は一生あなたの親友でいる」「何があろうと私たちは生涯の友だ」( ๑≧ꇴ≦)え?そっち?w燕遅は観音(カンノン)事件の下手人である占卜師・張洞玄(チョウドウゲン)を審問室に引っ立てた。相変わらず小賢しい張洞玄、しかし実は目が見えると秦莞に見抜かれてしまう。すると白目を剥いていた張洞玄は観念して目を戻した。「一度も見破られたことがなかったのに…」「光に反応したからよ」秦莞は自分が移動したせいで明かり窓から陽が差し込んだ時、張洞玄が一瞬、眩しそうな顔をしたのを見逃さなかった。「蔵瞳(ゾウトウ)術は視力に影響を及ぼすからやめた方がいいわ」その頃、皇太子・燕徹(エンテツ)は永慈(エイジ)郡主との縁談を夢見てすっかり浮かれていた。すると突然、皇帝が東宮にやって来る。「都の治安を守るのが太子の役目であろう?!それでも太子か?!」皇帝は皇太子が皮剥ぎ事件の資料にも目を通さず、呑気に箏を奏で、詩を詠んでいることに激怒、皇太子は禁足を命じられてしまう。一報が素(ソ)貴妃から成(セイ)王・燕麒(エンキ)へ届いた。思えば連続事件の解決は秦莞の手柄、皇太子に京兆(ケイチョウ)府の公務など果たせるはずがない。しかしここで下手に動けば父皇に野心を疑われると考え、静観することにした。「九娘を侮っていた」ちょうど居合わせた忠国(チュウコク)公の嫡子・馮璋(フウショウ)は才があっても所詮は女子、名節を失えば再起不能になると献策する。「妙策だ、だが父皇の怒りを買わぬよう時機を見極めねば…秦莞か、興味深い」皇后は皇太子が禁足になったと知って東宮へ駆けつけた。自暴自棄になった燕徹は自分から身を引きたいと言い出したが、廃太子の末路は目に見えている。しかしそもそも風流を好む皇太子は公務が嫌い、子供のように駄々をこねた。すると皇后は激怒、どうしても退くのなら自分を殺せと迫る。「母后!殺せるものか!」「殺せないのなら皇帝となるその日まで、その座にしがみつきなさい!」皇后は息子を抱きしめ、上巳節には婚姻を賜るため禁足が解かれるとなだめた。張洞玄は自分が無実だと証明するため、胸の大きな傷跡を見せた。秦莞が診たところ、確かに傷口の皮肉が収縮して血流が滞り、左の胸筋はかなり衰えている。「左腕の神経にまで傷が達している、皮を剥ぐような作業は無理だわ」しかし燕遅はわざと疑って煽った。「だが誰かに指示することもできる」激怒した張洞玄は自分が下手人ではないと気づいて観音鎮まで事実を確かめに行ってくれた沈毅(シンキ)の資料を見ろと声を荒らげた。秦莞はその捜査記録がなぜか押収されて閲覧できないと伝え、あらためて捜査に協力して欲しいと頼む。すると張洞玄は6年前の経緯を話し始めた。実は観音鎮で惨殺された3人は全て張洞玄の客、これが決め手となり捕まったという。…災難の始まりは道観の近くに露店を出していた時のこと張洞玄は知り合いの兄弟が参拝客と揉めて弟が半身不随の重傷を負ったと知り、見舞いに出かけたすると兄に家財を奪われ、家畜のような扱いを受けている弟の姿を目の当たりにする見かねた張洞玄は兄を諌めたが、乱暴に追い払われたその数日後、張洞玄の家の前に皮を剥がされた兄の無惨な遺体が置かれていたという驚いた張洞玄は慌てて田舎に逃げ出し、身を隠した…張洞玄は″天道社(テンドウシャ)″の関与を匂わせた。天道社とは天に代わって正義の道を行う結社で、勧善懲悪を旨としているという。天道社に身を投ずる者は生涯の忠誠を誓い、血盟を結ばされ、足抜けする時は罰として胸の肉を削ぎ、償わねばならなかった。秦莞と燕遅は張洞玄の胸の傷跡がその時に負ったものだと気づく。「これで縁が切れたと思っていた、だがあの遺体を見てすぐ分かったよ 私のせいで肉親を陥れた罪で刑に処されたんだと 我が家の前に遺体を置いたのは結社の存在を口外するなという警告さ」張洞玄の実家は裕福だったが、地元の有力者に目をつけられ、父は殴り殺された。追い込まれた母は自ら首を吊り、官府に訴えてもすでに買収されていたという。「万策尽きて逃げる準備をしていた時、ある男に誘われた ″復讐したいなら一緒に来い″と… 勧められるまま結社の一員となった、当初は互助会みたいなものだと思っていた だが奴らは暗殺者を育て、独自に刑罰を定めた殺人集団だった」目隠しされて到着した結社の集会場所はどこか分からず、社主はもちろん構成員が全て仮面をつけているため、紹介者の男以外の顔は見たことがなかった。張洞玄は訳も分からず血盟の儀式に臨んだが、いきなり人間の心臓を見せられ卒倒したという。目が覚めてからは逃げ出すことばかり考えるようになり、見かねた紹介者の男が足抜けの方法を教えてくれた。しかし肉を注ぐ段階になって初めて紹介者の男も同じ苦しみを味わうことになると知ったという。張洞玄は当時を思い出したのか、その場で泣き崩れた。「今日はここまでにしましょう」秦莞は夜も更けたことから張洞玄を休ませ、刑部を後にした。白楓(ハクフウ)と茯苓(フーリン)が仲良く雲呑を食べていると、ようやく主たちが刑部から出て来た。仲睦まじい2人の様子に目をほそめる秦莞と燕遅。すると秦莞が自分も睿王府へ帰るという。燕遅は秦莞の大胆な提案に目を丸くしたが、秦莞は至って冷静だった。「だって宮中には戻れないし、侯府だと質問攻めに遭うわ」「そうだな」驚いた茯苓は郡主の名誉に関わると反対したが、秦莞は人命を優先すべきだという。「白楓、展(テン)捕頭に兄弟不和の家が怪しいと伝えて」( ˶´꒳`˵ )可愛い♪燕遅は秦莞に自分の衣を貸した。「やっぱりブカブカね」「いいや、何を着ても似合うよ」燕遅は秦莞の着替えを用意しておくと言ったが、秦莞にはすでに計画があった。「秦二叔の屋敷に移るわ 実家の隣だから父親の書類を探せるし、供養もできる」「分かった、人を遣って転居の準備をさせよう」そこへ突然、岳凝と燕離が飛び込んできた。燕離と岳凝は燕遅たちが死者の身元を調べていると知り、鳳栖楼を探っていた。すると白楓が展捕頭に不仲な兄弟を当たれと伝えるのを聞いて思い浮かんだ人物がいるという。「威遠(イエン)伯府の四公子・呉謙(ゴケン)さ」翌日、燕遅と秦莞は被害者の似顔絵を持って威遠伯府を訪ねた。似顔絵を見た三公子・呉瑜(ゴユ)は弟だと確認、呉謙が母の持参金に手を出したことがきっかけで不仲になったという。しかし母に出資させて印章の商いを始めたはずが、染墨(センボク)画館が弟の借金の取り立てに来ていた。染墨画館は被害者の顔を書いた寧不易(ネイフエキ)の店だった。寧不易の話では確かに呉謙から書画の保管を任されたが、掛け売りなどしていないという。すると秦莞が辞めた使用人がいないか聞いた。「おります」寧不易がすぐ似顔絵を書いて見せたところ、呉瑜が取り立てに来た男だと確認した。「こいつだ!」男は店の彫刻師だった王信(オウシン)だった。貴人の印章を偽造したり質が悪く、ひと月前に解雇したという。実は呉謙は王信が取り立てに行った夜に殺されていた。下手人の目星がついた燕遅と秦莞は食事に出かけることにした。すると燕遅は母が好きだった思い出の山荘へ秦莞を連れて行ってくれる。山荘には大きな蓮の池があり、地下の温泉のおかげで一年中、花が咲いていた。燕遅は池に棲む魚を捕まえ、火をおこして焼いた。「何でもできるのね」「8歳で朔西(サクセイ)軍に入ったが、父王には放っておかれた 戦場では大人も子供も関係ない、術なき者は死ぬ。「子供の頃は辛かった?」「8歳までは福寧(フクネイ)宮で育ったゆえ、両親がおらずとも皇祖母が面倒を見てくれた 辛いのは父のもとへ行った後だ… 母妃は私を産んだ時の出血が原因で亡くなった 父王が帰京した時には既に埋葬されていたらしい」「数ヶ月は遺体を安置して弔うべきなのに、なぜ急いで埋葬を?」「分からない、言われてみれば確かに妙だ… 父王は3月もの間、墓前で弔い、赤子の私を皇祖母に託して朔西へ戻った 父王は母妃が亡くなった悲しみで抜け殻となった だから父から怒りをぶつけられても私は耐えるしかない」「父王もいつか悟るわ、妻の死を悲しむより残された息子を愛するべきだと」「君さえいれば私は十分だ」燕遅は秦莞に口づけしようとした。その時、突然、秦莞が事件の手がかりに気づき、甘い雰囲気を壊してしまう。「はっ!皮剥ぎ…舌抜き…凍死…天道社の刑罰には何か意味があるのよ 観音鎮の検視記録にあった3人の死因には関連があるはず」「すぐ確認しよう!」「あ…せっかく素敵な場所に連れてきてもらったのに情緒に欠けていたわ」「私をそんな裁量な男だと?それこそが君の魅力だ そしてそんな君を受け止められるのは私しかいない」( ๑≧ꇴ≦)キィャァー!やってんなーw翌朝、物乞いが露店の野菜くずをあさっていた。すると足元に落ちている切り落とされた舌を発見する。血痕をたどっていくと、小舟に舌を切り落とされた男の死体があった。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノつづく(  ̄꒳ ̄)やっぱりセブンだ~同じラストだったら金獅子賞ものだけど、さすがに無理だなw
2026.07.13
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第25話永慈(エイジ)郡主に封じられ、貴人の仲間入りを果たした秦莞(シンワン)。これを知った皇太子・燕徹(エンテツ)は忠勇(チュウユウ)侯府に少保を訪ね、父皇の覚えがめでたい秦莞を皇太子妃候補にすると言い出した。秦述(シンジュツ)は確かに九娘を秦朝羽(シンチョウウ)と一緒に嫁がせることも考えていたが、郡主となった今、秦莞は嬪になれない。しかし皇太子は秦莞を正妃とし、秦朝羽には皇后に頼んで他の縁談を与えると言った。燕徹が書斎の門を開けると秦琰(シンエン)と秦朝羽が立っていた。運悪く父と皇太子のやり取りを立ち聞きしてしまった秦朝羽。しかし燕徹は呆然と立ちすくむ秦朝羽に何の釈明もなく、足早に帰ってしまう。( ̄▽ ̄;)タイズェェェェェ___胡(コ)氏の悪い予感は的中した。しかし秦朝羽は秦莞の存在より、皇太子が軽々しく自分に他の縁談を与えると言ったことに衝撃を受けたという。「馬鹿な子ね、男など頼りにならない、どれほど愛されようと時が経てば心は離れていく どちらにせよ太子が即位すれば妃嬪を娶るのだから」「でも…」その時、回廊から物音が聞こえた。八娘子の部屋の前で聞き耳を立てていた秦湘(シンショウ)。その時、五姐を見つけた秦霜(シンソウ)がうっかり声をかけ、立ち聞きしていたことがばれてしまう。胡氏は激怒、秦湘と秦霜に禁足を命じた。「一生、良家に嫁げなくてもいいの?…さもなくば寺へ送るわよ?」大長公主が帰京した。秦莞と岳凝は祖母に会うため福寧(フクネイ)宮を訪ね、再会を喜ぶ。その時、皇太后の元で書写していた九皇子・燕綏(エンスイ)がうっかり見本を落とし、失態を恐れるあまり椅子の陰に隠れてしまう。侍女は皇太后に九皇子が衣に墨をこぼしてしまったと説明した。すると秦莞が優しく燕綏をなだめ、着替えに行こうと誘う。「太后、私が付き添います」秦莞は着替えた燕綏を連れて福寧宮へ戻ることにした。すると道すがら、燕綏が涼亭で飼っている鳥を見せてくれる。( ˙꒳˙ )<内侍が捕まえたのですか?フル(・_・ ))(( ・_・)フル口がきけない燕綏は身振り手振りで自分だと訴えたが、秦莞はわざと分からないふりをした。その時、どうしても伝えたい燕綏が必死に声を喉から絞り出す。