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2022.12.26
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第17話「水害被害」

鳳凰関(ホウオウカン)に到着した容景(ヨウケイ)は一足先に客桟へ到着した。
都からやって来た美男の使節に大興奮の侍女たち、すると1人の侍女が穿心蓮(センシンレン)を持ってやって来る。
聞けば新婚夫婦の部屋の入り口に挿しておくと添い遂げられると伝わる植物で、三皇子と妃の部屋に届けると話した。

三皇子は藍(ラン)家の警固のもと、役所でここ数年の軍費を記した帳面を見ていた。
刺史(シシ)・馮時道(フウジドウ)の報告では朝廷からの物資は倉庫に保管し、闇鉱山で作った武器や銭荘の銀も準備できているという。
「あとは殿下の号令のみです」
しかし三皇子は容景が同行していることから慎重を期し、決して情報が漏れることがあってはならないと釘を刺した。


すると案内された部屋の扉に見慣れない植物が挿してある。
浅月は何の意味か尋ねたが、侍女は当地の習慣で郡主を祝福するものだとしか教えなかった。
早速、部屋を見て回る彩蓮(サイレン)、すると扉で仕切られた寝室を見つける。
「郡主、こちらにも寝所があります!私はこちらを使います」

その夜、三皇子は中庭に出て独り物思いにふけっていた。
すると藍漪(ランイ)が現れ、郡主へ肩入れし過ぎると諫言する。
三皇子は浅月への愛を捨てられず、そもそも思惑が異なる宰相との娘・秦玉凝(シンギョクギョウ)との縁談は無理だと言った。
どちらにしても三皇子を慕う藍漪にとって雲浅月という存在は目の上のこぶでしかない。
「私は従順な者が好きだ…時がくれば分かる、我らが心で通じ合う仲間だとな」
「そのお言葉があれば死をも厭いませぬ」



一方、容景は窓から浅月の部屋の明かりを眺めていた。

三皇子は何度か声をかけていたが、返事がないため勝手に入って行った。
その時、沐浴していた浅月は誰かが来たと気づき、慌てて湯殿を出て衣を羽織る。
「来ないで!」
「(はっ)返事がないので誰もいないのかと…」
「私の部屋よ?勝手に入らないで」

浅月は寝所が2つある本当の理由を知って動揺したが、三皇子は君子として振る舞うと安心させる。
「月児…私の将来には君が必要なんだ、それだけは譲れない」
三皇子はゆっくり顔を近づけたが、浅月はうまくかわして離れた。
「本当に思い出せないの、覚えていないことにこだわりたくない…」
「記憶は本当に戻っていないのか?」
実は三皇子は墓参りでの浅月の言葉を聞いていた。
「君は嘘をついたな?」
浅月は驚いてうっかり花瓶を落とし、割ってしまう。
ガッシャーン!

物音を聞いた彩蓮は部屋に入ろうとしたが弦歌(ゲンカ)が引き留めた。
すると弦歌の予想通り屋根伝いに浅月の部屋へ駆けつける容景の姿がある。
物音を聞いて居ても立ってもいられなくなった容景、そっと瓦を外して部屋をのぞいてみたが、思いがけず親密そうな浅月と三皇子の姿を見てしまう。

↓容景wwwww


浅月は記憶が戻ったことを認めた。
確かに三皇子はただの友人ではなく、あえて奇行を繰り返すことで皇太子との縁談を破棄させようとしたのも事実だという。
「あなたを待つと言ったわ…でも今は…」
すると三皇子は浅月を抱きしめ、また最初から始めようと言った。
容景は全て終わったと肩を落とし、そこで瓦を戻して浅月の本心を聞かずに部屋へ戻ってしまう。
「ごめんなさい…」
実は浅月は三皇子の腕の中から逃れ、記憶が戻っても愛しているのは容景だと告白していた。

