大阪市住吉区・住之江区の学習塾『創心館』のブログ

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2014.05.31
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絶対的な信頼を寄せています。



指導者の中には安易に褒めるのはダメだ

と言っている人もいます。


しかし、創心館ではどんどん褒めることを推奨しています。


褒められることが嫌いな人はいません。

褒めて付け上がって努力をしなくなる人もいません。

どんどん褒めればいいのだと思います。

遠慮なく、少し大げさなくらいに褒めればいいと思います。





特に勉強が苦手な生徒は

今まであまり褒められるという経験をしていません。


テストで高得点を取らないと褒められないのであれば、

点数の悪い生徒はいつまでたっても褒められることはありません。


そうではなく、小さなステップをひとつずつ褒めてやるのです。


それこそ、「塾に来て偉いね」といった

小さなことから褒めます。


大人からすると、そんなのバカにしてるんじゃないの?

と思うかもしれませんが、それでいいのです。


「塾に来て偉いね」と褒められた生徒は

また褒められようとして繰り返し塾にやってきます。



たとえ集中しているようには見えなくても、そう言って褒めるのです。

すると生徒はまた褒められようとして集中して勉強しようとします。

同じように、「提出物を早めに終わらせて偉いね」

「学校が終わってすぐに自習に来て偉いね」などと

だんだんと褒めるステップを上げていきます。




褒められることが嫌いな人間はいません。

褒められれば、また褒められるようにしようということで

行動に変化が表われます。


行動に変化が表われ始めると、今度は成績に変化が表われます。


成績に変化が表われると、もうしめたものです。


今度は自分で勉強をし始めます。


褒められる、褒められない、そんなことは関係なく、

自分の意志で、自分のために勉強を始めます。

そうなると生徒の自己実現ももうまもなくでしょう。


こんなふうに、最初は小さなことから褒めてやればいいのです。


生徒を褒めすぎると、褒められるためにしか行動しない

なんていう指導者もいますが、そんなことは断じてありません。


確かに最初は褒められるためかもしれませんが、

褒め続けていると、いずれは自分のために努力をし始めるのです。


今日は少し時間があるので、もう少し詳しく書いていきましょうか。


先ほどから「褒める」という言葉を再三使っていますが、

創心館で考えている「褒める」とは

正確に言うと「承認(アクノレッジメント)」というものです。


「承認」とは「認める」ということです。


「塾によく来たね」「集中して勉強してるね」

「提出物に早めに取り掛かってるね」「学校帰りに自習しに来てるね」


これらはすべて「行動承認」です。

生徒の行動に気付き、そのことに気付いているよということを生徒に伝えるのです。


そうすることで生徒は認められてると感じ、承認欲求を満たすことができるのです。


もっと初期の段階では「存在承認」というものもあります。

存在そのものを承認するのです。

存在そのものというといわゆる「見た目」のことです。


「お、今日はメガネかけてるね」「あ、髪の毛切ったね」

「少し日焼けした?」「あれ?少し背が高くなったんじゃない?」


日ごろから生徒のことをよく観察している指導者でなければ

この「存在承認」はなかなか難しいのではないでしょうか?


しかし、生徒にとってはこの「存在承認」は嬉しいものです。

存在そのものに気付いてくれているのですから。


さらには「未来承認」というものもあります。

これは心理学の面でもあまり使われない言葉ですが、

教育の世界では非常に重要なものです。

子供たちの未来を認めてやるのです。


「君は字がきれいだね。絶対に国語が得意になるよ」

「計算が速いね。計算が速い生徒は数学が得意になるよ」


こんなふうに、未来において、「大丈夫だよ」というメッセージを送るのです。

この言葉だけで、生徒は自分は国語が得意だ、数学が得意だと思い、

その科目で高得点を取ろうと努力します。

「未来承認」は教育の世界ではなくてはならないものなのです。


こんなふうに、創心館では様々な心理学的な側面もきちんと勉強した上で、

「褒めて伸ばす」というところを指導の主軸に据えているのです。











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最終更新日  2014.05.31 16:41:45
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