「捕まえたのは僕…」皇祖母へ挨拶に来た皇太子は偶然、涼亭にいる九弟と秦莞を見かけた。「野生の鳥が母親や空から離れ、自由を失えば楽しくないのでは?」「小鳥は話せないのになぜ分かるの?」皇太子は九弟の声を聞いて目を見張った。「どこにも行けなければ退屈です、空に放ち自由にしてあげては?」「はお」すると燕綏は籠の鳥を捕まえ、空に放った。そこへ皇太子がやって来る。「まさか永慈が九弟の言葉を引き出すとはな」皇太子はますます秦莞に惹かれ、ひと足先に福寧宮へ向かった。皇太子から話を聞いた皇太后たちは秦莞と燕綏が戻るのを今か今かと待っていた。やがてようやく2人が現れる。「皇祖母…」燕綏の言葉を聞いた皇太后は感激した。そこで秦莞に燕綏の治療を任せることにしたが、今度は慌てて燕遅が駆けつける。「また都で殺しがあり、永慈に捜査協力の命が…」( ๑≧ꇴ≦)安定の大御所w昨晩、夜回りが路地裏で変死体を発見した。現場は鳳栖(ホウセイ)楼と酒楼の近く、しかしわずかな血痕のみで他に手がかりはなく、目撃者もいない。秦莞と燕遅は現場を確認後、義荘へ向かった。京兆府尹(ケイチョウフイン)・鄭白石(テイハクセキ)が出迎えてくれたが、そこへ大理寺卿(ダイリジケイ)・李牧雲(リボクウン)が現れる。「お名前をうかがっても?」沈莞(シンワン)は動揺を悟られまいと初対面のふりをした。すると燕遅がすかさず大理寺の李寺卿だと紹介する。「李寺卿、九先生だ、豫(ヨ)州では紹介しそびれてしまった」遺体は全身の皮を剥がされていた。方伯(ホウハク)が氷ですぐ冷やしてくれたが、それでも腐敗を止められないという。秦莞の検視によれば死者は20歳前後の男子、後頭部に浅い陥没があり、鈍器による殴打と思われた。恐らく拉致が目的だったのだろう。太ももの付け根にある切り傷は血管に達しておらず、ここから皮を剥いだと分かった。何度か刃を入れ直していることから手首の疲労が原因で皮を剥ぐのに手間取ったと見える。死因は失血死ではなく、生きたまま皮を剥がされた激痛による心臓発作と断定した。秦莞は殺害現場の手がかりを求めて遺体の背中を調べた。すると水銀の粒が見つかる。燕遅は朱砂(スサ)だと気づき、ある事件を思い出した。燕遅は秦莞を連れて外へ出た。実は沈毅(シンキ)の資料の中に″観音(カンノン)鎮殺人事件″という6年前の案件があったという。その事件では3人が殺され、遺体の周囲には朱砂と鉛粉(エンプン)筆で描かれた黒い無義(ムギ)花の絵が残されていた。そこへちょうど当時の検視記録を取りに戻った白楓(ハクフウ)が帰って来る。報告書によると1人は皮を剥がされ死亡、2人目は舌を抜かれて死亡、3人目は指を切断され凍死。下手人は捕まったが、未解決事件とされていた。しかし沈毅の資料が押収されてしまったため、理由は分からないという。「父親が未解決と判断したのなら、捕まった者は無実かも…」実は下手人も罪を認めず、今も牢で生きているという。秦莞は絵師を呼んで骨格を元に被害者の似顔絵を描いてもらうよう頼んだ。やがて衙門の依頼も受けている絵師・寧不易(ネイフエキ)が到着したが、遺体を見るなり気分が悪くなって外へ飛び出してしまう。燕遅は明日でも構わないと言ったが、寧不易は殊勝にも捜査を手伝うため尽力すると言ってくれた。燕遅は秦莞が解剖している間に早速、刑部の牢を訪ねた。″観音鎮殺人事件″の下手人は占卜(センボク)師・張洞玄(チョウドウゲン)。張洞玄は目が見えなかったが知恵が回り、一筋縄ではいかない相手だった。出入りする役人たちの噂話のおかげで牢にいながら外の情報に詳しく、按察使(アンサツシ)の燕遅が自分を訪ねて来るとお見通しだったらしい。「だが占ってみたが私の救世主は女子のようだ」すると張洞玄は協力して欲しいなら″すね肉の甘辛煮″を差し入れろと要求する。一方、岳凝(ガクギョウ)は皮剥ぎ遺体の特徴が燕離(エンリー)と似ていたことから、慌てて燕離を探し回っていた。燕遅が義荘へ戻ると解剖が終わっていた。ちょうど胃の内容物を調べていた秦莞は最後の食事が死亡の2時前、残渣から蟹を食べたと特定する。すると燕遅が蟹の調理法が分かるか聞いた。「遺棄現場の近くにある酒楼は炒め蟹、鳳栖楼は蒸し蟹で有名だ」(  ̄꒳ ̄)<お詳しいですね~( ๑≧ꇴ≦)<朋友から聞いたんだ!(  ̄꒳ ̄)<どのみち関心しません方伯の指摘にたじたじの燕遅。秦莞はそんな燕遅に失笑しながら″蒸し蟹″だと教えた。検視が終わり、捕頭の展楊(テンヨウ)は急ぎ鳳栖楼へ向かった。すると李牧雲は検視中の秦莞の厳かな表情が恩師とそっくりだという。秦莞はうっすら笑みを浮かべたが、平静を装うだけで精一杯だった。その時、咄嗟に燕遅が助け舟を出してくれる。「てっきり九先生は大周一の検視人かと、沈毅大人が存命なら腕を競えたな」「…唐突でした、では私は陛下に報告があるのでこれで」つづく(  ̄꒳ ̄)これってセブン?
2026.07.12
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第24話北代(ホクダイ)公主・元蕪(ゲンブ)は燕遅(エンチー)に横恋慕、秦莞(シンワン)を亡き者にすべく南苑に誘き出した。護衛たちは落馬した秦莞を助ける間もなく侍女の鞭に倒れ、元蕪は短剣を構えて秦莞に狙いを定める。その時、秦莞はすかさず暗器を放ち、元蕪たちが怯んだ隙に逃げ出した。一方、皇帝に呼ばれた燕遅は紫宸(シシン)殿にいた。「そなた朕に隠し事をしていたな?」燕遅は困惑したが、何事かと思えば秦莞の功績のことだった。「豫(ヨ)州知州の奏状で初めて知った、黄金強奪事件は九娘子の手柄だそうだな?」「実は″秦安(シンアン)事件″も″首なし花嫁事件″も太子殿下が担当した連続殺人事件もそうです」皇帝は沈毅(シンキ)以来の検証の名手だと感慨深げだったが、男子でないことが惜しいという。しかし燕遅は古い慣習だと一蹴、人は才で用いるべきであり、九娘子は必ずや朝廷に報いると嘆願した。「ではひとまずお前の参謀とし、時機を見て適当な身分を与えよう」「恩情に感謝を」その時、急報が届いた。南苑で北代皇太子・元弘(ゲンコウ)が行方不明になったという。北代五皇子・元鋭(ゲンエイ)は兄の失踪が西寒三皇子・劉贇(リュウイン)の仕業だと疑い、両国は一触即発の様相となった。しかし燕遅が駆けつけ、両国をなだめて捜索の指揮を執る。皇子たちはひとまず梅林で知らせを待つことになった。燕遅は燕離(エンリー)と岳凝(ガクリョウ)を連れて山に入ったが、そこで思いがけない報告が届く。「大変です!九娘子が元蕪公主と共に行方不明です!」燕離は元弘探しを燕遅に任せ、岳凝と秦莞を探しに行くと申し出た。しかし燕遅は秦莞の隠れ場所を見つけられるのは自分しかいないという。その時、元弘の馬・長風(チョウフウ)が怪我をして帰って来た。燕遅は長風のたてがみに水草がついていることに気づき、池と沼がある場所を探して馬1頭が通れる小道を探すよう指示する。「山肌を擦った跡が目印だ…頼んだぞ」燕遅は燕離と岳凝に元弘の捜索を任せて秦莞を探しに向かった。やがて護衛の死体を発見、その近くで岳凝が秦莞に贈った暗器の矢を発見する。一方、燕離と岳凝たちは長風を連れて沼地を捜索していた。すると胸に矢が命中し、瀕死の重傷を負った元弘を発見する。その頃、燕遅は秦莞の足取りを追っていた。洞窟を抜けて川沿いを進みながら崖下へ、やがて薬草を噛み砕いた残りと血痕を見つける。燕遅は確かに秦莞がいたと確信、慌てて走り出した。そしてついに大木の根の陰に隠れている傷だらけの秦莞を見つける。秦莞は意識を失いながらも寒月を握りしめて身を守っていた。秦莞が目を覚ますと燕遅の姿があった。「さすが少帥ね、やっぱり助けに来てくれた」「怖かっただろう?手遅れだったらどうしようかと…」すると燕遅は履き物を失くした秦莞に手作りの草履を履かせた。「まさか草履まで作れるなんて」「野外の戦闘では必要な技術だ」そこへ兵士が駆けつけた。重傷を負った元弘が発見されたという。秦莞にかまけている間に兄が失踪したと知った元蕪は慌てて弟と合流した。様子が分からず、燕徹(エンテツ)たちが待機する山荘へ駆けつけた元蕪。そこへ驚いたことに燕遅が秦莞を連れて戻って来た。「どうして…」「私が生きていることに感謝するのね」すると燕離と岳凝たちが元弘を運んできた。帯同していた張(チョウ)太医は皇太子と成(セイ)王に状況を説明した。矢傷の場合、矢柄が抜けても矢じりが体内に残ってしまう。矢じりを取り除かねば治療ができないが、これ以上、出血すれば体がもたず、至難の業だという。燕麒(エンキ)は皇太子の失態に上機嫌、これで両国の戦は免れないと牽制した。燕遅たちが外で待っていると、開胸の準備をしていた秦莞が出て来た。実は獣の餌が元弘の髪の根本に埋め込まれるように置かれていたという。「誰かが北代太子の髪に仕込んだのよ、でもなぜ北代太子だけ別行動を?」岳凝の話では燕秦(エンシン)が抱いていた雪狐を撫でていた時、急に雪狐が逃げ出してしまったという。すると五公主の気を引きたい元弘は護衛が止めるのも聞かず、独り馬で駆け出して行ったのだった。元弘の難しい治療が始まった。一方、燕遅は燕離の案内で元弘の発見場所へ出かけ、そこで秦莞が見つけた獣の餌と同じ餌を拾う。燕遅は真上の崖が怪しいと踏んで登ってみると、木に縄を縛りつけていた跡や蹄の跡があった。恐らくここで長風が縄に足を取られ、その時、元弘が矢を受けて落下したのだろう。燕遅と燕離は皇太子に状況を報告した。誰かが元弘を狙ったのは確実だが、下手人を特定するには証拠が少ないという。しかし気が弱い皇太子は外交問題を恐れ、使節団を取り調べることに難色を示した。燕遅は元弘の暗殺に失敗した下手人が再び命を狙うと考え、誘き寄せることにした。その夜、燕離と岳凝が出て来た部屋に元弘がいると誤解した刺客は窓から侵入、しかし待ち構えていた燕離に捕まってしまう。すると刺客の懐から猛毒の″毒箭木(ドクセンボク)″が出てきた。下手人は驚いたことに元弘の侍従・徐常(ジョジョウ)だった。御前に引っ立てられた徐常の姿に動揺を隠しきれない元蕪と元鋭。実は雪狐の逃走は徐常の仕業だった。秦莞は南苑で岳凝と合流した時、岳凝の衣から狐が嫌う熊貂(クズリ)の臭いがしたという。「あなたはこっそり郡主に臭いを振りかけた 郡主に撫でられた雪狐は驚いて逃走し、北代太子を誘き出すことに成功したのね」その時、意識を取り戻した元弘が輿に乗って現れた。元弘は側近の裏切りに困惑した。「なぜ私に矢を放ち、殺そうとした?まさか毒まで盛ろうとしたなんて…」徐常は弁解しなかったが、燕遅はすでに調査済みだった。実は徐常は元弘の恩を受けるより前に五皇子・元鋭から買収されていたという。元鋭はしらばくれようとしたが、秦莞から証拠を突きつけられた。「重傷を負った北代太子の体に獣の餌を置き、襲わせようとしましたね?」( ˙꒳˙ )ん…餌=五皇子だっけ?元鋭は北代が朔西(サクセイ)軍の手に落ちたのは無能な兄のせいだと恨んでいた。姉も燕遅を籠絡することさえできず、兄弟馴れ合っていても意味はないという。「有能な者が上に立つのが天の道だ!」元弘と元蕪は弟の裏切りに激しい衝撃を受けた。すると憤慨した燕遅が声を荒らげる。「君主に徳があってこそ民は安心して暮らせる 大義名分を掲げ、己の欲を正当化し、奸計で国を奪おうとする小人め!」「もうよい、そこまでだ」皇帝は燕遅の正論を遮り、元鋭と徐常を代理寺に監禁しておけと命じた。しかしこの件は北代の内政のため、皇太子に北代に連れ帰ってから罪を問うよう勧める。元弘は皇帝の配慮に感謝し、燕遅の言葉を聞いて目が覚めたと言った。「不甲斐ない私に五公主を娶る資格はない、国に戻ったら内政に精力を傾けます 両国国境の平和を保ち、自国の安寧を守ります」皇帝は燕遅と燕離を呼んで意見を聞いた。「九娘の働きによって北代太子が救われ、真相も暴けた 立て続けの功績に対し、褒美に何をやるべきか迷っておる」すると燕遅は燕離に目配せし、自分の代わりに答えさせた。「陛下、単純な話です、前回は金銀財宝でしたから今回は名誉を…」秦莞は皇帝からの命で燕遅たちと一緒に西寒三皇子・劉贇を郊外まで見送りに出た。 「北代の矢羽根で元弘を殺せば内乱に見せかけられると考えていた まさか本当に内輪もめで漁夫の利を得ることになろうとは…」実は秦莞は劉贇が思い肺病だと気づいていた。そこで自分が治療すれば寿命を伸ばせると言ったが、劉贇は苦い薬を飲んでまで延命するつもりはないと笑う。「元弘の怪我で北代の気勢も削がれた、西寒もやっと一息つける 貴国の寛大な寛容な対応に感謝する」劉贇たちが出発した。すると早馬で秦莞に聖旨が届く。「…忠勇(チュウユウ)侯府・蓁良(シンリョウ)の嫡女・秦莞は賢く徳があり、慎み深く、勤勉 心根がまっすぐで温和にて才がある これを評価し、本日より永慈(エイジ)郡主に封じ、広くこれを知らせるものとする ちんつー」つづく