運命とは皮肉なもの、浅月は三皇子と再会する2ヶ月前に7年の記憶を全て失い、他の人を愛した。
実は容景と出会い、三皇子への思いは尊敬や同情によるもので、男女の愛ではなかったと気づいたという。
「信じない!信じないぞ!…私との7年の愛はそんなに軽いものだったのか?
 君への想いをどうすればいい?黙ってあいつと一緒にいる君を眺めていろと?」
しかし浅月はただ謝ることしかできなかった。

翌朝、浅月は侍女にすぐ別の部屋を用意するよう頼んだ。
実は官吏が気を回して三皇子と郡主を同じ部屋にしたが、三皇子は何も知らなかったという。
ともかくこれで一安心、浅月は被災地の手伝いをしながら、鳳凰の宝探しを始めることにした。

鳳凰関は海江(バイコウ)と汀江(テイコウ)の合流地点にあった。
今年は雨が多く2カ所が決壊、しかし幸い雨が収まって大災害は免れたという。
三皇子はまず被災地の状況を確認するため、容景と手分けして水の出所を調査することにした。
すると容景を案内した官吏・杜斉(トセイ)は腐敗が蔓延する役所では救済に目を向ける者などいないと吐露する。
「役所がこのまま何もしなければ民は路頭に迷ってしまいます」

容景たちが町へ戻ると浅月が被災民への配給を手伝っていた。
その様子を見た杜斉は、どうやら郡主の悪名がただの噂だったらしいと笑顔を見せる。
すると浅月が小さな孫を連れて歩いて来た老婆に粥を届けようとした。
しかし急いでいた男がぶつかり、浅月はよろけてしまう。
その時、咄嗟に容景が浅月を助けた。
「ぁ…安心して、3尺の距離は守るわ」
浅月が慌てて離れると、容景はよそ見をすると転ぶと嫌味で返す。
「あなたには関係ない」
「関係ないが粥がこぼれたらもったいない」
すれ違いのまま溝が深まる2人、それでも結局、一緒に並んで配給に参加した。

弦歌は中庭で簫を吹いている主に声をかけた。
「待ち人ならしばらく戻りませんよ」
「…郡主はどこへ?」
「やっぱり~ごまかしても丸わかりです」
実は弦歌は彩蓮から郡主と家の立て直しへ行くと聞いていた。

被災民は浅月の監督の下、今後のため高台に家を建て、周りに排水溝を作ることになった。
彩蓮は休憩も食事も取らない郡主を心配したが、被災民たちが郡主を頼って次々と相談にやって来る。
すると浅月は現代の知識を活用し難題をあっさり解決、すっかり被災民たちから信頼を得ていた。

一方、皇帝は月岐(ゲツキ)公主・拓跋葉倩(タクバツヨウセイ)が四皇子のせいで倒れたと知り、激怒していた。
「意中の娘がいるのは知っておる、しかし雲王府の者は避けねばならぬ
 現在の外戚の勢力を弱めなければ、お前が天下に君臨する日は来ぬぞ!」
皇帝は四皇子に″雲家から皇后を″という遺訓を廃するつもりだと明かした。

四皇子は葉倩を介抱しながら、本当に自分に嫁ぐつもりか聞いた。
四皇子を追いかけて天聖までやって来た葉倩はもちろんだと答えたが、四皇子は自分を粗末にするなという。
「私はあなたのそばにいられればいいの」
「急かさないから良く考えてみてくれないか」



浅月と彩蓮は手分けして被災民に食糧を配った。
すると浅月は病気の子供を見かけ、還魂草(カンコンソウ)さえあれば助かると知る。
そこで現地の少年を道案内に浅月は険しい山へ入った。
少年はしみじみ役人が皆、郡主のような人なら良いという。
「そんなに大変なの?」
「悪徳役人の下じゃ暮らしは楽になりません、まあ食べられるだけマシです」
浅月は少年の話を聞きながら薬草を鎌で切っていたが、うっかり指を傷つけてしまう。
「郡主、それは毒草です!大丈夫ですか?郡主?!」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)また毒かwww





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最終更新日  2022.12.26 21:54:56
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