2026.07.11
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第28話蠟纈(ロウケツ)染めをきっかけに初(チュー)大師夫妻の仲を取り持つことにした許妍(シューイェン)と沈皓明(シェンハオミン)。そこで許妍は初師娘の蠟纈染め工房を訪ねた。藍染めが好きで草木染めを学びに来たと聞いた初師娘は喜んで許妍をお茶に誘ってくれたが、話題が初大師に及ぶと急に不機嫌になって帰ってしまう。その時、許妍は初師娘が落としたかんざしを拾った。沈皓明は山頂のカフェで許妍と合流、隠し撮りした初大師の動画を見せた。初大師は目深に帽子をかぶってマスクで顔を隠し、実は年間パスで染色工房に通っているという。沈皓明はそんな初大師に自分の姿を重ね、変わろうと努力しても妻に疑われていると思うと明かせないと察した。すると許妍は自分も宿で沈皓明と出くわした時、はなから疑ってかかったことを思い出してしまう。実はその夜、巴来金(バラキン)夫人から連絡があり、沈皓明が巴来金に夫婦が冷却期だと明かしたことを知った。…でも夫は契約を決めたわ、金達(ジンダー)は優秀だもの、2人は大丈夫なの?…カフェの店主・于春玲(ユーチュンリー)が飲み物を持って来た。すると机の上にあるかんざしを見てすぐ初師娘のものだと分かる。実はそのかんざしは初大師が結婚の時に贈った愛の証しだった。許妍は初師娘も内心ではまだ夫を愛してると気づき、夫婦が意地を張って素直になれないだけだと分かる。そこで2人は初大師と初師娘を話し合わせるため、対面させようと思いついた。沈皓明は初大師にかんざしを見せて初師娘が山頂のカフェで待っていると伝えた。一方、許妍は初師娘を訪ね、初大師がかんざしを拾ったと嘘をつき、山頂のカフェにいると告げる。しかし努力も虚しく2人は大喧嘩となり、怒ってそれぞれ店を飛び出してしまう。沈皓明は初大師を引き止め、自分も意地を張って一番、大切な人を失ったと明かした。せっかく彼女がチャンスをくれたが、プライドが邪魔して拒否してしまったという。「それ以来、彼女は僕を信じてくれなくなった、愛を認めるのは恥ではない 断られても諦めないで、彼女がなぜ今でもかんざしをつけていると?」一方、許妍も初師娘を説得していた。実は自分も夫を理解できず、戸惑い、苦しんだという。「彼の愛が本物なのか疑っていました 彼の優しさは私を大切だからなのか、利用価値があるからなのか分からなかった でもお2人の事情を知って決めたんです、私たちの恋にもチャンスを与えようと このまま疑い続けるより、信じてみませんか?」そこで許妍は初大師が展示を見に来ていると明かし、本当は変わりたいと思っていながら口に出せなかったのだとかばった。「だから溝が深まったんです、大師の家の庭には藍がたくさんありました あなたもご存知でしょう?大師の腕ならあなたとおなじ藍色が出せる でもあなたがいないから投げ出してしまったのです」すると初大師が戻って来た。「もう一度、手伝ってくれないか?私が欲しいのは布を染めてくれる″人″なんだ」初大師と師娘は復縁した。そしていよいよ新解釈″鍘美案(サツビアン)″の舞台本番。すると陳世美(チンセイビ)演じる沈皓明は劇中の最後にアドリブで許妍への素直な思いを告白した。「君に感謝する、この言葉を伝える機会をくれたことを おかげで私自身の問題に気づき、反省した 私がどんな人間か聞かれたら、こう答える ″今も君を愛していることに気づいた人間″だと…」紆余曲折あった許妍と沈皓明。しかしお互いに成長してわだかまりを解消し、ついに復縁を果たした。許妍のいない妍衣坊(イエンイーファン)も林涛(リンタオ)のサポートのおかげで順調に見えた。しかしある日、林涛が店舗の進捗を遅らせ、製造部門に資金を回すよう提案する。銀行から融資を受ける予定だったが規定外のため凍結になり、仕入れ先への支払遅延で違約金が発生することになった。遠航(ユエンハン)の資金は実店舗の運営費にしか使えない契約。喬琳(チァオリン)は頭を抱えたが、林涛は他の銀行を当たろうと励ます。一方、スティーブに急かされた韓衛平(ハンウェイピン)は、関係を持った方蕾(ファンレイ)から沈皓明の弱みを聞き出そうとしていた。スティーブは結局、沈皓明と許妍の離婚の証拠を見つけられず、巴来金も提携先に金達を選んだ。報告を聞いた金達(ジンダー)の役員・瞿明誠(チューミンチョン)は激怒、養子の韓衛平を呼び出し、ゴルフクラブで殴りつけてしまう。林涛から朗報が届いた。実は転職した元同僚の銀行から融資を受けられそうだという。安堵した喬琳は話を進めるよう頼み、契約の際は一緒に帰省することになった「何とお礼を言ったら良いのか…」「会社を助けるのが社員の務めだよ」林涛は喬琳をうまく丸め込み、書類に社印を押させてしまう。沈皓明は会長室に父を訪ね、巴来金と契約を締結したことを報告した。また北外川(ホクガイセン)エリアの入札について相談すると、息子へ信頼が回復した沈金松(シェンジンソン)は喜んで応援するという。「私も約束を果たさなくては」沈金松は次の役員会議で沈皓明を取締役に昇進させると決めたが、何より許妍と復縁できたことを喜んだ。蒋亮(ジアンリアン)は許妍が戻ったと聞いて早速、オフィスを訪ねた。しかし沈皓明と和解したと知り、いきなり失恋してしまう。「彼との関係が変わったら教えてくれ」「私にはハオミンが唯一の選択肢なの」「チャンスさえくれないのか~失恋の儀式はやるよ 許妍、真面目な話、俺は永遠に君の家族であり、味方だよ」「分かってる、ありがとう」一方、義父から灸を据えられた韓衛平は沈皓明と許妍の復縁を知り追い詰められていた。するとスティーブから連絡が入り、沈皓明の取締役入りを何としてでも阻止しなければならないという。その時、韓衛平は方蕾の話を思い出した。「彼女が酔って話したんだ、彼女の姉はロンドン時代に沈皓明と交際していた 別れた後に妊娠が発覚、出産しているが父親かは分からない」方蕾がマンションに帰ると韓衛平が待っていた。韓衛平が手を骨折したと知った方蕾は心配し、自分が夕食を作るという。方蕾の優しさにほだされながらも、韓衛平は沈皓明が許妍と復縁したとばらして方蕾を煽った。確かに方蕾はショックを受けていたが、未練は断ち切ることにしたという。すでに前を向いて歩き出した方蕾。一方、許妍と沈皓明の復縁を知った沈皓辰(シェンハオチェン)は大喜び、早速、兄夫婦のマンションに泊まることにした。沈皓明はお邪魔虫の沈皓辰に呆れながらも、久しぶりに家族の幸せな時間をかみしめる。しかしその頃、スティーブが沈皓明のロンドン留学について調査を始めていた。「キーワードは子供だ」つづく
2026.07.11
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第27話復縁を目前にしながら再び許妍(シューイェン)の信用を失ってしまった沈皓明(シェンハオミン)。秘書の陳霖(チェンリン)は鬱々としている沈皓明を心配し、今年も古北(コホク)鎮を訪ねてはどうかと勧めた。「気分転換も必要です、ちょうど民俗祭りの開催中で賑わっています」沈皓明は仕事が山積みだと一蹴したが、″草木染め″があると聞くや急に仕事をキャンセルした。一方、許妍も第3弾の販売に向け慌ただしい毎日を送っていた。喬琳(チァオリン)はサインをもらいに来たついでに、古北鎮の産業支援課主任・張豊裕(ジャンフォンユー)から催促の電話があったと知らせる。「いつ来られるのかって」「はっ!…忘れてた」すると喬琳は視察ついでに気分転換できると勧めた。古北鎮に到着した許妍は張主任の案内で滞在先まで歩きながら街の風景を楽しんだ。その時、偶然、手作りの凧の店からリュウゼツランの凧を乗せたスクーターが走り去る姿を目撃する。許妍はどこか見覚えのある後ろ姿をしばし眺めていたが、張主任に促されて宿へ向かった。許妍も宿のスクーターを借りて早速、″永順(ヨンシュン)草木染め工房″に駆けつけた。一通り説明を受けてからいよいよ実践、というところで思いがけず沈皓明がやって来る。気まずいながらも他人のふりをして草木染めを学ぶ許妍と沈皓明。許妍は純粋に草木染めを楽しんだが、ふと沈皓明の存在を思い出して笑顔を消した。許妍が染めたワンピースが乾いた。初めてにしては綺麗に染まった龍膏煙紫(リュウコウエンシ)色に大満足の許妍。しかしいつの間にか沈皓明の姿は消えていた。宿に戻った許妍はスクーターを部屋の裏門に止めた。その時、驚いたことに隣の部屋から沈皓明が現れる。沈皓明は偶然だと訴えたが、許妍はまた何か企んでいると疑い、思わず自分の視界から消えろと言ってしまう。許妍が怒って部屋に入ると喬琳から連絡が来た。「ハオミンが隣の部屋なの」「あなたに会いに行ったのね、信じられない粘り強さだわ~ふふ」「それでも姐なの?私は利用されたのよ?」しかし喬琳は沈皓明のおかげで妍衣坊(イエンイーファン)が救われたのも事実だと言った。「まだ彼のことを忘れられないんでしょう?私は良い人だと思う だってあなたに何度、拒まれようと他に目移りしていないもん」喬琳が残業していると林涛(リンタオ)がやって来た。実は帳簿を確認したところ残高が100万元ほど不足しているという。喬琳は工場へ追加発注をした時、急がせるため前金を増やしたことを思い出した。事情が分かった林涛は処理しておくと安心させたが、そこへ喬琳が残業だと聞いた于一鳴(ユーイーミン)が現れる。「残業に付き合おうと思って」すると林涛は忙しい喬琳を気遣い、今日は仕事を上がって先生と食事に行くよう勧めた。「ありがとう、じゃあPCをオフにしておいて!」翌日、宿を引き払い、草木染め工房にも顔を見せなかった沈皓明。いささか拍子抜けした許妍は工房の帰り、手作りの凧の店をのぞいた。やはりリュウゼツランの凧を買ったのは沈皓明だと分かったが、店主は沈皓明と長年の友人だという。「観光案内所やレストランは金達(ジンダー)が建ててくれたんだ でも当初、彼は普通の観光客のふりをしていた、あとから金達の人だと分かってね 今回は鎮で一番有名な草木染めの工房で技を盗んでるよ」「…私もリュウゼツランの凧を特注でお願いします」一方、許妍に追い払われた沈皓明は陳霖に頼んでキャンピングカーを準備、人気のない場所に隠れていた。宿に戻った許妍は偶然、すれ違った客の話から演舞台で芝居の練習があると耳にした。演目が″鍘美案(サツビアン)″だと知った許妍はふと興味が湧き、スクーターで夜の町へ向かう。すると驚いたことに妻を捨てた男・陳世美(チンセイビ)を演じるのは沈皓明だった。リハーサルに参加していた沈皓明は時代に合わせてセリフを変えたいと提案した。張主任はならばいっそのこと陳世美が妻を追いかける話にしようと思いつく。その時、沈皓明は舞台を眺めている許妍を発見、まだ練習の途中だというのに逃げ出した。「なぜ私を避けているの?私が怖い?」スクーターの許妍はすぐ沈皓明に追いついた。「なら帰ったら?」「まだ草木染めを学び終えていない」実は沈皓明は許妍が草木染めに興味があると知り、いつか役に立てるよう先に学びたかったという。「それに君の質問(@どういう人なの?)の答えもここなら見つかる気がして…」「だったら探したら?隠れないで」沈皓明へのわだかまりが解け、翌日は一緒に草木染めの講義に出かけた許妍。展示されている地元の職人の作品は全て興味深かったが、中でも許妍が心惹かれたのは蠟纈(ロウケツ)染めのだった。「でもこれだけなぜ写真なんですか?」「実物を借りることができなくて… 職人がミャオ族の集落で暮らしたことがあって、あちらの技術を持ち帰ったの」許妍は瑶瑶(ヤオヤオ)がこの作品を気にいると確信、職人に会って作品の使用許可が欲しいと頼んだ。しかし職人は3年前に創作を辞め、その時に展示品も回収されてしまったという。すると沈皓明がその作品を作った初(チュー)大師と知り合いだと教えた。沈皓明と初大師の出会いは数年間、金達が古北鎮で開いた慈善イベントだった。そこで沈皓明が初大師を紹介してくれることになったが、蠟纈染めの話になると初大師は途端に頑なに断り、2人を追い返してしまう。許妍は急に仕事の話を持ち出した自分が悪かったと反省した。しかし沈皓明は庭にまだ染め物の道具や原料があったことから、原因は他にあると気づく。「情報通に聞いてみよう」沈皓明と許妍は山頂のカフェの店主から初大師の事情を聞いた。初大師は3年前に離婚、それ以来、スランプに陥ったという。「染める人がいなくなったからよ」当時は初大師が絵を描き、藍色染めが上手い初師娘が染めていた。初師娘はミャオ族で、染色を学びに来た初大師と出会い結婚、故郷を離れて古北鎮へ来たという。「妻は夫が時代遅れだと感じ、夫は甲斐性がなく嫌われたと思い込む 不満を抱えたまま一緒に暮らすことができず、すっぱり離婚したの」一方、妍衣坊では許妍の留守を守ろうと無理をした喬琳が体調を崩していた。林涛は少しでも負担を減らそうと銀行の融資を提案、すると喬琳が高熱だと分かり、慌てて病院へ連れて行く。すると喬琳は携帯を忘れたことに気づき、林涛に届けて欲しいと頼んだ。林涛は喬琳を自宅まで送り届けて会社に戻ったが、その時、ちょうど喬琳の携帯に于一鳴から連絡が入る。そこで林涛は事情を説明し、マンションの下で待っていると伝えた。于一鳴が慌ててマンションへ戻ると、林涛が待っていた。すると林涛は喬琳の携帯を渡し、あくまで同僚として送って来ただけだと釈明する。「…林涛、助かったよ」翌日、許妍は沈皓明と一緒に改めて初大師を訪ねた。そこで求める藍色に染めるには初師娘が必要なはずだと訴えたが、怒った初大師に追い返されてしまう。初大師の説得に失敗した許妍と沈皓明。沈皓明は初大師が藍色やスランプを口実にしているだけで、ずっと師娘を恋しがっていると分かった。「僕は大師の気持ちが分かる、以前の僕と重なって見えるんだ 僕は自信過剰で、相手に対し強い支配欲を持っていた 大師も同じだ、変化を嫌がるのは不安を感じるから そこで周りを従わせようとする 離婚の原因は自分の殻を破って時代に合わせるのが怖くて逃げたからだ」「あなたは?支配欲は治った?」「治療中だ」古北鎮は沈皓明と沈皓辰(シェンハオチェン)の思い出の場所だった。沈皓明が古北鎮に初めて来たのは沈皓辰が4歳の時だという。「幼稚園に行きたくないと言った日、連れて行くふりをしてここまで来たんだ」それ以来、夏になると2人で遊びに来るようになったという。沈皓明が古北鎮に投資しているのは金儲けではなく、より良い環境にするためだった。「皓辰はあなたが好きよ、いい父親だわ」2人は川沿いの遊歩道を歩きながら、自然と打ち解けていった。つづく
2026.07.10
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第23話朝賀の場で突然、燕遅(エンチー)を駙馬にしたいと言い出した北代(ホクダイ)公主・元蕪(ゲンブ)。実は以前、朔西(サクセイ)で西戎(セイジュウ)に捕まった時、燕遅に助けられ、北代まで護送してもらったことがあった。元蕪は燕遅との再会に胸を躍らせたが、燕遅は素っ気ない。「当時は少年兵だと思い、道すがら護送したまで、公主と知っていれば慎重に対応を… 私が妻に迎えるのは愛する者のみ、どちらにせよ騎射であなたは私に勝てぬ」けんもほろろでとりつく島もない燕遅、宴の場で恥をかかされた元蕪は激怒したが、咄嗟に弟が席まで連れ戻した。すると皇太子・燕徹(エンテツ)がその場を和ませるため、客人を行楽に連れて行きたいと提案する。これを好機と見た成(セイ)王・燕麒(エンキ)は皇太子の案に賛成し、皇帝も許可した。燕遅は秦莞(シンワン)に釈明しようと門で待っていた。しかし秦莞は燕遅を無視して馬車に乗ってしまう。燕遅は焦って追いかけようとしたが、岳凝(ガクギョウ)に止められた。「馬車には忠勇(チュウユウ)侯夫人と秦朝羽(シンチョウウ)が乗っているのよ?」その夜、燕遅はこっそり秦莞を呼び出し、湖まで足を伸ばした。美しい月夜のもと舟で漕ぎ出す2人、やがて灯火のゆらめく小島に到着する。「素敵ね」「君のために用意したんだ…莞児、私は愛する者しか娶らぬ、私が愛するのは君だけだ」2人は愛を確かめ合い、口づけを交わした。一方、燕遅を諦めきれない元蕪は睿(エイ)王府で待ち伏せしていた。やがて蹄の音を聞いて馬車を飛び出したが、思いがけず親密そうな燕遅と秦莞の姿を目撃してしまう。「あの女…この手で始末してやる!」燕遅は睿王府の前で秦莞と馬を降りた。父王は自分など到底およばない軍神で、実は皇太子候補だったという。しかし父王は帝位を望まず権力闘争を避けて朔西に退き、燕淮(エンワイ)が即位していた。母妃の死後、父王は都へ戻らなくなり、管理する者がいない睿王府は荒廃する一方だという。「父王にとって私は陛下を安心させる人質 だが父王は知らぬ、予測不能な朝廷こそが真の戦場だと 辺境にいる間に朔西軍も睿王府も滅ぼされるだろう」燕遅が都へ戻った理由はこの事態を好転させ、朔西軍の活路を開くことだった。「君には知ってほしい、私の生活も睿王府と同様にすさんでいるのだと…」「私がそばにいるわ」すると燕遅は秦莞を抱きしめた。「君がいるから帰京した意味がある」( ˶´꒳`˵ )ルイポンったらw翌日、秦莞は伯母から客人に酒を届けるよう頼まれ、離れの書斎へ向かった。客人が皇太子だと知った秦莞は伯母の思惑に気づいて失笑、酒を置いて早々に引き上げることにする。しかし皇太子は秦莞が自分の気を引くために下策を用いたと誤解し、もし東宮なら罰せられると糾弾した。その時、何も知らずに秦述(シンジュツ)がやって来る。「どうかしましたか?殿下」「例の凄腕の検視人はどうした?来ないのなら帰るぞ?!」「…ここにおりますが」実は事件を解決して自分を助けてくれたのは他でもない秦莞だった。捜査の時は身分を隠すため男装させていたが、鄭(テイ)府尹も承知しているという。「ではあの酒は…」「伯母が接客中ゆえ、お酒を届けるよう頼まれました、では私は太后の治療がありますので」秦朝羽は母をかばい、秦莞に酒を運ばせたのは自分の計画だったと認めた。「妃選びの前に面倒事が起きぬよう九妹妹の心を試したのです」「この愚か者め!」秦述は思わず手をあげそうになったが、咄嗟に秦琰(シンエン)が割って入った。「大局に影響するところだった、お前は知らぬが太子は…」「炎児…」秦述は息子の言葉を遮り、今日の浅はかな行動が皇后の耳に入れば皇太子妃には選ばれないと警告した。「侯爺!どうかご内密に…」「娘が天下の母となる日を望むなら、2度と無知で愚かな真似をさせるな!」一方、燕遅は年賀のため燕離(エンリー)と一緒に義(ギ)王妃を訪ねた。義王妃は顔を見せてくれなかったが、侍女からお揃いの数珠を受け取る。「夫人は今後も兄弟同然に心を通わせて欲しいと…」燕離は母の意図が分からないとぼやいたが、燕遅は問題児の燕離を心配しているだけだとごまかした。…年始なのに夫人の言葉には不吉な含みがある…秦莞が参内すると福寧(フクネイ)宮に皇帝たちの姿があった。床を離れ、すっかり元気になった皇太后。喜んだ皇帝は秦莞にどんな褒美がいいか尋ねたが、秦莞は財物など必要ないと辞退する。「ただご温情を賜りたく、永寧(エイネイ)郡主も明日の行楽に参加させてください」「奇遇にも同じことを頼まれたところだ」すると門外で控えていた燕遅が岳凝と燕離を連れて入ってきた。そこには幼い九皇子・燕綏(エンスイ)の姿もあったが、燕綏はどこか怯えた様子で陳(チン)嬷嬷の背後に隠れてしまう。皇帝は秦莞と燕遅の願いを聞き届け、岳凝の行楽への参加を認めた。「離児も同じ提案をしていたな?護衛を兼ねて同行しろ 七郎は行かなくて良い、また北代公主が騒ぐと面倒だ、あとで紫宸(シシン)殿に来い」すると皇帝たちは福寧宮をあとにした。岳凝と燕離は燕綏を連れて遊びに出かけた。実は九皇子は殺された瑾(キン)妃の息子で、事件当日、含光(ガンコウ)殿にいたという。かつては腕白だった燕綏、しかし母が殺されてから口がきけなくなっていた。皇太后は燕遅に燕綏を気にかけてやって欲しいと頼み、自分が倒れたことは睿王に伝えないで欲しいという。「小七、都に留まるなら陛下に尽くしなさい、ここ数年、苦労が絶えないの」「承知しました」皇帝に呼ばれたものの秦莞と離れ難い燕遅。そんな燕遅の様子を見た皇太后は2人の仲にすぐ勘づいた。皆に口利きを頼んでおいたおかげで岳凝は希望通り燕離と一緒に行楽へ同行、賓客たちと南苑にやって来た。皇太子は諸国の皇子たちに美しい梅の鑑賞を勧めたが、退屈なら比武に向けて騎射で駆け回るのも一興だという。一方、秦莞は皇太后の診察を終え、門を出たところだった。すると元蕪公主の侍女に引き止められ、落馬した公主を助けて欲しいと泣き付かれてしまう。「尊いお体を男に診せることはできません!」「…私が信じると思う?」秦莞は罠だと見抜いて無視したが、侍女に脅された。「この件は両国の外交に関わります 公主に万一があればあなたたちの太子殿下と少帥が責任を問われるのでは?」秦莞は仕方なく護衛を連れて南苑に入った。すると待ち伏せしていた元蕪が笛を吹いて馬を暴れさせ、秦莞は振り落とされてしまう。つづく( ゚ロ゚)!! 九皇子は犯人を知ってる?皇帝を見て怯えてたけどそういうこと???
2026.07.07
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第22話皇太后が危篤だと聞いて参賀どころではない皇帝。そこで燕遅(エンチー)はまず皇太后を見舞い、それから正華(セイカ)門へ向かうよう進言した。秦莞(シンワン)は機を見て皇太后を助けようと考えていたが、その時、秦家を妬む忠国侯の娘・馮沈碧(フウシンヘキ)がすかさず公主・燕秦(エンシン)に″小医仙″を薦めるよう入れ知恵する。驚いた秦朝羽(シンチョウウ)は口を慎めと諌めたが言い争いとなり、結局、皇帝の耳に入ってしまう。皇后と忠勇(チュウユウ)侯・秦述(シンジュツ)は若輩の秦莞には荷が重過ぎると反対し、太医に任せるよう訴えた。しかし燕遅から確かに秦莞は大長公主を救ったと聞き、皇帝は秦莞も連れて行くと決める。「皇后と太子は先に正華門へ行っておれ」福寧(フクネイ)宮ではすでに太医たちが匙を投げていた。最後の望みを秦莞にかけるしかない皇帝。早速、診察した秦莞は倒れる前の皇太后の症状を見事に言い当て、陳(チン)嬷嬷を驚かせた。どうやら皇太后は脳への血流が滞ったせいで昏睡しているという。「倒れて一時以内ならまだ間に合います、民女に治療させてください」皇帝は無能な太医に激怒した。しかし秦莞は慎重過ぎただけで太医の処置は正しかったとかばう。燕遅は口答えしないよう密かに合図したが、秦莞を止めることはできなかった。「陛下、医師でも治せぬ病があります、過剰に責めれば余計に保身に走るかと…」燕遅は秦莞の直言に肝を冷やしたが、皇帝は太医を見逃してくれた。「九娘のとりなしを無駄にするでないぞ?」すると皇帝は秦莞に治療を一任し、正華門へ向かった。秦莞は薬王谷の金針八法で皇太后を危機から救った。やがて参賀を済ませた皇帝が駆けつけ、息を吹き返した母后の姿に目を潤ませる。外で待っていた皇后たちは皇太后の無事を聞いて喜んだが、内心では秦莞の功績に戸惑い、それぞれの思惑が交錯した。皇帝は秦莞が皇太后の治療で参内できるよう玉佩を授けて退出させた。「七郎、送ってやれ」帰りの馬車の中、秦莞はふざけて皇太后を救った褒美が欲しいと手を出した。すると燕遅は肌身離さず持っていた母の形見の玉を贈る。「何て書いてあるの?」「″守心″だ、父親が母親に贈った愛の証し、そして君を守りたいという私の真心だ」喜んだ秦莞はお返しに燕遅に口づけした。「荊州であなたを狙ったのは都にいる誰かなのよね?…太子も成(セイ)王も怪しそう」「心配するな、私が何とかする、それより君も陛下のお気に入りになったんだ 素(ソ)貴妃と皇后の争いに巻き込まれぬようにな」「何か事件を捜査させてもらえる?検視人なら妃から妬みを買わずに済むわ」「それなら皇子からも狙われなくなる、妙策だ」皇太子は父皇の信頼を得た秦莞に興味を持った。しかし母后から後ろ盾がない秦莞では意味がないと釘を刺され、気に入ったのなら嬪に迎えればいいと言われてしまう。「ならなぜ太子妃の決定を先延ばしに?秦家が待ちわびています」「すぐに太子妃にしては秦家が恩義を感じないわ、もう休みなさい」皇后は自分の息子ながら落胆した。…燕遅の幾分かでも手腕があればよかったものを…一方、成王・燕麒(エンキ)は愚かな企みばかりしている馮沈碧に呆れていた。素貴妃はそもそも燕麒が忠国公を嫌うせいで馮沈碧が皇太子妃の座を争うはめになったと嘆く。「太子になりたいのなら忠国公に協力しなさい、そこまで沈碧を嫌わなくても(ボソッ はっ!まさか九娘を見初めたの?!」「ふん!私に釣り合う者などいない!」翌朝、忠勇侯府の九娘子に皇帝と皇后から褒美が届いた。夜更けに戻ってきた秦莞はまだ眠っていたが、秦霜(シンソウ)と茯苓(フーリン)は楽しそうに豪華な装飾品を眺めている。すると秦湘(シンショウ)が激しい嫉妬から暴言を吐いた。「九妹妹も出世したものね~″鳳凰″になる日も間近かも」しかし運悪く秦述たちに聞かれ、罰として書写を命じられてしまう。秦朝羽は五姐を早めに嫁がせるよう提案した。秦述も確かに災いを及ぼす前に片付けろと言ったが、胡(コ)氏は秦湘より皇帝の覚えがめでたい秦莞を警戒する。( ゚д゚)<1箱全部、真珠?羽児にくれたっていいのに…すると秦述は秦朝羽と秦莞は別の道を行くと諭した。「羽児を必ずや太子妃にしてみせる」ゆっくり休んだ秦莞は茯苓に留守を任せて皇太后の診察に出かけることにした。すると中庭に出た時、偶然、胡氏と秦朝羽の話を耳にする。「父親は九娘を燕遅に嫁がせるつもりよ、早く嫁がせてしまえば後顧の憂いはなくなる」「でも燕遅ほどの位なら引く手数多では?」しかし胡氏は睿(エイ)王府に縁談を持ちかける者などいないと否定した。「睿王妃は睿王に毒殺されたとの噂があるの」「睿王妃は難産のために亡くなったのでは?」「それはあくまで建前よ、燕遅は睿王の実子ではない だから妻を殺し、外聞のため息子だけ生かしたとか これが公になれば燕遅は無爵よ、だから誰も娘を嫁がせないの」秦莞は誰かが悪意ある噂で睿王と燕遅を離間させ、朔西(サクセイ)軍を内部から崩壊させるつもりだと疑った。…一体、誰がこんな悪辣な罠を仕掛けたのかしら道は険しいけれど、燕遅、今度は私があなたを守る番よ…皇太后は危険な状態を脱した。喜んだ皇帝は皇太后の療養も秦莞に任せ、回復した暁には大功として必ず報いると約束する。「今日は宮中で各国の使節を招いた宴がある、そなたも秦児や凝児と同じ席に」そこで皇后は公主がまだ袖を通していない礼服を秦莞に貸すことにした。新年の朝賀では皇太子と成王の立場が逆転、皇后も堂々とした息子の姿に目を細めた。すでに秦莞の噂も広まっているのか、早速、挨拶してくれる令嬢もいる。面白くない馮沈碧は聞こえよがしに秦莞がわずか2度目の宮中で公主と同列だと言った。しかし燕秦の態度は一変、皇祖母の恩人なら当然だとあしらう。その時、家宴には顔を出さなかった燕離(エンリー)が現れた。岳凝は喜んで手招きしたが、燕離は周囲の目が気になって諦めてしまう。「なぜ来ないのかしら?」「燕遅と同じよ、高い身分なのに都で苦労している 都に来て私も2人の苦労をようやく理解したわ」崇明(スウメイ)殿に北代(ホクダイ)と西寒(セイカン)の使者が到着した。両国は犬猿の仲、北代皇太子・元弘(ゲンコウ)たちと西寒三皇子・劉贇(リュウイン)は互いに牽制しながら皇帝に拝謁する。皇子たちは五公主との縁談を望み、どちらも贈り物を用意していた。元弘は北代の蒼羽(ソウウ)山脈で取れた見事な紅玉、片や劉贇は意外な贈り物を見せる。「この雪狐(セッコ)は霊獣です 公主殿下がこの鈴を3日間、身につければ雪狐は唯一の主人と認めて懐きます」燕秦は可愛い雪狐をひと目で気に入り、早速、鈴をつけてあやしてみた。すると雪狐は鈴の音に反応し、公主に近づく。「父皇、母后、この狐狸が欲しい!」皇帝は10日後に南苑(ナンエン)で騎射の腕比べを行うと宣言した。そこで燕遅に両皇子の補佐を務めるよう命じる。すると北代公主・元蕪(ゲンブ)が優勝者には褒美があるか聞いた。「もちろんだ」皇帝の答えを聞いた元蕪は御前に出ると、自分が勝ったら燕少帥を駙馬(フバ)にするという。つづく( ˙꒳˙ )急に普通の宮廷ものに?w
2026.07.06
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第21話都を震撼させる連続殺人事件。秦莞(シンワン)の検視で糸口をつかんだ燕遅(エンチー)は捜査を急ぐことにしたが、成(セイ)王・燕麒(エンキ)の配下に監視されていた。成王の狙いは恐らく秦莞、被害者の衣の紛失も成王の仕業に違いない。そこで燕遅は展(テン)捕頭に魚商探しを任せ、秦莞を連れて馬車に乗り込んだ。燕遅は忠勇(チュウユウ)侯が太子を助けるために秦莞を政権争いに巻き込んだと憤った。しかし秦莞は構わないという。「被害者や晋(シン)王、父親の無念を晴らすためにも介入するわ」「警戒は怠るな、陛下に話を通したゆえ君も警部の案件を扱える」やがて2人を乗せた馬車は義(ギ)王府に到着した。義王のいない王府は閑散としていた。すると前庭の長椅子でうつらうつらしている燕離(エンリー)を見つける。燕遅は燕離に成王の配下を追い払うよう頼み、その間に秦莞を連れて義王妃への挨拶に向かった。燕遅との1年ぶりの再会を喜ぶ義王妃。記念に自分のかんざしを外して秦莞に贈り、可能なら早く都を離れるよう助言して写経へ戻ってしまう。義王府からの帰り道、秦莞はかんざしが義王から王妃への愛の証しだと気づいた。「なぜ息子の燕離ではなく私に?」「20年前に謀反を企てた四川宣撫使(シセンセンブシ)・傅成業(フセイギョウ)を知っているか?」実は義王妃は傅成業の妹だった。義王は生前、傅成業に仕えていた恭(キョウ)州観察使・厳涵(ゲンカン)のことだった。志願兵でありながら戦功により重用された厳涵。ある日、傅府を訪ねた時に偶然、傅成業の妹と出くわし、2人は互いに惹かれ合って結婚したという。しかし幸せな夫婦生活は長くは続かなかった。厳涵は傅成業の謀反を察し、身重の夫人を出産の名目で帰郷させてから都へ知らせに向かったという。すると出兵した皇太子が風来嶺(フウライレイ)で奇襲に遭ったと分かり、急遽、駆けつけた。厳涵は傅成業を刺し殺し、火攻めから皇太子を救い出した。やがて援軍が到着した時には、深手を負った皇太子を守るように全身が焼けただれた厳涵が立ったまま絶命していたという。厳涵の忠義に感銘を受けた燕淮(エンワイ)は即位後、義王の称号を追贈し、遺児の燕離を養子にして国姓を授けた。「ゆえに都の権力者は燕離を皇族だと認めていない 夫人は幼かった燕離のため自死を選ばず、封賞も辞退して隠居した 幸い燕離は皇祖母に可愛がられ、宮中で不当な扱いは受けていない 夫人がかんざしをくれたのは私たちに希望を託したからだろう」秦莞は燕遅が燕離の母をなぜ王妃ではなく″夫人″と呼ぶのか、その悲しい理由を知った。(๑•̀ㅂ•́)و✧<私はあなたが殺されても死なない、必ず下手人を捕らえて法で裁く(;・・)<その言葉を聞いて……とても……安心したよ?(੭*ˊ꒳ˋ)੭<あなたが死んでも私は強く生きて行くっ!(´・ω・)<そうか…だが私は君より先に死なない( ˙꒳˙ ) キョトン成王の妨害を警戒し、尾行をまいて衙門に戻った燕遅と秦莞。遺体発見現場はバラバラだったが、燕遅は地図を使って殺害場所を絞って行く。「人目を避けて遺体を捨てに行き、戻って来られる距離か 遺体の運搬に押し車は使えぬ、成人を背負って一時で5里以上歩くのは困難だ」そこで燕遅は遺体発見現場に画鋲を刺して紐を引っ掛け、半径5里の円を描いた。「3つの円が重なった地域に犯行現場があるはずだ」燕遅は展捕頭が調べた魚粥の露店へ聞き込みに出かけた。一方、秦莞は鄭府尹と一緒に義荘へ戻ったが、3体の遺体がすでに埋葬されてしまったと知る。「鄭府尹が運び出すよう命じたのでは?」「私は知らぬ!」方伯(ホウハク)の話では遺体を引き取ったのは展捕吏と一緒に遺体を運び込んだ役人だった。「また成王ね…衙門へ戻り殿下を待ちましょう」燕遅は展捕吏と一緒に西市で評判の魚粥の露店を訪ねた。すると給仕の男が腰に真っ赤な巾着を下げていることに気づく。「何か祝い事でもあるのか?」「これは先日、食べに来た若い娘さんの忘れ物なんです」娘の服装を覚えているか尋ねたところ、ありふれた葛布(クズフ)の布だったという。被害者と同じだと気づいた燕遅は巾着を確認、すると中から花嫁衣装の仕立書が出て来た。「…受取日は失踪した日だ」その頃、錦衣(キンイ)閣ではある女子が花嫁衣装を受け取りに来ていた。衙門へ戻った燕遅は秦莞と合流、仕立書を観察した鄭府尹が印章から錦衣閣を特定した。白楓と展捕頭たちが急ぎ捕縛へ向かったが、秦莞は物証がなければ成王が難癖をつけるかもしれないと心配する。そこで燕遅は鄭府尹に皇帝への奏状を書くよう頼んだ。こうして迎えた大晦日の宮宴。秦莞も岳凝(ガクギョウ)と一緒に招かれたが、早速、前の席で貴人が揉め始める。すると岳凝が呆気に取られている秦莞に事情を説明した。「首座は皇后の嫡女である公主・燕秦(エンシン) 隣は馮沈碧(フウシンヘキ)、父親が忠国公で素(ソ)貴妃の側近なの あの2人は宿敵同士だけど、秦朝羽(シンチョウウ)が現れた途端、徒党を組むわよ?」秦莞は馮沈碧も太子妃の座を狙っているのだと分かった。「宮宴は素貴妃が仕切り皇后は無関係、どちらが優勢かは明白ね 母親が優勢だから成王が太子を圧倒している 秦家が宮中に娘を嫁がせようとすれば妨害に遭うでしょうね」その時、秦朝羽が母と一緒にやって来た。秦莞が自分たちの前の席だと気づいて面白くない胡(コ)氏、しかし岳凝は本来なら夫人は末席だが、秦朝羽が皇后のお気に入りのため中央に座れるのだと耳打ちした。宮宴が始まった。連続殺人事件の続報が届かず気が気でない皇太子、すると遅れて燕遅がやって来る。燕遅の顔を見た秦莞は無事に解決したと確信したが、何も知らない成王は配下に合図を送った。宋(ソウ)卿は宴席の場だというのにわざわざ御前に出て連続殺人事件について奏上した。「今日が期限ゆえ太子殿下に捜査状況をご明示いただきたく…」皇太子は仕方なく御前にひざまずき、解決間近だとごまかした。しかし皇帝から詳しい説明を求められ口ごもってしまう。成王は思わずほくそ笑んだが、その時、燕遅が皇太子に倣っていひざまずき、奏状を提出した。「連続殺人事件は解決に至りました 太子殿下の命により家宴での報告を控えていた次第です」(´-`).。oO(ホッ錦衣閣へ踏み込んだ白楓たちは裁縫師を捕らえ、危うく4人目の被害者になるところだった娘を救っていた。下手人は母親から虐待されて育ち、心を病んでいたという。妓女だった母親は息子では役に立たないと罵倒しては下手人を女装させ、娘が生まれてこなかった不運を嘆いていた。成王の企みは失敗に終わった。皇太子は面目躍如、検視人を推挙した忠勇侯も皇帝から労われ、秦朝羽も鼻が高い。そこで燕遅は皇帝に鄭府尹から預かった謝罪文を提出した。「何?!死者の着衣紛失と遺体の損壊だと?!」皇帝は激怒、証拠を隠滅して捜査を妨げた者を捕らえるよう燕遅に命じた。すると皇帝に睨まれた成王は思わずうつむいてしまう。「太子は的確に事を処理し、気遣いもできる やはり新春は平穏無事であることが最善だろう」一方、体調がすぐれず宮宴を欠席した皇太后は激しい咳による胸の痛みに苦しんでいた。陳(チン)嬷嬷は太医を呼ぶことにしたが、皇太后は大晦日に皇帝を驚かせたくないという。燕遅は崇明(スウメイ)殿の前で剣舞を奉納、これで最後の儀式が終わった。喜んだ皇帝は約束通り燕遅を刑部侍郎に任じ、民と共に新年を祝うため皇后と一緒に正華(セイカ)門へ向かうことにする。しかしそこへ皇太后が急病だとの知らせが届いた。太医はすでに福寧(フクネイ)宮に詰めているが、皇太后が薬を飲めずに危篤状態だという。驚いた皇帝は輿を呼んだ。すると皇后の目配せに気づいた秦述がひざまずき、新春の折に皇帝が姿を見せなければ民が動揺すると諫言する。「国事を優先すべきです!」つづく( ๑≧ꇴ≦)あらやだ、皇太子=裁縫師かと思ってたwwwww
2026.07.05
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第20話晴娘(セイジョウ)こと清嬛(セイケン)との面会を終えて府署を出た秦莞(シンワン)。門の前では燕遅(エンチー)が待っていた。「私に医術と検視の腕がなかったら晴娘と同じように復讐のため、人を殺めていたかも」「違う、晴娘は因果応報を求めたが、君の望みは天下無冤 どんなに恨んでいても人は殺さない」秦莞は燕遅の言葉に慰められ、せめて晴娘が温情により減刑されることを願った。龐宜文(ホウギブン)は父の連座で連行され、私財も没収された。秦莞は龐(ホウ)夫人たちの行く末を案じたが、持参金が戻り、客桟で商いを続けて行けるという。こうして豫(ヨ)州に別れを告げ、都へ出発した秦琰(シンエン)一行。すると秦莞はあらかじめ燕遅に都では自分と距離を置くよう頼んだ。秦琰が命がけで自分を救う燕遅を見ていたはず、忠勇(チュウユウ)侯が知れば自分を餌に燕遅を皇太子側に引き込もうとするだろう。「人前では私をあくまで参謀として扱って」「君が望むならそうする、ただ私の参謀に誰も手出しさせぬ」( ˶´꒳`˵ )ルイポンったらw一方、盛安(セイアン)では皇太子・燕徹(エンテツ)が都を騒がせている連続殺人事件に頭を悩ませていた。皇帝から年内に解決するよう命じられたが、あと数日ではどうにもならない。燕徹の失脚を虎視眈々と狙う成(セイ)王・燕麒(エンキ)。焦った皇太子は誰かを下手人に仕立てるよう命じたが、京兆府尹(ケイチョウフイン)・鄭白石(テイハクセキ)は反対した。すると忠勇侯・秦述(シンジュツ)が救いの手を差し伸べる。「殿下、推挙したい者がおります ただその者は役人ではなく特別な身分のため、秘密裏に進めたく…」秦莞たちは忠勇侯府に暖かく迎えられた。すると昼餉が終わる頃、参内していた嫡女の八娘子・秦朝羽(シンチョウウ)が帰ってくる。都育ちの朝羽は洗練された美人で皇太子妃の有力候補だったが、未だ内定がもらえず、母の胡(コ)氏は気を揉んでいた。秦述は初対面の秦莞に好印象を持った。しかし問題を起こした三房の娘・秦湘(シンショウ)と秦霜(シンソウ)を警戒、秦琰に目を離さぬよう命じる。「秦安(シンアン)の事件は国中を震撼させた 太子の取り成しのおかげで家長の責任を問われずに済んだが… 忠勇侯府の醜聞は2度と許されぬ」「分かりました、では燕遅と九妹妹の件は?」「睿(エイ)王父子は政争に加わらず中立を保ち、太子とも一線を引いている ましてや燕遅の身分では婚姻を結ぶにも陛下の許可が必要となる 我らが介入すれば陛下に疑いを抱かせるであろう 入城の際、燕遅が別行動だったのは九娘との関係を隠すため、しばらくは様子見だ」秦述はすでに皇太子に秦莞を推挙したと教え、今回の厄介事を解決できれば東宮と忠勇侯府はより親密になると期待した。「九娘の未来は朝羽に引けを取らぬやも…」「父親は九妹妹を太子の嬪にすると?ですが羽児は一途に…」「爵位を継げなくてもいいのか?!大功を立てねば勲貴の爵位は世襲できぬ 父はもう吏部尚書の勤めで精一杯、太子の即位を助けてお前がこの家を守り抜け!」「必ず成し遂げます」秦述は早速、秦莞を書斎へ呼んだ。そこでわずかながら秦良(シンリョウ)が残した財産を九娘に返し、本題に入る。「一つ頼みがある、最近、都で女子が殺められる事件が続いている 私の独断でお前を府尹に推挙しておいた、官府に力を貸してくれないか?」忠勇侯からの申し出は沈莞(シンワン)にとって渡りに船だった。「莞児、民の安寧のため是非、お手伝いしたく存じます」その頃、成王は皇太子の側近である忠勇侯を警戒、見張りを命じていた。一方、帰京した燕遅は参内し、大周(シュウ)皇帝・燕淮(エンワイ)と碁に興じていた。相変わらず歯に衣着せぬ物言いの燕遅に失笑する皇帝、そこで本気で刑部に入るのかと尋ねる。「刑部で成果をあげます、才ある者を登用できるよう私を高位に据えてください 父王への言い訳にもなります」「朕を父子の争いに巻き込むつもりか?」皇帝は笑いながら希望を叶えると約束した。翌朝、男装した秦莞は秦琰の案内で義荘に到着した。鄭府尹と初検を担当した熟練検視人・方伯(ホウハク)が立ち会いのもと、秦莞は捕頭・展楊(テンヨウ)の説明を聞きながら遺体を確認する。遺体は3体、いずれも妙齢の娘だった。最初の遺体は一月半前、城南の玉水橋の近くで発見されたという。「橋のそばに階段はありますか?」「めいよー」「殺害現場には階段があるはず、下手人は遺体をここに遺棄しただけです」死者は明らかに首を絞められたことによる窒息死だった。しかし遺体の臀部や足の後ろ側に打撲痕が見られ、死後に階段を引きずられた可能性が高いという。2人目は一月前、城西の廃屋で発見された。城南で働く兄に夕餉を届けたあとに姿を消し、捜索願いが出されて2日後に遺体が見つかったという。当初は別々の事件として捜査していたが、半月前に城外の村に住む3人目が被害に遭った。城内の村から西市(ニシノイチ)へ買い出しに来て殺されたという。すると秦莞は恐ろしい事実に気づいた。「検視記録に記されていない点が1つありました…」実は遺体は3体とも死後に乱暴されていた。「新しい3体目の臓腑から何か見つかるかも、解剖します」成王は逃亡した下僕を探しているという名目で義荘に乗り込んできた。鄭府尹は慌てて止めようとしたが、その時、騒ぎを聞いた秦莞たちも外へ出てくる。秦莞を見た成王は検視を行う重要な場所に部外者がいると鄭府尹を糾弾、すると運良く燕遅が駆けつけた。「四哥、九先生は私の参謀です」「七弟?お前の配下であろうと勝手に入ることは認められぬ」「私は年明けから刑部に入る、九先生は私が陛下の許しを得てお招きしたのです 凄腕の検視人ですよ?」成王は皇太子側についたのかと揶揄したが、燕遅はあくまで公務であり、公私混同すれば皇帝に申し訳が立たないと否定した。仕方なく退散することにした成王。「事の次第が分かったので四哥は帰ろう…行くぞ!ほかを探す! ふん、小賊ごときに天下を覆せるものか」成王は遠回しに秦莞を牽制し、引き上げた。秦莞は検視に戻った。3体目の胃から出たのは蜜柑の種と魚、食事は死亡する一時半前と推定される。しかし都では鮮魚をあまり見かけず、売っていたとしても値段は高価だ。身なりからして娘は庶民、選んだのは西市の安い屋台だろう。すると展捕頭が3人目の被害者の衣服がないことに気づいた。「初検の時、下穿きはありましたか?」「そう言えば上着と内着は確認したが、下穿きは記憶にない」その時、秦莞は下手人が女子の着衣に特殊な嗜好があると気づいた。普通の男は伴侶の衣でさえよく分からないものだが、下手人は被害者の衣を完璧に整えて遺棄している。「それなのに下穿きを忘れるでしょうか?」鄭府尹は展捕吏と方伯に遺体を運んだ者を調べるよう命じた。しかし燕遅は私的な嗜好のため、手がかりにはならないと心配する。すると秦莞がもう一つの証拠を示した。「死者の爪にあった霜焼けの塗り薬です 死者の手に霜焼けはなかった、抵抗した時に下手人の皮膚を引っ掻いたのでしょう」「冬の手仕事で手が荒れたのか… 下手人は塗り薬を買えるだけの稼ぎがあり、手を大事にしている 恐らく緻密な技を要する職人だな」3人を階段がある同じ屋内で殺したのなら独居の可能性が高い。女子の身なりに詳しく、独りでも店を営める職人、秦莞と燕遅は裁縫師だと分かった。ちょうどその頃、錦衣(キンイ)閣という衣装店に独りの娘がやって来た。娘は花嫁衣装を作りたいという。「ではこちらで採寸を…」つづくヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ
2026.07.05
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第26話コンテストで見事、最優秀ブランド賞を獲得した妍衣坊(イエンイーファン)。貢献した沈皓明(シェンハオミン)も于一鳴(ユーイーミン)と一緒に祝賀会に招かれたが、許妍(シューイェン)と蒋亮(ジアンリアン)の親密な様子に苛立ちを隠せない。そこで于一鳴は喬琳(チァオリン)を送り込み、許妍と蒋亮を引き離してくれた。許妍はようやく沈皓明の席へ向かおうとしたが、蒋亮はわざとダーツを始めようと提案、許妍が最初に投げるよう指名してしまう。「なら僕は帰る」ヘソを曲げた沈皓明はうっかり口を滑らせた。許妍は楽しそうな仲間たちの前で面目が立たず、忙しいなら引き止めないと冷たくあしらってしまう。すると于一鳴は沈皓明を心配して後を追った。喬琳は泥酔した許妍の代わりに皆を送り届けて一息ついた。「落ち込むなら引き止めればよかったでしょう?」「落ち込む?何が?あんな奴、帰ればいいのよ!もうどうだっていい!」強がる妹をなだめ、何とかタクシーを拾った喬琳。一方、于一鳴も酩酊して奇行を繰り返す沈皓明に手を焼いていた。翌朝、許妍と沈皓明は夫婦のベッドで目を覚ました。何が起きたのか悟った2人は呆然、しかし許妍は誰かに見られたわけでもないと冷静になる。その時、廊下から于一鳴と喬琳の声が聞こえた。「起きたか?もう昼だぞ?」「記憶が飛んでるでしょう?何があったか知りたければ服を着て降りて来て!」…于一鳴が沈皓明をマンションに送り届けると、ほどなくして喬琳が許妍を連れて現れた許妍はここが自分の家だと主張し、仕方なく送ってきたというすると許妍と沈皓明は酔って素直になり、互いにまだ愛情があると認めた于一鳴と喬琳はそこで帰ることにしたが、気がつくと2人が水槽の魚を食べようとしたり、気分が盛り上がっていきなり服を脱ぎ始めてしまう慌てた于一鳴と喬琳は夫婦を何とか寝室まで連れて行ったしかし寝室に閉じ込めても大騒ぎが続き、于一鳴と喬琳は心配で帰れなくなったという…于一鳴と喬琳は事の経緯を説明して帰って行った。許妍も仕事があると思い出して帰ることにしたが、沈皓明は朝食を食べていかないかと引き止める。「何が食べたい?」許妍を壁に押し付け顔を近づける沈皓明。その時、思いがけず于嵐(ユーラン)が差し入れを持ってやって来た。于嵐は許妍と沈皓明の復縁を確信し、沈皓辰(シェンハオチェン)の馬術大会での昇級を祝うパーティーを許妍に企画して欲しいと頼んだ。「当日も来てね、ハオチェンが喜ぶわ」「日程を確認します」沈皓明は許妍を車で送ることにした。すると道すがら許妍は会社を助けてくれた巴来金(バラキン)夫人に感謝したいという。沈皓明は早速、明日の6時に食事会をセッティングすると決めた。「場所はあとで送る…でも君は飲まないほうがいい」「ダメなことないわ(クスッ」その時、許妍は燃料計の警告ランプに気づいた。( ˙꒳˙ )<加油(給油よ)(੭*ˊ꒳ˋ)੭<おう!頑張る(加油)!」(´゚艸゚)∴ブッ!<ガソリンの話よ(ㆆㅅㆆ)・・・妍衣坊の受賞で提携先も手の平を返し、第3弾は予定より早く発売できることになった。やはり実力をつけることが正義だと実感する許妍たち。するとコンテストで妍衣坊を知った古北(コホク)鎮の産業支援課主任・張豊裕(ジャンフォンユー)が訪ねて来た。「古北鎮の草木染めは無形文化財になっています 御社が手織りの錦を広めたのを見て、我々も草木染めの知名度を高めたくて… 実は古北鎮の宣伝と観光客の呼び込みのため、インフルエンサーを招く計画があります 多くの魅力を掘り起こしたいが、草木染めは御社以外にないと思って」許妍は草木染めに興味があると前向きだったが、まずは学ぶ時間が欲しいという。そこで張主任は招待状を渡し、古北鎮にある草木染めの工房で体験できるよう手配しておくと言った。スティーブがレストランの駐車場に車を停めて待っていると、タクシーから許妍が降りて来た。そこで姿が見えないよう隠れながら許妍に連絡する。「もしもし?」「食事会ですか、許小姐?…沈皓明があなたを呼んだ理由をご存知で?」スティーブは巴来金が金達(ジンダー)に3ヶ月の評価期間を化したと明かし、妍衣坊の危機に尽力したのは許妍を懐柔して離婚させないことだったと暴露した。「すべてはビジネスのためであなたへの愛じゃない」その時、許妍は巴来金夫人から提携候補の全企業に3ヶ月の評価期間があると聞いたことを思い出した。確かに沈皓明が妻への支持を表明したインタビューは多くの共感を集め、金達の株価は連日ストップ高になった。「彼はあなたを助け、巴来金夫妻にアピール、株価高騰で大儲けした 今日の食事会も夫婦円満のふりをして巴来金夫妻に信じ込ませるためです 写真を撮らせるパパラッチまで用意してる これで提携を成功させれば取締役の座も確実だ」「…話は終わり?」「ビジネスでは裏を読むことも必要です(ガチャ」しかし許妍はそのまま店に入って行った。レストランの庭園に確かにパパラッチが潜んでいた。許妍は沈皓明への不信感を拭えなかったが、それでも精一杯の笑顔で食事会に臨む。しかし夫人の隣に座りたいと頼み、沈皓明と距離を取った。食事会は和やかに終わった。許妍は沈皓明と個室の前でにこやかに巴来金夫妻を見送ったが、夫妻の姿が見えなくなると途端によそよそしくなる。「もう帰るわ、演技は終わりよ…3ヶ月の評価期間があるそうね? 提携を勝ち取るために周囲を利用した、あなたらしい、相変わらずね?」「認めるよ、夫人に妍衣坊の服を選ばせたのもインタビューも巴来金に見せるためだ だが今日、君を呼んだのは違う」「でも結局、望み通りの虚像を見せたわ」「虚像?一夜を過ごしたことも嘘だと言うのか?」「ともかく今、言い争うのはまずくない?パパラッチを雇ったでしょう?」すると沈皓明は陳霖(チェンリン)に連絡した。陳霖がパパラッチを連れてやって来た。「写真はすべて削除させました」「分かった、連れて行け」沈皓明はパパラッチが何者か知らないと釈明した。そもそも写真が必要なら陳霖に撮らせればいいだけのこと、人を雇う必要などないという。「分かった、誰かが私たちを利用して提携を邪魔しているのね」許妍は実はスティーブが何度も接触してきたと明かした。「奴はただの手先だ、裏に誰がいるのか分からない」「それはあなたの考えること、恩は返したわ、提携の成功を祈ってる」「僕が見返りを求める人間だと?!」沈皓明が語尾を強めると、許妍も思わず声を荒らげた。「じゃあどういう人なの?!…残念ながら私には分からない でも割り切ったわ、今後は支援の申し出も喜んで受ける、お互い大人だもの 利益を追求するのは当然、これからも利用し合う関係でいましょう? 夫婦でなくなっても友人としてね」つづくε-(•́ω•̀๑)ラブラブのあとは決まって大事件が起こるセオリー
2026.07.03
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第25話取引先の工場長から精算を迫られた許妍(シューイェン)。妍衣坊(イエンイーファン)の品質の良さを誰よりも知る工場長の手のひら返しに許妍は憤り、精算するなら2度と提携しないと言い放った。その時、思いがけず沈皓明(シェンハオミン)が巴来金(バラキン)夫人を連れて現れる。巴来金夫人は妍衣坊を絶賛、クロージングパーティーで妍衣坊のドレスを着たいと言った。許妍は巴来金夫人を連れて試着室へ向かった。そこで沈皓明は喬琳(チァオリン)にも仕事へ戻るよう促し、工場長たちの対応を買って出る。工場長たちは沈皓明と会えたことに感激、巴来金夫人の正体を知るや態度を豹変させた。許妍と沈皓明は会社の前で巴来金夫人の車を見送った。すると許妍は窮地を救ってくれた沈皓明に素直に感謝する。「妍衣坊のことは聞いたよ、君の原則を破る気はないが傍観もできない…これを見て」沈皓明は会社を苦境から救える手段だとして″青嵐(セイラン)杯デザインコンテスト″のサイトを見せた。「影響力の大きいコンテストだ、受賞して発言の機会を得たら会社の理念を広められる」すでに応募は締め切られていたが、実は沈皓明が参加申請を済ませていた。「ありがとう…好意に甘えさせてもらう」コンテストに向けて息を吹き返した妍衣坊。デザイナーの瑶瑶(ヤオヤオ)は素晴らしい作品を完成させ、受賞への期待も高まった。そんな中、財務で問題が発覚する。アシスタントの劉(リウ)はどう処理すれば良いのか分からず、確認しようにも前任の董(ドン)部長は電話を解約し、SNSも削除、蒸発してしまったという。許妍は喬琳に事情を説明し、引き継ぎを手伝ってくれた林涛(リンタオ)に協力を頼めるか聞いた。「気が進まないならいいの」「別にいいわ」喬琳は快諾、すると林涛はすぐオフィスに駆けつけ、問題を全て解決してくれた。そこで許妍と喬琳は転職を考えているなら妍衣坊の財務で働かないかと誘う。林涛は迷惑をかけた自分を受け入れてくれることに感激し、2人の信頼に応えると意気込んだ。こうして空席だった財務部長が決まり、落ち着きを取り戻した妍衣坊。しかし突然、青嵐杯の参加資格取り消しの通知が届いた。青嵐杯運営委員会は炎上している妍衣坊を問題視、コンテストに悪影響が出るとして参加を取り消した。許妍たちは運営に乗り込んだが、まずは汚名返上することが条件だと追い返されてしまう。沈皓明は参加取り消しを喬琳からのメッセージで知った。孫思唯(スンスーウェイ)は沈皓明からオファーを断られでもお構いなし、取材に押しかけた。しかし意外にも沈皓明がインタビューに応じてくれる。「メディアへの露出は少ないと聞いていましたが、今日は機会をいただき光栄です」「最近、妻の会社がトラブルにあったことで僕も学んだんだ 控えめは一種の美徳だが、控えめ過ぎると自らを不利な立場に追い込んでしまう 妻は黙々と実務をこなすタイプで、僕が宣伝をするのも嫌がった でもそんな性格があだとなり、悪意あるものに陥れられた… ご存知のように金達(ジンダー)が開発した住宅は価格競争をしない 弊社の企業理念は使用するレンガ1個から鉄筋1本、砂1粒まで国家基準を満たすこと オーナーは嵐のあと実感するでしょう、真の価値とは何かを… 妍衣坊も同様です、手織りの錦にこだわり、織物の文化的価値を伝えようとしている 悪意ある者がアクセス稼ぎで真実を曲げ、世論操作で妍衣坊をおとしめている これはネットいじめであって正義ではない 彼女の考えは至って明確、僕のアドバイスは必要ない むしろ僕が彼女の気概を学ぶべきだろう 妻はこのスピード社会にあえて複雑な技法の手織り生地を選んだ 困難な道のりと知りながらチームを率いて集落の中に入り、刺繍の手仕事を製品化した 村の女性に仕事を持たせ、都会で働く夫に帰省を促す 親子が一緒に居られたら留守児童も減らせます これは意義深く、愛ある事業だと言えるでしょう、妻は僕の手本であり誇りなのです」沈皓明の擁護のおかげで翌日から妍衣坊のフォロワーが増え始めた。同時に巴来金夫人がパーティーで着用した妍衣坊の服も話題となり、好意的なコメントがつくようになる。沈皓明の言葉に背中を押された許妍はついに反撃に出ると決めた。「もう譲歩しなくていい、我々の権利を守り、陣地を取り戻す」すると一晩で書き上げた台本を渡した。「ライブ配信の準備を」瑶瑶と罐罐(グァングァン)はカメラの前に立ち、ライブ配信で自分たちの理念を訴えた。「これまで言い訳するのが嫌で私たちは沈黙を守ってきました でも皆様の正義の声を聞き、真の妍衣坊を伝えようと決めたのです」「皆さん、こんにちは、私はデザイナーの路宝瑶(ルーバオヤオ)、彝(イ)族の娘です 小さな頃から村の女性が刺繍をしたり、頭飾りを作るのを見て育ちました 故郷の刺繍の技術を広めたいという願いを妍衣坊が叶えてくれたのです そして妍衣坊は村民の暮らしにもうるおいをもたらしました 手織りの生地とイ族の独特な刺繍法は実際に触れて着用してこそ良さが分かります どんな誹謗中傷を受けても初心を貫きます、それは伝統とファッションの融合 青嵐杯の舞台に立ち、妍衣坊の心を皆様に伝えたい」「世論を利用して妍衣坊をおとしめる人には決して負けません 法律を武器に正当な権益を守ります この配信は妍衣坊から悪意ある者への宣戦布告、ネットいじめに対し戦い続けます」「皆様の力を妍衣坊にお貸しください」動画は一気に拡散、青嵐杯事務局にも妍衣坊の出場を願う声が殺到し、出場資格の回復が認められた。妻が巻き込まれたトラブルへの沈皓明の対処法は巴来金を感心させた。これが決め手となり巴来金と金達の提携が内定する。一方、喬琳を迎えに来た于一鳴(ユーイーミン)は偶然、会社の前で林涛と出くわした。林涛は慌てて事情を説明し、喬琳への未練は断ち切ったと訴える。「腹が立つなら殴ってくれ」于一鳴は手を伸ばしたが、それは握手を求めるためだった。ちょうどその時、喬琳が現れ、2人が和解したと知ってひと安心する。「じゃあ俺はこれで!」2人の邪魔をしないよう急いで帰った林涛。しかしその夜、幸せそうにマンションへ戻って来た于一鳴と喬琳の様子を物陰から見ている林涛がいた。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ青嵐杯デザインコンテストが始まった。妍衣坊は予選を勝ち抜き、いよいよ決勝戦のリハーサルに臨む。独りで最後まで残り、ランウェイの最終チェックに余念がない許妍。「完璧なんだけど何か感動が足りないわ…」その時、ふと振り返ると沈皓明がいた。「満足できないのか?」「違うわ、満足してる…でも何かが欠けている、というかバラバラというか 私たちの作品からその背後にある物語を感じ取って欲しいの」「妍衣坊を始めて一番、感動したことは?」「ヤオヤオの言葉よ」瑶瑶はイ族では女の子が生まれると成人するまで、節目に村の女性たちが美しい服や頭飾りを作ると教えてくれた。「ー針ごとに年長者の愛が詰まっている」「それなら共感を得やすい、ランウェイで素朴な思いを伝えたらどうだい」すると許妍は急いで喬琳に電話をかけた。「みんなを呼んで、相談があるの」沈皓明の助言で許妍は決勝戦のランウェイで血脈で紡がれた絆を表現、見事に最優秀ブランド賞を獲得した。その夜、妍衣坊の祝賀会には蒋亮(ジアンリアン)だけでなく、沈皓明と于一鳴も招待される。すると代表として許妍が挨拶に立った。「一番にお礼を言いたい人がいます、どん底の時に支え、力をくれました」于一鳴はついに沈皓明の努力が実ったと喜び、思わず沈皓明の腕をつかんだ。「ありがとう、蒋総、1番目の出資者に感謝します!」期待を裏切られ、乾杯にも加わらずに黙々と食事をする沈皓明。しかし親しげに話している許妍と蒋亮が気になり、悶々としてしまう。つづく( ๑≧ꇴ≦)ハオミンwww
2026.07.02
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第24話待ちに待った妍衣坊(イエンイーファン)の商品が完成。許妍(シューイェン)は喬琳(チァオリン)と一緒に祖母へ真っ先に報告した。喜ぶ祖母の顔を画面で眺めながら、必ず成功して祖母を呼び寄せようと誓う許妍。しかし早々にトラブルに巻き込まれてしまう。許妍が同乗して第1弾の商品を運んでいたトラックが途中で故障した。知らせを聞いた瑶瑶(ヤオヤオ)は慌ててデザインルームを飛び出したが、ちょうど許妍を訪ねた沈皓明とかち合う。「瑶瑶?どうした?」救援のトラックが意外にも早く到着した。すると驚いたことに運転席から沈皓明が現れる。「なぜここに?」「積み替えが先だ、君は車に乗って」沈皓明は許妍をトラックの助手席に押し込むと、大きな段ボールを運び始めた。その時、瑶瑶からメッセージが届く。…沈皓明は到着した?彼が迎えを買って出てくれたの…許妍は汗だくになって荷物を運ぶ沈皓明に水を差し入れた。「そんなに遠慮しなくていい、人の協力なくしてビジネスの成功は不可能だ」しかし許妍は遠慮ではなく、自分の力で結果を出したいという信念だと言った。「君が頑張る理由は分かった、以前の僕はあまりに傲慢で君を大切にしていなかった でも君にはこんな苦労をせず、楽しく生きて欲しい」「本当の自分に戻って今の方が心安らかで楽しいの 成功するためなら苦労くらいどうってことない」「僕を頼ればいい」「分かっていないのね、私は自分の力で成功をつかみたいの」「…君ならできるよ」「必ず成功してみせる、だって私たちもこうしてお互い変わったわ」沈皓明のおかげで無事に商品の搬入が間に合った許妍。帰りのトラックでは疲れて眠り込んだ沈皓明がカーブを曲がった勢いで許妍の肩に頭を預けてしまう。許妍は困惑したが、なぜか無理に沈皓明を拒絶することもできなかった。妍衣坊の第1弾の商品は大好評のうち完売した。このまま第2弾も好調なら、第3弾は予約販売に移行する。すでに再販の希望やコスメブランドからのコラボの打診があり、好調な滑り出しを見せた妍衣坊。しかしほどなくしてブランドを揺るがせる大事件が起こった。ネットで妍衣坊の売れ残りと称し、コピー商品が出回った。値段は10分の1、しかし本物は手織りの高級生地だが、コピー商品は機械織りの粗悪な生地を使っている。ライバーは妍衣坊がぼったくりだとデマを流し、あっという間に噂が広まった。蒋亮(ジアンリアン)は許妍を励まそうとランチに誘い出した。しかしすでに蒋雲(ジアンユン)の指示で遠航(ユエンハン)ファンドから許妍にメールが届き、投資が中止になったという。蒋亮は個人の資金で援助すると励ましたが、許妍は起業の時に十分、助けてもらったと感謝し、断った。「今の妍衣坊には″知財エコシステム″の構築の方が重要よ」「そうだな、奴の案の方がほんの少~しだけ優れている」すると許妍がやっと笑った。安堵した蒋亮は許妍の意思も会社の決定も尊重すると受け入れ、沈静化したら再び投資したいという。「こんな強い女性に会ったのは初めてだ」妍衣坊のレビューは大炎上した。第2弾の商品は全く売れず、支払いを心配した取引先の張(ジャン)部長まで清算を要求してくる。許妍も取引先の対応に追われたが、そんな中、突然、オフィスに思拓(スートゥオ)建築のスティーブが現れた。「トラブルが起きたそうですね… 投資家が撤退し、資金難に陥れば、取引先が債権の取り立てに来る どうするつもりですか?」実は許妍はランチの席で蒋亮から警告されていた。わずか1日で新規ブランドを炎上させるには裏で仕組んだ者がいるはずだという。『恨みを買っていないか思い出せ』案の定、スティーブは巴来金(バラキン)との提携話を持ち出した。夫婦関係が破綻し、離婚協議中だと公表すればすぐ思拓が資金を振り込むという。しかし許妍は金達(ジンダー)を頼っていない以上、思拓にも協力する義理はないと突っぱねた。「トラブルの収拾がつかなくなりますよ?」「分かっているわ…他に用がなければ帰って」「考える時間は十分に差し上げます、失礼」一方、沈皓明も妍衣坊のトラブルに胸を痛めていた。妍衣坊が混乱する中、財務部長の董(ドン)が突然、今日付で辞めると言い出した。聞けば満足できる給与で引き抜かれ、すぐ新しい会社に出社したいという。「どちらにせよ残っている資金では1ヶ月ももちません」「どうぞ辞めて、ただ雇用契約書にある通り引き継ぎを終えてから辞めるのね」その時、ちょうど林涛(リンタオ)がオフィスにやって来た。喬琳にこれから実家へ帰ると挨拶、許妍にも迷惑をかけたので謝りたいという。喬琳は許妍なら気にしていないと笑ったが、突然、許妍の部屋から財務部長の怒鳴り声が聞こえた。「俺を倒産まで突き合わせるつもりか?!違約金なら払ってやるよ!」銀行勤めで財務に詳しい林涛は思わず許妍の部屋に入った。林涛は引き継ぎしないで退職するのは違法行為にあたると指摘、自分が引き継ぐことは可能だが、董部長に法的責任は残るという。すると焦った董部長は2日だけという条件で引き継ぎを認めた。「専門家を呼んでくれ!」「俺は財務学士と金融修士を取得してる、公認会計士だ、俺の目はごまかせないぞ?」引き継ぎは夜になっても終わらなかった。喬琳は心配して夕食を差し入れたが、董部長は疲れて眠っている。林涛の話では帳簿がぐちゃぐちゃで、急いで辞めるのには不正があるかもしれないと警告した。一方、沈皓明は帰国した巴来金夫人をもてなしていた。実は巴来金が急用で来られなくなり、独りで会いに来たという。「イェンイェンが会いたがっていました 連れてこようと思ったのですが、トラブルに巻き込まれてしまって…」「トラブル?私に何か手伝える?」許妍はドラブルメーカーだった林涛の意外な手腕に感心しながら、会社の立て直しに奔走していた。するとスティーブが警告した通り、取引先の劉(リュウ)工場長が張部長と趙(ジャオ)部長を連れて押しかけてくる。実は先日、張部長が許妍の不在時に訪ねた際、追い返されたというのだ。喬琳は許妍に心配かけまいと黙っていたが、その時、期日前の清算を迫られていた。劉工場長の口調は穏やかだったが、前金を1割増やして欲しいと要求してきた。許妍はあっさり了承、すると取り引きを継続するなら第2弾の残金を払って欲しいという。「あの程度、金達なら簡単に払えるでしょう?」「私の会社は金達とは無関係です」すると金達の後ろ盾がないと知った劉工場長たちは態度を一変させた。「残金を払わなければ契約は解除だ!やはり金がないんだな!耳を揃えて残金を払え!」「いいわ、払います、でもこちらも条件がある」許妍は決して怯まなかった。「残金を支払ったら提携を完全に解消します」つづく(  ̄꒳ ̄)キャスティングミスじゃない?林涛とスティーブは逆でしょう?w
2026.07.01
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